JPS58148840A - N−(α,α,α−トリフルオロ−m−トリル)アントラニル酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルの製法 - Google Patents

N−(α,α,α−トリフルオロ−m−トリル)アントラニル酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルの製法

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JPS58148840A
JPS58148840A JP3261982A JP3261982A JPS58148840A JP S58148840 A JPS58148840 A JP S58148840A JP 3261982 A JP3261982 A JP 3261982A JP 3261982 A JP3261982 A JP 3261982A JP S58148840 A JPS58148840 A JP S58148840A
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JP
Japan
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alpha
trifluoro
compound
acid
tolyl
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Application number
JP3261982A
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English (en)
Inventor
Akira Kagemoto
景本 昭
Toshiyuki Negoro
利行 根来
Masashi Nakao
中尾 全志
Masahisa Hashimoto
橋本 昌久
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Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 れる鎮痛・消炎剤、N−(α,α,α一トリフルオロー
痛一トリル)アントラニル酸2−(2一ヒ゛ドロキシエ
トキシ)エチルエステルの新規な製法に関する。更に詳
しくは、一般式(1)(式中、Xは臭素原子又はヨウ素
原子を意味する。) で表される化合物と二酸化炭素とを反応させ、次いで加
水分解してpJ−ヘンシル−N−(α。
α、α−トリノルオロー−−)リル)アントラニル酸を
得、次いでこの化合物のアルカリ金属塩と一般式([1
) (式中、Zはアルコールの反応性エステル残基を意味す
る。) で表される化合物とを反応させてN−ベンジル−N−(
α、α、α−トリフルオローーー)リル)アノトラニル
酸2−(2−ベンジルオキシエトキシ)エチルエステル
を得、更にこれを加水素分解することを特徴とするN−
(α、α。
α−トリフルオロ−m −) I)ル)アントラニル酸
2−(2−ヒドロキシエトキン)エチルエステルの製法
に関する。
式([1)のZで示されるアルコールの反応性エステル
残基としては、例えば塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン
原子、p−)ルエンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホ
ニルオキシ等のア1ノールスルホニルオキシ基、あるい
はメタンスルホニルオキシ等のアルキルスルホニルオキ
シl’挙けられる。
本発明の方法を反応式で示せば次の通りであ(1) 第2工程 (式中、X及びZは前掲に同じものを意味する。)第1
工程は、まず不活性溶媒中で化合物(1)と二酸化炭素
とを無水の状態で反応させることにより行われる。不活
性溶媒としては、例えばジエチルエーテル、シフロビル
エーテル、−1−)ラヒドロフランが挙げられる。好適
な反応温度としては約−25℃〜室温の範囲が選ばれる
。二酸化炭素は固形のものでもガス状のものでもよい。
反応終了後、水と混和しない不活性溶媒を用いた場合に
は、反応液に希塩酸、希硫酸のような鉱酸の希水溶液を
加えて振とう又は攪拌することによシ、また水と混和す
る不活性溶媒を用いた場合には、反応液を濃縮したのち
残漬を水に溶解し、これに鉱酸の希水溶液を加えること
により、加水分解を行うことができる。
第2工程は、第1工程で得られたN−べ/ジルーN−(
α、α、α−トリフルオローーー1リル)アントラニル
酸を不活性溶媒に溶解し、当量のアルカリを加えてアル
カリ金属塩を形成させた後、化合物(It)と反応させ
ることにより行われる。不活性溶媒としては、ジメチル
ポルムアミド、ジメチルスルホキンドのような非プロト
ン性溶媒が好ましく、アルカリとしては炭酸カリウムが
好適である。アルカリ金属塩形成時の反応温度は通常、
室温〜約100’Cであり、化合物(n)との反応時の
温度は、通常約50〜200℃、好ましくは約90〜1
50℃である。
第3工程は、適当な溶媒中で触媒の存在下に、第2工程
で得られたN−ベンジル−N−(α。
α、α−トリフルオロー落−トリル)アントラニル酸2
−(2−ベンジルオキシエトキシ)エチルエステルを水
素で処理することにより行われる。触媒としては、例え
ばニッケル、パラジウム、白金、コバルトが挙げられる
が、特にパラジウムが好適である。溶媒としては、例え
ばメタノール、エタノール、インプロピルアルコール、
酢酸エチルが挙げられる。本反応は室温。
常圧下に速やかに進行するが、更に反応を促進させるた
めに加圧下に行ってもよい。
本発明の方法によれば、式(+)の化合物から高純度の
N−(α、α、α−トリフルオロー島−トリルートリル
ラニル酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステ
ルを好収率で得ることができる。
式(1)の化合物は新規物質であり、例えば後記参考例
及び実施例1に記載の方法によシ製造することができる
以下に実施例及び参考例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
参考例1 ニルアミ/ 3−トリフルオロメチルア七トアニリド4552及UO
−シフロモベンゼン52.9 yヲ二トロベンゼン55
rITlに溶解し、これに銅粉0.90 y及び無水炭
酸カリウム216gを加えて、攪拌下195〜200℃
(外温)で20時間加熱する。今後、濾過し、不溶物を
ジエチルエーテルで洗浄する。1液を合わせ、ジエチル
エーテルを留去したのち、水蒸気蒸留する。残渣をジエ
チルエーテルで抽出し、水洗後、無水炭酸カリウムで乾
燥する。ジエチルエーテルを留去して、粗製のN−アセ
チル−2−ブロモ−3−トリフルオロメチルジフェニル
アミンを暗赤色油状物質として得る。これをエタノール
440meに溶解し、5チ水酸化ナトリウム水溶液33
0meを加え、2時間加熱還流させる。エタノールを減
圧留去し、残渣を冷却したのちジエチルエーテルで抽出
する。有機層を水洗し、無水硫酸す) IJウムで乾燥
したのちジエチルエーテルを留去する。残渣を減圧蒸留
し、b、p、 142〜145℃/ 2 mmHgの黄
色油状の目的物180yを得た〇 元素分析値 Ct3H9BrF3Nとして計算値; C
49,39,H2,87,Br 25.28.  F 
1B、03゜N4.43゜ 実験値: C49,43,H2,83,Br 25.2
3.  F 18.29゜IRvNaClcm ”  
:  3400 (NH)。
ax NMIン(CDCl2)  δニア8〜6.7  (s
H,b、芳香族プロトン)。
6.2  (IH,S、NH)。
参考例2 2−ブロモ−3−トリフルオロメチルジフェニルアミン
180yヲ乾燥ジメチルスルホキンド85meに溶解し
、室温で攪拌しながら50%水素化すトリウム46yを
加え、室温で30分、次いで50’Cで30分撹拌する
。反応混合物を30’Cまで冷却し、ヨウ化カリウム末
1.0 yを加え、次いでベンジルプロミド185yの
乾燥トルエン30me溶液を滴下する。滴下終了後、攪
拌下65〜70°Cに4時間加熱する。今後、反応液を
氷水約400meに江別し、ジエチルエーテルで抽出す
る。ジエチルエーテル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去する。残渣を減圧蒸
留し、b、p、 163〜165℃/ lmmHg  
の目的物218yを得だ。このものは結晶化して無色粉
末状晶とな不。メタノールより再結晶するとm、p、 
86〜87℃を示す。
元素分析値 C2oHzsBrF3Nとして計算値: 
C59,13,H3,72,Br 19.67、  F
 14.03jN3.45゜ 実験値: C59,22,H3,61,Br 19.6
6、  F 13.79゜N3.45゜ NMR(CDC13)  δ ニア9〜6.5  (1
3H,芳香族プロトン)。
4.9 (2H,s、 DHz−)。
実施例1 乾燥テトラヒドロフラン5 mlに金属マグネシウム1
.2 yおよび微量のヨウ素を加える。N−ベンジル−
2−ブロモ−3/−トリフルオロメチルジフェニルアミ
ンy 10.Oj;Iの乾燥テトラヒドロフラン25m
1溶液の一部を滴下し、反応液を温める。
反応が始まってがら残シのテトラヒドロフラン溶液を滴
下したのち、反応液を攪拌しながら3時間加熱還流させ
、次いで減圧濃縮する。褐色油状残渣を乾燥ジエチルエ
ニーチル150rnlに溶解し、氷冷丁攪拌しながら乾
燥炭酸ガスを1時間導入する。反応液に10%塩酸15
0meを加え、ジエチルエーテル層を分取し、飽和食塩
水で洗浄後、1tib水酸化ナトリウム水溶液3oo 
rnl!で2回抽出する。水層を濃塩酸で酸性とし7、
析出する油状物をジエチルエーテル300meで2回抽
出する。ジエチルエーテル層を合わせ、飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸す) IJウムで乾燥する。ジエチルエ
ーテルを留去し、残渣をルーへキサンより再結晶して、
無色粉末状晶の目的物64yを得だ。m、p、97〜9
8℃ 元素分析値 C21HI6F3NO2として計算値: 
C67,92,H4,34,F 15.35.  N 
3.77゜実験値: C68,24,H4,32jF 
15.81.  N 3.83゜、RvKBrc+i”
’ : 1680 (C=o)。
ax 実施例2 N−ベンジル−N−(α、α、α−トリフルオロー痛−
トリルートリルラニル酸i、oyを乾燥ジメチルホルム
アミド5 meに溶解し、無水炭酸カリウム196■を
加え、70℃で1時間攪拌したのち、同温度で2−ベン
ジルオキ7−2−クロロジエチルエーテル607 fn
gの乾燥ジメチルホルムアミド1 me浴溶液滴下する
。滴下終了後、反応液を攪拌しながら145〜150℃
で2時間加熱する。ジメチルホルムアミドを減圧留去し
、残渣をジエチルエーテルに溶解して2%炭酸ナトリウ
ム水溶液、次いで飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥する。ジエチルエーテルを留去し、残渣を8
0℃で2時間減圧下に乾燥して、微黄色油状の目的物1
47yを得た。
元素分析値 C32H30F3NO4として計算値、 
C69,93,H5,50,F 10.37.  N 
2.55゜実験値: C69,71,H5,45,F 
10.16.  N 2.60゜IRvNa” cm 
’ : 1725 (C=O)。
ax NMR(CDCl2)δニア6〜6.6  (1sH,
芳香族プロトン)。
4.9 (2H,S、N−CH2−CJ:) )、 4
.55 (2H山0−CH2a)、  4.2 (2H
,L、C00C士−)、37〜3.3 (6H,bs。
C00CH2CH20CH2CH20−) 一実施例3 N−ベンジル−N−(α、α、α−トリフルオo −F
B −トIJル)アントラニル酸2−(2−ペンジルオ
キンエトキン)エチルエステル5o2をエタノール20
0 rnlに溶解し、塩化パラジウム102 と活性炭
402から調製したパラジウム炭素を加え、室温で攪拌
しながら65時間水素を吸収させる。触媒を沢去し、P
液を濃縮し、残渣を80℃で1時間減圧下に乾燥して、
微黄色油状の目的物32yを得た。
元素分析値 C+sHu+F3NO4として計算値: 
C58,54,H4,91,F 15.43.  N 
3.79゜実験値: C58,70,H5,02,F 
15.51.  N 3.62゜IRv ラフシ!;3
;11 cm’  :  3350  (NH)、  
 1685  (C=O)。
NMR(CDC13)δ: 9.6 (]H,bs、N
H’)、 8.3〜6.6 (8H。
芳香族プロト7) 、 4.7〜4.4 (28,m、
−α)OCR2CH20)。
4.0〜3.4 (6H,m、−COOCH2CH20
CH2CH20H) 、 2.1  (IH。
t、oH)。
特許出願人  大日本製薬株式会社 代理人 坪井有四部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中、Xは臭素原子又はヨウ素原子を意味する。) で表される化合物と二酸化炭素とを反応させ、次いで加
    水分解してN−ベンジル−N−(α。 α、α−トリフルオロー−−トリル)アントラニル酸を
    得、次いでこの化合物のアルカリ金属塩と一般式 (式中、Zはアルコールの反応性エステル残基を意味す
    る。) で表される化合物とを反応させてN−ベンジル−N−(
    α、α、α−トリノルオローm −) !Jル)アント
    ラニル酸2−(2−ベンジルオキシエトキシ)エチルエ
    ステルを得、更にこれを加水素分解することを特徴とす
    るN−(α、α。 α−トリフルオロ−痛−トリル)アントラニル酸2− 
    (2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルの製法。
JP3261982A 1982-03-01 1982-03-01 N−(α,α,α−トリフルオロ−m−トリル)アントラニル酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチルエステルの製法 Pending JPS58148840A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4980498A (en) * 1988-03-31 1990-12-25 Merckle Gmbh Method of producing 2-(2-hydroxyethoxy)-ethanol ester of flufenamic acid

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US4980498A (en) * 1988-03-31 1990-12-25 Merckle Gmbh Method of producing 2-(2-hydroxyethoxy)-ethanol ester of flufenamic acid

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