JPS6023245B2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
- Publication number
- JPS6023245B2 JPS6023245B2 JP7886078A JP7886078A JPS6023245B2 JP S6023245 B2 JPS6023245 B2 JP S6023245B2 JP 7886078 A JP7886078 A JP 7886078A JP 7886078 A JP7886078 A JP 7886078A JP S6023245 B2 JPS6023245 B2 JP S6023245B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary air
- flame
- combustion
- fuel
- mixed gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spray-Type Burners (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液体燃料が気化ないいま霧化した燃料または
ガス燃料と空気との混合ガス流をバーナヘツド部に送り
、1そこで燃焼させる構成の燃焼装置に関し、特に液体
燃料が気化した気化燃料と送風機からの一次空気との混
合ガス流をバーナヘッド部で燃焼させて燃焼炎にし、そ
の燃焼炎に送風機からの二次空気を送り込む構成の燃焼
装置に関する。
ガス燃料と空気との混合ガス流をバーナヘツド部に送り
、1そこで燃焼させる構成の燃焼装置に関し、特に液体
燃料が気化した気化燃料と送風機からの一次空気との混
合ガス流をバーナヘッド部で燃焼させて燃焼炎にし、そ
の燃焼炎に送風機からの二次空気を送り込む構成の燃焼
装置に関する。
燃焼装置において、燃焼効率を高めること、および燃焼
範囲を広げることは、最も重要な課題の一つであり、そ
れは燃焼炎の形態を良くすることと、空気との混合を良
くすることによって可能となる。
範囲を広げることは、最も重要な課題の一つであり、そ
れは燃焼炎の形態を良くすることと、空気との混合を良
くすることによって可能となる。
そのため従来は、燃料と一次空気との混合ガス流をバー
ナヘッド部に送り、そこで燃焼させて燃競炎を形成する
とともに、燃焼炎の外周から燃焼炎中央へ向けて二次空
気を送り込むようにし、さらに場合によってはその二次
空気を旋回流にして送り込むようにしていたが、燃焼炎
に乱れを生じて燃焼騒音が大きくなる欠点があった。
ナヘッド部に送り、そこで燃焼させて燃競炎を形成する
とともに、燃焼炎の外周から燃焼炎中央へ向けて二次空
気を送り込むようにし、さらに場合によってはその二次
空気を旋回流にして送り込むようにしていたが、燃焼炎
に乱れを生じて燃焼騒音が大きくなる欠点があった。
さらに炎は収束する性質があるので、燃焼炎の中央部に
まで二次空気を取り入れることが困難であり、そのため
に従来の方法では燃焼効率をある程度以上高めることは
不可能となり、かつ燃焼幅もそれ程広くといえない欠点
があった。本発明第1の特徴点‘ま、燃焼炎の中央部に
燃焼炎と平行に二次空気を送り込むようにすることによ
って、収束額向にある炎を二次空気で分散させて空気と
の混合をきわめて良好にし、かつ炎に乱れを生じさせる
ことなく層流火炎が形成できるようにし、燃焼効率を高
めることともに燃焼範囲を広げ、さらに炎の乱れによる
燃焼騒音の発生もないようにしたことである。
まで二次空気を取り入れることが困難であり、そのため
に従来の方法では燃焼効率をある程度以上高めることは
不可能となり、かつ燃焼幅もそれ程広くといえない欠点
があった。本発明第1の特徴点‘ま、燃焼炎の中央部に
燃焼炎と平行に二次空気を送り込むようにすることによ
って、収束額向にある炎を二次空気で分散させて空気と
の混合をきわめて良好にし、かつ炎に乱れを生じさせる
ことなく層流火炎が形成できるようにし、燃焼効率を高
めることともに燃焼範囲を広げ、さらに炎の乱れによる
燃焼騒音の発生もないようにしたことである。
本発明の第2の特徴点は、二次空気噴出口やこ次空気通
路をつくるヘッドボディを金属で一体成型して「加工の
容易性、低コスト化、信頼性が高いものとなるようにす
る等、バーナヘッドの具体的構成にある。
路をつくるヘッドボディを金属で一体成型して「加工の
容易性、低コスト化、信頼性が高いものとなるようにす
る等、バーナヘッドの具体的構成にある。
以下、本発明の一実施例を図面とともに説明する。
第1図はロータリー気化式の液体燃料燃隣装置を示す。
図において、1は円筒状のモータケ−ス、2は第1箇2
aと第2騎2bとによって構成した円筒状のバーナケー
ス、3は同じく円筒状の燃焼筒で、これらは図に示す如
くモータケース1、バーナケース2、燃焼筒3の順に連
結しており、燃焼筒3、第2箇2b、第1箇2aの間は
それぞれ耐熱性パッキンを介して連結している。4はモ
ータケース1内に設置したモータで、モータ軸5の一端
はバーナケース2内に突入して燃焼筒3に近い位置まで
伸びている。
aと第2騎2bとによって構成した円筒状のバーナケー
ス、3は同じく円筒状の燃焼筒で、これらは図に示す如
くモータケース1、バーナケース2、燃焼筒3の順に連
結しており、燃焼筒3、第2箇2b、第1箇2aの間は
それぞれ耐熱性パッキンを介して連結している。4はモ
ータケース1内に設置したモータで、モータ軸5の一端
はバーナケース2内に突入して燃焼筒3に近い位置まで
伸びている。
モータケース4の側部には空気取入口6を設け、バーナ
ケース側の端面部の間緑にはバーナケース内と蓮適する
複数の蓮通孔7を設けている。8はバーナケース2内に
おいてモータ軸5の中程に取付け固定したターボファン
で、ターボファン8は複数段、図では2段に設けており
、各ターボファン8の吐出側にはバーナケース2に固定
されたガイド羽根9を設けている。
ケース側の端面部の間緑にはバーナケース内と蓮適する
複数の蓮通孔7を設けている。8はバーナケース2内に
おいてモータ軸5の中程に取付け固定したターボファン
で、ターボファン8は複数段、図では2段に設けており
、各ターボファン8の吐出側にはバーナケース2に固定
されたガイド羽根9を設けている。
ターボファン8とガイド羽根9の組合せによって起風室
10を構成しており、その組み合せ段数を増すことによ
り静圧を大きくすることができる。11は最終段のガイ
ド羽根9と適当間隔おいてバーナケース2に固定した仕
切板で、その中央部にはモータ軸5が貫通する比較的大
きな一次空気入口12を設け、、その周緑部には小さい
数個の二次空気入口13を設けている。
10を構成しており、その組み合せ段数を増すことによ
り静圧を大きくすることができる。11は最終段のガイ
ド羽根9と適当間隔おいてバーナケース2に固定した仕
切板で、その中央部にはモータ軸5が貫通する比較的大
きな一次空気入口12を設け、、その周緑部には小さい
数個の二次空気入口13を設けている。
最終段のガイド羽根9と仕切板11との間は分流室14
となっており、最終段のガイド羽根9を通過した送風空
気は分流室14で二つに分れ、その一方は仕切板11の
一次空気入口12を通過して一次空気となり、他方は仕
切板11の二次空気入口13を通過して二次空気となる
。15はバーナケース2内の仕切板11よりも風下例の
空間に設置した略円筒状の気化筒で、アルミダィキャス
ト等の熱伝導率のよい金属材料によって構成されており
、仕切板11に近い端部近くの周壁にシーズヒータ16
を埋め込んでいる。
となっており、最終段のガイド羽根9を通過した送風空
気は分流室14で二つに分れ、その一方は仕切板11の
一次空気入口12を通過して一次空気となり、他方は仕
切板11の二次空気入口13を通過して二次空気となる
。15はバーナケース2内の仕切板11よりも風下例の
空間に設置した略円筒状の気化筒で、アルミダィキャス
ト等の熱伝導率のよい金属材料によって構成されており
、仕切板11に近い端部近くの周壁にシーズヒータ16
を埋め込んでいる。
この気化筒15の一端は断熱パッキンを介して仕切板1
1に取付けられ、他端は絞り加工した第2箇2aの閥口
周緑に断熱バツキンを介して密接している。この気化筒
15の内部空間は一次空気入口12と運通した気化室1
7となっており、気化筒15とバーナケース2との間は
二次空気入口13と蓮通した二次空気室I8となってい
る。気化室17内に突出したモータ軸5の先端部には、
円錐形状のコーン19、円板形状の振り切り板20、傘
形状の縄梓羽根21が上記の順で固定ナットで緒着され
ている。円錐形状のコーン19はモータ軸先端側が径大
となる、ゆるやかな円錐形状である。コーン19の蓬大
側端部に位贋した振り切り板20は円板の周縁をコーン
側へ折曲したものであり、その円緑折曲部分を平滑化部
としている。振り切り板20よりも先端側に位置した凝
梓羽根21は円板の間緑部がテーパ状面となるように絞
り加工し、そのテーパ状面に多数の羽根を切起し形成し
たものであり、振り切り板20の外周を包囲するように
なっている。そして、これらの外周となる気化筒15の
周壁中に前記ヒータ16が位置している。22は液体燃
料供給パイプで、ポンプ(図示なし)からの液体燃料(
灯油)が通るようになっており、分流室14内を通して
モ−タ軸5より少し上方へ導き「そこで逆U字状にわん
曲させ、その先端関口を円錐形状のコーン19の上方に
、かつ近接させて位置させている。
1に取付けられ、他端は絞り加工した第2箇2aの閥口
周緑に断熱バツキンを介して密接している。この気化筒
15の内部空間は一次空気入口12と運通した気化室1
7となっており、気化筒15とバーナケース2との間は
二次空気入口13と蓮通した二次空気室I8となってい
る。気化室17内に突出したモータ軸5の先端部には、
円錐形状のコーン19、円板形状の振り切り板20、傘
形状の縄梓羽根21が上記の順で固定ナットで緒着され
ている。円錐形状のコーン19はモータ軸先端側が径大
となる、ゆるやかな円錐形状である。コーン19の蓬大
側端部に位贋した振り切り板20は円板の周縁をコーン
側へ折曲したものであり、その円緑折曲部分を平滑化部
としている。振り切り板20よりも先端側に位置した凝
梓羽根21は円板の間緑部がテーパ状面となるように絞
り加工し、そのテーパ状面に多数の羽根を切起し形成し
たものであり、振り切り板20の外周を包囲するように
なっている。そして、これらの外周となる気化筒15の
周壁中に前記ヒータ16が位置している。22は液体燃
料供給パイプで、ポンプ(図示なし)からの液体燃料(
灯油)が通るようになっており、分流室14内を通して
モ−タ軸5より少し上方へ導き「そこで逆U字状にわん
曲させ、その先端関口を円錐形状のコーン19の上方に
、かつ近接させて位置させている。
仕切板11の一次空気入口12の外周部は、気化室17
内に若干突出するよう7ーパ状に形成しており、その中
央の一次空気入口12はコーン19の液体燃料供給箇所
に位置している。23燃焼筒3と対向した気化筒15の
先端閉口近くに取付け固定したバーナヘッドで、詳しく
は第2図〜第5図とともに説明する。
内に若干突出するよう7ーパ状に形成しており、その中
央の一次空気入口12はコーン19の液体燃料供給箇所
に位置している。23燃焼筒3と対向した気化筒15の
先端閉口近くに取付け固定したバーナヘッドで、詳しく
は第2図〜第5図とともに説明する。
バーナヘッド23は第3図に示す如くヘッドボディ24
、均圧板25、重ね合せた複数板の多孔状炎孔板26、
押え板27とを上記の順に重ね合せ結合して構成するも
のであり、さらにバーナヘツド23の裏面となるヘッド
ボディ24の一面に整流板28を重ね合せ、この状態に
おいて気化筒15内に挿入され、気化筒15の先端閉口
近くで径小となる段部29に当接してボルト止めしてい
る。
、均圧板25、重ね合せた複数板の多孔状炎孔板26、
押え板27とを上記の順に重ね合せ結合して構成するも
のであり、さらにバーナヘツド23の裏面となるヘッド
ボディ24の一面に整流板28を重ね合せ、この状態に
おいて気化筒15内に挿入され、気化筒15の先端閉口
近くで径小となる段部29に当接してボルト止めしてい
る。
気化筒15の段部29より先端側は燃焼炎Fによって加
熱される熱回収部30となる。ヘッドボディ24はアル
ミター・ィキャスト等によってつくり、外輪部31、中
央ボス部32、外輪部31と中央ボス部32との間を連
結する複数本のアーム部33によって構成し、各アーム
部33相互間は貫通開□34となっている。そして中央
ボス部32には燃焼筒3の中心軸に向けて開口した二次
空気噴射口35を設けている。この二次空気噴射口35
には二次空気室18から二次空気を導くため、各アーム
部33に二次空気通路36を設け、それと対向する気化
筒15の一部にも二次空気通路37を設けている。従っ
て二次空気室18の二次空気は二次空気通路36,37
を通って二次空気噴出口35から吐出される。ヘッドボ
ディ24は外周面の裏面側端緑にリング状のフランジ部
38を設けているので、バーナヘッド23を気化筒15
内に固定したときには、ヘッドボディ24外周面と気化
筒15内周面との間にリング状の空気溜り部39が形成
され、二次空気室18から二次空気噴出口35に至る複
数本の二次空気通路が途中で相互に運速させることにな
る。均圧板25は中央にヘッドボディ24の中央ボス部
32が接合し、かつ中央ポス部32より少し蚤大となる
中央閉口40を有し、その外周には比較的大きい複数の
貫通孔41を環状に配列して設け、さらにその外周側に
は貫通孔41一つにつき二つの小さい貫通孔42を同じ
く環状に配列して設けている。均圧板25はこれら大小
の貫通孔41,42が位置する部分がヘッドボディ24
の貫通開□34と対向するよう位置決めされる。複数枚
の多孔状炎孔板26は中央にヘッドボディ24の中央ボ
ス部32が丁度鉄合する中央閉口43を設けており、複
数枚重ね合せ‐とも全体として良好な通気性が保たれる
必要がある。例えば炎孔板26を金網で横成した場合は
、その網目が直交するように順次重ね合わせ、全体とし
て良好な通気性が保たれるようにする。押え板27は中
央にヘッドボディ24の中央ボス部32が丁度隣合する
中央開□44を有し、その外周には、中央閉口外周緑か
ら放射状に伸びた区画線部45によって数個、例えば8
つに区切られた炎口46を設け、炎口46の周縁には前
方へ突出した立上り縁47を形成している。押え板27
は各炎口46が均圧板25の大きい通気孔41一つ、お
よび小さい通気孔42二つと対向するよう位置決めされ
る。均圧板25、多孔状炎口板26、押え板27を順次
重ね合わせ、その全体の周緑部をスポット溶接またはカ
シメによって結合して一体化し、その中央閉口をヘッド
ボディ24の中央ボス部32に隊合して、中央ボス部3
2の二次空気噴出口35周縁を押広げてカシメ固定する
ことにより、バーナヘツド23を組立てる。整流板28
はヘッドボディ24との間に小空間をつくる如くに皿状
になっており、中央にはヘッドボディ24の貫通開口3
4全体の外蓬、および鷹浮羽根21の外径よりも径小な
中央開口48を有し、バーナヘツド23とともに気化筒
15内に設置されたときには濃梓羽根21の風下側に、
かつ近接したところに位置する。そのため気化筒15内
で気化した気化燃料と一次空気との混合ガス流は、整流
板28の中央関口48を通る過程でその流れが絞られ、
通過量が均一化されるとともに混合度合が一層促進され
る。第2図に示す49は気化筒15の外周壁一部に一体
形成したサーモ取付部、50‘まサーモ取付部49に密
着して敬付けたバーナサーモで、バーナ部の温度制御を
行なうためのもである。
熱される熱回収部30となる。ヘッドボディ24はアル
ミター・ィキャスト等によってつくり、外輪部31、中
央ボス部32、外輪部31と中央ボス部32との間を連
結する複数本のアーム部33によって構成し、各アーム
部33相互間は貫通開□34となっている。そして中央
ボス部32には燃焼筒3の中心軸に向けて開口した二次
空気噴射口35を設けている。この二次空気噴射口35
には二次空気室18から二次空気を導くため、各アーム
部33に二次空気通路36を設け、それと対向する気化
筒15の一部にも二次空気通路37を設けている。従っ
て二次空気室18の二次空気は二次空気通路36,37
を通って二次空気噴出口35から吐出される。ヘッドボ
ディ24は外周面の裏面側端緑にリング状のフランジ部
38を設けているので、バーナヘッド23を気化筒15
内に固定したときには、ヘッドボディ24外周面と気化
筒15内周面との間にリング状の空気溜り部39が形成
され、二次空気室18から二次空気噴出口35に至る複
数本の二次空気通路が途中で相互に運速させることにな
る。均圧板25は中央にヘッドボディ24の中央ボス部
32が接合し、かつ中央ポス部32より少し蚤大となる
中央閉口40を有し、その外周には比較的大きい複数の
貫通孔41を環状に配列して設け、さらにその外周側に
は貫通孔41一つにつき二つの小さい貫通孔42を同じ
く環状に配列して設けている。均圧板25はこれら大小
の貫通孔41,42が位置する部分がヘッドボディ24
の貫通開□34と対向するよう位置決めされる。複数枚
の多孔状炎孔板26は中央にヘッドボディ24の中央ボ
ス部32が丁度鉄合する中央閉口43を設けており、複
数枚重ね合せ‐とも全体として良好な通気性が保たれる
必要がある。例えば炎孔板26を金網で横成した場合は
、その網目が直交するように順次重ね合わせ、全体とし
て良好な通気性が保たれるようにする。押え板27は中
央にヘッドボディ24の中央ボス部32が丁度隣合する
中央開□44を有し、その外周には、中央閉口外周緑か
ら放射状に伸びた区画線部45によって数個、例えば8
つに区切られた炎口46を設け、炎口46の周縁には前
方へ突出した立上り縁47を形成している。押え板27
は各炎口46が均圧板25の大きい通気孔41一つ、お
よび小さい通気孔42二つと対向するよう位置決めされ
る。均圧板25、多孔状炎口板26、押え板27を順次
重ね合わせ、その全体の周緑部をスポット溶接またはカ
シメによって結合して一体化し、その中央閉口をヘッド
ボディ24の中央ボス部32に隊合して、中央ボス部3
2の二次空気噴出口35周縁を押広げてカシメ固定する
ことにより、バーナヘツド23を組立てる。整流板28
はヘッドボディ24との間に小空間をつくる如くに皿状
になっており、中央にはヘッドボディ24の貫通開口3
4全体の外蓬、および鷹浮羽根21の外径よりも径小な
中央開口48を有し、バーナヘツド23とともに気化筒
15内に設置されたときには濃梓羽根21の風下側に、
かつ近接したところに位置する。そのため気化筒15内
で気化した気化燃料と一次空気との混合ガス流は、整流
板28の中央関口48を通る過程でその流れが絞られ、
通過量が均一化されるとともに混合度合が一層促進され
る。第2図に示す49は気化筒15の外周壁一部に一体
形成したサーモ取付部、50‘まサーモ取付部49に密
着して敬付けたバーナサーモで、バーナ部の温度制御を
行なうためのもである。
第1図に示す52は二次空気室18に臨ませてバーナケ
ース2に取付けた温度ヒューズである。53は風圧スイ
ッチで、導圧チューブ54,55を通じて起風室10、
モータケース4内と蓮通しており、双方の気圧差から送
風中か否かを検出する。
ース2に取付けた温度ヒューズである。53は風圧スイ
ッチで、導圧チューブ54,55を通じて起風室10、
モータケース4内と蓮通しており、双方の気圧差から送
風中か否かを検出する。
56は燃焼筒3の一部からバーナケース23に向けてバ
ーナヘッド23前方の燃焼炎F中に位置するよう燃焼筒
3の一部に取付けた燃焼検出用のフレームロッドである
。
ーナヘッド23前方の燃焼炎F中に位置するよう燃焼筒
3の一部に取付けた燃焼検出用のフレームロッドである
。
上記構成において、燃焼開始にあたっては、まずシーズ
ヒータ16が通電され気化筒15が放熱される。
ヒータ16が通電され気化筒15が放熱される。
液体燃料を気化するに十分な設定温度まで気化筒15の
温度が上昇すると、バーナサーモ50がオンとなり、モ
ータ4が始動する。モータ軸5の回転とともにターボフ
ァン8、コーンI9、振り切り板20、磯梓羽根21も
回転する。ターボファン8が風圧を種生すると、燃焼用
空気が空気取入口6→モータケース4内→運通孔7→起
風室10を通り、分流室14で二つに分流し、一方は一
次空気入口12を通って気化室17に入る一次空気とな
り、他方は二次空気入口13を通って二次空気室18に
入る二次空気となる。−方、送風開始を風圧スイッチで
検出した後、燃料ポンプが作動し、液体燃料が液体燃料
供給パイプ22を通ってコーン19上に供給される。コ
ーン19上に僕孫合された液体燃料はコーン19が円錐
形状となっているので回転遠心力によってコーン19の
径の大きい方へ移行し、ついで振り切り板20に沿って
進み、振り切り板20の外周端で外周方向へ飛散さる。
このとき液体燃料は薄膜状の油面となって広がるが、そ
の外周で回転中の櫨洋羽根21によって細分割され、微
粒子の霧化燃料となって気化筒15の内周面に向って飛
んでゆく。気化筒15は前述したとおりすでに加熱され
ているので、霧化燃料は瞬時に気化して気化燃料となる
。一方、一次空気入口12から気化筒15内に一次空気
が送られているので、気化燃料と一次空気が混合されて
混合ガス流となる。その混合ガス流は整流板28の中央
開□48を通る過程で混合度を促進されヘッドボディ2
4の貫通開□34→均圧板25の大小貫通孔41,42
→多孔状炎孔板26→押え板27の炎口46を通る。こ
こで点火用電極56で着火してやれば、バーナヘッド2
3で青炎の燃焼炎Fが生成する。一方、二次空気室18
に送られた二次空気は気化筒15を貫通する二次空気通
路37を通り、空気溜り部39で一担蓄気されたのちに
ヘッドボディ24の二次空気流路36を通り、中央の二
次空気噴出口35から吐出される。この二次空気噴出口
35から出る二次空気は燃焼炎Fの中央に燃焼炎Fと平
行に送り込まれる。そのため二次空気と燃焼炎との混合
がスムーズに、かつ良好に行なわれる。燃焼検出用フレ
ームロッド57は燃焼炎Fの生成により燃焼中であるこ
とを検出する。また燃焼炎Fによって気化筒15の熱回
収部30が加熱されく気化髄15全体が高温に保たれる
ので、フレームロッド57で燃焼が検出された後の適当
な期間経過後にシーズヒ−夕16への通電を止め、節電
を行なつ。第7図は灯油を燃焼させたときのC02とC
Oとの対比で燃焼中を示すようにしたものであり、実線
で示す従来例Aは燃焼中が約3%しか得られないので通
常であるが、点線で示す本発明実施例Bは燃焼中が約6
%まで拡大している。
温度が上昇すると、バーナサーモ50がオンとなり、モ
ータ4が始動する。モータ軸5の回転とともにターボフ
ァン8、コーンI9、振り切り板20、磯梓羽根21も
回転する。ターボファン8が風圧を種生すると、燃焼用
空気が空気取入口6→モータケース4内→運通孔7→起
風室10を通り、分流室14で二つに分流し、一方は一
次空気入口12を通って気化室17に入る一次空気とな
り、他方は二次空気入口13を通って二次空気室18に
入る二次空気となる。−方、送風開始を風圧スイッチで
検出した後、燃料ポンプが作動し、液体燃料が液体燃料
供給パイプ22を通ってコーン19上に供給される。コ
ーン19上に僕孫合された液体燃料はコーン19が円錐
形状となっているので回転遠心力によってコーン19の
径の大きい方へ移行し、ついで振り切り板20に沿って
進み、振り切り板20の外周端で外周方向へ飛散さる。
このとき液体燃料は薄膜状の油面となって広がるが、そ
の外周で回転中の櫨洋羽根21によって細分割され、微
粒子の霧化燃料となって気化筒15の内周面に向って飛
んでゆく。気化筒15は前述したとおりすでに加熱され
ているので、霧化燃料は瞬時に気化して気化燃料となる
。一方、一次空気入口12から気化筒15内に一次空気
が送られているので、気化燃料と一次空気が混合されて
混合ガス流となる。その混合ガス流は整流板28の中央
開□48を通る過程で混合度を促進されヘッドボディ2
4の貫通開□34→均圧板25の大小貫通孔41,42
→多孔状炎孔板26→押え板27の炎口46を通る。こ
こで点火用電極56で着火してやれば、バーナヘッド2
3で青炎の燃焼炎Fが生成する。一方、二次空気室18
に送られた二次空気は気化筒15を貫通する二次空気通
路37を通り、空気溜り部39で一担蓄気されたのちに
ヘッドボディ24の二次空気流路36を通り、中央の二
次空気噴出口35から吐出される。この二次空気噴出口
35から出る二次空気は燃焼炎Fの中央に燃焼炎Fと平
行に送り込まれる。そのため二次空気と燃焼炎との混合
がスムーズに、かつ良好に行なわれる。燃焼検出用フレ
ームロッド57は燃焼炎Fの生成により燃焼中であるこ
とを検出する。また燃焼炎Fによって気化筒15の熱回
収部30が加熱されく気化髄15全体が高温に保たれる
ので、フレームロッド57で燃焼が検出された後の適当
な期間経過後にシーズヒ−夕16への通電を止め、節電
を行なつ。第7図は灯油を燃焼させたときのC02とC
Oとの対比で燃焼中を示すようにしたものであり、実線
で示す従来例Aは燃焼中が約3%しか得られないので通
常であるが、点線で示す本発明実施例Bは燃焼中が約6
%まで拡大している。
これは、本発明実施例では理論空気量近くで完全燃焼し
、しかも過剰空気の状態でも安全して燃焼することを意
味している。なお、前記実施例ではバーナヘッドの中央
に一つの二次空気噴出口を設け、その外周に燃焼炎をつ
くるようにしたが、バーナヘツドの複数箇所に二次空気
噴出口を設け、各噴出口の外周に燃焼炎をつくるように
してもよい。
、しかも過剰空気の状態でも安全して燃焼することを意
味している。なお、前記実施例ではバーナヘッドの中央
に一つの二次空気噴出口を設け、その外周に燃焼炎をつ
くるようにしたが、バーナヘツドの複数箇所に二次空気
噴出口を設け、各噴出口の外周に燃焼炎をつくるように
してもよい。
前述の構成にもとづき本発明には次のような作用効果が
ある。{1} 燃焼炎は一般に収束する煩向があるもの
の、燃焼炎の中央に二次空気が送り込まれるので、燃焼
炎と二次空気との混合が良好になり、燃焼効率を高める
とともに、燃焼範囲も広げることができる。
ある。{1} 燃焼炎は一般に収束する煩向があるもの
の、燃焼炎の中央に二次空気が送り込まれるので、燃焼
炎と二次空気との混合が良好になり、燃焼効率を高める
とともに、燃焼範囲も広げることができる。
■ こ次空気噴出口からでる二次空気の流れ方向を燃焼
炎の方向と平行にしているので、燃焼炎を撹乱すること
なく、層流火炎が形成され、きわめて安定した静かな燃
焼が可能となる。
炎の方向と平行にしているので、燃焼炎を撹乱すること
なく、層流火炎が形成され、きわめて安定した静かな燃
焼が可能となる。
‘3} ヘッドボディを、パイプや板の接合によって構
成するのと異なり、金属で一体成型しているので、結合
部からこ次空気が漏れるといったおそれもなく、加工が
容易でコスト安に実施でき、信頼性の高いものとなる。
成するのと異なり、金属で一体成型しているので、結合
部からこ次空気が漏れるといったおそれもなく、加工が
容易でコスト安に実施でき、信頼性の高いものとなる。
‘4} さらに二次空気がヘッドボディ中の二次空気通
路を通る際にヘッドボディを冷却するので、バーナヘッ
ドの温度上昇に起因する混合ガス流の燃焼速度と噴出速
度とのバランスのくずれによる逆火現象の頻度も少なく
なる。
路を通る際にヘッドボディを冷却するので、バーナヘッ
ドの温度上昇に起因する混合ガス流の燃焼速度と噴出速
度とのバランスのくずれによる逆火現象の頻度も少なく
なる。
第1図は本発明の一実施例における燃焼装置の縦断面図
、第2図はその気化筒の一部を切欠いて示した斜視図、
第3図はバーナヘッドの分解斜視図、第4図は同断面図
、第5図は同後面図、第6図は同前面図、第7図は燃焼
中を示す特性図である。 2・・・・・・バーナケース、3・・・・・・燃焼筒、
5・・…・モータ軸、8・・・・・・ターボファン、1
0・・・・・・起風室、11・・…・仕切板、12・・
・・・・一次空気入口、13・・・・・・二次空気入口
、14・・・・・・分流室、15・・・・・・気化筒、
16……シーズヒータ、17……気化室、18・・・・
・・二次空気室、19・・・・・・コーン、20・・・
・・・振り切り板、21・・・・・・損浮羽根、22・
・・・・・液体燃料供総合パイプ、23……バーナヘツ
ド、24……ヘッドボディ、25・・・・・・均圧板、
26・・・・・・多孔状炎孔板、27・・・・・・押え
板、28・・・・・・整流板、34・・・・・・貫通関
口、35・・・・・・二次空気噴出口、36,27・・
・・・・二次空気通路、39・・・・・・空気溜り部、
41・・・・・・大きい貫通孔、42・・・・・・小さ
い貫通孔、46・・・・・・炎口、38…・・・中央関
口。 第2図第3図 第4図 第5図 図 船 図 隣 第7図
、第2図はその気化筒の一部を切欠いて示した斜視図、
第3図はバーナヘッドの分解斜視図、第4図は同断面図
、第5図は同後面図、第6図は同前面図、第7図は燃焼
中を示す特性図である。 2・・・・・・バーナケース、3・・・・・・燃焼筒、
5・・…・モータ軸、8・・・・・・ターボファン、1
0・・・・・・起風室、11・・…・仕切板、12・・
・・・・一次空気入口、13・・・・・・二次空気入口
、14・・・・・・分流室、15・・・・・・気化筒、
16……シーズヒータ、17……気化室、18・・・・
・・二次空気室、19・・・・・・コーン、20・・・
・・・振り切り板、21・・・・・・損浮羽根、22・
・・・・・液体燃料供総合パイプ、23……バーナヘツ
ド、24……ヘッドボディ、25・・・・・・均圧板、
26・・・・・・多孔状炎孔板、27・・・・・・押え
板、28・・・・・・整流板、34・・・・・・貫通関
口、35・・・・・・二次空気噴出口、36,27・・
・・・・二次空気通路、39・・・・・・空気溜り部、
41・・・・・・大きい貫通孔、42・・・・・・小さ
い貫通孔、46・・・・・・炎口、38…・・・中央関
口。 第2図第3図 第4図 第5図 図 船 図 隣 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 燃料と一次空気との混合ガス流を燃焼させるバーナ
ヘツドを備え、バーナヘツドの主要部となるヘツドボデ
イは、外輪部、中央ボス部、外輪部と中央ボス部との間
を連結する複数のアーム部からなり、全体を金属で一体
成型しており、外輪部と中央ボス部との間の空間を混合
ガス流が通過する貫通開口とし、二次空気通路を外輪体
外周から一つないしは全てのアーム部中を通して設け、
中央ボス部において二次空気噴出口を混合ガス流の流れ
と平行な方向に向けて開口させ、このヘツドボデイの流
出側面に火炎を形成するための部材を配設したことを特
徴とする燃焼装置。 2 火炎を形成するための部材は、ヘツドボデイの側か
ら、貫通孔を有する均圧板、金網などの多孔炎口板、炎
口を有する押え板を重ね合せたものである特許請求の範
囲第1項記載の燃焼装置。 3 一次空気および二次空気を供給する送風機と、液体
燃料を気化する気化筒と、前記一次空気と、気化筒で気
化した気化燃料とを混合して混合ガスを形成する気化室
とを有する特許請求の範囲第1項または第2項記載の燃
焼装置。 4 液体燃料を回転中の回転体中に供給して回転遠心力
により送風機からの一次空気中に飛散霧化させるロータ
リ式霧化機構と、回転体の外周へ飛散された霧化燃料を
加熱気化するヒータ付き気化筒とを備え、この気化筒内
に生成された気化燃料と一次空気との混合ガス流をバー
ナヘツドに導く特許請求の範囲第3項に記載の燃料装置
。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7886078A JPS6023245B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | 燃焼装置 |
CA330,493A CA1133821A (en) | 1978-06-28 | 1979-06-25 | Combustion apparatus |
AU48383/79A AU518138B2 (en) | 1978-06-28 | 1979-06-26 | Combustion apparatus |
FR7916358A FR2429965B1 (fr) | 1978-06-28 | 1979-06-26 | Appareil de combustion d'un melange d'air et de combustible |
IT49554/79A IT1120454B (it) | 1978-06-28 | 1979-06-27 | Perfezionamento negli apparecchi di combustione di miscele aria-combustibile |
CH600179A CH631004A5 (fr) | 1978-06-28 | 1979-06-27 | Appareil de combustion d'un melange d'air et de combustible. |
US06/052,984 US4265614A (en) | 1978-06-28 | 1979-06-28 | Combustion apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7886078A JPS6023245B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | 燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS556166A JPS556166A (en) | 1980-01-17 |
JPS6023245B2 true JPS6023245B2 (ja) | 1985-06-06 |
Family
ID=13673573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7886078A Expired JPS6023245B2 (ja) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023245B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57190936U (ja) * | 1981-05-30 | 1982-12-03 | ||
JPS6093903U (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-26 | ワシノ工機株式会社 | 被加工物の寸法比較判定装置 |
-
1978
- 1978-06-28 JP JP7886078A patent/JPS6023245B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS556166A (en) | 1980-01-17 |
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