JPH02183030A - シール材およびその製造方法 - Google Patents

シール材およびその製造方法

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JPH02183030A
JPH02183030A JP1003248A JP324889A JPH02183030A JP H02183030 A JPH02183030 A JP H02183030A JP 1003248 A JP1003248 A JP 1003248A JP 324889 A JP324889 A JP 324889A JP H02183030 A JPH02183030 A JP H02183030A
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JP
Japan
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core
sealing material
elastomer
polyester resin
leg
Prior art date
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JP1003248A
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English (en)
Inventor
Shigenori Hamaoka
浜岡 重則
Takashi Nakajima
隆 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、天井、間仕切り等の建築横遺物、あるいは
土木等の構造物において、その部材の接合部(目地部)
に装着されるシール材に関する。
(従来の技術) 従来上記シール材として、実公昭52−51446号公
報に記載されたものがある。そのシール材は、脚部と頭
部からなる断面ほぼT字形の帯状弾性材内に、その長手
方向に沿って合成樹脂製の芯材が挿入されたものである
そのシール材は、その脚部を断熱パネル等の接合部に挿
入することにより該接合部に装着される。
その際、芯材は脚部の座屈を防いでその脚部をパネル等
の接合部に挿入し易くする。そして接合部に装着された
シール材は、その脚部が接合部側面に密着し、また頭部
が接合部表面を覆い、その両者により接合部をシールす
る。この時、芯材はシール材の形状を保持してシールを
確実なものにする。
またそのシール材の製造は、まずゴム等がらなる帯状弾
性材と、合成樹脂からなる芯材とをそれぞれ別個に形成
し、その後その芯材を帯状弾性材内に後加工で挿入埋設
することによりなされる。
このように芯材を後加工でもって帯状弾性材内に挿入す
るのは、帯状弾性材の成形時になされる加熱(ゴムの加
硫等のため)により、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂
製芯材が軟化変形しないようにするためである。
しかしながら、合成樹脂製芯材はその剛性が高いとは言
いがたく、シール材の脚部を接合部に挿入する際に該脚
部が屈曲あるいは折損する虞れがあった。また該芯材の
剛性を高めるために、該芯材を鉄等の金属とすることも
考えられるが、それによりシール材が重くなり、接合部
に装着する際の作業がかえってしづらくなる。さらに、
シール材は使用時に所定の長さに切断されるため、その
切断端部において金属製芯体が露出するため、その芯材
端部から錆びが発生し易く、その鈷びのためにシール材
の耐久性が劣ったり、シール性が不良になる等の問題も
ある。
一方芯材が合成樹脂からなるシール材の製造方法におい
ては、前記のように後加工によって芯材を帯状弾性材内
に挿入しなければならないために、製造に手間取る問題
がある。また、その製造方法により得られたシール材は
、芯材と帯状弾性材とが接着してないため、シール材の
脚部をパネル等の接合部に挿入する際に、脚部と接合部
側面との摩擦により帯状弾性材の脚部が芯体に対して捩
れ易く、それにより挿入しずらくなったり、シールが不
完全になる虞れもあった。
(発明が解決しようとする課題) そこでこの発明は、前記の点に鑑みなされたもので、軽
量性、脚部の剛性、接合部への装着性およびシール性が
高く、しかも芯材に錆びを生じることのない、製造の容
易なシール材およびそのシール材の製造方法を提供しよ
うとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この発明は、拡大した頭部か
ら下方に脚部が伸びて断面ほぼT字形をなしなエラスト
マー製帯状体と、該帯状体の頭部から脚部にかけて埋設
された芯体とよりなるシール材において、該芯体を、強
化不飽和ポリエステル樹脂としたのである。
また、押し出し成形または引き抜き成形により、断面ほ
ぼT字形の強化不飽和ポリエステル樹脂製芯体を連続的
に形成し、該芯体をエラストマー原料で被覆した後、そ
の被覆物を加熱することにより、エラストマー製帯状体
内に強化不飽和ポリエステル樹脂製芯体が埋設されてな
る、上記のシール材を連続的に成形することとしたので
ある。
(作用) この発明によるシール材は、脚部内に埋設された強化不
飽和ポリエステル樹脂製芯体により、その脚部の剛性が
高いものとなっている。そのなめ、パネル等の接続部の
隙間に脚部を挿入してシール材をその接続部に装置する
際、該脚部が屈曲変形しなりあるいは折損することがな
く、容易に挿入作業を行うことができる。しかも、強化
不飽和ポリエステル樹脂製芯体は、金属に比べて軽量で
あるため、シール材全体の重量も軽いものとなる。
さらに、該芯体は錆びることもないためシール材の耐久
性が高いものとなる。
また、強化不飽和ポリエステル樹脂製芯体は耐熱性にも
優れ、加熱によっても変形することがない、そのため、
押し出し成形あるいは引き出し成形により芯体を連続的
に成形し、該芯体にエラストマー原料を被覆し加熱する
ことによって、上記シール材を連続的に製造することが
できる。しかも、そのようにして得られたシール材は、
強化不飽和ポリエステル樹脂の良好な接着性により、芯
体とエラストマー製帯状体が強固に接着しているため、
接合部に装着する際に、該帯状体の脚部が芯体から剥が
れて捩れることがない、その結果、接合部への装着がま
すます容易になり、また該脚部が接合部側面に捩れるこ
となく正常に密着するため、その接合部のシールが常に
完全なものとなる。
(実施例) 以下この発明の実施例について説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係るシール材10の断面
図である。そのシール材10は、帯状体12と芯体14
からなる。
帯状体12は、合成ゴム、天然ゴム、軟質塩化ビニル樹
脂等のようなエラストマーからなり、拡大した頭部16
から脚部18が下方に伸びるほぼ丁字形をなしている。
その脚部18の両側面には斜め上方へ伸びるリップ20
が形成されている。なおリップ20はこの形状に限るも
のではなく、種々の形状とすることができ、またリップ
20を無くして脚部18の両側面を膨出させてもよい。
芯体14は、該脚部18の剛性を高めるなめに、前記帯
状体12の頭部16から脚部18にかけて埋設されるも
ので、強化不飽和ポリエステル樹脂からなる。
強化不飽和ポリエステル樹脂の強化材としては、ビニロ
ン、ナイロン、テトロン、綿、麻などの有機繊維、また
はガラス繊維、金属繊維、カーボン繊維などの無機繊維
、あるいはシリカ、マイカ等の充填材が用いられるが、
それらの内でも長さ6I以上のチョップトストランドガ
ラス繊維が、補強性等の点から良好な物性の芯体を得る
ことができ、好ましいものである。また目付量5〜30
g八2の平織りまたは綾織りからなるガラス繊維テープ
、あるいは目イ寸M 300〜600g/II2のコン
ティニアスストランドマットのテープ状物を補強材とし
て使用し、その補強材に低粘度不飽和ポリエステル樹脂
を前記シリカもしくはマイカ等とともに含浸硬化させて
芯体としてもよく、その場合には、より剛性の高い芯体
を得ることができる。
なお上記帯状体12と芯体14とは、後述するシール材
の製造方法で示すように、強固に接着一体止している。
第1表は、この発明のシール材の実施例について、その
エラストマー製帯状体12と芯体14の材質を示し、第
2表はそのシール材について、錆び易さ、シール性およ
び装着性についての評価を示すものである。なお、参考
のために、比較例を表中に示した。
第2表 151シール材を50C11に切断して試験体とし、そ
の試験体に5%の塩水を満遍なく噴霧し、その後100
時間そのまま放置して、試験体端面における芯体の錆の
発生およびパネル接合面へ装着した際のシール性につい
て調べた。
jGl芯体に発生した鋳によりシール材の脚部が部分的
に盛り上がり、脚部とパネル接合面との間に伍がな隙間
が発生した。
())芯体と脚部内面との間に水分が侵入して、それに
より脚部が膨らみ、脚部表面とパネル接合面と間に隙間
が発生した。
ts+重いために装着しすらい。
131芯体と脚部とが剥離し、装着時に脚部が芯体に対
してずれるために装着しすらい。
次に上記シール材の製造方法の実施例について示す。
第2図は、芯体を押し出し成形する場合のシール材製造
例についての工程概略図である。まず、押し出し機22
より強化不飽和ポリエステル樹脂を所定形状の芯体14
として連続的に押し出し、その芯体14にエラストマー
原料の押し出し機24によりエラストマー原料を所定外
形状で被覆し、その被覆成形物26を加熱炉28中に通
して、所定温度に加熱して加硫等を行い、芯体周囲にエ
ラストマー製帯状体を一体に接着形成し、その後その成
形品をカッターコンベア30に導き、所定寸法に裁断し
、所望のシール材10を得る。
なお、加熱炉における加熱温度は、エラストマーがゴム
の場合150〜180℃、軟質塩化ビニル樹脂の場合4
0〜50℃とするのが一般的である。
また、第3図は芯体を引き抜き成形する場合のシール材
製造例を示す工程概略図である。この実施例にあっては
、ガラス繊t:+i 31を不飽和ポリエステル樹脂原
料含浸槽32に連続的に通して、不飽和ポリエステル樹
脂原料をガラス繊iftに含浸させ、その後その含浸物
33を加熱したダイ34に導いて所定形状に硬化させ、
該硬化物をダイ34から引き抜いて強化不飽和ポリエス
テル樹脂製の芯体14を形成し、該芯体14を前記の実
施例と同様にエラストマー原料押し出し機24に導いて
該芯体にエラストマー原料を被覆し、その被覆成形物2
6を加熱炉28中に通して、所定温度に加熱して加硫等
を行い、芯体周囲にエラストマー製帯状体を一体に接着
形成し、その後その成形品をカッターコンベア30に導
いて、所定寸法に裁断し、所望のシールN10を得るの
である。
なお、前記ガラス繊維テープ等からなる補強材を用いる
場合には、第3図におけるガラス繊lit 31に代え
て補強材を用い、その他前記と同様にしてシール材を成
形すればよい。
(効果) この発明は上記の構成からなるため、次の効果を奏する
。すなわち、シール材は、軽量性、脚部の剛性が高く、
芯体が錆びることもないので、接合部への装着作業性が
極めて良好となる。また装着時に脚部が歪むことがなく
、更に装着後に芯体が錆びて脚部が変形することもない
ため、装着時あるいは装着後に脚部と接合部の間に隙間
を生じることがなく、シール不良が発生することもない
一方、そのシール材の製造については、後加工を必要と
せずに連続して成形作業ができるため、極めて合理的で
ある。また、その製造方法により得られたシール材は、
帯状弾性体とその中に埋設された芯体とが強固に接着し
ているため、接合部への装着時に脚部が芯体に対してず
れたすせず、常に正しく装着ができ、それにより良好な
シール性を発揮することができる。さらに、使用中に芯
体と帯状弾性体との間に水分が侵入することもないので
、その水分によりあるいはその水分が凍って体積を膨張
させることにより芯体と帯状弾性体とを剥離させること
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るシール材の断面図、
第2図および第3図はこの発明の製造実施例における概
略工程図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)拡大した頭部から下方に脚部が伸びて断面ほぼT
    字形をなしたエラストマー製帯状体と、該帯状体の頭部
    から脚部にかけて埋設された芯体とよりなるシール材に
    おいて、該芯体が、強化不飽和ポリエステル樹脂からな
    ることを特徴とするシール材。
  2. (2)押し出し成形または引き抜き成形により、断面ほ
    ぼT字形の強化不飽和ポリエステル樹脂製芯体を連続的
    に形成し、該芯体をエラストマー原料で被覆した後、該
    被覆物を加熱することにより、拡大した頭部から下方に
    脚部が伸びて断面ほぼT字形をなしたエラストマー製帯
    状体内に強化不飽和ポリエステル樹脂製芯体が埋設され
    てなるシール材を連続的に成形することを特徴とするシ
    ール材の製造方法。
JP1003248A 1989-01-10 1989-01-10 シール材およびその製造方法 Pending JPH02183030A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04127303U (ja) * 1991-05-08 1992-11-19 西川ゴム工業株式会社 外壁目地用定型シール材
JPH06136864A (ja) * 1992-10-27 1994-05-17 Y K K Architect Prod Kk ハニカムサンドイッチパネルの外壁ユニット
JP2008063510A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Isolite Insulating Products Co Ltd 不定形耐火物用目地材及びその製造方法

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