JPS60253082A - 音楽情報配給方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、音楽の配給者が、一般家庭、レストラン、
商店、公共施設などの音楽利用者へ向けて、データ通信
回線等を利用して音楽を配給する方式に関する。

従来の技術 従来の音楽の配給は、専ら音盤か磁気テープに録音され
た形で行われていた。また、一部では、放送電波或いは
放送用中継回線によって送られて来た音楽を録音してい
た。

発明が解決しようとする問題点 音盤や磁気テープは、配給業者から利用者に渡るまでに
輸送手段が必要で、かつその間に長時間を要していた。

音楽をそのま＼の形で伝送して録音する場合は、音楽の
伝送に演奏と同じだけの時間が必要であった。

この発明は、極めて短時間内に利用者に希望する音楽情
報を配給すると共に、各利用者に配給した音楽情報の利
用状況を把握することができる方式を実現することを目
的とする。

問題を解決するだめの手段 この発明は、音楽の配給者である親局と、利用者である
複数の子局とで構成される。親局及び子局はそれぞれ電
子計算機を鳴し、これらの電子計算機は、それぞれイン
ターフェースを含む通信端末機を介し通信回線で結合さ
れている。

親局の電子計算機には、音楽データファイルと記憶器と
プリンタとが附属し、音楽データファイルには数１００
０曲以上の膨大な数の楽曲が、例えば磁気ディスク等に
、楽譜記号を符号化したような形で記録されている。そ
の電子計算機は、子局からリクエストがあった際に、該
当する曲目の音楽情報をデータファイルから読出して当
該子局へ転送し、子局から演奏曲目や演奏回数について
の利用情報が入来した際にこれらを各子局ごとに区分し
て記憶器に累積記憶させ、随時これらの各子局の利用状
況を示す累積記憶情報をプリンタでプリントアウトさせ
る０ 各子局の電子計算機にも音楽データファイル及び記憶器
が附属する他、音楽復調器及びスピーカを含む演奏設備
がこれに接続されている。その電子計算機は、必要時に
希望曲目を示すリクエスト情報を親局へ送り、親局から
送られて来た音楽情報を自己の音楽データファイルに記
録し、そのデータファイル中から選出された曲目の音楽
情報を演奏情報に変換して音楽復調器与え、上記リクエ
スト情報を行う際に自局に訃ける演奏曲目と演奏回数と
を示す利用情報を親局へ送る。各子局の音楽データファ
イルは、親局程の容量は必要でなく、５０〜２００曲程
度の容量で十分足りる。上述の電子計算機から音楽復調
器に与えられる演奏情報は、楽曲を゛構成している各音
の高低、強弱、音色等を表わす情報で、各音の長さや音
間の休止期間の長さを実際の楽曲に等しくなるように引
伸ばしたものである。

作用 親局の音楽データファイル中には、膨大な数の曲目が音
楽情報の形で記録されており、この音楽情報は、楽譜の
諸記号を符号化するなどして、情報量的に圧縮されてい
る音符記号を更に各音の長短や音間の休止期間の長さな
どに無関係に時間的に圧縮した形となっている。この音
楽情報には、５線紙楽譜を符号化したものだけの場合も
あるが、それ以外に、各音のアクセントや細かい強弱変
化やテンポの変化などの高度の演奏技術情報を含ませる
ことも可能である。子局で音楽データファイル中に記録
される音楽情報は、親局の音楽データファイルと全く同
じである。

子局においては随時自局の音楽データファイルに集録さ
れている曲目の中から、適宜選出して演奏することがで
きる。演奏に際しては、時間的に圧縮されている音楽情
報は、電子計算機により時間的修復を行った演奏情報に
変換され、音楽復調器により演奏情報が指定する高低、
強弱及び音色の音楽信号が作られ、スピーカによって演
奏される０ 親局の音楽データファイルに集録されている楽曲の目録
及びそれらを代表する符号は、親局の記憶器に記憶させ
ておいて、適宜子局の記憶器ＶＣ転送し、子局において
その目録及び符号を知りたい時は、その記憶器の内容を
適当な表示器によって表示させれば良い。別の方法とし
ては、親局が目録及び符号を印刷して子局へ配布しても
よい。

子局において、自局の音楽データファイル中に集録され
ていない曲目を演奏したい場合には、その曲目を代表す
る符号を含むリクエスト情報を親局へ送る。すると、親
局から子局へ向けて、リクエストされた曲目の音楽情報
が返送され、子局の音楽データファイルに記録されて、
演奏が可能になる。この音楽情報の返送に必要な時間は
、演奏に数分を要する楽曲でも数秒間で足りる。

子局における演奏曲目や演奏回数などの利用情報は、子
局の記憶器に記憶されていて、上記リクエストの際に必
すに親局へ送られ、親局の記憶器内に各子局ごとに区分
して記憶される。

親局では、各子局ごとの利用情報を集計してプリントア
ウトし、各子局へ請求するサービス費用の計算の基礎と
して使用したり、音楽データファイルの収録曲目の入替
えの資料や作曲者に対する著作権料の計算の基礎などに
も使用する。

図において、１は親局、２Ａ〜２Ｎは小局、３Ａ−屏：
は親子間の通信回線を示す。

親局１は電子計算機４を有し、これ（ては音楽−！−タ
ファイル５、入力装置６、記憶器７、ゾリンり８及び通
信端末機９が附属する。音楽データノアイル５内には、
数１０００曲以）−もの膨大な曲１１が、符号化されて
音楽情報として記ｔＷσれている３゜壕だ、記憶器７内
には、ファイル５内の楽曲の曲名及び整理番号よりなる
目録情報や、各ｆ−局から送られて来た子局ごとの情報
か記憶さハている。

各子局の情報は、人力装置６を操作することにより、プ
リンタ８でゾリンｌ−７ウトすることができる。

子局２Ａは、電子計算機ｌ】を有し、これには音楽デー
タファイル１２、人力装置ユ３、記ｍ器↓４、表示器１
５及び通信端末機１６が附属する。テ゛−タフアイル１
２は、数１０曲の音楽情報を記憶することができ、記憶
器１４は親局１のテ゛−タフアイル５内の楽曲の目録情
報や自局の演奏曲名及び演奏回数を記憶１２ている。電
子計ｑ機１１は、データファイル１２及び記憶器１４の
内容について親局１との間での送受の制御を行の他、音
楽情報を、音楽を構成している各音の長さ及び音間の休
止期間の長さか実際の音楽に等しくなるように引伸ばし
た演奏情報に変換する。この演奏情報は、音楽復調器１
７において音楽信号に復原され、増縣器１８で増幅され
た後、スピーカ１９により実際の音楽として演奏される
。

音楽復調器１７は、周波数を異にする発振器２０ａ〜２
Ｏｎを有する。各発振器２０ａ〜２Ｏｎの発振波はそれ
ぞれ可変フィルタ２１ａ〜２１ｎ及び変調Ｂ２２ａ〜２
２ｎを通過した後に、綜合回路２３で綜合されて音楽信
号となる。この間、可変フィルタ２１ａ〜２ｍ及び変調
器２２ａ〜２２ｎを、電子計算機１１の演奏情報によっ
て制御する。壕だ、必要に応じ、発振器２０ａ〜２Ｏｎ
の発振周波数をも演奏情報によって制御する。

なお、子局２Ｂ〜２にの構造も、上述した子局２Ａの構
造と全く同一である。

子局（は、親ハうが保有する楽曲の目録情報を、それが
記憶器１４に記憶されていれば入力装置１３を操作する
だけで表示器〕５に表示させることができ、記ｔ！！器
１４に記憶さノ１ていなければ親局へ信υ−を送って目
録情報を親局記憶器７から子局記憶器１４−＼転送させ
だ後（τ」二連の操作により表示させることができるか
ら、その表示により自己が望む曲及び整理番号を知るこ
とができる。

よって、希望曲目の整理番号を人力装置Ｚ　Ｊに１７え
てリクエストの操作を行えば、第２図に小すような情報
群が親局叛送られる。ここで、２４け伝送に必要な始躊
符号群、２５は自問個有の識別符号箱、２６は自局が今
１で（で演奏した楽曲毎の演奏回数を示す利用情報、２
７（１リクエストする楽曲の整理番号情報、２８は誤り
の訂正または検知の符号群、２９は伝送の終ｇを示す符
号群である。

親局（・１、上記のリクエストｆ＜　２Ｊ　して、情報
２６（で基いて楽曲ｍの１演奏［］１数・を；り４．１
７、）ご↓−（て累算（２、’ｃ　（７）　Ｘ　’ｆＪ
、　Ｉａ　ｆ　３Ｌ　ｊａ　ｇｓ　’、　ｉＣ６’Ｑ　
ｆ９　Ｘｎ　ル、））、第、に図に示すような情報群を
子１１′Ｊ−＼返送する。ここで、３０は伝送ンこ必要
な始端符す群、３１（１楽曲ラー゛−タノアイル５から
引出にたリクエスト曲の符号イしされた音楽情報、３２
ｉ−ｉ前述した目録情報、３３は誤りの訂正筐たは検知
の符号群、３４は伝送の終端を示す符号群であシ、一般
に音楽情報３１の所要時間は数秒、その他の情報の所要
時間は１秒以内である。

子局においては、親局から送られて来た音楽情報３１は
一旦データファイル１２に記憶され、目録情報３２は記
憶器１４に記憶される。

そこで、子局においては、入力装置１３の操作によりデ
ータファイル１２内に記憶されている曲目の希望す−る
ものを指定すれば、その曲目の音楽情報が電子刺算機１
１により演奏情報に変換され、更にその演奏情報は音楽
復調器１７により音楽信号に復原σれ、スピーカ１９に
より音楽として演奏される。

なお、子局における音楽演奏の曲目選定に、例えばＢ　
Ｇ　Ｍ放送のように特に希望がない場合には、リクエス
ト操作により親局側で指定する曲目を子局へ送ることも
できる。また、子局において成る曲目の演奏回数が一定
数に達したならば、自動的にデータファイル１２中の同
曲の音楽情報が抹消されるように、子局電子計算機１１
のプログラムを設定しておくことも可能である。更に、
音楽情報の盗用を防ぐために、暗照符号を併用すること
もできる。

なお、上述の実施例では、子局の電子計算機１１は、演
奏時に、データファイル１２中の指定された曲目の音楽
情報を読出す機能と、読出した音楽情報を演奏情報に変
換する機能の両方を営んでいる。

しかし、音楽情報を演奏情報に変換する機能を持った音
楽復調用電子計算機を別に設け、電子計算機１１はこの
音楽復調用電子計算機にデータファイル１２から読出し
た音楽情報をその撞＼供給するようにしてもよい。

効果 以−にのよう（（、この発明（・でよるときは、運搬１
段を全く使わずに子局は希望する音楽情報を迅速に入手
でき、しかも演奏する曲目の選択操作に音盤や磁気テー
プの交換のような煩雑さがない長所が得られる。特に、
子局から親局ヘリクエストを行う際に、第２図示のよう
に強制的に過去の演奏曲目や回数を親局へ通報するよう
プログラムが作られているために、親局において子局の
演奏情況を常に把握することができるので、親局から子
局へ請求するサービス料の計算に便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例のブロック図、第２図は子局
より糾問へ送る信号の説明図、第３図は親局よシ子局へ
返送する信号の説明図である。 １・・・親局、２Ａ〜２Ｎ・・・子局、３Ａ〜３Ｎ・・
・伝送回線、４・・・電子計算機、５・・・音楽データ
ファイル、７・・・記憶器、８・・・プリンタ、９・・
・通信端末機、１１・・・電子計算機、１２・・・音楽
データファイル、１４・・・記憶器、１６　・・通信端
末機、１７　・・音楽復調器、１９・・・スピーカＯ特
許出願人　日本テレビ放送網株式会社代　理　人　清　
水　哲　ほか２名 ′Ｘ　ｌ　口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）親局と、この親局にそれぞれ通信回線を介して結
   合された複数の子局とにより構成され、上記親局は、電
   子計算機と、多数の曲目が楽譜諸記号を符号化した音楽
   情報の形で記録されている音楽データファイルと、記憶
   器と、プリンタと、上記各子局との間で上記通信回線を
   介して情報の送受を行う通信端末機とを有し、上記親局
   の電子計算機は、上記子局の成るものから送られて来た
   リクエスト情報に基いて対応する曲目の音楽情報を上記
   音楽データファイルよシ読出してこれを当該子局へ向け
   て送出し、各子局から送られて来た演奏曲目及び演奏回
   数に関する利用情報を各子局ごとに集計して上記記憶器
   に記憶させ、上記記憶器に記憶されている集計された利
   用情報を読出してこれを上記プリンタにプリントアウト
   させる制御を行うよう構成され、上記子局は、各々、電
   子計算機と、複数の曲目を楽譜諸記号を符号化した音楽
   情報の形で記憶する音楽データファイルと、音楽を構成
   する各音の高低、強弱及び音色を規定する演奏情報に基
   いて音楽信号を復調する音楽復調器と、この音楽信号が
   供給されるスピーカと、上記親局との間で上記通信回線
   を介して情報の送受を行う通信端末機とを有し、上記子
   局の電子計算機は、リクエスト情報を上記親局へ向けて
   送出し、このリクエスト情報に基いて上記親局から返送
   されて来た音楽情報を上記音楽データファイル中に記録
   し、上記音楽データファイルから読出した音楽情報に基
   いて各音の長さ及び各音間の休止間隔が調整された演奏
   情報を作成してこれを上記音楽復調器に供給し、自局に
   おける演奏の度にその曲目ごとに演奏回数を集計してこ
   れを上記記憶器に記憶させ、上記記憶器より集計された
   上記演奏に関する利用情報を上記リクエスト情報の送出
   の都度上記親局へ向けて送出する制御を行うよう構成さ
   れている音楽情報配給方式。