JPS59232012A - 農用トラクタ−の腹部作業機装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本件発明は、農用トラクターの前輪と後輪の間の腹部に
ロータリーモア等の腹部作業機を装着する際の駆動方法
に関するものである。

従来からロータリーモア等を、腹部に装着する為のモア
トラクターと呼ばれる農用トラクターがあり、水平のク
ランクシャフトを持つエンジンより、動力を伝えるべく
Ｖベルトを直角掛けして動力を伝えていたのであ′る。

しかし、このよりなＶベルトの直角掛けはＶベルトが外
れやすく、ロータリーモアの上下動に際し、Ｖベルトが
傾いたＶプーリーから外れてしまう等の事故が発生ｌ〜
ていたのである。

本件発明はどれらの不具合いを失くし、動力伝達を確実
にし、かつ農用トラクターを小形にすべく垂直にクラン
クシャフトを持つバーチカルエンジンを搭載したもので
ある。このよ、うにバーチカルタイプのエンジンをメイ
ンフレームに搭載することにより、出力軸が下向きとな
り、この軸により直接にロータリーモア等を駆動したり
、一度Ｖベルトを巻回１−て、ロータリーモア等の腹部
作業機を駆動することが可能と々ったのである。

本件発明の目的１は以上の如くであり、添付の図面に示
した実施例の構成に基づいて、本件発明の詳細な構成を
説明すると。

第１図は腸用トラクターの腹部にロータリーモアを装着
した状態の全体側面図、゛嘔２図１は同じく前面図、第
３図１はロータリーモアへの動力伝達部を示す側面一部
所面図である。

第１図、第２図において、農用トラクターのメインフレ
ーム１３４）が前端から後端まで延設され、このメイン
フレーム＋３４１　’ｉ中心に構成されている。メイン
フレーム（脚上に載置したエンジン（２）は、実施例で
１伐バーチカルエンジンであり、出力軸、クランク軸が
垂直に立てられている。該バーチカルエンジン（２）の
出力軸上に走行＃’ｌ　１ｌｉ（＋プーリー（３）とＰ
ＴＯクラッチ装置（４）が一体的に固設されている。Ｐ
ＴＯクラッチ装置にて断接された後の回転が、ス１　　
　　　　プライン軸＋２９１よりＰＴＯプーリー（２０
）へ伝えられる。

スプライン軸（２ｑ＋Ｉｒｉ、上端で自在継手＜３Ｏ＋
を介してＰＴ、Ｏクラッチ装置とつながり、下部ではス
プライン軸（２９）とスプライン筒（３８）を介してＰ
ＴＯプーリーｆ２０）と係合してい乙。（８）にスプラ
イン軸ｊ２９）とスプライン軸、スプライン筒を軸受支
持している軸受ケースである。この軸受ケース（８）は
ロータリーモアのカバー１６１の前面に固設している。

そし、てＰＴＯブー’）　−（２ｒ＋＋け、この軸受ケ
ース（８）に軸受支承されて、ロータリーモアが上下動
すると共にＰＴＯプーリーも上下動する゛のである。同
様にロータリーモアの入力プーリー（Ｉ９１もロータリ
ーモア側に軸受支承されているので、ロータリーモアが
上下動しても、ＰＴＯプーリー１２０）とロータリーモ
アの入カブ−’）　−（１ｑ＋間に巻回されたＶベルト
は外れることはないのである。

ロータリーモアが上下動すると、スプライン軸＋２９）
ＶＣ対してスプライン筒（３８）が上下動し、上下の調
節を行なう。又、ロータリーモアが平行移動で一１＝下
せずねじれて上下する際のスプライン軸シ９１とＰＴｏ
ブーＩＪ　−（２ｎ）間の曲げは自在継手（：’ａの曲
げと、スプライン軸１２９１　、スプライン筒ｔａｓ）
　、　ｐ　Ｔ　ＯプーリＰ２ｒｌｆのスプラインの間隙
で吸収する。メインフレームからクロスリンク［２８１
＋、２１５１が左右１Ｃ吊下げられており、この２組の
クロスリンク（２８＋　ｊ２Ｆ＋・により、ロータリー
モア装置を吊下げている。メインフレームｊ３４（３４
１の間よりリフトアーム（２４）が突出１７ており、こ
のリフトアーム（２４１とリフトリンク（２６１により
、ロータリーモア装置を上下動させている。

走行駆動プーリー［３１よりメインフレームｆ８４）（
３４１の内側を通過してＶベル）（１２１が、カウンタ
ー軸（４０１のカウンタープーリー（２１１との間に巻
回されている。

又、カウンタープーリー＋２２１より、Ｈ８Ｔミッショ
ンケースＱ５＋の入力プーリー（２３）へＶベルト（１
４）が巻回されている。Ｈ８Ｔミ・ソションケースＯｒ
；）内ＩＦは、Ｈ８ＴポンプとＨ８Ｔモーターが併置さ
れており、Ｈ８Ｔモーターの出力がリアアクスルケース
内のピニオン軸へ伝えうれている。１１３！　ＩＩ　３
）は後輪である。

リアアクスルケース（１６）内のピニオン軸の前端が前
輪駆動力取出軸と々っており、ゴムブーツ（１８１（＋
　７１内のユニバーサルジヨイントと軸ケース（９１内
の伝達軸を介して、フロントデフケース（５１内へ動力
が伝えられている。

エンジン（２）の出力軸がトラクターの機体幅の略中央
に下向きに突出しているので、前輪駆動の為の伝達軸と
伝達軸ケース（９）が機体の中央を通過することが不可
能なのである。それで、ユニバーサルジヨイントとその
周囲のゴムブーツにより、伝達軸を横方向に撮って、第
２図の如く、フロントデフケース（５を中心から偏在さ
せているうフロントアクスル０２）は前輪が不整地を走
行する際に左右を上下に回動可能にする為に、中央をセ
ンターピンブラケット（３３）とセンターピン叫）にて
枢支しているので、中心から偏在したフロントデフケー
ス（５）もフロントアクスル（包と共に上下動するので
ある。故にこの上下動を可能とする為にも伝達軸の前後
にユニバーサルジヨイントを介装し、軸ケース（９１の
前後にゴムブーツをはかせる必要があるのである。

このようにフロントデフケース（５１を中心から偏在さ
せたので、ロータリーモアの中央のプーリーカバー用の
突出部やプーリ一部が上方へ上った際に軸ケース（９）
の位置ともずれることとなり、ロータリーモアを上方へ
上げる上げ幅を犬にすることもできるのである。

第３図において、エンジン＋２１のバーチカルエンジン
の詳細を示している。エンジンのシリンダーは上下に２
本配置されており、クランクシャフトも−Ｆ下方向に配
置されている。

シリンダーヘッド（２ｆ）が前部に配置され、ラジェー
ター（２ｂ）が後方に配置されている。ラジェーター（
２ｂ）のラジェーターファン（２Ｃ）！佳りラツク軸の
回転と直角に交叉しているので、■ベル）　（２６）に
て直角に振って駆動している。

（２ｅ）はフライホイール、（２ｇ）はマフラー、（２
ａ）はオイルパンである。クランクシャフトより歯車を
介して減速された回転がオイルパン（２ａ）の底部より
出力軸（４２１により突出されている。この出力軸（４
２１の下部に、ＰＴ’Ｏクラッチ（４：と走行駆動ブー
ＩＪ　　（３１の一体化されたものが固設されているの
である。そして、ＰＴＯクラッチから動力を断接後に突
出された軸上にボールジヨイント等よりなる自在継手（
３０＋を介装している。自在継手よりスプライン軸（２
９）が下方へ突出し、このスプライン軸（２９）の器間
をスプライン筒（３８）が上下動する。しかし、スプラ
イン軸（２９１とスプライン筒（３８１の間で曲げや捩
れが発生し、摩擦により円滑に上下動が発生しない時の
為に、更にスプライン筒（３８１とＰＴＯプーリー（２
０）の間でも、上下摺動が可能に構成されている。

しかし、スプライン筒（３８１とＰＴＯプーリーの間に
はスプリング（３９）を介装して、こちらは非常の場合
にのみ摺動すべく構成し、主としてスプライン軸（２９
）とスプライン筒の間で摺動すべく構成している。

贈は他の左右の回転刃を回転させる為のブーＩＪ　−（
３６１はゲージホイールである。

以上の如く本件発明は、エンジンよりのスプライン軸を
垂下し、略軸に対して、腹部作業機のＰＴＣ）プーリー
をスプライン嵌合し、腹部作業機の上下動に追随して、
エンジンよりのスプライン軸上をＰ１０プーリーが上下
動可能に構成したので、エンジンより腹部作業機への動
力伝達径路が簡単となり、■ベルトを直角掛けする必要
も々いので、腹部作業機の上下動に際し、■ベルトがず
れて外れることが女くなり、ＰＴＯプーリーが作業機と
共に上下動するに際１〜て、スプライン軸（２９）を摺
動じ々から上下動するので、スムーズにロータリーモア
等を上下調節することができるのである。

又、エンジンよりの出力軸とスプライン軸の間にＰＴＯ
クラッチ装置を介装したので、エンジンと腹部作業機の
間の間隔が狭くともＰＴＯクラッチ装置を配置すること
ができ、このＰＴＯクラッチ部と、その下の自在継手部
にて、ロータリーモアよりの曲げや捩れの力を吸収させ
ることが可能となったのである。

又、農用トラクターの前輪駆動用のフロントデフケース
をフロントアクスルの中心より外側に偏在させたので、
エンジンの中力軸やスプライン軸が機体の左右方向中心
に存在していても、動力伝達軸の軸ケース（９）ヲ、こ
れを避けて配置することができ、又、軸ケース（９１が
中心に存在しないので、ロータリーモアの中央のカバー
突出部が軸ケースを避けて上下動することができ、腹部
作業機の上下＠＠を大きくとることができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は農用トラクターの腹部にロータリーモアを装着
した状態の全体側面図 第２１菌（伐同じく前面図 第３図はロータリーモアへの動力伝達部を示す側面一部
所面図である。 （２）・・・エンジン　　　　（４１・ＰＴＯクラッチ
装置（５１フロントデフケース　（７１・・・Ｐ　Ｔ　
Ｏフーリー（２９）・ＰＴＯプーリー　１３２１・・フ
ロントアクスル（４２）・・エンジンの出力軸 出願人　ヤンマーディーゼル株式会社 代理人　弁理士　矢　野　寿一部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １１１　　エンジンよりのスプライン軸を垂下し、該軸
   に対して、腹部作業機のＰＴＯプーリーをスプライン嵌
   合し、腹部作業機の上下動に追随して、エンジンよりの
   スプライン軸上をＰｒｏプーリーが上下動可能に構成し
   たことを特徴とする農用トラクターの腹部作業機装着装
   置。 （２１エンジンよりの出力軸とスプライン軸の間にＰＴ
   Ｏクラッチ装置を介装したことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の農用トラクターの腹部作業機装着装置
   。 （３）農用トラクターの前輪駆動用のフロントデフケー
   スを、フロントアクスルの中心より外側に偏在させたこ
   と全特徴とする特許請求の範囲第１項記載の農用トラク
   ターの腹部作業機装着装置。