JPH05282345A - 自動せり処理システム用買参人カード - Google Patents

自動せり処理システム用買参人カード

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Publication number
JPH05282345A
JPH05282345A JP7691492A JP7691492A JPH05282345A JP H05282345 A JPH05282345 A JP H05282345A JP 7691492 A JP7691492 A JP 7691492A JP 7691492 A JP7691492 A JP 7691492A JP H05282345 A JPH05282345 A JP H05282345A
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JP
Japan
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auction
shopper
card
bid
bidding
Prior art date
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Pending
Application number
JP7691492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Yamauchi
修一 山内
Akira Nakamura
昭 中村
Hideo Chiba
英男 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shinko Seisakusho KK filed Critical Shinko Seisakusho KK
Priority to JP7691492A priority Critical patent/JPH05282345A/ja
Publication of JPH05282345A publication Critical patent/JPH05282345A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応札機の構造を複雑にすることなく、安価か
つ小型で薄型に作製できるようにし、しかも、耐久性の
向上を図る。 【構成】 3台のせり操作装置Sに夫々対応して設けら
れ、応札機Kの接続端子に接続される3つの識別配線回
路14a,14b,14cを備え、この各識別配線回路
は、並列に接続されて応札機Kの出力端子側に接続され
接続もしくは切断可能な複数のスイッチとしてのパター
ン15を備えた配線列16と、応札機Kの入力端子側に
接続される複数のパターン15の共通入力線17とから
なる。そして、このパターン15の接続及び切断の組み
合わせにより買参人の識別コードとしている。そして、
この買参人カードCを、応札機Kに挿入すれば、せり操
作装置Sの走査信号により配線列16がせり操作装置S
の走査信号により走査され、識別コードが読み取られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生鮮品等の卸売市場等
で利用される自動せり処理システムに用いられる買参人
カードに係り、特に、買参人の操作により上場品のせり
に応札するための応札信号をせり操作装置に出力する多
数の応札機に挿入されるとともに、買参人を識別する識
別情報を備えた自動せり処理システム用買参人カードに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、生花の卸売市場におい
ては、生花のせり(「花きせり」という)が行なわれ
る。このせりは、せり場を複数並設し、例えば、同一種
類の花をその100本を売買単位として、せり人の側に
この売買単位の花を多数用意し、適宜の上場数毎に各せ
り場に上場する。多数の買参人は、この並設されたせり
場に対向して階段状に設定された買参人席に着席する。
そして、各せり場のせり人と買参人席の買参人とがせり
により上場品の価格を決定するようにしている。
【0003】従来、このような市場において用いられる
自動せり処理システムとしては、例えば、特開昭62−
256164号公報に掲載されたものが知られている。
この自動せり処理システムは、図16に示すように、買
参人席に夫々設けられ買参人の操作により、上場された
上場品のせりに応札するための多数の応札機1と、上場
品が上場される複数のせり場毎に設けられ応札機1から
の応札信号及びせり人の操作に基づいて所定のせり処理
を行なう複数のせり操作装置2と、該せり操作装置2に
夫々対応して設けられ上場品に係るせり情報を表示する
電光掲示盤3とを備えている。4はせり操作装置2を統
括管理するセンタ装置である。
【0004】応札機1は、図17に示すように、各買参
人に割り当てられた識別コードが記憶された買参人カー
ド(図示せず)の挿入口5、希望購買数(応札数)を入
力するテンキー部6、テンキー部6から入力された応札
数を表示する表示部7、5種類のせり(せり操作装置)
を選択する選択キー8、及びその消去キー8a、選択さ
れたせり操作装置に上場された上場品のせりに応札する
ための応札信号を出力する応札ボタン9を備えている。
【0005】従来、このシステムで用いられる買参人カ
ードは、例えば、パンチカード式のもの、磁気カード式
のもの、あるいは、半導体等の電子部品を使用したもの
があり、買参人を識別する識別コードを記憶させてお
く。
【0006】そして、せりを行なうときは、せり操作装
置2により、センタ装置4に予め入力された上場物の名
称,スタート価格,上場数量等を電光掲示盤3に表示す
る。一方、買参人は、何れか一の応札機1に買参人カー
ドを挿入し、選択キー8により参加するせり(せり操作
装置)を選択する。その後、せりが開始されたならば、
買参人は、掲示盤3に表示された価格で応札する意思が
あれば、応札ボタン9を押釦する。せり操作装置2で
は、応札ボタン9を押釦した応札機1のカードの識別番
号を読み取るとともに、応札ボタン9による応札数を検
出しており、複数の応札を検出する度に電光掲示盤3の
価格表示を上昇していく。この価格の上昇を見て、買参
人は、応札する意思がある間は応札ボタン9を押し続
け、応札する意思がない場合には応札ボタン9を離す。
【0007】そして、最終段階に至って、応札者が1名
になると、せり操作装置2は上昇する価格を停止し、一
定時間経過後、せり人の指示により落札する。この落札
により、電光掲示盤3に、落札した買参人のコード番号
や購買数量を表示する。その後、上場数に残があれば、
その残数についてのせり(所謂「マリせり」という)を
上記と同様に行ない買参人に分配する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の自動せり処理システム用買参人カードにあっては、
磁気カードやパンチカードであると、使用による劣化が
早く、耐久性が劣っているという問題がある。また、専
用の読取機を応札機に設けなければならないので、それ
だけ応札機の構造が複雑になる。また、半導体等の電子
部品を使用したカードでは、電子部品や付属電池を設け
なければならないので、それだけ、高価で大型化してし
まうという問題があった。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、応札機の構造を複雑にすることな
く、識別情報の読み取りを可能にするとともに、安価か
つ小型で薄型に作製でき、しかも、耐久性の良い自動せ
り処理システム用買参人カードを提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、買参人の操作により上
場品のせりに応札するための応札信号をせり操作装置に
送出する多数の応札機に挿入されるとともに、買参人を
識別する識別情報を備えた自動せり処理システム用買参
人カードにおいて、接続切断可能なスイッチを有したス
イッチ配線を複数列設したスイッチ配線列を設け、各ス
イッチの接続及び切断の組み合わせにより、せり操作装
置の走査信号により走査される買参人の識別コードを構
成したものである。
【0011】そして、必要に応じ、上記スイッチは、基
板に着接される配線パターンで構成している。
【0012】そしてまた、上場品が上場される複数のせ
り場毎に設けられた複数のせり操作装置毎に対応しうる
ように、上記スイッチ配線列を複数組設けた構成として
いる。
【0013】また、上記スイッチ配線列の他に、別の目
的で使用されるループされた線路を含む構成としてい
る。
【0014】
【作用】このような構成からなる自動せり処理システム
用買参人カードによれば、予め、各スイッチ配線のスイ
ッチを接続あるいは切断し、接続,切断の組み合わせに
より固有の識別コードを作成しておく。そして、この買
参人カードを、応札機に挿入すれば、せり操作装置の走
査信号によりスイッチ配線列がせり操作装置の走査信号
により走査され、識別コードが読み取られる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に
係る自動せり処理システム用買参人カードについて説明
する。この実施例に係る買参人カードが適用される自動
せり処理システムは、図1に示すように、並設された複
数のせり場(実施例では3個所)に対向して設けられた
階段状の買参人席(実施例では256席)に夫々設けら
れ、買参人が操作し上場された上場品のせりに応札する
ための多数の応札機K(実施例では256台(K0 〜K
i 〜Kn ))と、せり場毎に設けられせり人が操作し所
定のせり処理を行なう複数のせり操作装置S(実施例で
は3台(Sa,Sb,Sc))と、該せり操作装置Sに
夫々対応して設けられ上場品に係るせり情報を表示する
電光掲示盤D(実施例では3台(Da,Db,Dc))
とを備えている。W(Wa,Wb,Wc)はせり操作装
置S(Sa,Sb,Sc)毎に設けられ、オペレータが
操作し上記各せり操作装置Sを支援するワークステーシ
ョンである。Hはせり操作装置S及びワークステーショ
ンWとせり情報の送受を行なう等の機能を有し、せり操
作装置S及びワークステーションWを統括管理するセン
タ装置である。
【0016】応札機Kは、図2及び図3にその外観を、
図10にその回路構成を、図9及び図11にせり操作装
置Sとの接続を示しているように、買参人を識別する識
別情報(買参人コード)を備えた実施例に係る買参人カ
ードCが挿入される買参人カード挿入部10と、各せり
操作装置Sに夫々対応して設けられ押釦により対応する
せり操作装置Sに対する応札信号を発生する複数の応札
ボタンB(実施例では3個(Ba,Bb,Bc))と、
各せり操作装置Sに夫々対応して設けられ各せり操作装
置Sに係る上場品の応札数を設定する複数の応札数設定
手段としての応札数設定部N(実施例では3個(Na,
Nb,Nc))と、買参人カードCを買参人カード挿入
部10に挿入することによって、せり操作装置Sと接続
して使用可能なことを表示する発光ダイオードからなる
使用表示ランプ13とを備え、図10に示しているよう
な回路構成とし、図9及び図11に示すようにせり操作
装置Sと接続されている。
【0017】実施例に係る買参人カードCは、応札機K
の数分設けられ、今、一つの買参人カードCについて説
明すると、プラスチック等のケース体内に、各せり操作
装置S(Sa,Sb,Sc)に夫々対応して設けられ、
図10に示すように、応札機Kの接続端子に接続される
3つの識別配線回路14a,14b,14cを備えてい
る。この各識別配線回路14a,14b,14cは、並
列に接続されて応札機Kの出力端子側に接続され接続も
しくは切断可能な複数のスイッチとしてのパターン15
(実施例では8つ)を備えた配線列16と、応札機Kの
入力端子側に接続される複数のパターン15の共通入力
線17とからなる。そして、このパターン15の接続及
び切断の組み合わせ(28 =256組)により買参人の
識別コード(買参人カード番号)としている。一つの買
参人カードCでは各識別配線回路14a,14b,14
cにおいて、パターン15の接続及び切断の組み合わせ
は同じになっている。また、18は応札機Kの接続端子
に接続されて上記発光ダイオードからなる使用表示ラン
プ13を点灯させる回路を有効にする上記配線列16と
は別の目的で使用されるループされた使用表示ランプ線
路である。そして、買参人カードCは、識別コードの異
なるものが255個(256個から1個(全切断のカー
ド)は除かれる)用意される。
【0018】従って、この買参人カードCは、識別配線
回路14a,14b,14cのパターン15の接続及び
切断の組み合わせを識別コードとしているので、従来の
磁気タイプのカードやパンチカードに比較して、耐久性
が良いとともに、専用の読取機を応札機に設ける必要も
なく装置を簡易かつ安価に作製することができる。ま
た、従来の半導体等の電子部品を使用したカードに比較
しても、電子部品や付属電池を設けなくても良い分、安
価かつ小型で薄型に作製できるという利点がある。
【0019】上記応札機Kは、今、一つの応札機Kにつ
いて説明すると、図10,図9に示すように、各せり操
作装置S(Sa,Sb,Sc)に夫々対応して設けられ
るとともに、その接続端子を介して買参人カードCが接
続され、応札信号及び識別コードを走査するための3つ
の走査回路20a,20b,20cを備えている。走査
回路20a,20b,20cは、後述するせり操作装置
SのI/Oポート54を介してCPU50に接続される
とともに、買参人カードCの複数のパターン15からな
る配線列16が接続され、回路間の信号の回り込みを防
止するダイオード27を備えたa本(実施例では8本)
の信号線群21と、せり操作装置Sに接続され、買参人
カードCの共通入力線17が接続されるスイッチング回
路22とを備えている。スイッチング回路22はトラン
ジスタ23を備え、該トランジスタ23のベースにはス
キャン信号が入力するスキャン信号線24(以下「S
C」とする)がダイオード28を介して接続され、トラ
ンジスタ23のエミッタにはコモン信号が入力するコモ
ン信号線25(以下「CM」とする)が後述の応札ボタ
ンBを介して接続され、トランジスタ23のコレクタに
は上記買参人カードCの共通入力線17が接続されるよ
うになっている。上記ダイオード28は、トランジスタ
23が破損したときの逆流防止となるものである。
【0020】応札機Kの応札ボタンB(Ba,Bb,B
c)は、上記各コモン信号線CMを入り切りするスイッ
チで構成され、応札信号はこのスイッチのオン動作によ
り、上記買参人カードCのパターン15の配線列16及
び上記ダイオード27の信号線群21を介し、各せり操
作装置S(Sa,Sb,Sc)に対応して出力される。
【0021】即ち、11は応札信号伝達手段であって、
応札ボタンBによって発生させられた応札信号を各せり
操作装置S毎に個別かつ並行して伝達するものであり、
応札ボタンBの押釦により有効になり、せり操作装置S
の指令により買参人カードの識別配線回路14a,14
b,14cを走査する走査回路20a,20b,20c
で構成され、走査される識別コードを応札信号として伝
達するものである。従って、応札ボタンBは、買参人カ
ードCのパターン15の配線列16を走査するための各
コモン信号線CMに介装されているので、応札信号は識
別コードを走査する走査回路20a,20b,20cを
通して伝達され、買参人の識別コードがせり操作装置S
のCPU50により読み取られることになり、そのた
め、応札信号を走査する回路と識別コードを走査する回
路とが共用されることから、それだけ、回路構成が簡略
化され、効率が良いものとなっている。
【0022】応札数設定部N(Na,Nb,Nc)は、
夫々各せり操作装置S(Sa,Sb,Sc)に対応して
設けられている。今、一つの応札数設定部Nについて説
明すると、図2,図9及び図10に示すように、0〜9
の数字が付された回転子を外部から回転させる一対のロ
ータリスイッチ30,31、即ち、一の位用のロータリ
スイッチ30及び十の位用のロータリスイッチ31を備
えて構成されている。各ロータリースイッチ30,31
は、回転子の回転位置により並列に接続された4つのス
イッチ回路32の接続,切断を組み合わせるものであり
(図9に示すように、全体ではb本(実施例では4本×
2桁=8本)の組み合わせ)、この組み合わせによりい
ずれか一の数字を表す数字コードとするものである。一
対のロータリスイッチでは、0〜99までの数字(実施
例では応札口数)が入力可能になる。各スイッチ回路3
2の出力側は、回路間の信号の回り込みを防止するダイ
オード35を備えた信号線群36a,36b,36cを
通してせり操作装置Sの後述のI/Oポート54を介し
てCPU50に接続され、入力側は上記走査回路20
a,20b,20cの該当するトランジスタ23のコレ
クタに接続されている。
【0023】即ち、12は応札数伝達手段であって、応
札数設定部Nによって設定された応札数を個別かつ並行
して各せり操作装置Sに伝達するものであり、応札ボタ
ンBの押釦により有効になり、せり操作装置Sの指令に
より買参人カードの識別配線回路14a,14b,14
cを走査する走査回路20a,20b,20cのスイッ
チング回路22と、信号線群36a,36b,36cと
から構成されている。そして、上記走査回路20a,2
0b,20cの該当するトランジスタ23のコレクタか
らの出力があったとき、即ち、該当する応札ボタンBが
押釦されたとき、各スイッチ回路32で設定した数字コ
ードが該当するせり操作装置SのCPU50により読み
取られる。応札ボタンBは、スイッチング回路22に介
装されているので、応札信号を走査する回路と数字コー
ドを走査する回路とが共用されることから、それだけ、
回路構成が簡略化され、効率が良いものとなっている。
【0024】使用表示ランプ13を点灯させるための使
用表示回路Lは、図8に示すように、応札機Kに夫々設
けられた上述の使用表示ランプ13と、該応札機Kに夫
々設けられ上記使用表示ランプ13が接続されたランプ
回路47と、各ランプ回路47に電源を供給する電源回
路40とを備えている。ランプ回路47は、使用表示ラ
ンプ13と直列に接続される抵抗29を含むとともに上
記買参人カードCに設けられ使用表示ランプ13と直列
に接続される使用表示ランプ線路18を含んで構成され
ている。電源回路40は、入力電源(AC100V)4
2aと、該入力電源42aからの出力を変圧及び整流す
る電源42(DC+12V)とを備えている。また、入
力電源42aと電源42との間に、リレー41が介装さ
れている。このリレー41は、電磁コイル43が励磁さ
れたときスイッチ44をオンにして該電源回路40を有
効にするものである。この電磁コイル43のオンオフ回
路45は、せり操作装置S(Sa,Sb,Sc)毎に並
列に設けられ、いずれか一つのせり操作装置Sのオンオ
フ回路45がオンであるとき、電磁コイル43が励磁さ
れる。電磁コイル43のオンオフ回路45は、せり操作
装置Sの電源スイッチ46(図5)に連動している。
尚、図8中符号48は、電磁コイルの逆起電力を抑止す
るためのダイオード、49はオンオフ回路45間の信号
の回り込みを防止するダイオードである。
【0025】従って、この使用表示回路Lは、いずれか
一つのせり操作装置Sの電源がオンであれば、電源回路
40からの電源が供給状態になり、この状態で、買参人
カードCが応札機Kに挿入されると、ランプ回路47に
おいて使用表示ランプ線路18が接続され、電源42の
出力(DC+12V)がランプ回路47に供給されて、
使用表示ランプ13が点灯させられる。これにより、買
参人は、いずれかのせり操作装置Sに応札できることを
認知することができる。この場合、いずれか一つのせり
操作装置Sの電源がオンであれば、使用表示ランプ13
が点灯させられることから、全部のせり操作装置Sの電
源をオンにしなくても良く、不使用のせり操作装置Sの
電源はオフできるので、それだけ省力化を図ることがで
きる。また、せり操作装置Sの電源スイッチ46と連動
させたので、別異に使用表示ランプ13の電源回路を設
けた場合に比較して、点灯忘れや消灯忘れがなく、その
ため買参人にせりが行なわれているか否かを誤認させる
事態が防止される。
【0026】せり操作装置S(Sa,Sb,Sc)は、
図4,図5,図9に示すように、今、一つのせり操作装
置Sについて説明すると、CPU50と、CPU50か
らの指令により応札機Kの走査回路20a,20b,2
0cのコモン信号線CMに所定のタイミングでコモン信
号を送出するコモン信号送出回路51と、CPU50か
らの指令により応札機Kの走査回路20a,20b,2
0cのスキャン信号線SCに所定のタイミングでスキャ
ン信号を送出するスキャン信号送出回路52と、応札機
Kの出力をCPU50に受け渡す受渡回路53とを備え
ている。54はCPU50と各回路との入出力用のI/
Oポートである。コモン信号送出回路51は、I/Oポ
ート54側から順に、CPUからの指令信号を選択する
デコーダ回路51a,インバータ回路51b,上記トラ
ンジスタ23に電流を流すためのドライバ回路51cを
備えている。また、スキャン信号送出回路52は、I/
Oポート54側から順に、CPUからの指令信号を選択
するデコーダ回路52a,後述のスイッチング回路52
b,上記トランジスタ23に電流を流すためのドライバ
回路52cを備えている。
【0027】コモン信号送出回路51及びスキャン信号
送出回路52の接続は以下のようにして行なわれてい
る。図11も参照し、応札機Kをc個(実施例では16
個)ずつのd個(実施例では16個)のグループに分け
てマトリックス状にしている。これにより、コモン信号
送出線55をd本(実施例では16本)、スキャン信号
送出線56をc本(実施例では16本)設けている。
今、一つのせり操作装置Sについての接続状態を説明す
ると、各グループ毎に応札ボタンBがあるコモン信号線
CMをまとめて夫々異なるコモン信号送出線55に接続
し、各グループにおいて各スキャン信号線SCを異なる
スキャン信号送出線56に夫々接続している。これによ
り、応札ボタンBが押釦されたとき、スキャン信号がハ
イレベル、コモン信号がロウレベルでトランジスタ23
がオン状態になり、これにより、応札ボタンBのオン状
態、買参人カードCの配線列16の識別コードデータ、
応札数設定部Nの数字コードデータが出力され、CPU
50に取り込まれる。
【0028】ここで、図9に示すように、買参人席(応
札機K)の数をiとすると、i≦2a (実施例では、i
≦2a =28 =256),i≦c×d(実施例では、i
≦c×d=16×16=256)となる。
【0029】また、スキャン信号送出回路52は、その
走査時に、CPU50からの指令信号59により、すべ
てのスキャン信号送出線56に信号を送出するスイッチ
ング回路52bを備えている。CPU50は、走査の第
一段階で、スイッチング回路52bを有効にして、グル
ープ毎の走査を行ない、第二段階で、各スキャン信号送
出線56毎に信号を送出して個別に走査を行なう。そし
て、第一段階で応札機Kの応札ボタンBの押釦が一つも
ないグループがあれば、第二段階での走査では、当該グ
ループの個別の走査をキャンセルする。そのため、キャ
ンセルしたグループの個別の走査を行なわない分、処理
時間が低減され効率が向上する。
【0030】また、受渡回路53は、応札機Kからの信
号をフォトダイオード58を介して伝達するものであ
り、そのため、ノイズの影響が少なくなり、確実に信号
の伝達が行なわれ、誤検知を防止することができる。
【0031】また、せり操作装置Sは、図4及び図5に
示すように、表示部60を備えている。表示部60は、
買参人席の応札機Kに対応して設けられ、応札ボタンB
を押しているとき、点灯する多数の応札表示ランプ60
aを備えている。また、表示部60は、せりに係る出荷
番号を表示する出荷番号表示部60b、上場数を表示す
る上場数表示部60c、1口当りの本数を表示する入数
表示部60d、残数表示部60e、せり上げられた価格
を表示する価格表示部60f、落札時等に決定した買参
人の識別番号を表示する買参人表示部60g、買参人が
購入する買数(応札数)を表示する買数表示部60h、
その買参人席を表示する席番号表示部60i、せりの準
備中を表示する準備ランプ60j、せり中を表示するせ
りランプ60k、マリせり中を表示するマリせり表示ラ
ンプ60m等を備えている。更にまた、落札待ち時間を
調整する落札待ち時間調整キー61、価格上昇速度を調
整する価格上昇速度調整キー62、価格上昇単位を変更
する価格上昇単位変更キー63、落札を決定するとき等
押釦する決定キー64、価格上昇をさせてせりを開始す
るとき押釦する開始キー65、価格上昇を一時中断する
とき押釦する停止キー66とを備えている。
【0032】ワークステーションWは、図1に示すよう
に、オペレータがキー操作するものであり後述する機能
等を有し、その入力結果等を該ワークステーションWの
表示部及びせり操作装置Sに並設されるモニタ67に表
示する。68はワークステーションWによってせり結果
等を出力する帳票発行機である。
【0033】電光掲示盤Dは、図6及び図7に示すよう
に、主掲示盤70と副掲示盤80とを備えている。主掲
示盤70には、せり操作装置Sからの指令により、せり
に係る出荷番号を表示する出荷番号表示部71、上場数
または残数を表示する上場数表示部72、1口当りの数
量を表示する入数表示部73、せり上げられた価格を表
示する価格表示部74、落札時等に決定した買参人の識
別番号を表示する買参人表示部75、買参人が購入する
買数(応札数)を表示する買数表示部76、せりの準備
中を表示する準備ランプ77、せり中を表示するせりラ
ンプ78、マリせり中を表示するマリせり表示ランプ7
9を備えている。
【0034】副掲示盤80には、品種や等級等の上場品
に関する各種情報や次回の情報を表示する機能を備える
とともに、図7に示すように、切り替えによりスクロー
ルして必要な買参人の識別番号,価格,応札数を表示し
うる機能を備えている。
【0035】次に、せり操作装置SのCPU50の機能
について詳しく説明する。CPU50は、上述したよう
に、応札機Kの走査回路20a,20b,20cのコモ
ン信号線CM及びスキャン信号線SCに所定のタイミン
グでコモン信号及びスキャン信号を送出するようコモン
信号送出回路51及びスキャン信号送出回路52を起動
する機能を備えている。また、コモン信号送出回路51
及びスキャン信号送出回路52の起動時において、上述
したグループ毎に応札しているかどうかを検知する応札
グループ検知手段と、応札ボタンBのオン動作中に買参
人カードCの配線列16から出力される信号により買参
人カードCの識別情報を読み取るとともに応札信号を検
知する識別情報読取り手段と、応札ボタンBのオン動作
中に応札数設定部Nのスイッチ回路32から出力される
信号により応札数(応札口数)を読み取る応札数読取り
手段とを備えている。
【0036】また、CPU50は、応札数読取り手段が
読み取った応札口数を常時算出して総応札口数を算出す
る算出機能、この総応札口数をせり操作装置Sの表示部
に随時表示させる機能を備えている。更に、算出された
総応札口数と上場口数との比較監視を行ない、比較結果
により後述する所定の処理を行なう各種機能を有してい
る。また、応札グループ検知手段,識別情報読取り手段
及び応札数読取り手段が読み取ったデータにより、応札
ボタンBを押した買参人の買参人カード番号と、各買参
人カード番号の応札口数と、応札ボタンBを押した順番
と、応札ボタンBを放した順番等を記憶している記憶機
能も備えている。
【0037】更にまた、せり操作装置Sの開始キー65
を押下したとき設定された設定速度に従い、設定された
価格上昇単位に従って、順次価格表示部の価格を書き換
えながら該せり操作装置S及び電光掲示盤Dの価格表示
部に表示させる機能、停止キー66の押釦により価格表
示部の表示を停止させる機能、決定キー64の押釦によ
り落札を決定する等の各種機能有する。その他、後述す
るせり操作装置Sの各種の機能を司るものである。
【0038】次に、この自動せり処理システムを用いて
行なわれるせりについて、例えば、上記の生花のせり
(「花きせり」という)について説明する。上記と同様
に、せりにおいては、例えば同一種類の花をその100
本を売買単位として、3か所のせり場で夫々せりを行な
う。
【0039】ここで、この自動せり処理システムの基本
的処理について説明する。先ず、出荷番号,上場数やス
タート価格等の所定のせり情報は、予め、センタ装置H
に入力されており、せりが変わる毎にセンタ装置Hから
そのせりデータがせり操作装置Sに送られて、せり操作
装置S及び電光掲示盤Dへ表示される。
【0040】せり操作装置Sは、応札機Kの走査回路2
0a,20b,20cのコモン信号線CM及びスキャン
信号線SCに所定のタイミングでコモン信号及びスキャ
ン信号を送出するようコモン信号送出回路51及びスキ
ャン信号送出回路52を起動している。一方、買参人
は、何れか一の応札機Kに買参人カードCを挿入する。
また、参加したいせりの応札口数を対応する応札数設定
部Nに入力する。その後、せりにおいて、買参人は、掲
示盤Dに表示された価格で応札する意思があれば、応札
ボタンBを押釦する。この場合、応札ボタンBの押釦に
より、買参人カードCの配線列16から買参人カードC
の識別情報が出力され、これにより、せり操作装置Sの
CPU50の識別情報読取り手段が買参人カードCの識
別情報を読み取るとともに応札信号として検知する。ま
た、応札数設定部Nのスイッチ回路からも設定した応札
数に応じた信号が出力され、これにより、応札数読取り
手段によって応札数(応札口数)が読み取られる。
【0041】この場合、3つのせり操作装置Sで同時に
せりが行なわれていても、応札信号,買参人カードCの
識別情報及び応札口数の情報を送出する回路は、せり操
作装置S毎に設けられているので、各せりに対応した応
札ボタンBを個々に押釦することで、対応したせり操作
装置Sに読み取られることになり、そのため、3か所の
せり場で行なわれるせりに重複して参加できる。
【0042】次に、一つのせり操作装置Sが行なうせり
の一例について説明する。
【0043】図12乃至図14に示すように、予め、セ
ンタ装置Hからせり操作装置Sに価格上昇単位,価格上
昇速度や落札待ち時間等の状態設定に係るせり情報を送
っておく(101)。この状態で、先ず、せり人は、せ
り操作装置SのワークステーションWにおいて、これか
ら行なわれるせりに上場される製品の出荷番号の確認を
行なう(102)。この出荷番号の確認では、最初のせ
りを除き、次回のせりの出荷番号を確認する。そのた
め、行なわれるせりについては、データに変更があった
場合のみ入力し直し、変更がない場合には自動的に処理
される。その後、せりが終了したかを確認し(10
3)、せりが終ったならば、電光掲示盤Dに終了を表示
し(104)、せり継続ならば、次に進む。
【0044】次に、センタ装置Hに予め入力しておいた
該当する出荷番号に係るせり情報がせり操作装置Sに送
られ、せり操作装置S及び電光掲示盤Dに表示される
(105)。図4及び図6に示すように、せり操作装置
S及び電光掲示盤Dでは、準備中のランプ60j,77
が点灯し、出荷番号と、1口当りの本数を示す入数と、
上場口数とが表示される。次に、立ち値を、せり操作装
置SのワークステーションWから入力すると(106,
107)、立ち値が、せり操作装置S及び電光掲示盤D
の価格表示部60f,74に表示される(108)。
【0045】買参人は、電光掲示板Dに表示されたせり
情報を見て、購入する意思があれば、購入したい口数を
該当するせりに対応した応札数設定部Nにて設定し(1
09)、該当する応札ボタンBを押す(109)。これ
により、各応札機Kから入力された総応札口数がせり操
作装置Sで算出され、この算出された総応札口数がせり
操作装置Sの表示部に表示される(110)。せり操作
装置Sでは、この総応札口数と上場口数との比較監視を
行なっており(111)、総応札口数が上場口数を上回
ったとき(上場数<総応札口数になったとき)(111
YES)、せり操作装置Sの表示部の準備ランプ60j
を消灯し(112)、操作装置の開始キー65に設けた
開始ランプを点灯する(113)。
【0046】この状態で、せり人は、応札者が2人以上
であることを確認して、せり操作装置Sの開始キー65
を押釦する(114)。これにより、せりが開始され
(115)、電光掲示盤Dの準備ランプ77が消灯し、
せり操作装置S及び電光掲示盤Dのせり中を表示するせ
りランプ60k,78が点灯するとともに、価格表示部
60f,74の価格が、予め決められた価格上昇単位及
び価格上昇速度で順に上昇していく(116)。この場
合、価格上昇単位及び価格上昇速度は、せり操作装置S
の価格上昇単位変更キー63及び価格上昇速度調整キー
62の押釦により、せり人の判断で適宜変更可能になっ
ている。
【0047】そして、買参人は、電光掲示盤Dの価格上
昇を見ながら、応札ボタンBを押し続け、あるいは、価
格に折合いがつかないとき等に、応札ボタンBを放す。
また、途中から、せりに参加したい買参人があった場合
には、上記と同様に応札数設定部Nに購入したい口数を
入力し、応札ボタンBを押釦してせりに参加する。せり
操作装置Sでは、このせり中の応札ボタンBの押釦の有
無を検知し(117)、押釦されている応札機Kの応札
口数を常時加算して総応札口数の算出を行なっており
(118)、この総応札口数をせり操作装置Sの表示部
に随時表示する(119)。
【0048】また、せり操作装置Sは、算出された総応
札口数と上場口数との比較監視を行なっており(12
0)、総応札口数が上場口数を上回っているときは(1
20NO)、上記のせり中の応札ボタンBの押釦の有無
を検知している(121)。即ち、応札ボタンBを放し
た買参人があると、応札ボタンBを放した応札機Kの応
札口数を減算して総応札口数の算出を行なって(12
2)、この総応札口数をせり操作装置Sの表示部に随時
表示する(123)。
【0049】総応札口数が上場口数内に入ると(上場数
≧総応札口数になると)(120YES)、落札したと
して価格表示部の価格上昇が停止する(124)。ここ
までの過程においては、せり操作装置Sは、応札ボタン
Bを押した買参人の買参人カード番号と、各買参人カー
ド番号の応札口数と、応札ボタンBを押した順番と、応
札ボタンBを放した順番とを記憶している。そして、こ
の落札時に、応札ボタンBを押釦していた買参人があれ
ば(125YES)、これらの買参人の買参人カード番
号及び応札口数を、応札ボタンBを押した順番にせり操
作装置S及び電光掲示盤Dに表示する(126)。せり
人は、この表示内容を確認して、せり操作装置Sの決定
キー64を押す(127)。これにより、最後に応札ボ
タンBを放した買参人以外で、応札ボタンBを押し続け
ていた買参人に応札口数分落札決定する。これにより、
その結果は、センタ装置Hに送られ、記録され帳票処理
等の処理に供される(128)。また、上場数からこの
落札された総応札口数が減算され(129)、残数が算
出される。そして、この残数は、せり操作装置S及び電
光掲示盤Dの上場数表示部に表示される。
【0050】残数がある場合は(130)、更に、最後
に応札ボタンBを放した買参人から放すのが遅い順に、
これらの買参人の買参人カード番号及び応札数を表示す
る(131)。なお、最後の買参人の、落札数は購入で
きるだけの残数分となり、そのため、応札口数より少な
くなる場合がある。せり人は、この表示内容を確認し
て、せり操作装置Sの決定キーを押す(132)。これ
により、結果がセンタ装置Hに送られ(133)、上場
数すべてが分配される。そのため、残数を再度せりにか
ける所謂マリせりを特に行なわなくても良くなるので、
一回のせり時間が短縮され、せり効率が向上する。ま
た、応札ボタンBを押釦及び放した順位を考慮して分配
を行なうので、公平なせり処理を行なうことができる。
【0051】図15には、分配の具体例を示している。
これは、上場数が50口の場合に、買参人(応札口数
20口),買参人(応札口数10口),買参人(応
札口数30口),買参人(応札口数20口),買参人
(応札口数25口),買参人(応札口数10口)で
応札した場合の例である。買参人が応札した時点で総
応札口数が50口を上回るので、価格上昇が始まり、買
参人,,,と順に応札ボタンBを放し、が放
した時点で総応札数が50口を下回るので、,に落
札する。また、残数15口は、最後に応札ボタンBを放
したに落札される。
【0052】なお、上記実施例においては、スイッチを
配線パターンで構成したが必ずしもこれに限定されるも
のではなく、例えば、ディップスイッチ等適宜のものを
用いて良い。また、実施例が適用されるシステムは、応
札機Kを256台,せり操作装置Sを3台用いた場合に
ついて説明したが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、適宜の数に定めて良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動せり
処理システム用買参人カードによれば、スイッチの接続
及び切断の組み合わせを識別コードとしているので、従
来の磁気タイプのカードやパンチカードに比較して、耐
久性が良いとともに、専用の読取機を応札機に設ける必
要もなく装置を簡易かつ安価に作製することができる。
また、従来の半導体等の電子部品を使用した買参人カー
ドに比較しても、電子部品や付属電池を設けなくても良
い分、安価かつ小型で薄型に作製できるという効果があ
る。
【0054】また、スイッチを配線パターンで構成した
場合には、より一層簡易かつ安価に作製することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る買参人カードが適用され
る自動せり処理システムの一例の全体構成を示す図であ
る。
【図2】自動せり処理システムの応札機を示す正面図で
ある。
【図3】自動せり処理システムの応札機を示す側面図で
ある。
【図4】自動せり処理システムのせり操作装置を示す正
面図である。
【図5】自動せり処理システムのせり操作装置を示す側
面図である。
【図6】自動せり処理システムの電光掲示盤を示す正面
図である。
【図7】自動せり処理システムの電光掲示盤のスクロー
ル状態を示す図である。
【図8】自動せり処理システムの使用表示ランプの電源
回路示す図である。
【図9】自動せり処理システムの回路構成を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施例に係る買参人カードの回路構
成を自動せり処理システムの応札機の回路構成とともに
示す図である。
【図11】自動せり処理システムの1つのせり操作装置
と応札機の接続状態を示す図である。
【図12】自動せり処理システムにおいて実施されるせ
り処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図13】自動せり処理システムにおいて実施されるせ
り処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図14】自動せり処理システムにおいて実施されるせ
り処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図15】自動せり処理システムにおいて実施されるせ
り処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図16】従来の買参人カードが適用される自動せり処
理システムの一例の全体構成を示す図である。
【図17】従来の買参人カードが適用される応札機を示
す正面図である。
【符号の説明】
K(K0 〜Ki 〜Kn ) 応札機 S(Sa,Sb,Sc) せり操作装置 D(Da,Db,Dc) 電光掲示盤 W(Wa,Wb,Wc) ワークステーション H センタ装置 C 買参人カード 11 応札信号伝達手段 12 応札数伝達手段 13 使用表示ランプ B(Ba,Bb,Bc) 応札ボタン N(Na,Nb,Nc) 応札数設定部 14a,14b,14c 識別配線回路 15 パターン(スイッチ) 16 配線列 20a,20b,20c 走査回路 21 信号線群 22 スイッチング回路 23 トランジスタ 24(SC) スキャン信号線 25(CM) コモン信号線 30,31 ロータリスイッチ 32 スイッチ回路 40 電源回路 41 リレー 50 CPU 51 コモン信号送出回路 52 スキャン信号送出回路 53 受渡回路 55 コモン信号送出線 56 スキャン信号送出線 60 表示部 64 決定キー 65 開始キー 66 停止キー 70 主掲示盤 80 副掲示盤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 買参人の操作により上場品のせりに応札
    するための応札信号をせり操作装置に送出する多数の応
    札機に挿入されるとともに、買参人を識別する識別情報
    を備えた自動せり処理システム用買参人カードにおい
    て、接続切断可能なスイッチを有したスイッチ配線を複
    数列設したスイッチ配線列を設け、各スイッチの接続及
    び切断の組み合わせにより、せり操作装置の走査信号に
    より走査される買参人の識別コードを構成したことを特
    徴とする自動せり処理システム用買参人カード。
  2. 【請求項2】 上記スイッチは、基板に着接される配線
    パターンで構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の自動せり処理システム用買参人カード。
  3. 【請求項3】 上場品が上場される複数のせり場毎に設
    けられた複数のせり操作装置毎に対応しうるように、上
    記スイッチ配線列を複数組設けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の自動せり処理システム用買参人カー
    ド。
  4. 【請求項4】 上記スイッチ配線列の他に、別の目的で
    使用されるループされた線路を含むことを特徴とする請
    求項1,2または3記載の自動せり処理システム用買参
    人カード。
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