JPH03261769A - 新規芳香族イソシアヌレート化合物 - Google Patents

新規芳香族イソシアヌレート化合物

Info

Publication number
JPH03261769A
JPH03261769A JP2062428A JP6242890A JPH03261769A JP H03261769 A JPH03261769 A JP H03261769A JP 2062428 A JP2062428 A JP 2062428A JP 6242890 A JP6242890 A JP 6242890A JP H03261769 A JPH03261769 A JP H03261769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
isocyanurate
formula
compound
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2062428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2911951B2 (ja
Inventor
Takeshi Endo
剛 遠藤
Yoko Nanbu
洋子 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denka Kogyo KK filed Critical Asahi Denka Kogyo KK
Priority to JP2062428A priority Critical patent/JP2911951B2/ja
Priority to US07/662,347 priority patent/US5142050A/en
Priority to EP91301689A priority patent/EP0447073B1/en
Priority to AT91301689T priority patent/ATE131818T1/de
Priority to DE69115525T priority patent/DE69115525T2/de
Publication of JPH03261769A publication Critical patent/JPH03261769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2911951B2 publication Critical patent/JP2911951B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/26Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
    • C07D251/30Only oxygen atoms
    • C07D251/34Cyanuric or isocyanuric esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1896Compounds having one or more Si-O-acyl linkages

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエポキシ樹脂、ポリエステル、ポリエーテル、
ポリウレタンの耐熱性架橋剤として有用で、しかも単独
であるいは高分子誘導体として液晶様の高い配向能を有
する反応性基で置換された新規なトリフェニルイソシア
ヌレート化合物に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]有機芳
香族イソシアナートの三量化により得られる芳香族イソ
シアヌレート構造はポリウレタン、塗料等に高い耐熱性
・難燃性・耐薬品性・製膜性等の性能の向上をもたらす
ことが知られている。しかしエーテル、エステル基等を
含んだ高い緒特性が期待されるインシアヌレート構造を
任意の割合で合成高分子中に導入することは困難で、従
来は芳香族ジイソシアナートと種々の基を持つポリオー
ルとの三量化を伴うポリウレタン台底に限られていた。
さらに芳香族イソシアヌレートをポリエステル、ポリエ
ーテル、ポリウレタンに任意の割合で導入することは不
可能に近い。
これらの問題点は、種々の反応性基を持つ芳香族イソシ
アヌレート誘導体をモノマーあるいは架橋剤として、高
分子合成を行うことにより解決される。
しかしながら、従来反応性基を持つ芳香族イソシアヌレ
ートの例は少なく、わずかにトリレンジイソシアナート
、ジフェニルメタンジイソシアナート等の芳香族ジイソ
シアナートの三量体、そのN−)リメチルシリル化体(
谷本ら、特公昭45−34823号)、アジドスルフォ
ニル基を持つトリアリールイソシアヌレート誘導体(H
,Ulrich、 U、S、P、3562269号(1
971)) 、本発明者らによるアリルオキシ基もしく
はグリシジルオキシ基を持つトリフェニルイソシアヌレ
ート誘導体(特願平1−60265号)等が見られる程
度である。
一方、A、Usanmazは、X線解析によりトリフェ
ニルイソシアヌレートがシアヌル環に対して平行な層状
構造を示すことを明らかにしている[Acta Cry
st、 、 B35.1117 (1979) )が、
置換基を持つ芳香族イソシアヌレートの性質に関する研
究は全く見られない。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは鋭意研究の結果、数種の置換基を持つ芳香
族イソシアナートの選択的な三量化反応を経由し、新規
な反応性基を持つ芳香族イソシアヌレートを合成するこ
とが出来、本発明に到達した。
すなわち本発明は、下記−数式(I):/R χ 〔式中、Xは一〇−もしくは−COO−基を表わし、R
は水素原子、炭素数1〜10の無置換もしくは水酸基で
置換された直鎖あるいは分岐型アルキル基、アリール基
又はR’3Si基(式中、Roは同一もしくは異なった
炭素数1〜1oの直鎖あるいは分岐型アルキル基、もし
くはフェニル基を示す)を表わす、但し、X=−0−で
R=CH,である場合を除く。〕 で示される三置換トリフェニルイソシアヌレートに関す
るものである。
以下、本発明のイソシアヌレート化合物について説明す
る。
本発明の一般式(I)で表わされる三置換トリフェニル
イソシアヌレートの置換基は、メタ位、パラ位、オルソ
位のいずれにあってもよい。
本発明の一般式(I)で表わされる三置換トリフェニル
イソシアヌレートは、下記−数式() (式中、に、Rは式(1)と同じ意味を有する。)で示
されるイソシアナートの選択的三量化を経由して合成さ
れる。
原料である一般式(■)で示されるイソシアナートの内
、χが−O−もしくは−COO−基で、Rが炭素数1〜
10の無置換もしくは水酸基で置換された直鎖あるいは
分岐型アルキル基又はアリール基を持つ化合物は相当す
る置換アニリン誘導体のイソシアナート化により合成さ
れる。Rで表わされるアルキル基としては、CHx、C
Js、n−C,H,,1−CJt、CaHq、CsH+
 l、C6HI ff、C?HIS、Cl1)II?基
等が挙げられる。Rで表わされるアリール基としては、
置換もしくは無置換のフェニル基、ナフチル基等が挙げ
られる。ただしXが一〇−でしかもRがCH3の化合物
は除かれる。
原料である一般式(II)で示されるインシアナートの
内、Xが−0−もしくは−COO−基で、RがR’3S
i基(式中、Roは前記と同じ意味を有する。)を持つ
化合物は一、Mormannらの方法(Synthes
is、990(1988) )に基づいて、相当する水
酸基もしくはカルボキシル基で置換されたアニリン類よ
り合成される 91としてはCH2、CzHs、n−C
,H,、i−C:+Ht、n−CaHq、t−CaHq
、フェニル基等が挙げられ、3個のR゛は同一でも、こ
れらの複数の基を含んでもよい。
芳香族イソシアヌレートの合成法としては、従来より芳
香族イソシアナートを三量化する方法がある(1.C,
Kogan、 J、Am、Chea、Soc、+78+
4911(1956) : J、1.Jones et
 al、、 J、Chem、Soc、、 4392(1
957): S、L、5hapiro  et  al
、、  J、Org、Ches、+  26+1600
(1963) : S、Herbsta+an、 J、
Org、Chem、、 30゜1259 (1965)
などを参照〕、シかしながら上記に相当する置換基を持
つイソシアナートの三量化の例はなく、またその二量体
の別途合成例も皆無である。特に本発明における前記−
数式(II)で表わされる化合物のような反応性買換基
を持つイソシアナートに対しては選択的な三量化触媒を
用いなければならない0本発明者らはすでに、フッ化セ
シウム、フッ化テトラアルキルアンモニウム触媒が三量
化に対して、高選択性、高活性であることを見いだして
おり、本発明においてもこのような触媒を用いることが
好ましい、また、三級アミン等の三量化触媒を用いても
よい。
本発明のR”3Si基(R’は前記と同じ意味を有する
。)を持つイソシアヌレート化合物は、酸加水分解によ
り容易にOH基もしくはC0OH基をもつ新規な芳香族
イソシアヌレート化合物に変換される。
[発明の効果] 本発明に示した新規な反応性置換基を持つ芳香族イソシ
アヌレートは、その反応性を利用して、ポリエステル、
ポリウレタン、ポリエーテル等の汎用性プラスチック、
エンジニャリングプラスチックに任意の割合で種々の結
合を介して芳香族イソシアヌレート骨格を導入すること
が可能となり、これらの高分子に高い耐熱性、難燃性、
耐薬品性及び製膜性などの性能向上をもたらす。
さらに本発明の直換基を持つ芳香族イソシアヌレートは
その分子間相互作用に基づいて、高い配向能を発現する
ことが明らかとなり、新規な液晶性化合物としての有用
性が期待できる。
[実施例] 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 フッ化セシウム0.61g (4,0mn1ol)をフ
ラスコに計り取り、130℃、30分間減圧乾燥する。
これに4−トリメチルシリルオキシフェニルイソシアナ
ート41.4 g (0,20s+ol)を加え、13
0″015分間激しく撹拌し、得られた固体を塩化メチ
レンに溶解させ、触媒をろ別し、溶媒を減圧留去すると
、41.2g (収率98.0%)のトリス(4−トリ
メチルシリルオキシフェニル)イソシアヌレートが得ら
れたC以下、TSOP Iという)。
(分析結果) −mp : 202 204°C oIR(KBr)  : 1720C11−’ (イソ
シアヌレート)、1603C11−’ (フェニル) 
、1270.1250C1+−’ (シリルエーテル) 6 ’H−NMR(CDC13)  : 0.25pp
m(s、 27HXMezSi)、6.8〜7.3pp
m(m、 12H,フェニレン)分析結果に示すごとく
、スペクトルデータはTSOPIによく対応した。
実施例2 実施例1で得たTSOPI 26.5g (0,20m
ol)のメタノール溶液(200af)にINの塩酸1
0−を加え、室温で30分間反応させた後、溶媒を除去
すると、24.5 gの固体が得られた。粗結晶をメタ
ノール100−に溶かし、クロロホルム30@lヲ徐々
に加えると21.5 gのトリス(4−ヒドロキシフェ
ニル)イソシアヌレートc以下、THP Iという、収
率81.0%)が得られた。
(分析結果) OIIp〉300°C ・IR(KBr)  :3400C11−’ (水酸基
) 、1695cm−’(イソシアヌレート) −’H−Nl’1R(d−アセトン)δ:6.8〜7.
5ppm(a+。
12H,フェニレン) 0元素分析: Cz+Ff+sN:+OiとしてHCN 計算値(%)  3.73 62.22 10.37分
析結果に示すごとく、スペクトルデータ及び元素分析値
は化合物TIP Iによく対応した。
さらに、THPIを酢酸エチルもしくはジメチルアセト
アミド(DMAc)に溶解させ、ガラス板上はキャスト
し溶媒を徐々に揮発させると、透明な耐熱性薄膜を形成
した。
実施例3 実施例2で得たTHPl 9 g (0,022mol
)とビスフェノール^ジグリシジルエーテル(エポキシ
当量183) 11.3 g (0,033mol)を
0MAc30−によく溶かし、150℃、1時間さらに
160℃、2時間加熱すると、エポキシ基に基づ<IR
吸収(905C1−’)は完全に消失し、透明な樹脂膜
が得られる。室温まで冷却した後、樹脂膜を二枚のガラ
ス板ではさみ、徐々に150℃まで加熱すると、高い配
向性が認められた。
実施例4 THPI 2.9g (7,2mmol)と臭化プロピ
ル5.9−(64mmol)をアセトン100−に溶か
し、炭酸カリ3、1 g (22mmol)を加えて1
6時間還留した後、溶媒を留去し、残金を酢酸エチルに
溶かし、5%炭酸ソーダ水溶液で洗浄する。有機層を硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して、1.2g(
32,7%)のトリス(4−プロピルオキシフェニル)
イソシアヌレート(以下、TPrP Iという)が得ら
れた。イソプロパツールより再結晶して精製できる。
−nap : 205°C ・IR(KBr)  : 1715cm−’ (イソシ
アヌレート)o’H−NMR(CDC13)  δ: 
1.O3ppm (t、9)1. Me)、1.81p
pm (d−t、 6H,CHz)、3.94ppm 
(t、6H2C)120) 、6.9〜7.4ppn+
 (n+、121(、フェニレン)O元素分析:C3゜
H33NsObとしてHCN 計算値(%)  6.26 67.78  7.90分
析結果に示すごとく、スペクトルデータ及び元素分析値
は化合物TPrPIによく対応した。
TPrPIの熱的挙動をまず示差熱分析(DSC)によ
り求めた。その2回目以降の昇温過程において、115
℃に発熱ピークが、197℃、209°C1224℃に
吸熱ピークが認められた。さらに偏向顕微鏡観測におい
て、上記吸熱ピーク間で液晶様配向像が認められた。
実施例5 フッ化セシウム0.61 g (4,0raraol)
をフラスコに計り取り、130°C130分間減圧乾燥
する。これに4−トリメチルシリルオキシフェニルイソ
シアナート41.4 g (0,20sol)およびフ
ェニルグリシジルエーテル27.0d (0,20a+
mol)を加え、130°C11時間激しく撹拌した。
三量化反応と、シリルエーテルのエポキシ基への付加反
応が定量的に進行し、フェノキシ基およびトリメチルシ
リルオキシ基を持つトリフェニルイソシアヌレートが得
られた。この化合物は酸で加水分解を行なうことにより
容易に二級アルコールで置換されたトリフェニルイソシ
アヌレートへ変換できる。
(分析結果) −TR(KBr)  : 1710cia−’ (イソ
シアヌレート)、1275.1255cm−’ (シリ
ルエーテル)O’H−NMR(CDC13)  : 0
.17(s、9)1. Me3Si)、3.9〜4.5
 (m、5H,CFI、 CHz)、6.8〜7.6p
pm(m、9H,フェニル、フェニレン) 分析結果に示すごとく、スペクトルデータはフェノキシ
基およびトリメチルシリルオキシ基を持つトリフェニル
イソシアヌレート化合物によく対応した。
実施例6 4−トリメチルシリルオキシカルボニルフェニルイソシ
アナート50.1 g (0,20sol)にフッ化テ
トラブチルアンモニウムTHF溶液(IM) 4−(4
+w+aol)を加え、70°Cに加熱し激しく撹拌す
ると、30秒後に系は固化する。1分間加熱して得られ
た固体を無水エーテルで洗浄し、トリス(4−トリメチ
ルシリルオキシカルボニルフェニル)イソシアヌレート
(以下、TSCPI という) 45.6g (91,
0%)が得られた。
(分析結果) omp : 227 229°C oIR(KBr)  : 1720cm−’ (イソシ
アヌレート)、1705C11−’ (エステル) 、
1310.1295cm−’ (シリルエステル) ・’H−NMR(CDC13)  : 0.40ppm
(s、27H,MezSi)、7.4〜7.6.8.1
〜8.3ppm (n+、12H1フエニレン) 分析結果に示すごとく、スペクトルデータは化合物TS
CPIによく対応した。
実施例7 実施例6で得たTSCPl 22.5 g (0,03
a+ol)のアセトン溶液(200d)にINの塩酸1
8−を加え、室温で10分間反応させた後、溶媒を除去
し水洗すると、12.7 g (86,5%)の固体が
得られた。粗結晶をメタノール100g+/に溶かし、
クロロホルム30−を徐々に加えると8.3gのトリス
(4−ヒドロキシカルボニルフェニル)イソシアヌレー
ト(以下、TCP Iという)が得られた。
(分析結果) OIlp〉300℃ oIR(KBr) : 3000〜3500cm−’ 
(カルボキシル)、1696〜1720CI+−’ (
イソシアヌレート、カルホキシル) O’H−NMR(d−DMSO)δニア、5〜7.8.
8.0〜8.3ppm輸、12H1フエニレン) 分析結果に示すごとく、スペクトルデータ及び元素分析
値は化合物TCP Iによく対応した。
実施例8 フッ化セシウム0.61 g (4,0wmol)をフ
ラスコに計り取り、130°C230分間減圧乾燥する
。これに4−メトキシカルボニルフェニルイソシアナー
) 35.4 g (0,20mol)を加え、130
℃、1分間激しく撹拌し、得られた固体を塩化メチレン
に溶解させ、触媒及び副生物(二量体)をろ別し、溶媒
を減圧留去すると、30.4g (収率85.8%)の
トリス(4−メトキシカルボニルフェニル)イソシアヌ
レート(以下、TMCPI という)が得られた。
(分析結果) omp〉320°C 0IR(KBr)  : 2955cm−’ (メチル
) 、171BCI+−’(イソシアヌレート) ・’H−NMR(CDC13)  δ: 3.95pp
m (s、 9H,Me)、7.4〜7.7.8.1〜
8.4pp+a(m、 12H、フェニレン)O元素分
析: CztH0N30qとしてC 計算値(%)  3.98 61.02実測値(%) 
 3.90 60.957.91 7.93 分析結果に示すごとく、スペクトルデータ及び元素分析
値は化合物TMCP Iによく対応した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  下記一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Xは−O−もしくは−COO−基を表わし、R
    は水素原子、炭素数1〜10の無置換もしくは水酸基で
    置換された直鎖あるいは分岐型アルキル基、アリール基
    又はR′_3Si基(式中、R′は同一もしくは異なっ
    た炭素数1〜10の直鎖あるいは分岐型アルキル基、も
    しくはフェニル基を示す)を表わす。但し、X=−O−
    でR=CH_3である場合を除く。〕 で示される三置換トリフェニルイソシアヌレート。
JP2062428A 1990-03-12 1990-03-12 新規芳香族イソシアヌレート化合物 Expired - Lifetime JP2911951B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2062428A JP2911951B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 新規芳香族イソシアヌレート化合物
US07/662,347 US5142050A (en) 1990-03-12 1991-02-26 Aromatic isocyanurate compound
EP91301689A EP0447073B1 (en) 1990-03-12 1991-03-01 Aromatic isocyanurate compound
AT91301689T ATE131818T1 (de) 1990-03-12 1991-03-01 Aromatische isocyanuratverbindungen
DE69115525T DE69115525T2 (de) 1990-03-12 1991-03-01 Aromatische Isocyanuratverbindungen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2062428A JP2911951B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 新規芳香族イソシアヌレート化合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03261769A true JPH03261769A (ja) 1991-11-21
JP2911951B2 JP2911951B2 (ja) 1999-06-28

Family

ID=13199887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2062428A Expired - Lifetime JP2911951B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 新規芳香族イソシアヌレート化合物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5142050A (ja)
EP (1) EP0447073B1 (ja)
JP (1) JP2911951B2 (ja)
AT (1) ATE131818T1 (ja)
DE (1) DE69115525T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006249304A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Adeka Corp 芳香族二塩基酸系ポリエステル組成物
WO2011155459A1 (ja) 2010-06-11 2011-12-15 株式会社Adeka ケイ素含有硬化性組成物、該ケイ素含有硬化性組成物の硬化物及び該ケイ素含有硬化性組成物より形成されるリードフレーム基板
WO2013021717A1 (ja) 2011-08-10 2013-02-14 株式会社Adeka ケイ素含有硬化性組成物及びその硬化物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0511827A3 (en) * 1991-05-01 1993-05-26 Teijin Limited Plural liquid pack type heat-curable resin composition and process for producing shaped resin article therefrom

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4243570A (en) * 1979-07-25 1981-01-06 General Electric Company Plasticized polycarbonate composition
JPS5855469A (ja) * 1981-09-25 1983-04-01 Sumitomo Chem Co Ltd イソシアヌル酸誘導体、その製造方法およびこれを有効成分とする有機物質用安定剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006249304A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Adeka Corp 芳香族二塩基酸系ポリエステル組成物
WO2011155459A1 (ja) 2010-06-11 2011-12-15 株式会社Adeka ケイ素含有硬化性組成物、該ケイ素含有硬化性組成物の硬化物及び該ケイ素含有硬化性組成物より形成されるリードフレーム基板
WO2013021717A1 (ja) 2011-08-10 2013-02-14 株式会社Adeka ケイ素含有硬化性組成物及びその硬化物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0447073A2 (en) 1991-09-18
EP0447073B1 (en) 1995-12-20
EP0447073A3 (en) 1992-03-04
DE69115525T2 (de) 1996-05-30
ATE131818T1 (de) 1996-01-15
DE69115525D1 (de) 1996-02-01
US5142050A (en) 1992-08-25
JP2911951B2 (ja) 1999-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04139174A (ja) 新規イソシアヌレート型エステル誘導体
JPH03261769A (ja) 新規芳香族イソシアヌレート化合物
JPH0429986A (ja) ポリエステル酸無水物の製造法
US6414146B1 (en) Isocyanurate compound and method for producing the same
FR2630444A1 (fr) Composes d'etain utilisables notamment comme catalyseurs latents pour la preparation de polyurethannes
JP2007238472A (ja) モノグリシジルイソシアヌル酸化合物
JPWO2019003767A1 (ja) アルコキシアルキル基を有するイソシアヌル酸誘導体及びその製造方法
US4120900A (en) Fluorocarbon bis(o-aminophenol) compounds containing a hydrocarbon moiety
JPS61122245A (ja) ビスフエノ−ル類化合物の製造方法
JP2636042B2 (ja) 4,4▲′′′▼―ジヒドロキシクォーターフェニル誘導体およびその製造方法
JPS62289554A (ja) 新規ヒドロキシフエニルウレタン類、それらの製法及び用途
JPS62263138A (ja) 有機溶剤可溶性亜鉛アルコキシアルコキシドおよびその製造方法
US4259255A (en) Process for the production of isocyanates
JP2593276B2 (ja) 1,3−ジヒドロキシ−4,6−ビス〔α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル) エチル〕ベンゼンの製造方法
JP3022008B2 (ja) トリスフェノール類のt−ブトキシカーボネートの混合物からなる組成物
JPS6222979B2 (ja)
JPS61282388A (ja) 有機環状りん化合物およびその製法
JP2595252B2 (ja) 光分解性有機ケイ素化合物
US4325887A (en) Isocyanatoaryl sulfonic acid esters
Kolyamshin et al. Synthesis of N-[2-(3, 5-Diallyl-2, 4, 6-trioxo-1, 3, 5-triazinan-1-yl) ethyl] ureas and-Carbamates
JPS6340421B2 (ja)
JPH01129017A (ja) 液晶性を有するポリウレタンの製造法並びに該製造法を実施するのに適したジイソシアネート
JP2003119193A (ja) イソシアヌレート化合物とその製造方法
JPH0445515B2 (ja)
US4505792A (en) Photochemical rearrangement of 2-aminopyrrolin-5-ones to aminocyclopropyl isocyanates and polymers thereof

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term