JP3093845B2 - ポリエステル複合仮撚糸の製造法 - Google Patents
ポリエステル複合仮撚糸の製造法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーミックス効果に
優れ、且つ経済性に優れたポリエステルマルチフィラメ
ントよりなる2層構造複合仮撚糸の製造法に関するもの
である。
優れ、且つ経済性に優れたポリエステルマルチフィラメ
ントよりなる2層構造複合仮撚糸の製造法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、伸度差のある2種のポリエステル
マルチフィラメント糸を引揃えてエアー交絡処理し、引
き続いて外接型摩擦仮撚具にて仮撚加工することによ
り、低伸度糸の周りに高伸度糸が交互撚糸条に巻き付い
た2層構造糸を製造する方法が特公昭60−11130
号公報及び特公昭60−7050号公報に開示されてい
る。また、特公昭61−31216号公報には芯糸とし
てイオン性染料に対する不染糸、鞘糸としてイオン性染
料可染糸とイオン性染料に対する不染糸を合糸して用
い、カラーミックス効果を出すことが開示されている。
更に、特願平3−196633号には上記2本の糸を空
気交絡処理域に供給する際、低伸度糸の沸水収縮率を5
%以下、低伸度糸のオーバーフィード率を高伸度糸のオ
ーバーフィード率よりも大きくすることにより、2層構
造糸の外層部に低伸度糸を混在せしめる方法が開示され
ている。これらはいずれも梳毛調風合いを有した糸条を
得る目的で提案されたものである。
マルチフィラメント糸を引揃えてエアー交絡処理し、引
き続いて外接型摩擦仮撚具にて仮撚加工することによ
り、低伸度糸の周りに高伸度糸が交互撚糸条に巻き付い
た2層構造糸を製造する方法が特公昭60−11130
号公報及び特公昭60−7050号公報に開示されてい
る。また、特公昭61−31216号公報には芯糸とし
てイオン性染料に対する不染糸、鞘糸としてイオン性染
料可染糸とイオン性染料に対する不染糸を合糸して用
い、カラーミックス効果を出すことが開示されている。
更に、特願平3−196633号には上記2本の糸を空
気交絡処理域に供給する際、低伸度糸の沸水収縮率を5
%以下、低伸度糸のオーバーフィード率を高伸度糸のオ
ーバーフィード率よりも大きくすることにより、2層構
造糸の外層部に低伸度糸を混在せしめる方法が開示され
ている。これらはいずれも梳毛調風合いを有した糸条を
得る目的で提案されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
61−31216号公報に開示された方法では鞘糸に2
本の異染糸を用いるため経済的でない。また、特公昭6
0−11130号公報、特願平3−196633号に開
示された方法では、仮に異染性の糸条の組合せにしても
十分なカラーミックス効果が得られない。
61−31216号公報に開示された方法では鞘糸に2
本の異染糸を用いるため経済的でない。また、特公昭6
0−11130号公報、特願平3−196633号に開
示された方法では、仮に異染性の糸条の組合せにしても
十分なカラーミックス効果が得られない。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消して、
カラーミックス効果を有するポリエステルマルチフィラ
メントよりなる2層構造複合仮撚加工糸の製法を提供す
ることを目的とするものである。
カラーミックス効果を有するポリエステルマルチフィラ
メントよりなる2層構造複合仮撚加工糸の製法を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、互い
に染色性の異なる伸度差のある2本のポリエステルマル
チフィラメント糸を低伸度糸のオーバーフィード率を高
伸度糸のオーバーフィード率より大としエアー交絡した
後、外接型摩擦仮撚具にて仮撚加工するに際し、前記外
接型摩擦仮撚具としてディスク方式を採用し、糸速(Y
m/min)に対するディスクの周速(Dm/min)
の比(D/Y)を1.50〜1.75に設定することを
特徴とする複合仮撚糸の製法を要旨とするものである。
に染色性の異なる伸度差のある2本のポリエステルマル
チフィラメント糸を低伸度糸のオーバーフィード率を高
伸度糸のオーバーフィード率より大としエアー交絡した
後、外接型摩擦仮撚具にて仮撚加工するに際し、前記外
接型摩擦仮撚具としてディスク方式を採用し、糸速(Y
m/min)に対するディスクの周速(Dm/min)
の比(D/Y)を1.50〜1.75に設定することを
特徴とする複合仮撚糸の製法を要旨とするものである。
【0006】本発明を図面を参考にしながら更に詳細に
説明すると、図1は本発明を実施するに好適な装置の一
例を示し、互いに染色性の異なる(以下、異色性と称
す。)の低伸度糸と高伸度糸は1,1’にセットされ、
フィードローラ2,3にてそれぞれ異なるオーバーフィ
ード率にて供給され、交絡用の空気噴射ノズル4にて交
絡糸とされる。この際、低伸度糸のオーバーフィード率
を高伸度糸のオーバーフィード率より高く設定する。こ
の条件で、低伸度糸を構成するフィラメントの一部がタ
ルミ、ループの状態で交絡糸の外層部に存在する確率が
高伸度糸に比べ高くなる交絡糸構造となり、後述する延
伸仮撚加工後にも前記タルミとループが残存しカラーミ
ックス効果を高める要因となる。
説明すると、図1は本発明を実施するに好適な装置の一
例を示し、互いに染色性の異なる(以下、異色性と称
す。)の低伸度糸と高伸度糸は1,1’にセットされ、
フィードローラ2,3にてそれぞれ異なるオーバーフィ
ード率にて供給され、交絡用の空気噴射ノズル4にて交
絡糸とされる。この際、低伸度糸のオーバーフィード率
を高伸度糸のオーバーフィード率より高く設定する。こ
の条件で、低伸度糸を構成するフィラメントの一部がタ
ルミ、ループの状態で交絡糸の外層部に存在する確率が
高伸度糸に比べ高くなる交絡糸構造となり、後述する延
伸仮撚加工後にも前記タルミとループが残存しカラーミ
ックス効果を高める要因となる。
【0007】この際、低伸度糸のオーバーフィード率と
高伸度糸のオーバーフィード率の差は2〜5%あれば良
い。また、交絡糸とする目的は低伸度糸と高伸度糸が分
離することを防止し、高次加工性を向上させることにあ
る。空気噴射ノズル4としてはタスランもしくはインタ
ーレースノズルが採用でき、該ノズルの性能、供給糸の
繊度、フィラメント数等によって変化するが、空気圧は
概して4kgf/cm2 〜6kgf/cm2 であれば充分な交
絡を達成する。
高伸度糸のオーバーフィード率の差は2〜5%あれば良
い。また、交絡糸とする目的は低伸度糸と高伸度糸が分
離することを防止し、高次加工性を向上させることにあ
る。空気噴射ノズル4としてはタスランもしくはインタ
ーレースノズルが採用でき、該ノズルの性能、供給糸の
繊度、フィラメント数等によって変化するが、空気圧は
概して4kgf/cm2 〜6kgf/cm2 であれば充分な交
絡を達成する。
【0008】ここでオーバーフィード率とは、図1に示
す{(フィードローラ2の周速)−(第1デリベリロー
ラ5の周速)}/(第1デリベリローラ5の周速)、或
いは{(フィードローラ3の周速)−(第1デリベリロ
ーラ5の周速)}/(第1デリベリローラ5の周速)で
表す。
す{(フィードローラ2の周速)−(第1デリベリロー
ラ5の周速)}/(第1デリベリローラ5の周速)、或
いは{(フィードローラ3の周速)−(第1デリベリロ
ーラ5の周速)}/(第1デリベリローラ5の周速)で
表す。
【0009】しかる後、第1デリベリローラ5にて延伸
仮撚ゾーンに供給されヒータ6、仮撚具7にて順次、仮
撚、熱セット、解撚される。仮撚具としてスピンドルピ
ン方式を採用するとピンで糸条がしごかれるため交絡が
外れやすく、適正仮撚具としては外接型摩擦ディスク方
式を採用することが好ましい。
仮撚ゾーンに供給されヒータ6、仮撚具7にて順次、仮
撚、熱セット、解撚される。仮撚具としてスピンドルピ
ン方式を採用するとピンで糸条がしごかれるため交絡が
外れやすく、適正仮撚具としては外接型摩擦ディスク方
式を採用することが好ましい。
【0010】このとき、D/Y(ディスクの周速/糸
速)を除く仮撚条件としては、通常行われるポリエステ
ルフィラメント糸の条件を採用すればよい。即ち、延伸
倍率は仮撚張力が略0.12g/dとなるように適宜決
定し、第1ヒータ6の温度は180〜200℃、第2ヒ
ータ9の温度はスナールを防止する目的と複合糸の交絡
構造を固定する目的で160℃〜190℃、オーバーフ
ィード率は5〜10%とすればよい。
速)を除く仮撚条件としては、通常行われるポリエステ
ルフィラメント糸の条件を採用すればよい。即ち、延伸
倍率は仮撚張力が略0.12g/dとなるように適宜決
定し、第1ヒータ6の温度は180〜200℃、第2ヒ
ータ9の温度はスナールを防止する目的と複合糸の交絡
構造を固定する目的で160℃〜190℃、オーバーフ
ィード率は5〜10%とすればよい。
【0011】D/Yの設定は本発明の目的を達成するに
特に重要である。一般に伸度に差がある糸条を同時仮撚
加工すると、低伸度糸は伸長しにくいため2層構造糸の
芯部に存在する糸構造になり、高伸度糸は容易に伸長す
るため糸条の外層部に存在する糸構造になる。このと
き、概して伸度差が50%であると高伸度糸が低伸度糸
の外周にバラケた状態で存在した2層構造糸となり、通
常の仮撚加工糸と大差ない風合いとなる。伸度差が10
0%では高伸度糸が低伸度糸を覆うように巻き付いた複
合糸構造となる。後者の構造は低伸度糸を高伸度糸が被
覆する構造のため異染性の糸条を用いてもカラーミック
ス効果の低いものとなる。上述の空気噴射ノズル4によ
る交絡時に、オーバーフィード率の格差を大きく付与す
ることでカラーミックス効果が期待されるが、実際には
高伸度糸は熱応力が低いため、熱応力が大きい低伸度糸
が複合糸の芯となり、効果は大幅に低下し期待する効果
が得られない。
特に重要である。一般に伸度に差がある糸条を同時仮撚
加工すると、低伸度糸は伸長しにくいため2層構造糸の
芯部に存在する糸構造になり、高伸度糸は容易に伸長す
るため糸条の外層部に存在する糸構造になる。このと
き、概して伸度差が50%であると高伸度糸が低伸度糸
の外周にバラケた状態で存在した2層構造糸となり、通
常の仮撚加工糸と大差ない風合いとなる。伸度差が10
0%では高伸度糸が低伸度糸を覆うように巻き付いた複
合糸構造となる。後者の構造は低伸度糸を高伸度糸が被
覆する構造のため異染性の糸条を用いてもカラーミック
ス効果の低いものとなる。上述の空気噴射ノズル4によ
る交絡時に、オーバーフィード率の格差を大きく付与す
ることでカラーミックス効果が期待されるが、実際には
高伸度糸は熱応力が低いため、熱応力が大きい低伸度糸
が複合糸の芯となり、効果は大幅に低下し期待する効果
が得られない。
【0012】この課題を解決するにはD/Yを適正値と
することが重要である。即ち、D/Y(ディスクの周速
/糸速)=1.50〜1.75の範囲に設定すると、た
とえ伸度差が100%以上であっても、高伸度糸が十分
伸長されないため芯部の低伸度糸に対し明確な交互撚糸
状に捲付構造にならず、低伸度糸の一部が形成するタル
ミ、ループが複合糸の表層部に現れる割合が高くなる。
することが重要である。即ち、D/Y(ディスクの周速
/糸速)=1.50〜1.75の範囲に設定すると、た
とえ伸度差が100%以上であっても、高伸度糸が十分
伸長されないため芯部の低伸度糸に対し明確な交互撚糸
状に捲付構造にならず、低伸度糸の一部が形成するタル
ミ、ループが複合糸の表層部に現れる割合が高くなる。
【0013】ここでD/Y=1.75より大きく設定す
ると、高伸度糸が十分伸長され低伸度糸に交互撚糸状に
捲き付き、低伸度糸が外層部に存在する割合は極端に減
少する。また、D/Y=1.50より小さく設定する
と、高伸度糸の伸長が小さいために2層構造にならない
ため本加工のめざす梳毛調の加工糸が得られない。
ると、高伸度糸が十分伸長され低伸度糸に交互撚糸状に
捲き付き、低伸度糸が外層部に存在する割合は極端に減
少する。また、D/Y=1.50より小さく設定する
と、高伸度糸の伸長が小さいために2層構造にならない
ため本加工のめざす梳毛調の加工糸が得られない。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0015】(実施例1)紡糸速度2800m/min
によって得られた破断伸度120%の未延伸ポリエステ
ルフィラメント糸(120d/35f)と、カチオンダ
イヤブル型改質ポリエステル延伸糸である伸度30%
(70d/36f)とを図1に示す工程で交絡処理及び
延伸仮撚を行った。
によって得られた破断伸度120%の未延伸ポリエステ
ルフィラメント糸(120d/35f)と、カチオンダ
イヤブル型改質ポリエステル延伸糸である伸度30%
(70d/36f)とを図1に示す工程で交絡処理及び
延伸仮撚を行った。
【0016】即ち、前記低伸度糸をフィードローラ2、
前記高伸度糸をフィードローラ3に供給し、第1デリベ
リローラ5との間で低伸度糸のオーバーフィード率5.
0%、高伸度糸をオーバーフィード率1.0%、空気圧
4.0kg/cm2 でタスランノズル4によりタスラン
処理し、引き続いてデリベリローラ5を介して仮撚ゾー
ンに供給し、第2デリベリローラ8の周速150m/m
in、延伸倍率1.02、第1ヒータ温度6を160
℃、ディスクの周速と糸速の比D/Y=1.704にて
延伸仮撚し、第2ヒータ温度を150℃、オーバーフィ
ード5%にて熱緩和した。このときの仮撚/解撚張力=
23/12gであった。
前記高伸度糸をフィードローラ3に供給し、第1デリベ
リローラ5との間で低伸度糸のオーバーフィード率5.
0%、高伸度糸をオーバーフィード率1.0%、空気圧
4.0kg/cm2 でタスランノズル4によりタスラン
処理し、引き続いてデリベリローラ5を介して仮撚ゾー
ンに供給し、第2デリベリローラ8の周速150m/m
in、延伸倍率1.02、第1ヒータ温度6を160
℃、ディスクの周速と糸速の比D/Y=1.704にて
延伸仮撚し、第2ヒータ温度を150℃、オーバーフィ
ード5%にて熱緩和した。このときの仮撚/解撚張力=
23/12gであった。
【0017】このようにして得た加工糸を沸水浴中にお
いてカチオン染料にて染色したものを糸条断面方向に切
断し顕微鏡にて観察すると、外層部に低伸度糸条と高伸
度糸条がほぼ同等の割合で混在状態で存在したものにな
り、本発明の目的を達成していることが確認された。
いてカチオン染料にて染色したものを糸条断面方向に切
断し顕微鏡にて観察すると、外層部に低伸度糸条と高伸
度糸条がほぼ同等の割合で混在状態で存在したものにな
り、本発明の目的を達成していることが確認された。
【0018】(比較例1)実施例1のD/Yを1.70
4から2.074に変更し、その他の試料、加工条件は
実施例1と同様の条件にて加工を行った。この場合の加
撚/解撚張力=28/10gであった。
4から2.074に変更し、その他の試料、加工条件は
実施例1と同様の条件にて加工を行った。この場合の加
撚/解撚張力=28/10gであった。
【0019】このようにして得た加工糸を沸水浴中にお
いてカチオン染料にて染色したものを糸条断面方向に切
断し顕微鏡にて観察すると、外層部に低伸度糸条と高伸
度糸条が混在状態で存在したものになったが、実施例1
に比べ低伸度糸が外層部に存在する度合いは明らかに低
いものとなった。
いてカチオン染料にて染色したものを糸条断面方向に切
断し顕微鏡にて観察すると、外層部に低伸度糸条と高伸
度糸条が混在状態で存在したものになったが、実施例1
に比べ低伸度糸が外層部に存在する度合いは明らかに低
いものとなった。
【0020】(比較例2)実施例1のD/Yを1.70
4から1.454に変更し、その他の試料、加工条件は
実施例1の同様の条件にて加工を行った。この場合の加
撚/解撚張力=20/15gであった。
4から1.454に変更し、その他の試料、加工条件は
実施例1の同様の条件にて加工を行った。この場合の加
撚/解撚張力=20/15gであった。
【0021】このようにして得た加工糸は高伸度糸が低
伸度糸に対し巻き付いた構造ではなく2糸条の引き揃え
仮撚状の1層構造糸であるため本加工のめざす梳毛調加
工糸にならない。
伸度糸に対し巻き付いた構造ではなく2糸条の引き揃え
仮撚状の1層構造糸であるため本加工のめざす梳毛調加
工糸にならない。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
によればカラーミックス効果に優れ、且つ経済性に優れ
たポリエステルマルチフィラメントよりなる2層構造複
合仮撚糸が得られる。
によればカラーミックス効果に優れ、且つ経済性に優れ
たポリエステルマルチフィラメントよりなる2層構造複
合仮撚糸が得られる。
【図1】本発明を実施するに好適な装置例を示す概略図
である。
である。
1,1’ 原糸 2,3 フィードローラ 4 ノズル(タスランノズル) 5 第1デリベリローラ 6 第1ヒータ 7 仮撚具 8 第2デリベリローラ 9 第2ヒータ 10 第3デリベリローラ 11 巻取ローラ 12 巻取ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 1/02 D02G 1/08 D02G 3/38 D02J 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに染色性の異なる伸度差のある2本
のポリエステルマルチフィラメント糸を低伸度糸のオー
バーフィード率を高伸度糸のオーバーフィード率より大
としてエアー交絡した後、外接型摩擦仮撚具にて仮撚加
工するに際し、前記外接型摩擦仮撚具としてディスク方
式を採用し、ディスクの周速と糸速の比(D/Y)を
1.50〜1.75に設定することを特徴とする複合仮
撚加工糸の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03324392A JP3093845B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | ポリエステル複合仮撚糸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03324392A JP3093845B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | ポリエステル複合仮撚糸の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05156534A JPH05156534A (ja) | 1993-06-22 |
JP3093845B2 true JP3093845B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=18165282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03324392A Expired - Fee Related JP3093845B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | ポリエステル複合仮撚糸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3093845B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08310795A (ja) * | 1995-05-17 | 1996-11-26 | Akihiro Chiba | 油圧パワーショベル取り付け型地拵え |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP03324392A patent/JP3093845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08310795A (ja) * | 1995-05-17 | 1996-11-26 | Akihiro Chiba | 油圧パワーショベル取り付け型地拵え |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05156534A (ja) | 1993-06-22 |
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