JPS60190768A - 5−フルオロウラシル誘導体の製造方法 - Google Patents

5−フルオロウラシル誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPS60190768A
JPS60190768A JP59043778A JP4377884A JPS60190768A JP S60190768 A JPS60190768 A JP S60190768A JP 59043778 A JP59043778 A JP 59043778A JP 4377884 A JP4377884 A JP 4377884A JP S60190768 A JPS60190768 A JP S60190768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
fluoro
fluorouracil
give
chlorouracil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59043778A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Fuchigami
渕上 高正
Akiko Yamanouchi
山之内 明子
Yasuyuki Suzuki
鈴木 靖之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
Priority to JP59043778A priority Critical patent/JPS60190768A/ja
Publication of JPS60190768A publication Critical patent/JPS60190768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 (式中、几1及び几2は水素原子、アルキル基、アラル
キル基、アリール基、アシル基又は含酸素複素環基であ
る。)で表わされる5−フルオロウラシル誘導体の製造
方法に関する。
本発明の前記一般式(I)で表わされる5−フルオロウ
ラシル誘導体は抗腫瘍性を有する化合物としてよく知ら
れている。
従来、前記一般式(Dで表わされる5−フルオロウラシ
ル誘導体を製造する方法としては、例えば(1)ウラシ
ル誘導体をフッ素ガス等でフッ素化する方法(例えはり
、 H−H,Bartonら+ J 、Org−Che
rn、 、 37.329 (1972) )、(2)
 7 ルオロ酢酸エチルをカリウムエトキシドの存在下
にギ酸メチルと反応させてα−フルオロ−β−ケトエス
テルのエル−トデした後、ナトリウムメトキシドの存在
下S−エチルチオウロニウムブロミドと反応させ2−エ
チルチオ−6−ヒドロキシ−5−フルオロピリミジンと
した後酸加水分解して合成する方法(J 、 A−Mo
ntgomeryらr J、 Amer、 Ctle+
m。
Soc、s 79.4559 (1957))、(3)
1,3−2メチル−5−アザウラシルをリチウムジイソ
プロピルアミドの存在下フルオロアセトアミドと反応さ
せて合成する方法(W、に、Chungら、J−Het
eyocyclic。
Chem、 、 20.457 (1983) )等が
知らレテイル。
しかしながら(1)の方法は極めて毒性が高く危険なフ
ッ素化試剤を用いねばならず、しかも極低温で反応を行
わしめる必要がおシ、又特種な反応装置が必要である。
(2ンの方法は毒性の強いフルオロ酢酸エチルを用いる
上、この化合物からの全収率は9%と極めて低いもので
おる。しかもα−フルオロ−β−ケトエステルのエルレ
ートは極めて不安定であり工業的には採用しがたいもの
である。(3)の方法も毒性の強いフルオロアセトアミ
ドを用いねばならない上、1.3−ジメチル−5−アザ
ウラシルの入手が困難であシ、しかも−膜性がない。
さらにリチウムジイソプロピルアミドという工業的に採
用しがたい塩基を使用するという欠点を有している。
本発明者らはこれらの欠点を克服すべく検討した結果安
全かつ簡便な5−フルオロウラシル誘導体の製造方法を
見出し本発明を完成した。
本発明は一般式 (式中、Xは垣素原子、臭素原子又は沃素原子であシ、
几1及びR2は水素原子、アルキル基、アラルキル基、
アリール基、アシル基又は含酸素複素環基である。)で
衣わされる5−フルオロ−6−バロウラシル誘導体を還
元することにょシ前記一般式(I)で表わされる5−フ
ルオロウラシル誘導体を製造するものである。
本発明の原料である前記一般式(社)で表わされる5−
フルオロ−6−バロウラシルu 4 体i;t 、7 
ルオロバルピッール酸誘導体をオキシ塩化リン等のハロ
ゲン化剤と反応させることによりB易に得られる化合物
である。又無置換又は−置換の5−フルオロ−6−へロ
ウラシルを塩基の存在下有機ハロゲン化物と反応させる
ことVCよっても合成できる化合物である(下記参考側
参照)。
前記一般式(社)中のR1及びR2としては例えは、水
素原子、メチル基、エチル基、インプロピル基、オクチ
ル基、ドデシル基、シクロペンチル基、シpoヘキシル
基”、” 2,2.2− トリフルオロエチル基、フェ
ノキシエチル基、p−クロロフェノキシエチル基、2−
(p−トリル)チオ−2−メチルプロビル基等の置換も
しくは無置換のアルキル基、べ/ジル基、α−フェネチ
ル基、β−フェネチル基、p−クロロベンジル基、1−
(p−アニシル)メエチル基等の置換もしくは無置換の
アラルキル基、フェニル基、p主キ;ナフチル基、o−
トリル基、p−ヒドロキシフェニル基、m−フルオロフ
ェニル基等の置換もしくは無置換のアリール基、アセチ
ル基、ヘンジイル基、トリフルオロアセチル基、2−フ
ェノキシ7 プロピオニル基、2−フェノキシ−2−メ
チルプロビオニル基、2−(0−クロロフェノキシ)−
2−メチルグロビオニルm、2フェニルチオ−2−メチ
ルプロピオニルM、2−(p−クロロフェニルチオ)−
2−メチルプロヒオニル&、2− (m−) IJルチ
オ)−2−メチルプロビオニル基、2,5−ジアセトキ
シフェニルアセチル基等の置換もしくは無置換のアシル
基、α−テトラヒドロフリル基、β−テトラヒドロフリ
ジル、3−(2−オキソ)テトラヒドロフリル基、2−
デオキシリボフラノシル基、リボフラノシル基、5−デ
オキシリボフラノシル基、トリベンゾイルリボフラノシ
ル基、2−フルオロ−2−デオキシリボフラノシル基、
1−(1−エトキシ)テトラヒドロフリル基、1−(2
−クロロ)テトラヒドロフリル基等の置換もしくは無置
換の含酸素複素環基を挙けることができる。
本発明は前記一般式(6)で表わされる化合物を還元す
ることにより前記一般式(Dで表わされる化合物を製造
するものである。本発明を実施する場合の還元方法とし
ては例えは(1)遷移金属触媒及び塩基の存在下水素に
よシ還元する方法、(2)金属又は金属塩によシ還元す
る方法、(3)金属水素化物により還元する方法、(4
)金属水素錯化合物により還元する方法、(5)電解に
より還元する方法等を使用することができるが経済性及
び安全性の点から(1)又は(匂の方法が好ましい。
(1)の方法は遷移金属触媒の存在下゛に行うことを必
須要件とする。遷移金属触媒としては、いわゆる均−系
又は不均一系水添用触媒と称されるものを使用するもの
であり、均一系水添用触媒としてハ、例エバクロロトリ
ス(トリフェニルホスフィン)ロジウム、ヒドリドカル
ボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム、塩
化ロジウム、酢酸ロジウム、酸化ロジウム等のロジウム
触媒、クロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン
)ルテニウム、ジクロロトリス(トリフェニルホスフィ
ン)ル京=ウム、カルボキシラドヒドリドトリス(トリ
フェニルホスフィン)ルテニウム、塩化ルテニウム、酸
化ルテニウム等のルテニウム触媒、ヒドリドカルボニル
トリス(トリフェニルホスフィン)イリジウム、クロロ
カルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)イリジウ
ム、塩化イリジウム等のイリジウム触媒、ヒドリドクロ
ロビス(トリフェニルホスフィン)白金、ジクロロビス
(トリフェニルホスフィン)白金、ヘキサクロロ白金酸
、酸化白金及びこれらの白金触媒と塩化第一スズの混合
錯体等の白金触媒、コバルトカルボニル、ペンタシアノ
コバルト錯体、トリシアノビピリジンコバルト錯体、ビ
ス(ジメチルグリオキシマト)コバルト錯体等のコバル
ト触媒、ペンタカルボニル鉄、ジエントリカルボニル鉄
等の鉄触媒、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)
パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パ
ラジウム等のパラジウム触媒、アレントリカルボニルク
ロム錯体、ビス(トリカルボニルシクロペンタジェニル
クロム)等のクロム触媒及びジクロロビス(トリフェニ
ルホスフィン)ニッケル、ニッケルカルボニル等のニッ
ケル触媒を例示することができる。
又、不均一系水添用触媒としては例えは、ロンラム−炭
素、ロジウム−アルミナ、ロジウム−シリカ等のロジウ
ム触媒、ルテニウム−炭素、ルテニウム−シリカ等のル
テニウム触媒、白金炭素、白金黒等の白金触媒、ラネー
コバルト等のコバルト触媒、パラジウム−炭素、パラジ
ウム−アルミナ、パラジウム−シリカ、パラジウム−硫
ばバリウム、パラジウム黒等のパラジウム触媒、ラネー
ニッケル、ニッケル黒等のニッケル触媒及び銅−クロム
酸化物、亜鉛−クロム酸化物等のクロム触媒等を例示す
ることができる。触媒の回収の容易さならびに生成物へ
の触媒金属の混入を防ぐためにも不均一系水添触媒が望
ましい。
触媒の使用量は前記一般式(2)の化合物に対して1/
10000〜1/2当量の範囲で用いることができる。
 、 本方法は塩基の存在下に行うことを必須要件とする。塩
基としてはアルカリ金属及びアルカリ土類金属の水素化
物、水素化錯化合物、水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩、
カルボン酸塩、リン酸塩、アルコキシド、アミド等の金
属化合物及びアンモニア、トリエチルアミン、モルホリ
ン、N−メチルモルホリン、ピペリジン、N−メチルピ
ペリジン、アニリン、N、’N−ジメチルアアニリンピ
リジン、コリジン等のアミン類等を用いることができる
塩基の使用量は前記一般式(2)の化合物に対して等量
ないし過剰量用いるものである。
本方法は水索住仕下に行うことを必須袋外とするが、圧
力は限定されるものではな(1,0,1気圧〜加圧下に
おいて円滑に反応が進行するものである。
溶媒は必ずしも必★ではないが、通常反応に関与しない
溶媒を用いて行う。通常の水添に用いられるような溶媒
、たとえは水、メタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒、エーテル、テトラヒドロンラン等のエーテル系
溶媒、ペンタン、石油エーテル、ヘキサン等の炭化水素
系溶媒、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素系溶媒
、アセトン、酢酸エチル等のカルボニル化合物系溶媒等
を好適に用いることができる。
反応は至温〜100Cの範囲ですみやかに進行する。
(2)の方法は金属又は金属塩によシ還元するものであ
り、使用できる金属又は金属塩としては、例えばリチウ
ム、ナトリウム、ナトリウムアマルガム、亜鉛、銅、亜
鉛−銅合金、アルミニウムーニッケル合金、スズ、スズ
アマルガム及び塩化クロ・縛酢酸り・・富、硫酸り・9
編のり・・■塩等を例示することができるが、経済性及
び安全性の点で亜鉛、銅又は亜鉛−銅合金が好ましい。
これらの金属又は金属塩はmJ記一般式■で表わされる
化合物に対し、理@量ないしは過剰量用いるものである
。反応は溶媒中で行うことが望ましい。
用いることのできる溶媒は使用する金属又は金属塩によ
り異なるが例えは、亜鉛、銅又は亜鉛−銅合金を使用す
る場合には水、酢酸、安息香酸等のカルボン酸、メタノ
ール、エタノール、イソプロパツール等のアルコール系
溶媒及びこれらの溶媒に塩漬、硫酸等の鉱酸を添加した
溶媒又は水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶
液、アルコール性水酸化ナトリウム及びアルコール性水
酸化カリウム等の溶媒を例示することができる。反応は
室温から150Cの範囲で進行する。
以下、芙施例及び蚕考例により更に詳細に説明する。
参考例1 ジメチルアニリン(382’%’+ 3.15mmo 
l )及びオキシ塩化リン(5gy 32.6mmol
)O混合物に5=フルオロパルピッ−he <225m
y+ 1.54mmol)を加え100Cで15分間加
熱かくはんした。冷却後過剰のオキシ塩化リンを減圧で
留去し、残留物に氷を加えエーテル(30mlX4回)
抽出した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後エーテルを減圧留去した。
残買物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:クロロホルム=1+1)で精製することによシ5
−フルオロ−6−クロロウラシル116#v(収率46
%)を得た。このものはクロロホルムに不溶でアシ、ア
セトン−クロロホルムで再結晶できる。
昇華点 247〜249℃ 1”lI’ NMR(CD3COCD3:CFCIs)
: δ−166,4(S)・ IR(KBr): 1735,1690.1670cm
 ’(’c=o) rviass : m/e (rel、 int、 )
M+166 (24L164 (71)、123 (2
3)、121 (66)。
86 (100>、5B’(25)。
参考例2 ジメチルアニリン(478W、3.94mmol)及び
オキシ塩化リン(2g + 13mmo l)の混合物
に1−メチル−5−フルオロバルビッール酸(250”
L 1.56mtnol)を加え、100t:’で10
分間加熱かくはんした。冷却後過剰のオキシ塩化リンを
減圧で留去し、残留物に氷を加えエーテル(30a/X
3回)で抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後エーテ
ルを減圧で留去した。残留物に酢酸エチル−クロロホル
ム(1: 1)を加えて析出した固体t−p取すること
により3−メチル−5−フルオロ−6−クロロウラシル
103#Ift得た。またp液をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(酢酸エテルニクロロホルム=11)で
精製することによりさらに59〜を得、3−メチル−5
−フルオロ−6−クロロウラシルの全収率は58チであ
った。このものはクロロホルムに難溶であシ酢酸エチル
−クロロホルムで再結できる。
昇華点 205〜207C ”l(NMR(CL)3COCI)3:TMS) :δ
3.21 (s。
C)l、)。
1”F NMR(CD3COCL)3:CklCl、)
:δ−164,9(S)。
IR(KBr) : 1725.1670.1650m
 ’(L′c=o) Mass 、: m/e (rel、 int、 )M
”l 80 (27) +178 (82)、123 
(28)、121 (81)。
86 (100)、58 (35’)。
参考例3 ジメチルアニリン(287q、2.37mmol)及び
オキシ塩化りy (1,6g+ I Q、4mmo l
 )の混合物に1−ヘyシルー5−フルオロバルビッー
ル酸(200M’、0.846mmol)を加え100
Cで10分間加熱かくはんした。冷却後過剰のオキシ塩
化リンを減圧で留去し、残留物に氷を加え、エーテル(
30ax3回)抽出した。無水鎖酸ナトリウムで乾燥後
エーテルを減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:クロロホルム=1 :
 3)で′#製することにより3−ヘンシル−5−フル
オロ−6−クロロウラシル13img(収率61%)t
−得た。このものはクロロホルム−ヘキサンで再結晶で
きる。
融点 197〜198C +HNMB(Cp(4,−CD30D:TMS): a
4.2(bs、 N)l) 、 5.19 (s、 C
H2) 、 7.1〜7.6 (m+ C6)(5) 
19F NMIも(CDCI 3−CD 30D:CF
CI 3) : δ−163,5(S)・ IR(KBr): 1720,1650on ” (’
c=o)Mass : m/e (rel−int、 
) M+256 (IIL254 (33)、91 (
100)−ジど′ 参考例4 0 5−フルオロ−6−クロロウラシル(70Q。
0.43 mm o 1 )のTHI”(2d)溶液に
、テトラヒドロフラy (2,4m1)及び塩化スルフ
リル(108Ing+0.80mmo l )から調製
したα−クロロテトラヒドロフラン溶液とトリエチルア
ミン(218#v、2.16mmol)の’fHF(1
,2Ill )溶液を同時に滴下した。
室温で15時間かくはんした後、減圧で溶媒全留去した
。残留物に希塩酸を加え酸性にした後、酢酸エチルで抽
出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥恢、減圧で溶媒を留
去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(酢酸エチル:クロロホルム−2;3)で精製すること
により5−フルオロ−6−クロロウラシル20.9 ”
f e回収すると共に、3.− (2−テトラヒドロフ
リル)−5−フルオロ−6−クロロウラシル63.6〜
(転化収率91チ)を得た。
融点+125U付近で軟化しかけるが以後240Cまで
変化なし I HNM)L (CD 3COCD 3: i’Ms
)δ1.7〜2.7 (m。
4)1)、 3.7〜4.4 (m、 3l−1)、 
6.5 (m、 IH)・19F NMR(CD3CO
CD3:CFCl3):δ−164,8(d、J=IH
z)。
IR(KBr): 1750,1680,1670.1
625cm−’ (’C=O) Mass:m/e (rel、int、)M+236 
(2L 234(4)、105 (12)、71 (1
00)、70(12)、43 (43)、41(40)
−参考例5 C) VI e 3−ベンジル−5−フルオロ−67クロロウラシル(1
3Qq、 Q、51mmo 1)のジメチルホルムアミ
ド(2rul )溶液に炭酸カリウムC3521r1.
2.5mmol)を加え続いてヨウ化メチル(724〜
、5.1mmol)を加えた。100Cの油浴で1時間
加熱かくはん後希塩酸を加え酸性にした後エーテル抽出
した。エーテル層を水洗いした後無水硫醜ナトリウムで
乾燥し減圧で溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:クロロホルム−1
:5)で1Tht’$4することにより1−メチル−3
−ベンジル−5−フルオロ−6−クロロウラシル108
〜(収率79%)を得た。
融点 87〜88C IHNMR(CI)C13:TMS):δ3.51 (
S、 3H)。
5.10 (s、 214)、 7.1〜7.6 (m
5H)。
19F NM)?、 (CL)C13:CFCl 3)
 :δ−157,1(S)・ IR(KBr): 1720,1670,1660cr
n’(c=o)・ Mass : m/e (rel、 int、 ) M
+270 (6) + 268(17)、91 (10
0)・ 実施例1 5%F?d/C(20Fw+ 9.4 X 100−3
nr −atom相当)を入れた常圧水素化反応容器に
5−フルオロ−6−クロロウラシル(40りr 0.2
43 mm o l )をIN水酸化ナトリウム水溶液
(2,51111)に溶解させた溶液をC向上した。常
圧水素雰囲気上室温で4時間かくはん後、濾過によシ触
媒を回収した。
p液に3N塩酸を加え中和し、エタノールを加えfc後
減圧で水−エタノールを留去した。残留物にエタノール
を加え不浴の白色固体を濾過によシ除去した後、p液を
濃縮した。残留物をメタノール−エーテルで再結晶させ
ることにより5−フルオロウラシル23〜(収率73%
)を得た。
’HNMR(d6−1)MSO:TM8): δ7.7
2 (d、J=6Hz、1l−1)、11.0 (bs
、IH)。
19F NMR(d6−DMSO:CFCI、):δ−
170,7(d、J’=6Hz)− 1[R(KBr): 1715,1665(−771−
’ (vC=O)Amass 二m/e (rel、1
nt−) M +130 (100)+87 (60)
、60 (51)。
実施例2 5%F!d/C(20Ni、 9.4X 10−3mg
 −atom相当)を入れた常圧水素化反応容器に5−
フルオロ−6−クロロウラシル(44〜+ 0.267
mmo 1)及びトリエチルアミ7 (’29〃91 
0.287mmcりのエタノール(1ゴ溶液)1加え、
常圧水素雰囲気上室温で3時間かくはんした。濾過し、
エタノールで洗伊することにより触媒を回収した後、r
液を減圧にて濃縮乾固した。このものをエタノール−ク
ロロホルムヘキサンで再結晶することにより5−フルオ
ロウラシル29〜(収484%)ヲ得た。
実施例3 5−フルオロ−6−クロロウラシル(60v。
0.365mmo l )の酢[(2iu)溶′液に亜
鉛末(100Iη、1.53〜−atom)を加え5時
間加熱還流した。
冷却後メタノールを加え不溶物を戸数し、p液ケa組乾
同した。これ全シリカゲルカラムクロマトグラフィー(
酢酸工゛チル:エタノール=9 : 1)で精製するこ
とによ!115−フルオロウラシル43 り(収率91
チ)を得た。
実施例4 5%F’d/C(20”fr 9.4 X 10−3m
g −atotn相当)を入れた常圧水素化反応容器に
、■−メチルー5−フルオロ−6−クロロウラシル(4
5w。
0.252mmo 1 ) f 1’ N水酸化ナトリ
ウム水溶液(3d)に溶解させた溶gをン向上した。室
温で4時間かくはん後濾過により触媒を回収した。p液
に3N塩酸を加え中オロしエタノールを加えた後減圧で
濃縮乾固させた。a買物に水を加え、酢酸エチルで抽出
した。無水硫酸す) +Jウムで乾燥後溶媒を留去し、
残留物をクロロホルム−ヘキサンで再結晶させることに
より3−メチル−5−フルオロウラシル33q(収率9
1%)を侍た。
1)I NMIL <CD 3C(JCD 3: ’r
M8) 二 δ 3.21 (S。
3H)、 3.7 (bs、 1)1)、 7.64 
(d、 J=5Hz、 1)1)・ 191” NMlも (C,1)3COC1)3 :C
11C13) −−一167.9(d、 J=51−I
Z)・ −− HL(KBr): 1730,1670m ’ (C=
O)Mass : m/e (rel、 int、 )
 M″−144(100)。
87 (95)、 60 (51)一 実施例5 5%Pd/C(30q、1.41 X 100−2uq
−ato相当)を入れた常圧水素化反応容器に1−ベン
ジル−5−フルオロ−6−クロロウラシル(63,6〜
、0.25mmo l) Ik I N水酸化ナトリウ
ム水溶液(4d)に溶解させた溶液を加えた。常圧水素
雰囲気下4時間かくはんした後、濾過により触媒を回収
した。p液t−3N塩酸で中和Q1 エタノールを加え
て溶媒を減圧留去した。残留物に水を加え酢酸エチルで
抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し、
残留物をクロロホルム−ヘキサンで再結晶させることに
より3−ベンジル−5−フルオロウラシル48,1〜(
収率87%)を得た。
IHNMR(CL)C13:TMS) : δ5.11
 (S、 2)1)。
7、(1−7,7(m、 6H)、 10.3 (bs
、 IH)・19F NMIL(CDC1a:eFcI
 3) : δ−165,0(d。
J==5Hz)。
1t4(KHr): 1720.1650ay+ ’ 
(’C=O)Mass : m/e (tel、 in
t・) M+220 (70)+115 (20)、 
91 (100)・実施例6 1 5%Pd/C(IOIWI 4.7X10 ”y−at
omato相当れた常圧水素化反応容器に3−(2−テ
トラヒドロフリル)−5−フルオロ−6−クロt:”7
 ラ’/k (23Wr 0.098mmo l)及び
トリエチルアミン(14,5#v、0.14mmol)
のエタノール(2rnl )溶液を加え、常圧水素〆囲
気下呈温で365時間かくはんした。F遍し酢′酸エチ
ルで洗浄することにより触媒を回収し、P液を減圧にて
′ItkillIシた。残留物に希塩酸を加え酸性にし
た汝、酢酸エチルで抽出した。無水硫酸す) IJウム
で乾燥後減 。
圧で溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:クロロホルム=2 : 3
)で精製することによ、93−(2−テトラヒドロフリ
ル)−5−フルオロウラシル18.6り(収率94%)
を得た。
融点 119〜120C 1)I NMR(CD3COCD3:TMS):δ1.
8〜2.5−(m、 4H) 、 3.7〜4.4 (
m、 2H) 、 6.56 (m−IH)、7.67
 (bd、 J=5)1z、 IH)。
9.7 (bs、 IH)・ 19F NMkL(CD3COCD3:CFC監、):
δ−168,0(d、a、 J=5+ 2Hz) − IR(KBr): 1735,1665Crn’ (’
c=o)Mass : m/e (rel、 int、
 ) M 200 (6)+ 131(43)、71 
(100)、43 (52)、41(31)。
実施例7 5%Pd/C(35q+ 1.6X10−2my−at
om相当)を入れた常圧水素化反応容器に1−メチル−
3−ベンジル−5−フルオロ−6−クロロウラシル(7
0,611Q、 0.263mmo 1)及びトリエチ
ルアミン(50,8m?、0.50mmo l )のエ
タノール(2,5IrLl)−TH1+’ (1ttt
l )溶液會加え、常圧水素雰囲気上室温で9時間かく
はんした。濾過によシ触媒を回収した後P液を減圧で嬢
縮した。残留物に希塩酸を加えエーテル抽出した。無水
硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去することにより1−
メチル−3−ベンジル−5−フルオロウラシル6t2m
y (収率99%)を得た。
融点 106〜106.5 C IHNMR(CDCI 3:TM8):δ3.26 (
S、 3H)。
5.05 (s、 2H)、7.1〜7.5 (m、6
H)。
19pNM几CCDCl 3:’CFCI 3) :δ
−164,9(d、J=5Hz)・ IR(KBr): 1710,1680.1660m 
’(c=o)。
Mass :m/e (rel、int、)M+234
 (44L102 (11)、91 (100)、65
 (13)。
特許出願人 手 続 補 正、 書(自発) 昭和60年4月22日 特許庁長官 志賀 学殿 1゜事件の表示 昭和59苑特許願第 43778 号 2゜発明の名称 5−フルオロウラシル誘導体の製造方法3・補正をする
者 事件との関係 特許出願人 5、補正の内容 l)本願明細書第26頁6行の「l−メチ」を「3−メ
チ」に訂正する。
2)同第27頁最下行の「l−ベンジ」を「3−ベンジ
」に訂正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 で衣わされる5−フルオロ−6−ノ・ロウラシル誘導体
    を還元することからなる、一般式 ) で表わされる5−フルオロウラシル誘導体の製造方法(
    式中、Xは塩素原子、臭素原子又は沃素原子であり、R
    1及び1(2は水素原子、アルキル基、アラルキル基、
    アリール基、アシル基又は含酸素複素環基である。)。
JP59043778A 1984-03-09 1984-03-09 5−フルオロウラシル誘導体の製造方法 Pending JPS60190768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59043778A JPS60190768A (ja) 1984-03-09 1984-03-09 5−フルオロウラシル誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59043778A JPS60190768A (ja) 1984-03-09 1984-03-09 5−フルオロウラシル誘導体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60190768A true JPS60190768A (ja) 1985-09-28

Family

ID=12673210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59043778A Pending JPS60190768A (ja) 1984-03-09 1984-03-09 5−フルオロウラシル誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60190768A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100355732C (zh) 2-氯-5-氟-烟酸酯及酸的制备方法
CA1137486A (en) Process for the preparation of 2,5-bis(2,2,2- trifluoroethoxy)-n-(2-piperidylmethyl) benzamidee
JP2804558B2 (ja) 2―クロル―5―クロルメチルピリジンの製造法
JP5155148B2 (ja) 6−[3−(1−アダマンチル)−4−メトキシフェニル]−2−ナフトエ酸の合成方法
JPS60190768A (ja) 5−フルオロウラシル誘導体の製造方法
JPS6145613B2 (ja)
KR20090055638A (ko) 2,5-비스-(2,2,2-트리플루오로에톡시)-n-(2-피페리딜메틸)벤즈아미드 및 그 염들의 제조방법
JP3046401B2 (ja) 6−〔1−(n−アルコキシイミノ)エチル〕サリチル酸誘導体及びその製造法
JP2804559B2 (ja) 2―クロロ―5―クロロメチルピリジンの製造方法
JPS58972A (ja) テトロン酸の製造方法
JPS6327337B2 (ja)
JP3903213B2 (ja) 4−ビフェニリル酢酸の製造方法
JPWO2004069780A1 (ja) 分岐アジピン酸の製造方法
CA1285571C (en) Anisole derivatives
JP2867633B2 (ja) フリルプロパルギルカルビノール類の製造方法
JPH0768194B2 (ja) 5−(1−ブチン−3−イル)オキシ−4−クロロ−2−フルオロアセトアニリドおよびその製造法
JPH0262886A (ja) 光学活性なフェロセニルホスフィンおよびその製法
JP3544694B2 (ja) N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキサミド類の製造法
JP2536756B2 (ja) 5−アルコキシアントラニル酸エステル
JPH05504779A (ja) 新規なニトロアニリド及びその製造
JPS6075461A (ja) Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法
JPS6393748A (ja) 2−(4−置換フエニル)プロピオン酸誘導体の製造法
JPH083108A (ja) 2−アルコキシ−6−アミノ安息香酸類の製造方法
JPS58148840A (ja) N−(α,α,α−トリフルオロ−m−トリル)アントラニル酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルの製法
JPH06293679A (ja) 4,4,5,5,6,6,6−ヘプタフルオロ−3,3―ビス(トリフルオロメチル)−1−ヘキサノール、及びその製造方法