JPS60260292A - スピ−カシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ポリウレタンフォームからなるスピーカグリ
ルを備えたスピーカシステムに関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、スピーカシステムにおいて、スピーカグリルにポ
リウレタンフォームが多く利用される様になってきた。

以下に従来のスピーカシステムについて説明す／　る。

第１図は従来のスピーカシステムを示し、１はポリウレ
タンフォームのスピーカグリル、２は接着剤、３は成形
キャビネットである。

以上のように構成された従来のスピーカシステムでは、
まず、成形キャビネット３の上に接着剤２を塗布し、ポ
リウレタンフォームのスピーカグリル１を乗せ、加圧し
て接着する。

しかしながら、上記のシステムでは、接着剤２の糸引き
により作業性が悪く、工数がアップし、コスト高となる
。又、ポリウレタンフォームのスピーカグリル１を加圧
して接着することによシ、接着剤２がポリウレタンフォ
ームの表面へ流出し外観不良となる。しかも、接着剤２
が均一に塗布されない為、接着不良となシ、ビリつきの
原因となるという問題を有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解決するもので、工数削減
によるコストダウン、外観の改善と自由なデザイン、不
良の低減ができるスピーカシステムを提供することを目
的とする。

発明の構成 本発明のスピーカシステムは、ポリウレタン７オームの
スピーカグリルを熱溶着突起を持つ成形キャビネット又
は成形グリル枠に熱溶着によシ固定したことを特長とす
るものであシ、熱溶着により工数削減とコストダウン、
外観の改善と自由なデザイン、不良の低減ができる利点
を有する。

実施例の説明 第２図〜第４図は本発明の一実施例におけるスピーカシ
ステムを示すものである。第２図〜第４図において、１
はポリウレタンフォームのスピーカグリル、３は成形キ
ャビネット、４ｒＩ′ｉ成形キヤビネツト３に設けた熱
溶着突起、６は熱板、６は熱溶着部である。以上のよう
に構成された本実施例のスピーカシステムにおいて、ま
ず成形キャビネット３の上にポリウレタンフォームのス
ピーカグリル２を乗せる（第２図）。次に、熱板６によ
シ成形キャビネット３の熱溶着突起４を加熱、加圧（熱
板温度約２２５℃、プレス圧約６．５祝々Ｉ）し、熱溶
着突起４を溶かす（第３図ａ）。すると、ポリウレタン
フォームのスピーカグリルは第３図すのように外周部に
おいて変形されることとなシ熱溶着部分６により成形キ
ャビネットに固定される。

以上のように本実施例によれば、ポリウレタンフォーム
のスピーカグリル１を成形キャビネット３に熱溶着した
ことによシ、作業性が向上し、工数が削減でき（接着剤
約２０秒、熱溶着約５秒）コストを下げることができる
。さらに接着剤のにじみ、糸引きと言う問題が解決でき
、外観不良を低減することができる。又、均一な溶着面
によシ、ピリつき不良を低減することができる。

発明の効果 本発明は、ポリウレタンフォームのスピーカグリルを熱
溶着突起を持った成形キャビネット又は成形グリル枠に
熱溶着によシ取付けることによシ、工数削減によるコス
トダウン、接着剤にょる糸引き、にじみ、はみ出し不良
がないことによる外観不良の低減、均一な溶着面によシ
ビリつき不良の低減、溶着面の形状を任意に設計できる
ことによ　）シ外観を自由にデザインすることができる
という効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のスピーカシステムを示す斜視図、第２図
は本発明の一実施例におけるスピーカシステムを示す斜
視図、第３図は同スピーカシステムの組立過程を示す説
明図、第４図は同スピーカシステムの一部切欠斜視図で
ある。 １・・・・・・ポリウレタンフォームのスピーカグリル
、３・・・・・・成形キャビネット、４・・・・・・熱
溶着突起、５・・・・・・熱板、６・・・・・・熱溶着
部分。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 （ａン 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ポリウレタンフォームからなるスピーカグリルを熱溶着
   突起を持つ成形キャビネット又は成形グリル枠に熱溶着
   によシ取付けたことを特徴とするスピーカシステム。