JPS60170011A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS60170011A JPS60170011A JP2301384A JP2301384A JPS60170011A JP S60170011 A JPS60170011 A JP S60170011A JP 2301384 A JP2301384 A JP 2301384A JP 2301384 A JP2301384 A JP 2301384A JP S60170011 A JPS60170011 A JP S60170011A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- magnetic head
- core
- gap
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/147—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores being composed of metal sheets, i.e. laminated cores with cores composed of isolated magnetic layers, e.g. sheets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は磁気ヘッドに関するものである。
(従来例の構成とその問題点)
従来磁気ヘッドの作製方法として、第1図(、)に示し
たように、左右のコアl 、 1’の対向面に5102
等のギャップ材2,2′をス・やツタ−法等により形成
した後、さらにギャップ材と、両コアの接着を目的とし
て低融点ガラス3,3′をス・ぐツタ−法等により形成
し、両コアを所定の温度でボンディングガラス4を溶融
する事で接合して磁気ヘッドを構成していた。
たように、左右のコアl 、 1’の対向面に5102
等のギャップ材2,2′をス・やツタ−法等により形成
した後、さらにギャップ材と、両コアの接着を目的とし
て低融点ガラス3,3′をス・ぐツタ−法等により形成
し、両コアを所定の温度でボンディングガラス4を溶融
する事で接合して磁気ヘッドを構成していた。
この時間順となるのは、ビンディングガラス4の流れが
悪く、第1図(、)に示したように、いわゆるア(ツク
ス部に、ボンディングガラスが流れず、隙間があいた部
分が生じ、加工時の機械的耐久性ないしはギャップ精度
の信頼性が低かった。
悪く、第1図(、)に示したように、いわゆるア(ツク
ス部に、ボンディングガラスが流れず、隙間があいた部
分が生じ、加工時の機械的耐久性ないしはギャップ精度
の信頼性が低かった。
この欠点を改善する目的で現在では第1図(b)に示す
ようにアペックス部の表面にOrなどの金属膜5を付着
させボンディングガラス4の流れを良くしている。
ようにアペックス部の表面にOrなどの金属膜5を付着
させボンディングガラス4の流れを良くしている。
この方法では、ビンディングガラス4の流れは第1図(
b)に示す様に良好ではあるが、金属膜がギャップ面に
入るとギャップくずれなどの問題があり、またギヤラプ
ス被−サとして金属膜が使用されると膜厚のモニター、
制御がむずかしくなるので金属膜がギャップ面に出ない
構造になっている。
b)に示す様に良好ではあるが、金属膜がギャップ面に
入るとギャップくずれなどの問題があり、またギヤラプ
ス被−サとして金属膜が使用されると膜厚のモニター、
制御がむずかしくなるので金属膜がギャップ面に出ない
構造になっている。
ところが金属膜がギャップ面に付着しないで、かつアペ
ックス部のみに金属膜を付着させる事は非常にむずかし
く、例えばマスクスノ?ツター法、リフトオフ法、エツ
チング法などによシ行われているが、いずれも工程が複
雑であるばかりでなく、スノぞツタ−のまわシ込み、リ
フトオフ、エツチング不良などがあり、歩留りの点でも
問題があり、工程の簡略化ならびに歩留シの高い磁気ヘ
ッドの構成が望まれていた。
ックス部のみに金属膜を付着させる事は非常にむずかし
く、例えばマスクスノ?ツター法、リフトオフ法、エツ
チング法などによシ行われているが、いずれも工程が複
雑であるばかりでなく、スノぞツタ−のまわシ込み、リ
フトオフ、エツチング不良などがあり、歩留りの点でも
問題があり、工程の簡略化ならびに歩留シの高い磁気ヘ
ッドの構成が望まれていた。
(発明の目的)
本発明は、工程が簡単であり、かつ信頼性の高い磁気ギ
ャップを有する磁気ヘッドを歩留り良く提供することに
ある。
ャップを有する磁気ヘッドを歩留り良く提供することに
ある。
(発明の構成)
本発明は、上記の目的を達成するため、2つの磁気へラ
ドコアを対向させ、該コアの巻線溝にガラスを流して接
合する磁気ヘッドにおいて、その対向するコア表面の一
方が酸化物、他のコア表面が低融点ガラスと酸化物の2
層膜とし、相対向して接合した構造を有する磁気ヘッド
であシ、特に低融点ガラスの厚みが500X以上である
事を特徴とするもので、実用性を考慮すれば2μm以下
が望ましい。
ドコアを対向させ、該コアの巻線溝にガラスを流して接
合する磁気ヘッドにおいて、その対向するコア表面の一
方が酸化物、他のコア表面が低融点ガラスと酸化物の2
層膜とし、相対向して接合した構造を有する磁気ヘッド
であシ、特に低融点ガラスの厚みが500X以上である
事を特徴とするもので、実用性を考慮すれば2μm以下
が望ましい。
ボンディングガラスの流れを調べるため、モデル実験と
して市販の基板ガラスを用い、その表面にS r 02
をス・クツターによシ約1oooX付着した後に、何も
しないもの、さらに市販の鉛系低融点ガラスを100〜
1500Xス・?ツターしたものを用意し、その表面に
φ0.2の市販の鉛系低融点ガラス棒を乗せ、低融点ガ
ラスの軟化温度以上に昇温しでガラス棒を溶かした後、
第2図に示した様に基板ガラスと、その上で溶けたガラ
ス棒のなす角(のを測定した。
して市販の基板ガラスを用い、その表面にS r 02
をス・クツターによシ約1oooX付着した後に、何も
しないもの、さらに市販の鉛系低融点ガラスを100〜
1500Xス・?ツターしたものを用意し、その表面に
φ0.2の市販の鉛系低融点ガラス棒を乗せ、低融点ガ
ラスの軟化温度以上に昇温しでガラス棒を溶かした後、
第2図に示した様に基板ガラスと、その上で溶けたガラ
ス棒のなす角(のを測定した。
第2図から明らかなように、基板ガラス上のS iO2
の上では低融点ガラス棒は、ぬれ性が悪く、5tO2の
表面に低融点ガラス膜があると、ぬれ性が向上し、その
厚みが増す程ぬれ性が向上する。すなわちガラスの流れ
が良くなる事が分かった。
の上では低融点ガラス棒は、ぬれ性が悪く、5tO2の
表面に低融点ガラス膜があると、ぬれ性が向上し、その
厚みが増す程ぬれ性が向上する。すなわちガラスの流れ
が良くなる事が分かった。
従来の磁気ヘッドは第1図(、)に示した様に、低融点
ガラスを左右のコアに割シふって付着させるため、実際
の厚みの1/2にする事で、その厚みが薄くなるため、
その結果ぎンディングガラスの流れが悪くなシ、前記不
都合が生じている事が分かった。
ガラスを左右のコアに割シふって付着させるため、実際
の厚みの1/2にする事で、その厚みが薄くなるため、
その結果ぎンディングガラスの流れが悪くなシ、前記不
都合が生じている事が分かった。
ちなみに従来の磁気ヘッドで仁、低融点ガラスの厚みは
通常片側コアで500X以下である。
通常片側コアで500X以下である。
(実施例の説明)
この発明の実施例を第3図に基づいて説明する。
非晶質合金を、市販のガラス基板でサンドイッチしたヘ
ッドコアの1方のギャップ面21にS r 0222を
100OXス・母ツタした後にさらに低融点ガラス23
を100〜1500Xス/IPツタした。
ッドコアの1方のギャップ面21にS r 0222を
100OXス・母ツタした後にさらに低融点ガラス23
を100〜1500Xス/IPツタした。
他方のコア21’には810222を100OXスパツ
タした後にビンディングガラス24をアペックス部に配
し、所定の温度に昇温した後ギャッゾ形成を行った。こ
うしてできたギャップ形成棒よシヘッドチッ7″を切シ
出して、ヘッドに完成させるプロセスで、ビンディング
ガラス24のコアに対するぬれ、流れに起因するコアの
剥離、ギヤ、fの開きなどのヘッド歩留りの結果を表に
示す。
タした後にビンディングガラス24をアペックス部に配
し、所定の温度に昇温した後ギャッゾ形成を行った。こ
うしてできたギャップ形成棒よシヘッドチッ7″を切シ
出して、ヘッドに完成させるプロセスで、ビンディング
ガラス24のコアに対するぬれ、流れに起因するコアの
剥離、ギヤ、fの開きなどのヘッド歩留りの結果を表に
示す。
表
以上のように低融点ガラスの厚みが厚い程ヘッド歩留シ
が向上し、特に従来の磁気ヘッドでは、片側コアで50
0X以下でアったので、それらにくらべると飛躍的に向
上することが分かった。
が向上し、特に従来の磁気ヘッドでは、片側コアで50
0X以下でアったので、それらにくらべると飛躍的に向
上することが分かった。
本発明では、片側のへ、ドコアに低融点ガラスを付着す
る。すなわち他方のコアはS iO2などの酸化物の而
であってもがンディングガラスの流れは良好な事が分か
った。
る。すなわち他方のコアはS iO2などの酸化物の而
であってもがンディングガラスの流れは良好な事が分か
った。
本実施例では巻線溝を施さないコア側に低融点ガラスを
付着したが、巻線溝を施したコア側に低融点力゛ラスを
付着しても何ら差障りはないものである。
付着したが、巻線溝を施したコア側に低融点力゛ラスを
付着しても何ら差障りはないものである。
本発明は通常の磁気へラドコア全般に適用できるもので
あるが、特に非晶質合金を含んだ磁気ヘッドコアに特に
有効である。
あるが、特に非晶質合金を含んだ磁気ヘッドコアに特に
有効である。
すなわち、非晶質合金に於ては、祠料の結晶化6■度ノ
制約かあり、磁気ヘッドのボンディング温度が十分に上
げられず、その結果ボンディングガラスの流れないしは
ぬれが不十分な時に特に有効である。
制約かあり、磁気ヘッドのボンディング温度が十分に上
げられず、その結果ボンディングガラスの流れないしは
ぬれが不十分な時に特に有効である。
寸だ低融点ガラスの厚みは、希望するギャップ長さに応
じて酸化物との割りふシを選定すれば良い。
じて酸化物との割りふシを選定すれば良い。
本実施例では、ギヤッグスに一すの酸化物として、S1
0゜について述べたが、他の非磁性セラミ。
0゜について述べたが、他の非磁性セラミ。
り、例えばA7203 * ZrO2r TlO2mチ
タン酸バリウム、フォルステライトなどでも一向に差障
りはない。低融点ガラスの組成を限定したのは、PbO
の量を90%以上にすると、ガラスとして不安定で失透
しやすく、また60係以下にすると、ギヤラプスぜ一ザ
の融合は見られず、コアブロックより単体チップに切断
した時などの機械的強度が弱くなるなどの問題がある。
タン酸バリウム、フォルステライトなどでも一向に差障
りはない。低融点ガラスの組成を限定したのは、PbO
の量を90%以上にすると、ガラスとして不安定で失透
しやすく、また60係以下にすると、ギヤラプスぜ一ザ
の融合は見られず、コアブロックより単体チップに切断
した時などの機械的強度が弱くなるなどの問題がある。
(発明の効果)
以上のように本発明による磁気ヘッドによれば、1?ン
デイングガラスの磁気へラドコアに対するぬれ、流れが
良好となるので、ギヤツブ形成が確実に、かつ高い接着
強度をもつ状態で行なわれ、その結果ヘッドの歩留シを
従来に比べて飛躍的に向上させることができる。
デイングガラスの磁気へラドコアに対するぬれ、流れが
良好となるので、ギヤツブ形成が確実に、かつ高い接着
強度をもつ状態で行なわれ、その結果ヘッドの歩留シを
従来に比べて飛躍的に向上させることができる。
また金属膜を付着する必要はなく、工程が簡略になるな
どの効果がある。
どの効果がある。
第1図(a) 、 (b)は従来磁気ヘッドの製造方法
の工程図、第2図は基板表面のS r 02膜上の低融
点ガラスの厚みに対する低融点ガラス棒のぬれ角を示す
図、第3図はこの発明の実施例を示す図である。 21 、21’・・・ヘッドコア、22 、22’・・
・S + 02.23・・低融点ガラス、24・・・ボ
ンディングガラス。 第1図 (0) (b)
の工程図、第2図は基板表面のS r 02膜上の低融
点ガラスの厚みに対する低融点ガラス棒のぬれ角を示す
図、第3図はこの発明の実施例を示す図である。 21 、21’・・・ヘッドコア、22 、22’・・
・S + 02.23・・低融点ガラス、24・・・ボ
ンディングガラス。 第1図 (0) (b)
Claims (3)
- (1)2つの磁気へ5.ドコアを対向・して該コアの巻
線溝にガラスを流して接合する磁気ヘッドにおいて、対
向するコア表面の一方が酸化物、他のコア表面が低融点
ガラスと酸化物の二層膜とし、これらを相対向して接合
した構造を有する事を特徴とする磁気ヘッド。 - (2) 低融点ガラスの組成が、重量比でpboを60
〜90係、残部を5t02 + A7203 s B2
O3等であり、その厚みが500X以上である特許請求
の範囲第(1)項記載の磁気ヘッド。 - (3)磁気コアとして非晶質合金を用いた特許請求の範
囲第(1)項記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301384A JPS60170011A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301384A JPS60170011A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60170011A true JPS60170011A (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=12098605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301384A Pending JPS60170011A (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60170011A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63164011A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘツドの製造方法 |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP2301384A patent/JPS60170011A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63164011A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘツドの製造方法 |
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