JP2733553B2 - 自動車等の競売システム - Google Patents

自動車等の競売システム

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JP2733553B2
JP2733553B2 JP3670488A JP3670488A JP2733553B2 JP 2733553 B2 JP2733553 B2 JP 2733553B2 JP 3670488 A JP3670488 A JP 3670488A JP 3670488 A JP3670488 A JP 3670488A JP 2733553 B2 JP2733553 B2 JP 2733553B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、中古自動車等のコンピュータネットワーク
を利用してリアルタイムで買手及び売手の双方が競売に
参加できるように構成された競売システムに関するもの
である。
従来技術 従来の中古自動車等の競売システムとしては、競り人
に対して予め自動車等の品質に関する情報を印刷物で提
供しておき、競売会場に競売の対象車を出品させながら
競りを行なう方式のものが知られている。
一般に競りに必要な条件として、品物を実際に見れる
状態におくこと、一品当りの競り時間が約20〜約40秒と
いうように短時間で行なえるものが必要である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来方式の競りシステムの場合
は、会場方式なので実際に品物を見ながら競りに参加で
きるという利点を有するが、競り対象である自動車を競
り毎に搬入/搬出させる必要がある。
又競りに出品された車を保管しておくためには1000〜
2000台分の駐車スペースが必要であるというような不都
合がある。
さらに競りに出品するために売手から競売会場まで、
競売会場から買手まで運搬する必要がある。
また会場方式の競りの場合は、競売会場として駐車場
スペースを必要とするため場所が限定されるという不都
合がある。
買手が直接競売会場に出向く必要があるため、出席で
きる買手の人数にも制限が生じる。
さらに競売会場に車を出品する必要があるために地域
性から集められる車の種類,車種等が限定されるといっ
た不都合がある。
その為コンピュータネットワークを利用した競売シス
テムの設計が考えられたが、画像情報を伝送するのに2
分以上もかかり、1台の競売に何分も掛かる為にリアル
タイムによる競売は実質的に不可能であった。
そこで本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、買手が
会場に直接足を運ばずに自宅にて競りに参加することが
でき、競りに出品する車を直接会場に搬入する必要がな
く、かつリアルタイムにて競売を行なうことができるシ
ステムを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明は、画像情報及び競り価格等の文字情
報の入出力を行なうホストコンピュータと、 通信回線を介して前記ホストコンピュータと接続され
た複数の中継コンピュータ21,22,23,…,2i,…,2m
と、 該中継コンピュータ21,22,23,…,2i,…2mのいず
れかと通信回線を介して接続された複数の端末コンピュ
ータ411,412,…,4in,…,42n,…,43n,…,4in
…,4mnと、 各端末コンピュータに接続された表示された競売対象
の物件の画像情報及び競り価格に対して応札を行なうた
めの応札キー,売手が競り上がり間隔をスローダウンす
るように指示するスローダウンキー,売手が売りの意思
表示するためのクリアキーおよび落札者(買い手)の意
思を確認するための落札者確認キーを有する入力手段
と、キー入力と共にホストコンピュータに対して識別コ
ードを送信するために各端末コンピュータ内蔵された各
個人のコード(識別番号)を記憶した記憶手段と、ホス
トから送信される次の競りに関する画像,文字情報を格
納するためのデータ記憶手段とからなり、 ホストコンピュータ,中継コンピュータ及び端末コン
ピュータがオンライン状態において、ホストコンピュー
タが競り開始後売手の希望価格に達するまで又は売り手
からスローダウンの入力があるまで競り値を所定の幅で
自動的に競り上げ、 売手からスローダウンの入力があった後は希望価格に
達するまで又は応札キーの入力があるまで一定の金額ま
でゆっくりと競り値を競り上げ、 買い手から応札キーが入力された後であって売り手が
クリヤキーを入力した後又は競り値が希望価格に達した
後は、所定時間内に二人以上の応札がある場合に競り値
を上げる方式に変換するように構成され、 競りの最中にホストコンピュータから中継コンピュー
タを介して各端末コンピュータ411,412,…,4in
…,42n,…,43n,…,4in,…,4mnに次の競売対象の
画像情報又は文字情報が伝送され、各端末コンピュータ
411,412,…,4in,…,42n,…,43n,…,4in,…,
4mnのデータ記憶手段に該情報が格納されるように構成
された自動車等の競売システムにより本目的を達成す
る。
尚特定回線及び公衆回線間の通信に際しては、9600bp
s以上の高速モデムを利用することとした。それでも、
画像情報は、情報量が多いので通常の通信において20秒
以上かかる。
そこで本発明の通信方式として競りの最中又はその前
後に通信の余白エリア等を利用して画像情報又は文字情
報を少しづつ伝送するように構成している。
作用 ホストコンピュータに競り対象の自動車等の画像情報
及び商品の品質,価格等の文字情報を競り前に入力して
おく。
競りに際して各端末のデータを記憶手段から買手又は
売手識別のためのコード番号が送信される。
すると中継コンピュータ21,22,23,…,2i,…,2m
を介して入力されたコード番号はホストコンピュータに
登録され、競りシステムがスタートする。
まず最初は、ホストコンピュータから中継コンピュー
タ21,22,23,…,2i,…2mを介して端末コンピュータ
411,412,…,4in,…,42n,…,43n,…,4in,…,
4mnに自動車の画像情報及び文字情報が伝送される。
伝送された情報は、各端末のディスプレイに所定時間
だけ競り情報として表示される。表示されている間の空
間時間に次の画像情報又は文字情報が、ホストコンピュ
ータから端末コンピュータ411,412,…,4in,…,
42n,…,43n,…,4in,…,4mnの記憶手段に送信され
格納される。
所定時間経過後に競りが開始され、当初は自動的に競
り値を所定価格毎に競り上げる形で端末コンピュータ4
11,412,…,4in,…,42n,…,43n,…,4in,…,4
mnに表示される。
表示された競り価格に対して各買手は買う意思がある
か否かについて応札キーを介して応札のサインを入力す
る。この時同時にコード番号も送信される。
入力された応札のサインは、中継コンピュータ21
22,23,…,2i,…2mを介してホストコンピュータに入
力されるが、希望価格に達するまで又は売手がスローダ
ウンキーを入力するまで短い間隔で自動的に競り上がっ
ていく。
売手がスローダウンキーを入力した場合には、ホスト
コンピュータは、応札キーの入力があるまで自動競り上
がりをゆっくりと一定の金額まで行なうように切り変わ
る。応札キーの入力があった時には、応札と同時に送信
された応札者のコード番号及び応札価格がコンピュータ
に記憶され、売り尽くし方式に移行する。スローダウン
した後クリヤキーの入力がない時又は一定の金額まで競
り上がった時は、自動的に流札とし、次の競売に移行す
る。
またクリヤキーの入力があった後,応札キーの入力が
あった後又は希望価格到達後は、所定時間内に応札者が
二人以上あるときのみに競り上がる方式に変換され、同
一価格について二人以上の応札があるときにはホストコ
ンピュータは最終応札者のコード番号及び応札価格を記
憶し、競り値を上げて競りを続行する。
そして所定時間内の応札者が二人未満になった時点で
競り上げを中止する。
競り値が希望価格に達した時には、最終的に応札者と
してコンピュータに記憶された者を落札者とする。
また競り値が希望価格に達していない時には、売手が
既にクリアキーを入力している場合又は売手が表示され
た価格に対してOKの意味でクリアキーを入力した場合に
最終的に応札者としてコンピュータに記憶された者を落
札者とする。それ以外は流札として次の競りへ移行す
る。
そして落札者には、そのコード番号及び落札価格をデ
ィスプレイに表示して確認を求めると共にその間に次の
競売に関する残りの画像情報等を中継コンピュータ21
22,23,…,2i,…2mを介して端末コンピュータ411,4
12,…,4in,…,42n,…,43n,…,4in,…,4mn
記憶手段に格納するようにしている。
そして次の競売に移行するが、まず予め記憶手段に格
納された情報をディスプレイに表示する。
次に記憶手段の情報をクリアーした後、ディスプレイ
に表示している間に再び次の画像情報又は文字情報をホ
ストコンピュータは端末コンピュータに伝送して格納さ
せる。
以上のように前述したような競りを行なうことにより
競売をリアルタイムにて行なうことができる。
また競り終了後においては、端末コンピュータ411,4
12,…,4in,…,42n,…,43n,…,4in,…,4mn
ビデオカメラ又はビデオプレーヤーと接続し、出品する
自動車等を端末コンピュータに入力すると共に品質等に
関する文字情報をキーボードから入力した後リアルタイ
ムにてホストコンピュータに出品登録することができ
る。
出品を各端末コンピュータ411,412,…,41n,…,4
2n,…,43n,…,4in,…,4mnから行なうことができ
るので、大量の競売商品が競売に出品できることにな
る。
実施例 以下に本発明を図面に示された一実施例に従って詳細
に説明する。
第1図において1は、中古車の競売システムにおける
入出力を行なう為のホストコンピュータであり、該ホス
トコンピュータ1は高速モデムMを介して専用回線で複
数の中継コンピュータ21,22,…,2i,…2mと接続され
ている。
各中継コンピュータ21,22,23,…,2i,…2mは、モ
デムm1を介して多数の公衆回線端子と接続されており複
数の公衆回線の端末コンピュータ411,412,…,4in
…,42m,…,43n,…,4in,…,4mnとオンライン状態
で相互通信できるようになっている。
各端末コンピュータ411,412,…,4in,…,42m
…,43n,…,4in,…,4mnの内部には画像情報の記憶
手段としてのRAMディスクと、各端末のコード番号(識
別番号)をホストコンピュータに自動的に入力するため
の記憶手段としてのROMボードが内装されている。
尚本実施例のモデムmiは通信速度が、9600bpsと高速
のものを使用している。
各端末コンピュータ411,412,…,41n,…,42n
…,43n,…,4in,…,4mnは売手,買手とも利用でき
るように設計されており、キーボードおよび各端末コン
ピュータに接続された表示された競売対象の物件の画像
情報及び競り価格に対して応札を行なうための応札キ
ー,売手が競り上がり間隔をスローダウンするように指
示するスローダウンキー,売手が売りの意思表示するた
めのクリアキーおよび落札者(買い手)の意思を確認す
るための落札者確認キーを有する入力手段としてのジョ
イスティック5が設置されている。
買手が売手かは、図示しないROMボードから各端末を
介して送信/入力されたコード番号(識別番号)により
ホストコンピュータ1が識別し、ジョイスティックの2
つのボタンは買手の場合には、応札キーと落札確認キー
として機能し、売手の場合にはスローダウンキーとクリ
アキーとして機能する。
すなわち応札キーは、端末コンピュータ411,412
…,41n,…,42n,…,43n,…,4in,…,4mnのディ
スプレイに表示された競り価格に対して応札のサインを
入力するためのものであり、落札確認キーは表示された
落札価格について落札者(買手)がOKサインをするため
のものである。
スローダウンキーはホストコンピュータによる価格の
自動競り上げを全く応札がない場合に一定価格(例えば
四万円)までゆっくりとした間隔(例えば2秒以下)で
競り上がるように売手から指示するためのものである。
またクリアキーは、ホストコンピュータによる競り上げ
を所定時間(例えば3秒)内に二人以上から応札があっ
た場合にのみ競り上がる売り尽くし方式に変換するよう
に売手から指示するためのものである。
6は、出品情報を端末コンピュータ4に入力する場合
に接続されるビデオカメラであり、第4図の流れ図に示
すようにビデオカメラ6を介して自動車画像が端末コン
ピュータ4の記憶手段に入力される。
そして入力された画像をトリミングし、品質等に関す
る文字情報をキーボードから端末コンピュータ4に入力
した後に、モデムm及び中継コンピュータ2モデムMを
介してコード番号と共にホストコンピュータ1に伝送で
きる。
また中継コンピュータ21,22,23,…,2i,…,2m
介したホストコンピュータ1と各端末コンピュータ
411,412,…,41n,…,42n,…,43n,…,4in,…,
4mn間の相互通信において、本実施例のシステムでは、
競売開始当初の端末コンピュータに格納さえた画像情報
及び文字情報を買手に周知させている20秒間(静止画像
の間)と競売終了後の落札価格等を落札者に確認してい
る6秒間(静止画像の間)の間に次の競売に関する画像
情報又は文字情報をホストコンピュータから端末コンピ
ュータ4に伝送し、各端末の記憶手段である各RAMディ
スクに格納するようにしている。
従って次の競売にシステムが移行する前にRAMディス
クには次の競売データに関する記憶の格納が完了する。
以上のような構成において、ホストコンピュータ1に
競売対象を多数記憶させた状態において競売を行なう。
競売に際して、ホストコンピュータ1は所定時刻に競
売システムに移行し、各中継コンピュータ21,22,23
…,2i,…,2mを介して複数の端末から伝送される入力
信号に基づいて以下に示すように端末を制御したり競売
方式を変更することにより競売システムを実行する。
すなわち、所定の時間において買手及び売手は各端末
コンピュータ4と中継コンピュータ21,22,23,…,
2i,…,2mとを公衆回線を介して接続し、オンラインの
状態にする。
そして端末4のROMボードから各個人のコード番号
(識別番号)がホストコンピュータに送信され、ホスト
コンピュータ1からの確認を待つ。
多数ある端末コンピュータ411,412,…,41n,…,4
2n,…,43n,…,4in,…,4mnの内、1つは売手の端
末としてホストコンピュータ1に入力されたコード番号
と競売中古車の整理番号から識別され、その端末のジョ
イスティック5からの入力は売手又は買手の入力とみな
される。
売手の端末は、競売車種によっては買手側の端末に変
更することになる。
まず競売対象に関する情報が、中継コンピュータ21
22,23,…,2i,…,2mnを介してホストコンピュータ
から各端末411,412,…,41n,…,42n,…,43n
…,4in,…,4mnに伝送され、各端末のディスプレイに
は自動車に関する画像情報と価格,品質に関する文字情
報とが例えば第3図に示すように表示される。表示され
る内容としては、画面の左下側に車の画像が写し出さ
れ、画面の上側には自動車の型式,車種,競売整理番号
等が表示され、画面の右下側には応札人数の情報と、競
り開始の価格等の情報が静止画像として約20秒間写し出
される。この20秒間は、ホストコンピュータ1からの指
示がない限り端末4からの入力はできない状態となって
いる。
この端末コンピュータ4から入力ができない20秒間に
ホストコンピュータ1からは、中継コンピュータ2を介
して各端末コンピュータ4に次の競り対象に関する画像
情報又は文字情報が伝送され、その情報は端末4に内装
されたRAMディスクに格納される。そして20秒経過後に
競売が開始される。
以下第5図及び第7図に基づいて説明する。
競売に際して画像情報はそのままの状態で、競り価格及
び応札人数に関する表示が変更する形をとる。
当初ホストコンピュータ1は、売手から指示されたス
タート価格(例えば80万円)から短い間隔(例えば0.5
秒以下の間隔)で80万円,80万3千円,80万6千円,…と
自動的に3,000円づつ競り上がる方式にて競り上げし、
その競り値は各端末411,412,…,41n,…,42n,…,
43n,…,4in,…,4mnのディスプレイに表示される。
買手は、表示された価格に対して応札するか否かを応
札キーの入力により対応する。応札キーの入力信号と共
に識別番号がホストコンピュータ1に伝送され、ホスト
はその数を集計し端末コンピュータ411,412,…,
41n,…,42n,…,43n,…,4in,…,4mnに対して競
り価格と共に伝送する。
しかしこの状態では、価格が短い間隔で刻々と変化す
るため、又応札者が多数いるために売手は、応札者及び
その価格を捕らえらることができない。
一般的に自動的に競り上がっていくとき売手の販売希
望価格(例えば95万円)に近づいていくと共に応札者が
減ってくる。
そこで、本発明のシステムではスローダウン方式を採
用している。
すなわち売手からスローダウンキーの入力があった後
(例えば92万円で)は、前述よりゆっくりとした間隔
(例えば2秒以下)で競り値を3万9千円まで3,000円
づつ競り上げていくものである。
但しその間に応札者があった時点で売りつくし方式に
移行する。
また3万9千円まで競り上がった時には、ホストコン
ピュータは、流札と判断する。
売りつくし方式は、売手からクリアキーの入力があっ
た場合と、スローダウン後に応札者があった場合又は応
札者がある状態で希望価格に到達した場合に移行する。
すなわち売りつくし方式は、競り価格が画面に表示さ
れてから例えば2秒以内に二人以上の応札者から応札が
あった時にのみ競り値を上げ、応札者が二人未満の時は
競り上げを終了させるというもので、売りつくし方式に
移行した後の表示された競り価格への最終応札者が逐次
ホストコンピュータ1に記憶されていく。
通信回線で多数の端末コンピュータ411,412,…,4
1n,…,42n,…,43n,…,4in,…,4mnと交信してい
るとために略同時に応札される場合があるが、本実施例
ではホストコンピュータ1に3msec.単位で応札者が区別
するように構成している。
また3msec.以内に複数の応札があったとしても、競り
値が上がりその競り値について再び応札されることにな
るので支障はない。
又2秒以内に応札者が二以上あるときは時間経過を待
つことなくどんどん競り上げるように構成されている。
従って95万円,95万3千円,95万6千円,…というよう
に競り上がっていく。
そして例えば95万6千円で応札者が二人,95万9千円
で応札者がゼロのときには、95万9千円が落札価格でホ
ストコンピュータに記憶さえた最終応札者を落札者と判
断する。
例えば95万6千円で応札者が一人のときには、95万6
千円が落札価格でその応札者が落札者というように判断
している。
但し競り価格の競り上げが、希望価格より安い値段に
て止まった場合には、ホストコンピュータ1は、売手の
端末コンピュータに対して最終応札価格を表示し、売手
からの売りか否かのクリアキーの入力を所定時間(例え
ば3秒)待つ。
そして売手からクリアキーの入力があった場合には落
札とし、クリアキーの入力がなかった場合には流札とい
うように判断する。
競り終了後は、落札者に対しては落札価格と落札者で
ある旨ホスト1から端末4に音と共に6秒間確認の表示
がなされる。
落札者が確認の意味で落札者確認キーを入力すれば確
認が終わりその競りは終了し、次の競りに移行する。
本実施例のシステムでは、この確認の時間6秒の間に
次の競売情報(画像情報及び文字情報)の残りをホスト
から端末に伝送し、記憶手段(RAMディスク)に格納さ
せる。
また応札参加者に対しては、競売成立の表示と落札価
格が表示されることになる。
時間の経過後は、ディスプレイ上の画像は消去され、
予めRAMディスクに記憶された競売情報がホスト1の指
示によりディスプレイ上に20秒間表示される。
そして前述した方式に従って競売をリアルタイムにて
行なうことができる。
尚本実施例では、画像等の情報伝送を競りの前後にて
行なうように構成したが、これに限定されるものではな
く、競りの最中における競り価格情報と人数情報を伝送
する際の通信の余白エリアを利用して少しづつ画像情報
を伝送するように構成しても良い。
そのためには、ホストコンピュータから応札OKの確認
信号があった後でなければ伝送できないような構成にし
ておけば良い。
また競りに対して応札する場合に常に端末に参加者が
向かっていなくてはいけないことになる。
そこで第6図に示すような自動応札システムを端末コ
ンピュータに登録しておけば良い。
すなわち予め売買希望の車種に関する整理番号と応札
の限度額を入力しておき、競売の整理番号が入力された
整理番号と一致した時に作動するようになっている。
そして競り価格が応札限度額まで上昇するまで応札を
続け、限度額以上になったときに競りから降りるように
構成されている。
しかし入力ミスということも考慮して、自動応札して
いる買手の場合には、落札価格が売手の販売希望価格よ
りも50万円以上競り上がったときには、その競りは異常
とみなして落札していても流札と判断させるようになっ
ている。
本実施例では、ホストコンピュータから中継コンピュ
ータを介して端末コンピュータに画像情報を伝送する方
式を採用したがこれに限定されるものではなく、中継コ
ンピュータに大容量の記憶手段を内装しておき、競売開
始前に予め全競売情報を伝送し、ホストコンピュータか
らの指示で画像を端末に伝送するように構成しても良
い。
このようにすれば競売情報の端末コンピュータへの伝
送時間がさらに短縮することができ、60〜100台/時間
での競売が可能である。
効果 以上のように本発明にかかる競売システムは、予めRA
Mディスクに画像情報を伝送しておき、伝送時間がかか
らないように構成されており、かつ伝送速度の速いモデ
ムを使用して相互通信できるように構成すると共に、端
末からON-OFFの短い信号で伝送すること(応札入力する
こと)により競りを行なうように構成したので、リアル
タイムにて競売を行なうことができる。
リアルタイムでの出品が可能であるために、競売の前
日でも出品することが可能であり、最新のものについて
競売を行なうことができる。
また競売への出品を端末からホストコンピュータへの
画像情報の伝送により行なうように構成したので、競売
会場へ自動車を出品する必要がなく、回線を通じて何処
からでも出品することができるので車種が豊富な状態で
競売を行なうことができる。
さらに買手も売手も会場に出席することなく競売に参
加するとができるので、競売の参加できる人数を全国単
位に増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明にかかる競売システムの一実施例を示すも
ので第1図はシステムの概略を示すブロック図,第2図
は出品される自動車の入力データ図,第3図は各端末に
表示される競売データ図,第4図は出品データ入力の流
れ図,第5図は競売システムの流れ図、第6図は自動応
札システムの流れ図、第7図は競売における競り価格と
時間との関係を示すタイムチャートである。 1…ホストコンピュータ、2…中継コンピュータ 4…端末コンピュータ、5…ジョイスティック、6…ビ
デオカメラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報及び競り価格等の文字情報の入出
    力を行なうホストコンピュータと、 通信回線を介して前記ホストコンピュータと接続された
    複数の中継コンピュータ21,22,23…,2i,…,2mと、 該中継コンピュータ21,22,23,…,2i,…2mのいずれ
    かと通信回線を介して接続された複数の端末コンピュー
    タ411,412,…,4in,…,42n,…,43n,…,4in
    …,4mnと、 各端末コンピュータに接続された表示された競売対象の
    物件の画像情報及び競り価格に対して応札を行なうため
    の応札キー,売手が競り上がり間隔をスローダウンする
    ように指示するスローダウンキー,売手が売りの意思表
    示するためのクリアキーおよび落札者(買い手)の意思
    を確認するための落札者確認キーを有する入力手段と、
    キー入力と共にホストコンピュータに対して識別コード
    を送信するために各端末コンピュータ内蔵された各個人
    のコード(識別番号)を記憶した記憶手段と、ホストか
    ら送信される次の競りに関する画像,文字情報を格納す
    るためのデータ記憶手段とからなり、 ホストコンピュータ,中継コンピュータ及び端末コンピ
    ュータがオンライン状態において、ホストコンピュータ
    が競り開始後売手の希望価格に達するまで又は売り手か
    らスローダウンの入力があるまで競り値を所定の幅で自
    動的に競り上げ、 売手からスローダウンの入力があった後は希望価格に達
    するまで又は応札キーの入力があるまで一定の金額まで
    ゆっくりと競り値を競り上げ、 買い手から応札キーが入力された後であって売り手がク
    リヤキーを入力した後又は競り値が希望価格に達した後
    は、所定時間内に二人以上の応札がある場合に競り値を
    上げる方式に変換するように構成され、 ホストコンピュータから中継コンピュータを介して各端
    末コンピュータ411,412,…,4in,…,42n,…,
    43n,…,4in,…,4mnに次の競売対象の画像情報又は
    文字情報が伝送され、各端末コンピュータ411,412
    …,4in,…,42n,…,43n,…,4in,…,4mnのデー
    タ記憶手段に該情報が格納されるように構成されている
    ことを特徴とする自動車等の競売システム。
  2. 【請求項2】中継コンピュータ21,22,23,…,2i
    …,2mを介してホストコンピュータから競り情報を端末
    コンピュータ411,412,…,4in,…,42n,…,43n
    …,4in,…,4mnに伝送する際に競り最中の通信の余白
    エリアを利用して少しづつ次の競売対象の画像情報又は
    文字情報を併せて伝送し、端末コンピュータ411,412
    …,4in,…,42n,…,43n,…,4in,…,4mnのデー
    タ記憶手段に格納するように構成していることを特徴と
    する請求項1記載の競売システム。
  3. 【請求項3】各端末にビデオカメラの接続端子が設けら
    れ端末411,412,…,4in,…,42n,…,43n,…,
    4in,…,4mnにビデオカメラ又はビデオプレーヤーを接
    続して端末コンピュータ411,412,…,4in,…,42n
    …,43n,…,4in,…,4mnに記憶させ、該画像情報及
    びキーボードを介して入力された文字情報を中継コンピ
    ュータ21,22,23,…,2i,…,2mを介してホストコン
    ピュータに伝送できるように構成された出品登録システ
    ムが具備されていることを特徴とする請求項1記載の競
    売システム。
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日刊工業新聞,1987年12月22日,第1面

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