JPS6075461A - Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 - Google Patents
Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法Info
- Publication number
- JPS6075461A JPS6075461A JP18072383A JP18072383A JPS6075461A JP S6075461 A JPS6075461 A JP S6075461A JP 18072383 A JP18072383 A JP 18072383A JP 18072383 A JP18072383 A JP 18072383A JP S6075461 A JPS6075461 A JP S6075461A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amount
- decahydroisoquinoline
- alkylating agent
- alkali metal
- metal hydroxide
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、医薬、農薬等の原料化合物として有用なN
−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法に関する。
−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法に関する。
従来、デカヒドロイソキノリンのN−アルキル化反応に
よりN−アルキルデカヒドロイソキノリンを合成した例
としては、蟻酸とホルムアルデヒドとを使用してN−メ
チルデカヒドロイソキノリンを合成した例が知られてい
るにすぎない。しかも、この方法では、使用する原料の
種類が多く、複雑な工程を必要とし、高い反応温度が要
求される、等の欠点がある。
よりN−アルキルデカヒドロイソキノリンを合成した例
としては、蟻酸とホルムアルデヒドとを使用してN−メ
チルデカヒドロイソキノリンを合成した例が知られてい
るにすぎない。しかも、この方法では、使用する原料の
種類が多く、複雑な工程を必要とし、高い反応温度が要
求される、等の欠点がある。
そこで、本発明者等は、デカヒドロイソキノリンのN−
アルキル化反応(二上りN−アルキルデカヒドロイソキ
ノリンを製造する新規な方法について鋭意研究を重ねた
結果、アルキルハライド又はアルキルエステルから選択
されたアルキル化剤とアルカリ金属の水酸化物若しくは
アルコラードとを使用することによりN−アルキルデカ
ヒドロイソキノリンを有利に製造し得ることを見い出し
、本発明を完成したものである。
アルキル化反応(二上りN−アルキルデカヒドロイソキ
ノリンを製造する新規な方法について鋭意研究を重ねた
結果、アルキルハライド又はアルキルエステルから選択
されたアルキル化剤とアルカリ金属の水酸化物若しくは
アルコラードとを使用することによりN−アルキルデカ
ヒドロイソキノリンを有利に製造し得ることを見い出し
、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明は、デカヒドロイソキノリンとアルキ
ルハライド又はアルキルエステルから選択されたアルキ
ル化剤とをアルカリ金属の水酸化物若しくはアルコラー
ドの存在下に反応させてN−アルキルデカヒドロイソキ
ノリンを製造する方法である。
ルハライド又はアルキルエステルから選択されたアルキ
ル化剤とをアルカリ金属の水酸化物若しくはアルコラー
ドの存在下に反応させてN−アルキルデカヒドロイソキ
ノリンを製造する方法である。
本発明において使用するデカヒドロイソキノリンは、そ
れが如何なる方法で製造されたものであってもよいが、
通常、イソキノリンを水素化触媒の存在下に一段階で水
素化して製造されるが、あるいは、1.2.3.4−テ
トラヒドロイソキノリン等の部分水素化イソキノシンを
原料にして水素化触媒の存在下に水素化して製造される
。
れが如何なる方法で製造されたものであってもよいが、
通常、イソキノリンを水素化触媒の存在下に一段階で水
素化して製造されるが、あるいは、1.2.3.4−テ
トラヒドロイソキノリン等の部分水素化イソキノシンを
原料にして水素化触媒の存在下に水素化して製造される
。
また、本発明においてアルキル化剤として使用されるア
ルキルハライドとしては、例えばメチルヨーシト、メチ
ルブロマイド、メチルクロライド、エチルヨーシト等が
あり、また、アルギルエステルとしては、例えばジメチ
ル硫酸、ジエチル硫酸、p−)ルエンスルホン酸メチル
等がある。アルキル化剤としてはメチル基を導入するメ
チル化剤が好ましく、特にジメチル硫酸が好ましい。
ルキルハライドとしては、例えばメチルヨーシト、メチ
ルブロマイド、メチルクロライド、エチルヨーシト等が
あり、また、アルギルエステルとしては、例えばジメチ
ル硫酸、ジエチル硫酸、p−)ルエンスルホン酸メチル
等がある。アルキル化剤としてはメチル基を導入するメ
チル化剤が好ましく、特にジメチル硫酸が好ましい。
上記アルキル化剤の使用量は、N−モノアルキル体の製
造を目的とするか、あるいは、N、N−ジアルキル体の
製造を目的とするかによって異なるが、N−モノアルキ
ルデカヒドロイソキノリンを製造するためにはデカヒド
ロイソキノリンの1モルに対して通常10〜15モル、
好ましくは10〜12モルであり、また、N、 N−ジ
アルキルデカヒドロイソキノリニウム塩を製造するため
にはデカヒドロイソキノリンの1モルに対して通常1.
5モル以−ヒ、好ましくは15〜25モルである。アル
キル化剤の使用量が、デカヒドロイソキノリンの1モル
に対して、15モル以下である場合にはN−モノアルキ
ルデカヒドロイソキノリンの生成量が多く、また、]5
モルより多くなるとN、N−ジアルキルデカヒドロイソ
キノリニウム塩の生成量が多くなる。
造を目的とするか、あるいは、N、N−ジアルキル体の
製造を目的とするかによって異なるが、N−モノアルキ
ルデカヒドロイソキノリンを製造するためにはデカヒド
ロイソキノリンの1モルに対して通常10〜15モル、
好ましくは10〜12モルであり、また、N、 N−ジ
アルキルデカヒドロイソキノリニウム塩を製造するため
にはデカヒドロイソキノリンの1モルに対して通常1.
5モル以−ヒ、好ましくは15〜25モルである。アル
キル化剤の使用量が、デカヒドロイソキノリンの1モル
に対して、15モル以下である場合にはN−モノアルキ
ルデカヒドロイソキノリンの生成量が多く、また、]5
モルより多くなるとN、N−ジアルキルデカヒドロイソ
キノリニウム塩の生成量が多くなる。
上記アルキル化剤と共に使用されるアルカリ金属の水酸
化物若しくはアルコラードとしては、例えば苛性ソーダ
、苛性カリ、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート、ナトリウムブチラード、カリウムメチラート、カ
リウムエチラート等を挙けることができる。これらのア
ルカリ金属の水酸化物若しくはアルコラードの使用量は
、」−記アルキル化剤の使用量と同じモル比の使用量で
あることが好まい9、−のアルカリ金属の水酸化物若し
くはアルコラ−1・は、通常水及び/又はアルコールに
溶解して使用される。
化物若しくはアルコラードとしては、例えば苛性ソーダ
、苛性カリ、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート、ナトリウムブチラード、カリウムメチラート、カ
リウムエチラート等を挙けることができる。これらのア
ルカリ金属の水酸化物若しくはアルコラードの使用量は
、」−記アルキル化剤の使用量と同じモル比の使用量で
あることが好まい9、−のアルカリ金属の水酸化物若し
くはアルコラ−1・は、通常水及び/又はアルコールに
溶解して使用される。
本発明のアルギル化反応は、使用されるアルキル化剤の
沸点によっても異なるが、このアルキル化反応自体が発
熱反応であるので、通常常温程度、好ましくは一り0℃
〜常温の範囲内で行なわれる。
沸点によっても異なるが、このアルキル化反応自体が発
熱反応であるので、通常常温程度、好ましくは一り0℃
〜常温の範囲内で行なわれる。
また、反応に際して、原料のデカヒドロイソキノリンを
予めシクロヘキサン等の無極性溶媒に溶解して使用して
もよく、また、このような溶媒を使用することなく無溶
媒で反応に使用してもよい。
予めシクロヘキサン等の無極性溶媒に溶解して使用して
もよく、また、このような溶媒を使用することなく無溶
媒で反応に使用してもよい。
反応終了後に生成したN−アルキルデカヒドロイソキノ
リンは、それがN−モノアルキルデカヒドロイソキノリ
ンであれば無極性溶媒に溶解し易く、また、N、 N−
ジアルキルデカヒドロイソキノリニウム塩は水等の極性
溶媒に溶解し易いので、この性質を利用して油層水層に
それぞれ抽出して分離する。
リンは、それがN−モノアルキルデカヒドロイソキノリ
ンであれば無極性溶媒に溶解し易く、また、N、 N−
ジアルキルデカヒドロイソキノリニウム塩は水等の極性
溶媒に溶解し易いので、この性質を利用して油層水層に
それぞれ抽出して分離する。
以下、実施例に基づいて本発明方法を具体的に説明する
。
。
実施例1〜5
デカヒドロイソキノリンを20%苛性ソーダ水溶液又は
25%ナトリウムメチラートに分散させておき、必要に
より冷却しながら攪拌下にジメチル硫酸又はメチルヨー
シトを05〜3時間で滴下し、滴下終了後室温で】時間
攪拌を継続して反応させた。反応終了後静置して油層と
水層とに分離し、油層については水洗し、また、水層と
油層洗浄水についてはシクロヘキサン洗浄を行った。
25%ナトリウムメチラートに分散させておき、必要に
より冷却しながら攪拌下にジメチル硫酸又はメチルヨー
シトを05〜3時間で滴下し、滴下終了後室温で】時間
攪拌を継続して反応させた。反応終了後静置して油層と
水層とに分離し、油層については水洗し、また、水層と
油層洗浄水についてはシクロヘキサン洗浄を行った。
油層についてはシクロヘキサンを留去後にガスクロマト
グラフによりN−メチルデカヒドロイソキノリン及びデ
カヒドロイソキノリンの定量分析を行い、また、水層に
ついては水を留去後にアセトニトリル可溶分を採取して
N、 N−ジメチルデカヒドロイソキノリニウム塩を回
収した。
グラフによりN−メチルデカヒドロイソキノリン及びデ
カヒドロイソキノリンの定量分析を行い、また、水層に
ついては水を留去後にアセトニトリル可溶分を採取して
N、 N−ジメチルデカヒドロイソキノリニウム塩を回
収した。
デカヒドロイソキノリン、苛性ソーダ、ナトリウムメチ
ラート、ジメチル硫酸、メチルヨーシト及び反応溶媒と
してのシクロヘキサンの各使用量、反応条件並びに反応
結果を第1表に示す。
ラート、ジメチル硫酸、メチルヨーシト及び反応溶媒と
してのシクロヘキサンの各使用量、反応条件並びに反応
結果を第1表に示す。
Claims (1)
- デカヒドロイソキノリンとアルキルハライド又はアルキ
ルエステルから選択されたアルキル化剤とをアルカリ金
属の水酸化物若しくはアルコラードの存在下に反応させ
ることを特徴とするN−アルキルデカヒドロイソキノリ
ンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18072383A JPS6075461A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18072383A JPS6075461A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075461A true JPS6075461A (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=16088183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18072383A Pending JPS6075461A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | Ν−アルキルデカヒドロイソキノリンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075461A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0549524U (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | 株式会社ケンウッド | カーセキュリティシステム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116680A (en) * | 1974-06-07 | 1976-02-10 | Lilly Co Eli | 22 arukiru 4 arufuaa chikanfuerudekahidoroisokinorinnoseiho |
JPS5159876A (en) * | 1974-09-23 | 1976-05-25 | Du Pont | Nn chikan 4aa ariiru toransu dekahidoroisokinorinno seiho |
JPS5198279A (en) * | 1975-02-24 | 1976-08-30 | nn chikan 1 2 3 44 tetorahidoroisokinorinkagobutsuno seizoho |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP18072383A patent/JPS6075461A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116680A (en) * | 1974-06-07 | 1976-02-10 | Lilly Co Eli | 22 arukiru 4 arufuaa chikanfuerudekahidoroisokinorinnoseiho |
JPS5159876A (en) * | 1974-09-23 | 1976-05-25 | Du Pont | Nn chikan 4aa ariiru toransu dekahidoroisokinorinno seiho |
JPS5198279A (en) * | 1975-02-24 | 1976-08-30 | nn chikan 1 2 3 44 tetorahidoroisokinorinkagobutsuno seizoho |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0549524U (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | 株式会社ケンウッド | カーセキュリティシステム |
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