JPH06136864A - ハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニット - Google Patents
ハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニットInfo
- Publication number
- JPH06136864A JPH06136864A JP32982692A JP32982692A JPH06136864A JP H06136864 A JPH06136864 A JP H06136864A JP 32982692 A JP32982692 A JP 32982692A JP 32982692 A JP32982692 A JP 32982692A JP H06136864 A JPH06136864 A JP H06136864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sandwich panel
- honeycomb sandwich
- wall unit
- end section
- vulcanized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール施工が簡単でかつ確実なシール機能を
備えたハニカムサンドイッチの外壁ユニットを得るこ
と。 【構成】 表面板２をハニカムコア３に接着したハニカ
ムサンドイッチパネルを枠材５に取付けて構成したハニ
カムサンドイッチパネルの外壁ユニットにおいて、表面
板２の端部８と枠材５の先端部１０との間に、熱硬化型
合成ゴムの加熱加圧による加硫硬化時の接着力により接
着した加硫硬化ゴム７で形成した気水密シール部を設け
たハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニットである。
備えたハニカムサンドイッチの外壁ユニットを得るこ
と。 【構成】 表面板２をハニカムコア３に接着したハニカ
ムサンドイッチパネルを枠材５に取付けて構成したハニ
カムサンドイッチパネルの外壁ユニットにおいて、表面
板２の端部８と枠材５の先端部１０との間に、熱硬化型
合成ゴムの加熱加圧による加硫硬化時の接着力により接
着した加硫硬化ゴム７で形成した気水密シール部を設け
たハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニットである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建物のカーテンウォール
に用いるハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニットに
関するもので、特にそのシール構造に関するものであ
る。
に用いるハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニットに
関するもので、特にそのシール構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のハニカムサンドイッチパネルの外
壁ユニットのシール構造として例えば、特開平４−１２
８４５２号公報に示すように、ハニカムコアの表面に接
着した石材とハニカムサンドイッチパネルの取付枠材と
の間にシリコーン充填材を介在させてシール構造を構成
したものが知られており、一般的にシール構造には湿式
シール材が用いられていた。
壁ユニットのシール構造として例えば、特開平４−１２
８４５２号公報に示すように、ハニカムコアの表面に接
着した石材とハニカムサンドイッチパネルの取付枠材と
の間にシリコーン充填材を介在させてシール構造を構成
したものが知られており、一般的にシール構造には湿式
シール材が用いられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで湿式のシール
材を用いたものは、シール施工に手間がかかり能率が悪
く、またシール材を打設する際に被着面の清掃や下塗剤
の選択、シールの養生等が悪いと要求された性能が得ら
れず品質管理に大変苦労していた。そこで本発明は、シ
ール施工が簡単かつ確実に行えるところのハニカムサン
ドイッチパネルの外壁ユニットを提供することを目的と
したものである。
材を用いたものは、シール施工に手間がかかり能率が悪
く、またシール材を打設する際に被着面の清掃や下塗剤
の選択、シールの養生等が悪いと要求された性能が得ら
れず品質管理に大変苦労していた。そこで本発明は、シ
ール施工が簡単かつ確実に行えるところのハニカムサン
ドイッチパネルの外壁ユニットを提供することを目的と
したものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、表面板２をハニカムコア３に接着したハニ
カムサンドイッチパネルを枠材５に取付けて構成したハ
ニカムサンドイッチパネルの外壁ユニットにおいて、前
記表面板２の端部８と前記枠材５の先端部１０との間
に、熱硬化型合成ゴムの加熱加圧による加硫硬化時の接
着力により接着した加硫硬化ゴム７で形成した気水密シ
ール部を設けてハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニ
ットを構成したものである。
するために、表面板２をハニカムコア３に接着したハニ
カムサンドイッチパネルを枠材５に取付けて構成したハ
ニカムサンドイッチパネルの外壁ユニットにおいて、前
記表面板２の端部８と前記枠材５の先端部１０との間
に、熱硬化型合成ゴムの加熱加圧による加硫硬化時の接
着力により接着した加硫硬化ゴム７で形成した気水密シ
ール部を設けてハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニ
ットを構成したものである。
【０００５】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図１は本発明の外壁ユニットの縦断面を示したもの
で、外壁ユニット１の室外側には外装材としてハニカム
コアのサンドイッチパネルが取付けられている。そのパ
ネルの補強材となるハニカムコア３は、厚紙、アルミニ
ウムまたはアルミ合金等の薄板よりなる６角断面形状の
筒状部材を重積して形成した周知のハニカムコアの構造
と同様な構造であって、その表面には装飾材となるアル
ミニウム、アルミ合金、ステンレス等の金属板またはパ
ネル状の石材等よりなる表面板２が接着剤により接着さ
れており、またその裏面にはアルミニウムまたはアルミ
合金よりなる裏面板４が表面板２と同様に接着剤により
接着されている。そして前記のようにハニカムコア３を
表面板２と裏面板４とによりサンドイッチ状に接着して
構成したハニカムサンドイッチパネルは、外壁ユニット
１の外周に形成した取付用の枠材５に囲まれた中央部に
嵌合配置して取付けられている。ハニカムサンドイッチ
パネルの表面板２はハニカムコア３より大きくその端部
８が延出していて、ハニカムサンドイッチパネルを枠材
５に囲まれた中央部に嵌合した時に取付用の枠材５の先
端部１０を被覆するように構成されている。そしてハニ
カムサンドイッチパネルを取付ける時には、枠材５の先
端部１０と表面板２の端部８との間に熱硬化型の合成ゴ
ムを挟み、外方より表面板２をホットプレスにより、予
め製作したハニカムサンドイッチパネルの接着剤に悪影
響を与えないような温度および保持時間、例えば１２０
℃で２０分間加熱加圧して熱硬化性の合成ゴムを加硫硬
化させ、その時の接着力により枠材５の先端部１０と表
面板２の端部８とを加硫硬化ゴム７により接着させて１
回の加熱プレス工程でハニカムサンドイッチパネルの枠
材への取付けと同時に気水密シール部を形成したもので
ある。なお加圧時に表面板２の端部８は枠材５の先端部
１０の外側の突出部１１に当接して過度の加圧力が加わ
らないようになっており、また突出部１１によって加硫
硬化ゴム７をカバーしてゴムの劣化を防止するようにも
なっている。またハニカムサンドイッチパネルの取付け
に当ってはゴムの接着力の低下等不測の事態による脱落
を防止するために、図１に示すようにハニカムサンドイ
ッチパネルの裏面板４を、枠材５から中央に突設した取
付片９にリベット６等によって機械的な結合を併用する
ようにするとよい。そして隣接の外壁ユニット間におい
ては、枠材同士間に室外側のシール材１２と室内側のシ
ール材１３が設けられていて２重に気水密シール部が施
されている。なお図１では外壁ユニットの縦断面につい
て説明したが、横断面においても同様な構造を採用する
ことができる。
る。図１は本発明の外壁ユニットの縦断面を示したもの
で、外壁ユニット１の室外側には外装材としてハニカム
コアのサンドイッチパネルが取付けられている。そのパ
ネルの補強材となるハニカムコア３は、厚紙、アルミニ
ウムまたはアルミ合金等の薄板よりなる６角断面形状の
筒状部材を重積して形成した周知のハニカムコアの構造
と同様な構造であって、その表面には装飾材となるアル
ミニウム、アルミ合金、ステンレス等の金属板またはパ
ネル状の石材等よりなる表面板２が接着剤により接着さ
れており、またその裏面にはアルミニウムまたはアルミ
合金よりなる裏面板４が表面板２と同様に接着剤により
接着されている。そして前記のようにハニカムコア３を
表面板２と裏面板４とによりサンドイッチ状に接着して
構成したハニカムサンドイッチパネルは、外壁ユニット
１の外周に形成した取付用の枠材５に囲まれた中央部に
嵌合配置して取付けられている。ハニカムサンドイッチ
パネルの表面板２はハニカムコア３より大きくその端部
８が延出していて、ハニカムサンドイッチパネルを枠材
５に囲まれた中央部に嵌合した時に取付用の枠材５の先
端部１０を被覆するように構成されている。そしてハニ
カムサンドイッチパネルを取付ける時には、枠材５の先
端部１０と表面板２の端部８との間に熱硬化型の合成ゴ
ムを挟み、外方より表面板２をホットプレスにより、予
め製作したハニカムサンドイッチパネルの接着剤に悪影
響を与えないような温度および保持時間、例えば１２０
℃で２０分間加熱加圧して熱硬化性の合成ゴムを加硫硬
化させ、その時の接着力により枠材５の先端部１０と表
面板２の端部８とを加硫硬化ゴム７により接着させて１
回の加熱プレス工程でハニカムサンドイッチパネルの枠
材への取付けと同時に気水密シール部を形成したもので
ある。なお加圧時に表面板２の端部８は枠材５の先端部
１０の外側の突出部１１に当接して過度の加圧力が加わ
らないようになっており、また突出部１１によって加硫
硬化ゴム７をカバーしてゴムの劣化を防止するようにも
なっている。またハニカムサンドイッチパネルの取付け
に当ってはゴムの接着力の低下等不測の事態による脱落
を防止するために、図１に示すようにハニカムサンドイ
ッチパネルの裏面板４を、枠材５から中央に突設した取
付片９にリベット６等によって機械的な結合を併用する
ようにするとよい。そして隣接の外壁ユニット間におい
ては、枠材同士間に室外側のシール材１２と室内側のシ
ール材１３が設けられていて２重に気水密シール部が施
されている。なお図１では外壁ユニットの縦断面につい
て説明したが、横断面においても同様な構造を採用する
ことができる。
【０００６】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、ハ
ニカムコアの表面板の端部と取付用枠材の先端部との間
に、熱硬化型合成ゴムの加硫硬化時の接着力により加硫
硬化ゴムを接着して気水密シール部を設けたため、枠材
へのハニカムサンドイッチパネルの固定と両者間のシー
ルとを同時に行えるため組立や、シールの施工が非常に
簡単となり、また被着面の清掃、下塗剤の選択、シール
の養生等の心配がなくなり、かつ確実な水密気密機能を
備えた気水密シール部を得ることができる等大変優れた
効果を有している。
ニカムコアの表面板の端部と取付用枠材の先端部との間
に、熱硬化型合成ゴムの加硫硬化時の接着力により加硫
硬化ゴムを接着して気水密シール部を設けたため、枠材
へのハニカムサンドイッチパネルの固定と両者間のシー
ルとを同時に行えるため組立や、シールの施工が非常に
簡単となり、また被着面の清掃、下塗剤の選択、シール
の養生等の心配がなくなり、かつ確実な水密気密機能を
備えた気水密シール部を得ることができる等大変優れた
効果を有している。
【図１】本発明の外壁ユニットの取付状態の縦断面図で
ある。
ある。
１ 外壁ユニット ２ 表面板 ３ ハニカムコア ５ 枠材 ７ 加硫硬化ゴム ９ 取付片 １２，１３ シール材
Claims (1)
- 【請求項１】 表面板（２）を、ハニカムコア（３）に
接着したハニカムサンドイッチパネルを枠材（５）に取
付けて構成したハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニ
ットにおいて、前記表面板（２）の端部（８）と前記枠
材（５）の先端部（１０）との間に、熱硬化型合成ゴム
の加熱加圧による加硫硬化時の接着力により接着した加
硫硬化ゴム（７）で形成した気水密シール部を設けたこ
とを特徴とするハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4329826A JP2829470B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4329826A JP2829470B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06136864A true JPH06136864A (ja) | 1994-05-17 |
| JP2829470B2 JP2829470B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=18225666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4329826A Expired - Fee Related JP2829470B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | ハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829470B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7568318B1 (en) * | 2000-08-08 | 2009-08-04 | Thermocore Structural Insulated Panel Systems | Pre-fabricated wall paneling |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02183030A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-17 | Inoue Mtp Co Ltd | シール材およびその製造方法 |
| JPH03253643A (ja) * | 1990-03-02 | 1991-11-12 | Asahi Glass Co Ltd | 取付用部材付きパネル材及びその製造方法 |
| JPH04128452A (ja) * | 1990-09-18 | 1992-04-28 | Nippon Kentetsu Co Ltd | 石貼りカーテンウォール |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP4329826A patent/JP2829470B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02183030A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-17 | Inoue Mtp Co Ltd | シール材およびその製造方法 |
| JPH03253643A (ja) * | 1990-03-02 | 1991-11-12 | Asahi Glass Co Ltd | 取付用部材付きパネル材及びその製造方法 |
| JPH04128452A (ja) * | 1990-09-18 | 1992-04-28 | Nippon Kentetsu Co Ltd | 石貼りカーテンウォール |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7568318B1 (en) * | 2000-08-08 | 2009-08-04 | Thermocore Structural Insulated Panel Systems | Pre-fabricated wall paneling |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2829470B2 (ja) | 1998-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |