JPS60237092A - 第3級炭化水素シリル化合物の製造方法 - Google Patents

第3級炭化水素シリル化合物の製造方法

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JPS60237092A
JPS60237092A JP9147484A JP9147484A JPS60237092A JP S60237092 A JPS60237092 A JP S60237092A JP 9147484 A JP9147484 A JP 9147484A JP 9147484 A JP9147484 A JP 9147484A JP S60237092 A JPS60237092 A JP S60237092A
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tertiary
halogen
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Minoru Takamizawa
高見沢 稔
Toshinobu Ishihara
俊信 石原
Akira Yamamoto
昭 山本
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第3級炭化水素シリル化合物の製造方法、特に
は工業的に有利にかつ容易に第3級炭化水素シリル化合
物を製造する方法に関するものである。
従来、第3級炭化水素基なけい素綜子と結合させる方法
としては第3級アルキルリチウムを使用する方法が知ら
れている( J、Org、Ohem、43−3649 
(1978)−J、Amer、Ohem、5oa2L見
、1030(1954))が、この方法の実施に際して
は■第3級アルキルリチウムの製造が高融点(190℃
)の金属リチウムを溶融したのち数μに才で分散させる
必要があるため、特殊な設備が必要とされるほか高活性
の余塵リチウムの取扱いには充分な注意が必要とされる
。■第3級アルキルリチウムは空気と接触するだけで自
然発火するので大量の取扱いは危険度が高い、という不
利が伴なわれるために、これは工業的に使用し得る方法
ではない。なお、けい素化合物に炭化水素基を導入する
方法についてはグリニヤール試薬を利用する方法が一般
的方法とされているが。
第3級アルキルグリニヤール試薬と四塩化けい素。
エチルオルソシリケート−トリメチルクロロシランなど
のオルガノシランとの反応では第3級アルキルシリル化
合物は得ることができないと報告されている〔J、A、
mar、chem、Soc、70゜2876(1948
)参照〕。
本発明は上記した方法における不利を解決した第3級炭
化水素シリル化合物の製造方法に関するものであり、こ
れは一般式 RMgX (Rは第3級宏イし水素基、X
はハロゲン原子)で示されるグリニヤール試薬と、一般
式 X2R2Si81R3X2に\にu2 、 R3は
同種または異種の非置換1価炭化水素基またはハロゲン
原子、Xはハロゲン原子)で示されるけい素化合物とを
有機溶媒中で反応させることを特徴とするものである。
すなわち1本発明者らは第3級炭化水素シリル化合物の
工業的な製造方法について種々検討した結果、第3級炭
化水素基をもつグリニヤール試薬と反応させるけい素化
合物として特にその分子中にx、1s1stx2 結合
を有するものを使用すればグリニヤール試薬中の第3級
炭化水素基とけい素化合物中のハロゲン原子との置換に
よって第3級炭化水素シリル化合物が容易に得られるこ
とを見出し、このグリニヤール試薬、けい素化合物の種
類、これらの反応方法などについての研究を進めて本発
明を完成させた。
本発明の方法で使用されるグリニヤール試薬は一般式 
RlMgX で示され、このR1はt−ブチル基、1,
1−ジメチルプロピル基−1,1−ジエチルエーテル基
などの第3級アルキル基−1,1−ジメチルベンジル基
などのアリール基を含んだ第3級アルキル基などで例示
される第3級炭化水素基、Xが塩素、臭素などのハロゲ
ン原子とされるものであ蚤〕、これにはt−ブチルマグ
ネシウムクロライド、1.l−ジメチルグロビルマグネ
シウムクロライト−1,1−ジェチルグロビルマグネシ
ウムクロライド−1,1−ジメチルベンジルマグネシウ
ムクロライドなどが例示される。
また、この第3級炭化水素クリ二ヤール試薬と反応させ
るけい素化合物は一般式 %式% はメチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル基、
ビニル基、アリル基などのアルケニル基。
フェニル基などのアリール基、またはこれらの基の炭素
原子に結合した水系原子の一部または全部なシリルエー
テル基、ピラニルエーテル基、ハロゲン原子などで置換
した基、または塩素、臭素などのハロゲン原子、Xはハ
ロゲン原子とされるものであり、これにはジメチルテト
ラクロロジシラン、メチルペンタクロロジシラン、ヘキ
サクロロジシランなどが例示される。
本発明の方法は金属マグネシウムと第3級炭化水素基合
物とを不活性有機溶媒系で反応させてグIJ =ヤール
試薬を作り、ついでこれに一般式X2R2SiSiR8
x2 で示されるけい素化合物な添加し反応させるとい
う方法で行えばよいが、この反応は次式 %式% によって進行する。この反応は上記したように不活性有
機溶媒中で行なわれるが、この溶媒としてはジエチルエ
ーテル、テトラハイドロフランなどのエーテル系溶剤、
ヘキサメチルホスホリックアミドなどのリン酸アミド系
溶剤、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素系溶剤などが
例示されるが。
これらはその2種以上の混合溶剤として使用してもよい
また、この反応は10〜150℃、好ましくは40〜1
00℃の温度範囲で行なうことがよいが。
この反応系に酸素が存在するとこの反応段階でグリニヤ
ール試薬が酸素と反応し収率低下の原因となるので、こ
の反応は窒素、アルゴンなどの不活性ガス雰囲気で行な
うことがよい。
本発明の方法によれば特殊な設備を使用しな(ても安全
に目的とする第3級炭化水素シリル化合物を高い収率で
容易に得ることができるという有利性が与えられるが−
この方法で得られた第3級炭化水素シリル化合物は容易
に第3級炭化水素ジアルキルハロシランなどとすること
ができ、これが分子内にかさ高い第3級炭化水素基をも
っていることがら■立体選択性が菖(−■トリメチルシ
リルエーテル型にくらべて化学的に安定であり。
ステロイドーグロスタダランジンなどの合成に有効な特
殊シリカ化剤とされるという有用性をもつものである。
つぎに本発明方法の実施例をあげる。
実施例1 500meのフラスコ中に金属マグネシウム12g(0
5モル)−テトラハイドロフラン30(IIlおよび少
量の沃素を仕込み、窒素ガス雰囲気下にt−ブチルクロ
ライド46.3g(0,5モル)を内温40〜50℃で
1時間で滴下し、さらに55℃で1時間攪拌したところ
、グリニヤール試薬としてσ)t−ブチルマグネシウム
クロライドが得られた。
つぎにこの反応液中に内1@66℃でヘキサクロロジシ
ラン134.5,10.5モル)を1時間で滴下し1滴
下終了後も内温66℃で3時間攪拌を続けて熟成したと
ころ一熟成時間の経過と共に白色結晶物が析出しTこの
で、この反応混合物を冷却し、減圧沢過を行なってF液
を蒸留し、132〜139℃の留分なとったところ、6
7gのt−ブチルトリクロロシランが収率70チで得ら
れた。
実施例2. 500m/のフラスコ中に金属マグネシウム129.。
、5−py)、f−)、z、イ1.。7,2、。。2□
、 1トルエン250−および少量の沃素な仕込み、屋
7− 累ガス雰囲気下に1.1−ジメチルプロピルクロライド
53.311(0,5モル)を内温40〜50℃で1時
間で滴下し、さらに60℃で1時間攪拌したところ、グ
リニヤール試薬としての1,1−ジメチルプロピルマグ
ネシウムクロライドが得られたO つぎにこの反応液中に内温80℃でジメチルテトラクロ
ロジシラン114g(0,5モル)を1時間で滴下し一
滴下終了後も内温90℃で4時間攪拌を続けて熟成し、
その後反応混合物を冷却し。
減圧沢過を行なってF液を蒸留し、158〜168℃の
留分をとったところ、36gの1,1−ジメチルプロピ
ルメチルジクロロシランが収率39%で得られた。
 8−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一般式 RMgx(Rは第3級炭化水素基、Xはハ
    ロゲン原子)で示されるグリニヤール試薬と、一般式 
    X2R” 5iSiR” X2に\にR2、R11は同
    種または異種の非置換または置換1価炭化水素基または
    ハロゲン原子、Xはハロゲン原子)で示されるけい素化
    合物とを有機溶媒中で反応させることを特徴とする第3
    級炭化水素シリル化合物の製造方法。
JP9147484A 1984-05-08 1984-05-08 第3級炭化水素シリル化合物の製造方法 Granted JPS60237092A (ja)

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