JPS623561Y2 - - Google Patents

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JPS623561Y2
JPS623561Y2 JP362382U JP362382U JPS623561Y2 JP S623561 Y2 JPS623561 Y2 JP S623561Y2 JP 362382 U JP362382 U JP 362382U JP 362382 U JP362382 U JP 362382U JP S623561 Y2 JPS623561 Y2 JP S623561Y2
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JP
Japan
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pulley
shaft
intermediate shaft
gear
pulleys
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JP362382U
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JPS58105825U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は自走式芝刈機の走行動力の伝達機構等に
適する変速装置に関する。
この種の芝刈機として例えば実開昭54−99851
号公報のものが知られている。その芝刈機は以下
の構成である。即ち、前後輪を備えた刈刃ハウジ
ングの上部に原動機を載置して、その原動軸をハ
ウジング内に地面に対して略垂直に突出させ、そ
の原動軸の下端に取付けた回転刈刃で刈取つた芝
をハウジングの後部開口からバツグ内に収容す
る。一方、走行動力は上記原動軸のV型調車から
中間軸のV型調車にVベルトで伝達し、その中間
軸から後輪軸に歯車伝動機構を介して伝達するも
のである。
上記のような芝刈機、特に大型の機種では上記
構成の動力伝達機構に変速装置を備えるのが好ま
しい。その場合の変速装置としては一対のV型調
車の一方を可変ピツチ調車で構成し、両調車間の
距離を変えることによつて変速するものが適す
る。そのような変速装置を備えた芝刈機として特
開昭56−75014号公報があるが、前記のような歯
車伝動機構を有する動力伝達機構には歯車軸の軸
間距離が変るのでそのまま適用することができな
い。
本考案は前記のような歯車伝動機構を有する動
力伝達機構に於ける変速装置を構造簡単に構成す
ることを目的とするもので、原動軸5のV型調車
10から中間軸11のV型調車12にベルト13
で伝動し、その中間軸11から従動軸14に歯車
16・17で伝動する動力伝達機構に於て、上記
両調車10・12の一方を可変ピツチ調車で構成
し、中間軸11の調車12を上記従動軸14を中
心に傾動変位可能にして上記両調車10・12間
の距離を可変にした変速装置を要旨とする。
図示例は第3〜5図に示すように中間軸11の
従動調車12を可変ピツチ調車で構成した例を示
し、その調車12を左右二つ割12a・12bと
し夫々中間軸11にスプライン結合させてばね2
2により常時近接する傾向に保つたものである。
23は案内調車、24は中間軸11の軸受を兼ね
るはすば歯車16・17の歯車ケースである。
その歯車ケース24と前記減速機15は従動軸
14を介して連結され、その連結部の反対側に於
てそれぞれ軸受25・26(第5図)により前記
刈刃収容ハウジング6に対して回動可能に支持さ
れている。その両軸受25・26は各々刈刃収容
ハウジング6の縦辺61・62に取付けられ、軸
受25と歯車ケース24、及び軸受26と減速機
15をそれぞれ従動軸14の軸線上で凹凸嵌合さ
せたものである。
従つて、歯車ケース24と減速機15は刈刃収
容ハウジング6に対して従動軸14を中心に各々
独立に回動可能であり、歯車ケース24を回動す
ることにより調車12の従動軸14を中心とする
傾動変位が可能である。
27は歯車ケース23に軸ピン28により回動
可能に取付けた歯車ケース24の回動操作腕で、
その一端27aを歯車ケース24の筒部24aに
当接させ、他端27bを前記のハンドル3に設け
た操作レバー29(第1,2図示)にワイヤ30
で連結したものである。31は操作腕27と刈刃
収容ハウジング6の後部との間に縮設したばねを
示す。
上記操作レバー29は通常第2図実線の位置に
あり、そのとき歯車ケース24及び調車12は第
4図実線の位置にあつてベルト13は調車12の
外周部に懸回している。
操作レバー29を第2図矢示の方向に回動し、
ワイヤ30を介して操作腕27の一端27bを他
端27aとケース筒部24aとの当接部を支点に
して引上げると、歯車ケース24が従動軸14を
中心に第4図の鎖線の位置に回動し、それと一体
に調車12が同図鎖線位置に傾動する。なお、そ
の際はすば歯車16も同17とかみ合つたまま歯
車ケース24と一体に回動する。
その結果、両調車10・12間の距離が広が
り、ベルト13がばね22に抗して調車12の中
心方向に入り込んで調車12の回転が早くなり、
芝刈機の走行速度が早くなるもので、操作レバー
29の回動位置を変えることにより走行速度を調
節することができる。
又操作レバー29を第2図鎖線の位置から実線
の位置に戻すと、ばね31により操作腕27が第
4図の反時計方向にワイヤ30が張るまで回動
し、操作腕27の一端27aが歯車ケース24の
筒部24aから一時離れるが、ベルト13がばね
22により調車12の外周側に戻り、歯車ケース
24と調車12が第4図実線の位置に戻ると同時
に操作腕27も同図実線位置に戻つて当初の低速
走行の状態に復帰するものである。
図中32ははすば歯車17と従動軸14との間
に介在させたクラツチで、そのクラツチ32をハ
ンドル3に設けた操作レバー等に連動して切るこ
とにより手押し刈りができるように構成されてい
る。33は前記軸受26と後輪軸18に回動可能
に取付けた刈刃高さ調節レバーで、そのレバー3
3を軸18を中心に適宜回動保持して刈刃収容ハ
ウジング6を上下させることにより刈刃高さの調
節が可能である。
上記後輪軸18と後輪2との間には芝刈機の前
進方向にのみ動力を伝達する一方向クラツチが介
在されているが図には省略した。
なお、図示例はロータリ式芝刈機において原動
軸5のV型調車10から中間軸11のV型調車1
2はVベルト13を90゜捻つて懸回し、中間軸1
1から一定角度傾斜した従動軸14にはすば歯車
16・17で伝動した例を示したが、リール式芝
刈機その他の動力伝達機構に於て原動軸・中間
軸・従動軸が平行なものにも本案を適用すること
ができる。
本案は上記のように原動軸5の調車10から中
間軸11の調車12にベルト伝動し、その中間軸
11から従動軸14に歯車伝動する動力伝達機構
に於て、上記両調車の一方を可変ピツチ調車で構
成し、中間軸11の調車12を上記従動軸14を
中心に傾動変位可能にして上記両調車10・12
間の距離を可変にしたから変速装置を極めて簡単
に構成することができる。又調車12を軸14を
中心に傾動変位するだけで変速できるから、操作
性がよく例えば自走式芝刈機の走行速度の変速装
置として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案変速装置を備えた自走式芝刈機の
平面図、第2図はその側面図、第3図はその要部
の拡大横断平面図、第4図はその縦断側面図、第
5図は第3図−線断面図である。 1は前輪、2は後輪、3はハンドル、4は原動
機、5は原動軸、10・12は調車、11は中間
軸、13はベルト、14は従動軸、15は減速
機、16・17は歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原動軸のV型調車から中間軸のV型調車にベル
    ト伝動し、その中間軸から従動軸に歯車伝動する
    動力伝達機構に於て、上記両調車の一方を可変ピ
    ツチ調車で構成し、中間軸の調車を上記従動軸を
    中心に傾動変位可能にして上記両調車間の距離を
    可変にした変速装置。
JP362382U 1982-01-14 1982-01-14 変速装置 Granted JPS58105825U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP362382U JPS58105825U (ja) 1982-01-14 1982-01-14 変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP362382U JPS58105825U (ja) 1982-01-14 1982-01-14 変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58105825U JPS58105825U (ja) 1983-07-19
JPS623561Y2 true JPS623561Y2 (ja) 1987-01-27

Family

ID=30016533

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JP362382U Granted JPS58105825U (ja) 1982-01-14 1982-01-14 変速装置

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JP (1) JPS58105825U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717571Y2 (ja) * 1988-06-24 1995-04-26 株式会社神崎高級工機製作所 歩行型芝刈機の走行装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58105825U (ja) 1983-07-19

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