JPS60211128A - ねじり振動ダンパ - Google Patents

ねじり振動ダンパ

Info

Publication number
JPS60211128A
JPS60211128A JP60037807A JP3780785A JPS60211128A JP S60211128 A JPS60211128 A JP S60211128A JP 60037807 A JP60037807 A JP 60037807A JP 3780785 A JP3780785 A JP 3780785A JP S60211128 A JPS60211128 A JP S60211128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
spring
torque
characteristic curve
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60037807A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0751972B2 (ja
Inventor
ハラルド・ラープ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF Friedrichshafen AG
Original Assignee
Fichtel and Sachs AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6229276&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS60211128(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Fichtel and Sachs AG filed Critical Fichtel and Sachs AG
Publication of JPS60211128A publication Critical patent/JPS60211128A/ja
Publication of JPH0751972B2 publication Critical patent/JPH0751972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/123Wound springs
    • F16F15/1238Wound springs with pre-damper, i.e. additional set of springs between flange of main damper and hub

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特に自動車のクラッチディスクのだめのねじり
振動ダンパであって、互いに異なるばね特性曲線を備え
た少なくとも2つのばね機構が設けられておシ、勾配の
緩いばね特性曲線を備えたばね機構から、勾配の急なば
ね特性曲線を備えたばね機構への遷移時に、勾配の緩い
ばね特性曲線を備えたばね機構がストッパによって架橋
され、かつ、勾配の急なばね特性曲線を備えたばね機構
の少なくとも若干のばねが予負荷状態で取付けられてい
る形式のものに関する。
従来の技術 西独国特許第1,801,969号明細書によれば、2
部分から成る歯付きハブを設け、両方の歯を周方向の遊
びを以って互いに噛合わせた形式のねじシ振動ダンパが
公知である。緩勾配の特性を有するばねが歯の両方の部
分間に配置されている。急勾配の特性曲線を有する別の
ばねが1組設けられておシ、このばねは両歯間の遊びが
無くなったときに作用する。この場合、急勾配の特性を
有するばね機構を配置するのが普通である。このばねは
周方向に並べて予負荷状態で対応部品の窓内に挿入され
、チャタリングノイズへびこのポイントにおける摩耗を
回避する。急勾配の特性を有するばね機構が作動すると
、ばねの予負荷が特性曲線上において不安定点へ移り、
これによってこの領域の遷移中にノイズをも誘発する。
本発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は公知ねじシ振動ダンパを改良して2組の
ばね間の遷移によって生じるチャタリングノイズをでき
るだけ低費用で排除することにある。
問題点を解決した本発明の手段 上記課題を解決した本発明の要旨は勾配の緩いばね特性
曲線を備えたばね機構の当接トルクが、勾配の急なばね
特性曲線を備えたばね機構の予負荷伝達トルクに等しい
が又はこれよシ大きいことにある。
本発明の作用 本発明に基づくねじり振動ダンパ、特に自動車のクラッ
チディスクのだめのねじり振動ダンパは、互いに異なる
ばね特性を備えた少なくとも2つのばね機構を有する。
勾配の緩いばね特性を備えたばね機構から勾配の急なば
ね特性を備えたばね機構へ遷移するときに、勾配の緩い
ばね特性を備えだ方のばね機構がストッパによって架橋
される。勾配の急なばね特性を有するばね機構のうち少
なくとも若干のばねが予負荷の下で取付けられる。勾配
の緩いばね特性を備えたばね機構がストッパに当接する
ことによって生じるトルク(以下当接トルクという)は
、勾配の急なばね特性を備えたばね機構の予負荷トルク
(要するに無負荷状態で、予負荷されたばね機構によっ
て生じるトルク)に等しいか又はそれより大きく設計さ
れる。勾配の緩いばね特性を備えたばね機構の前述の当
接トルクを前述の予負荷トルクに等しくするか又はこれ
より大きくすることによって、前述した不安定を完全に
排除することができる。この場合、異なるばね特性を有
する両方のばね機構はその混合域(両方のばね機構が同
時に作用する区域)においてシリーズに作用し、この混
合域内においては、勾配の緩いばね特性曲線を備えた区
域に比して若干勾配の緩いばね特性曲線が得られる。
さらに、勾配の緩いばね特性を備えたばね機構のばね特
性の範囲が著しく拡大される。従って、付加的な費用な
しに不安定が完全に回避される。
本発明の1実施態様によれば、勾配の急なばね特性曲線
を備えたばね機構が、並列に作動する摩擦装置を備えて
おり、勾配の緩いばね特性曲線を備えたばね機構の当接
トルクが、前記予負荷伝達トルクと、勾配の急なばね特
性曲線を備えたばね機構の摩擦トルクとの和に等しいか
又はこれより太きい。この場合、摩擦トルクが、勾配の
急なはね特性曲線にオーバラップし、同様に、勾配の緩
いばね特性を備えたばね機構にりいて規定した当接トル
クの適度な増大が可能であり、これによって不安定が回
避される。
2部分から成るハブを備え、両ハブ部分間に周方向の噛
合い遊びを有するクラッチディスクにおいては、両歯間
の遊びによってアイドリング時の回転角が規定されるが
、本発明によれば互いに異なる2組のばねが相次いで作
用するようにアイドリング機構のだめのばね機構を形成
し、これによって、折れ曲がったばね特性をアイドリン
グ範囲で得る方がよい。この場合、アイドリング機構の
第2の範囲でのみ、予負荷トルクと、負荷された機構の
摩擦トルクとの和に等しいか又はそれより大きい当接ト
ルクが得られるようにする。
本発明の1実施態様では、 (イ)第1のロータ、第2のロータ及び第3のロータが
共通の回転軸線を中心に互いに相対回動可能に配置され
ており、第1のロータが第2のロータに関して零負荷相
対角位置を有しており、第2のロータが第6のロータに
関して零負荷相対角位置を有しており、 (ロ)第1のロータ及び第2のロータに、互いに協働す
る当接部材が設けられており、この当接部材が、第1の
ロータ及び第2のロータの、当接によって規定される相
対角位置を当接状態で規定し、 (ハ)第1の負荷伝達ばね部材が第1のロータと第2の
ロータとの間に配置されており、に)第2の負荷伝達ば
ね部材が第2のロータと第60ロータとの間に配置され
ておシ、(ホ)前記第2のロータと第6のロータとの前
記零負荷相対角位置で予負荷伝達トルクを供給するよう
に第2の負荷伝達ばね部材が予負荷されており、 (へ)第1及び第6のロータに加えられる周方向の負荷
によって、前記当接によって規定される相対角位置に到
達する第1及び第2のロータに応答して、増大する伝達
トルクを第1の負荷伝達ばね部材が供給し、 (ト)第1のロータ及び第6のロータに加えられる周方
向の負荷によって、零負荷相対角位置を越えて互いに回
転する第2及び第3のロータに応答して、予負荷伝達ト
ルクを越えて増大する伝達トルクを第2の負荷伝達ばね
部材が供給し、 (ト)各ロータの回転角運動当りの伝達トルクの増大が
、第2の負荷伝達ばね部材のだめよシも第1の負荷伝達
ばね部材のために小さく、(l刀 前記当接部材が当接
状態に入るとき又は入る前に、第1の負荷伝達ばね部材
が前記予負荷伝達トルクに等しくなる。
本発明の別の実施態様では、第2のロータ及び第6のロ
ータに、協働する摩擦緩衝部材が配置されており、この
摩擦緩衝部材が、第2のロータ及び第6のロータの相対
角運動に逆らって作用する摩擦トルクを供給し、かつ、
前記当接部材が互いに当接状態に入るとき又は入る前に
、第1の負荷伝達ばね部材によって供給される伝達部材
が前記予負荷伝達トルクと前記摩擦トルクとの和に等し
くなる。
本発明のさらに別の実施態様によれば、第1の負荷伝達
ばね部材が少なくとも2つのばねユニットを備えており
、そのばねユニットの1つが、第1のロータと第2のロ
ータとの相対的な角運動の区分内でだけ負荷され、この
区分が、前記零負荷相対角位置から、第1のロータと第
2のロータとの、当接によって規定された相対位置へ向
かって角度的に隔たっている。
本発明のさらに別の実施態様によれば、第1のロータが
クラッチディスクユニットのプライマリハブから成り、
第2のロータが前記クラッチディスクユニットのセコン
ダリノ・プから成り、第6のロータが前記クラッチディ
スクユニットの摩擦ライニング支持体から成り、前記当
接部材が前記ゾライマリノ・プ及びセコンダリノ・ゾの
歯によって形成されており、この歯がプライマリハブと
セコンダリ・・プとの周方向の遊びを許容する。
実施例 次に図示の実施例につき本発明の構成、効果及びその特
別な目的を詳しく説明する。
第1図は従来公知のねじり振動ダンパのばね特性曲線の
代表例を示し、図中符号αは入力部材(第1のロータ)
と出力部材(第6のロータ)との相対運動の角度、符号
Mdはこの角運動中に伝達されるべき負荷によって得ら
れるトルクを表わす。このようなねじり振動ダンパは第
7図に示すようなりラッチディスクに取付けられる。符
号C工はアイドリング機構の勾配の緩いばね特性曲線を
表わし、この特性曲線は通常座標系の零点を通る。この
特性曲線ではアイドリングばね機構の最大回転角はねじ
り振動ダンパの適当なストッパによって予め回転角α0
に規定される。次いで勾配の急なばね特性C2を備えた
ばね機構が作用する。このばね機構のばねは適当な窓内
に周方向の遊びなしに予負荷状態で保持される。この予
負荷によって予負荷伝達トルクMvが生じる。この予負
荷伝達トルクMvは、勾配の緩いばね特性曲線C1を備
えたばね機構の当接トルクMAに比して大きい。ここに
当接トルクというのは、ストッパが互いに係合したとき
に、勾配の緩いばね特性を備えたばね機構によって生じ
る伝達トルクをいう。第1図から判るように、回転角α
。の終シでトルクMvとMAとの間に段差M、r−MA
が生じ、当接ノイズが生じる。
第2図には本発明に基づくばね特性が示されている。ば
ね特性曲線C1が零点を通っている。
勾配の急なばね特性曲線C2が予負荷伝達トルクMvの
ところから作用する。回転角α7の後に、ばね特性曲線
C□を備えたばね機構の伝達トルクがMvに達し、これ
によって、この回転角以降のトルクでは両方のばね機構
が作用する。
従ってこの混合域では、勾配の緩いばね特性曲線C0に
比して若干緩い勾配のばね特性曲線c3が生じる。これ
によって、勾配の緩いばね特性曲線C□を備えたばね機
構の無負荷状態である零点と、当接によって規定された
角位置との間の所定の回転角α。が、ばね特性曲線C2
を備えたばね機構の付加的な角運動量Δαだけ増大する
。回転角α0+Δαの後にはじめてストッパが互いに係
合し、これ以降は勾配の急なばね特性曲線C2を備えた
ばね機構だけが継続して作用する。
第1図に示すばね特性曲線に比して、本発明に基づくば
ね特性曲線は負荷増大につれてなめらかな遷移を示す。
勾配の急なばね特性曲線が摩擦装置の効果とオーバラッ
プするときは条件が複雑となる。しかし、このようなこ
とは実際にしばしば生じる。その1例を第6図に示す。
ばね特性曲線上の6つの点、すなわちa、s、台は、第
4図、第5図、第6図に示す作用状態をばね特性曲線上
にプロットしたものである。第4図、第5図、第6図に
示すばね14は第3図に示す勾配の緩′いばね特性曲線
C1を備え、ばね6は勾配の急なばね特性曲線C2を備
える。ハブ7(プライマリハブ−第7図参照)はハブデ
ィスク8(セコンダリハゾ)と協働する形状を備えてい
る。
ハシ7とハブディスク8との回転角の遊びはα0である
。ばね機構のばね6がハブディスク8と鷹カバープレー
)4.5(ライナ支持体−第7図参照)との間に配置さ
れている。ばね6はブラケット17によって予負荷伝達
トルクMvのところで保持されている。ハブ7及びカパ
ープレート4,5のところの2つの矢印はクラッチディ
スク内のトルクの負荷及び伝達トルクを表わす。ハブデ
ィスク8とカバープレート4.5との間に摩擦装置10
が配置されている。
ばね特性曲線C1上のばね14によって伝達される伝達
トルクが、摩擦装置10の摩擦トルク尭によって増加し
たばね6の予負荷伝達トルクMVを越えないうちは、ば
ね14だけが作用する。ちなみに、ばね6は圧縮コイル
ばねから成るのがよい。MV+MRの和の増大につれて
、ばね特性はばね特性曲線C3を備えた混合域へ遷移す
る。とのばね特性曲線C3はばね特性曲線C□に比して
緩い勾配を有し、この範囲内ではハブディスク8がブラ
ケット17から離れる。第6図に示す点5は、第5図に
示す状態を表わす。この状態では、ばね特性曲線C□を
備えたばね機構はストッパの当接によるロック状態にな
く、他面において、ばね6はすでに負荷を受けており、
摩擦装置10はすでに作動していA−ばね特性曲線C3
の領域で、ハブ7とハシディスク8との間の遊びの分だ
け回転角αが進む。第6図に示すようなハブ7とハブデ
ィスク8との実際の当接は、当接トルクMAが到達され
たときにだけ生じる。この当接トルクMA以降は、要す
るに回転角α0+Δαを越えてからは、勾配の急なばね
特性曲線C2を備えたばね機構だけが作用する。この範
囲では摩擦装置10も作動するが、その場合の特性曲線
が第6図においてばね特性曲線の上方及び下方に描かれ
た平行線として書かれている。上方の線はトルク及び回
転角の増大で生じ、下方の線はトルク及ン び回転角の減少で生じる。第6図に対応する点6はこの
2本の線上に位置する。トルク増大中には、特性曲線は
原理的には第2図に示す特性曲線と同様である。トルク
減少時にはこの特性曲線は生じない。トルクの減少時の
特性曲線はC2範囲の下方の線によって表わされる。こ
の場合には回転角αVRよとαVR2との間に大きな混
合域が生じる。なぜならば、大きな回転角αから小さな
回転角αへの戻シにおいては摩擦トルクMRがばね6の
予負荷伝達トルクに抗って作用するからである。このよ
うに、回転角αの増大中は混合域が回転角avv’で始
まり、回転角αの減少時には混合域は回転角αVR2で
終る。
第6図に示すような緩やかなトルクの増大並びに緩やか
なトルクの減少によって、トルク−回転角の特性曲線が
著しくなめらかとなる。これによって当接ノイズが回避
されると共に、ねじシ振動の誘因が抑制される。
次に、第7図及び第8図について完全な特性曲線を有す
る1実施例を説明する。第7図はクラッチディスク1を
示し、これはねじり振動ダンパ2を備える。摩擦ライニ
ングから成るクラッチフェーシング3はカバープレート
4として形成された摩擦ライニング支持体に固定的に結
合されている。摩擦パッド支持体として形成された別の
カバープレート5はリベット15によってカバープレー
ト4に相対回動不能に結合されている。両カバープレー
ト4,5間にハブディスク8が位置しており、これはそ
の歯9でハブ7と噛合っており、この噛合いには回転角
α。に相当する遊びがある。ハブディスク8とカバープ
レート4,5との間にばね6が配置されている。同様に
、摩擦装置10がばね6と協働している。ねじり振動ダ
ンパ2はさらにアイドリング範囲のためのばね機構14
.16を有している。このばね機構のばねは2つのカバ
ープレー)11.12間に収容されており、カバープレ
ー)11.12はハブ7に対して回動不能に固定されて
いる。ハブディスク13はハブディスク8に対して回動
不能に固定されている。要するに、アイドリング機構は
相次いで作用する異なるばね14,16から成る。この
結果、第8図に示すばね特性曲線が生じる。第8図はト
ラクション側とスラスト側とを示し、トラクション側で
は摩擦トルクの効果も加味されておシ、スラスト側では
ばね特性曲線だけが示されている。アイドリング機構が
2段階的に形成されていることによって、回転角範囲α
、・内にばね特性曲線C工・が生じる。この回転角範囲
α1・に続いて、アイドリング機構のすべてのばねが作
用し、これによって勾配の急なばね特性曲線C1が生じ
る。勾配の急なとのばね特性曲線C□は、ばね機構14
.16によって生じる伝達トルクがMV+MRの和に等
しくなるまで有効である。伝達トルクMv + MRの
和を越えると、勾配の急なばね特性曲線C3を備えたば
ね機構が作動する。その結果、混合域においてばね特性
曲線C3が生じる。回転角α。+Δα又はα、・十α1
・の後に、ハブ7及びハブディスク8は歯9によって互
いにロックされる。負荷トルクが減少すると、第8図の
左側に示した下方の線で示す特性曲線が生じ、これは第
6図に示す2MRだけ上方の特性曲線に対してずれてい
る。スラスト側でも同じふるまいが可能であるが、しか
し不要でちる。
本発明の効果 本発明によれば、歯間の遊びを増大させることなく、回
転角の有効な進みがΔαだけ増大する。このことはハブ
ディスク内の狭い構造にかんがみて極めて大きな利点で
ある。
本発明は図示の実施例に限定されない。
特許請求の範囲中の符号は理解の助けのだめの目的での
み記載されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知のばね特性曲線を示す図、第2図は本
発明に基づいて得られるばね特性曲線を示す図、第6図
は摩擦装置を考慮したときの、本発明に基づくばね特性
曲線を示す図、第4図、第5図及び第6図は第6図に示
すばね特性曲線を得るためのばね機構の6つの作動状態
を示す図、第7図は本発明の1実施例に基づくねじシ振
動ダンパの縦断面図及び第8図は第7図に示すねじり振
動ダンパのばね特性曲線を示す図である。 1・・・クラッチ、2・・・ねじシ振動ダンパ、3・・
・クラッチフェーシング、4,5・・・カバープレート
、6・・・ばね、7・・・ハブ、8・・・ハブディスク
、9・・・歯、10・・摩擦装置、11. 12・・・
カバープレート、13・・・ハブディスク、14.16
・・・ばね機構 Fig、 2 Fig、3 98 Lルり

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 特に自動車のクラッチディスクのためのねじシ振
    動ダンパであって、互いに異なるばね特性曲線(CI’
    + C2)を備えた少なくとも2つのばね機構(14,
    16)が設けられており、勾配の緩いばね特性曲線(C
    1)を備えたばね機構(14)から、勾配の急なばね特
    性曲線(C2)を備えたばね機構(6)への遷移時に、
    勾配の緩いばね特性曲線(Cよ)を備えたばね機構(1
    4)がストッパによって架橋され、かつ、勾配の急なば
    ね特性曲線(C2)を備えたばね機構(14)の少なく
    とも若干のばねが予負荷状態で取付けられている形式の
    ものにおいて、勾配の緩いばね特性曲線(C1)を備え
    たばね機構(14)の当接トルク(MA)が、勾配の急
    なばね特性曲線(C2)を備えたばね機構(6)の予負
    荷伝達トルク(Mv)に等しいか又はこれより大きいこ
    とを特徴とするねじり振動ダンパ。 2、勾配の急なばね特性曲線(C2)を備えたばね機構
    (6)が、並列に作動する摩擦装置(10)を備えてお
    り、勾配の緩いばね特性曲線(Cよ)を備えたばね機構
    (14)の当接トルク(MA)が、前記予負荷伝達トル
    ク(Mv)と、勾配の急なばね特性曲線(C2)を備え
    たばね機構(6)の摩擦トルク(MR)との和(Mv’
    R)に等しいか又はこれより大きい特許請求の範囲第1
    項記載のねじり振動ダンパ。 3、 2Itl(’7. 8)から成るノ・ブが設けら
    れており、この2つの部分(7,8)が歯(9)によっ
    て周方向の遊びを以って互いに噛合っており、勾配の緩
    いばね特性曲線(C工)を備えたアイドリング機構のば
    ね機構(14,16)が前記画部分(7,8)間に作用
    しており、歯(9)の噛合いの遊びが架橋された後に、
    勾配の急なばね特性曲線を備えた負荷された機構(6)
    が作用し、かつ、前記アイドリング機構が複数のばね(
    14,16)から成シ、このばねのうち少なくとも1つ
    が第1の回転角(α、・)の後に付加的に作動し、かつ
    、第2の回転角(α□・)後のアイドリング機構の当接
    トルク(MA)が、前記予負荷伝達トルク(Mv)と、
    負荷されている機構の摩擦装置(10)の摩擦トルク(
    MR)との和(MvR)に等しいか又はこれよシ大きい
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載のねじ9振動ダン
    パ。 4、(イ) 第1のロータ(7)、第2のロータ(8)
    及び第3のロータ(4)が共通の回転軸線を中心に互い
    に相対回動可能に配置されており、第1のロータ(1)
    が第2のロータ(8)に関して零負荷相対角位置を有し
    ており、第2のロータ(8)が第3のロータ(4)に関
    して零負荷相対角位置を有しており、 (ロ)第1のロータ(7)及び第2のロータ(8)に、
    互いに協働する当接部材(9)が設けられておシ、との
    当接部材(9)が、第1のロータ(7)及び第20ロー
    タ(8)の、当接によって規定される相対角位置を当接
    状態で規定し、 (ハ)第1の負荷伝達ばね部材(14)が第1のロータ
    (7)と第20ロータ(8)との間に配置されており、 に)第2の負荷伝達ばね部材(6)が第2のロータ(8
    )と第6のロータ(4)との間に配置されておシ、 (ホ)前記第2のロータ(8)と第6のロータ(4)と
    の前記零負荷相対角位置で予負荷伝達トルク(My)を
    供給するように第2の負荷伝達ばね部材(6)が予負荷
    されておシ、 (へ)第1及び第6のロータ(7,’ 4 )に加えら
    れる周方向の負荷によって、前記当接によって規定され
    る相対角位置に到達する第1及び第2のロータ(7,8
    ,)に応答して、増大する伝達トルクを第1の負荷伝達
    ばね部材(16)が供給し、 (ト)第1のロータ(γ)及び第6のロータ(4)に加
    えられる周方向の負荷によって、零負荷相対角位置を越
    えて互いに回転する第2及び第6のロータ(8,4)に
    応答して、予負荷伝達トルク(Mv)を越えて増大する
    伝達トルクを第2の負荷伝達ばね部材(6)が供給し、 (イ)各ロータ(7,8,4)の回転角運動(α)当り
    の伝達トルク(Md)の増大が、第2の負荷伝達ばね部
    材(6)のためよりも第1の負荷伝達ばね部材(14)
    のだめに小さく、 (男 前記当接部材(9)が当接状態に入るとき又は入
    る前に、第1の負荷伝達ばね部材(14)が前記予負荷
    伝達トルク(Mv)に等しくなる特許請求の範囲第1項
    記載のねじり振動ダンパを使用した振動緩衝式負荷伝達
    ロータ機構。 5、第2のロータ(8)及び第6のロータ(4)に、協
    働する摩擦緩衝部材(10)が配置されておシ、こ、の
    摩擦緩衝部材(10)が、第2のロータ(8)及び第6
    のロータ(4)の相対角運動に逆らって作用する摩擦ト
    ルク(MR)を供給し、かつ、前記当接部材(9)が互
    いに当接状態に入るとき又は入る前に、第1の負荷伝達
    はね部材(14)によって供給される伝達部材が前記予
    負荷伝達トルク(Mv)と前記摩擦トルク(MR)との
    和に等しくなる特許請求の範囲第4項記載のロータ機構
    。 5、第1の負荷伝達ばね部材(14,16)が少なくと
    も2つのばねユニツ)(14,16)を備えておシ、そ
    のばねユニットの1つ(16)が、第1のロータ(7)
    と第2のロータ(8)との相対的な角運動の区分(αl
    ・)内でだけ負荷され、この区分(α、・)が、前記零
    負荷相対角位置から、第1のロータ(7)と第2のロー
    タ(8)との、当接によって規定された相対位置へ向か
    って角度的に隔たっている特許請求の範囲第4項又は第
    5項記載のロータ機構。 Z 第1のロータ(7)がクラッチディスクユニットの
    プライマリハブ(7)から成り、第2のロータ(8)が
    前記クラッチディスクユニットのセコンダリハゾ(8)
    から成り、第6のロータ(4)が前記クラッチディスク
    ユニットの摩擦ライニング支持体(4)から成り、前記
    当接部材(9)が前記プライマリハブ(7)及びセコン
    ダリハプ(8)の歯(9)によって形成されておシ、こ
    の歯(9)がプライマリハブ(7)とセコンダリハプ(
    8)との周方向の遊びを許容する特許請求の範囲第4項
    記載のロータ機構。
JP60037807A 1984-03-01 1985-02-28 ねじり振動ダンパ Expired - Lifetime JPH0751972B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19843407524 DE3407524A1 (de) 1984-03-01 1984-03-01 Torsionsschwingungsdaempfer mit weichem uebergang zwischen zwei federsystemen
DE3407524.0 1984-03-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60211128A true JPS60211128A (ja) 1985-10-23
JPH0751972B2 JPH0751972B2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=6229276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60037807A Expired - Lifetime JPH0751972B2 (ja) 1984-03-01 1985-02-28 ねじり振動ダンパ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4645054A (ja)
JP (1) JPH0751972B2 (ja)
BR (1) BR8500875A (ja)
DE (1) DE3407524A1 (ja)
FR (1) FR2560653B1 (ja)
GB (1) GB2155148B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436739U (ja) * 1987-08-31 1989-03-06
JP2001103724A (ja) * 1999-09-15 2001-04-13 Schneider Electric Ind Sa 電磁アクチュエータ

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3427246A1 (de) * 1984-07-24 1986-01-30 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Leerlaufschwingungsdaempfer mit abgestufter federkennlinie
DE3768062D1 (de) * 1986-09-05 1991-03-28 Toyota Motor Co Ltd Schwungrad mit einem drehmomentschwingungsdaempfer.
US5269199A (en) * 1988-04-01 1993-12-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Torional damper type flywheel device
US5156067A (en) * 1988-04-01 1992-10-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Torsional damper type flywheel device
DE19613574C2 (de) * 1996-04-04 2003-08-21 Zf Sachs Ag Drehschwingungsdämpfer
US6409605B1 (en) * 1997-02-14 2002-06-25 Valeo Hub for preliminary shock absorber in particular for motor vehicle, and torque damping device comprising same
GB2341901B (en) * 1998-07-17 2003-05-28 Mannesmann Sachs Ag Clutch disc assembly for a motor vehicle friction clutch
US6035993A (en) * 1999-02-26 2000-03-14 Eaton Corporation Friction clutch with pre-damper
JP5164731B2 (ja) * 2008-08-08 2013-03-21 日本発條株式会社 ダンパスプリング装置、フライホイール、クラッチディスク、ロックアップ機構用クラッチディスク
DE102009027577A1 (de) * 2008-08-22 2010-02-25 Zf Friedrichshafen Ag Kupplungsscheibe
US9944144B2 (en) 2010-02-23 2018-04-17 Renton Coil Spring Company Spring and damper systems for attenuating the transmission of energy
US9689451B2 (en) 2010-02-23 2017-06-27 Renton Coil Spring Co. Tension spring mount
US9541138B2 (en) 2012-12-20 2017-01-10 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Clutch device
JP6767937B2 (ja) * 2017-06-30 2020-10-14 株式会社エクセディ ダンパ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157826A (en) * 1981-02-25 1982-09-29 Valeo Torsion damping device for frictional clutch plate assembly of automobile

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1530543A1 (de) * 1965-02-26 1970-02-26 Daimler Benz Ag Insbesondere zwischen Reibscheibe und deren Nabenteil von Kraftfahrzeugkupplungen angeordnetes drehelastisches Element
DE1680669A1 (de) * 1965-11-20 1970-07-09 Fichtel & Sachs Ag Kupplungsscheibe mit Schwingungsdaempfer
DE1575811A1 (de) * 1966-07-06 1969-11-27 Daimler Benz Ag Drehelastisches Element
DE1801969A1 (de) * 1968-10-09 1970-11-26 Fichtel & Sachs Ag Kupplungsscheibe mit Schwingungsdaempfer
JPS6145375Y2 (ja) * 1981-02-19 1986-12-20
US4422535A (en) * 1981-05-20 1983-12-27 Ford Motor Company Compound damper assembly for an automatic transmission
US4471863A (en) * 1981-08-28 1984-09-18 Borg-Warner Corporation Multi-stage torsional damping device
DE3136600A1 (de) * 1981-09-15 1983-03-31 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Kupplungsscheibe
US4560054A (en) * 1981-10-29 1985-12-24 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Clutch disc structure
JPS5877924A (ja) * 1981-10-30 1983-05-11 Daikin Mfg Co Ltd 振動ダンパ組立体
DE3218192A1 (de) * 1982-05-14 1983-11-17 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Torsionsschwingungsdaempfer, insbesondere fuer drehmomentwandler
FR2526906B1 (fr) * 1982-05-14 1986-06-27 Valeo Dispositif amortisseur de torsion, notamment friction d'embrayage pour vehicule automobile

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157826A (en) * 1981-02-25 1982-09-29 Valeo Torsion damping device for frictional clutch plate assembly of automobile

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6436739U (ja) * 1987-08-31 1989-03-06
JPH0620915Y2 (ja) * 1987-08-31 1994-06-01 トヨタ自動車株式会社 ト−ショナルダンパ付フライホイ−ル
JP2001103724A (ja) * 1999-09-15 2001-04-13 Schneider Electric Ind Sa 電磁アクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
GB8503737D0 (en) 1985-03-20
DE3407524C2 (ja) 1988-01-28
US4645054A (en) 1987-02-24
GB2155148B (en) 1987-10-14
DE3407524A1 (de) 1985-09-05
GB2155148A (en) 1985-09-18
JPH0751972B2 (ja) 1995-06-05
BR8500875A (pt) 1985-10-15
FR2560653B1 (fr) 1991-07-12
FR2560653A1 (fr) 1985-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60211128A (ja) ねじり振動ダンパ
JP2575638B2 (ja) クラツチデイスク
US4018320A (en) Clutch disk for motor vehicle main clutches
US4560054A (en) Clutch disc structure
US7229357B2 (en) Flywheel assembly
JPH10503578A (ja) 二質量フライホイール
US4950205A (en) Flywheel with a torsional damper
US4850932A (en) Device for absorbing variation in torque
US4669593A (en) Clutch disc for a motor vehicle friction clutch
US3811545A (en) Clutch disc with friction and resilient dampers
JPS59166724A (ja) 摩擦クラツチ従動プレ−ト
JPH0444138B2 (ja)
US4950204A (en) Flywheel with a torsional damper
JPS58207531A (ja) ねじりダンパ−装置
JPS6162624A (ja) 回転振動緩衝器
US6488139B1 (en) Damper mechanism
JPS63289328A (ja) 車両のパワートレーン内に設けた構成部材
US6857514B2 (en) Damper mechanism
US4606450A (en) Friction clutch driven plate
JPH0332832Y2 (ja)
US5909790A (en) Clutch plate with friction disk supported by idle spring and hub
JP2000205295A (ja) ダンパ―ディスク組立体
JPS58124829A (ja) 摩擦クラツチ用被動プレ−ト
WO2021217515A1 (zh) 车辆用减振器及车辆
JPS6244172Y2 (ja)