JPH0465643B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0465643B2 JPH0465643B2 JP60193361A JP19336185A JPH0465643B2 JP H0465643 B2 JPH0465643 B2 JP H0465643B2 JP 60193361 A JP60193361 A JP 60193361A JP 19336185 A JP19336185 A JP 19336185A JP H0465643 B2 JPH0465643 B2 JP H0465643B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- transmission
- deck
- vertical width
- front part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 46
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は運転部デツキの下方で前後車輪の間に
モーアを配設してあるローントラクタに関する。
モーアを配設してあるローントラクタに関する。
モーアを前後車輪の間に配設するものとして、
従来、後車輪を枢支した後輪デフケースに対して
その前方に一体連設状態でミツシヨンケースを設
けたものがあつた(例えば特開昭59−100019号公
報)。
従来、後車輪を枢支した後輪デフケースに対して
その前方に一体連設状態でミツシヨンケースを設
けたものがあつた(例えば特開昭59−100019号公
報)。
この場合には、ミツシヨンケースがモーアの上
方空間まで延出されることになるので、ミツシヨ
ンケースの取付位置をデツキ下方ではあつても後
輪デフ機構より高所に設けなければならず、デツ
キの形状が両側の乗降用ステツプを低く、かつ、
このミツシヨンケースに対応した中央部を高いも
のにした凹凸形状のものにならざるを得なかつ
た。従つて、運転者にとつての足元空間が両側の
ステツプに限られ、かつ、中央部が中高いものに
なつているので、足場が狭く運転操作もやりにく
いものになつていた。
方空間まで延出されることになるので、ミツシヨ
ンケースの取付位置をデツキ下方ではあつても後
輪デフ機構より高所に設けなければならず、デツ
キの形状が両側の乗降用ステツプを低く、かつ、
このミツシヨンケースに対応した中央部を高いも
のにした凹凸形状のものにならざるを得なかつ
た。従つて、運転者にとつての足元空間が両側の
ステツプに限られ、かつ、中央部が中高いものに
なつているので、足場が狭く運転操作もやりにく
いものになつていた。
本発明の目的はデツキを偏平化し、かつ、低く
設定し乍ら、モーアの設置スペースを広くとれる
ものを提供する点にある。
設定し乍ら、モーアの設置スペースを広くとれる
ものを提供する点にある。
前記運転部デツキの上面の左右幅方向の全幅に
わたつて偏平な面に形成し、この偏平な運転部デ
ツキの下面に沿つて配備される横回し巻掛伝動機
構における入力側伝動回転体を、後部に後車輪を
支承したミツシヨンケース前部のケース前部から
上方に突設するとともに、このケース前部上面の
高さ位置を、前記ミツシヨンケース後部のケース
後部上面の高さ位置よりも前記伝動回転体の上下
幅寸法以上低く設定し、かつ、ケース前部の上下
幅をケース後部の上下幅よりも小なるものに構成
してある点にあり、その作用効果は次の通りであ
る。
わたつて偏平な面に形成し、この偏平な運転部デ
ツキの下面に沿つて配備される横回し巻掛伝動機
構における入力側伝動回転体を、後部に後車輪を
支承したミツシヨンケース前部のケース前部から
上方に突設するとともに、このケース前部上面の
高さ位置を、前記ミツシヨンケース後部のケース
後部上面の高さ位置よりも前記伝動回転体の上下
幅寸法以上低く設定し、かつ、ケース前部の上下
幅をケース後部の上下幅よりも小なるものに構成
してある点にあり、その作用効果は次の通りであ
る。
つまり、ミツシヨンケースへのエンジンからの
伝動構造をベルト等の巻掛伝動方式を採るものを
採用し、この巻掛伝動機構を横回し形態のものに
することによつて、従来のように、ミツシヨンケ
ースとこのミツシヨンケースへの伝動ケースが左
右のステツプ部より中高く突出するといつたデツ
キ構造をとることが必要でなくなり、デツキを左
右偏平なものにできる。しかも、横回し巻掛け伝
動機構における入力側の伝動回転体を、ケース後
部の上面高さ位置よりも該伝動回転体の上下幅寸
法以上低く設定されたケース前部上面とデツキ下
面とのスペースに配設してあるので、デツキをミ
ツシヨンケースの後部上端面に近接させて配置す
ることができ、デツキを低く設置できる。
伝動構造をベルト等の巻掛伝動方式を採るものを
採用し、この巻掛伝動機構を横回し形態のものに
することによつて、従来のように、ミツシヨンケ
ースとこのミツシヨンケースへの伝動ケースが左
右のステツプ部より中高く突出するといつたデツ
キ構造をとることが必要でなくなり、デツキを左
右偏平なものにできる。しかも、横回し巻掛け伝
動機構における入力側の伝動回転体を、ケース後
部の上面高さ位置よりも該伝動回転体の上下幅寸
法以上低く設定されたケース前部上面とデツキ下
面とのスペースに配設してあるので、デツキをミ
ツシヨンケースの後部上端面に近接させて配置す
ることができ、デツキを低く設置できる。
更に、モーアへの設置スペース内に臨むミツシ
ヨンケースの前部を後部に比べて上下小幅に設定
してあるので、その突出量を抑えることができ、
かつ、縦回し方式に比べてデツキ下面から下方へ
の突出を抑えることができ、横回し巻掛伝動機構
との相乗効果によつて、デツキを低くした割りに
モーアの設置スペースを広くとれる。
ヨンケースの前部を後部に比べて上下小幅に設定
してあるので、その突出量を抑えることができ、
かつ、縦回し方式に比べてデツキ下面から下方へ
の突出を抑えることができ、横回し巻掛伝動機構
との相乗効果によつて、デツキを低くした割りに
モーアの設置スペースを広くとれる。
デツキの偏平化によつて運転者の足元スペース
を十分に稼げ、居住性を良好なものにするととも
に、ペダル操作具の配置が容易になり運転操作性
が良好になる。しかも、デツキの低位置化によつ
て乗り降りが容易になるとともに、デツキ上に配
置されるバツテリー等の小型化が容易でないもの
の配置スペースを確保できる。又、モーアの設置
制約が小さいので、より大型のモーアを前後車輪
の設置間隔を変更することなしに設置できる。
を十分に稼げ、居住性を良好なものにするととも
に、ペダル操作具の配置が容易になり運転操作性
が良好になる。しかも、デツキの低位置化によつ
て乗り降りが容易になるとともに、デツキ上に配
置されるバツテリー等の小型化が容易でないもの
の配置スペースを確保できる。又、モーアの設置
制約が小さいので、より大型のモーアを前後車輪
の設置間隔を変更することなしに設置できる。
第3図に示すように、機体前部ボンネツト1内
にエンジン2及び燃料タンク3を設けるととも
に、後部に操縦ハンドル4、運転席5、及び、左
右偏平なデツキ6を備えた操縦部7を形成した機
体を前後車輪8,9で支持して刈取走行可能に、
かつ、前後車輪8,9の中間位置にモーア10及
びこのモーア10から左右後車輪9,9の間に位
置して後方に延出された集草ダクト11並びに集
草器12を備えてローントラクタを構成してあ
る。
にエンジン2及び燃料タンク3を設けるととも
に、後部に操縦ハンドル4、運転席5、及び、左
右偏平なデツキ6を備えた操縦部7を形成した機
体を前後車輪8,9で支持して刈取走行可能に、
かつ、前後車輪8,9の中間位置にモーア10及
びこのモーア10から左右後車輪9,9の間に位
置して後方に延出された集草ダクト11並びに集
草器12を備えてローントラクタを構成してあ
る。
伝動機構を詳述すると、前記エンジン2の下向
き出力軸13に上下二段に出力プーリ14,15
を嵌着するとともに、下段出力プーリ15と前記
モーア10入力軸に嵌着された入力プーリ16と
をベルト17で連結してある。一方、上段出力プ
ーリ14にはベルト21を介してベルト無段変速
装置18を連動させるとともに、このベルト無段
変速装置18の出力をベルト22を介してミツシ
ヨンケース19の入力プーリ20に入力する横回
し巻掛け伝動機構23を構成してある。これによ
り、ミツシヨンケース後部に軸支された後車輪
9,9を駆動可能に走行伝動系を構成してある。
き出力軸13に上下二段に出力プーリ14,15
を嵌着するとともに、下段出力プーリ15と前記
モーア10入力軸に嵌着された入力プーリ16と
をベルト17で連結してある。一方、上段出力プ
ーリ14にはベルト21を介してベルト無段変速
装置18を連動させるとともに、このベルト無段
変速装置18の出力をベルト22を介してミツシ
ヨンケース19の入力プーリ20に入力する横回
し巻掛け伝動機構23を構成してある。これによ
り、ミツシヨンケース後部に軸支された後車輪
9,9を駆動可能に走行伝動系を構成してある。
ミツシヨンケース19を詳述する。ミツシヨン
ケース19上面に伝動回転体の一つである入力プ
ーリ20を嵌着した入力プーリ軸24を突設支承
するとともに、この入力プーリ軸24とベベルギ
ヤ25伝動される第1電動軸26を死傷し、この
第1伝動軸26の伝動下手側に第2電動軸27、
中間軸28、後車輪軸29を配置してある。前記
第1伝動軸26に軸と一体形成された駆動スプロ
ケツト30及び大小二段ギヤ31をスプライン嵌
着して設けるとともに、第2伝動軸27には軸心
方向に摺動可能なクラツチスリープ兼用の大小二
段ギヤ32をスプライン嵌合し、及び、受動スプ
ロケツト33を遊嵌するとともに駆動スプロケツ
ト34をスプライン嵌合してある。前記大小二段
ギヤ32の変速レバー35の切換操作に連動した
摺動移動による前記大小二段ギヤ31との咬合切
替によつて、前進高速F2、中立位置N、前進低
速F1、中立位置N、後進位置Rに切換可能であ
り、この後進時には、前記大小二段ギヤ32から
前記受動スプロケツト33側へ向けて突出した係
合ピン36と前記受動スプロケツト33の円周方
向複数個所に設けられた係合用孔33aとの嵌係
合によつて後進伝動可能に構成してある。前記係
合用孔33aは円周方向に長い長孔に形成され、
ピン36との嵌係合を円滑に行えるようにしてあ
る。上記構成によつて変速された出力は前記駆動
スプロケツト34と中間軸28に一体形成された
大径受動スプロケツト37に伝動され、この中間
軸28に一体形成された小径駆動スプロケツト3
8とデフケース39に一体嵌着された入力回転体
の一つである入力スプロケツト40とのチエーン
41伝動によつて、左右両側に後車輪9,9を軸
支した後車輪軸29に伝動される。
ケース19上面に伝動回転体の一つである入力プ
ーリ20を嵌着した入力プーリ軸24を突設支承
するとともに、この入力プーリ軸24とベベルギ
ヤ25伝動される第1電動軸26を死傷し、この
第1伝動軸26の伝動下手側に第2電動軸27、
中間軸28、後車輪軸29を配置してある。前記
第1伝動軸26に軸と一体形成された駆動スプロ
ケツト30及び大小二段ギヤ31をスプライン嵌
着して設けるとともに、第2伝動軸27には軸心
方向に摺動可能なクラツチスリープ兼用の大小二
段ギヤ32をスプライン嵌合し、及び、受動スプ
ロケツト33を遊嵌するとともに駆動スプロケツ
ト34をスプライン嵌合してある。前記大小二段
ギヤ32の変速レバー35の切換操作に連動した
摺動移動による前記大小二段ギヤ31との咬合切
替によつて、前進高速F2、中立位置N、前進低
速F1、中立位置N、後進位置Rに切換可能であ
り、この後進時には、前記大小二段ギヤ32から
前記受動スプロケツト33側へ向けて突出した係
合ピン36と前記受動スプロケツト33の円周方
向複数個所に設けられた係合用孔33aとの嵌係
合によつて後進伝動可能に構成してある。前記係
合用孔33aは円周方向に長い長孔に形成され、
ピン36との嵌係合を円滑に行えるようにしてあ
る。上記構成によつて変速された出力は前記駆動
スプロケツト34と中間軸28に一体形成された
大径受動スプロケツト37に伝動され、この中間
軸28に一体形成された小径駆動スプロケツト3
8とデフケース39に一体嵌着された入力回転体
の一つである入力スプロケツト40とのチエーン
41伝動によつて、左右両側に後車輪9,9を軸
支した後車輪軸29に伝動される。
以上のような構成から、第1伝動軸26と第2
伝動軸27は水平姿勢に設置されて、伝動トルク
が小なることと相俟つてミツシヨンケース19の
前部であるケース前部19A上面の高さ位置を、
中間軸28と後車輪軸29とを上下に並設したケ
ース後部19Bの上面の高さ位置に比べて入力プ
ーリ20の上下幅寸法以上低くでき、かつ、ケー
ス前部19A自体の上下幅も、ケース後部19B
の上下幅よりも小なるものに構成することができ
る。
伝動軸27は水平姿勢に設置されて、伝動トルク
が小なることと相俟つてミツシヨンケース19の
前部であるケース前部19A上面の高さ位置を、
中間軸28と後車輪軸29とを上下に並設したケ
ース後部19Bの上面の高さ位置に比べて入力プ
ーリ20の上下幅寸法以上低くでき、かつ、ケー
ス前部19A自体の上下幅も、ケース後部19B
の上下幅よりも小なるものに構成することができ
る。
図面は本発明に係るローントラクタの実施例を
示し、第1図はミツシヨンケースの縦断側面図、
第2図はミツシヨンケース上部の縦断背面図、第
3図は全体側面図である。 6……デツキ、8……前車輪、9……後車輪、
10……モーア、19……ミツシヨンケース、1
9A……ケース前部、19B……ケース後部、2
0……伝動回転体、23……横回し巻掛伝動機
構。
示し、第1図はミツシヨンケースの縦断側面図、
第2図はミツシヨンケース上部の縦断背面図、第
3図は全体側面図である。 6……デツキ、8……前車輪、9……後車輪、
10……モーア、19……ミツシヨンケース、1
9A……ケース前部、19B……ケース後部、2
0……伝動回転体、23……横回し巻掛伝動機
構。
Claims (1)
- 1 運転部デツキ6の下方で前後車輪8,9の間
にモーア10を配置したローントラクタであつ
て、前記運転部デツキ6の上面を左右幅方向の全
幅にわたつて偏平な面に形成し、この偏平な運転
部デツキ6の下面に沿つて配備される横回し巻掛
伝動機構23における入力側伝動回転体20を、
後部に後車輪9を支承したミツシヨンケース19
前部のケース前部19Aから上方に突設するとと
もに、このケース前部19A上面の高さ位置を、
前記ミツシヨンケース19後部のケース後部19
B上面の高さ位置よりも前記伝動回転体20の上
下幅寸法以上低く設定し、かつ、前記ケース前部
19Aの上下幅を前記ケース後部19Bの上下幅
よりも小なるものに構成してあるローントラク
タ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19336185A JPS6251916A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | ロ−ントラクタ |
US06/858,759 US4727768A (en) | 1985-09-02 | 1986-05-02 | Transmission for agricultural tractor |
GB8611543A GB2180019B (en) | 1985-09-02 | 1986-05-12 | Transmission for agricultural tractor |
FR8607452A FR2586774B1 (fr) | 1985-09-02 | 1986-05-26 | Transmission et changement de vitesse pour tracteur agricole, par engrenage de deplacement, notamment pour tondeuse a gazon |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19336185A JPS6251916A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | ロ−ントラクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6251916A JPS6251916A (ja) | 1987-03-06 |
JPH0465643B2 true JPH0465643B2 (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=16306630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19336185A Granted JPS6251916A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | ロ−ントラクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6251916A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0342302Y2 (ja) * | 1987-11-10 | 1991-09-04 | ||
JPH0339674Y2 (ja) * | 1987-11-10 | 1991-08-21 | ||
JPH0339675Y2 (ja) * | 1987-11-10 | 1991-08-21 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59232012A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-26 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 農用トラクタ−の腹部作業機装着装置 |
-
1985
- 1985-09-02 JP JP19336185A patent/JPS6251916A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59232012A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-26 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 農用トラクタ−の腹部作業機装着装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6251916A (ja) | 1987-03-06 |
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