JPS60172951A - β−ヒドロキシプロピオン酸アミドの製造方法 - Google Patents

β−ヒドロキシプロピオン酸アミドの製造方法

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JPS60172951A
JPS60172951A JP59266529A JP26652984A JPS60172951A JP S60172951 A JPS60172951 A JP S60172951A JP 59266529 A JP59266529 A JP 59266529A JP 26652984 A JP26652984 A JP 26652984A JP S60172951 A JPS60172951 A JP S60172951A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C235/00Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms
    • C07C235/02Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms having carbon atoms of carboxamide groups bound to acyclic carbon atoms and singly-bound oxygen atoms bound to the same carbon skeleton

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、β−ヒドロキシプロピオン酸アミド(β−
)IPA)を不均一系触媒として有効な金属および(ま
たは)金属化合物の存在下にアクリロニトリルと水との
反応により製造する方法に関する。
[従来の技術および問題点] β−ヒドロキシプロピオン酸アミドは、種々の文献に記
載されている0例えば、米国特許第2.375,005
号には、β−プロピオラクトンとアンモニアとの反応に
よってβ−HPAを製造する方法が開示されている。こ
の場合、(発癌性の)β−プロピオラクトンはケテンお
よびホルムアルデヒドから製造されている。
米国特許第2,415,645号には、接触加水分解に
よってエチレンシアンヒドリンをβ−HPAに転化する
方法が記載されている。エチレンシアンヒドリンは、エ
チレンオキシドとシアン化水素との反応によって製造さ
れている。
β−HPAを製造するための別の方法は、アクリルニト
リルを出発原料とするものである。塩基性条件下でニト
リルを加水分解すると、相応するカルボン酸の塩が生成
する。アクリルニトリルをアルカリ性水溶液で加水分解
すると、反応生成物として、通常、アクリル酸もしくは
β−ヒドロキシプロピオン酸の塩が得られる(J、 S
ac、 Chew、 Ind。
日本、 44.880 (1θ41))。アクリロニト
リルの加水分解をアミドの段階で維持することは容易で
はない、アミドの酸への加水分解速度は、ニトリルから
のアミド形成速度よりもかなり速いからである。
水および不均一系触媒の存在下に7クリロニトリルを加
水分解して反応生成物としてアクリルアミドを得る方法
が報告されている。触媒として、金属銅と銅(I)およ
び(または)銅(!■)塩との組合せ(米国特許第3,
381,034号)、活性化MnO(西独特許公告節1
593320号)、還元CuOまたは還元銅−クロム酸
化物(西独特許公開筒2001903号)、またはラニ
ー銅もしくは他の金属触媒(西独特訂公開第20381
28号)が用いられている。かくして、金属触媒例えば
ラニー銅。
ウルマン銅、他のラニー金属もしくは銅触媒またはさら
に金属酸化物を含むのを用いて水と7クリロニトリルと
の反応によりアクリルアミドを製造すること(西独特許
公開筒2038128号)は知られているが、中性条件
下でアクリルアミドを生成する必要のあるこれら反応を
β−ヒドロキシプロピオンアミドの製造に利用すること
はできない。
アクリロニトリルをβ−HPAに転化する方法が米国特
許第3,870,020号に記載されている。用いる塩
基性加水分解用の触媒として、アルカリ金属もしくはア
ルカリ土類金属の水酸化物、並びに有機化合物例えば第
三もしくは第四オニウムヒドロキシドおよびオニウム塩
が用いられている。できるだけ高いβ−HPAの収率を
得るためには、20バールを越える圧力が必要であると
されている。触媒としてNaOHを用いた場合、β−H
PAの収率は向−ヒするが、β−ヒドロキシプロピオン
酸の生成率も高められることが観察されている。副生成
物としてのβ−ヒドロキシプロピオン酸の発生は、β−
HPAの結晶化を阻止するので1反応生成物の簡単な回
収処理が阻害される。したがって、比較的低い圧力の下
で、不所望のβ−ヒドロキシプロピオン酸を生成するこ
となくアクリロニトリルからβ−HPAを高い収率で製
造できる簡単な方法の開発が望まれている。
[問題点を解決するための手段] 驚くべきことに、室温より高く200°Cまでの温度で
、触媒としての金属および(または)金属化合物好まし
くはラニー金属および(または)その化合物の存在下に
、アクリロニトリルを狭いPH領領域なわち、11.8
ないし13.5のpH領域で水(好ましくは脱塩北本)
と反応させることによって、副生成物としてのβ−ヒド
ロキシプロピオン酸をほとんどあるいは全く生じること
なくβ−HPAが高い収率で生成することを見出した。
すなわち、この発明によれば、β−ヒドロキシプロピオ
ン酸アミドifm基性触媒のイ5在ドに7クリロニトリ
ルと水との反応により製造する方法において、該反応を
、不均一系触媒として金属および(または)金属化合物
を用い、11.8ないし13.5のpn領域において、
20℃ないし200℃の温度下でおこなうことを特徴と
するβ−ヒドロキシプロピオン酸アミドの製造方法が提
供される。
好ましくは、上記反応は12.8ないし13.2のpH
領域でおこなわれる0反応器度は、好ましくは、70℃
ないし200℃、特に90gないし170℃である。
触媒としては、うこ−金属が好ましく用いられる。ラニ
ー金属としては、ラニー銅、ラニーニッケル、またはラ
ニーコバルトを挙げることができる。これらラニー金属
の代りにまたはこれに加えて、触゛媒として金属化合物
好ましくは上記ラニー金属のそれを用いることができる
。金属化合物としては、酸化物および水酸化物、並びに
上記ラニー金属“の塩を挙げることができる。好適な金
属化合物は、例えば銅(II)酸化物、コバルト(II
I)酸化物または銅(II)塩例えば塩基性炭酸銅、オ
キシ塩化銅、硫酸銅、硝酸銅、またはGo(OH)zの
ようなコバルト化合物である。
上記反応は、ラニー金属または金属化合物の存在ドばか
りでなく、ラニー金属と金属化合物との組合せの存在下
でもおこなうことができる。この後者の場合には、その
添加量は、単独の成分に適用される量的割合に従う。反
応成分は1反応前に酸素を除去することが必要である。
酸素が存在すると、不所望のβ−ヒドロキシプロピオン
酸が生成するとともに、生成物中に金属イオンが強く生
成するのである。
アクリロニトリルに対するラニー金属の重量比は0.0
工ないし2であることが有利であり、好ましくは0.1
ないし1.0である。アクリロニトリルに対する金属化
合物の重量比は、1.0ないし0.0005であること
が有利である。この発明によれば1反応酸分は、反応器
中、Wl拌下において、上記反応温度(20℃ないし2
00℃、好ましくは70℃以L、特には90”0ないし
170℃)で加熱される。too”c以上の温度では、
反応は耐圧反応器中でおこなわれ、その際、。
1ないし10パールの圧力が発生する0反応は圧力にっ
て特に影響を受けない。
水に対するアクリロニトリルの重量比は0、Olないし
1.47であることが有利であり、好ましくは0.lO
ないし0.74である。
上記水和反応の速度を高めるために、活性剤として、硝
酸アルミニウムのようなニトレート化合物を添加するこ
とができる。それによって金属系触媒の有効時間が長時
間にわたって保持される。
ニトレート化合物の量は、アクリロニトリルと水との混
合物の総重量に対するニトレートイオンの重量比として
計算して1ないし600ppmであることが有利である
上記所望のpH値は塩基の添加によって得ることができ
る。
上記塩基としては、アルカリ金属水酸化物例えば、水酸
化リチウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム、
あるいは第四アンモニウムヒドロキシド例えば、トリメ
チルベンジルアンモニウムヒドロキシドを用いることが
できる。塩基の量は1反応系(溶液)のp Hiaが1
1.8ないし■3.5、好ましくは12.8ないし13
.2となるように選択される。
5分ないし24時間の反応時間経過後、生成物を回収す
る。生成物の回収処理は1段階ろ過、カチオン交換およ
びアニオン交換によっておこなうことができ、揮発性成
分の蒸留による除去は減圧ド、130℃以下の温度でお
こなう。
こうして得られた水を含まない生成物から結晶化によっ
てβ−ヒドロキシプロピオンアミドを得る。その場合、
温度は0℃以下とすることが望ましい。短鎖脂肪族ケト
ン例えばアセトンまたはメチルエチルケトンからの再結
晶させることによって生成物をさらに純粋なものとする
ことができる。
この発明の方法に用いられるラニー金属および金属酸化
物よりなる触媒は、その活性がほとんど低ドすることな
く、繰返し使用することができる。
この発明に従って製造されたβ−HPAは米国特許第4
,237,087号または第4,408,073号に従
ってα、β−不飽和、置換カルボン酸アミドを製造す、
る際の出発物質として用いることができる。なお、α、
β不飽和、置換カルボン酸アミドはこれを重合して高分
子凝集剤にすることができる。
さらに、この発明に従って製造されたβ−HPAは、エ
ステルアミドおよびポリエステルアミドを製造するため
の出発物質として、および薬剤、殺虫剤等を製造するた
めの中間生成物として利用できる。また、ヒートポンプ
用の蓄熱媒体としても用いられる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を記載する。
実施例 l マノメータ、油浴および撹拌器を備えた2リツトルの高
級鋼製耐圧反応器中に、脱塩化水を500グラム、 N
aOHを2グラム、AI(NO3)、 −9H,0を7
5ミリグラム、ヒドロキノンを100ミリグラム、およ
びアクリロニトリルを70グラムの割合で仕込み、窒素
ガスを用いて溶存酸素を除去した。ラニー銅25グラム
を酸素を含まない水で洗3浄し、酸化銅6グラムととも
に反応器に添加し、た、この混合物のpHは12.9で
あった。この混合物を150℃に加熱したところ、約6
/ヘールの圧力となった。反応時間は3時間であった。
この反応により、生成物として透明な緑色の液体を得た
。この粗生成物をカチオン交換体に通して銅イオンを除
去し、100℃、0.5ミリ7曳−ルの減圧下で揮発性
成分を除去した。得られた粘稠褐色生成物をHPLCに
よって分析したところ、72重量%がβ−ヒドロキシプ
ロピオンアミドであり、2411i1%がエチレンシア
ンヒドリンであった。
実施例 2 アクリロニトリルの星を96グラムとして実施例1と同
様の操作をおこなった0反応器合物のpHは12.8で
あった6反応は、150℃、約6バールの圧力でおこな
った0反応生成物として淡い緑色の透明液体を得た。こ
の粗生成物からカチオン交換体によって銅イオンを除去
した後、100℃、0.5ミリバールで揮発性成分を除
去した。得られた粘稠褐色生成物を分析したところ、β
−ヒドロキシプロピオンアミドが70重量%テアリ、エ
チレンシアンヒドリンが28重量%であった・ 実施例 3〜に れらの実施例では、実施例2で用いた触媒系すなわちラ
ニー銅および酸化銅を再び用いた。すなわち、ラニー銅
および酸化銅の存在している反応器中に、水500グラ
ム、NaOH2グラム、AI(No3)3−9H201
00ミリグラム、ヒドロキノン100ミリグラムおよび
アクリロニトリル70グラムを酸素を排除した状態で仕
込んだ、この反応溶液のpHは12.9ないし13.0
であった。
150℃で圧力は約6パールに達した。反応時間は6時
間であった。こうして淡い緑色の液体を得た。この粗生
成物をカチオン交換体で処理し、100℃、0.5ミリ
バールで揮発性成分を除去した。
以下の表1に、各生成物の分析結果を示す。
表 1 実施例 7〜12 これらの実施例においては、触媒系を変えて実施例1と
同様に操作した。NaOHの代りにKOHおよびLiO
Hを用い、ラニー銅の代りにラニーコバルトまたはラニ
ーニッケルを用い、またCuOの代りにCo2O3を用
いた。反応混合物のpHは12.4ないし13.1とし
た。各実施例で得た反応生成物の分析結果を下記表2に
記載する。
実施例 13 実施例1と同じように、脱塩化水810グラム、NaO
H0、5グラ11、AI(NO3)、−9H20100
ミリグラム、ヒドロキノン100ミリグラムおよびアク
リロニトリル159グラムをラニー銅8゜グラl、の存
在ドに混合した。この混合物のpHは12.0であった
。150℃、約6パールの圧力ドで4時間反応させた後
、透明な褐色液体を得た。この粗生成物を100℃、0
.5ミリバールのドで処理して揮発性成分を除去した。
得られた粘稠褐色生成物は、β−ヒト°ロキシブロビオ
ンアミドを39.4重量%、およびエチレンシアンヒド
リンを17.1取量%の割合で含んでいた。
実施例 14 実施例1と同じように、脱塩花木432グラA、NaO
H5グラム、^1(No、)3−9H20100ミリグ
ラムおよびアクリロニトリル159グラムをラニー銅8
0グラムとともに混合した。この混合物(7)pHはl
 3−4テあった。150”0.約7バールで4時間反
応させた後、褐色液体を得た0通常の回収処理をおこな
ったのち、生成物を分析した。その結果、この生成物は
β−ヒドロキシプロピオンアミドを46.5重量%およ
びエチレンシアンヒドリンを9.7重量%の割合で含ん
でいた。
実施例 15〜22 実施例1に記載した方法に従って、脱塩化水810グラ
ム、AI(No3)3−13)1,0 500 ミ!J
グラム、ヒドロキノン100ミリグラム、アクリロニト
リル159グラム、並びにド記表3に示した量の水酸化
ナトリウムおよび金属化合物を反応させた。通常の回収
処理をおこなった後、生成物中のβ−HPAの含有率お
よびエチレンシアンヒドリン(ECU)の含有率を測定
した。結果を表3に併記する。
実施例 23 実施例1に記載した方法に従って、脱塩化水810グラ
ム、Al(No3)3・9)120100ミリグラム、
ヒドロキノン100ミリグラム、アクリロこトリル15
9グラム、水酸化ナトリウム5グラム、並びに水で洗浄
したラニー銅80グラムを混合した。反応を150℃の
温度、40パールの圧力の下で4時間おこなった。通常
の回収処理の後、生成物を分析したところ、β−HPA
を63重量%およびECHを18重量%含んでいた。
実施例 24 実施例1に記載した方法に従って、脱塩化水360グラ
ム、Al(NO3)3−9)120 80ミリグラム、
ヒドロキノン100ミリグラム、アクリロニトリル26
5グラム、水酸化ナトリウム1グラム、並びに水で洗浄
したラニー銅50グラムおよび酸化銅0.4グラムを混
合した。この混合物のpHは12.4であった。反応を
150℃の温度、約6バールの圧力の下で6時間おこな
った。
通常の回収処理の後、生成物を分析したところ、β−H
PAを22重景%およびECHを24重量%含んでいた
実施例 25 実施例1に記載した方法に従って、脱塩化水500グラ
ム、Al(NO,)3・9H20100ミリグラム、ヒ
ドロキノン100ミリグラム、アクリロニトリル70グ
ラム、ラニー銅50グラム、および酸化銅5グラムを混
合した。ベンジルトリメチルアンモニウム8グラム(4
0%水溶液)を添加することによってpuを12.4と
した。この混合物を150℃の温度、約6バールの圧力
下で5時間反応させた。通常の回収処理の後、生成物を
分析したところ、β−HPAを48重量%およびECH
を20欧醗%含んでいた。
実施例 26 実施例1に記載した方法に従って、脱塩化水500グラ
ム、ヒドロキノン100ミリグラム、AI(NO3)、
φ9)1..0300ミリグラム、アクリロニトリJl
z l OOグラム、Nap)If 、 5グラム、お
よび水で洗浄したラニー銅lOOグラムを反応させな。
反応温度は170℃であり、その際約9バールの圧力が
発生した。15分間の反応後、通常の回収処理をおこな
った。生成物を分析したところ、β−HPAを56重景
%およびECHを11重量%含んでいた。
実施例 27 還流冷却器および攪拌器を備えた開放ガラス容器中で、
脱塩化水500グラム、AI (NO3)3・9H20
300ミリグラム、ヒドロキノン100ミリグラム、N
aOH1、5グラム、水で洗浄したテニー銅100グラ
ム、およびアクリロニトリル100グラムを混合した。
この混合物を5一定の攪拌下で、90℃に3時間保持し
、反応させた。通常の回収処理の後、生成物を分析した
ところ、β−HPAを35重量%およびE(Hを20重
景%含んでいた。
実施例 28 実施例1に記載した方法に従って、脱塩化水960グラ
ム、ヒドロキノン100ミリグラム、アクリロニトリル
100グラム、水酸化ナトリウム3グラム、並びに水で
洗浄したラニーti4100グラムを混合した。この混
合物のpHは12.8であった0反応を140℃の温度
、約5バールの圧力の下で3時間おこなった0通常の回
収処理の後、生成物を分析したところ、β−HPAを7
2重量%およびECHをill量%含んでいた。
実施例 29 実施例1に記載した方法に従って、脱塩化水810グラ
ム、AI(NO,)3−98,0 100ミリグラム、
ヒドロキノン100ミリグラム、アクリロニトリル15
9グラム、水酸化ナトリウム3グラム、並びに水で洗浄
したラニー銅80グラムおよび酸化銅O01グラムを混
合した。この混合物のpHは12.8であった0反応を
150℃の温度、約6バールの圧力の下で24時間おこ
なった。通常の回収処理の後、生成物を分析したところ
、β−HPAを57重量%およびEGOを29重酸第含
んでいた。
比較例(米国特許第3,670,020号に相当)この
比較例においては、ラニー金属をよび金属酸化物をいづ
れも用いなかった。水810グラム、NaOH14グラ
ム、ヒドロキノン100ミリグラムおよびアクリロニト
リル159.2グラムよりなる混合物を、150℃の温
度、40パールの圧力ドで6時間反応させた。この混合
物のpHは13.5であった。通常の回収処理の後、生
成物を分析したところ、β−ヒドロキシプロピオンアミ
ドを27.4重量%、エチレンシアンヒドリンを12.
1i1.%およびヒドロキシプロピオン酎を約35重量
%含んでいた。
比較例(西独特許公開第2038126号に相当)この
比較例においては、Na0)lを添加することな〈実施
例1の操作をおこなった。混合物のpHは9.6であっ
た6通常の回収処理によって得た生成物を分析したとこ
ろ、β−ヒドロキシプロピオンアミドを1000重量%
、エチレンシアンヒドリンを4.3重量%、および主成
分としてアクリルアミドを含んでいた。
[発明の効果] 以ト述べたように、この発明によればβ−ヒドロキシプ
ロピオン醸アミドを、β−ヒトaキシプロピオン酸をほ
とんど生ずることなく高い収率で得ることができる。
出願人代理人弁理土鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)β−ヒドロキシプロピオン酸アミドを#i基性触
    媒の存在下に7クリロニトリルと水との反応により製造
    する方法において、該反応を、不均一系触媒として金属
    、金属化合物またはその混合物を用い、11,8ないし
    13.5のpH領域において、20℃ないし200℃の
    温度ドでおこなうことを特徴とするβ−ヒドロキシプロ
    ピオン酸アミドの製造方法。 (2)反応を12.8ないし13.2のpH’iJf域
    でおこなうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の製造方法。 (3)反応を70℃ないし200℃の温度下でおこなう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の製造方法。 (4)反応を90℃ないし170℃の温度下でおこなう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の製造方法
    。 (5)触媒として、ラニー金属またはラニー金属の金属
    化合物を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第4項のいづれか1項に記載の製造方法。 (6)金属化合物が酸化物、水酸化物または塩である特
    許請求の範囲第5項記載の製造方法。 (7)アクリロニトリルに対する金属の重量比が0.0
    工ないし2であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第5項のいづれか1項に記載の製造方法。 (8)アクリロニトリルに対する金属の重量比が0.1
    ないし1.0である特許請求の範囲第7項記載の製造方
    法。 (9)アクリロニトリルに対する金属化合物の重量比が
    0.0005ないし1.0であることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項または第6項記載の製造方法。 (10)水に対するアクリロニトリルの重量比が0、 
    、01ないし1.47であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第9項のいづれか1項に記載の製造
    方法。 (t B水に対するアクリロニトリルの重量比が0、O
    lないし0.74である特許請求の範囲第10項記載の
    製造方法。 (12)反応をニトレート化合物の存在下でおこなうこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第11項の
    いづれか1項に記載の製造方法。 (13)ニトレート化合物が硝酸アルミニウムである特
    許請求の範囲第12項記載の製造方法。 (14)アクリロニトリルと水との混合物の総重量に対
    するニトレートイオンの重量比として計算して、ニトレ
    ート化合物を1ないしlooppmの星的割合で用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第13項記載の製造方
    法。
JP59266529A 1983-12-22 1984-12-19 β−ヒドロキシプロピオン酸アミドの製造方法 Granted JPS60172951A (ja)

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