JPS601816A - 鉄粉コア磁気装置 - Google Patents

鉄粉コア磁気装置

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JPS601816A
JPS601816A JP59088552A JP8855284A JPS601816A JP S601816 A JPS601816 A JP S601816A JP 59088552 A JP59088552 A JP 59088552A JP 8855284 A JP8855284 A JP 8855284A JP S601816 A JPS601816 A JP S601816A
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JP
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iron powder
iron
particles
powder
silicone resin
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JP59088552A
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English (en)
Inventor
トラシモンド・アダム・ソイロオ
ロ−レンス・ウイリアム・スピ−カ−
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L39/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L39/04Homopolymers or copolymers of monomers containing heterocyclic rings having nitrogen as ring member
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/08Cores, Yokes, or armatures made from powder
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/0206Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
    • H01F41/0246Manufacturing of magnetic circuits by moulding or by pressing powder

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧縮成形した鉄粉コア磁気装置に関し、また
電磁装置、特に商用電力線周波数で動作する放電ランプ
安定化回路用の変圧器およびインダクタに用いるのに適
した高透磁率、低損失磁気回路部品を製造するための材
料およびグラ法に関りる。
発 明 の 背 景 磁気月利は一般に2種類、即ち永久磁化することのでき
る磁気的に硬い物質と透磁率の高い磁気的に軟い物質と
に分けられる。本発明が関与するのは後者である。透磁
率は磁気物質を磁化する容易さの尺度であり、比B/H
(ここrHは磁気誘導Bを生じるのに必要な磁力を表わ
す)で与えられる。はとんどの電力用途、例えば変圧器
またはインダクタ、モータ、発電機およびリレーでは、
鉄が磁気月利とし−C使用されるが、低損失で高透磁率
であるのが非常に望ましい。
磁気月利は急速に変化覆る磁界にさらされると、ヒステ
リシス損おJ、びうず電流積をこうむる。ヒステリシス
損は、鉱内部の磁気保持ツノ(retenttvc f
orce)を打消Jためのエネルギーの消費により生じ
る。うず電流積は、変化する磁束により鉱内に誘起され
る電流の流れにより生じる。ヒステリシス損とうず電流
積’lr<、変圧器または電磁装置における鉄損となる
。変圧器に用いる磁気コアを製造する通常の方法では、
薄い鉄板を積重ねることにより積層構造を形成している
。鉄板は磁界に平行に配向して磁気抵抗が低くなるよう
にりる。
鉄板にワニスを塗るかまたは被膜を設け−C鉄板間を絶
縁し、これにより鉄板間に電流が循m−3するのを防止
し、これによりうず電流積を低く保つ。従来の積層変圧
器d′3よびインダクタには製造時に多数の異なる作業
が必要である。
焼結粉末金属を用いることにより、積層構造に固有の製
造上の負担が除かれるが、鉄損が大きいので、焼結粉末
金属の使用は普通、リレーのような直流作動を含む用途
に限定されていた。交流用途では、うず電流積を少なく
り−るために鉄粒子間を絶縁する必要がある。セラミッ
ク()1ライ1−)を形成するように組合わせた磁性酸
化鉄および他の金属酸化物、またはプラスチック月利中
に分散した鉄粉からつくった粉末コアは、高周波信号レ
ベル回路に用いられる。本発明者の知るところでは、金
属粉末コアはこれまで、磁束を通ず能力が低いので電力
用変圧器やモータに用いられたことがない。
高強度放電(HID)ランプやアーク放電ランプ用の積
7層コアを用いた代表的なりアクドル安定器では、長さ
が磁気回路の約1〜3%、もっと一般的には1〜2%で
ある空気ギャップを設ける。
このような用途において鉄粉を磁気コア用に使用する場
合、粒子はネ)γ子間間隔1〜3%以下にして相互に絶
縁しなりればならない。原料の鉄粉を1001〜ン/平
方インチまで圧縮しても、焼結しないと、密度が固体の
鉄の真の密度より 1〜2%低い値に留まる。その理由
は、おそらく小さな残留クレビスまたは隙間が空のま)
に留まるからである。このことは、分布した絶縁を含む
空気ギャップが3つの直交り向(うち1つが磁束通路の
方向である)のそれぞれで3%を越えないようにするた
めには、鉄粉を理論密度の約90%以上まで圧縮しなけ
ればならないことを意味する。
これまで、絶縁材料で被覆された銅粉を圧縮成形するこ
とにより所望の特性を有する高密度磁気コアを形成しよ
うとする種々の試みがなされてきた。米国特許第324
5841月に、銅粉を燐酸およびクロム酸で処理して鋼
粒子上に主としU*醇鉄およびクロム化合物よりなる表
面被膜を形成りることによって、高抵抗率鋼粉を製造す
る方法が記載されている。米国特許第3725521号
に同じ目的を達成する別の方法が記載されており、この
方法では鋼粒子を熱硬化性樹脂、例えばシリコーン樹脂
で被覆する。この特許では、樹脂に銅粉より粒度の小さ
い無機充填11例えば石英、カオリン、タルク、炭酸カ
ルシウムなどを配合づることか提案されている。米国特
許第4177089号に、アルカリ金属珪酸塩、クレー
およびアルカリ土類金属酸化物で被覆された鉄と鉄−珪
素−アルミニウム合金の粒子のブレンド(ble口d)
が提案されている。
これらの従来の提案はいずれも、鉄損が債例の積層コア
で生じる鉄損よりも実質的に大きくならないように十分
に大きな抵抗率を有する所要の密度の磁気コアを製造す
るのに成功していない。現自まで、1−(I[)ランプ
安定器用にプレス成形鉄粉コアが商業的に使用された例
はない。
発 明 の 概 要 本発明の目的は、慣例の積層鋼板コアと同等の高い透磁
率と低い鉄損を有する圧縮成形鉄粉磁気コアを112f
ハJること、そしてそのようなコアを製造する実用的か
つ経済的な方法を提供づることにある。さらに具体的に
は、分布した空気ギャップが3%以下、好ましくは約2
%以下であり、鉄損が慣例のコアの鉄損と同等である鉄
粉コアを目的としでいる。これによりコアが放電ランプ
安定器用として実用可能となる。勿論、鉄損をもっと低
くし、積層コアを用いたものよりも一層経済的な、鉄お
J:び銅またはアルミニウム導体を用いた安定器構成を
提供するのが望ましい。
本発明の付随的な目的は、都合のよい経済的な方法で容
易に圧縮成形し焼鈍して上記のようなコアを製造するこ
とができる処理鉄粉を提供することにある。
本発明を実施し−Cプレス成形コアを製造Jるには、適
当な粒度、通常は直径で0.05インチより小さい粒度
の粒子よりなる鉄粉を用いる。まず最初に連続的な珪素
質無機膜を設Cノる。好適実施例では、アルカリ金属珪
酸塩の水溶液を鉄粉と混合し、この鉄粉を空温より高い
温度で乾燥し“C水分をすべてとばすとともに、粒子を
ガラス質無機被膜で被覆づる。次にある程度の弾性をも
ち加圧下で流動し得る耐熱重合体の外被膜を設ける。好
適例では、シリコーン樹脂の有機溶剤での希釈液を鉄粉
と混合し、空気乾燥することによって、シリコーン樹脂
の外被膜を設けることができる。
次に鉄粉を約25トン/平方インチ以上の圧力で、磁気
回路部品として望ましい形状に圧縮成形りる。
次に圧縮成形コアを500°C以上C焼鈍しで、圧縮成
形操作中に鉄粒子内に誘起された応力を解除Jる。焼鈍
はヒステリシス損を少なくするが、In1時にうず電流
損が増加し始めるので、焼鈍を適切に制御しなければな
らない。シリコーン樹脂の外被膜により、うず電流損を
不当に増づことなく、上記のような高い温度で焼鈍を行
うことが可能になる。本発明は慣例の積層コアと同等の
総合損失を有するコアを製造し、こうして本発明の目的
を達成する。総合損失が慣例の積層コアより少ないコア
も製造できる。
、明のましい炉]1 本発明に従って強磁性金属粉=17部品を製造するため
に、まず直径が0.05インチより小さい粒子よりなる
鉄粉から出発する。粒子の特定寸法はコアを作動しよう
とする周波数に関係し、周波数が高くなるほど望ましい
寸法が小さくなる。米国で普通採用されている60ヘル
ツの電力線周波数では、最適平均粒度が、日本で採用さ
れている50ヘルツの周波数の場合より僅かに小さい。
粒子は、互いに絶縁されCいる個々の粒子内を循環する
うず電流により生じる損失が適切に低くなるように、十
分に小さくなければならない。しかしあまりに微細な粒
子では、粒度が磁区の寸法に近づくので、ヒステリシス
損が増加し始める。従っ”C1過小に微細な粒子も避け
る必要があり、またこのような微細な粒子はコスト高で
もあるので避ける必要がある。
鉄粉は、粒子状鉄材料が一般に商業上知られているよう
に、幾つかの周知の方法のいずれで製造し−Cもよい。
1つの方法では、溶融鉄の細い流れを高圧の水ジェツト
により噴霧化する。鉄粒子は、寸法が色々で、形状も球
形Cはなく不規則である。
粒度(粒子の寸法)は、特定された寸法範囲に適切なメ
ツシュのスクリーンを通過Jるかまたは通過しないかで
決められる仮想の球形粒子の直径C表わされる。
適当な鉄粉がホーガニーズ社 (HoeganeasC
orp、 )から商品名1000 Bで販売されCいる
。これは平均粒度が0.002〜0.006インチの範
囲にあるほず純粋な鉄粉である。ここで平均粒度とは、
粉末をふるい分ける際、粒子の50(IN)%が平均粒
度を越え、50%が越えないことを意味する。
粒子ノア0(重量)%以上が0.001〜0.008イ
ンチの範囲にある。販売元が公表している最大炭素含量
は0.02%、代表的には0.01%で、最大マンガン
含量は0.15%、代表的には0.11%であり、痕跡
量の銅、ニッケルおよびクロムが存在することがある。
ここで純鉄粉を用いるが、合金化元素、例えば珪素、ニ
ック゛ル、アルミニウムまたは他の元素を含有タる鉄も
、所望の磁気特性に応じて使用できる。
k−11it!! m! 鉄粉を処理するにあたっての第1工程は、粒子をアルカ
リ金属珪酸塩で被覆りることである。このアルカリ金属
珪酸塩被膜は最終的に、コア中の粒子間の絶縁を行う。
39(重量)%以下のに20とSLo、よりなる固形分
を含有するものや、54(重量)%以下のNa2oと5
Lo2よりなる固形分を含有づるアルカリ金属珪酸塩水
溶液が商業経路で入手ぐぎる。ここで使用した好適な市
販の珪酸カリウム溶液は、フィラデルフィア・りA−ツ
・カンパニイ(Philadelphia Quart
z Company)から商品名カシル(K a s 
i l ) # 1 トリT: 販売サレ、8.3%の
に20および20.8%のsLo、、の水溶液である。
例えば50kgの上記鉄粉を1250111のカシル#
1溶液および3750 ylの水と混合づる。湿潤剤ま
たは界面活性剤を添加しC1粒子の完全かつ均一な被覆
を促進するのが望ましい。ここでは、ローム・アンド・
ハース社(Rohm& ト1aas Co、)から商品
名トリトン(T riton > X 100として販
売されている材料1.42を使用した。この材料の有効
成分はアルキルフェノキシポリエトキシエタノールであ
る。
上記混合物をモルタル・ミキサ、即ち内容物を回転させ
てかぎまぜるための内部バッフルを右する回転駆動鋼ド
ラムに装入する。ここCは離油の石こう(しっくい)業
者が用いる2袋容量のミキサを用いた。装入物を回転さ
せるにつれて、熱風をミキサ中に吹込んで装入物を乾燥
り”る。ファンまたはインペラーにより電気抵抗ヒータ
を介して空気を送風する強力熱風ガンを使用した。混合
物は粘着姓の塊状段階を経て、自由に流動りる状態にな
る。次に粉末装入物を取出して平らなパン内に深さ1/
2〜1インチまで入れ、強制油jゴ;1炉ぐ120℃で
1時間乾燥して乾燥を完全にづる。
カシル水溶液を乾燥Jると、得られる被膜は化学結合水
を含有する。このような化学結合水をほぼ完全にとばし
、鉄粒子上の珪酸カリウム被膜をガラスになるまで(υ
化Jるには約250℃以上への加熱が必要であろう。し
かし、この段階では、そうするのを避り、表面の水をリ
ベて確実にとばずのに十分な熱を加えるだけで、すべて
の化学結合水までとばそうとはしない。ガラスにまで硬
化しないことにより、被膜に大きな融通性が残され、こ
れが後続のプレス工程で粒子間の絶縁を保持するのに役
立つと推定した。
本発明によれば、珪酸カリウムC被覆した鉄粒子上に、
接着性で可撓性でしかも導電性残滓に分解することなく
高い温度に耐えることのにきる樹脂の第2の極めて薄い
被膜を設ける。第1のガラス質被膜とこのような重合体
の外被膜とを組合せた結果とし゛C1焼鈍後のプレス成
形コアの損失が署しく小さくなることを確かめIL、6
シリコーン樹脂は、珪素原子と酸素原子とが交互に並び
、珪素原子に有機基が結合しCいることで特徴付(〕ら
れる重合体くポリマー)であり、本発明の外被膜として
好適である。しかし、他の樹脂も使用でき、当業者であ
ればポリイミド、フッ素樹脂およびアクリル樹脂などの
中から選択することができる。
ポリオルガノシロキサン樹脂では、有機基の種類と架橋
の程度が樹脂の物理的特性を決定Jる。好ましいシリコ
ーンは、アルキルおよびアリール基を含有ターるととも
に二および三官能性基を残m含有し、高温度安定性、良
好な接着性およびひび割れのない特性を持つシリコーン
である。このような樹脂を有機溶剤に溶解したものがワ
ニスとしC入手でき、H類浸漬および含浸用ワニスとし
て知られている。この種の樹脂としてゼネラル・上レフ
1〜リツク・カンパニイのシリコーン製品事業部(米国
ニューヨーク州つA−ターフメート所在)から商品名C
R−212として販売されているものが適当である。こ
れはメチルトリクロロシラン、フェニル1〜リクロロシ
ラン、ジメチルジクI:] l]シランおよびジフェニ
ルジクロロシランの配合物から調整される。これは、良
好な架橋を達成りる多量のSL Ol−1末端基と、残
量の二a5よび三官能性基を有し、高温度安定性および
良好な接着性を与えるポリメチルフェニルシロキサンで
ある。
シリコーン樹脂は、珪酸塩で被覆した鉄粒子に刻し、有
機溶剤に溶解したワニスとして適用される。乾燥しlc
銑鉄粉乾燥炉から取出し、室温まで放冷づ−る。次に鉄
粉を、トルエン中に20%の固形分を含有するシリコー
ン樹脂溶液500ri1ど共に、モルタル・ミキサーに
戻す。これに3000 xiのトルエンを加えて樹脂を
さらに希釈する。使用した溶剤はこの後蒸発さヒるので
、その性質は余り重要でなく、シリコーン樹脂を溶解す
る入手し易い任意の揮発性有機溶剤ひよい。同様に、処
理液の濃度は臨界的でなく、希釈の目的は鉄粉との混合
を容易にすることにある。ミキサ°に暖い空気を流しな
がら混合物を回転混合し、乾燥するまで続()る。
一般にシリコーン外被膜は個々の鉄粒子をカプセル封じ
し、絶縁性ぐある。しかし、本発明でのシリコーン外被
膜の使用は、主として、珪酸塩被膜のみ或いはシリコー
ン被膜のみの場合よりも一層高い温度で、うず電流損を
招くことなく、焼鈍できるようにすることである。シリ
コーン樹脂で被覆した鉄粉を回転混合し、乾燥した後、
70メツシユのふるいを用いてふるい分りして、o、o
ioインチより大きい塊状物を除去りる。アルカリ金属
珪酸塩の被膜およびシリコーン樹脂の外被膜を右する処
理済み鉄粉は安定であり、本発明の種々の目的を満足す
る。処理済み鉄粉を、コア部品を作るためのプレス成形
に必要になるまで、このま)保存してお(プばよい。平
均粒度が0.004インチであることを考慮すると、2
%の分布空気ギ1/ツブを得るのに必要な被膜の厚さは
約40xlOインチである。1%の分布空気ギャップの
場合には、被膜の厚さは約20X10−6インチであり
、3%の分布空気ギャップの場合には60X10−Gイ
ンチである1゜言い換えると、被膜の厚さは粒度の約0
.5〜約1.5%とすべきである。珪酸塩被膜が全被膜
の70〜85%を構成し、残部をシリコーン樹脂で形成
する。シリコーン樹脂は、コア部品を作るために圧縮成
形した後で焼鈍する際に少なくとも部分的に分解される
と考えられ、その残留物が完成:17部品では全被膜の
上記残部より少ない部分を構成する。
コ ア 製 作 本発明を具体化するコアを製造するために、上述した通
りに処理した鉄粉を、25トン/平方インチ以上、好ま
しくは50〜100トン/平方インチの圧力で、目的と
Jる磁気部品に望ましい形状に、圧縮成形する。プレス
成形を室温で行い、これにより理論密度の約93〜95
%を達成する。
プレス成形中、鉄粒子は粒子間の隙間を埋めて最終密度
を達成づるために必然的に変形される。
この結果生じる歪により粒子に応力が4人され、これが
ヒステリシス損を増加させる。本発明によれば、プレス
成形部品を焼鈍して応力を解除し、ヒステリシス損を少
なくする。500℃以上の温度が必要であることを確か
めた。しかし、余りに高い焼鈍温度はうず電流損を増す
原因となる。全体的損失が最小となる温度、即ち上述し
た好適なコーティングおよびオーバーコーテイングにつ
いては約600℃で焼鈍する。例えば、安定器リアクト
ル用コアの1ナンブルを磁束密度13キロガウスおよび
電力線周波数60サイクル/秒で測定した全損失は、焼
鈍前には、9ワツト/ボンドCあった。
600℃に焼鈍すると損失が5.0ワツト/ボンドに低
下した。同様のサンプルを650℃に焼鈍りると、損失
は6.2ワツト/ボンドであった。
本発明に従って珪酸塩被膜上にシリコーン外被膜を設け
ることによる驚くべき効果が、焼鈍後の材料の抵抗率を
比較することにより明白になる。
鉄粉を圧縮成形しIC直径1/2インチのスラグ・サン
プルをつくった。サンプルは珪酸塩被膜だりで被覆した
鉄粉、シリコーン樹脂だりで被膜した鉄粉、そして珪酸
塩被膜とシリコーン外被膜で被覆した粉末からそれぞれ
つくった。スラグを600℃で焼鈍した。珪酸塩だけで
被覆したり一ンプルは抵抗約500ミリA−ム/インチ
を示した。シリコーン樹脂だけで被覆したサンプルは焼
鈍り−ると必ず被膜が分解し、うず電流損が過大に増大
した。
珪酸塩被膜とシリコーン外被膜両方を有するサンプルは
測定された抵抗が約io、oooミリA’ lx/イン
チであり、珪酸塩だけの場合と較べて20倍の顕著な増
加を示した。
外被膜にシリコーン樹脂を用いることの1つの利点は、
焼鈍中の樹脂の分解により残される残留物が珪素を酸化
物まI〔は他の絶縁性の形態で含有りることにあると思
われる。焼鈍を好ましくは酸化性雰囲気中で、もっとも
好都合には空気中で行うベキCIy)ることを確かめた
。水素のような還元性雰囲気はうず電流損を高める原因
となり、避けなければならない。
ボッ1〜コア安定器 第1図に本発明に従って製造した圧縮成形鉄粉コア部品
を用いた、所謂ボッ[・コア・リアク]〜ル安定器を示
づ。図は安定器1を縦方向に分解して示すもので、プラ
スチックのボごン3上のコイルまたは巻線2が見えるよ
うにしである。コイルとボビンは、2つの鉄粉コア部品
4および5を互いに重ね合わせたとき、これらのコア部
品内に完全に収容される。組立状態では、コイルは環状
溝6.6′ 内に配置される。コイルの両端7および8
を、プラスチックのボビン3の一部であり、上半分のコ
ア4の穴11および12に入る絶縁スリーブ9および1
0に通して外に出す。巻線2からのタップ13を下半分
のコア5の長面14を通して外に外す。
この組立体は、ロツクワツシャイ」きナラ1へ15と両
コア部品の軸線方向穴を貫通する長い小ネジ16とによ
って一体に保持される。
図示の安定器は、放電ランプに用いるのは勿論のこと、
高強度放電(1−11D >ランプに流れる電流を制限
する直夕1]リアクタンスとして用いることが出来る。
この安定器は、米国特許第3917976号に記載され
図示されている、直列リアクタンス安定器とパルス始動
器の組合せとし゛(も同様に使用できる。
図示の安定器を用いて、70ワット高圧す1〜リウム蒸
気放電灯を120V 、 601−1 zのAC電力線
に(標準力率で点灯した。寸法およびパラメータを25
℃周囲温度での卓上動作測定値とともに次に示り。
ポットコア コア: 外径2+インチ、高さ1Tインチ。
ボビン:外径2−!−インチ、内径1+インチ、高さ1
丁インチ。
巻線:430ターン、タップ407ターン、直径0.0
28インチの銅線。
全重量: 1.02 ha。
点灯温度:コア87℃、コイル88℃。
安定器の電力損: 13.5ワツト。
同じ放電幻を同じ条件下で点灯するための慣例の積層E
−1コア安定器は、ピネラル・エレクトリック・カンバ
ニイのカタログ番号35−217203−R12のもの
である。そのN法およびパラメータを25℃周囲温度で
の卓上動作測定値とともに次に示す。
E−1−]コ ア層板:幅3吉インチ、高さ2πインチ。
積重ねの深さ0.825インチ。
ボビン二E型」アの中央脚部のまわりに配置し、0.8
7フインチx 0087フインチの正方形の間口を持つ
巻線=637ターン、タップ626ターン、直径0.0
359インチのアルミニウム線。
全重量: 1.14 kQ。
点灯温度二コア86℃、コイル100℃。
安定器の電力損:17ワツト。
本発明のボットコア安定器を慣例のE−1コア安定器と
比較すると、電力損が21%減少し、全小母が11%減
少している。従って本発明により、間−重囲の慣例の積
層コアと較べて効率が少なくとも等しく、かつ実際上一
層良好な鉄粉コアを形成Jることが初めて可能になった
効率という障害が消去されたので、慣例の積層コアより
鉄粉コアに有利な因子が多数ある。必要部品数が少なく
自動化が比較的容易(・あるので、製造工程に必要な労
働量がはるかに少なくηJむ。
完全に包囲された安定器構造を可能にするボッ(−コア
を簡単に形成でき、ボットコアはその形状からくる特有
の利点をもつ。ポットコアなら円形断面が可能になり、
円のまわりに巻くのに要するワイヤの長さは、同じ面積
を囲む正方形のまわりに巻くのに要するのより約13%
知い。巻線をコアで完全に包囲づることにより外部磁界
が極め−(低い値に減少する。従って磁界を局限するの
に遮蔽が不要であり、安定器の保舌を必要としない。巻
線がコア部品内の空所を実質的に埋めるので、空所を完
全に埋めるのにボッティング(potNng)をほとん
ど必要としない。このことは良好な熱伝達に有利であり
、最小量のボッディング利料で静かな作動を保証する。
上記実施例Cは60Hz作動についで記載したが、当業
者であれば他の周波数にも適用できること、また電子調
整器と組合せて使用すべきリアクトルにプレス成形コア
を使用できることがわかるはずである。次の2例が代表
的なものと考えられる。
前述した通りのボットコアに直径0.0201インチの
銅線を900ターン巻き、全空気ギャップをo、oeo
インチとした。日本で使用されている90ポル1−17
0ワツ1〜高圧ナトリウム放電灯を200ポル1〜.5
0Hzの電源で点灯した。定常状態条件下で下記のデー
タを得た。
電力線電圧: 200V (実効値)、5oHzランプ
電圧:103V(実効値) 電力線およびランプ電流: 0.95 A (実効値)
電力線ワット数:88 ランプワット数ニア3 安定器での全型ツノ損:15ワッ1へ 日本でアイリス社から製造され(いる400ワット高圧
水銀灯電子位相制御安定器を、前述した通りの、但し直
径0.0220インチの銅線を700ターン巻き、全空
気ギャップ0.180インヂを有ツる2つのボットコア
を用いて動作させた。2つのりアクドルを並列に動作さ
せ、位相制御回路の主リアクトルとして機能させた。定
常状態条件下で下記の試験データを得た。
電力線電圧:、 200V (実効値)ランプ電圧:1
37V(実効値) 電力線電流: 3.28 A (実効値)ランプ電流:
 3.27 A (実効値)電力線ワット数:457ワ
ツト ランブワツト数:395ワツト 全鉄損:60ワツト(2つのコアで) 本発明を特定の実施例に関して説明し、好適な材料、手
順、条件および部品を特定したが、本発明の要目を逸1
]fJ 1!ぬ範囲内で多数の変更が可能である。特許
請求の範囲はその範囲内に入るすべての変更例を包含り
るらのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を用い7.−ボッ1〜コアリ
アクトルの分解斜視図である。 主な符号の説明 1・・・安定器、2・・・巻線、3・・・ボビシ、と4
.5・・・鉄粉コア部品。 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無機絶縁材料の被膜および重合体の外被膜を有する
    鉄粒子を密に充填して形成され、上記被膜および外被膜
    が粒子間を実質的に絶縁する磁気コア。 2、焼鈍されて一層低い電気的損失特性を有J−る特許
    請求の範囲第1項記載のコア。 3、上記無機絶縁材料が珪素質である特許請求の範囲第
    1項記載のコア。 4、上記珪素質材料がアルカリ金属珪酸塩である特許請
    求の範囲第3項記載のコア。 5、上記重合体がシリコーン樹脂である特許請求の範囲
    第1項記載のコア。 6、上記無機絶縁材料がアルカリ金属珪酸塩であり、上
    記重合体がシリコーン樹脂である特許請求の範囲第1項
    記載のコア。 7、焼鈍されて比較的低いヒステリシス損および比較的
    低いうず電流損を示す特許請求の範囲第6項記載のコア
    。 8、圧縮成形前に0.05インチより小さい粒度の粒子
    よりなる鉄粉で構成され、」二記鉄粉の粒子はアルカリ
    金属珪酸塩で被覆され、そして粒子間を絶縁するシリコ
    ーン外被膜の残留物で更に被覆されていて、理論的鉄密
    度の90%以上に圧縮成形されており、当該部品中の鉄
    が焼鈍されて比較的低いヒステリシス損および比較的低
    いうず電流損を示すことを特徴とする、交流電気装置用
    の圧縮成形された鉄粉磁気コア部品。 9、鉄を、ヒステリシス損およびうず電流損が電力線周
    波数ではず等しくなる状態まで焼鈍し/C特許請求の範
    囲第8項記載の磁気コア部品。 10、圧縮成形前の鉄粉の平均粒度が0.002〜0.
    006インチの範囲にある特許請求の範囲第8Ii′J
    記載の磁気コア部品。 11、粒子の70(重量)%以上がo、ooi〜0.0
    08インチの範囲にある特許請求の範囲第8項記載の磁
    気コア部品。 12、理論内鉄密度の約93〜95%に圧縮成形された
    特許請求の範囲第11項記載の磁気コア部品。 13、直径0.05インチより小さい寸法の粒子を有す
    る鉄粉を選択し、 アルカリ金属珪酸塩の水溶液を鉄粉と混合し、鉄粉を乾
    燥し、 シリコーン樹脂を有機溶剤に溶解した溶液を鉄粉と混合
    し、 鉄粉を乾燥してシリコーン樹脂の薄い外被膜を粒子上に
    形成し、 鉄粉をコア部品に望ましい形状に圧縮成形する、各工程
    を有する交流電気装置用鉄粉磁気コア部品の製造方法。 14、コア部品を、うず電流損を過剰に増加させること
    なくヒステリシス損を著しく減少さけ”るのに有効な温
    度に焼鈍することを含む特許請求の範囲第13項記載の
    方法。 15 、 0.002〜0.006インチの範囲内の平
    均粒度を有する鉄粉を選択する特許請求の範囲第14項
    記載の方法。 16、鉄粉とアルカリ金属珪酸塩水溶液の混合物をこれ
    に空気を吹き込みながら、珪酸塩で被覆した粉末が自由
    に流動するようになるまCかきまぜ、そして被覆した粉
    末を加熱して表面水を完全にとばす特許請求の範囲第1
    4項記載の方法。 17、シリコーン樹脂がポリAルカノシロキーリン樹脂
    の極めて薄い外被膜を形成リ−るものである特許請求の
    範囲第14項記載の方法。 18、上記シリコーン樹脂がアルキルおよびツノリール
    基を含有するとともに二および三官能性基を残量含有し
    て、高温度安定性と実質的な接着性を与える特許請求の
    範囲第17項記載の方法。 19、上記シリコーン樹脂をメチルトリクロロシラン、
    フェニル1〜リクロロシラン、ジメチルジクロロシラン
    およびジフェニルジクロロシランのブレンドから形成す
    る特許請求の範囲第18項記載の方法。 20、焼鈍を500℃以上の温度で行う特許請求の範囲
    第14項記載の方法。 21、焼鈍を約600℃の温度で行う特許請求の範囲第
    14項記載の方法。 2、特許請求の範囲第13項記載の方法を実施りること
    により得られる磁気コア部品。 2、特許請求の範囲第14項記載の方法を実施すること
    により得られる磁気コア部品。 24、連続した珪素質膜の被膜および耐熱重合体の外被
    膜を有する粒子よりなり、上記被膜および外被膜が粒子
    間を絶縁するのに有効である鉄粉を有することを特徴と
    す“る、 理論内鉄密度の90%以上に圧縮成形して、比較的低い
    ヒステリシス損および比較的低いうず電流損をもたける
    ために焼鈍り゛ることのできる磁気コア部品を形成する
    のに適した処理鉄粉。 25、鉄粉が粒度0.05インチより小さい粒子よりな
    る特許請求の範囲第24項記載の処理鉄粉。 26、上記珪素質膜がアルカリ金属珪酸塩から形成され
    、上記耐熱重合体がシリコーン樹脂である特許請求の範
    囲第25項記載の処理鉄粉。 27、鉄粉の平均粒度が0.002〜0.006インチ
    の範囲にある特許請求の範囲第25墳記載の処理鉄粉。 28、粒子の10(重量)%以上が0.001へ・0.
    008インチの範囲にある特許請求の範囲第25項記載
    の処理鉄粉。 29、粒子上の珪酸塩被膜およびシリコーン外被膜の合
    計厚さが粒子寸法の約0.5〜約1.5%の範囲にある
    特許請求の範囲第26項記載の処理鉄粉。 30、上記アルカリ金属珪酸塩が珪酸カリウムであり、
    上記シリコーン樹脂がポリメチルフェニルシロキザンで
    ある特許請求の範囲第26項記載の処理鉄粉。
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