JPS58972A - テトロン酸の製造方法 - Google Patents

テトロン酸の製造方法

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JPS58972A
JPS58972A JP57103676A JP10367682A JPS58972A JP S58972 A JPS58972 A JP S58972A JP 57103676 A JP57103676 A JP 57103676A JP 10367682 A JP10367682 A JP 10367682A JP S58972 A JPS58972 A JP S58972A
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JP
Japan
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acid
hydrogenolysis
tetronic acid
ester
tetronic
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Pending
Application number
JP57103676A
Other languages
English (en)
Inventor
レイムンド・ミラ−
レアンダ−・テヌ−ト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lonza AG
Original Assignee
Lonza AG
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D307/34Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D307/56Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D307/60Two oxygen atoms, e.g. succinic anhydride

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 らテトロン酸を製造する方法に関する。  とくに写真
の現像促進剤として使用されるテトロン酸を、4−モノ
ハロゲンアセト酢酸エステルまたは酸から製造すること
は知られている。 スイス特許第503722号の明細
書によれば,4−クロルアセ゛ト酢酸エステルを、芳香
族アミンを用いて、3一アリールアミノクロトラクトン
に転化させ、それから鉱酸牽用いた分割によりテトロン
酸を遊離状態におく。 この方法の、欠点は、テトロン
酸の分離を、高真空下における昇華によって実施するし
かないことである。゛ スイス特許第529128号明細書には、4−ハロゲン
アセト酢酸から出発して、これを水溶液中でアルカリを
用いて転化させることが記載されている。 鉱酸を用い
た処理によシ、このテトロ/酸は遊離酸になる。 この
場合でも、テトロン酸の分離は高真空下の昇華によらな
ければならず、しかも達成できる収率は、わずか43〜
44チである。
本発明の目的は、上述のような従来技術の欠点を解消す
ることにある。
この目的は、、本発明に従って、4−ハロゲンアセト酢
酸エステル′を対応する4−ベンジロキシアセト酢酸エ
ステルに誘導し、これから、水素化分解により中間生成
物として対応する4−ヒドロキシアセト酢酸エステルを
形成し、さらにその酸処理によってテトロン酸に誘導す
ることによって達成される。
この本発明の方法においては、4−ヒドロキシ/ アゼト酢酸エステルを単離して、単離の′徒に酸による
処理を行なうことができる。
他方、水素化分解を酸の存在下に実施することもまた可
能である。 そうすれば、最初にその場で生成した4−
ヒドロキシアセト酢酸エステルが、生成に続いて直ちに
テトロン酸に誘導される。
水素化分解においては、ある化合物の水素による間装が
起ると考えられる。 その際,この水素処理は水素化触
媒の存在の下に、圧力下に行なうことが好ましい。 そ
のような水素化触媒は、たとえば白金,ルテニウム,ロ
ジウムのような貴金属,ラネ一ニッケル,コバルトおよ
びそれらの同効物であり,それらは、有効表面積を増大
するために、担体たとえば軽石,カーボン,シリカゲル
アルミナその他多種のものの上に担持させることが好ま
しい。
水素化分解にとって好適な温度は、0ないし30℃であ
る。
4−ハロゲンアセト酢酸エステルとしては、・4一ブロ
ムーおよび4−クロル−誘導体、好ましくは4−クロル
−誘導体が使用される。 エステルとしては、1〜6個
のC原子をもったアルコール、たとえばメチルー,エチ
ルー,プロビルー,ブチルアルコールのそれが好適に使
用される。 4−クロルアセト酢酸エチルエステルを出
発物質として使用することが好ましい。
4−アセト酢酸エステルの4−ベンジロキシアセト酢酸
エステルへの誘導は、ペンジルアルコールのアルカリ塩
、好ましくはナトリウム塩の4−ハロゲンアセト酢酸エ
ステルへの作用の下に、有機溶媒中で行なうことが好一
ましい。 溶媒としては、すべての有用な化合物が使用
できるが、ジメチルスルフオキシドおよびテトラヒビ0
フランを使用するのが有利である。 反応温度は,−1
0ないし+50℃に保つことが好ましい。
好ましい実施態様においては、ナトリウムハイドライド
から出発し、これをテトラヒドロフラン中に懸濁させ、
そこへベンジルアルコールヲ加よる。 そうして得られ
る溶液中に、4−ハロゲンアセト酢酸エステルをテトラ
ヒドロフラン中に溶解したものを加える。 このときの
好適な反応温度は、0ないし40℃である。
反応が終了したら、溶媒のテトラヒドロフランは蒸留に
よシ回収することができる。 上記の操作によシ製造し
た4−ベンジロキシアセト酢酸エチルエステルは、粘い
油状物であって、135〜13G,℃においてK O.
5を有する。
、  p このようにして、中間生成物として生成した4一ヒドロ
キシアセト酢酸エステ化の酸処理は,水素化分解の間に
、またはその後に、好ましくは温度Oないし30℃にお
いて行なう。 酸としては、塩酸、トリフルオル酢酸、
酸型カチオン交換体などが代表的である。 半濃縮物の
形の塩酸の使用が好ましい。
実施例1 純度80チのナトリウムハイドライド7.569を各3
9m1の石油エーテル(K40〜60°C)で3回洗っ
て白色の油が生じないようにし、160m/!のテトラ
ヒドロフラン中に入れた。 攪拌下に、14.28gの
ベンジルアルコールを、反応温度が40℃に保たれるよ
うに加えた。 水素の発生力i終了したのち、1時間に
わたって、80m1のテトラヒドロフラン中19,74
gの4−クロルアセト酢酸エチルエステル(純度95.
5%、従って0.1145モル)を滴下した。 その際
、温度は40’Cにコントロールした。 15時間の攪
拌後、温度は室温になり、テトラヒドロフランを真空回
転蒸発器で蒸発させ、なお流動性のある残留物を細い流
れにして、14.3gの濃HCAと150gの氷水との
混合物中に注入したところ、注入の終りには…は5とな
った。 エーテルで4回抽出し、洗浄および乾燥ののち
、エーテルを真空回転蒸発器で蒸発した。
残留物を蒸留して、22.52g(純度83.2%)の
4−ベンジロキシアセト酢酸エチルエステル(KpO,
4126℃)を得た。
このエステルの21.24gを氷酢酸(1’00mJ)
中に溶解し、電磁攪拌・機をそなえた2 00m1−鋼
製オートクレープに装入し、カーボン担持Pd5%の触
媒の存在+、水素を用いて5気圧の圧力下に水素化分解
した。 約2時間たって反応が終了した後、さら−に2
時間の反応後時間をへてから触媒をf別し、r液を真空
回転蒸発器で35°Gにおいて蒸発させた。 残留物を
高真空下に乾燥させて、13.49の4−ヒドロキシア
セト酢酸エチルエステルを、わずかに黄色みがかった油
状物の形で得た。
このエステル4.439を10meの18 % HC#
中に溶解し、6時間にわたって室温で攪拌した。 最後
にHCAを、真空回転蒸発器によシ温度30℃以下で、
さらに除去した。 この操作を再度行なった、 3.0
9のテトロン酸が純度95.8チ で得られ、これは4
−ベンジロキ7エステル基準の収率95.8チに相当す
る。
4−クロルエステル基準の総括収率は、79.7優に達
した。
実施例2 実施例1と同様にして、4−ベンジロキシアセト酢酸エ
チルエステルを製造した。 カーボン担持pd  を用
いた水素化分解を、今度は溶媒としてのエタノールの存
在下に、また濃HCl3の存在下に実施した。 直接テ
トロン酸への転化が行なわれ、実施例1よシわずかに低
いだけの収率が得られた。
実施例3 実施例1と同様にして、テトラヒドロフラン中のナトリ
ウムベンジラードを、4−クロムアセト酢酸イングロビ
ルエステルと反応させた。 その結果生成した4−ベン
ジロキシアセト酢酸イングロビルエステルを、ついで水
素化分解した。 このようにして生成した4−ヒドロキ
シアセト酢酸イソプロピルエステルを、1816HcA
t−用いて室温で処理してテトロン酸に誘導した。
4−クロルアセト酢酸インプロピルエステル基準の総括
収率ニア8%。
実施例4 実施例1と同様にして、テトラヒドロフラン中のナトリ
ウムベンジラードを、4−クロルアセト酢酸−n−ブチ
ルエステルと反応させた。 その結果生成した4−ベン
ジロキシアセ)酢酸−n−ブチルエステルを、ついで水
素化分解した。 このようにして生成した4−ヒドロキ
シアセト酢酸−〇−ブチルエステルを、18%HCl3
を用いて室温で処理して、テトロン酸に誘4L+。
4−クロルアセト酢酸−n−ブチルエステル基準の総括
収率ニア65%、 特許出願人  口/ザ リミテッド 代理人弁理士 須 賀 総 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (114−ハロゲンアセト酢酸エステルからテトロン酸
    を製造する方法において、4−ハロゲンアセト酢酸エス
    テルを対応する4−ベンジロキシアセト酢酸エステルに
    誘導し、これから、水素化分解により中間生成物として
    対応する4−ヒドロキシアセト酢酸エステルを形成し、
    さらにその酸処理によってテトロン酸に誘導することを
    特徴とする方法。 (2)4−ヒドロキシアセト酢酸エステルを単離するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項の方法。 (3)  水素化分解を酸の存在下に実施し、それによ
    って、その場で生成した4−ヒドロキシアセト酢酸エス
    テルを直接テトロン酸に移行させることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項の方法。 (4)4−ベンジロキシアセを酢酸エステルを、4−ハ
    ロゲンアセト酢酸エステルとベンジルアルコ−ル 特徴とする特許請求の範囲第1項の方法。 (5)  水素化分解を、加圧下に、水素化触媒の存在
    の下で実施することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ,第2項または第3項のいずれかの方法O
JP57103676A 1981-06-17 1982-06-16 テトロン酸の製造方法 Pending JPS58972A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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CH3983/81 1981-06-17
CH3983/81A CH649294A5 (de) 1981-06-17 1981-06-17 Verfahren zur herstellung von tetronsaeure.

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US (1) US4421922A (ja)
EP (1) EP0067409B1 (ja)
JP (1) JPS58972A (ja)
AT (1) ATE15670T1 (ja)
CA (1) CA1182831A (ja)
CH (1) CH649294A5 (ja)
DD (1) DD202153A5 (ja)
DE (1) DE3266346D1 (ja)
HU (1) HU186528B (ja)
IL (1) IL65999A (ja)
SU (1) SU1181536A3 (ja)

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EP2163549A1 (en) 2008-09-16 2010-03-17 Daicel Chemical Industries, Ltd. Process for the Preparation of Tetronic Acid

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Also Published As

Publication number Publication date
CH649294A5 (de) 1985-05-15
US4421922A (en) 1983-12-20
DD202153A5 (de) 1983-08-31
SU1181536A3 (ru) 1985-09-23
HU186528B (en) 1985-08-28
EP0067409A1 (de) 1982-12-22
EP0067409B1 (de) 1985-09-18
CA1182831A (en) 1985-02-19
ATE15670T1 (de) 1985-10-15
IL65999A0 (en) 1982-09-30
DE3266346D1 (en) 1985-10-24
IL65999A (en) 1985-02-28

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