JPH0454175A - アルキルピペラジン誘導体 - Google Patents

アルキルピペラジン誘導体

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JPH0454175A
JPH0454175A JP2163575A JP16357590A JPH0454175A JP H0454175 A JPH0454175 A JP H0454175A JP 2163575 A JP2163575 A JP 2163575A JP 16357590 A JP16357590 A JP 16357590A JP H0454175 A JPH0454175 A JP H0454175A
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JP
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formula
general formula
compound
acid
reaction
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Application number
JP2163575A
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Inventor
Masahiro Suzuki
雅博 鈴木
Kenji Nozaki
野崎 研二
Akira Kajitani
亮 梶谷
Sanji Yasumoto
三治 安本
Naohiko Ono
尚彦 小野
Kyoji Shindo
新藤 恭司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なアルキルピペラジン誘導体に関する。本
発明の化合物は、5−リボキシケナーセ阻害作用及びシ
クロオキシゲナーゼ阻害作用を有する。
(式中、 Rは低級アルキル基を示す。
て表わさ 従来の技術 アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、炎症等の発症に
はアラキドン酸の5−リポキシゲナーゼ生成物であるロ
イコトリエン類、シクロオキシゲナーゼ生成物であるプ
ロスダグランジン類が深く関与する物質であると考えら
れている。従って、種々のアレルギー性疾患、炎症等を
より強力に且つ的確に抑制するには、5−リポキシゲナ
ーゼを阻害すると共にシクロオキシゲナーゼを阻害する
ことが望ましく、これら両方を強力に阻害する薬剤の開
発が強く望まれている。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は優れた5−リポキシゲナーゼ阻害作用及
びシクロオキシゲナーゼ阻害作用を有し、抗喘息剤、抗
アレルギー剤、脳疾患用剤、循環器用剤、腎炎治療剤、
消炎鎮痛剤、肝疾患用剤等として有用な新規なアルキル
ピペラジン誘導体を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は一般式 [式中、A及びA−は同一もしくは相異なってメチレン
基又はカルボニル基を、Bは−NH−又は−0−を、X
はヒドロキシ基又は水素原子を、Xは水素原子又はハロ
ゲン原子を示す。mは0〜2の整数を、nは6〜15の
整数を示す。Qは一般式(式中、Rは低級アルキル基を
示す。)で表わされる基又は一般式 (式中、R−は低級アルキル基又は水素原子を示す。)
で表わされる基を示す。]で表わされるアルキルピペラ
ジン誘導体又はその塩に係る。
一般式(1)で表わされる本発明化合物は、優れた5−
リポキシゲナーゼ阻害活性及びシクロオキシゲナーゼ阻
害活性を有しており、抗喘息剤、抗アレルギー剤、脳疾
患用剤、循環器用剤、腎炎治療剤、消炎鎮痛剤、肝疾患
用剤等として有効である。
本発明においてR及びR′で示される低級アルキル基と
しては、例えば、メチル、エチル、n −プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル基等
の炭素数1〜4の直鎖状又は分枝状のアルキル基を例示
できる。X−で示されるハロゲン原子としては、例えば
、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等を例示できる。
本発明のアルキルピペラジン誘導体の塩としては、その
薬学的に許容される塩、例えば塩酸、硫酸、リン酸等の
無機酸、マレイン酸、コハク酸、リンゴ酸、シュウ酸、
フマル酸等の有機酸等との塩が挙げられる。
一般式(1)で表わされる本発明化合物は下記反応工程
式(I)又は(II)に示す方法により製造される。
く反応工程式(1)〉 [式中、ASA−1B、mSn、X、X−及びQは前記
に同じ。] 一般式(4)で表わされるカルホン酸を、一般式(5)
で表わされるアルコール又はアミンと、溶媒中、縮合剤
を用い、塩基の存在下又は非存在下に反応させることに
より、目的の一般式(1)で表わされるアルキルピペラ
ジン誘導体を得ることができる。この時、一般式(5)
の化合物においてXがヒドロキン基の場合は、適当な保
護基によって保護した後に縮合させることもてきる。保
護基としては、後に脱保護反応によってこの基を除去す
る際に、他に影響を及ぼすことかない限り特に制限はな
く、例えば、メトキシエトキシメチル基、メトキシメチ
ル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル
基等を使用でき、これら保護基の導入は、例えばジャー
ナル オブ アメリカン ケミカル ソサエティー(J
our口at ofAmerican  Chemic
al  5ociety、、)  100. 8031
  (197g)に記載の方法に従って行なうことがで
きる。上記溶媒としては反応に関与しないものであれば
特に制限はなく、例えばエーテル、テトラヒドロフラン
等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロ
ゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化
水素類、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド等の非プロトン性極性溶媒等か使用できる。縮
合剤としては、例えばN、N−ジシクロへキシルカルボ
ジイミド、エトキシカルホニルクロリド等を示すことが
できる。塩基としては、例えば4−ジメチルアミノピリ
ジン、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、ピリジン、
トリエチルアミン等を示すことができる。
反応に際しては、一般式(4)の化合物に対し、一般式
(5)の化合物を1〜2倍当貴程度、縮合剤を1〜2倍
当量程度、塩基を触媒量もしくは1〜2倍当企程度用い
るのが好ましい。又、反応時間は4〜48時間程度であ
り、反応温度は水冷下から室温程度で有利に進行する。
尚、一般式(4)で表わされる化合物は例えば後記反応
工程式(III)に従い製造することができる。
〈反応工程式(■)〉 [式中、A、A−B、m、n、X、X−及びQは前記に
同し。] 一般式(4)で表わされるカルボン酸を通常用いられる
方法、例えば塩化チオニル、五塩化リン等を用いる塩素
化法等により酸クロライド(6)とした後、溶媒中、塩
基の存在下又は非存在下に一般式(5)の化合物と反応
させることにより、目的の一般式(1)で表わされるア
ルキルピペラジン誘導体を得ることができる。この時、
一般式(5)の化合物においてXがヒドロキシ基の場合
は、反応工程式(1)と同様の方法により保護した後に
縮合させることもできる。溶媒としては反応に関与しな
いものであれば特に制限はなく、反応工程式(I)につ
いて例示した溶媒を使用することができる。塩基として
は、例えばピリジン、トリエチルアミン等の有機アミン
類、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム等の無機塩類を示すことができ、
有機アミン類を用いた場合には、これを溶媒として用い
ても良い。反応に際しては、一般式(6)の化合物に対
し、一般式(5)の化合物を1〜1.5倍当量程度、塩
基を1当量から過剰量用いるのが好ましい。又、反応時
間は1〜12時間程度であり、反応温度は水冷下から室
温程度で有利に進行する。
く反応工程式(■)(化合物(4)の製法)〉[式中、
R及びmは前記に同じ。] (A法) 一般式(7)で表わされる化合物を適当な溶媒中、酸の
存在下に、飽和脂肪族ジカルボン酸のモノ低級アルキル
クロライドと反応させ、得られたエステル体を加水分解
するこ吉により一般式(8)の化合物を得ることができ
る。溶媒としては反応に関与しないものであれば特に制
限はなく、例えば反応工程式(I)で例示した溶媒が使
用できる。
酸としては例えば塩化アルミニウム、臭化亜鉛、塩化チ
タン等のルイス酸類、硫酸、ビロリン酸等の無機酸等を
例示することができる。飽和脂肪族ジカルボン酸モノ低
級アルキルクロライドとしては、例えばシュウ酸モノエ
チルクロライド、マロン酸モノエチルクロライド、コハ
ク酸モノエチルクロライド等を例示することができる。
反応原料の使用割合は、一般式(7)の化合物に対し、
飽和脂肪族ジカルボン酸モノ低級アルキルクロライドを
1〜1.5倍当量程度、酸を1〜1.5倍当量程度とす
るのが好ましい。反応時間は1〜24時間程度であり、
反応温度は水冷下から室温程度で有利に進行する。加水
分解反応は、通常のエステルの加水分解反応に準じて行
なえば良く、酸加水分解、アルカリ加水分解のいずれの
反応を用いることも可能である。
(B法) 通常のカルボニル基の還元に用いられる方法に従って、
一般式(9)の化合物を製造することができ、例えばC
l emmensen還元、Wolff−Kishne
r還元反応等を適用することかできる。
(C法) 一般式(9)の化合物に、溶媒中で、酸化剤を反応させ
ることにより、一般式(10)のカルボン酸を得ること
ができる。この時場合によっては、反応補助剤としてピ
リジン−2,6−ジカルボン酸を加えることにより反応
は有利に進行する。用いられる酸化剤としては特に制限
は無く、例えば硝酸第二セリウムアンモニウム等の無機
塩を挙げることができる。溶媒としては反応に関与しな
いものであれば特に制限はなく、例えばエタノール、プ
ロパツール、ブタノール等のアルコール類、酢酸等の有
機酸類、アセトニトリル、N、N−ジメチルホルムアミ
ド等の非プロトン性極性溶媒および水等を挙げることが
できる。反応原料の使用割合は、一般式(9)の化合物
に対し、酸化剤を5〜15倍当量程度用い、補助剤を添
加するときは2〜20倍当量用いるのが好ましい。反応
時間は10〜60分程度であり、反応温度は水冷下から
室温程度で有利に進行する。
一般式(5)で表わされる化合物のうち、Bが一〇−で
表わされる基である化合物は、例えば特開昭61−15
21356号に記載の方法により製造することができる
。Bが−NH−で表わされる基である化合物は、例えば
下記の反応工程式(IV)に従い製造することができる
〈反応工程式(■)(化合物(5)の製法)〉1式中、
2はt−ブトキシカルホニル基又はヘンシルオキシカル
ボニル基を示し、X、X−及びnは前記に同じ。] (D法) 一般式(11)で表わされるカルボン酸を、溶媒中で、
縮合剤を用い、塩基の存在下に、一般式(12)で表わ
されるアミンと反応させることにより、一般式(13)
で表わされるピペラジン化合物を得ることができる。溶
媒としては反応に関与しないものであれば特に制限はな
く、例えばエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水
素類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、N。
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の
非プロトン性極性溶媒等が使用できる。縮合剤としては
、一般にペプチド合成に利用されているものであれば特
に制限はなく、例えばN、  Nジシクロへキシルカル
ホジイミド、エトキシカルボニルクロリド等を示すこと
ができる。塩基としては、例えば4−ジメチルアミノピ
リジン、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等を示すこ
とができる。反応原料の使用割合は、一般式(11)の
化合物に対七、一般式(12)の化合物を1〜2倍当曾
、縮合剤を1〜2倍当量、塩基を触媒量もしくは1〜2
倍当量用いるのが好ましい。又、反応時間は1〜48時
間程度であり、反応温度は水冷下から室温程度で有利に
進行する。
(E法) 一般式(13)で表わされる化合物を、溶媒中、酸で処
理するか又は水素添加することにより、Zで示される基
を除去して、一般式(14)で表わされるピペラジン化
合物を得ることができる。溶媒としては反応に関与しな
いものであれば特に制限はなく、例えば(D法)で例示
した溶媒の他、メタノール、エタノール等のプロトン性
極性溶媒も使用することができる。酸としては、一般に
アミノ基の保護基を脱保護する際に用いられるものであ
れば特に制限はなく、例えば塩酸、硫酸、トリフルオロ
酢酸、臭化水素酸等を例示できる。水素添加により脱保
護する場合は、例えばパラジウム炭素等の触媒を用いる
ことでより有利に反応は進行する。
(F法) 一般式(13)で表わされる化合物に、溶媒中、還元剤
を反応させることにより、一般式(15)で表わされる
ピペラジン化合物を得ることができる。
溶媒としては反応に関与しないものであれば特に制限は
なく、例えば(D法)で例示した溶媒を使用することが
できる。還元剤としては、例えば水素化リチウムアルミ
ニウム、アルミニウムハイドライド等を例示することが
できる。
(G法) 一般式(15)で表わされる化合物を、(E法)と同様
に反応させることにより、一般式(16)て表わされる
ピペラジン化合物を得ることかできる。
上記(D法)〜(G法)による原料化合物の具体的製造
例を、後記参考例1〜3に示す。
又、前述の反応により得られた本発明化合物は、これを
例えばエーテル類、低級アルコール、酢酸エチル、ヘキ
サン等の溶媒中、室温程度の温度下に、前記有機酸また
は無機酸と反応させる等の従来公知の方法により、塩の
形態とすることができる。
上記反応工程式(I)〜(IV)で得られた各化合物は
、濃縮、濾過、再結晶、各種クロマトグラフィー等の通
常当分野で用いられる手段により単離、精製される。
実施例 次に参考例及び実施例を示し、本発明を更に詳しく説明
する。
く参考例1〉 1−(2−アミノ−2−フェニルアセチル)−4−デシ
ルピペラジンの合成 N−ホルミルピペラジン20g (0,18mol)、
1ブロモデカン37.2mt (0,18a+ol)及
び炭酸カリウム25g (0,18mol)を、N、N
−ジメチルホルムアミド20m1に懸濁させ、80°C
で3時間攪拌した。ベンゼン300m1で抽出し、水洗
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。
残渣をメタノール80m1に溶解し、濃塩酸20m1を
加え、3時間加熱還流した。減圧下溶媒を留去し、析出
した結晶をアセトンで洗浄し、N−デシルピペラジンを
塩酸塩として35.6g (収率66%)得た。
N−デシルピペラジン2.0g (7,35mmol)
 、N−1−ブトキシカルボニルフェニルグリシン1.
9g (7,561110101) 、炭酸水素ナトリ
ウム1.3g(15,5mmol) 、及び4−ジメチ
ルアミノピリジンt2zmg(1,0mmol)の乾燥
塩化メチレン溶液20m1に、N。
N′−ジシクロへキシルカルボジイミド2.3g(8,
64m+++ol)を加え、室温下に12時間攪拌した
析出品を濾取し、塩化メチレンで洗浄し、母液と洗液と
を減圧下に濃縮した後、残渣をシリカケルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム:メタノール=L5:l)
にて精製し、1−(N−t−ブトキシカルボニルフェニ
ルグリシル)−4−デシルピペラジンを2.8g (収
率83%)得た。
’H−NMR(CDCI3)  δppm:0.87(
3H,m)、 1.24〜1.4L(25H,+II)
、 2.14〜2.39(6H,m)、  3.30〜
3.68(4H,m)、  5.55(LH,d、J=
7.1Hz)。
6.12(LH,d、J=7.1[(z)、 7.23
〜7.33(5H,m)MS :  460(Mal> 1−(N−t−ブトキシカルボニルフェニルクリシル)
−4〜デシルビペラシン2.9g (6,32mmol
)を酢酸エチル5mlに溶解し、水冷下4N塩酸−酢酸
エチル溶液20m1を加え、1時間攪拌した。析出晶を
濾取し、少量のエーテルで洗浄後、減圧上乾燥し、1−
(2−アミノ−2−フェニルアセチル)4−デシルピペ
ラジンを塩酸塩として25g(収率90%)得た。
’H−NMR(DMSO−d6+D20)δpp[lI
:0.86(3H,m)、 1.27(12H,m)、
 1.76(2t(、m)、 3.11〜3.54(1
2H,+++) 、 4.72(IH,m) 、7.4
0〜7.57(5H,耐MS :  358(M−1) く参考例2〉 L−(2−アミノ−2−フェニルエチル)−4−デシル
ピペラジンの合成 参考例1と同様にして得た1−(N−t−ブトキシカル
ボニルフェニルグリシル)−4−デシルピペラジン17
g (37mmol)のテトラヒドロフラン50m1溶
液を、アルミニウムハイドライドのテトラヒドロフラン
溶液[Journal of American Ch
eLIlicalSociety、 90.2927 
(1968)コ140m1に水冷下滴下して加え、3時
間攪拌した。この溶液に水酸化カリウム2.1gの水7
.6ml溶液を滝下し、室温下12時間攪拌した。析出
物を濾取し、テトラヒドロフラン100m1で洗浄し、
母液と洗液とを合わせ、減圧下濃縮した。残渣を酢酸エ
チル150m1に溶解し、0.5N塩酸80[01、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水の順で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで脱水後、減圧下濃縮した。残
渣を参考例1と同様に処理し、1−(2−アミノ−2−
フェニルエチル)−4−デシルピペラジンを塩酸塩とし
て9.9g (収率59%)得た。
1H−NMR(DMSO−d6+D2’ O)δppm
:0.86(3H,u+)、 1.26(L2t1.m
)、 1.70(2H,m)、 2.98〜3.86(
14H,m)、 4.72(111,m)、7.40〜
7.63(5H,m)MS : 344(M−1) 〈参考例3〉 1−(2−アミノ−2−フェニルエチル)−4[10−
(2−テトラヒドロピラニルオキシ)デシルコピペラジ
ンの合成 1−ベンジル−4−[LO−(2−テトラヒドロピラニ
ルオキシ)デシルコピペラジン583mg (1゜40
mmol)をエタノール20m1に溶解し、10%バラ
ジラム炭素200mgを加えて水素雰囲気下、3気圧で
8時間振盪した。触媒を濾去し、洗液を減圧下濃縮し、
N−[10−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)デシ
ルコ ピペラジンを375mg (収率82%)得た。
次にN−t−ブトキシカルボニルフェニルグリシンとN
−[10−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)デシル
]ピペラジンを用い、参考例1.2と同様の方法で1−
(2−アミノ−2−フェニルエチル)−4−[10−(
2−テトラヒドロピラニルオキシ)デシル] ピペラジ
ンを塩酸塩として384mg (収率75%)得た。
lH−NMR(CDC13+D20)δppm :1.
28〜1.63(20H,m) 、2.19〜2.68
(14H,+n) 、 3.25〜3.86(5H,m
)、 4.56<LH,m)、 7.24〜7.38(
5H,m)MS : 444(M−1)、 428(M
−17)〈実施例1〉 1.4−ジメトキシ−2,3,5−トリメチルベンゼン
36.0g (0,2mol)の乾燥塩化メチレン溶液
に、水冷下コハク酸モノエチルクロライド33.6g(
0,2mol) 、塩化アルミニウム45.3g (0
,34mol)を加え、室温下16時間攪拌した。反応
液に水100m1を加え、塩化メチレン800m1で抽
出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した
。残渣をメタノール200m1に溶解し、水酸化ナトリ
ウム10.4g (0,26mol)の水20m1溶液
を加え、室温下10時間攪拌後、減圧下濃縮し、水15
00mlと塩化メチレン900m1で分配した。水層を
1N塩酸で酸性とし、塩化メチレン2000m1で抽出
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮、乾燥
し、4−(2,5−ジメトキシ−3,4,6−ドリメチ
ルフエニル)−4−オキソ酪酸を収率74%で得た。
亜鉛粉末30gの水15m1懸濁液に塩化水銀3g及び
濃塩酸5mlを加え5分間攪拌した。上澄液を除き、水
15m1で洗浄し、トルエン150m1.4− (2゜
5−ジメトキシ−3,4,6,)リメチルフェニル)−
4−オキソ酪酸15.4g (55,0mmol)及び
濃塩酸25m1を加え、24時間加熱還流した。1N水
酸化ナトリウムを加えアルカリ性とし、熱ベンゼン10
100Oで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧下濃縮した。残渣をアセトニトリル120m1に溶解
し、水60m1、ピリジン−2,6−ジカルボン酸27
.6g (0,17mol)を加え、この溶液に硝酸第
二セリウムアンモニウムの50%アセトニトリル水溶液
200 mlを加え、水冷下20分間攪拌した。水10
m1を加え、エーテル500m1で抽出し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧下濃縮後、シリカケルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム:エタノール−20
:1)で精製し、4− (2,3,5−)−リフチル−
1,4−ベンゾキノンー6−イル)酪酸を収率95%で
得た。
4− (2,3,5−トリメチル−1,4−ベンゾキノ
ン−6−イル)醋酸236mg (1[011101)
 、参考例1で得たアミン455mg (1mmol)
 、4−シメチルアミノピリンン12mg (0,1m
mol)の乾燥塩化メチレン溶液7mlに、水冷下N、
N−−ジンクロヘシクカルホジイミド309mg (1
,5mmoりの塩化メチレン溶液3mlを加え、室温下
24時間攪拌した。析出品を濾取し、塩化メチレンで洗
浄し、母液と洗液とを減圧下濃縮した。残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール−1
5:1)にて精製した。得られたオイル状物質をエーテ
ルに溶解し、マレイン酸く2.1当量)のエーテル溶液
を加え、析出品を濾取した。エーテルでよく洗浄し、下
記第1表に記載の化合物1を613mg (収率77%
)得た。
融点167〜16L5℃ 〈実施例2〜7〉 実施例1と同様にして第1表に示す化合物2〜7を合成
した。尚、第1表の元素分析値において上段が分析値、
下段が理論値を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) [式中、A及びA′は同一もしくは相異なってメチレン
    基又はカルボニル基を、Bは−NH−又は−O−を、X
    はヒドロキシ基又は水素原子を、X′は水素原子又はハ
    ロゲン原子を示す。mは0〜2の整数を、nは6〜15
    の整数を示す。Qは一般式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(2) (式中、Rは低級アルキル基を示す。)で表わされる基
    又は一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中、R′は低級アルキル基又は水素原子を示す。)
    で表わされる基を示す。]で表わされるアルキルピペラ
    ジン誘導体又はその塩。
JP2163575A 1990-06-20 1990-06-20 アルキルピペラジン誘導体 Pending JPH0454175A (ja)

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JP2163575A Pending JPH0454175A (ja) 1990-06-20 1990-06-20 アルキルピペラジン誘導体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20110124679A1 (en) * 2008-03-05 2011-05-26 Hinman Andrew W 2-SUBSTITUTED-p-QUINONE DERIVATIVES FOR TREATMENT OF OXIDATIVE STRESS DISEASES

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