JPS6024675B2 - インバ−タ形固体電力変換装置の制御装置 - Google Patents

インバ−タ形固体電力変換装置の制御装置

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JPS6024675B2
JPS6024675B2 JP52024497A JP2449777A JPS6024675B2 JP S6024675 B2 JPS6024675 B2 JP S6024675B2 JP 52024497 A JP52024497 A JP 52024497A JP 2449777 A JP2449777 A JP 2449777A JP S6024675 B2 JPS6024675 B2 JP S6024675B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/505Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means
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    • H02M7/527Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only with automatic control of output waveform or frequency by pulse width modulation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
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    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/483Converters with outputs that each can have more than two voltages levels

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般に速度が調節自在である交流電動機を駆
動することが出来るィンバータ形の静止形(即ち固体形
)電力変換装置、更に具体的に云えばこの様な変換装置
に対する制御装置に関する。
電動機の多くの用途では、交流議導電動機が比較的簡単
で、まとまりがよく、頑丈で、保守が容易で、軽量で低
廉である為、他の種類のものより好まれる。
誘導電動機によって発生されるトルクは、その固定子巻
線に印加された生弦状交番電圧の振幅対周波数比並びに
電動機の滑り速度(即ち、いづれもラジアン/秒で表わ
した回転子の表面の実際の速度と固定子磁束の波の角速
度との差)の両方の関数であることを示すことが出来る
。この様な電動機を可変速度で運転する必要がある時、
その巻線に交流電力を供給するが、この電力は、固定子
電圧の振幅並びに周波数が希望する通りに調節出来る様
に条件づけられる。この2つのパラメータを適当に制御
することにより、電動機をゼロ乃至所定の曲り角速度(
即ち電動機の磁束を一定に保つことが出来る最高速度)
の速度では、一定の負荷トルクで運転し、曲り角速度よ
り高い或る範囲の速度変動に対しては、トルクは減少す
るが略一定の馬力で運転することが出来る。こういう特
性は電気推進式軌道車輪の牽引駆動装置の様な用途で望
ましいことである。可変の振幅並びに周波数を持つ多相
交番電圧は、静止形電力装置を用いて、所定の直流電力
源から又は一定周波数の交流電源から取出すのが有利で
ある。
この静止形電力装置には、複数個の対の交代的に導電す
る制御可能な電気弁を設け、装置の入力端子に印加され
た電圧を速度が調節自在である3相電動機の固定子巻線
を付勢するのに適した多相出力電圧に変換する様に相互
接続する。典型的には、電気弁は、適当な制御信号又は
ゲート信号に応答してオンに転ぜられるまで、順方向電
圧を抑えることが出来る種類の一方向導電性スイッチン
グ素子で構成される。この様な素子の1つのグループが
一般的に制御整流器又はサィリスタの名前で知られてお
り、この発明ではこういう種類の素子を使うことが好ま
しい。制御信号によって−旦トリガされ又は点弧される
と、サィリスタは阻止状態則ち非導電状態から順万向導
電状態に切換わり、この時サィリスタは、この電流がそ
の後で外部回路部品の転流作用によって消滅させられる
まで、自由に電動機電流を通すことが出来る。サィリス
タが逆バイアスされる(即ち陽極の電位が陰極に対して
負になる)期間の間、電動機電流を通す為、負荷電流を
通す各々のサィリスタと逆並列にダイオードを接続する
ことが出釆、こういう作用から、このダイオードはフリ
ーホイール・ダイオードと呼ばれている。サイリスタを
主なスイッチング素子として使う電力変換装置には、多
くの異なる回路形式並びに動作様式がある。
普通、こういう装置は、交代的に導電する各々の対にあ
る夫々のサィリスタの導電状態を周期的に反転させ又は
切換える適当な点弧及び転流手段を含んでいる。予定の
循環的なパターンでサィリスタの各々の対に対するこの
切換え作用を繰返し、電動機の各相に関連するサィリス
タの対のパターンを少しずつずらすことにより、装置の
出力端子に所望の3相交番電圧が発生される。出力電圧
波形の基本成分の周波数は、サイリスタの対を切換える
循環的なパターンの周波数によって決定される。出力電
圧の振幅は、変巻装置の入力端子に印加される電圧を対
応的に変えることにより、又は入力電圧の大きさが一定
であると仮定すれば、装置自体にある点弧及び転流手段
の動作を適当に制御することにより、周波数に対して直
線的に変えることが出来る。変換装置の内部で出力電圧
を制御する最も有利な手段の1つは、切換えに時間比制
御を使う方法である。時間比制御によって切換える非常
に有交な1つの方式で多重パルス幅変調(PWM)とし
て知られている。この方式では、交代的に導電する各対
のサィリスタの導電状態を電動機電圧の各半サイクルに
2回より多く切換え、こうして半サイクルの波形を交代
的に電位が異なる(例えば正及び負)一連の個別の比較
的幅の狭いパルスに寸断する。個別のパルスの持続時間
又は幅並びに基本周波数の半サイクルあたりのパルスの
数を予め選ばれた制御方式に従って変えて、電動機に印
加される平均電圧を変え、こうして電動機端子電圧の正
弦状基本成分の振幅を希望する通りに変えるこの制御方
式は、各半サイクルの間、矩形出力電圧パルス列が正弦
状に変調される様にするのが好ましく、この目的の為、
従来、3角形切取り様式のPWMが提案されている。3
角形切取り様式のPWMでは、可変の振幅及び周波数を
持つ正弦波基準信号(変調波とも呼ぶ)を、一定の振幅
並びに基準信号よりかなり高い周波数を持つ3角形タイ
ミング波形(搬送波とも呼ぶ)と比較し、タイミング波
形が基準信号と交わる度に、1対のサィリスタの導電状
態を切切換える。その結果、関連した出力端子の電圧の
基本成分は正弦波基準信号と同じ周波数であって、それ
と略同相であり、その振幅は変調比(即ち基準信号の振
幅とタイミング波形の振幅との比)の線形関数であり、
基本周波数の半サイクルあたりのパルスの数はチョッパ
比(即ちタイミング波形の周数と基準信号の周波数との
比)によって決定される。チョッパ比が比較的高い(例
えば6より大きい)限り、出力電圧波形の高調波歪みは
比較的少さく、残留高調波はいづれも高次のもので、電
動機の平均トルクに事実上の影響がない。この為、3角
形切取り方式のPWMは、速度が調節自在の駆動装置が
ゼロに近い速度で運転されている時、許容し難い程の大
きなトルクの脈動並びに電動機の高調波損失を避けるこ
とが出釆る。広い速度範囲に及ぶ電動機駆動装置に通し
たこの方式の1例が、シーメンス・ツアイトシュリフト
(Siemensなitschr量ft)誌第49蓋(
1971年)第3号、第154−61頁所載の/・ィン
ッ、タッパィネル及びワィデルッアルの論文「非同期機
の回転数を制御するパルス逆変換装置」に記載されてい
る。
出力の基本電圧の振幅並びに周波数が増加する時の望ま
しくない低調波電圧成分又は低周波数のビート(うなり
)を避ける為、3角形タイミング波形を正弦状基準信号
と同期させるのが普通である。然し、その場合、タイミ
ング波形の周波数を電動機の過剰のljップル電流を避
ける位に高く保つ為に、速度範囲の低い方の端でチョッ
パ比を高めることが必要になる。任意のPWM変換装置
から可能な最大の出力電圧を得る為には、動作様式を矩
形波形に変更しなければならない。
この場合サィリスタの対は半サイクルの間隔でだけ切換
えられ、その中間の全てのチョッパ作用が省略される為
、基本周波数の無変調の矩形波電圧が電動機の夫々の端
子に印加される。この動作様式により、速度が調節自在
の3相誘導電機の各々の固定子巻線(この巻線は普通は
3線式星形に接続され、全速度範囲にわたって第3高調
波及びその倍数高調波を相殺する様になっている)の両
端に周知の6段階電圧波形を発生する。最大出力電圧波
形が20%の第5高調波及びそれより百分率は小さいが
第7及び更に高次の高調波を含むことは知られているが
、速度が調節自在の駆動装置が、この時最大電圧並びに
比較的高い基本周波数で運転されている状態では、電動
機によって駆動される機械的な負荷並びに電動機の回転
子自体が平滑効果を生ずる位の慣性を持っているので、
トルクに目立つ程の脈動がない。矩形波様式の動作は、
変換器の損失を小さくし、装置の規模を縮小することが
出来る点で望ましい。3角形切取り式?WMと無変調矩
形波動作様式の間の切換えの際、1対のサィリスタの相
次ぐ切換え時点の間の間隔は、転流がうまく行く様にす
る時間を持たせる為の有限の最小限界(典型的にはlo
o乃至300マイクロ秒)があり、その為に出力電圧パ
ルスの幅をこの限界とゼロの間で徐々に変えることが出
来ないので、問題がある。
最小の幅を持つパルスを出力電圧波形から落したり又は
それに付け加えたりすると、出力電圧の振幅対周波数比
に不連続が生じ、電動機は孤立したトルク・サージを生
ずるが、これは、この変化が出力電圧の基本成分のゼロ
交差の近辺で発生するのでない限り、問題になる程大き
くなることがある。また位相変化が起って、ィンバータ
電圧が電動機の逆起電力と合なくなり、その為に望まし
くないサージ電流が生ずることがある。従来、基本周波
数範囲の内、基本的な3角形切取り方式が有効であるこ
の範囲の低い方の端と変換器が矩形波様式で動作するこ
の範囲の高い方の端との中間の選ばれた部分で、PWM
変換器の変調方式を変更することが提案されている。
1974王10月にペンシルバニア州ピッツバーグで催
された第9回lEEEインダストリ−・アップリケィシ
ョンズ・ソサィェティ年会で発表されたアボンダンティ
及びノードバィの論文「変調を改良したパルス幅変調ィ
ンバータ電動機駆動装置」には、一連の切換え様式PW
Mが記載されている。
この場合、タイミング波形を基準信号と同期させ、その
周波数又は勾配を種々変更し、並びに/又は基準信号の
振幅を必要に応じて変えて、基本出力波形の振幅に不連
続を生ぜずに、チョッパ作用の回数をゼロまで減少する
。ハィンッ他は前掲の1971年の刊行物(第6図及び
第7図参照)で、3角形切取り方式のPWMを、定常状
態並びに過渡状態の両方に於ける基準信号とのチョッパ
作用の同期化を自動的に保証する等価的な直流レベル設
定方法に取替えることを提案している。直流レベル設定
様式のPWMでは、正弦波基準信号(変調波)を1つ又
は更に多くの電圧レベルと比較し、基準信号がゼロと交
差する度に並びにその大きさの瞬時値が或る電圧レベル
に等しくなる度に、サイリスタの対の導電状態を切換え
る。
この方式を使うことにより、基本振幅が変化した時に出
力電圧から落されたり又はそれに加えられる最小の幅を
持つパルスは、何時も基本波形のゼロ交差に一番近いも
のになり、その為、基本波形の実効値に対するその影響
が無視し得る。この発明の全般的な目的は、速度が調節
し得る交流電動機の駆動に使われるィンバータ形静止形
(固体)電力変換装置に使うものとして、比較的低い周
波数に於ける3角形切取り様式のPWM動作と高い周波
数に於ける矩形波動作様式との間の円滑な切換えが出釆
る様にし、こうしてトルクの脈動並びに電動機に於ける
電力損失を最小限に抑える電力変換装置用の改良された
制御装置を提供することである。
時々起る様に、電動機が高速で運転されている間に、速
度が調節し得る交流電動機に供給される電圧が一時的に
途切れた場合、再び電動機に電力を加える時、注意しな
ければならない。
駆動されている負荷がまだ動いている間に電動機を安全
に再始動するには、変換器の出力電圧の基本成分の振幅
を小さくすると共にその周波数を惰走している電動機の
周波数と合う様に調節するのがよい。そうしないと、電
動機の固定子巻線を再び付勢する時、許容し難い程大き
な電流サージが発生する襖れがある。この発明の別の全
般的な目的は、一時的な電力の停止の後に電動機再始動
を容易に出来る様にする前述の種類の改良された電力変
換装置を提供することである。以下説明する実施例では
、少なくとも3対の交互に導電する制御可能な電気弁が
、相対的に正及び負の直流入力端子の間に並列回路関係
に接続され、夫々の対を形成する弁の間の接続点が3つ
の別々の交流出力端子に接続され、これらの交流出力端
子が、速度が調節自在の3相誘導電動機の様な可変周波
数の負荷に接続される様になっている。
入力端子に印加された単一磁性の電圧を出力端子の交番
電圧に変換する様な形で、交互に導電する各対の電気弁
の導電状態を、関連した点弧及び転流手段の作用によっ
て周期的に切換える。交番出力電圧の基本成分の周波数
並びに振幅を可変の周波数及び振幅指令信号の関数とし
て変える様に、変換器の点弧及び転流手段の動作を制御
する制御手段を設ける。具体的に云うと、この制御手段
は、3角形切取り様式のPWMを実施する手段と、電動
機の速度並びに振幅指令信号の値に応答する様式変更手
段とを含む。
様式変更手段は、竜動機の速度が予定の基準速度を越え
ず且つ振幅指令信号が予定の基準値を越えない限り、3
角形切取り様式実施手段を作動する。振幅指令信号が前
述の基準値を越えるか或いは電動機速度が基準速度を越
えた時、何時でも様式変更手段が別の作用をする。
即ち切換え様式のPWMを実施する手段を作動する。こ
の手段は、作用する時、周期的な基準信号(その周波数
は前述の周波数指令信号に関係する)によってキーィン
グされ、点弧及び転流手段によって、出力交番電圧の基
本成分の各サイクル中の或る時点に各対の電気弁の導電
状態真を切換える。この発明並びにその種々の目的及び
利点は、以下図面について説明する所から、更によく理
解されよう。
第1図には、適当な直流電力源21と、この電力源から
電力入力を取出すィンバータ22を含む変換装置と、速
度が調節自在の交流電動機23とで構成される速度が調
節自在の電動機駆動装置が示されている。
電動機23は3相固定子巻線を持ち、それらがィンバー
タ22の出力によって付勢されると共に、牽引車髄(図
に示してない)の車輪の様な機械的な負荷に結合された
回転子を有する。ィンバータ22が電動機23の固定子
巻線に供給する励振の周波数並びに振幅を適当に変える
ことにより、希望に応じて電動機を推進(電動機様式)
し、或いは減速(制動様式)することが出来る。こ目的
の為、電力変換装置が、第1図では参照数字24で全体
的に示した適当な手段を持ち、これが、所望の電動機ト
ルクを表わす第1の要求信号T(要求)、電動機磁束の
所望の値を表わす別の要求信号○(要求)、及び電動機
の選ばれたパラメータの実際の応答を表わす或る鏡還信
号を含む複数個の入力信号に対してプログラムされた通
りに応答して、ィンバータ22の動作を調整し且つ制御
する。これは後で更に詳しく説明する。図示の調整及び
制御手段24がトルク調整器25を含み、これは線26
から前述のトルク要求信号、線27から、トルク処理回
路28によって取出された、電動機23が発生するトル
クの実際の値を表わすトルク鏡濠信号、並びに線29か
ら軍動機23の回転子の実際の角速度を感知する速度発
電機30の様な手段によって発生された速度鉄還信号を
供給される。
これらの入力に応答して、トルク調整器25が波形発生
器32の第1の入力線31に対し、3本の出力線X,Y
,Zの夫々に於ける周期的な制御信号列の基本周波数を
決定する周波数指令信号fcを直接的に供給する。夫々
の線×,Y,Zの制御信号列が互いに1200ずれて発
生器32によって発生され、ィンバータ22にある点弧
及び転流手段の動作を制御して、ィンバータが電動機2
3の固定子巻線の端子に印加する3相交番電圧の基本成
分の周波数を周波数指令信号fcの関数として変えるこ
とが出来る様にする。(後で第2図について説明する所
を参照されたい。)トルク調整器25からの周波数指令
信号fcは鱗算手段33にも供給され、これが割算手段
34と縦続的に波形発生器32の第2の入力線35に結
合されている。
掛算器33で、周波数指令信号の値に線36の積分磁束
誤差信号の値を乗ずる。この誤差信号は、これから説明
する様に、電動機磁束の実際の値と所望の値の比較によ
って取出される。その後、割算器34で、線37の信号
の値によって除される。線37の信号の値は、ィンバー
タ22の直流入力端子の両端に接続された電圧変換器3
8によって感知されたインバ−夕入力電圧の大きさに比
例する。この為、線35に現われる信号(以下これを振
幅指令信号Vcと呼ぶ)は、線31の周波数指令信号f
c及び線36の積分磁束誤差信号の積に比例して変化す
ると共に、線37のィンバータ入力電圧信号に反比例し
て変化する。これから説明する様にして、波形発生器3
2が振幅指令信号に応答してィンバータの点弧及び転流
手段の動作を制御し、ィンバータが電動機23の固定子
端子に印加する3相交番電圧の基本成分の振幅をVcの
関数として変える様にする。この結果、固定子励振基本
電圧の振幅が、それが、とり得る最大レベルより低く、
電動機磁束の実際の値が一定の所望の値に等しい限り、
この振幅は基本励振周波数に追従し、励振電圧のボルト
/ヘルツ比を略一定に保つ。トルク調整器25は線27
の電動機トルク鏡還信号と線26のトルク要求信号との
間の誤差を最小限に抑える様な分だけ並びにその様な向
きに周波数指令信号fcを裏速度館還信号と違う様にす
る(この差が電動機の滑り周波数を表わす)。
トルク鏡還信号は前述のトルク処理回路28から得られ
る。この回路は、ドイツ公開明細書(DT−06又はO
LS)第2615782戦こ従って構成することが好ま
しい。 その出願に詳しく記載されているが、この構成
要素は、電動機23の3つの固定子端子にィンバータの
出力が供給される際の夫々の導体に結合された3つの変
換器39の配列から取出した固定子励振電流館還信号と
、電動機内部の回転子と固定子の空隙の実際の磁束を感
知する適当な手段40から取出した電動機磁束鉄還信号
とに基づいて作用する。この磁束感知手段40はドイツ
公開明細書(DT−OS又はOB)第2551671号
に従って構成するのが有利である。この公開明細書はフ
ランス特許公報第2292369号に対応する。磁束感
知手段40は、電動機の実際の磁束の平均値を表わす鏡
還信号めを発生する様に構成されていて、この信号が磁
束要求信号0(要求)と共に加算回路41に供給される
加算回路41が、電動機磁束の実際の値と所望の値との
間に差があれば、その差に関係する磁束誤差信号を線4
2に発生する。前掲ドイツ公開明細書OLS第2551
671号又はフランス特許公報第松936y号1こ詳し
く記載されている様に、線42の磁束誤差信号が積分器
43によって積分され、積分された誤差信号が線36を
介して掛算器33に供給される。この為、線35の前述
の振幅指令信号Vcは、電動機磁束の実際の値と所望の
値との間の誤差に応答して増減され、誤差をゼロに減ら
すのに必要な様に、固定子励振電圧の基本振幅を変える
。周波数指令信号fcを周波数制御用のトルク調整ルー
プから掛算器33を介して振幅制御用の磁束調整ループ
へ交差結合することにより、特に制動様式で動作する際
、電動機の制御の安定性が著しく改善されると共に、振
幅制御チャンネルが、磁束調整ループに速度の速い制御
作用を必要とせずに、急激な速度変化を補償することが
出来る様にする。交流電動機23の回転方向は、ィンバ
ータ22がその固定子端子に印加する3相交番電圧の相
順序に関係し、この相順序は波形発生器32から線×,
Y,Zに出る制御信号列の順序に対応する。
この順序を決定する為、発生器32の第3の入力線44
1こ順方向−逆方向指令信号F/Rが供給される。発生
器は、順万向から逆方向へ又はその逆の指令された変化
に応答して、×−Y−ZからX−Z−Yに順序を反転す
る様に構成されている。第1図に示すィンバータ制御装
置24は運転停止手段45(オンノオフとも呼ぶ)を含
み、これが線46を介してィンバ−夕22にある点弧及
び転流手段に結合されると共に、線47を介してトルク
調整器25に結合され、更に線48を介して積分器43
に結合される。オン状態にある時、運転停止手段45は
これらの全ての構成素子が普通に動作出来る様にする。
然し、ィンバータ22が電動機23の固定子巻線に印加
している励振電圧を中断したい時又はその必要がある時
、運転停止手段45がオフ状態に作動され、この状態に
ある間、この手段はィンバータの点弧及び転流手段に指
令して、インバータ2にある全ての主サィリスタ及び補
助サィリスタを定められた順序でオフに転ずる様にさせ
る。運転停止手段45がオフ状態にとゞまる限り、積分
器43を放電させる様にも作用し、こうして線36の積
分磁束誤差信号をゼロにクランプし、この結果振幅指令
信号Vcをゼロにリセットし、更にトルク調整器25に
よって、線29の速度鏡還信号によって判る電動機の実
際の速度に対応する値を持つ周波数指令信号fcを発生
させる。前に述べた様に、線×,Y,Zの信号列がィン
バータ22の点弧及び転流手段の動作を制御する。
ィンバータ22の細部が第2図に示されており、この図
でィンバータが一組の正及び負の直流入力端子51,5
2、3つの交流出力端子A,B,C、及び一組の入力端
子及び3つの出力端子を相互接続する3つの同一の電力
回路手段53,54,55から成る並列の配列を持つこ
とが判る。関連した直流電源21が単一極性の電圧Vd
cをィンバータの直流入力端子51,52に印加する。
並列コンデンサ56及び直列誘導子57で構成される炉
波器が電源とィンバ−夕の入力端子との間に接続されて
いる。米国特許第3890551号に記載される様に、
誘導子57と関連した電源端子21Pとの間に再生電圧
上昇手段を入れることが好ましい。 この手段はダイオ
ード59によって分略された抵抗58で構成され、ダイ
オード59はVdcが電源電圧を越える時、即ち速度が
調節目在の電動機駆動装置の制動機式(減速動作様式)
の際に起り得る状態の時、強制的に抵抗58に電流が流
れる様な極性に接続されている。第2図で、電源端子2
1P及び対応するィンバータの入力端子51の電位が大
地に対して正であると仮定しており、他方の入力端子5
2は接地することが好ましい。ィンバータの出力端子A
,8,Cが、変流器39(第2図には示してない)を含
む導体を介して、可変周波数の交流負荷Mに接続される
様になっている。
この負荷が第2図では速度が調節自在の3相交流電動機
23の3つの星形結線の固定子巻線として示されている
。電動機23はかご形譲導電動機又は同期リラクタンス
電動機の様な任意の適当な形式であってよく、第2図に
は1台の電動機しか示してないが、希望によっては、複
数個の同様な電動機を同じィンバータ22から付勢する
ことが出来ることを承知されたい。第2図に示す装置と
並列に、電源端子21Pに付加的なインバータと電動機
の組合せを接続することが出来ることも勿論である。図
には3相電動機を示したが、相数は問題ではなく、希望
によっては、この代りに単相、2相、6相又は更に相数
の多い電動機を使うことが出来る。ィンバータ22にあ
る各々の電力回路手段53,54,55は少なくとも1
対の交代的に導電する主サィリスタを含んでおり、これ
らは、単一極性の入力電圧Vdcを出力端子の3相交番
電圧に変換する様な形で、対応する出力端子A,B又は
Cを両方の入力端子51,52に接続する様に適当に配
置され且つ制御される。
希望によっては別の構成を用いてもよいが、米国特許第
320794号に記載される周知の補助インパルス転流
形ィンバータ形式にするのが好ましい。第2図では、電
力回路手段53をこの形式のものとして示してある。詳
しく云うと、これは相対的に正及び負の直流入力端子5
1,52の間に負荷電流を通す1対のサィリスタ1,2
と直列に接続された誘導子Loを含んでいて、ブリッジ
の半分を形成し、フリ−ホイール・ダイオードが主サイ
リスタと逆並列に夫々接続されている。勿論、電流又は
電圧定格が更に大きい場合、希望によって各々の主サィ
リスタ1,2と並列に並びに/又は直列に付加的なサィ
リスタを接続し、サィリスタ1,2と一緒に動作させる
ことが出来る。半ブリッジ53にある主サィリスター,
2の間の接続点が出力端子Aに接続され、これが電動機
23の3つの固定子巻線の内の1番目に関連した相端子
に接続されている。負荷電流通路は電動機の固定子の他
の巻線を介して閉じる。これらの巻線が最初の固定子巻
線と中性端子Nを共有し、別の相端子が同じ2つの他の
電力回路手段又は半ブリッジ54,55の出力端子B,
Cに夫々接続される。半ブリッジ53の主サイリスタ1
,2を交代的にオン及びオフに転ずる為、ィンバータ2
2に点瓢手段60及び転流手段61が設けられる。
前掲米国特許第3207974号に記載される様に、転
流手段61は、インバータの入力端子51,52の間に
直列に接続された1対の転流サィリスタIA,2Aと、
転流サイリスタIA,2Aの接続点と主サィリスタ1,
2の接続点の間に充電コンデンサCと直列に接続された
誘導子Lで構成されるィンパルス形成回路とを有する。
1対の主サィリスタ1,2及び1対の転流サィリスタI
A,2Aの両方はシリコン制御整流器であることが好ま
しく、夫々のゲート電極が点弧手段60の対応する番号
をつけた出力端子に適当に結合されている。
点弧手段60は、線×に供給された周期的な制御信号の
指令に基づいて、下記の順序で選択的にサィリスタをト
リガする公知の構成要素及び回路で構成される。1 線
Xの制御信号が低即ち0状態から高即ち1状態に変化す
る時、【ィ}転流サィリスタ2Aが直ちに点弧されて、
LC形ィンパルス形成回路を主サィリスタ2の両端に接
続し、この為主サィリスタ2がオフに転ぜられ、こうし
て主サィリスタ2の負荷電流を消滅させると共にィンバ
ータの出力端子Aを接地された入力端子52から隔離す
る。
‘ロ}次に主サィリスタ1が点弧されて正の入力端子5
1を出力端子Aに接続し、こうして順方向の負荷電流が
流れ始める様にする。し一転流コンデンサCが反対の極
性(右側の極板が正)に再び充電され、転流サィリス夕
2Aがィンパルス形成回路のリンギング作用によって逆
バイアスされる。0 線Xの制御信号が高即ち1状態か
ら低即ち0状態に変わると、‘ィー反対側の転流サィリ
ス夕IAが直ちに点弧されてLC形ィンバルス形回路を
主サィリスタ1の両端に接続し、この為主サィリスター
がオフに転じ、主サィリスタ1の負荷電流が消滅してィ
ンバータの出力端子Aを正の入力端子51から隔離する
‘o’次に相補的な主サイリスタ2が点弧されて出力端
子Aを接地された入力端子52に接続し、こうして逆方
向の負荷電流が流れ始める様にする。し一転流コンデン
サCの電荷が再び反転し(左側の極板が正になる)、転
流サイリスタIAがィンパルス形成回路のリンギング作
用によって逆バイアスされる。この各々の転流過程の間
、負荷電流が一方の主サィリスタから他方の主サィリス
タに変わる際の速度は誘導子Loによって制限される。
まとめて云えば、線×の制御信号が1状態にある時、半
ブリッジ53の主サィリスタ1が導電状態にあり、相補
的なサィリスタ2が非導電状態にあり、インバータの出
力端子Aは入力端子51と同じ正の電位にあるが、同じ
制御信号が0状態にある時、半ブリッジ53の主サィリ
ス夕2が導電状態で、主サィリスタ1は非導電状態にあ
り、出力端子Aが大地電位にあることは明らかである。
この為、線×の信号によって、点弧及び転流手段60,
61が、この信号が状態を変える度に、2つの主サィリ
スター,2の導電状態を切換える又は逆転する。半ブリ
ッジ54でも、線Yを介して点弧手段60‘こ供給され
た周期的な制御信号列に応答して、同じ切換え作用が行
なわれ、半ブリッジ55でも、線Zを介して点弧手段6
01こ供V給された周期的な制御信号列に応答して同じ
切換え作用が行なわれる。現在市場で入手し得るサィリ
スタは有限の回復時間がある為、各々の半ブリッジ53
,64,55に於ける相次ぐ初換え時点の間の間隔には
予定の最低限界(例えば300マイクロ秒)がある。
この為、転流サイリスタIA,2Aの有害なシュ−トス
ルーの危険を犯さずに、相次ぐ切換えを行なうことが出
来る最大速度が決まる。どの線×,Y,Zの周期的な制
御信号の周波数もこの最大速度を越えることがない様に
する為、点弧手段60に適当なロックアウト手段を含め
るのが常套手段である。適応形ロックアウト手段の好ま
しい実施例が米国特許第391962び烏に記載されて
いる。この特許に詳しく記載されているが、このロック
アウト手段は、反対側の転流サイリスタが点弧された時
から始まって、このサイリスタの逆バイアスがその後で
検出されたことに応答して或る遅延をもって終了する期
間の間、各々の転流サィリスタの点弧を禁止する様に構
成されている。逆バイアスの始まりは、各々の転流サィ
リスタIA,2Aの両端に接続された抵抗63及びダイ
オード64の直列の組合せで構成されたりセット電流通
路に接続される変流器62によって感知するのが便利で
ある。ダイオード64は並列の転流サィリスタに対して
逆の極性に接続されていて、転流コンデンサの過充電電
流を通す様になっている。変流器62の2次巻線の電流
が点弧手段6川こある適応形ロックアウト回路の入力に
なる。矩形波動作様式では、ィンバータ制御装置24の
波形発生器32によって各々の線×,Y,Zに発生され
る制御信号は、所望の基本周波数の半サイクルに等しい
間隔で状態を変える。
この結果その基本成分の完全な1サイクルにわたり、ィ
ンバータの出力端子Aに生ずる電圧V^が第3図の一番
上のグラフで示されている。出力端子B,Cにも同様な
電圧が出るが、線Y及びZの制御信号が1200ずれた
パターンである為、これらの電圧はV^に対し、夫々基
本周波数の1サイクルの120o及び2400ずつ位相
がずれている。固定子巻線の非接地中性端子Nの電圧V
Nは、ィンバータの出力端子A,B,Cの電圧の和の1
/3に等しいが、これが第3図の2番目のグラフに示さ
れている。この結果、電動機23の各々の固定子巻線に
印加される対中性点各相電圧は、第3図の3番目のグラ
フV^‐Nによって示す周知の6段階の矩形波になる。
この波形の基本成分はインバータ22から得られる最大
の振幅を持つ。(V^‐Nの電圧目盛がV^及びVNの
目盛に対して50%拡大してあることに注意されたい。
)3角形切取り様式のPWM動作では、各々の線×,Y
,Zの制御信号が、出力電圧の基本成分の各サイクルの
闇に何回も状態を変え、こうしてィンバータの出力端子
Aの電圧V^を、交互に正の電位及び大地電位を持つ一
連の比較的幅の狭い矩形パルスに寸断し、相次ぐパルス
の周期又は幅が第4図に示す様に大体正弦状に変えられ
る。
この様式を実施する為、波形発生器32が、捉軸隣旨令
信号Vcに関係する振幅、並びに周波数指令信号fcと
共に変化する周波数を夫々持つ1200ずつ位相がずれ
た第1、第2、第3の正弦状基準信号を発生し、この基
準信号を一定の振幅並びに基準信号よりかなり高い周波
数を持つ3角形タイミング波形と比較し、タイミング波
形が対応する基準信号と交差する度に夫々の線X,Y,
Zの制御信号の状態を変える適当な手段(例として第1
2図に示されている)を含んでいる。こういうことが第
4図でV^のグラフの上に、第1の基準信号VRの完全
な1サイクルにわたって示されている。これによって線
×の周期的な制御信号の状態が決定され、ィンバータ2
2の第1の半ブリッジ53にある1対の主サィリスタ1
,2の導電状態が制御される。例として、周波数及び振
幅指令信号の値は、基準信号VRがタイミング波形VT
の丁度1′6の周波数(チョッパ比が6)及びタイミン
グ波形の振幅ETに略筆しい振幅8R(即ち変調指数が
1.0)を持つ様になっている。タイミング波形VTが
負に向う向きで基準信号VRと交差したことに応答して
、線×の制御信号の状態が直ちに0から1に変わり、こ
うしてィンバータの点弧及び転流手段によって半ブリッ
ジ53にある1対の主サィリスタの導電状態を切換えて
、出力端子Aの電圧VAが大地から正の電位に上昇する
様にする。
同様に、VTが正に向う向きでVRと交差する度に、線
Xの制御信号の状態が直ちに1から0に変えられ、こう
して1対の同じサィリスタの導電状態を切換えて、V^
が正の電位から大地に下がる様にする。然し、第4図の
星印で示す様に、図示の波形の2つの交差部ではその結
果起る状態変化がィンバータ22の点孤手段601こ含
まれているロックアウト手段の作用によって遅延させら
れ、こうして、相次ぐ切換え時点があまり接近して起る
為に1対の転流サィリスタのシュートスルーが起らない
様にする予定の最4・の幅を持つパルスを発生する。発
生器32から出る第2及び第3の正弦状基準信号はVR
と同じ周波数及び振幅を持つが、それに対して夫々基本
周波数の1サイクルの1200及び24ぴだけ遅れてい
る。
この為、ィンバータの出力端子B,Cの電圧はV^と同
様であるが、それから夫々120o及び24ぴずれてい
る。この結果得られる対中性点各相固定子励振電圧が第
4図のグラフV^‐Nによって表わされる。この電圧の
正弦状基本成分の周波数が正弦波基準信号VRの周波数
と同じであることは明らかであろう。第5図は、3角形
切取り様式のPWM動作を使った場合、変調指数(MI
)に対し、MIの0乃至1.8の範囲で、V^‐Nの基
本成分の振幅とVdcの大きさとの比がどの様に変わる
かを示している。
変調指数が基準信号VRの振幅ERに伴って変わり、E
Rが振幅指令信号Vcに関係することから「MIがVc
に直鞍的に比例することが判る。第5図は、振幅指令信
号の値と3角形切取り様式のPWM動作をしている時の
ィンバータの基本出力電圧の実際の大きさとの間の伝達
特性が、前述のロックアウト作用によって一番短いパル
ス幅が予定の最小限界より狭くならないようにされる数
(大体0.82)より下でのMIの全ての変動に対して
、直線的であると共に、このロックアウト作用が効果を
持つ数より上での変動に対しては、非直線的になるのが
望ましいことを例示している。肌が約1.1より大きく
なると、タイミング波形VTの1サイクルで、基準信号
VRの各半サイクルのピークの近くで基準信号と交わる
ことがない部分が生じ、その為最小限の幅を持つ1個の
パルスがV^−Nの各半サイクルの中央領域から抜ける
。この為基本振幅に約15%の階段状の増加が生じ、そ
の結果電動機のトルクに許容し難い程の急激なサージが
生ずる。この様な不連続性は、その基本的な原理を基本
周波数の半サイクルについて第6図に示した直流レベル
設定様式のPWMに変更することによって、無視し得る
程度に減少することが出来る。第6図に示す出力電圧波
形V^は、正弦波基準信号VRがゼロと交差する度に、
並びに瞬時値が1個の電圧レベル(第6図にチョツパ・
レベルと記す)の大きさに等しくなる度に、ィンバータ
の半ブリッジにある1対の主サィリスタを切換えること
によって発生される。
この場合、VRの周波数が周波数指令信号fcにつれて
変わるが、その振幅は一定である。これに対してチョッ
パ・レベルを振幅指令信号Vcの反比例関数として変え
る。VRの各半サイクルの初め及び終りに出力電圧波形
V^からチョツパ作用によって抜けるパルスの幅xはチ
ョッパ・レベルに応じて変わる。振幅指令信号が最大(
1単位)である時、xはゼロであり、ィソバータは対中
性点各相出力電圧の基本成分の振幅が最大になる矩形波
様式で動作する。xが増加すると、基本電圧は第7図の
曲線n=1で示す様に減少する。第7図は出力電圧の第
5、第7及び第11高調波成分のRMB値をもx(基本
周波数の1サイクルの電電気角で表わしてある)に対し
て示している。基本周波数が約62.5HZであると仮
定すると、(前述のロックアウト手段によって定められ
る)300マイクロ秒の最小パルス幅は約7oに対応し
、この典型的なxの最小限界を第7図に示してある。x
=70の時、基本出力電圧の値がx=0の時のこの電圧
の最大値と略同じであり、その食い違いは電動機を駆動
する時に別こつく程の問題を生じない位に小さいことが
判る。これは最小幅を持つパルスが基本波形のゼロ交差
のごく近くで発生し、その為、それが抜けても或いは入
っても、固定子励振電圧の基本成分に生ずる不連続性は
無視し得るからである。第7図に示した第5及び第7高
調波電圧を減少させる為、2重チョツパ・レベルを用い
た更に手のこんだ直流レベル設定様式のPWMを使うこ
とが出来る。第8図に2重チョッパ・レベルがAレベル
及びBレベルと記されており、AレベルがBレベルより
低い。前と同じく、基本周波数の正弦波基準信号VRが
ゼロと交差する度、並びにその瞬時値がいづれかの基準
レベルA又はBと等しくなる度に、1対のサィリスタの
切換えが行なわれる。その結果ィンバータの1つの出力
端子Aに生ずる電圧波形が第8図の曲線V^で示されて
いる。これは基準信号VRの各半サイクル中の5個のパ
ルスから成る順序で構成されている。各半サイクルの最
初及び最後のパルスは、VRの瞬時値がレベルAと丁度
等しくなる基準波形の角度に対応する幅Qを持ち、各半
サイクル中の2番目及び4番目のパルス又は欠落部は8
−Qの幅を持つ。こ)で8はVRの瞬時値がレベルBと
丁度等しくなるVRの角度に対応する。他の2つの出力
端子B、Cに基本成分の1200及び240oずつ遅れ
ているが、VAと同一の電圧が発生されることが理解さ
れよう。この為、第8図に示す様な対中性点各相固定子
励振電圧V^‐Nが発生される。VA‐Nの基本成分が
周波数も位相も基準信号VRと同じであることに注意さ
れたい。第8図のV^と全体的に同じ形の出力電圧波形
を持つ一定周波数ィンバータは、角度Q及び3を或る値
に選ぶことにより、この電圧の選ばれた高調波成分を減
少させることが出来ることが従釆提案されている。母虫
BEEトランスアクションズ・オン・コミニユケイシヨ
ンズ・アンド・エレクトロニクス374−7頁(19凶
年7月)のF.G.ターンバルーの論文「静止形直流−
交流ィンバータに於ける選ばれた高調波の減少」には、
Q=16.25o及び8=22.07である場合、第5
及び第7高調波電圧をゼロに減少させることが出来るこ
とが記載されている。これは、IA一gEEEトランス
アクシヨンズ・オン・インダストリアル・アップリケィ
ションズ310−1刀頁(1973年5月16日)所載
のベイテル及びホフトの論文「サイリスタ・インバ−夕
に於ける高調波除去及び電圧制御の一般的な方法、第1
部高調波の除去」で確認されている。これらの論文の著
者は、基本電圧の振幅を制御する為に選ばれた角度を変
えることは全く考えていない。第12図及び第14図に
ついて更に詳しく説明するこの発明の好ましい実施例で
は、3角形切取り様式の変調指数が1.0に近い予定の
数を越えた時、何時でも第8図に示したのと同様な新規
な切換え様式のPWMを実施する適当な手段を波形発生
器32に設ける。
この発明の切換え様式では、出力電圧の選ばれた高調波
を最小限に抑える為にQを8の関数として変えると共に
、8を振幅指令信号の関数として変え、出力電圧の基本
成分の振幅をVcに対して直線的に変える。現在好まし
いと考えられる関数が夫々第9図及び第10図に示され
ている。qを8に関係づける関数は、切換え様式のPW
Mの動作範囲にわたり、交流電動機23の固定子巻線の
高調波尖頭電流を減少する様に選ばれた。
高調波尖頭電流を減少すると、電動機にかかる熱負荷が
軽減され、ィンバータ22にか)る転流の負担が軽減さ
れると共に、速度が調節自在の電動機駆動装置の電気効
率が高くなるので有利である。実験的な方法又は解析的
な方法を用いて、この目的を最もよく達成する特定の関
数関係を導き出すことが出来る。この発明の実際の1実
施例では、基本出力電圧の所定の振幅を発生する様なQ
及び6の種々の値に対する尖頭電動機電流を読出す様に
適当にプログラムした計算機の助けを借りて、関数を導
き出した。次に、任意の出力電圧に対し、起り得る尖頭
電動機電流が最小になる様に関数Q=f(8)を選んだ
。この最適の関数を例として第9図に示してある。この
特定の方法の詳細は、1973王10月2日にジョージ
ア州アトランタでlEEEインダストリー・アップリケ
イサシヨンズ・ソサィェティ主催で開かれた会合で発表
されたA.B.プランケツト及びG.B.クリマンの論
文「PWMィンバータ駆動装置に対する変調方式の開発
」(会議録7にHO999−31Aの第915−21頁
)に発表されている。第9図に見られる様に、予定の角
度a2(例えば34.4o)より小さい8の値に対して
は、Qが8と共に増加し、8が82 より上昇した時に
は減少する。
更に詳しく云うと、8が小さな角8,(例えば5.74
o)から前述の予定の角82 まで増加するにつれて、
Qがゼロから82 の大体2′3である最大角(例えば
24.4o)まで比較的に増加し、更に8が32 から
比較的大きな角64(例えば56.1o)へ増加する時
、Qは最大値からゼロに減少する。この関係の減少側は
図示の様に2つの勾配を持ち、その間の曲り目が図示の
座標83 =47.7o及びQ=18.70で起ること
が好ましい。第10図には、3角形切取り様式のPWM
で動作する際に得られる直線的な伝達特性と略見合う様
な、振幅指令信号とィンバータの基本出力電圧の実際の
振幅との間の伝達関数を切換え様式のPWMで動作して
いる時に生ずる様な8とVcとの間の関数関係を例とし
て示してある。この関数は漸進的に急峻になる3つの勾
配の合成であり、これらの部分が図示の座標Vc=0.
836及び82 =私.4を持つ第1の曲り目と、図示
の座標Vc=0.4斑及び83 =47.70の第2の
曲り目で交わる。第10図に示す様に。Vcが1.0単
位である時、8はooの最小角であり、Vcがゼロであ
る時、8は60oの最大角を持つ。後で更に詳しく説明
するが、ィンバー夕制御装置24の波形発生器32は、
振幅指令信号及び速度穣還信号の両方に応答して、3角
形切取り様式のPWMと切換え様式のPWMとの間の切
換え又は変更を制御する手段を含む。
この様式変更手段は、Vcが予定の基準値(1.正史満
の変調指数に対応する)を越えず、電動機23の速度が
予定の基準速度(これは曲り角速度より幾分高いことが
好ましい)を越えない限り、波形発生器にある3角形切
取り様式実施手段を作動する様に作用し、Vcが基準値
を越えるか或いは電動機速度が基準速度を越えた時、何
時でも同じ波形発生器にある切換え様式実施手段を作動
する様に作用する。この結果得られる、速度が調節自在
の電動機駆動装置の性能が第11図のグラフに示されて
いる。振幅指令信号Vc並びに対応する変調指数MIが
第11図の縦軸にとつてあり、電動機速度(曲り角速度
の或る単位で表わす)を機軸にとってある。こ)で云う
単位とは曲り角速度だけでなく、この明細書中で云う他
のパラメー外こも適用される相対的な値である。Vcの
基準値を0.67単位とを仮定する。これは変調指数が
1.0になるこの量の値(例えば0.774)より小さ
い。この為、電動機が推進(電動機)動作様式の間に静
止状態から加速すると、ィンバータの動作様式が、3角
形切取り様式のPWMで脱落するパルスがない位に低い
周波数並びに変調指数の所で、3角形切取り様式のPW
Mから切換え様式のPWMに変わる。その結果、後の様
式では、チョッパ周波数を基本周波数に同期することが
必要ではなく、電動機トルクに目立つ程のサージを生ぜ
ずに、切換え様式のPWMへの変更が円滑に行なわれる
。第11図に示す様に、電動機が引続いてその曲り角速
度に向って加速する際、切換え様式のPWMを通る。
同時に(曲り角速度より低い速度で周波数指令信号に追
従する)振幅指令信号Vcが予定の基準値(例えば0.
67単位)から最大値(1.山単位)に向って増加し、
この為8が第10図に示した関数に従って減少し、基本
出力電圧の振幅は速度と共に直線的に増加し続ける。曲
り角速度に近づくと、Vcが、8がooにごく近い予定
の値に等しくなる値(例えば0.97単位)に達する。
このことに応答して、出力電圧波形の寸断作用を全部除
去する手段を設け(第14図の説明参照)、この時ィン
バータは矩形波最大電圧様式で動作し始める。今述べた
手段は、矩形波様式への切換えの円滑さを高める手段を
含む。電動機は曲り角速度から、最大速度に達するまで
一定の励振電圧で加速される(従って磁束が減少する)
。この点を第11図では例として曲り角速度の4倍とし
て示してある)。′第11図で再始動と記す曲線は、ィ
ンバータ制御装置24に含まれている運転停止手段45
の動作によって一時的に中断された後、電動機23の固
定子巻線に励振電圧が再び印加された場合を示す。
運転停止手段45がオン状態に戻るのと同時に、電動機
が3.78単位近辺の速度で運転されていると仮定して
いる。この速度は前述の基準速度より大きいから、振幅
指令信号Vcがゼロに戻っていても、再始動過程全体に
わたり切換え様式のPWMが作用する。比較的高い速度
から再始動する時は、3角形切取り様式であると、この
様な速度では、チョツパ周波数を基本周波数と同期させ
なければならないので、3角形功取り様式よりも切換え
様式の方が好ましい。第11図に示す様に、Vcがその
基準値(例えば0.67)より低くなる時に電動機が基
準速度より高いし、速度(例えば1.17単位)で運転
している様な時、通常の減速(減速又は制動動作様式)
では同期の必要がない。次に第12図について波形発生
器32の好ましい実施例を説明する。波形発生器は、3
角形切取り様式のPWMを実施する手段71と、切換え
様式のPWMを実施する手段72と、様式スイッチと記
した機構74によって作動される3極双技スイッチ73
の記号で示した様式変更手段とで構成されることが判る
。3角形切取り様式実施手段71は、可変の振幅並びに
周波数を持つ3相正弦波基準信号の適当な源75と、一
定の振幅並びに比較的高い周波数を持つ3角波形タイミ
ング信号VTの源76と、3つの同一の比較器77,7
8,79の配列とで構成される。
これらの比較器がタイミング信号VTを夫夫の基準信号
と比較し、対応する基準信号の方がタイミング波形より
正であるか負であるかに応じて、3極双技スイッチ73
の関連した端子81,82,83に1又は0信号のいづ
れかを供給する。スイッチ73の接点が第12図に示す
位置にある限り、比較器77,78,79の出力が波形
発生器の出力線X,Y.Zに夫々接続され、こうして3
角形切取り様式実施手段71を作動する。この様式では
、各々の比較器77,78,79によって供V給される
交互の1及び0信号から成る列が、対応する線×,Y又
はZ上の前述の周期的な制御信号を構成する。正弦波基
準信号の源75は、第12図に Vsjnのt,Vsin(のt十2m/3)及びVsi
n(■t十4汀/3)と夫々記した3つの信号を発生す
る様に構成されている。
源75の入力線44に供給されるF/R信号が順方向か
ら逆方向に変わった場合、第2及び第3の信号の相順序
が図示の順序と逆になる。3つの基準信号のいづれの角
周波数のも、入力線31に供給される周波数指令信号f
cに伴って変化する。
各々の正弦波基準信号の振幅Vが、源75の別の入力線
84に供給された信号の値によって決定される。この線
が選択スイッチ85に接続されている。選択スイッチ8
5は、様式変更手段73,74と同時に作動されるが、
3角形切換え様式実施手段71が、線84を可変の振幅
指令信号Vcが供給される入力線35と接続する様に作
用している時に有効であると共に、切換え様式PWM実
施手段72が同じ線84を手段86に接続する様に作用
する時は、予定の大きさを持つ一定の基準又はバイアス
信号を供V給する様に作用する。基準信号の源75は、
米国特許第390494y餅こ記載される様に構成され
且つ接続された3相矩形波発生器と、3つの増数1減数
2進計数器と、同じ数の論出し専用記憶回路と、複数個
の排他的オァ回路と、3つのディジタル・アナログ変換
器とで構成して、略正弦状の波形を持つ所望の3相基準
信号を発生する様にすることが好ましい。
然し、例えば米国特許第3641566号に記載される
もの)様に、他の正弦波発生回路をこの代りに用いても
よく、この目的に選ばれる回路の細部がこの発明を構成
するものではない。3角波形の源76は、予定の一定の
振幅及び一定の周波数を持つタイミング波形VTを発生
する様に構成されている。
VTの振幅は、振幅指令信号Vcがその最大値より小さ
い予定の値(例えば0.774単位)を持つ時、この信
号によって要求される振幅と同じである。VTの周波数
は十分高く、電動機の尖頼りップル電流が許容し得る限
界を越えない様にする。この限界は、ィンバータが矩形
波様式で運転されている時の尖頼りツプル電流と等しく
するのが最適である。更に、3角形切取り様式のPWM
で動作している時の望ましくない位相変調を避ける為、
タイミング波形VTは、振幅指令信号が仮定した0.6
7の基準値である時、正弦波基準信号の基本周波数の少
なくとも6倍の周波数を有する。この為、タイミング波
形を正弦波基準信号と同期させることは不必要である。
VTの周波数は、この発明の実際の1例では300HZ
に固定するのが有利であった。電動機の実際の速度が選
ばれた基準速度を越えた時、波形発生器32にある様式
変更手段の機穣74が応答して、3極双没スイッチ73
の可動接点を切換え、出力線X,Y,Zをスイッチの端
子81,82,83から瓢離すと共に、それらを切換え
様式PWM実施手段72の出力線X,Y,Zに夫々接続
された端子91,92,93に接続する。
同時に選択スイッチ85の可動接点の位置を切換えて、
正弦波振幅決定用入力線84を可変の振幅指令信号用の
線35から切離し、線84をこの代りに手段86に接続
して、予定の大きさを持つ一定のバイアス信号を供V給
する。図面を見易くする為、スイッチ73,85を第2
図では電気機械的なものとして示してあるが、実際には
その切換え作用は等価的な固体回路によって行なうのが
好ましい。いづれにせよ、上に述べた応答は、3角形切
取り様式実施手段71を不作敷にすると共に切換え様式
PWM実施手段72を作動する様に作用する。この様式
の変更が行なわれる予定の基準速度は曲り角速度より高
いが、等価周波数(固定子励振電圧の基本周波数)の点
で、3角形タイミング波形VTの周波数の1/6より高
くならない様に選ぶことが好ましい。切換え様式PWM
実施手段72の好ましい実施例を後で第14図について
説明するが、この手段に対する入力は、線35を介して
供給される振幅指令信号Vcと、源75から夫々線94
,95,96を介して供給される3つの正弦波基準信号
とである。
手段72が作用している時、正弦波基準信号の周波数が
周波数指令信号fcに伴って変化し続けるが、これらの
信号の振幅は一定の基準86によって決定された適切こ
一定であることに注意されたい。電動機が予定の基準速
度を越えた時を感知する為、比較器97が設けられてい
る。
比較器97は1つの入力が速度館還信号線29に接続さ
れ、別の入力が基準又はバイアス信号端子98に接続さ
れている。端子98の基準信号は、電動機の実際の速度
が選ばれた基準速度と丁度等しい時の速度館遠信号の値
と等しい一定の値を有する。比較器97の出力状態は、
鏡還信号の値が基準信号の値を越えるか越えないかに応
じて、高川又は低(0)である。比較器97の出力がオ
ア論理回路99を介して様式切換え機構74の入力線1
001こ接続される。
別の比較器101の出力がオア論理回路99を介して線
1001こ結合されている。この比較器は、その入力の
1つに接続された振幅指令信号Vcが予定の基準値を越
えた時を感知する為に設けられている。この為、比較器
101の第2の入力が端子102に懐綾される。端子1
02には基準又はバイアス信号が供給される。この信号
はVcの所望の基準値に等しい値を有する。この基準値
はタイミング波形VTの振幅に等しい正弦波の振幅を要
求するVcの前述の予定の値(例えば0.774単位)
より小さい。この発明の図示の実施例では、Vcの基準
値を0.67単位と仮定しており、これは0.865の
変調指数に対応する。Vcがこの基準値を越えない時、
比較器101の出力は0状態であり、Vcの値がこれよ
り高くなると、この世力が1状態になる。様式変更手段
73,74は、入力線100‘こゼロ信号がある限り、
第12図に示す状態にある。
然し、比較器97又は101のいづれかからこの線に1
信号が出ると、機構74がスイッチ73の可動接点の位
置を切換え、こうして3角形切取り様式実施手段71を
不作動にすると共に切換え様式PWM実施手段72を作
動することは前に述べた通りである。比較器97,10
1は交流ヒステリシスを持つ様に設計して、一旦様式変
更手段が切換え様式PWM実施手段を作動した時は、少
なくとも予定の時間の間様式変更手段をこの状態に維持
することが好ましい。こうして3角形切取り様式実施手
段71が即座に再び作動されるのを防止することにより
、様式の間の振動を避けることが望ましい。そうしない
と、Vcが比較的遅い速度で基準値を通過する場合又は
電動機の速度が比較的遅い速度で基準速度を通過する場
合、この様な振動が起り得る。この発明の好ましい実施
例では、比較器97,101はいづれもアナログ比較形
であり、第13図に示す回路を利用することにより、所
望のヒステリシス作用が得られる。
次にこれについて説明する。この回路は演算増幅器10
5を持ち、その非反転端子が抵抗106を介して適当な
直流制御電力源の共通電位の母線(図では接地として示
してある)に接続されると共に、反転端子が入力端子1
09とこの制御電力源の相対的に負の電位の母線(例え
ば一15V)との間に直列に接続された2つの抵抗10
7,108の接続点に接続されている。入力端子109
に可変の大きさを持つ正の信号が印加された時、演算増
幅器105が出力端子110‘こ双安定信号を発生する
が、その状態は、可変の入力信号の大きさが、抵抗10
7,108の夫々の抵抗値の比によって決定される或る
基準又は闇値レベルを越えるか越えないかによって左右
される。演算増幅器105の出力及び非反転入力が正鏡
遠手段によって相互接続されている。この正鏡還手段が
抵抗111とコンデンサ112の直列回路で構成され、
これが端子110の双安定出力信号の急激な状態変化が
ある度に、それに応答して比較器の閥値しベルをラッチ
状に過渡的に変更し、こうして出力信号が少なくとも予
定の最小時間の間、再び状態を変えない様にする。比較
器97,101に使われる正館還手段111,112の
時定数は、出力信号が一旦高から低又はその逆に切換わ
った時、出力信号の状態が約250ミリ秒の間縦持され
る様に選ぶことが好ましい。第14図は切換え様式?W
M実施手段72の実例を簡単にした形で示す。
この実施例は2重直流レベル設定様式のPWMを取入れ
ることが好ましく、その為、その動作を理解するには前
に述べた第8図を参照されたい。波形発生器32にある
正弦波基準源75からの3相正弦状基準信号(前に述べ
た様にこの信号は、周波数指令信号fcと共に変化する
周波数を持つが、振幅は切換え様式実施手段が作用して
いる時に一定である)が、入力線94,95,96を介
して、図示の切換え様式実施手段にある3つの別々のチ
ャンネル121,122,123に供給される。第14
図に示す様に、第1のチャンネル121は、線94の第
1の正弦状基準信号Vsinのtの波形と同形の波状の
大きさを持つ相次ぐ相対的に正の半サイクルで構成され
た基準信号VRを線125Aに供給する両波整流手段1
24と、第1の正弦状基準信号を、第1の信号の正及び
負の半サイクルと夫々一致して交互に高【1’及び低(
0)状態を持つ線127Aの矩形波形信号S^に整形す
るゼロ交差検出手段126と、線94の第1の信号の相
次ぐ半サイクルのピークと大体一致するクロック・パル
ス130の列を線129に導き出す適当な検出手段12
8とで構成される。線125Aの整流された基準信号が
第1のチャンネル121にある1対の比較器131,1
32に第1の入力として供給される。
比較器131は可変バイアス信号(第14図にレベルA
として示す)を線133に第2の入力として受取り、連
れの比較器132はしベルAより高い第2の可変のバイ
アス信号(レベルBとして示す)を線134に第2の入
力として受取る。比較器131は、線125Aの対応す
る基準信号VRの瞬時値がレベルAより高いか低いかに
応じて交互に1及び0状態を持つ周期的な信号A^をそ
の出力線135に発生する。同様に、比較器132は同
じ基準信号がレベルBより高いか低いかに応じて交互に
1及び0状態を持つ周期的な信号A8をその出力線13
6に発生する。出力線135,136が両方共チャンネ
ル121の論理A装置137に接続される。論理A装置
137は夫々線135,136から周期的な信号A^,
ABを供給されるだけでなく、線127Aを介して矩形
波形信号S^も供給される。
更に、装置は線138,139を介して、監視信号DA
,DBも夫々供給される。監視信号についてはこれから
説明する。論理A装置137は、第17図に示す真理表
に従う交代的な1及び0信号の列を出力線(×)に発生
する様に適当に構成されている。第17図で、両方の監
視信号D^,DBが0である限り、線(X)の出力信号
は、正弦波基準信号の半サイクルあたり5つの個別パル
スの系列で構成されることが判る。
1番目のパルスは初めにある矩形波形信号S^と同じ状
態である。
このパルスの幅は整流された基準信号VRが可変のバイ
アス・レベルAと交わることによって決定される。2番
目のパルスはS^と反対の状態を持ち、VRと可変のバ
イアス・レベルBとが交わる時に終了する。
各半サイクル中の4番目及び5番目のパルスは夫々2番
目及び1番目のパルスの鏡像である。切換え様式PWM
実施手段が作用している時、チャンネル121の出力線
(X)に得られるパルス列は、第1図及び第12図の対
応する線×に出る前述の周期的な制御信号を構成する。
この為、ィンバータ22の点弧及び転流手段60,61
が、ィンバータの出力電圧V^の基本成分の各半サイク
ルの初め、並びに同じ半サイクルの下記の計画に示すそ
の後の時点に、第1の半ブリッジ53にある1対の主サ
イリスタ1,2の導電状態を切換える。‘1} 第1の
切換え時点から可変の角Qの後の時点、【2)第1の切
換え時点から、常にQより大きいが90oより小さい可
変の角8の後の時点、{31 第1の切換え時点から1
80o−8の後に発生する時点、及び■ 第1の切換え
時点から180o−Qの後に発生する時点。
この計画で、Qは可変のバイアス・レベルAと基準信号
VRの一定の振幅ERとの比のアークサインであり、8
は可変のバイアス・レベルBとBRとの比のアークサィ
ンである。
この1例が第8図に示されており、この図でQは0.1
7既RのレベルAに対応して100であり、8は0.細
RのレベルBに対応して17.50である。第14図に
示す切換え様式PWM実施手段の他の2つのチャンネル
122,123は、2つの点を別として、今説明したチ
ャンネル121と同じである。違う2つの点とは、他の
2つのチャンネルはピーク検出手段158を省略してあ
ることと、入力線95,96に供給され正弦状基準信号
が線94の第1の信号より、夫々120o、2400遅
れていることである。この為、チャンネル122の論理
B装置の出力線Y並びにチャンネル123の論理C装置
の出力線Zに出る周期的な制御信号列のパターンは、出
力線Xの信号列に対して対応的にずれている。この発明
では、レベルBを振幅指令信号Vcの関数として変える
ことにより、インバータの出力電圧の基本成分の振幅を
変える。
第14図では、これが関数発出器141によって行なわ
れる。関数発生器141が振幅指令信号線35としベル
B線134との間に接続されている。この部品は、レベ
ルBがVcの値に対し第14図のブロック141に示す
グラフの様な関係を持ち、切換え様式PWM実施手段が
作用している時には、基本出力電圧の振幅がVcに対し
て略直線的に変わる様に構成することが好ましい。Vc
が0である時、レベルBは最大の大きさを持つが、これ
は第12図の一定の基準86によって定められたVRの
一定の振幅の大体0.868単位になる様に選ばれる(
この為8は約60oの最大角を有する)。Vcが最大値
(1.の単位)まで増加するにつれ、レベルBが0まで
減少する。前述のVcの基準値(例えば0.67単位)
で、レベルBの大きさは、インバータの出力電圧の基本
成分が、3角形切取り様式PWM実施手段71が作用し
ている湯参のVcのこの大きさで得られる値と同じ大き
さになる様な値になる。更にこの発明では、線133及
び134の間に関数発生器142を設け、ィンバータの
出力電圧の選ばれた高周波を最小限に抑える様な形で、
レベルAをレベルBの関数として変える。これらの量の
間の関係は、第14図のブロック142内のグラフで示
す様にするのが好ましい。この関係は、前述の通り、交
流電動機負荷23の高調波尖頭電流を減少する為に、第
9図に示す様なひとBとの間の関数関係を生ずる様にな
っている。両方の関数発生器141,142は周知の部
品並びに回路を用いて構成することが出来、この為の特
定の部品並びに回路は設計事項である。関数発生器を設
計する種々の方法が、例えば1960南こニューヨーク
州のマックグローヒル・ブック・力ンパニ・インコーポ
レーテッド社から出版されたアルバートS.ジャクソン
の著書「アナログ・コンビュティション」の第482頁
以降に記載されている。この発明の切換え様式PWM実
施手段72は、レベルBが第14図に示したブロック1
42内に示す変動範囲の両端近くに達する予定の小さい
大きさまでレベルAが低下したことに応答して、前述の
計画の1番目及び最後に挙げた1対の主サィリスタの切
換え時点を除去する様に作用する対加的な手段を含んで
いる。
この付加的な手段は比較器143を持ち、その一方の入
力がレベルA線133に接続され、別の入力が基準又は
バイアス信号端子144に接続される。端子144の基
準信号は前述のAの小さい大きさと等しい一定の大きさ
を持つ。この大きさは、入力線94乃至96の正弦波基
準信号の一定の振幅に、予定の基準速度で運転されてい
る時の電動機23の固定子巻線を励振する電圧の基本周
波数でみて、許容し得る最低のパルス幅(即ち前に説明
した様に、相次ぐ切換え時点の間の安全な最小間隔)に
大体等しい持続時間を持つ様な電気角の正弦を乗じた値
にすることが好ましい。例えば、基準周波数を50HZ
と仮定すると、300マイクロ秒の最小パルス幅は54
oの角度に対応し、この角度の正弦は0.0処である。
第14図で、端子144の基準の大きさを0.1単位と
して示してあり、線133のレベルAの、単位で表わし
た大きさがこの数値に等しいか又はそれより小さい時、
比較器143の出力状態は高{11になる。比較器14
3の出力が線138の監視信号D^の状態を決定する。
この世力はD形フリツプフロップ145を介してこの線
に結合されている。論理装置137では、線138の/
信号が、VR/Aレベル比較器131から受取った出力
信号にゼロ期間があってもそれを取消す。このことが第
17図に示されている。この図で、(D^を1と仮定す
る他は、期間3及び4に対応する)期間3及び4′の間
、論理A装置によって発生される出力信号Xの状態が、
夫々期間2及び5の間と同じであることが判る。然し、
AA=1である各々の期間1,2,5及び6の間、線1
38のD^=1信号は出力信号Xを第17図の論理A真
理表を示すものから変えることはない。レベルBだけが
作用していると、整流された基準信号VRの半サイクル
あたりのパルスの数が3個に減少し、1番目及び3番目
のパルスの幅が8に対応する。D形フリツプフロツブ1
45を設けたのは、線94乃至96のどの正弦波基準信
号のゼロ交差からも少なくともレベルAの、単位で表わ
した予定の小さい基準の大きさ4例えば0.1)のアー
クサィンだけ隔たる予定の期間の間を除き、監視信号D
^が状態を変えるのを防止する為である。
この目的の為、フリップフロツプ145のクロツク入力
Cが線129に接続されて、ピーク検出手段128が線
94の第1の正弦波基準信号から導き出す反復的なクロ
ツク・パルス130を受取る。比較器143の出力状態
が、レベルAが予定の小さい基準の大きさ(例えば0.
1単位)まで減少したことによって0から1に変化した
時、フリップフロップ145が、次に受取るクロック・
パルス130によってトリガされるまで、最初に○^=
1になる様に動作しないことは明らかである。フリツブ
フロツプ145のその後の不作勤状態(D^=0)への
復帰は、レベルAが小さい基準の大きさから一層大きな
大きさへ増加したことに応答して、比較器143の出力
が1から0に切換わった後に次に発生するクロツク・パ
ルスと同様に同期している。第14図に示す様に、いづ
れのクロック・パルス130も第1の正弦波基準信号の
ゼロ交差から900ずれていると共に、夫々線95及び
96の第2及び第3の基準信号のゼロ交差から30oず
れており、この角度があることにより、これらのゼロ交
差からいづれの方向にも少なくともレベルAの単位で表
わした基準の大きさのアークサィンにわたる期間の間、
監視信号D^が状態を変えないことが十分に保証される
。この為、ィンバータの基本出力電圧の位相が電動機の
基本逆電力に対して移相したことによる電動機電流の望
ましくない摂動が避けられる。前述の禁止期間の間D^
が状態を変えた場合、この様な移相が起り得る。この発
明の切換え様式PWM実施手段72は、レベルBが予定
の小さい大きさに等しいか又はそれより小さい時に、前
述の計画の2番目及び最後の1つ前の切換え時点を除去
する手段をも含む。
この手段は前に述べた付加的な手段143,145と同
様であり、第14図で、それが第2の比較器146及び
別の○形フリツブフロップ148とで構成されることが
判る。比較器146は一方の入力がレベルB線134に
接続され、別の入力が基準又はバイアス信号端子147
に接続されている。端子147の基準信号は、前述のB
の小さい大きさと等しい一定の大きさであり、この大き
さは00にごく近い8の予定の値に対応する。8のこの
予定の値が、電動機の予定の基準速度に相当する励振周
波数に於けるその持続時間が、許容し得る最4・のパル
ス幅に等しい様な角度(例えば5.4o)に大体等しい
ことが好ましい。
第14図に例として示す様に、レベルBに選ばれた、単
位で表わした基準の大きさはしベルAと同じ(例えば0
.1)である。8がその値の大体2倍の小さな角度まで
減少した時、Qが選ばれた基準レベルのアークサィンに
等しい値(例えば5.74)に達することが第9図から
判る。
この発明で選ばれる特定の基準の大きさは、切換え時点
を除外する手段が、3(又はQ)に要求される値が許容
し得る最小のパルス幅より短い持続時間を持つ時に作用
する様に保証する。これは、何もしなければ前途のロッ
クアウト手段がインバータの出力電圧の基本波形に都合
の悪い移相を招く様な状態である。比較器146の出力
状態は、線134のレベルBがその予定の小さい基準の
大きさ(単位で表わす)に等しいか又はそれより小さい
時に高Q}であるが、それがD形フリツプフロッブ14
8を介して結合された線139の監視信号DBの状態を
決定する。論理装置137では、線139の1信号が、
VR/Bレベル比較器132及びVR/Aレベル比較器
131から受取る出力信号中にゼロ期間があっても、そ
れを無効にする。この為、論理A装置によって発生され
る出力信号×の状態は、DB=1である時、矩形波形信
号S^と同じである。第17図では、このことが期間2
′及び5(これはDBを1と想定する他は期間2及び5
に対応する)について具体的に示してある。この時、整
流された基準信号VRの半サイクルあたり1個のパルス
しかなく、矩形波動作が実現される。フリツプフロツプ
148のクロツク入力Cが線129に接続され、前述の
パルス130を受取る。
フリップフロップ148の動作は前に述べたフリップフ
ロップ145と同じであり、その為、この部品は、線9
4乃至96のどの正弦波基準信号のゼロ交差からも、少
なくとも単位で表わしたレベルBの基準の大きさのアー
クサィンだけ隔たる予定の期間中を除き、線139の監
視信号DBが状態を変えるのを阻止する様に作用する。
この発明の好ましい実施例では、切換え様式PWM実施
手段72が、可変のレベルA及びレベルB信号の夫々の
最低レベルを前に述べたその予定の小さな大きさと略同
じ大きさに制限する適当な手段を含む。こうすることに
よって、予定の第1の切換え時点(即ち関連した1つの
入力線94,95又は96上の正弦波基準信号のゼロ交
差)から、この基準周波数に於てその持続時間が許容し
得る最小のパルス幅と一致する様な電気角にわたる期間
の間、比較器131,132が状態を変えるのを防止す
ることが望ましい。この様な制限がないと、レベルA又
はしベルBのいづれかがその予定の小さな大きさより下
がった時、比較器131又は132が、次のクロツク・
パルス130を待っている対応するD形フリップフロッ
プ145又は148の動作前の禁止期間の間動作する操
れがあり、この場合前述のロックアウト手段により、ィ
ンバータの出力電圧の基本波形に都合の悪い移相が起る
。振幅指令信号Vcの値が急速に又は突然にゼロに減少
した場合、比較器131,132がこの様に時機尚早に
動作する・倶れが特に大きい。レベルAを制限する1つ
の方式が第15図に示されており、この方式は、レベル
A線133と関数発生器142との間に縦続的に接続さ
れた第1及び第2の演算増幅器151,152で構成さ
れることが判る。
第1の演算増幅器151の反転入力端子が、関数発生器
142の出力と予定の相対的に負の電位を持つバイアス
又はオフセット端子との間に直列に接続された2つの抵
抗153,154の接続点に接続されている。関数発生
器142の出力信号が第15図に示す方式では入力信号
AINとして作用し、それから一定のオフセット信号を
差し引く。演算増幅器151の非反転端子が抵抗155
を介して共通電位母線(接地と示してある)に接続され
、増幅器151の出力端子157と反転入力端子との間
にダイオード156が入っている。ダイオード156の
陽極及び端子157を相互接続したのは、入力信号A,
Nが抵抗153,154の抵抗値の比に関係する或る基
準レベル又は関値しベル程正でない時には、何時でも端
子157の信号が僅かに正の値にクランプされる様にす
る為である。抵抗158と直列に、陰極を出力端子15
7に接続した別のダイオード159を設けて構成される
鏡還通路がダイオード156と並列になっており、この
為、入力信号A,Nが前述の閥値しベルより正である時
、端子157の信号は相対的に負の極性、並びに入力信
号AINと共に変化する大きさを持つ。第2の演算増幅
器152の反転入力端子が、ダイオード159の陽極端
子160と前述の予定の負の電位を持つ別のオフセット
端子との間に直列に後続された2つの抵抗163,16
4の接続点に接続されている。
パラメータは、抵抗163の抵抗値と抵抗164の抵抗
値との比が抵抗158の抵抗値と抵抗154の抵抗値と
の比に等しくなる様に選ばれている。別の抵抗165が
大地と演算増幅器152の非反転端子との間に接続され
、抵抗166を有する鏡還通路がこの増幅器の出力(線
133)と反転入力との間に接続されている。端子16
0の信号が大地レベルに等しいか又はそれより正である
と、線133の信号は、予定のオフセット電位と、抵抗
166の抵抗値と抵抗164の抵抗値との比とによって
決まる一定の分だけゼロから片寄った最小値を持つが、
端子16川こ相対的に負の信号がある時には、何時でも
夫々の増幅器161,152のオフセット相殺し、線1
33の信号は入力信号A,Nに比例して変化する。この
結果生ずる線133のレベルA出力信号と入力信号A,
Nとの間の関係が第16図に示されている。パラメータ
は、前述のAの最小値が、線138(第14図)の監視
信号D^が状態を変える様なしベルAの、単位で表わし
た予定の小さい基準の大きさ(例えば0.1)に相当す
る様に選ぶのが好ましい。
この為、第15図で、抵抗171を介して大地に接続さ
れた反転端子及び抵抗172を介して第1の演算増幅器
151の出力端子157に接続された非反転端子を持つ
第3の演算増幅器170を比較器143に利用すること
により、フリップフロツプ145の入力Dに対する信号
が容易に得られる。第3の演算増幅器17川ま、端子1
57の信号が相対的に正である限り、端子Dに高の出力
信号を発生する様に作用するが、入力信号A,Nが前述
の関値しベルより高くなってレベルAをその最小値から
一層大きな値に高める時に端子157に生ずる負の信号
に応答して、不作勤状態(低の出力信号)に切換わる。
演算増幅器170の出力及び非反転入力が、抵抗173
と直列のコンデンサ174で構成される正鏡還手段によ
って相互接続され、Dに於ける信号の状態の急激な変化
がある度に、それに応答してこの正鏡還手段が、第12
図に示した様式変更手段の作動機構74に関連する比較
器97,101について前に説明したのと同様な過渡状
態ラッチ作用をする。例えば、一旦出力がD=1の状態
からD=0の状態に切換わると、正鏡還手段173,1
74は、少なくとも基本周波数の数サイクルの間、演算
増幅器170をD=0の状態に維持する様に作用する。
同様に、第15図の回路がD出力を0から1に変える様
に作用する時、再び正笛還手段が作用して、少なくとも
同じ時間の間、この動作状態を維持する。このことによ
って2重及び単一直流しベル設定様式のPWMの間で振
動のない切換えが保証される。第15図の方式又はそれ
に相当する方式は、ィンバータの動作が矩形波様式及び
切換え様式のPWMの間で切換わる時、1サイクルあた
りの切換え時点の除外又は追加が、比較器143(又は
146)及び○形フリップフロップ145(又は148
)の動作だけによって決定され、レベルA(又はB)が
ゼロと予定の最小値との範囲内で変化することの影響を
受けないので、有利である。
前に述べた様に、こういう可能性を癖けないと、ロック
アウト手段が、正弦波基準信号のゼロ交差から前述のq
(又は8)の予定の小さい値まで隔たっていない期間中
にタイミングの正しくない切換えを招く優れがあるし、
交流ヒステリシスの利点が得られない。例としてこの発
明の好ましい実施例を図示し且つ説明したが、当業者に
はいるいるな変更が考えられよう。
例えば、切換え様式?WM実施手段のキーィングをする
周期的な基準信号が正弦状に変わる大きさを持つものと
して説明したが、基準波形をこの特定の形にすることは
不可欠ではなく、周波数変調した任意の周期的なパター
ンに取替えてもよい。更に、レベルAは、こ)で説明し
た様にレベルB信号からでなく、振幅指令信号Vcから
直接的に導き出すことが出来る。勿論、ゲート・ターン
オフ装置又は電力トランジスタ又はその他の同等の装置
を、インバータ22の好ましい実施例に示したサィリス
タ並びにその転流回路の代りに使うことが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明を実施した速度が調節自在の電動機駆
動装置のブロック図、第2図は第1図に1個のブロック
で示した3相ィンバータの好ましい実施例の回路図、第
3図はィンバータが矩形波様式で動作している時、第2
図に示した速度が調節自在の交流電動機の固定子巻線の
相端子Aと中性点Nとの間に印加される電圧を示すグラ
フ、第4図はィンバータが3角形切取り様式のPWMで
動作している時の電動機電圧を示す同様なグラフである
が、変調指数が1.0の場合の対応する正弦状基準信号
VR及び3角形タイミング波形VTをも示している。 第5図は3角形切取り様式のPWMで動作しているィン
バータの出力電圧の基本成分の振幅(単位で表わす)対
変調指数の関係を示すグラフ、第6図は直流レベル設定
様式のPWMで動作しているィンバータの1相の出力端
子に現われる電圧の半サイクルを示すグラフであり、対
応する正弦波基準信号VRとそれと比較される電圧レベ
ルをも示している。第7図は直流レベル設定様式のPW
Mで動作しているィンバータで、対中性点各相出力電圧
の基本成分及び種々の高調波成分(RMSボルト)対第
6図に示すパルス幅xの関係を示すグラフ、第8図はィ
ンバータが第6図と同様な直流レベル設定様式のPWM
で動作しているが、単一レベルでなく2重チョツパ・レ
ベルで動作している時の出力鰭圧のグラフ、第9図は第
8図に示したPWM動作に於ける電圧の各半サイクル中
の1番目のパルスの幅(Q、電気角で表わす)と1番目
及び2番目のパルスの累積幅(8、やはり電気角で表わ
す)の関係を示すグラフで、Qを8の予定に関数で変わ
るものとして示してあり、この発明の好ましい実施例で
は、この関数は第7図に示した第5及び第7高調波によ
る尖頭高調波電動機電流をかなり減らす様に選ばれてい
る。第10図は8対電圧振幅指令信号(Vc、単位で表
わす)の関係を示すグラフで、8がVcの予定として変
わるものとして示してあるが、この発明の好ましい実施
例では、この関数は基本出力電圧の振幅が振幅指令信号
に対して略直線的に変わる様に選ばれている。第11図
はこの発明を実施した電動機駆動装置の電動機動作並び
に制動動作中に経由する相異なる様式(3角形切取り様
式、切換え様式及び矩形波様式)を示す振幅指令信号/
変調指数対電動機速度(曲り角速度を1単位として表わ
す)の関係を示すグラフ、第12図は第1図に1個のブ
ロックで示した波形発生器の機能ブロック図で、これは
この発明に従って振幅指令信号及び電動機速度信号に応
答して3角形切取り様式及び切換え様式のPWMの間で
切換える手段を含んでいる。第13図は第12図の様式
切換え手段に関連した比較器の好ましい実施例を示す回
路図、第14図は第12図に1個のブロックで示したこ
の発明による切換え様式のPWMを実施する回路の実例
の機能ブロック図で、この回路には第8図、第9図及び
第10図に示したのと同機な2重しベル設定様式及び関
数が取入れてある。第15図は第14図に示すレベルA
の最小値を設定する好ましい回路の回路図、第16図は
第15図に示した回路の出力信号(A及びD)対入力信
号AINの関係を示すグラフ、第17図は第14図に示
す切換え様式PWM実施回路に現われる種々の信号のグ
ラフであり、第14図に1個のブロックとして示した各
々の論理素子の種々の状態の真理表も示している。主な
符号の説明、1,2・・・・・・サィリスタ、21・・
・・・・直流電力源、23・・・・・・交流電動機、A
,B,C……各相固定子端子、25……トルク調整器(
fcを決める)、fc・・・・・・周波数指令信号、3
2…・・・波形発生器、34・・・・・・割算器(Vc
を決める)、Vc・・・・・・振幅指令信号、71…・
・・3角形切取り様式PWM実施手段、72・・・・・
・切換え様式PWM実施手段、75・・・・・・基準信
号源、141・・・・・・8変更ブロック、143,1
46・…・・比較器、145,148……○型フリツン
フロツプ。 四両,3, 凹両,′, 四両,8, 四両,′0 四両,4, 四両,j 函宿白. [唇,ス 四両9 頭,白, 因れ 四両,ほ 趣,′3, 凹面山 四両M 四両,Jj 四両,′ス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電圧源に接続される相対的に正及び負の直流入力端
    子、可変周波数交流負荷に接続される複数個の交流出力
    端子、及び前記入力端子に印加された単一極性の電圧を
    前記出力端子における交番電圧に変換するように前記出
    力端子の各々を前記入力端子の両方に接続するインバー
    タを含み、該インバータが、1つの前記出力端子と夫々
    の前記入力端子とを相互接続する少なくとも1対の交互
    に導電する制御可能な電気弁、並びに該電気弁の導電状
    態を周期的に切換える点弧及び転流手段を有しているよ
    うな静止電力装置で、周波数及び振幅指令信号に応答し
    て、該指令信号の関数として前記交番電圧の基本成分の
    周波数及び振幅を変えるように前記点弧及び転流手段を
    制御する制御装置において、 前記周波数指令信号に応
    答して、該周波数指令信号に応じた周波数を持つ周期的
    な基準信号を発生する基準信号源と、 前記基準信号に
    応答して前記出力端子における交番電圧のパルス幅変調
    (PWM)を三角形切取り様式で実施する三角形切取り
    様式実施手段と、 前記振幅指令信号が予定の基準値を
    越えるか又は前記負荷の予め選ばれたパラメータが予定
    の基準値を越えたとき、前記三角形切取り様式のパルス
    幅変調から切換え様式のパルス幅変調に切換える様式変
    更手段と、 前記切換え様式のパルス幅変調を実施する
    ため、前記基準信号によりキーイングされて、前記点弧
    及び転流手段により前記交番電圧の基本成分の各サイク
    ル中の特定の時点に前記電気弁の導電状態を切換えさせ
    る切換え様式PWM実施手段であつて、前記交番電圧の
    基本成分の各半サイクルにおける所定の第1の切換え時
    点のタイミングを前記基準信号のゼロ交差によつて設定
    し、且つ同じ半サイクル中のその後の切換え時点を、少
    なくとも イ)前記交番電圧の基本成分の1サイクルの
    電気角で測つた可変の角度αだけ前記第1の切換え時点
    より後の時点、ロ)前記交番電圧の基本成分の1サイク
    ルの電気角で測つた別の可変の角度βを角度αより大き
    く且つ90°より小さい角度として、該可変の角度βだ
    け前記第1の切換え時点より後の時点、ハ)角度180
    °−βだけ前記第1の切換え時点より後の時点、及びニ
    )角度180°−αだけ前記第1の切換え時点より後の
    時点に生じさせる切換え様式PWM手段と、 前記交番
    電圧の選ばれた高調波を最小限にするように角度αを角
    度βの関数として変える第1の関数発生器と、 前記交
    番電圧の基本成分の振幅を変えるため角度βを前記振幅
    指令信号の関数として変える第2の関数発生器と、を有
    することを特徴とする制御装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の制御装置において、
    角度βの値が予め定めた角度より小さい場合、角度αは
    角度βの増加につれて増加し、また角度βの値が前記予
    め定めた角度より大きい場合、角度αは角度βの増加に
    つれて減少する、制御装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の制御装置において、
    角度βが前記予め定めた角度に等しいとき、角度αが角
    度βの略3分の2である、制御装置。 4 特許請求の範囲第2項に記載の制御装置において、
    前記振幅指令信号が0及び1.0単位の間で可変であり
    、前記振幅指令信号が0から約1.0単位まで変わると
    き、角度βの値は所定の最大角から所定の最小角まで減
    少し、そして、角度βがその最小角よりも大きい予め定
    めた小さな角度まで減少したとき、並びに角度βがその
    最大角よりも小さい予め定めた大きな角度まで増加した
    とき、角度αが予め定めた最小値になる、制御装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載の制御装置におて、角
    度αがその最小値に等しいときに動作して、前記イ)及
    びニ)の切換え時点を除外する付加的な手段を含み、該
    付加的な手段が、前記基準信号に応答して、前記第1の
    切換え時点から少なくとも角度αの前記最小値だけ隔た
    る所定の期間の間を除き、該付加的な手段の初期動作を
    防止する手段を含んでいる、制御装置。 6 特許請求の範囲第1項に記載の制御装置において、
    角度αが0°にごく近い予め定めた値に等しいか又はそ
    れより小さいときに動作して、前記イ)及びニ)の切換
    え時点を除外する付加的な手段を含み、該付加的な手段
    が、前記基準信号に応答して、前記第1の切換え時点か
    ら少なくとも前記予め定めた値だけ隔たる所定の期間を
    除き、該付加的な手段の初期動作を防止する手段を含ん
    でいる、制御装置。 7 特許請求の範囲第6項に記載の制御装置において、
    前記所定の期間が前記基本電圧の相次ぐ半サイクル中で
    前記第1の切換え時点から約90°の後に夫々繰返され
    る、制御装置。 8 特許請求の範囲第6項に記載の制御装置において、
    前記付加的な手段が、その動作が一旦開始されたとき該
    付加的な手段の動作を少なくとも予め定めた期間の間維
    持する手段を含んでいる、制御装置。 9 特許請求の範囲第8項に記載の制御装置において、
    前記付加的な手段は、角度αが前記予め定め値から一層
    大きな値まで増加したことに応答して動作状態から不動
    作状態に切換わり、そして前記動作を維持する手段がま
    た、一旦前記付加的な手段が不動作状態に切換つたとき
    に、少なくとも前記予め定めた期間の間この不動作状態
    を維持するように働く、制御装置。 10 特許請求の範囲第6項に記載の制御装置において
    、角度βが0°にごく近い予め定めた値より小さいとき
    動作して、前記ロ及びハの切換え時点を除去する手段と
    、前記基準信号に応答して、前記第1の切換え時点から
    少なくとも前記予め定めた値だけ隔たる期間の間を除き
    、該除去する手段の初期動作を防止する手段とを含んで
    いる、制御装置。 11 特許請求の範囲第1項に記載の制御装置において
    、前記基準信号が波状に変化する大きさを持ち、前記切
    換え様式PWM実施手段が、前記基準信号の大きさ及び
    第1の可変バイアス信号のレベルに応答して前記イ及び
    ニの切換え時点を開始する第1の比較手段と、前記基準
    信号の大きさ及び第2の可変バイアス信号のレベルに応
    答して前記ロ及びハの切換え時点を開始する第2の比較
    手段とを有しており、前記第1のバイアス信号のレベル
    は前記選ばれた高調波を最小限にするように前記第2の
    バイアス信号のレベルの関数として変えられ、前記第2
    のバイアス信号のレベルが前記第1のバイアス信号のレ
    ベルより大きく且つ前記基本電圧成分の振幅を変えるた
    めに前記振幅指令信号の関数として変えられる、制御装
    置。 12 特許請求の範囲第1項に記載の制御装置において
    、前記可変周波数交流負荷が少なくとも1台の交流電動
    機で構成され、前記振幅指令信号が0及び1.0単位の
    間で可変であり、前記様式変更手段が、前記電動機の速
    度及び前記振幅指令信号の値に応答して、前記電動機の
    速度が予め定めた基準速度を越えず且つ前記振幅指令信
    号が予め定めた基準値を越えないとき、前記三角形切取
    り様式実施手段を作動し、また前記電動機の速度が前記
    基準速度を越えるか又は前記振幅指令信号が前記基準値
    を越えたとき、前記切換え様式PWM実施手段を作動す
    るように交代的に動作する、制御装置。 13 特許請求の範囲第12項に記載の制御装置におい
    て、前記振幅指令信号の前記基準値が、1.0単位より
    小さい、値である、制御装置。 14 特許請求の範囲第12項に記載の制御装置におい
    て、前記様式変更手段が、一旦該様式変更手段により前
    記切換え様式PWM実施手段を作動したときには、少な
    くとも予め定めた期間の間前記3角形切取り様式実施手
    段の再作動を防止する手段を含んでいる、制御装置。 15 特許請求の範囲第12項に記載の制御装置におい
    て、前記第1の関数発生器が交流電動機の最大高調波電
    流を減じるように角度αを角度βの関数として変える、
    制御装置。 16 特許請求の範囲第12項に記載の制御装置におい
    て、前記電力装置及びそれに接続された負荷の電動機動
    作の間交流電力が前記電動機に供給され、該電動機動作
    の際、前記電動機が静止状態から予め定めた曲り角速度
    まで加速するにつれ前記振幅指令信号が0から1.0単
    位まで変化して、該曲り角速度より低い速度のときの前
    記電動機の磁束を実質的に一定に保ち、前記振幅指令信
    号の前記基準値が1.0より小さい値であり、前記基準
    速度が前記曲り角速度より高い速度である、制御装置。 17 特許請求の範囲第1項に記載の制御装置において
    、前記可変周波数交流負荷が少なくとも1台の交流電動
    機であり、前記第1の関数発生器が該電動機の最大高調
    波電流を減じるように角度αを角度βの関数として変え
    る、制御装置。
JP52024497A 1976-03-08 1977-03-08 インバ−タ形固体電力変換装置の制御装置 Expired JPS6024675B2 (ja)

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