JP2936287B2 - ハニカムコアを有する建物用パネル及びその製造方法 - Google Patents

ハニカムコアを有する建物用パネル及びその製造方法

Info

Publication number
JP2936287B2
JP2936287B2 JP41370990A JP41370990A JP2936287B2 JP 2936287 B2 JP2936287 B2 JP 2936287B2 JP 41370990 A JP41370990 A JP 41370990A JP 41370990 A JP41370990 A JP 41370990A JP 2936287 B2 JP2936287 B2 JP 2936287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
frame
honeycomb core
plate
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP41370990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05311790A (ja
Inventor
俊之 川村
孝一郎 縄
敏博 嶋崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Kogyo KK filed Critical Yoshida Kogyo KK
Publication of JPH05311790A publication Critical patent/JPH05311790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2936287B2 publication Critical patent/JP2936287B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物における外壁材と
して使用されるカーテンウォール等の建物用パネルとそ
の製造方法に関し、更に詳しくはハニカムコアを内蔵す
る建物用パネルとその効率的な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来法により製造された建物用パ
ネルを方立に取り付けた状態を示す縦断面図である。従
来の建物用パネル10′は、同図に示すように金属製の表
面板6-1 と同じく金属製の裏面板6-2 との間にハニカム
コア4を介在した、両面が平坦なパネル板の裏面周囲に
取付用枠体 3′を固定したものであり、この建物用パネ
ル10′を取付金具30′を介してボルト、ナットにより方
立40に取り付けている。
【0003】ところで、かかる従来の建物用パネルを製
造する方法としては、一般に、まずホットプレス装置の
下側プレス定盤上に金属製の表面板6-1 を載置し、その
上面にそれぞれ熱硬化性接着剤を介してハニカムコア4
と金属製の裏面板6-2 を順次重ね合わせた後、これらを
上下のプレス定盤で加熱、加圧して一体化し、表裏共に
平坦なパネル板を製作する。次いで、このパネル板の裏
面周縁部に方立取付用の枠体3を接着剤等で固定して建
物用パネル10′に仕立てている。
【0004】また、従来の建物用パネルは表面側が面一
の框を枠組みし、この枠体の表面側側面と同一面積の表
面板を框の表面側に接着剤により固着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】つまり従来のこの種ハ
ニカムコアをもつ建物用パネルの製造では、まず最初に
フラットなパネル板を作り、その後で該パネル板に方立
取付用の枠体を固定するものであるため、生産性が低
い。
【0006】また、枠体の表面側側面と同一面積の表面
板を框と面一である表面側に接着剤により固着している
ため、接着剤が接着面より溢れ出た場合、溢れ出た接着
剤を拭き取る手間が必要となり、生産性が低くなる。
【0007】本発明の目的は、かかる従来技術の問題点
を解決し、パネル生産時において接着剤が表面に溢れ出
ることのない建物用パネル及びその生産性の高い製造方
法を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的は、請
求項1に記載したような、裏面側に建物取付部を有する
框を方形状に枠組みしてなる枠体にハニカムコアを内装
し、該ハニカムコアの表面側に表面板を固着した建物用
パネルであって、前記枠体が、前記ハニカムコアの厚さ
に等しい間隔をもち、表面側が前記枠体の表面と面一と
され、同枠体の内周に沿って内側に延びるパネル支持部
を有してなり、前記ハニカムコアが前記パネル支持部に
より囲まれる空間内に介装されてなることを特徴とする
ハニカムコアを有する建物用パネル構造とするととも
に、請求項2に記載した次の工程からなる製造方法によ
り達成される。 (1) 裏面側に建物取付部を有し、表面側にハニカムコア
の厚さと等しい間隔をもち、表面側が框表面と面一であ
るパネル支持部が形成された框を組付けて、表面側の内
周面に沿って矩形状のパネル支持部を有するパネル枠体
を製作する一方、 (2) ホットプレス装置の加熱した下側プレス定盤上に、
前記枠体の外周形状と略同一の形状を有する金属製のパ
ネル表面板を載置するとともに、前記表面板の上面全体
に熱硬化性の接着剤層を形成し、 (3) 該接着剤層上に前記パネル枠を載置するととも
に、該パネル枠体の前記パネル支持部により囲まれる空
間部にハニカムコアを介装し、 (4) 前記パネル支持部の裏面側表面及び前記ハニカムコ
アの裏面に、熱硬化性接着剤層を介して前記枠体の外周
形状と略同一の形状を有する金属製の裏面板を載置し、 (5) 前記パネル枠体の裏面から突出するに足る厚みを有
する金属製ハニカム構造のパネル状スペーサを前記裏面
板上に載置した後、 (6) ホットプレス装置の上側プレス定盤により前記スペ
ーサを介して上記裏面板を加圧するとともに同裏面板の
接着剤層を加熱硬化させる
【0009】請求項1に係る発明にあって、パネル支持
部がハニカムコアの厚さに等しい間隔をもち、その表面
側が前記枠体の表面と面一とされ、同枠体の内周に沿っ
て内側に延びているため、特に表面板の接着による枠体
との固着面積が大幅に増加し、十分な固着強度が確保さ
れるばかりでなく、従来のごとくボルトとナットにより
表裏面板を固着することなく、接着剤により固着一体化
できるため、建物用パネルの製造効率が一段と向上す
る。
【0010】また、請求項2に係る発明による建物用パ
ネルの製造方法によれば、上述の工程において、上記金
属製の表面板に塗布あるいはシート状接着剤を貼付する
ことにより形成される熱硬化性接着剤層は、ホットプレ
ス装置の下側プレス定盤からの加熱により熱硬化され、
同時にホットプレス装置の上側プレス定盤により加熱、
加圧されて、前記表面板は上記パネル枠体のパネル支持
部表面及びハニカムコアの表面に跨がって接着し、固着
一体化する。一方、上記金属製裏面板と前記パネル枠体
のパネル支持部裏面及びハニカムコアの裏面間に介在す
る熱硬化性接着剤は、前記裏面板に載置されるハニカム
からなる上記パネル状スペーサを介して上記上側プレス
定盤により加熱、加圧され、熱硬化して3者が接着一体
化される。
【0011】前記パネル状スペーサは金属製のハニカム
構造であるため、熱伝導性及び熱保持性に優れており、
裏面板の熱硬化性接着剤に対する加熱が速やかになされ
る。更に、その厚さがパネル枠体から突出する厚さに設
定されており、且つその表面が平滑性に優れているた
め、上側プレス定盤による加圧力は同スペーサを介して
前記裏面板の全面にわたり均等かつ確実に伝達されるこ
とになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の代表的な実施例につき図面を
参照しながら具体的に説明する。図1はホットプレス装
置の作動直前の状態を示す断面図であり、図2は図1の
II−II線矢視図である。
【0013】これらの図において、1はホットプレス装
置の下側プレス定盤、2は同装置の上側プレス定盤であ
り、ホットプレス装置の構造及び機能は従来公知のもの
と変わるところがないので、ここではその詳細な説明は
省略する。
【0014】本発明により製造される建物用パネルは、
図1及び図6に示すごとく予め所望の長さに切断された
4本のアルミニウム、鉄、ステンレス等から成形された
框3-1 〜3-4 を組付けて製作されるパネル枠体3と、該
パネル枠体3により囲まれる空間に配置されるアルミニ
ウム、ペーパー等を素材とするハニカムコア4と、前記
パネル枠体3の内周面から内方に突出するパネル支持部
30-1,30-2 の表面及び前記ハニカムコア4の表裏両面に
それぞれ熱硬化性接着剤5を介して接着一体化されるア
ルミニウム、鉄、ステンレス等の金属製表裏面板6-1,6-
2 とで構成される。
【0015】ここで、表面板6-1 を支持する前記パネル
枠体3の表面側のパネル支持部30-1の表面と前記パネル
枠体3の表面とは同一平面上にあるため、表面板6-1 は
単に枠体表面に接着されるだけでなく、前記パネル支持
部30-1の表面にも接着できることになって、パネル枠体
3に対する十分な固着強度が確保される。
【0016】前記各框3-1 〜3-4 の断面形状は同一であ
り、パネル枠体3に組付けられた後の外側面部及び方立
取付面部にはボルト、ナット等の固着具の挿通口や窓用
サッシの気密・水密材の支持部等が形成され、内側面に
は上記金属製の表面板6-1 を支持するパネル支持部30-1
及び同じく金属製の裏面板6-2 を支持するパネル支持部
30-2が、互いに平行に且つその外表面間距離を上記ハニ
カムコア4の厚みと同一にして内方に延設されている。
【0017】以上の如く構成された建物用パネルを製造
するには、図1及び図2において先ず下側プレス定盤1
の上面に金属製表面板6-1 を載置し、該表面板6-1 の上
面全体にエポキシ系樹脂等からなる熱硬化性接着剤を塗
布し、あるいは同接着剤シート状物を貼付して熱硬化性
接着剤層5を形成し、次いで所定の寸法に組付けたパネ
ル枠体3を前記表面板6-1 に前記接着剤5を介して載置
するとともに、前記パネル枠体3の内部空間内にハニカ
ムコア4を密嵌載置する。
【0018】この後、予め裏面に同様の熱硬化性接着剤
層5が形成された金属製裏面板6-2の前記接着剤面を下
にして、金属製裏面板6-2 をハニカムコア4の上面及び
該ハニカムコア4の上面と面一の裏面板支持部30-2上面
に載置する。このとき、金属製裏面板6-2 の上面はパネ
ル枠体3の方立取付面からは突出せず該枠体3の内部空
間内に収容される。
【0019】次いで、前記金属製裏面板6-2 の上面にア
ルミニウム、鉄、ステンレス等の金属材料により形成さ
れたハニカム構造のパネル状スペーサ7を載置し、この
状態でホットプレス装置の上側プレス定盤2を所定の加
圧力をもって降下させる。このとき、前記パネル状スペ
ーサ7の上面はパネル枠体3の方立取付面から外部に突
出している。従って、前記上側プレス定盤2は前記パネ
ル状スペーサ7の上面に当接押圧するだけであ、パネル
枠体3の方立取付面に接することはなく、前記パネル状
スペーサ7を介して金属製表裏面板6-1,6-2 を例えば0.
7 〜1.5kg/cm2程度の所定の押圧力をもって均等に加圧
する。同時に、この加圧時には上下プレス定盤1,2の
図示せぬ加熱手段が作動し、金属製表面板6-1 は下側プ
レス定盤1 により直接加熱され、金属製裏面板6-2 は上
記ハニカム構造のパネル状スペーサ7を介して加熱され
る。このときの加熱温度は、使用する接着剤により異な
るが、例えば変性エポキシ系接着剤の場合、150 〜170
℃で15分程度の時間加熱する。
【0020】こうして加熱、加圧を終えた後、他のプレ
ス装置により20℃で約10分間冷却して建物用パネルの製
造を終える。本発明で使用するパネル状スペーサ7は前
述のように金属製のハニカム構造であるため、上側プレ
ス定盤2からの熱を裏面板6-2 に均等に且つ素早く伝え
ることができ、表裏面板6-1,6-2 とハニカムコア4との
間に介在する熱硬化性接着剤5を効率よく硬化させて、
表裏面板6-1,6-2 とパネル枠体3及びハニカムコア4の
4者を堅固に接着一体化する。また、ハニカム構造のパ
ネル状スペーサ7は面精度に優れているため、他のスペ
ーサに 較べて建物用パネル精度を上げることを可能に
する。
【0021】更にまた、上記スペーサ7はハニカム構造
であるがため軽量で且つ切断しやすい。従って、各種の
寸法をもつパネル枠体3に対応しやすい上に、必ずしも
図2に示す如く一枚のスペーサ7を使う必要はなく、図
3に示す如く多種の寸法のスペーサ7-1,7-2,7-3 を予
め用意しておき、この複数枚を金属製裏面板6-2 の寸法
に合わせて並置して使うこともでき、極めて使い勝手に
優れている。
【0022】かくして得られる建物用パネルは、一般ビ
ルの窓部と窓部の間の腰パネル部用外壁として使用され
る。図4は建物のパネル取付け部の縦断面を示し、同図
に示す如く本発明方法により製造された建物用パネル10
は、上下のサッシ窓20,20 の間に配され、取付金具30を
介してボルト、ナット等の固着具を使って方立40に取り
付けられる。
【0023】なお、本発明の建物用パネルの製造方法に
よれば、スペーサ7を介して裏面板6-2 を押圧してお
り、裏面板6-2 の上面はパネル枠体3の内部空間内に収
容することができるので、図5に示すように裏面板6-2
と方立取付面40-1との間に形成される空間部分50に、耐
火パネル、断熱パネル等からなる補助パネル11を組み込
むこともできる。
【0024】また、図6に示すように、パネル枠体3の
内側面から延設されている表面板6-1 側のパネル支持部
30-1を裏面板6-2 側のパネル支持部30-2より短くしても
よい。これにより枠体3の内部空間内にハニカムコア4
が表面板6-1 に対して傾いて挿入されることがあっても
ハニカムコア4の表面板6-1 側の側端部をパネル支持部
30-1に乗り上げることがないので、ハニカムコア4を装
着し直すという手間をかける必要がなくなり、建物用パ
ネル10を素早く組立てることができる。
【0025】更に、同じく図6に部分的に示すようにパ
ネル枠体3を構成する各框3-1 〜3-4 の表面板6-1 を固
着する部分に液溜り凹溝部30-3を設けることもできる。
これにより、余分の接着剤は前記液溜り凹溝部30-3内に
収納され、表面板6-1 の側端部より溢れ出て外部に露出
することがなくなり、露出した接着剤の拭き取り作業が
省かれ組立て作業が迅速になる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く本発明に係
る建物用パネルは、パネル枠体の内周面に沿って内方に
延設されたパネル支持部の、特に表面板の支持部の表面
を同枠体の表面と同一平面上に形成しているため、パネ
ル枠体に対する表面板の接着面積が増加して十分な接着
強度が確保できるようになる。
【0027】また、本発明にあって枠体を構成する框の
表面板を固着する部分に框と表面板とを固着する接着剤
が流入する液溜り凹溝部を設ける場合には、框と表面板
とを固着する製造段階に接着剤を拭き取る手間が省かれ
生産性が向上する。更に、接着剤が溢れ出ているかいな
いかを確認する必要がなくなり、その点でも人手が省か
れ、安価な建物用パネルを提供できると共に無人化を図
ることができる。
【0028】また、本発明に係る建物用パネルの製造方
法は、加熱、加圧時において特に軽量で且つ熱伝達性及
び加工性に優れたハニカム構造の金属性パネル状スペー
サを用いるため、建物用パネルの構造上たとえ裏面板か
らパネル枠体が裏面側に突出する構造であっても、前記
スペーサの厚みを前記パネル枠体の裏面側突出量より大
きく設定するだけで、上側プレス定盤からの加圧力は該
スペーサを介して金属製表裏面板に均等に伝達されると
ともに、プレス定盤からの熱を均等に且つ効率的に伝え
る。このため、パネル板の成形と、このパネル板に対す
る取付枠体の固着とを2工程に分けて行っていた従来の
製造方法に較べて生産性が高まる。
【0029】また、本発明に係る建物用パネルの製造方
法にあって、先ず裏面側に建物取付部を有し、表面側に
ハニカムコアの厚さと等しい間隔をもち、表面側が框表
面と面一であるパネル支持部が形成された框を組付け
て、表面側の内周面に沿って内方に延設された枠状のパ
ネル支持部を有するパネル枠体を製作するため、上述の
パネル枠体としての作用効果に加えて、従来のごとく框
部分だけで接着するときに発生する余剰の接着剤を有効
に利用することができるようになる。
【0030】更に、本発明で使用する上記スペーサは、
その構造から軽量で取扱いも容易であるため、スペーサ
の着脱作業が容易であり、また簡単に切断してその大き
さを自由に変更できるため、多種多様な大きさのパネル
に対応でき、更には予め多種の大きさのスペーサを用意
しておけば、単にそれらのスペーサを組み合わせるだけ
で多様な大きさのパネルに対応できる。
【0031】しかも、前記ハニカム構造のスペーサは面
精度に優れているため、他の構造からなるスペーサを用
いる場合に較べてパネル表面の平面度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の上側プレス定盤が降下する直前の
状態を示す断面図である 。
【図2】図1のII−II矢視平面図である。
【図3】他の例を示す図1のII−II矢視平面図である。
【図4】本発明方法により得られる建物用パネル例の使
用態様を示す縦断面図である。
【図5】本発明方法により得られる他の建物用パネル例
の使用態様を示す縦断面図である。
【図6】他のパネル枠体を示す断面図である。
【図7】従来の建物用パネルの使用態様を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 下側プレス定盤 2 上側プレス定盤 3 パネル枠体 3-1 〜3-4 框 30-1,30-2 パネル支持部 30-3 液溜り凹溝部 4 ハニカムコア 5 熱硬化性接着剤 6-1 ( 金属製) 表面板 6-2 ( 金属製) 裏面板 7 金属製( ハニカム構造の) パネル状スペーサ 40-1 方立取付面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/88 - 2/96 B32B 1/00 - 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面側に建物取付部を有する框を方形状
    に枠組みしてなる枠体にハニカムコアを内装し、該ハニ
    カムコアの表面側に表面板を固着した建物用パネルであ
    って、 前記枠体が、前記ハニカムコアの厚さに等しい間隔をも
    ち、表面側が前記枠体の表面と面一とされ、同枠体の内
    周に沿って内側に延びるパネル支持部を有し てなり、前記ハニカムコアが前記パネル支持部により囲まれる空
    間内に介装されてなる ことを特徴とするハニカムコアを
    有する建物用パネル。
  2. 【請求項2】 以下の工程からなるハニカムコアを有す
    る建物用パネルの製造方法。 (1) 裏面側に建物取付部を有し、表面側にハニカムコア
    の厚さと等しい間隔をもち、表面側が框表面と面一であ
    るパネル支持部が形成された框を組付けて、表面側の内
    周面に沿って内方に延設された枠状のパネル支持部を有
    するパネル枠体を製作する一方、 (2) ホットプレス装置の加熱した下側プレス定盤上に、
    前記枠体の外周形状と略同一の形状を有する金属製のパ
    ネル表面板を載置するとともに、前記表面板の上面全体
    に熱硬化性の接着剤層を形成し、 (3) 該接着剤層上に前記パネル枠を載置するととも
    に、該パネル枠体の前記パネル支持部により囲まれる空
    間部にハニカムコアを介装し、 (4) 前記パネル支持部の裏面側表面及び前記ハニカムコ
    アの裏面に、熱硬化性接着剤層を介して前記枠体の外周
    形状と略同一の形状を有する金属製の裏面板を載置し、 (5) 前記パネル枠体の裏面から突出するに足る厚みを有
    する金属製ハニカム構造のパネル状スペーサを前記裏面
    板上に載置した後、 (6) ホットプレス装置の上側プレス定盤により前記スペ
    ーサを介して上記裏面板を加圧するとともに同裏面板の
    接着剤層を加熱硬化させる
JP41370990A 1990-10-15 1990-12-25 ハニカムコアを有する建物用パネル及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2936287B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-277133 1990-10-15
JP27713390 1990-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05311790A JPH05311790A (ja) 1993-11-22
JP2936287B2 true JP2936287B2 (ja) 1999-08-23

Family

ID=17579253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41370990A Expired - Fee Related JP2936287B2 (ja) 1990-10-15 1990-12-25 ハニカムコアを有する建物用パネル及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2936287B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407882B1 (ko) * 2000-11-30 2003-12-01 한국과학기술원 복합재료 거푸집
CN108517991B (zh) * 2018-05-03 2019-10-25 深圳市万萌建科集团有限公司 一种阻燃型建筑幕墙

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05311790A (ja) 1993-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111488074A (zh) 一种曲面屏的面板贴合方法及曲面屏
JP2936287B2 (ja) ハニカムコアを有する建物用パネル及びその製造方法
US4539241A (en) Procedure for manufacturing a building element, and the building element
TWI695926B (zh) 金屬門板組合方法與金屬門板
JP4022578B2 (ja) ハニカムパネルの製造方法
JPH01257398A (ja) 電波吸収パネルの製造方法
JP3639656B2 (ja) 液晶表示パネル製造装置
JPH0842109A (ja) 金属下地パネル
CN215006146U (zh) 一种应用于液态胶水贴合控制胶水厚度的装置
CN108922862B (zh) 一种功率模块加工装置及其使用方法
JPH071400Y2 (ja) 防水シートの固定構造
CN220015739U (zh) 一种用于液晶显示屏液态光学胶贴合的保压治具
JP3076183B2 (ja) セラミックス製複合パネルとその製造方法
JPS604577A (ja) 外装用パネル、特にドアの製造方法
JPS615932A (ja) ハニカムパネルの製造方法
CN113323168A (zh) 一种稳定性强的外墙保温板及其制备方法
JP2005270996A (ja) 湾曲ハニカムパネルの製造方法
CN113157131A (zh) 触控显示装置及其制作方法
JP2515791B2 (ja) ド ア
JPH0752932Y2 (ja) 硝子コーナー部の接合構造
JPH1199529A (ja) 複合材一体成形方法
JP2503472Y2 (ja) 壁 材
JPS6054601B2 (ja) 検査ゲ−ジ、モデル等の構造体及びその製造法
JPH06136864A (ja) ハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニット
JPS63132002A (ja) ドアの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees