JPS6016620B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPS6016620B2
JPS6016620B2 JP10905677A JP10905677A JPS6016620B2 JP S6016620 B2 JPS6016620 B2 JP S6016620B2 JP 10905677 A JP10905677 A JP 10905677A JP 10905677 A JP10905677 A JP 10905677A JP S6016620 B2 JPS6016620 B2 JP S6016620B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動原稿搬送手段を備えていて、異なる2
つのモードの複写が可能な複写機に関する。
従来の複写機の一つに、原稿を原稿露光台に載直して、
該原稿を移動する露光光学系が走査して、その画像を移
動する感光体表面に結像させたのち所定の複写プロセス
を経てコピーを得る形式がある。
このような原稿が固定されて露光光学系が移動する形式
の複写機において、多数枚の原稿から各1枚ずつのコピ
ーをとりたい場合、原稿毎に原稿圧板の開被を行ないな
がら露光台上の原稿を取り替えねばならず、操作が煩わ
しく且つコピー処理能力も低いものであった。上記の不
具合を解決する手段として、原稿を自動的に原稿露光台
へ送り込み、露光終了後この原稿を排出する自動原稿搬
送手段がある。
そして、自動原稿搬送手段を備えた複写機においては、
原稿圧板の関被動作や原稿の取り替え動作を省くことが
できるので、操作性が向上すると共に、高速コピーも可
能となる。ところで、操作性やコピー速度が向上した複
写機に更に要求される機能の一つに変倍複写がある。
複写紙として単一のサイズを用意しておいて、複写サイ
ズを一つに決めておけば、原稿サイズに応じて複写紙を
セットする手間が省けると共にコピーのファイルやスト
ック性も向上させられる。変倍複写には、結像光学系の
レンズ・ミラーの移動またはレンズの変換・ミラーの移
動による光路長の修正動作、並びに感光体の移動と原稿
走査との相対速度の変換動作という基本的な動作が必要
である。
後者においては、複写プロセスの要求により感光体の移
動速度を一定にしておいて原稿走査速度を変えるのが一
般的である。また、複写機の原稿走査には、露光台移動
形式や露光光学系移動形式があるが、何れも移動させる
物体の質量が大きく、変倍のための移動速度の変換には
大型の駆動装置および速度変換装置が必要となる。特に
、縮小複写では、移動速度が増大の向きとなり、高速複
写機では安定した移動をさせることが困難である。そこ
で、自動原稿搬送手段を備えた複写機において、光学系
を暫定的に固定しておき、該搬送手段による原稿の搬送
速度を変えて変倍複写を行なえるようにしたものがある
この複写機は、透明な原稿露光台と、原稿を照明しなが
らスリット状に走査して、移動する感光体上に原稿像を
結像する露光光学系と、エンドレスベルトのアンダーパ
ス部を用いて、上記原稿露光台に対してその一端がわか
ら他端がわへ向けて原稿を相対的に一定速度で移動させ
る原稿搬送手段とを備えていて、上記原稿搬送手段によ
って原稿を原稿露光台の基準位置まで搬送して定置した
のち、上言己露光光学系を一定速度で移動させて原稿を
走査する第1複写モードを上記露光光学系を上記原稿露
光台の所定位置に固定しておいて、原稿を上記原稿搬送
手段により搬送しながら受光走査する第2複写モードの
二つの複写モードを選択し得るようになっている。
かかる複写機においては、第1複写モード及び第2複写
モードの何れにおいても原稿は、エンドレスベルトの弛
み側を用いて搬送されていた。
原稿を露光台の定位層に静止させるべく搬送する第1複
写モードにおいては、原稿の保護と、原稿の整然とした
静止の目的のためにベルトの弛み側を用いる搬送方法は
極めて有効であるが、露光光学系を固定しておいて、原
稿を搬送しながら走査する第2複写モード‘こおいては
、ベルトの弛み側を用いた原稿搬送方法では原稿の搬送
が不安定である。すなわち、搬送中の原稿は、搬送経路
中の種々の抵抗を受けるので、ベルトの弛み側による搬
送ではその速度にムラを生じ、感光体との同期が乱れた
り、又ベルトの波打ち現象により原稿に振動を生じてコ
ピー画像が乱れてしまう。本発明は、上記問題点を解決
した複写機の提供を目的とし、かかる目的は、上記の如
き第1・第2の複写モードをとり得る複写機において、
第1複写モードでは従来通りエンドレスベルトの弛み側
によって原稿を送るが、第2複写モードでは、上記ベル
トの駆動位置を変えて張り側で原稿を搬送するようにエ
ンドレスベルトを回転駆動する駆動手段を備えることに
より達成される。
以下、図示の実施例によって本発明を説明する。
第1図において、符号2川ま原稿搬送装置を、同21は
複写機本体をそれぞれ示している。
原稿搬送装置20は、枢軸22によって鎖線で示すよう
に複写機本体21に対して揺動自在に装着されている。
示矢方向に回転する感光体ドラム23の周囲には、帯電
装置24、現像装置25、転写装置26、搬送装置27
及びクリーニング装置28がそれぞれ配置されている。
また、同図において、符号29は給紙装置を示していて
、該装置から送り出された転写紙は、一点鎖線で示す転
写紙通路を通り、定着装置31を経て排紙台30上へコ
ピーとして排出される。また、符号32は透明なガラス
板からなる原稿露光台を示していて、その下位には、原
稿照明用光源ランプ33、第1ミラー34、第2ミラー
35、結像レンズ36、第3ミラー37及び第4ミラー
38からなる露光光学系が配置されている。
上記露光光学系は、後述する、第1複写モードにおいて
は、実線位置がホームポジションであって、ランプ33
、第1・第2ミラー34,35が破線位置33A,34
A,35Aまで移動したのち元位置へ戻るようになって
おり、第2複写モードにおいては、ランプ33、第1・
第2ミラー34,35が破線位置に暫定的に固定され、
変倍数には結像レンズ36及び第3・第4ミラー37,
38が変倍率に応じて例えば破線位置36A,37A,
38Aまで移動させられたのち暫定的に固定されるよう
になっている。また、第2複写モードにおける、暫定的
に固定される光学系の近傍には、光源ランプ33Aで照
射される原稿露光台32等を冷却する冷却風を送るファ
ン39が配設されている。
なお、上記複写機本体21の構成及びこれらの作用につ
いては、従来の転写式乾式複写機と同様であるから詳細
な説明は省略するが、本発明は湿式の複写機でもよい。
次に、原稿搬送装置20の構成を第2図において説明す
る。原稿搬送装置20は、制御部40と搬送部41とか
らなっている。搬送部41は、後述する駆動手段によっ
て示矢方向に回転する第1ベルト駆動ローラ(以下、「
第1ローラ」と称す)42、この第1ローラ42と対を
成す第2ベルト駆動ローラ(以下、「第2ローラ」と称
す)43及びこれらローラに掛け廻わされたエンドレス
ベルト44を主たる構成要素としていて、シート状原稿
のコピー時には、第2図に示すように、エンドレスベル
ト44を原稿露光台32に極〈近接させるように配置さ
れる。
エンドレスベルト44と原稿露光台32とで原稿通路○
を形成する。上記第1ローラ42と第2ローラ43とは
、両側板45(第3図参照)に回転自在に支架された第
1駆動軸46、第2駆動軸47にそれぞれ複数個固装さ
れている。
上記両側板45には、上記軸46,47と平行して軸4
8,49が支架されている。軸48は、第2複写モード
におけるスリット部Pに近い上位に配設されていて、該
軸にはベルト押圧コロ50を枢支したレバー51が揺動
自在に装着されている。ベルト押圧コロ50は、ベルト
44の裏面に対応していて、ばね52の張力によってベ
ルトから離れる向きの習性を与えられている。一方、軸
49は、原稿排出端近傍に配設されていて、該髄には、
ばね53でベルトから離間する向きの習性を与えられた
ベルト押圧コロ54を枢支したレバー55が揺動自在に
装着されている。上記しバー51には第1ソレノィド5
6の、レバー55には第2ソレノィド57の作動杵がそ
れぞれ連結されている。上記ベルト押圧コロ50,54
は、ベルト個々に又は必要個数が設けられる。
上記エンドレスベルト44には、テンションローラ58
によって張力が与えられている。また、走査領域の始端
及び終端外方には、原稿検知第1スイッチ59と第2ス
イッチ60が、それぞれのアクチュェーターを上記原稿
通路0に位置させて配置されている。そして、上記構成
部材は、原稿ガイド部材を兼ねた上板61で覆われてい
る。
上記第1ローラ42の周りには、これに巻き掛けたベル
ト44と若干の間隔をおいて原稿案内板62が配置され
ている。案内板62の一側縁62aと上記上板61の一
側縁61aとで原稿挿入口63を形成している。一方、
制御部40には、上記ベルト44と案内板62とで形成
される原稿通路にアクチュェーターを位置させた原稿検
知第3スイッチ64、レバー65の一端に枢支されてい
て、案内板62に形成された孔62bをとおしてベルト
44に援雛自在の原稿送り込みコロ66、上記通路に挿
入された原稿を一且係止するストッパー67、上記レバ
ー65に支軸68を中心に反時計方向への揺動習性を与
えるばね69、レバー65に連結された第3ソレノィド
70及びベルト駆動用の第1モーターM,(第3図参照
)が内蔵されている。
上記ストッパー67は、図示されないばねによて支軸6
7aを中心に反時計方向への揺動習性が与えられていて
、通常は上記レバー65の一端65aで押動されること
により、その自由端を上記原稿通路に進入させている。
上記ベルト駆動用モーターM,は、第1複写モードの原
稿送り込み時に高速でベルトを回転させる高速用モータ
ーである。
このモーターM,の作用については後で詳述する。また
、第2図において、原稿露光台32の右端には、原稿の
基準位置決め用のストッパー73が設けらてし、て、こ
のストッパーは第4ソレノィド74の作動によって原稿
通路0に進退自在に設けられている。
次に、自動原稿搬送装置20の駆動手段を第3図に塞い
て説明する。
第1駆動軸46の一端46aには、一方向クラッチ75
を介して駆動ギア76が装着されている。このギア76
は、第1モーターM,とタイミングベルト77で連結さ
れていて回転するギア801こ噛み合っている。上記一
方向クラッチ75は、第1モーターM,が回転したとき
、これの駆動力を第1駆動軸46へ伝達するように設け
られている。上記第1モーターM,は、後述する第1複
写モード‘こおいて、ベルト44を高速で回転駆動する
、換言すると、ベルト44のアンダーパス部44a(第
2図参照)を弛み側として回転させる。
一方、第2駆動軸47の一端47aには、一方向クラッ
チ81を介して第2ローラ駆動用の駆動プーリー82が
装着されている。このプーリー82は、上記第1駆動軸
46の一端46aに回転自在に支持された小径プーリー
83との間にタイミングベルト84を掛け渡されている
。上記小蓬プーリー83と実質一体の大蓬プーリ‐85
との複写機本体21の第2モーター池とは、変速機構8
6を介して連続されている。
上記第2モーターM2は、前記感光体ドラム23をはじ
めとする他の回転する複写機本体のユニットの駆動源と
してのメインモーターである。変速機構86は、この実
施例の場合、第1、第2複写モードの切換え並びに変倍
率に応じた信号により作動する電磁クラッチ87を内蔵
されていて、スプロケット88を上記第2モーター地に
チェン89で連結されている。
出力軸9川こ団菱されたプーリー91には、上記プーリ
ー85との間にタイミングベルト92が巻き掛けられて
いる。そして、第2駆動軸47の一方向クラッチ81は
、上記第2モーターM2からの回転力を同軸47に伝達
する向きに装着されている。
第2モーターM2は、第2複写モード‘こおいて、変速
機構86を介して第2ローラー43を回転駆動するもの
であって、この場合エンドレスベルト44はそのアンダ
ーパス部44a(第2図参照)が張り側となる。なお、
変速機構87とプーリー82との間の大・小のプーリー
85,83の支持軸は、図示の例では第1駆動軸46の
一端を兼用したが、自動原稿搬送装置20が複写機本体
21に対して揺動自在であるから、その枢軸22(第2
図参照)を支持軸としてもよい。
以上のように構成された本発明の複写機の作用について
、各複写モード毎に説明する。
第1複写モード この複写モードの特徴は、露光光学系のうち、ランプ3
3及び第1、第2ミラー34,35がスキャンして、原
稿露光台32の基準位置に載遣されて静止した原稿をス
リット露光するものである。
そして、この場合の原稿は、自動原稿搬送装置2川こよ
って搬送されて基準位置に戦遣されるシート状原稿と、
自動原稿搬送装置20を第1図に鎖線で示すように原稿
露光台32から退避させておいて人為的に戦層する書籍
等の立体物原稿とがある。この第1複写モードでは、リ
ピート複写ができる。このリピート複写は、原稿の形状
を問わず可能であるが、便宜上、以下の説明においては
第1複写モードにおけるシート状原稿の複写モードを「
シートモード」と称し、立体物原稿のそれを「ブックモ
ード」と称す。各モードの作用は後述する。又、露光光
学系の移動速度を変倍数に応じて変化させて、変情複写
を行なうことも可能である。勿論このとき、結像レンズ
36と第3、第4ミラー37,38を符号36A,37
A,38Aの位置へ移動させたのち固定する。第2複写
モード この複写モードの特徴は、露光光学系のうち、ランプ3
3及び第1、第2ミラー34,35を破線で示すように
、第1複写モード‘こおける露光終了機に暫定的に固定
し、且つ自動原稿搬送装置20で原稿を搬送しつつスリ
ット露光を行なうことにある。
そして、搬送される原稿の速度を変えることによって、
等倍複写と変情複写を行なうことができる。
変倍複写時には、変倍率に応じて自動原稿搬送装置20
の原稿搬送速度を変えると共に、結像レンズ36と第3
、第4ミラー37,38を移動させたのち固定する。こ
の第2複写モードでは、原稿を走行させてコピーするの
であるが、以下便宜上、等倍の複写を「等情モード」と
称し、変倍のそれを「変倍モード」と称す。
なお、各モー日こおける作用については後述する。以下
、上記4つのモ−ド‘こおける作用を説明する。
1ブックモード: 自動原稿搬送装置20を、その枢軸22を中心として揺
動挙上させて、原稿露光台32を露呈させる。
そして、立体物原稿例えば書籍を露光台32の右側端緑
32aを基準線とする基準位置に戦遣したのち、図示さ
れないプリント金0を作動させると、ホームポジション
にあったランプ33及び第1、第2ミラー34,35が
図において左方へスキャンして原稿像をスリット状に露
光する。上記搬送装置20を原稿露光台32から離間さ
せたとき、第4ソレノィド74が作動してストッパー7
3を原橋載層面より突出させると、原稿教直時に原稿を
同ストッパー73に衝き当てて位置決めできるので、基
準位置への原稿教贋が容易となる。このブックモ−ド‘
こおける複写動作は、自動原稿搬送装置を備えていない
複写機の複写動作と同じであり、且つリピート複写を行
なうこともできる。
0 シートモード: 第2図に示すように、エンドレスベルト44が原稿露光
台32に近接させられた態様であって、原稿送り込みコ
ロ66がベルト44から離間し、ストッパー67が原稿
通路に進入している状態において、原稿挿入口63から
シート状原稿を挿入すると、原稿検知第3スイッチ64
が作動させられ、原稿はストッパー67によってその進
行を阻止される。
このとき、ベルト44は、上記第3スイッチ64による
原稿検知信号で回動を開始してもよいし、複写機本体の
方からの信号を受けて原稿挿入前に回動を開始していて
もよい。何れにしろストッパー67が原稿を阻止する。
上記検知信号によって、または原稿が基準位置に到達す
る前に第4ソレノィド74が作動して、ストッパー73
を原稿通路○へ突出させる。上記第3スイッチ64の原
稿検知後適当なタイミングを以つて第3ソレノィド70
が励磁されると、レバー65がその習性に抗して揺動し
て、送り込みコロ66を原稿通路に進入させると共にス
トッパー67をその習性によって退避させる。
これにより、原稿は回動するベルト44に圧接させられ
て、反転しながら搬送される。このベルト44は、第1
モーターM,によって駆動されるので比較的高速で回転
する。よって、原稿も比較的高速度で搬送されることに
なる。このとき、ベルト押圧コロ50,54は、ベルト
44からは離間していてもよいし、コo50の方を原稿
載層面入口での搬送力を増すためにベルトに圧接させて
もよい。コロ66とベルト44により送り込まれた原稿
は、その後端が両者の当鞍部を離れた後も、原稿通路0
をベルト44の弛み側の弱いフリクションによって矢印
方向へ搬送される。
原稿の先端が、基準位置にあるストッパー73の近くま
で搬送された時点で、ベルト44に対する駆動が断たれ
ると、原稿は、第1モーターM,と一方向クラッチ75
を介して連結されているベルトやローラー等のイナーシ
ヤによって搬送され、ストッパー73当接して停止する
ベルト44に対する駆動停止と同時に第3ソレノイド7
0‘こ対する励磁が解かれ、コロ66およびストッパー
67が第2図に示す元位置へ復帰する。原稿が停止する
直前にこれを搬送するベルトへの駆動が断たれると、同
ベルト44が原稿を進める力は弱いので、相互の間のス
リップが可能であり、若し原稿が斜行してし、ても、ス
トッパー73に衝き当った状態で保持されスキューを矯
正されるメリットがある。そして、原稿が基準位置にセ
ットされた状態でホームポジションにあったランプ33
および第1、第2ミラー34,35が移動して原稿画像
をスリット状に走査してコピーを得る。
若し、同一原稿のコピーを複写枚所望するならば、複写
機本体のリピートカウンター(図示せず)をセットてお
けば、原稿を排出することなく、上記光学系を複写回走
行させて所望のコピーを得ることができる。
所望の回数の走査が終了すると、第4ソレノィド74が
作動してストッパー73を原稿通路○から退避させると
共に、ベルト44が回動を開始して、再び原稿を高速で
搬送し、原稿排出端78から原稿受け台79上へ排出す
る。
原稿排出時のベルト44の回動と同時に、第2ソレノィ
ド57が励磁されて、ベルト押圧コo54をその習性に
抗して揺動させ、ベルト44の裏面に当接して同ベルト
を原稿露光台32に向けて張り出させる。これにより原
稿はベルトによる搬送力を高められて確実に且つ高速で
排出される。排出される原稿の後端を原稿検知第1スイ
ッチ59が検知すると、第4ソレノィド74が作動させ
られて、ストッパー73が再び原稿通路0に突出する。
一枚の原稿に対する複写動作が終了したら次の原稿を挿
入口63に挿入して次の複写動作に入る。
なお、一枚目の原稿が基準位置まで搬送された時点で次
の原稿を挿入口63に挿入しておけば、一放目の原稿の
排出と同時に新たな原稿をセットすることができる。
原稿検知第2スイッチ60と第1スイッチ59のそれぞ
れの検知信号を利用して原稿の異常送り、いわゆるジャ
ム検知を行なう。また、光学系は、ホームポジションか
ら移動を開始して元位置へ復動するのであるが、自動原
稿搬送装置20の原稿搬送速度を、光学系が復動に要す
る時間内で原稿の入れ換れが充分にできる速度にすれば
複写時間をより短縮できる効果がある。
以上のように、第1駆動軸48を第1モーターM.で駆
動するとき、エンドレスベルト44はそのアンダーパス
部448が弛み側となるので、比較的高速でベルトを回
転させても、ベルトと原稿との間をスリップさせ得て、
原稿を破損するようなことがない。
なお、上記ブックモード及びシートモードの第1複写モ
ードにおいては、変速機構86の作動により、第2モー
ター地から第2駆動軸47への回転力伝達は断たれてい
る。
m 等倍モード: 照明用光源ランプ33と第1、第2ミラー34,35を
破線で示す第1複写モードの走査終了端に暫定的に固定
する。
この露光光学系の、第1複写モードと第2複写モードの
切換えは、図示しないセレクタ手段により行なう。この
セレクタ手段の作動時に、ベルトに対す駆動手段すなわ
ち、第1モーターM,と第2モーターM2の駆動伝達系
も切換えられるようになっている。当該モードへの切換
えを行なうと、第1、第2ソレノィド56,57が作動
して、ベルト押圧コo50,54をベルト44の裏面へ
圧接させ、同ベルト44を原稿露光台32へ押し付けて
原稿搬送力を増大且つ確実ならしめて、一定の速度で原
稿が送られるようにすると共に、第4ソレノィド74を
作動させてストッパー73を原稿通路○から退避させる
また、当該モードにおいては、ベルト44による原稿の
搬送速度を感光体ドラム23の移動速度を同一にするた
めに、ベルト44の駆動源が第1モーターM,から第2
モーターM2に切り換り、該ベルト44は第2駆動軸4
7の第2ローラ43によって回転させられる。
従って、エンドレスベルト44は、このモードにおいて
は、そのアンダーパス部44aが張り側となる。
感光体ドラム23の速度と原稿の搬送速度を同じにする
のは、変速機構86の変速比が予じめ設定してあって、
セレクタ手段のセレクタ動作により選択される。
よって、当該モードにおいては、感光体ドラム23の移
動速度をVとし、原稿搬送速度をV,とすると、V=V
,となる。そして、原稿挿入口63から原稿を挿入する
と、前記シートモードと同様にストッパー67が退避し
、送り込みコロ66が原稿をベルト44に圧接させるこ
とにより原稿は搬送される。
原稿検知第3スイッチ64の検知信号によりランプ33
が点灯させられスリット部Pを照射する。感光体ドラム
23と同一速度で搬送される原稿は、スリット部Pを通
過するとき、その画像を等倍に感光体へ伝達される。
原稿の搬送速度は、ベルトのアンダーパス部が張り側で
あること、スリット部Pおよび排出端近僕におけるベル
ト押圧コロ50,54のベルト押圧動作により一定に保
持される。搬送されながら感体体へ投影された原稿の画
像と転写紙とは、互いの先端位置を合わせる必要がある
が、この位置合わせは、原稿検知第2スイッチ60の原
稿先端検知信号を基準として適宜の制御装置を介して給
紙装置29或いはレジスト機構93(第1図参照)へ転
写紙送り信号を出してやればよい。
第2スイッチ60の検知信号がジャム検知に利用される
のは、前記シートモード‘こおけると同様である。そし
て、露光を終えた原稿は排終端78から原稿受け台79
上へ排出される。第1スイッチ59の原稿後端検知信号
或いは他の適宜の信号でストッパー67、コロ66を第
2図で示すように復帰させておくと、新たな原稿を挿入
することができる。当該モードにおいては、原稿毎に1
枚ずつのコピーを望む場合に、原稿の搬送速度こそシー
トモードに比べて遅いが、光学系をスキャンさせないこ
とにより、実質的には高速のコピー動作となる。
また、当該モードにおいては、原稿がその搬送方向にお
ける長さの制約を受けないので、たとえ長尺原稿であっ
ても、それに見合う転写紙を用意すれば最尺コピーを得
ることができる。
N 変倍モード:第1図及び第2図において、光源ラン
プ及び第1、第2ミラー34,35を破線位置に半固定
し、結像レンズ36及び第3、第4ミラー37,38を
倍率に応じて移動させて光路長を補正する。
この光路長の補正には、結像レンズ36に沿って移動さ
せるセンター基準方式と、光路に沿った方向及びこれと
直交する向きに移動させる片側基準方式がある。特に、
片側基準方式では原稿挿入時固定されたガィ日こ沿って
行なえばよく、操作性がよい。当該モードへの切換えに
よって、ベルト44に対する駆動源は第2モーター地に
切換り、変速機構86は変倍率に応じた速度をベルトに
伝達する。
従って、ベルト44の回転速度、換言すると原稿搬送速
度V,は、感光体ドラム23の移動速度Vに倍率Mの逆
数を乗じたV,=V/Mなる速度となる。なお、自動原
稿搬送装置20は、上記ベルト44の搬送速度が変更さ
れるだけで他の機構は、前記した等情モードにおける態
様と全く同じである。
従って、当該モード‘こおいては、スリット部Pを通過
する原稿の速度が、倍率に応じて変化させられるだけで
あるから、その作用の説明は割愛する。ただし、レジス
トレーションを合わせるために、上記等倍モードと同機
に原稿検知第2スイッチ60の検知信号を基準とするが
、複写倍率によって原稿速度が異なるので、複写紙給送
のタイミングを倍率に応じて変化させる。そして、当該
モード及び等倍モード‘こおいては、第2駆動軸47が
ベルト44の駆動軸となるので、アンダーパス部44a
が張り側となる。
この第2複写モードにおいて、ベルト44の弛み側を用
いて原稿を搬送すると、ベルトにかかる負荷の変化によ
って、露光スリット部Pでのベルトの速度のムラを生じ
、原稿搬送と感光体移動との正確な同期がなくなったり
、ベルトの波打ち現象によってシート原稿が振動し、コ
ピーの画像が乱れる不具合があるが、本発明のように、
エンドレスベルトの張り側で原稿を搬送するとベルトの
負荷変動の影響をほとんど受けなくなり、感光体の移動
に正確に同期した原稿搬送が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複写機の一実施例を示す正断面図、第
2図は同上の自動原稿搬送手段を示す拡大正断面図、第
3図は自動原稿搬送手段の駆動手段の一例を示す平面図
である。 20・・・・・・自動原稿搬送装置、21・・・・・・
複写機本体、23・・…・感光体ドラム、32…・・・
原稿露光台、34……第1ミラー、35……第2ミラー
、44・・・…エンドレスベルト、46…・・・第1駆
動軸、47……第2駆動軸、M,……第1モーター、地
……第2モーター。 策2図 猪′図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 透明な原稿露光台と、原稿を照射しながらスリツト
    状に走査して、移動する感光体上に原稿像を結像する露
    光光学系と、エンドレスベルトのアンダーパス部を用い
    て、上記原稿露光台に対してその一端がわから他端がわ
    へ向けて原稿を相対的に一定速度で移動させる原稿搬送
    手段とを備えていて、上記原稿搬送手段によつて原稿を
    原稿露光台の基準位置まで搬送して定着したのち、上記
    露光光学系を一定速度で移動させて原稿を走査する第1
    複写モードと上記露光光学系を上記原稿露光台の所定位
    置に固定しておいて、原稿を上記原稿搬送手段により搬
    送しながら露光走査する第2複写モードを選択し得る複
    写機において、上記第1複写モードにおいては上記エン
    ドレスベルトのアンダーパス部が弛み側となり、第2複
    写モードにおいてはエンドレスベルトのアンダーパス部
    が張り側となるように上記エンドレスベルトを回転駆動
    する駆動手段を具備したことを特徴とする複写機。
JP10905677A 1977-09-10 1977-09-10 複写機 Expired JPS6016620B2 (ja)

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JPS63199172A (ja) * 1988-01-29 1988-08-17 大福機工株式会社 移載式台車
JPH02182604A (ja) * 1988-12-30 1990-07-17 Daifuku Co Ltd 入出庫用走行クレーン

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