JPS6020962B2 - 四輪トラクタ用フロントデイスクモア - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 すなわち、四輪トラクタの前部に設けられた装着枠に装
着され、エンジンのフロントＰＴＯ鞠より伝動される駆
動力により、穣設された偶数個のＺディスクが駆動され
るディスクモアであって、上記ディスクモアはその中心
を四輪トラクタの機体の中心線上に位置せしめて取り付
けられ、上記ディスクは機体の中心に対して左右の各デ
ィスク群が各々中心方向に回転するよう設層され、かつ
両端のディスクにコーンが設けられたことを特徴とし、
四輪トラクタの腹部内に刈取った牧草を円滑に且つ一様
な畦状に案内して乗用四輪トラクタのフロント全面刈り
を可能にした点にある。

以下本発明を実施した図面に基づいて構成を説明する。

１は従来の乗用四輪トラクタで前部にエンジン２を搭載
し、後部に−母史作業機の取付装置を有してなる。１６
はフロントのＰＴＯ軸で基部は上部のラジェターフアソ
３を兼用駆動していて、先端部には電磁クラッチ４を装
備している。

１７は支持台枠でエンジン２の両側下端部に固着され〜
その前方に延設した部分には装着枠５を連結している。

装着枠５は両側フレーム下端にロァリンク１３の基部を
固着し、中間部には基部を装着枠５の底部に固着した油
圧装置１４と連動した昇降ア−ム７を装備し、昇降アー
ム７の先端は前記したロアリンク１３を吊持して機成す
。１９は主変速ケースで後方に入力鞠１８を有し両側肇
に中空ケース２０を連結し、中空ケースの両端には２１
のサイド変速ケースを配設してなる。

主変速ケース１９、及びサイド変速ケース２１にはべベ
ルギャを内蔵し、入力鞠１８より入力を受けて主軸２９
によって適宜に変速伝動する。２４はロアリンクピンで
中空ケース２０１こ設けたブラケットによって支持され
る。

２３はトップブラケットで主変速ケース１９の上フタに
固定された頂部には左右に貫通した穴を有する。

２２は伝動軸で左右のサイド変速ケース２１より垂下さ
れ、コーン９を装着したディスク１１を支承してハウジ
ング２５内に貫通する。

伝動軸２２の下端にはブーリ２７を装着してなる。３川
ま回転軸でディスク１１′を支承し、下端はハウジング
２５内に貫通してプーリ２７′を装着してなる。

プーリ２７，２７′間にはタイミングベルト２６を着装
してなる。２８はコーン９に縦型に設けた突起で、端部
の刈取った牧草を内側へ確実に移送する為のものである
。

本実施例においては左右に各２個ずつディスク１１，１
１′を配設して、左右の０対称な変速ケース１９，２１
とタイミングベルト２６によってカッター１０の異相と
回転方向を第３図に示す如く構成した。以上の如くに構
成したディスクモアは、その中心を四輪トラクタの機体
の中心線上に位置せしめて取り付けられる。

この取付けにおいて、第１図に示す通り、左右のロアリ
ンク１３と伸縮自在のマストリンク６は各々、その一方
端を装着枠５に、他方端をディスクモア機体のトップブ
ラケット２３の頂部及びロアリンクピン２４に連結する
。８はユニバーサルジョイントで前記したＰＴ■軸１６
と入力藤１８とを連結脇動す。

１５は乗用四輪トラクタ１の前輪であり、３１は刈り取
り後の牧草を示す。

以上のように構成した四輪トラクタ用フロントディスク
モアを圃場に導入して、昇降アーム７を調節し、マスト
リンク６の伸張によってディスク１１，１１′を適宜に
前傾して刈り取りを開始すると第３図に示す通りディス
ク１１は回転して、両端の突起２８付コーン９は確実に
機体中心に向けて刈取った牧草を移送し、次いで内方に
あるディスク１１′はそのまま中心に向けて刈取って放
出するので前輪１５の腹部に一様に堆積して畦状を形成
する。

従ってオペレーターは乗用して前方位を監視しながら全
面刈取りを実施できる上に、刈取った牧草も踏みつぶし
てロスを出す心配はなくなった。

従来はトラクター後部で一側に突出して作業を行なって
いたためにトラクタ走行バランスは不均衡であったが、
本発明による作業は機体中心でなされて走行性が良く、
また前部全面刈なので任意の位置から作業開始ができ、
刈取作業効率が著しく向上した。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した一部を省略した側面図、第２
図は本発明を実施したディスクモァの一０部を断面とし
た後面図 第３図は刈取時の説明図。 １…・・・四輪トラクター、２・・・・・・エンジン、
３・・・・・・ラジェタフアン、４・・・・・・電磁ク
ラッチ、５…・・・装着枠、６・・…・マストリンク、
７・・・・・・昇降アータム、８……ユニバーサルジョ
イント、９……コーン、１０……カッター、１１……デ
イスク、１３・・・・・・ロアリンク、１４・・・・・
・油圧装置、１５・・・・・・前軸、１６・・・・・・
ＰＴＯ軸、１７・・・・・・支持台枠、１８・・・・・
・入力軸、１９・・・・・・主変速ケース、２０・・・
・・・中０空ケース、２１・・・・・・サイド変速ケー
ス、２２…・・・伝動軸、２３・・…・トップブラケッ
ト、２４・・・・・・ロアリンクピン、２５……ハウジ
ング、２６……タイミングベルト、２７……プーリ、２
８……突起、２９・・・・・・主軸、３０・・・・・・
回転軸、３１・・・・・・牧タ草、Ｆ・・・・・・トラ
クターの進行方向、ｆ，，ｆ２…・・・ナィスクの回転
方向。 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 四輪トラクタの前部に設けられた装着枠に装着され
   、エンジンのフロントＰＴＯ軸より伝動される駆動力に
   より、横設された偶数個のデイスクが駆動されるデイス
   クモアであつて、上記デイスクモアはその中心を四輪ト
   ルクタの機体の中心線上に位置せさしめて取り付けられ
   、上記デイスクは機体の中心に対して左右の各デイスク
   群が各々中心方向に回転するよう設置され、かつ両端の
   デイスクにコーンが設けられたことを特徴とする四輪ト
   ラクタ用フロントデイスクモア。