JPH10304669A - Ｐｗｍコンバータ装置 - Google Patents
Ｐｗｍコンバータ装置Info
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- JPH10304669A JPH10304669A JP9105708A JP10570897A JPH10304669A JP H10304669 A JPH10304669 A JP H10304669A JP 9105708 A JP9105708 A JP 9105708A JP 10570897 A JP10570897 A JP 10570897A JP H10304669 A JPH10304669 A JP H10304669A
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- pwm
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Abstract
(57)【要約】
【課題】交流電源の電圧変動が生じてもＰＷＭコンバー
タの起動時に過大電流による自己消弧素子の破損、ある
いは、過大電圧の印加による平滑コンデンサや装置の破
損、あるいは、過電流・過電圧検出による装置の停止を
防止する。 【解決手段】交流リアクトル２を介して交流電源１に接
続されたＰＷＭコンバータ３と、その直流側に接続され
た平滑コンデンサ４と、その電圧を電圧源とする負荷装
置５と、平滑コンデンサ３の電圧が直流電圧指令値Ｅd *
に基づく電圧になるようにＰＷＭコンバータの入力電流
を制御するＰＷＭコンバータ装置において、交流電源の
電圧を検出する手段９と、起動時に検出電圧に基づく値
を初期値として直流電圧指令を生成する手段１２とを有
し、その直流電圧指令でＰＷＭコンバータを制御する。
タの起動時に過大電流による自己消弧素子の破損、ある
いは、過大電圧の印加による平滑コンデンサや装置の破
損、あるいは、過電流・過電圧検出による装置の停止を
防止する。 【解決手段】交流リアクトル２を介して交流電源１に接
続されたＰＷＭコンバータ３と、その直流側に接続され
た平滑コンデンサ４と、その電圧を電圧源とする負荷装
置５と、平滑コンデンサ３の電圧が直流電圧指令値Ｅd *
に基づく電圧になるようにＰＷＭコンバータの入力電流
を制御するＰＷＭコンバータ装置において、交流電源の
電圧を検出する手段９と、起動時に検出電圧に基づく値
を初期値として直流電圧指令を生成する手段１２とを有
し、その直流電圧指令でＰＷＭコンバータを制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＰＷＭコンバータ装
置に関する。
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】交流電力を直流電力に変換する装置の一
つとして電源回生機能を持つＰＷＭコンバータ装置が提
案されている。このＰＷＭコンバータ装置は、その直流
側に接続される平滑コンデンサの電圧が予め指示された
設定値になるように、ＰＷＭコンバータの入力電流を制
御する装置である。
つとして電源回生機能を持つＰＷＭコンバータ装置が提
案されている。このＰＷＭコンバータ装置は、その直流
側に接続される平滑コンデンサの電圧が予め指示された
設定値になるように、ＰＷＭコンバータの入力電流を制
御する装置である。
【０００３】このＰＷＭコンバータ装置として、特開昭
61−277376号公報には、予め初期値を交流電源電圧のピ
ーク値に設定（固定）した直流電圧指令と平滑コンデン
サ電圧の検出値との偏差が零となるように比例積分補償
構成の電圧制御手段により発せられる電流指令に基づい
て起動から停止までＰＷＭコンバータを制御することが
開示されている。
61−277376号公報には、予め初期値を交流電源電圧のピ
ーク値に設定（固定）した直流電圧指令と平滑コンデン
サ電圧の検出値との偏差が零となるように比例積分補償
構成の電圧制御手段により発せられる電流指令に基づい
て起動から停止までＰＷＭコンバータを制御することが
開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のＰＷＭコンバー
タ装置は交流電源の電圧変動について考慮されていない
ため次のような不具合が生じる。
タ装置は交流電源の電圧変動について考慮されていない
ため次のような不具合が生じる。
【０００５】まず、一般的に交流電源は±１０％程度の
変動が生じ、交流電源２００Ｖ級では１８０Ｖ〜２２０
Ｖが受電範囲になる。直流電圧指令の初期値を設定する
際、たとえば初期値を交流電源２２０Ｖに相当する値に
設定しておいたとする。その設定で交流電源が低下し１
８０Ｖになった場合、平滑コンデンサはＰＷＭコンバー
タを構成するダイオードを介して全波整流され、そのピ
ーク値の２５４Ｖ（＝√２×１８０）に充電される。
変動が生じ、交流電源２００Ｖ級では１８０Ｖ〜２２０
Ｖが受電範囲になる。直流電圧指令の初期値を設定する
際、たとえば初期値を交流電源２２０Ｖに相当する値に
設定しておいたとする。その設定で交流電源が低下し１
８０Ｖになった場合、平滑コンデンサはＰＷＭコンバー
タを構成するダイオードを介して全波整流され、そのピ
ーク値の２５４Ｖ（＝√２×１８０）に充電される。
【０００６】従って、電圧制御手段には直流電圧指令値
として３１１Ｖ（＝√２×２２０）相当が、また、平滑
コンデンサ電圧の検出値として交流電源のピーク値２５
４Ｖ相当値が入力される。
として３１１Ｖ（＝√２×２２０）相当が、また、平滑
コンデンサ電圧の検出値として交流電源のピーク値２５
４Ｖ相当値が入力される。
【０００７】この状態で、ＰＷＭコンバータを起動する
と、電圧制御手段に基づく直流電圧の指令値（設定値）
と平滑コンデンサ電圧の検出値との偏差が大きいため、
出力される電流指令は非常に大きな値となる。
と、電圧制御手段に基づく直流電圧の指令値（設定値）
と平滑コンデンサ電圧の検出値との偏差が大きいため、
出力される電流指令は非常に大きな値となる。
【０００８】このような電流指令で制御されるとＰＷＭ
コンバータを構成する自己消弧素子には電流定格を上回
る過大な電流が流れ、自己消弧素子の破損をまねく可能
性がある。
コンバータを構成する自己消弧素子には電流定格を上回
る過大な電流が流れ、自己消弧素子の破損をまねく可能
性がある。
【０００９】また、過電流検出手段を設けているＰＷＭ
コンバータ装置では、起動毎に過電流検出が働き装置が
停止する可能性がある。
コンバータ装置では、起動毎に過電流検出が働き装置が
停止する可能性がある。
【００１０】また、電圧制御手段において電流指令にリ
ミッタを設けている場合、検出値が指令値を大きく上回
らないとそのリミッタが解除されない。このため、リミ
ッタが解除される間、リミッタ値で指示された電流が平
滑コンデンサに流れ、平滑コンデンの電圧は上昇し続け
る。平滑コンデンサや装置はその電圧上昇により耐圧を
超えて破損に至る可能性がある。
ミッタを設けている場合、検出値が指令値を大きく上回
らないとそのリミッタが解除されない。このため、リミ
ッタが解除される間、リミッタ値で指示された電流が平
滑コンデンサに流れ、平滑コンデンの電圧は上昇し続け
る。平滑コンデンサや装置はその電圧上昇により耐圧を
超えて破損に至る可能性がある。
【００１１】また、過電圧検出手段を設けているＰＷＭ
コンバータ装置では、過電圧検出が働き装置が停止する
可能性がある。
コンバータ装置では、過電圧検出が働き装置が停止する
可能性がある。
【００１２】本発明の目的は、交流電源の電圧変動が生
じてもＰＷＭコンバータの起動時に過大電流によるＰＷ
Ｍコンバータを構成する自己消弧素子の破損、あるい
は、過大電圧の印加による平滑コンデンサや装置の破
損、あるいは、過電流・過電圧検出による装置の停止を
防止するＰＷＭコンバータ装置を提供することにある。
じてもＰＷＭコンバータの起動時に過大電流によるＰＷ
Ｍコンバータを構成する自己消弧素子の破損、あるい
は、過大電圧の印加による平滑コンデンサや装置の破
損、あるいは、過電流・過電圧検出による装置の停止を
防止するＰＷＭコンバータ装置を提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】交流リアクトルを介して
交流電源に接続されたパルス幅変調（ＰＷＭ）コンバー
タと、前記ＰＷＭコンバータの直流側に接続された平滑
コンデンサと、その平滑コンデンサの電圧を電圧源とす
る負荷装置と、平滑コンデンサの電圧が直流電圧指令値
に基づく電圧になるように前記ＰＷＭコンバータの入力
電流を制御するＰＷＭコンバータ装置において、交流電
源の電圧を検出する手段と、起動時に前記検出電圧に基
づく値を初期値として直流電圧指令を生成する手段とを
有し、その直流電圧指令でＰＷＭコンバータを制御す
る。
交流電源に接続されたパルス幅変調（ＰＷＭ）コンバー
タと、前記ＰＷＭコンバータの直流側に接続された平滑
コンデンサと、その平滑コンデンサの電圧を電圧源とす
る負荷装置と、平滑コンデンサの電圧が直流電圧指令値
に基づく電圧になるように前記ＰＷＭコンバータの入力
電流を制御するＰＷＭコンバータ装置において、交流電
源の電圧を検出する手段と、起動時に前記検出電圧に基
づく値を初期値として直流電圧指令を生成する手段とを
有し、その直流電圧指令でＰＷＭコンバータを制御す
る。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明のＰＷＭコンバータ
装置の一実施例を示す図１に基づき説明する。
装置の一実施例を示す図１に基づき説明する。
【００１５】図１に示すＰＷＭコンバータ及びその制御
部は電源相数に応じた単相又は三相構成となるが、説明
を簡単にするため一相のみを注目して表示している。
部は電源相数に応じた単相又は三相構成となるが、説明
を簡単にするため一相のみを注目して表示している。
【００１６】図１で、１は交流電源、２は交流リアクト
ル、３はＩＧＢＴ（絶縁型ゲートバイポーラトランジス
タ）等の自己消弧素子３１、及びダイオード３２から構
成したＰＷＭコンバータ、４は平滑コンデンサ、５は平
滑コンデンサ４の電圧を電圧源として駆動される負荷装
置である。
ル、３はＩＧＢＴ（絶縁型ゲートバイポーラトランジス
タ）等の自己消弧素子３１、及びダイオード３２から構
成したＰＷＭコンバータ、４は平滑コンデンサ、５は平
滑コンデンサ４の電圧を電圧源として駆動される負荷装
置である。
【００１７】その負荷装置として、ＰＷＭコンバータ３
と同一構成のＰＷＭインバータ５１，ＰＷＭインバータ
５１によって制御される電動機５２、電動機５２には駆
動対象の負荷５３が連結されている一般的な機構例を示
している。
と同一構成のＰＷＭインバータ５１，ＰＷＭインバータ
５１によって制御される電動機５２、電動機５２には駆
動対象の負荷５３が連結されている一般的な機構例を示
している。
【００１８】６，７は交流電源１とＰＷＭコンバータ３
を接続する接触器、８は平滑コンデンサ４に流れる電流
を制限する抵抗器、９は交流電源１の電圧を検出する交
流電圧検出器、１０，５４はＰＷＭコンバータ３の交流
側に流れる入力電流及びPWMインバータ５１の交流側に
流れる出力電流を検出する電流検出器、１１は平滑コン
デンサ４の電圧を検出する直流電圧検出器、５５は電動
機６の回転速度を検出する速度検出器である。
を接続する接触器、８は平滑コンデンサ４に流れる電流
を制限する抵抗器、９は交流電源１の電圧を検出する交
流電圧検出器、１０，５４はＰＷＭコンバータ３の交流
側に流れる入力電流及びPWMインバータ５１の交流側に
流れる出力電流を検出する電流検出器、１１は平滑コン
デンサ４の電圧を検出する直流電圧検出器、５５は電動
機６の回転速度を検出する速度検出器である。
【００１９】以下、１２〜１７はＰＷＭコンバータ３
を、５６はＰＷＭコンバータ５を駆動するためのマイク
ロコンピュータ等からなる制御部である。
を、５６はＰＷＭコンバータ５を駆動するためのマイク
ロコンピュータ等からなる制御部である。
【００２０】１２は本発明の主要部をなし、電圧検出器
９で検出した交流電源の電圧相当値を初期値として平滑
コンデンサの電圧を指示（Ｅd *）する直流電圧指令生成
部。１３は平滑コンデンサ４の電圧が直流電圧指令Ｅd *
に基づく電圧となるように比例積分補償演算を行いＰＷ
Ｍコンバータの入力側に流すべく電流ｉの大きさを指示
（Ｉ* ）する電圧制御部、１４は交流電源１と同相の単
位正弦波を発生する位相演算部、１５は大きさがＩ* で
位相が単位正弦波と同相の入力電流ｉとなるようにコン
バータ入力側電圧を指示（ｅc *）する電流制御部、１６
は搬送波発生部、１７は電圧指令ｅc *と搬送波信号ｅt *
とからＰＷＭコンバータ３を駆動するためのＰＷＭパル
スＧpcを生成するＰＷＭパルス生成部である。
９で検出した交流電源の電圧相当値を初期値として平滑
コンデンサの電圧を指示（Ｅd *）する直流電圧指令生成
部。１３は平滑コンデンサ４の電圧が直流電圧指令Ｅd *
に基づく電圧となるように比例積分補償演算を行いＰＷ
Ｍコンバータの入力側に流すべく電流ｉの大きさを指示
（Ｉ* ）する電圧制御部、１４は交流電源１と同相の単
位正弦波を発生する位相演算部、１５は大きさがＩ* で
位相が単位正弦波と同相の入力電流ｉとなるようにコン
バータ入力側電圧を指示（ｅc *）する電流制御部、１６
は搬送波発生部、１７は電圧指令ｅc *と搬送波信号ｅt *
とからＰＷＭコンバータ３を駆動するためのＰＷＭパル
スＧpcを生成するＰＷＭパルス生成部である。
【００２１】以上からＰＷＭコンバータ装置の制御部は
構成されている。
構成されている。
【００２２】次に、図１に示すＰＷＭコンバータ装置の
動作を、ＰＷＭコンバータ起動時の平滑コンデンサ電圧
の制御過程を示す図２を用いて説明する。
動作を、ＰＷＭコンバータ起動時の平滑コンデンサ電圧
の制御過程を示す図２を用いて説明する。
【００２３】ＰＷＭコンバータの起動が指示されると、
図２（ａ）に示すように制御信号Ｓ１を“Ｈ”レベル
（時刻ｔ１）にし、接触器７を閉路する(接触器６は開
路)。その接触器７の閉路により、交流電源１から電流
制限用の抵抗器８，接触器７，交流リアクトル２，ＰＷ
Ｍコンバータ３を構成するダイオード３２，平滑コンデ
ンサ４を通る経路で電流が流れ、平滑コンデンサ４の電
圧は上昇をはじめる。
図２（ａ）に示すように制御信号Ｓ１を“Ｈ”レベル
（時刻ｔ１）にし、接触器７を閉路する(接触器６は開
路)。その接触器７の閉路により、交流電源１から電流
制限用の抵抗器８，接触器７，交流リアクトル２，ＰＷ
Ｍコンバータ３を構成するダイオード３２，平滑コンデ
ンサ４を通る経路で電流が流れ、平滑コンデンサ４の電
圧は上昇をはじめる。
【００２４】その充電電圧はＰＷＭコンバータ３のダイ
オード部が全波整流構成（電源相数により三相全波又
は、単相全波）から、交流電源１のピーク値を示す電圧
となる。すなわち、図２（ｃ）に示すように交流電源１
の電圧がＥSL(1)(；実効値）場合には√２・ＥSL(1) 、
また、電圧変動が生じその電圧がＥSL(2) の場合には√
２・ＥSL(2) になるまで充電され続ける。
オード部が全波整流構成（電源相数により三相全波又
は、単相全波）から、交流電源１のピーク値を示す電圧
となる。すなわち、図２（ｃ）に示すように交流電源１
の電圧がＥSL(1)(；実効値）場合には√２・ＥSL(1) 、
また、電圧変動が生じその電圧がＥSL(2) の場合には√
２・ＥSL(2) になるまで充電され続ける。
【００２５】次に、平滑コンデンサ４の電圧が、その交
流電源１のピーク値になると制御信号Ｓ２を“Ｈ”レベ
ルとし、接触器６を閉路，接触器７を開路する。
流電源１のピーク値になると制御信号Ｓ２を“Ｈ”レベ
ルとし、接触器６を閉路，接触器７を開路する。
【００２６】これにより、ＰＷＭコンバータ３は交流電
源１との間に介在していた電流制限用の抵抗器８が切り
離され、通常制御が行える交流リアクトル２のみを介し
て交流電源１に接続される。
源１との間に介在していた電流制限用の抵抗器８が切り
離され、通常制御が行える交流リアクトル２のみを介し
て交流電源１に接続される。
【００２７】一方、制御信号Ｓ２が“Ｈ”レベルになる
と直流電圧指令生成部１２では、この時点での電圧検出
器９より出力される交流電源１の電圧を取り込む。そし
て、取り込んだ値に対して交流電源１のピーク電圧を示
す値となるように√２倍した√２・ＥSLを演算する。電
圧がＥSL(1) の場合には√２・ＥSL(1) を、また、電圧
変動が生じその電圧がＥSL(2) であれば√２・ＥSL(2)
を演算する。
と直流電圧指令生成部１２では、この時点での電圧検出
器９より出力される交流電源１の電圧を取り込む。そし
て、取り込んだ値に対して交流電源１のピーク電圧を示
す値となるように√２倍した√２・ＥSLを演算する。電
圧がＥSL(1) の場合には√２・ＥSL(1) を、また、電圧
変動が生じその電圧がＥSL(2) であれば√２・ＥSL(2)
を演算する。
【００２８】その演算値を初期値とし図２（ｂ）に示す
ような時間関数で通常の制御で設定するレベルＥd1 * ま
で高める直流電圧指令Ｅd *を生成し、電圧制御部１３に
出力する。
ような時間関数で通常の制御で設定するレベルＥd1 * ま
で高める直流電圧指令Ｅd *を生成し、電圧制御部１３に
出力する。
【００２９】従って、電圧制御部１３には直流電流指令
と平滑コンデンサ３の電圧検出値が時刻ｔ２においてほ
ぼ同レベルで入力され、この状態から電流指令Ｉ* の生
成を始める。
と平滑コンデンサ３の電圧検出値が時刻ｔ２においてほ
ぼ同レベルで入力され、この状態から電流指令Ｉ* の生
成を始める。
【００３０】また、電圧変動に応じて初期値が変わるこ
とから入力偏差が常にほぼ零の状態から電流指令Ｉ* を
生成するようになり、電圧変動に伴いその偏差が大きい
ことによる過大な電流を生じることはない。
とから入力偏差が常にほぼ零の状態から電流指令Ｉ* を
生成するようになり、電圧変動に伴いその偏差が大きい
ことによる過大な電流を生じることはない。
【００３１】以下、電流制御部１８は、入力電流ｉの力
率がほぼ１となるように電流指令Ｉ* に電源電圧と同相
の単位正弦波が乗算されて交流化し、その大きさと位相
をもつ入力電流が流れるようにコンバータ入力側電圧を
調整するための電圧指令ｅc *を発する。その電圧指令ｅ
c *と搬送波信号ｅt *とからＰＷＭパルス生成部２１では
ＰＷＭパルスＧpcを生成し、ＰＷＭコンバータ３を駆動
する。
率がほぼ１となるように電流指令Ｉ* に電源電圧と同相
の単位正弦波が乗算されて交流化し、その大きさと位相
をもつ入力電流が流れるようにコンバータ入力側電圧を
調整するための電圧指令ｅc *を発する。その電圧指令ｅ
c *と搬送波信号ｅt *とからＰＷＭパルス生成部２１では
ＰＷＭパルスＧpcを生成し、ＰＷＭコンバータ３を駆動
する。
【００３２】これらを、一定周期毎、繰り返すことによ
り平滑コンデンサ４の電圧はその直流電圧指令に従い設
定電圧まで高められる。
り平滑コンデンサ４の電圧はその直流電圧指令に従い設
定電圧まで高められる。
【００３３】平滑コンデンサの電圧が設定値まで高めら
れると（時刻ｔ３）、負荷装置５の制御部５６に演算開
始を指示し、ＰＷＭインバータ５１を駆動する。
れると（時刻ｔ３）、負荷装置５の制御部５６に演算開
始を指示し、ＰＷＭインバータ５１を駆動する。
【００３４】以下、負荷装置５の要求電力に対しても平
滑コンデンサの電圧が直流電圧指令値に基づく電圧にな
るようにＰＷＭコンバータの入力電流を制御するように
動作する。
滑コンデンサの電圧が直流電圧指令値に基づく電圧にな
るようにＰＷＭコンバータの入力電流を制御するように
動作する。
【００３５】
【発明の効果】本発明によれば交流電源の検出電圧に基
づく値を初期値として設定電圧まで平滑コンデンサ電圧
をスムーズに高めるようにしたので、電圧変動が生じて
もPWMコンバータの破損をまねくような過大電流，過大
電圧を防止できる。
づく値を初期値として設定電圧まで平滑コンデンサ電圧
をスムーズに高めるようにしたので、電圧変動が生じて
もPWMコンバータの破損をまねくような過大電流，過大
電圧を防止できる。
【００３６】また、過電流・過電圧検出回路を設けてい
るＰＷＭコンバータ装置においても異常時以外に装置が
停止するというような不具合を解消でき、装置の信頼性
向上が図れる。
るＰＷＭコンバータ装置においても異常時以外に装置が
停止するというような不具合を解消でき、装置の信頼性
向上が図れる。
【図１】本発明の一実施例を示すＰＷＭコンバータ装置
のブロック図。
のブロック図。
【図２】本発明のＰＷＭコンバータ装置における起動時
の平滑コンデンサ電圧制御過程を示すタイミングチャー
ト。
の平滑コンデンサ電圧制御過程を示すタイミングチャー
ト。
１…交流電源、２…交流リアクトル、３…ＰＷＭコンバ
ータ、４…平滑コンデンサ、５…負荷装置、６，７…接
触器、８…抵抗器、９…交流電圧検出器、１０…電流検
出器、１１…直流電圧検出器、１２…直流電圧指令生成
部、１３…電圧制御部、１４…位相演算部、１５…電流
制御部、１６…搬送波発生部、１７…ＰＷＭパルス生成
部、Ｅd …平滑コンデンサ電圧、または直流電圧、Ｅd *
…直流電圧指令、Ｉ* …電流指令、ｅc *…コンバータ入
力側電圧指令、ｅt *…搬送波信号。
ータ、４…平滑コンデンサ、５…負荷装置、６，７…接
触器、８…抵抗器、９…交流電圧検出器、１０…電流検
出器、１１…直流電圧検出器、１２…直流電圧指令生成
部、１３…電圧制御部、１４…位相演算部、１５…電流
制御部、１６…搬送波発生部、１７…ＰＷＭパルス生成
部、Ｅd …平滑コンデンサ電圧、または直流電圧、Ｅd *
…直流電圧指令、Ｉ* …電流指令、ｅc *…コンバータ入
力側電圧指令、ｅt *…搬送波信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三根 俊介 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内
Claims (1)
- 【請求項１】交流リアクトルを介して交流電源に接続さ
れたＰＷＭコンバータと、前記PWMコンバータの直流側
に接続された平滑コンデンサと、その平滑コンデンサの
電圧を電圧源とする負荷装置と、平滑コンデンサの電圧
が直流電圧指令値に基づく電圧になるように前記ＰＷＭ
コンバータの入力電流を制御するＰＷＭコンバータ装置
において、 交流電源の電圧を検出する手段と、起動時に前記検出電
圧に基づく値を初期値として直流電圧指令を生成する手
段とを有し、その直流電圧指令でＰＷＭコンバータを制
御することを特徴とするＰＷＭコンバータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9105708A JPH10304669A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Ｐｗｍコンバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9105708A JPH10304669A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Ｐｗｍコンバータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10304669A true JPH10304669A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14414854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9105708A Pending JPH10304669A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | Ｐｗｍコンバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10304669A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008026547A1 (fr) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Daikin Industries, Ltd. | Convertisseur de type régulateur de courant |
| KR100931182B1 (ko) * | 2002-12-14 | 2009-12-10 | 주식회사 포스코 | Ｐｗｍ 컨버터에서의 과전압 제어 장치 |
| JP2018007564A (ja) * | 2014-12-26 | 2018-01-11 | 東芝キヤリア株式会社 | モータ駆動装置 |
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1997
- 1997-04-23 JP JP9105708A patent/JPH10304669A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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