JPS602437B2 - 先染糸製造法 - Google Patents

先染糸製造法

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Publication number
JPS602437B2
JPS602437B2 JP52071321A JP7132177A JPS602437B2 JP S602437 B2 JPS602437 B2 JP S602437B2 JP 52071321 A JP52071321 A JP 52071321A JP 7132177 A JP7132177 A JP 7132177A JP S602437 B2 JPS602437 B2 JP S602437B2
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JP
Japan
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yarn
dyed
manufacturing
shrinkage rate
feed roller
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JP52071321A
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JPS546977A (en
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宗一 宮本
良甫 大柴
康市 渡辺
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS546977A publication Critical patent/JPS546977A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、解錆性が良好でしかも低トルクの加工糸風合
に富んだ先染糸の製造法に関する。
従来、仮撚加工糸を使用して先染糸を製造する方法とし
ては種々の方法があげられるが、一例として椿公昭45
一27066号公報記載の方法があげられる。この方法
は、仮撚加工糸をチーズに捲いて染色する際に内外層間
に染色斑が発生しないように、仮撚加工した後弛緩率2
0〜50%で巻取り、差し換えて染色する方法である。
しかしながら、この方法は、あくまでも、仮燃加工糸を
染斑なく均一に染色することを目的とするものであって
、なんら鱗錆性を考慮していない。
わずかにチーズを回転させながら鮫策するとか、又は回
転円板の助けをかりて解鈴するとかの方法がとられてい
るにすぎない。すなわち、先染糸目身にはなんら藤錆性
を増すための工夫がなされていないのである。本発明は
、かかる点に鑑みて先染糸目身に解錦性良好な性質を付
与して低トルクの加工糸風合に富んだ糸を製造する方法
を提供することを目的とする。
かかる目的のために、本発明は、熱水収縮率が18%以
上の熱可塑性繊維のマルチフィラメント糸を仮燃加工し
、ついで前記マルチフィラメント糸を構成する各フィラ
メントを流体流によって混総した後0.4夕/泳以下の
巻密度でパッケージを形成させて染色することを特徴と
するものである。
以下に本発明の−具体例を図にしたがって説明する。マ
ルチフィラメント糸1は、ガイド2,3を通って第1フ
ィードローラ4に供野合され、第1フィードローラ4と
第2フィードローラ7との間で仮燃加工され、ついでヒ
ータ−8で熱処理された後漉織装置1 1で混緩され、
パッケージ15に巻取りローラ14により巻き上げられ
る。
ここに5はヒーター、6は仮撚装置、9は第3フィード
ローラ、10,13はガイドである。12は一対のロー
ラである。
さてマルチフィラメント糸1は、熱水収縮率が18%以
上の熱可塑性繊維からなる。
ここに、熱りK収縮率を18%以上にしたのは、得られ
る加工糸に充分なる熱セット性を与えて型くずれのない
ようにするためである。また、第1フイードローラ4と
第2フイードローラ7との間ではマルチフィラメント糸
に過度の張力を与えて損傷しないようにすることが、解
翁性を向上するうえで好ましい。従ってこの間では張力
は0.1?′d未満におさめることが好ましい。仮撚加
工した後涙綴装置11で混織する際に鷹織状態を良好に
するうえで張力及び混織装置の選択が重要である。すな
わち、混機装置としては糸の走行方向に対して直角に流
体を噴射するものが好ましい。また、張力についてはオ
ーバーフィード率を基準にして表現すれば、2%〜7%
におさめるのが好ましい。さらに仮撚加工され、混織さ
れた糸はパッケージ15に巻取られるのであるが、一且
集東絡合せしめた糸を解鈴性を続げずに巻く必要がある
。このために0.4タ′塊以下の巻密度で巻く必要があ
る。以後はかくして得られた糸を通常の工程に従って染
色すれば、本発明の目的とする先染糸が得られる。この
ように本発明方法によれだ、解蟹性の良好な先染糸が容
易に製造される。
そしてこの先染糸は、鱗静性が良いために、また低トル
ク性であるために、この先梁糸を使用した編織物は縄目
面の良いものとなった。実施例 図に示す装置を使用して熱水収縮率19.5%のポリエ
ステルマルチフィラメント糸(15M/48)を下記の
条件で加工した。
加工条件; 仮撚スピンドル回転数・・・・・・15630仇舷撚数
……2076T/Mヒーター5の温度・・・・”160
午0 ヒーター8の温度・・・・・・155℃ 第1フィードローラ〜第2フィードローラ間のオーバー
フイード率……十4%(0.07夕/d)ヒーター8に
おけるオーバーフイード率……十0%第3フィードロー
フ〜一対のローラ間のオーバーフイード率……十3%一
対のローラ〜巻取りローラ間のオーバーフイ−ド率…・
・・十7.斑%混繊装置の空気圧…・・・2.5kg/
地チーズ密度・・・・・・0.28夕〆塊 染色条件; 分散染料lcc′そ(N比)2S041タ′そ×110
℃×2仇hin裕比1:15 染色後ハイドロサルフアィト1夕/そとNaOHIタ′
夕とで還元洗浄を8ぴ○×1■hin行なった。
このようにして得られた先染糸をコーンアップしたとき
の糸切れ(回数ノk9)を測定したところ下記のデータ
が得られた。なお、比較のために混織を省いた方法によ
る糸切れも測定した。
混織条件以外は同一の条件で行った。
表 1 (コサッブ敵糸奴酸化) 表1から明らかなように「本発明方法による先染糸は軟
巻密度の如何によらずコーンアップ時の糸切れ回数の少
ないことを示した。
このことは、本発明方法による先染糸がコンスタントに
良好な解鏡性を有することを示すものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明を実施する装置の略側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱水収縮率が18%以上の熱可塑性繊維のマルチフ
    イラメント糸を仮撚加工し、ついで前記マルチフイラメ
    ント糸を構成する各フイラメントを流体流によって混繊
    した後0.4g/cm^2以下の巻密度でパツケージを
    形成させて染色することを特徴とする先染糸の製造法。
JP52071321A 1977-06-15 1977-06-15 先染糸製造法 Expired JPS602437B2 (ja)

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JPS546977A JPS546977A (en) 1979-01-19
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JPS546977A (en) 1979-01-19

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