JPS5840918B2 - 電動機の運転制御装置 - Google Patents
電動機の運転制御装置Info
- Publication number
- JPS5840918B2 JPS5840918B2 JP54103862A JP10386279A JPS5840918B2 JP S5840918 B2 JPS5840918 B2 JP S5840918B2 JP 54103862 A JP54103862 A JP 54103862A JP 10386279 A JP10386279 A JP 10386279A JP S5840918 B2 JPS5840918 B2 JP S5840918B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- motor
- circuit
- transistor
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P3/00—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
- H02P3/06—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter
- H02P3/18—Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing an ac motor
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P23/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
- H02P23/06—Controlling the motor in four quadrants
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は交流電動機の運転制御装置、特に回生制動装置
の改良に関する。
の改良に関する。
交流電動機とりわけ誘導電動機は種々の産業分野に用い
られ、その対象とする負荷もいろいろあり、あるものは
加速・減速を急速に且つ頻繁に行ない、またあるものは
巻上げ、巻下しのように負荷トルクが正、負に変化する
ものもある。
られ、その対象とする負荷もいろいろあり、あるものは
加速・減速を急速に且つ頻繁に行ない、またあるものは
巻上げ、巻下しのように負荷トルクが正、負に変化する
ものもある。
従って駆動源である交流電動機も正トルクを発生したり
、制動トルクを発生するような運転を要求される。
、制動トルクを発生するような運転を要求される。
近時、かなり採用されるようになってきた可変電圧可変
周波数インバータを用いるタイプの交流電動機の運転制
御においては電動機としての駆動態様で運転する場合は
左視問題ではないが、減速時の制動態様で運転する時に
回転子の有する回転エネルギーの処理の仕方が問題であ
った。
周波数インバータを用いるタイプの交流電動機の運転制
御においては電動機としての駆動態様で運転する場合は
左視問題ではないが、減速時の制動態様で運転する時に
回転子の有する回転エネルギーの処理の仕方が問題であ
った。
従来は制動時に交流電動機への通電を断ち、負荷の機械
損による自然減速にまかせたり、また減速時のすべりを
適宜制御して電動機中に消費させている○前者は減速に
時間がかかり制御の応答性が極めて悪く、後者は電動機
が過熱し、頻繁な加減速運転に耐えることができない。
損による自然減速にまかせたり、また減速時のすべりを
適宜制御して電動機中に消費させている○前者は減速に
時間がかかり制御の応答性が極めて悪く、後者は電動機
が過熱し、頻繁な加減速運転に耐えることができない。
更にインバータ回路中の平滑用コンデンサを充電し、そ
の充電電圧が所定値以上になったら回路に並列に接続さ
れた制動用抵抗に放電して回転子の回転エネルギーを消
費する方法も採用されているが、この方法では平滑用コ
ンデンサの充電電圧が高くなりすぎて装置を破壊する原
因となると共に大型機械を運転する電動機においては制
動用抵抗もそれに伴って大型になり高価なものとなる。
の充電電圧が所定値以上になったら回路に並列に接続さ
れた制動用抵抗に放電して回転子の回転エネルギーを消
費する方法も採用されているが、この方法では平滑用コ
ンデンサの充電電圧が高くなりすぎて装置を破壊する原
因となると共に大型機械を運転する電動機においては制
動用抵抗もそれに伴って大型になり高価なものとなる。
また制動エネルギーも熱損失として浪費されるため効率
上好ましい方法ではなかった。
上好ましい方法ではなかった。
そこでその改良として第1図に示すように回生制動を適
用するものもあったが、これにも次のような欠点がある
。
用するものもあったが、これにも次のような欠点がある
。
即ち第1図において、1は三相誘導電動機等の交流電動
機、2は交流電源U相、■相、W相の電圧を整流するダ
イオードD1〜D6で構成された整流器ブリッジ、3は
サイリスク81〜S6からなる回生用サイリスクブリッ
ジ、4は平滑用コンデンサC2,C3を有する平滑回路
、5はトランジスタTAI〜TA6で構成される可変電
圧可変周波数インバータ、6はD1′〜D6′からなる
フライホイルダイオードブリッジ、7は電源電圧の昇圧
用変圧器である。
機、2は交流電源U相、■相、W相の電圧を整流するダ
イオードD1〜D6で構成された整流器ブリッジ、3は
サイリスク81〜S6からなる回生用サイリスクブリッ
ジ、4は平滑用コンデンサC2,C3を有する平滑回路
、5はトランジスタTAI〜TA6で構成される可変電
圧可変周波数インバータ、6はD1′〜D6′からなる
フライホイルダイオードブリッジ、7は電源電圧の昇圧
用変圧器である。
かかる構成の従来装置では例えば誘導電動機1を減速さ
せるため指令速度を低下させ可変電圧可変周波数インバ
ータ5の電圧−周波数を制御することにより新たに設定
された周波数に対応した同期速度は電動機の速度より小
となり負のすべり状態となり、回生制動領域で運転する
こととなり、その結果電動機の誘起電圧は整流器ブリッ
ジ6により整流されて直流線側の電圧を上昇させる。
せるため指令速度を低下させ可変電圧可変周波数インバ
ータ5の電圧−周波数を制御することにより新たに設定
された周波数に対応した同期速度は電動機の速度より小
となり負のすべり状態となり、回生制動領域で運転する
こととなり、その結果電動機の誘起電圧は整流器ブリッ
ジ6により整流されて直流線側の電圧を上昇させる。
平滑用コンデンサC1及びC2,C3は通常の駆動運転
時でも交流電源電圧の1.3〜1.4倍の高さに充電さ
れているのにこれに加えて誘導電動機が回生領域で運転
される際には、特に直流線側のコンデンサC2,C3の
電圧は更に高い電圧に充電保持される。
時でも交流電源電圧の1.3〜1.4倍の高さに充電さ
れているのにこれに加えて誘導電動機が回生領域で運転
される際には、特に直流線側のコンデンサC2,C3の
電圧は更に高い電圧に充電保持される。
ちなみに交流電源電圧が200Vのとき、平滑用コンデ
ンサC1の充電電圧は260V程度となり、また平滑用
コンデンサC2,C3の充電電圧は290V程度に上昇
する。
ンサC1の充電電圧は260V程度となり、また平滑用
コンデンサC2,C3の充電電圧は290V程度に上昇
する。
このような状態でサイリスク81〜S6で構成される回
生用サイリスクブリッジ3を点弧制御しても交流電源電
圧が直流線側電圧よりも低いので転流ができず回生が不
可能となる0そこでかかる不都合を避けるためサイリス
クブリッジ3と交流電源との間に昇圧用変圧器7を介在
させ電源電圧が必ず直流線側電圧よりも高い期間が生じ
るようにしてサイリスタS1〜S6の転流を確保しなが
ら回生制動領域での運転を可能にしていた。
生用サイリスクブリッジ3を点弧制御しても交流電源電
圧が直流線側電圧よりも低いので転流ができず回生が不
可能となる0そこでかかる不都合を避けるためサイリス
クブリッジ3と交流電源との間に昇圧用変圧器7を介在
させ電源電圧が必ず直流線側電圧よりも高い期間が生じ
るようにしてサイリスタS1〜S6の転流を確保しなが
ら回生制動領域での運転を可能にしていた。
しかしながらこの方式を採用した装置においては昇圧用
変圧器7が必要であり、その容量も大きなものとなり装
置を大きくし、しかも価格を高める原因であった。
変圧器7が必要であり、その容量も大きなものとなり装
置を大きくし、しかも価格を高める原因であった。
本発明は上述の如き従来の欠点を改善する新しい発明で
あり、その目的は昇圧用変圧器を不要とする回生制動装
置を具備した交流電動機の運転制御装置を提供すること
にある。
あり、その目的は昇圧用変圧器を不要とする回生制動装
置を具備した交流電動機の運転制御装置を提供すること
にある。
次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
、第2図は本発明に係る電動機の運転制御装置の回路図
である。
である。
第2図Aにおいて、引出線番号1〜6は第1図に示す従
来例のものと同一物であり、ただ回生用ブリッジ3を構
成する素子をサイリスク81〜S6に代えてトランジス
タTBい〜TBeを用いたものである。
来例のものと同一物であり、ただ回生用ブリッジ3を構
成する素子をサイリスク81〜S6に代えてトランジス
タTBい〜TBeを用いたものである。
したがって、両者を区別するために第2図Aでは回生用
ブリッジを3′として示しである。
ブリッジを3′として示しである。
8は回生状態判別用ダイオード、9は△−Y結線された
制御用変圧器、10 、15,17及び18は比較回路
、11は比較回路10からの3相伝号を6相伝号に分配
する論理回路、12は論理回路11の出力信号と論理回
路16の出力信号を論理積するアンドゲート回路であり
、論理回路11及び16の出力が共に1の時6相分配信
号を出力する。
制御用変圧器、10 、15,17及び18は比較回路
、11は比較回路10からの3相伝号を6相伝号に分配
する論理回路、12は論理回路11の出力信号と論理回
路16の出力信号を論理積するアンドゲート回路であり
、論理回路11及び16の出力が共に1の時6相分配信
号を出力する。
13はフリップフロップ回路であり、初期条件設定及び
外部よりリセットさせるために設けたものである。
外部よりリセットさせるために設けたものである。
14は増幅回路であり、フリップフロップ回路13の出
力信号を増幅して回生用トランジスタブリッジ3′の各
トランジスタTB1〜TB6に夫々ベース信号を供給す
る。
力信号を増幅して回生用トランジスタブリッジ3′の各
トランジスタTB1〜TB6に夫々ベース信号を供給す
る。
17は比較回路であり、回生状態判別用ダイオードの両
端の電圧(Vl)2〜Vpt )と基準電圧vLとを比
較しその出力を論理回路16に出力する。
端の電圧(Vl)2〜Vpt )と基準電圧vLとを比
較しその出力を論理回路16に出力する。
比較回路18は回生電流Ibを検出し基準電流1eと比
較し、回生電流が基準値を越えたらフリップフロップ回
路13をリセットするように信号を供給する。
較し、回生電流が基準値を越えたらフリップフロップ回
路13をリセットするように信号を供給する。
このように構成された本発明の装置の動作は、通常の駆
動態様においては、交流電源電圧を整流器ブリッジ2で
整流して可変電圧可変周波数インバータ5に供給し、該
可変電圧可変周波数インバータは図示していない点弧回
路により速度指令信号に対応した速度で誘導電動機1を
運転するように順次点弧制御され、各トランジスタTA
1〜T Aaの通電期間を調整することにより供給電圧
の制御を行ない、かつ点弧パルスの周期を調整すること
によりインバータの出力周波数を制御して可変電圧可変
周波数動作を行なう。
動態様においては、交流電源電圧を整流器ブリッジ2で
整流して可変電圧可変周波数インバータ5に供給し、該
可変電圧可変周波数インバータは図示していない点弧回
路により速度指令信号に対応した速度で誘導電動機1を
運転するように順次点弧制御され、各トランジスタTA
1〜T Aaの通電期間を調整することにより供給電圧
の制御を行ない、かつ点弧パルスの周期を調整すること
によりインバータの出力周波数を制御して可変電圧可変
周波数動作を行なう。
次に減速するために速度指令値を変化させると、誘導電
動機の今まで回転していた速度より新たに指令された同
期速度が低くなるため該誘導電動機はすべりが負の状態
で回転し固定子巻線から電力が回生される。
動機の今まで回転していた速度より新たに指令された同
期速度が低くなるため該誘導電動機はすべりが負の状態
で回転し固定子巻線から電力が回生される。
この回生電力により平滑用コンデンサC2tC3を充電
し直流線側の電圧を高くする。
し直流線側の電圧を高くする。
その結果、平滑コンデンサC2,C3が接続された側の
線間電圧と平滑用コンデンサC1が接続された側の線間
電圧に電位差が生じる。
線間電圧と平滑用コンデンサC1が接続された側の線間
電圧に電位差が生じる。
即ち回生状態判別用ダイオード8の42点の電圧Vp2
と11点の電圧Vp、との差(Vpz−Vpt)が正と
なる。
と11点の電圧Vp、との差(Vpz−Vpt)が正と
なる。
このことにより誘導電動機の運転状態が回生状態にある
ことを検知することができる。
ことを検知することができる。
この状態で回生用トランジスタブリッジを構成する各ト
ランジスタTB、〜TBeのうち交流電源の2相間の電
圧差が最も高い相に接続されたトランジスタに点弧信号
を与えると直流電圧と交流電源電圧の電圧差に基づいて
交流電源に回生電流を流すことができ、誘導電動機は発
電機として作用し急速に新たな速度指令値まで減速され
る。
ランジスタTB、〜TBeのうち交流電源の2相間の電
圧差が最も高い相に接続されたトランジスタに点弧信号
を与えると直流電圧と交流電源電圧の電圧差に基づいて
交流電源に回生電流を流すことができ、誘導電動機は発
電機として作用し急速に新たな速度指令値まで減速され
る。
この点をトランジスタTB1〜TBaの点弧信号の形成
回路を参考にしてもう少し詳細に説明する。
回路を参考にしてもう少し詳細に説明する。
第3図において、電圧Vp2は回生状態での回生状態判
別用ダイオードの22点の電圧を示し、正弦波形は交流
電源のU相、■相、W相の線間電圧を表わす。
別用ダイオードの22点の電圧を示し、正弦波形は交流
電源のU相、■相、W相の線間電圧を表わす。
回生用トランジスタブリッジの各トランジスタには夫々
交流電源の各サイクルに応じて正の半波及び負の半波の
電圧がかかることになる。
交流電源の各サイクルに応じて正の半波及び負の半波の
電圧がかかることになる。
再び第2図Aで、交流電源のU相、■相、W相から制御
用変圧器9を介して各相電圧の脈動に対応した正弦波信
号U2.v2.W2を得、この正弦波信号を比較回路1
0で接地電位と比較して第3図のa、b、cで示すよう
な各々120度位相がずれた矩形波信号に変換する。
用変圧器9を介して各相電圧の脈動に対応した正弦波信
号U2.v2.W2を得、この正弦波信号を比較回路1
0で接地電位と比較して第3図のa、b、cで示すよう
な各々120度位相がずれた矩形波信号に変換する。
この信号を更に次段の論理回路11に与えて120度ず
つの幅を有する6相伝号に分配する。
つの幅を有する6相伝号に分配する。
このような論理回路としては従来公知の例えば無整流子
電動機の回転子位置信号の形成に用いられるタイプの回
路を利用しても良い。
電動機の回転子位置信号の形成に用いられるタイプの回
路を利用しても良い。
該論理回路11の出力信号は第3図のu、v、w及びX
、y、z信号に対応したものとなる。
、y、z信号に対応したものとなる。
同時に回生状態判別用ダイオード8の両端の電位差(V
F6 Vl)1 )の信号は比較回路15.17を介
して第4図に示す(Vpz Vpt)と基準電圧■Lと
の大小を比較し、この比較偏差を第2図Bのようなヒス
テリシス特性を有する次段の論理回路16に与えること
により論理出力lまたはOを得る。
F6 Vl)1 )の信号は比較回路15.17を介
して第4図に示す(Vpz Vpt)と基準電圧■Lと
の大小を比較し、この比較偏差を第2図Bのようなヒス
テリシス特性を有する次段の論理回路16に与えること
により論理出力lまたはOを得る。
そして論理回路16の出力と先の論理回路11の出力で
ある分配信号u、v、w及びX、y、Zの両者の論理積
をアンドゲート回路12でとることにより回生状態に運
転モードを切替えるに充分な状態になったときにのみ回
生用トランジスタブリッジに点弧信号を送出する。
ある分配信号u、v、w及びX、y、Zの両者の論理積
をアンドゲート回路12でとることにより回生状態に運
転モードを切替えるに充分な状態になったときにのみ回
生用トランジスタブリッジに点弧信号を送出する。
アンドゲート回路12の出力は更に次段のフリップフロ
ップ回路13に与えられて点弧信号の初期条件の設定を
行なう。
ップ回路13に与えられて点弧信号の初期条件の設定を
行なう。
同時に該フリップフロップ回路は回生電流Ibと制限電
流■lを比較回路18で比較し回生電流が制限電流を越
えて過大に流れたらフリップフロップ回路13をリセッ
トし回生用トランジスタブリッジの各トランジスタTB
1〜TBaへのベース信号の送出を停止し、該トランジ
スタブリッジを不導通にして過電流を防止する。
流■lを比較回路18で比較し回生電流が制限電流を越
えて過大に流れたらフリップフロップ回路13をリセッ
トし回生用トランジスタブリッジの各トランジスタTB
1〜TBaへのベース信号の送出を停止し、該トランジ
スタブリッジを不導通にして過電流を防止する。
このようにして得られたフリップフロップ回路13から
の分配信号を増幅回路14で増幅した後、回生用トラン
ジスタブリッジの各トランジスタTB1〜TB6にベー
ス電流として与えることにより回生に充分な電圧が確立
しかつ回生電流が過電流とならない状態で回生動作を安
定に行なうものである。
の分配信号を増幅回路14で増幅した後、回生用トラン
ジスタブリッジの各トランジスタTB1〜TB6にベー
ス電流として与えることにより回生に充分な電圧が確立
しかつ回生電流が過電流とならない状態で回生動作を安
定に行なうものである。
第3図の波形を参照してこの回生動作の状態を説明する
と、時間to−tlには交流電源の相間電圧が最大であ
る2相、即ちW相と■相に接続されたトランジスタTB
5とTB、が導通するようにベース信号はWとyが発生
し、次に時間t。
と、時間to−tlには交流電源の相間電圧が最大であ
る2相、即ちW相と■相に接続されたトランジスタTB
5とTB、が導通するようにベース信号はWとyが発生
し、次に時間t。
〜t2ではU相と■相に接続されたトランジスタTB1
とTB4が導通するようにベース信号Uとyが形成され
る。
とTB4が導通するようにベース信号Uとyが形成され
る。
同様に順次回生用トランジスタブリッジのトランジスタ
TB1とTB6.TB3とT Ba 、 T BaとT
B2及びTB、とTB、2の対が導通制御されて第4図
の電圧■p2とVPlの差(斜線の部分)が安定に交流
電源へ回生される。
TB1とTB6.TB3とT Ba 、 T BaとT
B2及びTB、とTB、2の対が導通制御されて第4図
の電圧■p2とVPlの差(斜線の部分)が安定に交流
電源へ回生される。
いまもし回生電流が制限電流Ilを超過するか、または
(Vl)2 Vpt )が負になれば直ちに回生動作
を停止することはこれまでの説明で明らかであろう。
(Vl)2 Vpt )が負になれば直ちに回生動作
を停止することはこれまでの説明で明らかであろう。
以上詳細に説明したように、本発明は交流電動機の回生
用ブリッジの素子としてトランジスタを用いたので転流
失敗を起すおそれもなく、そのため従来装置で必要とし
た転流用の昇圧変圧器が不要となり、装置の小型化と経
済性に寄与するものである。
用ブリッジの素子としてトランジスタを用いたので転流
失敗を起すおそれもなく、そのため従来装置で必要とし
た転流用の昇圧変圧器が不要となり、装置の小型化と経
済性に寄与するものである。
また充分な回生電圧の確立を検知し、過電流防止機構を
設けたので安定な回生運転ができて多種多様な電動機負
荷の運転に即座に応答できる電動機の運転制御装置を提
供することができる。
設けたので安定な回生運転ができて多種多様な電動機負
荷の運転に即座に応答できる電動機の運転制御装置を提
供することができる。
第1図は従来の回生制動可能な交流電動機の運転制御装
置の回路図、第2図Aは本発明に係る一実施例を示す回
路図、第2図Bは論理回路16の特性図、第3図は回生
動作時の各部の波形図、第4図は回生状態判別と回生電
流の過電流を判別する時の各部の電圧及び電流波形を示
す。 図中、1は交流電動機、2は整流器ブリッジ、3は回生
用サイリスクブリッジ、3′は回生用トランジスタブリ
ッジ、4は平滑回路、5は可変電圧可変周波数インバー
タ、6はフライホイルダイオードブリッジ、7は昇圧変
圧器、8は回生状態判別用ダイオード、9は制御用変圧
器、10は比較回路、11は論理回路、12はアンドゲ
ート回路、13はフリップフロップ回路、14は増幅回
路、15は比較回路、 16は論理回路、 17及び18 は比較回路である0
置の回路図、第2図Aは本発明に係る一実施例を示す回
路図、第2図Bは論理回路16の特性図、第3図は回生
動作時の各部の波形図、第4図は回生状態判別と回生電
流の過電流を判別する時の各部の電圧及び電流波形を示
す。 図中、1は交流電動機、2は整流器ブリッジ、3は回生
用サイリスクブリッジ、3′は回生用トランジスタブリ
ッジ、4は平滑回路、5は可変電圧可変周波数インバー
タ、6はフライホイルダイオードブリッジ、7は昇圧変
圧器、8は回生状態判別用ダイオード、9は制御用変圧
器、10は比較回路、11は論理回路、12はアンドゲ
ート回路、13はフリップフロップ回路、14は増幅回
路、15は比較回路、 16は論理回路、 17及び18 は比較回路である0
Claims (1)
- 1 交流電源に接続された整流器ブリッジと、回生用ト
ランジスタブリッジと平滑用コンデンサよりなる直流リ
ンク部と、可変電圧可変周波数インバータと交流電動機
よりなる交流電動機の運転制御装置において、電源側整
流器ブリッジと回生用トランジスタブリッジの間に交流
電動機が回生制動領域にある時逆バイアスされる極性に
ダイオードを接続し、制動時に該ダイオードの逆バイア
ス電圧を検出し該検出信号により交流電源の相間電圧が
最大である2相に接続された上記回生用トランジスタブ
リッジの各トランジスタを点弧し、交流電源側にエネル
ギーを回生ずることを特徴とする電動機の運転制御装置
。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54103862A JPS5840918B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 電動機の運転制御装置 |
US06/176,337 US4319177A (en) | 1979-08-15 | 1980-08-08 | Operation control apparatus for AC motors |
DE8080302747T DE3067541D1 (en) | 1979-08-15 | 1980-08-11 | Operation control apparatus for ac motors |
EP80302747A EP0026039B1 (en) | 1979-08-15 | 1980-08-11 | Operation control apparatus for ac motors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54103862A JPS5840918B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 電動機の運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5629479A JPS5629479A (en) | 1981-03-24 |
JPS5840918B2 true JPS5840918B2 (ja) | 1983-09-08 |
Family
ID=14365252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54103862A Expired JPS5840918B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 電動機の運転制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4319177A (ja) |
EP (1) | EP0026039B1 (ja) |
JP (1) | JPS5840918B2 (ja) |
DE (1) | DE3067541D1 (ja) |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57208895A (en) * | 1981-06-16 | 1982-12-22 | Fanuc Ltd | Controlling system of induction motor |
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