JPS61122245A - ビスフエノ−ル類化合物の製造方法 - Google Patents

ビスフエノ−ル類化合物の製造方法

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JPS61122245A
JPS61122245A JP59241800A JP24180084A JPS61122245A JP S61122245 A JPS61122245 A JP S61122245A JP 59241800 A JP59241800 A JP 59241800A JP 24180084 A JP24180084 A JP 24180084A JP S61122245 A JPS61122245 A JP S61122245A
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篠木 光治
Tetsuo Matsumoto
哲夫 松本
Eiji Ichihashi
市橋 瑛司
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビスフェノール類化合物の製造方法に関する
ものである。
(従来の技術) 近来、熱的特性をはじめ機械的特性など各種物性VC優
れたポリマーがプラスチックの分野で広く使用されてい
ることはよく知られており、芳香族ジカルボン酸とビス
フェノール化合物から得られる芳香族ポリエステルも、
その一つである。
ここで、芳香族ポリエステルを得るために使用されてい
るビスフェノール化合物の誘導体としてで示される化合
物は、熱的特性や機械的特性等各種物性に優れち芳香族
ポリエステルを製造するに際し、極めて良好な結果をも
たらす原料である。
−8−、−C−および−〇−からなる群より選ばれた)
  基を表し、にはOまたは1の整数である。)これら
ビスフェノール類化合物は、従来より公知な物質ではあ
るものの、特にその工業的に好適な製造方法については
、あまりよく知られていない口 これらビスフェノール類化合物に類似した芳香族オキシ
カルボン酸の製造には、 Kolbe反応。
Kolbe −Schmitt反応が用いられているこ
とは礪めて有名である。これらビスフェノール類化合物
の合成にもKolbe反応やKolbe −Schmi
tt反応を適用することは容易に考えられる。
しかしながら、 Kolbe反応やKolbe −Sc
hmitt反応においては 1)原料であるフェノール性水酸基のアルカリ金属塩の
製造に苛性アルカリを用いる必要がある。
2)極度に水を嫌う反応であるため、フェノール性水酸
基のアルカリ金属塩の乾燥や微粉砕が必要である。
3)固相反応であるため9反応時間がかかる。
どいつだように、安全性、操業性、経済性の各面で問題
点があった。
また、近来Kolbe−8chmitt反応の改良につ
いて種々検討もなされている。例えば、特開昭48−9
−6553号公報には、フェノール性水酸基を持つ化金
物であるハイドロキノンから2,5−ジヒドロキシ安息
香酸を製造する方法について開示されている。この方法
は出発原料としての、ハイドロキノンのジカリウム塩を
不活性有機溶媒および(重ン炭酸カリウムの存在下に炭
酸ガスと反応させ、2.5−ジヒドロキシ安息香酸を製
造するものである。
この方法は、原料を溶媒中に懸濁させて反応させるため
、 Kolbe反応あるいはKolbe −Schmi
tt反応に比べて作業性もよく、また反応生成物が器壁
に融着することもない。
しかしながら、この方法においては反応系に有機溶媒を
存在させる必要があり、安全性や経済性に問題があるば
かりか、出発原料もハイドロキノンのジカリウム塩に限
定されている。
さらに、特公昭59−10335号公報においては。
上記方法の改良としてハイドロキノンまたはそのアルカ
リ金属塩と炭酸アルキルアルカリ金属塩とを有機溶媒中
で炭酸ガスの存在下に反応させ、2゜5−ジヒドロキシ
安息香酸を製造する方法が公示されている。しかしなが
ら、この方法も有機溶媒を用いる必要があり、安全性や
経済性に問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来提案されているKolbe反応。
Kolbe −Schmitt反応、その他の公知技術
(特開昭48−96553号、特公昭59−10335
号等)は。
前記のごとくいずれも安全性、操業性あるいは経済性の
各面で問題があり、工業的に十分完成された方法とはい
えなかった。
(問題点を解決するための構成1手段)本発明は、これ
らの問題を解決しビスフェノール類を工業的に極めて有
利に製造しうる方法を提供するも′のである。
本発明者らは、かかる問題のないビスフェノール類化合
物の製造方法を鋭意研究した結果、アルカリ金属化合物
と水の存在下、ビスフェノール化合物と二酸化炭素から
特定の条件下に直接ビスフェノール類化合物を製造しう
ろことを見い出し。
本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、下記一般式C1) 1l −S−、−C−および一〇−からなる群より選ばれた基
を表し、には0または1の整数である。)で示されるビ
スフェノール化合物(以下BPと略称する。)と二酸化
炭素から下記一般式〔■〕HO(C0OH)m (式中、Rおよびkは前記したものと同じであり、n、
mは整数で、かつ、n+mは1または2である。) 、 で示されるビスフェノール類化合物を製造するに際
し2反応系にアルカリ金属化合物と水を存在させ、かつ
、下記式[:I]、 C[V]120  ≦T ≦ 2
20     ([〕1 ≦ P          
   C[V](ただし、Tは反応温度(’C)であり
、Pは反応圧力(K97cni)である。) を満足する条件で反応させることを特徴とするビスフェ
ノール類化合物の製造方法であり、好ましくは反応温度
および反応圧力が下記式(V)、 cv。
15.0  ≦T  ≦180    (V120  
≦P         CVI:](ただし、Tは反応
温度(℃)であり、Pは反応圧力(K9/cd)である
。) である条件で、一般式〔■〕で示される化合物がである
ビスフェノール類化合物の製造方法あるいは反応温度お
よび反応圧力が下記式[:VID、 ’Q11[]12
0  ≦T ≦ 150〔■ 1   ≦p   ≦20          (VI
D(ただし、Tは反応温度(℃)であり、Pは反応圧力
(Kf/cffりである。) である条件で、一般式(1[)で示される化合物がであ
るビスフェノール類化合物の製造方法である。
本発明にいうアルカリ金属化合物とは、リチウム、ナト
リ、ウム、カリウム、セシウムなどのアルカリ金属化合
物をさし1例えば炭酸ナトリウム。
炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム
、炭酸リチウム、炭酸セシウムの他、水酸化ナトリウム
、硫酸ナトリウム、硝酸ナトリウムなどが挙げられるが
、特に炭酸カリウムが好適に用いられる。
また、〔13式で示されるBPの具体例としては。
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン。
4.4’−(ジヒドロキシフェニル)スルホン、4.4
’−ジヒドロキシジフェニル、2.2’−ジヒドロキシ
ジフェニル、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、4.4’−(ジヒドロキシフェニル)ニーfル
、4.4’−(ジヒドロキシフェニル)スルフィド、ビ
ス(2−ヒドロキシフェニル)メタンなどがあげられる
次に、BP、二酸化炭素、水及びアルカリ金属化合物の
仕込み時のモル比は通常BP 1モルに対して二酸化炭
素は1〜10倍モル、とくに3〜8倍モル、さらには4
〜6倍モル程度が好ましい。
また、水の量はBP1モルに対して通常はo、o o 
t〜100倍モル、とくに0.01〜50倍モル、さら
には0.05〜25倍モルであることが好ましい。
アルカリ金属化合物は炭酸塩と他の化合物を必要に応じ
任意の比で用いてもさしつかえはないが。
好ましくは炭酸塩のみで用いるのが好ましい。BP1モ
ルに対しての仕込量は、0,5〜20倍モル、とくに1
〜10倍モル、さらには2〜6暗モルが好ましい。
反応はオートクレーブ中で行うのが好適であり。
その際の反応温度は120〜220℃である必要がある
7゜゛120℃未満では反応はほとんど進まず、また2
20℃をこえると分解が起こりともに好ましくない。
反応圧力はI Kg/ca以上が必要であり5lKq/
c+J未満では反応はほとんど進行せず好ましくない。
反応圧力が30 Kg/c++!以上では反応速度は、
飽和状態となるので2通常30 Kf/ca程度で反応
させるのが好適である。
本発明における反応時間は通常数十分〜数時間。
好ましくは1〜6時間、最適には1〜4時間である。
また2反応中は攪拌混合しつつ反応するのが好適で、攪
拌速度は100〜500rpmもあれば十分である。
(実施例) 以下、実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
)   実施例1 300CCのオートクレーブに2.2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン(以下BAと略称fる。)0
.3モル(68,4g)、炭酸カリウム0.9モル(1
24,2!i)、水0.02モル(0,36& )を仕
込み、オートクレーブ内部を二酸化炭素で二度置換した
後。
オートクレーブ内部の圧力が30 Kglcrdになる
ように二酸化炭素で加圧した。その後160℃まで昇温
し、  3.60CVC達してから2時間反応させた。
反応終了後20Cに冷却し2反応生成物を取り出した。
次いで、水を300CC加え攪拌後、固体分を濾過で除
き、P液を希硫酸でpH2以下にして白色結晶の生成物
を得た。
この生成物の収量は87.111であり、赤外線吸収ス
ペクトルの3.40μ、  5−95μ、  6.95
μ、  8.20μ等の吸収、また第1図の核磁気共鳴
スペクトル、第1表の元素分析の結果から、2,2−ビ
ス(3−カルボキシ4−ヒドロキシフェニル)プロパン
(以下BA−2Cと略称する。)であることがわかった
よって、得られたBA−2Cの収率はBAの仕込みモル
数に対し91.9 %であった。また同時に、2.−(
3−カルボキシ4−ヒドロキシフェニル)−2−(4’
−ヒドロキシフェニル)プロパンC1M下BA−ICと
略称する。)が6.5チ得られた。
実施例2 反応温度を150℃にした以外は実施例1と全く同様に
反応を行った結果、BA−2Cの収量は49.32であ
り、収率は51.9%であった。またBA−I Cの収
率は38,9チであった。
実施例3 反応温度を180℃にした以外は実施例1と全く同様に
反応を行った結果、BA−20の収量は59.32であ
り、収率は62.5%であった。またBA−ICの収率
は3,6チであった。
実施例4 反応圧力を20 Ky/cnl K、 した以外は実施
例1と全く同様に反応を行った結果、BA−2Cの収量
は55、OIIテ、収率は58.0%であった。またB
A−ICの収率は9.2チであった。
比較例1 反応温度を100℃にした以外は実施例1と全く同様に
反応を行った結果、  BA−2Cの収量は2.91で
、収率は3.1%であった。またJ3A−ICの収率は
10.2俤であった。
比較例2 反応温度を230℃にした以外は実施例1と全く同様に
反応を行った結果、BA−2Cの収量は11,5yで、
収率は12.1%であった。またBA−ICの収率は1
.1チであった。
比較例3 反応圧力を0.5h/ciにした以外は実施例1と全く
同様に反応を行った結果、BA−2Cの収量は9,8y
で、収率は10.3%であった。またBA−ICの収率
は8.4俤でありた。
実施例5 BAを0.08モル(18,2,f)、炭酸カリウムを
1.25モル(172,5Ii)、水を0.06 モル
(0,111) Ic シた以外は実施例1と全く同様
に反応を行った結果。
BA−2Cの収量は20.8.9で、収率は82.4%
であった。またBA−ICの収率は7.9チであった。
実施例6 BAを0529モル(66,1,9) 、炭酸カリウム
をOB8モル(121,4JF ) 、水を0,29モ
ル(5,2g>にした以外は実施例1と全く同様に反応
を行った結果、BA−2Cの収量は75.011で、収
率は81.8%であった。
またBA−ICの収率は10.1%であった。
実施例7 アルカリ金属化合物として炭酸ナトリウムを用い、その
仕込み景を0.9モル(95,1)とした以外は実施例
1と全く同様に反応を行った結果、  BA−2Cの収
量は78.5 #で、収率は85.6 %であった。
また、BA−ICの収率は6.3チであった。
実施例8 BAを0.11モル(25,1g)、炭酸カリウムを0
.72モル(99,4g) 、水を0.011モル(0
,2g)、反応圧力を15 Kti/ca 、反応温度
を135℃にした以外は実施例1と全く同様に反応を行
った。その結果、白色結晶の生成物が27.511得ら
れ、この生成物は赤外線吸収スペクトルの3.45μ、
  5.95μ、  6.62μ。
6.95μ、 8.20μ等の吸収、また第2表の元素
分析の・ 結果から、BA−ICであることがわかった
。よっ艷 て、得られたBA−ICの収率はBAの仕込みモル数に
対し91.8%であった。またBA−2Cの収率は7.
3チであった。
実施例9 反応温度を150℃にした以外は実施例8と全く同様に
反応を行った結果、BA−ICの収量は14.41で、
収率は48.0 %であった。またBA−2Cの収率は
40.1%であった。
実施例10 反応温度を120℃にした以外は実施例8と全く同様に
反応を行った結果、BA−ICの収量は18.41で、
収率は61.3 ’%であった。またBA−2Cの収率
は10.1係であった。
実施例11 反応圧力を20 Kf/ct/iにした以外は実施例8
と全く同様に反応を行った結果、BA−ICの収量は1
5.1&で、収率は50.3%であった。またBA−2
Cの収率は13.4%であった。
実施例12 反応圧力を1 h/’ctdにした以外は実施例8と全
く同様に反応を行った結果、BA−ICの収量は20.
5yで、収率は68.2 %であった。またBA−2C
の収率は1,6チであった。
比較例4 反応温度を100℃にした以外は実施例8と全く同様に
反応を行った結果、BA−ICの収量は1.91で、収
率は6.3チであった。またBA−2Cの収率は1.2
俤であった。
比較例5 反応温度を230℃にした以外は実施例8と全く同様に
反応を行った結果、BA−ICの収量は3.1gで、収
率は10.3%であった。またBA−2Cの収率は12
.9%であった。
比較例6 反応温度を110℃9反応圧力を30 Kq /a/l
にした以外は実施例8と全く同様に反応を行った結果。
BA−ICの収量は5.2gで、収率は17.3チであ
った。
またBA−2Cの収率は2.6%であった。
比較例7 反応圧力を0.5にq/a!にした以外は実施例8と全
く同様に反応を行った結果、BA−ICの収量は1.1
1で、収率は3.6チであった。またBA−2Cの収率
は0.3チであった。
実施例13 300CHのオートクレーブに4.47−シヒドロキシ
ジフエニル(以下4.4’−DHPと略称する。)0.
3モル(55,(1)、炭酸カリウム0,9モル(+2
4.21り 。
水0.3モル(5,4F >を仕込み、オートクレーブ
内部を二酸化炭素で二度置換した後、オートクレーブ内
部の圧力が30kg/−になるように二酸化炭素で加圧
した。その後180℃まで昇温し、180℃に達してか
ら2時間反応させた。反応終了後20℃に冷却し9反応
生成物を取り出した。次いで、水を300CC加え攪拌
後、固体分を1濾過で除き、P液を希硫酸でpH2以下
にして白色結晶の生成物を得た。
この生成物の収量は87.15’であり、赤外線吸収ス
ペクトルの3.30μ、5.98μ、6.70μ、  
S、OOμ等の吸収、また第3表の元素分析の結果から
、4.4’−ジヒドロキシ−3,3’ −ジカルボキシ
ピフェニル(以下4.4’−DHP−2Cと略称する。
)であることがわかった。よって得られた4、4’ −
DHP−2Cの収車は4.4’−DIPの仕込みモル数
に対し92.8%であった。また同時に、4.4’−ジ
ヒドロキシ−3−カルボキシビフェニルが2.3係得ら
れた。
実施例14 300CHのオートクレーブに2.2′−ジヒドロキシ
フェニル(以下2.2’−DHPと略称する。)0.3
モル(55,9g)、炭酸カリウム0,9モル(124
,2g)。
水0,3モル(5,4g)を仕込み、オートクレーブ内
部を二酸化炭素で二度置換した後、オートクレーブ内部
の圧力が30 Kg/ ad vcなるように二酸化炭
素で加圧した。その後180℃まで昇温し、  180
’Cに達゛してから2時間反応させた。反応終了後20
℃に冷却し9反応生成物を取り出した。次いで、水を3
00CC加え攪拌後、固体分を濾過で除き、′P液を希
硫酸でpH2以下にして白色結晶の生成物を得た。
この生成物の収量は74.3gであり、赤外線吸収) 
   スペクトルの3.49μ、  6.20μ、  
6.85μ、11.95μ等の吸収、また第4表の元素
分析の結果から、2.2’−ジヒドロキシ−3,3′−
ジカルボキシビフェニルであることがわかった。よって
、得られた2、 2’ −−DHP−2Cの収率は2.
2’−DHPの仕込みモル数に対し89.7%であった
。また同時に2,2′−ジヒドロキシ−3−カルボキシ
ビフェニルが5.2%得うした。
(発明の効果) 本発明は、熱的特性や機械的特性等、各種物性にすぐれ
た芳香族ポリエステルを製造するに際し。
極めて良好なる結果をもたらす原料であるビスフェノー
ル類化合物を工業的に、安全性、操業性あるいは経済性
よく製造し5る方法である。
第1表二元素分析の測定結果 第2表二元素分析の測定結果 第4表:元素分析の測定結果
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例】で得られた生成物の核磁気共鳴スペク
トルを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Rは−CH_2−、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が
    あります▼、−S−、▲数式、化学式、表等があります
    ▼および−O−からなる群より選ばれた基を表し、kは
    0または1の整 数である。) で示されるビスフェノール化合物と二酸化炭素から下記
    一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、Rおよびkは前記したものと同じであり、n、
    mは整数で、かつn+mは1または2である。) で示されるビスフェノール類化合物を製造するに際し、
    反応系にアルカリ金属化合物と水を存在させ、かつ、下
    記式〔III〕、〔IV〕 120≦T≦220〔III〕 1≦P〔IV〕 (ただし、Tは反応温度(℃)であり、Pは反応圧力(
    Kg/cm^2)である。) を満足する条件で反応させることを特徴とするビスフェ
    ノール類化合物の製造方法。
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