JP3560757B2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、スキャナー装置等に適用される自動原稿搬送装置に関し、詳しくは、給紙された原稿束を分離コロおよび分離ベルトユニットによって1枚ずつ分離して読取位置に搬送するようにした自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ファクシミリ装置、複写機、スキャナー装置等の画像読取装置に用いられる自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)にあっては、小型化を図る目的から原稿載置台に載置された原稿束をピックアップコロによって原稿を反転する反転経路に向かって給紙し、この反転経路上に設けられた分離ベルトおよび分離コロによって原稿を1枚ずつ分離してコンタクトガラス上に原稿面を反転して搬送するようにしている。
【0003】
ところで、分離される原稿には厚紙、薄紙といった紙厚の異なる原稿やバックカールやフェースカールといったカール原稿があり、上述した分離ベルトおよび分離コロによって原稿束を分離する際に、このような種々の原稿の分離を確実に行なうために分離ベルトと分離コロの接触面の接触角を可変するようにしている。具体的には、分離ベルトを周回移動自在に支持するブラケットを傾倒可能にするとともにこのブラケットを傾倒する傾倒部材を設け、厚紙原稿やフェースカール原稿のように不送りが発生し易い原稿の分離時には分離ベルトと分離コロの接触角が小さくなるようにブラケットを倒して分離ベルトと分離コロの接触面に原稿を進入し易くしている。
【0004】
また、薄紙原稿やバックカール原稿のように重送され易い原稿の分離時には分離ベルトと分離コロの接触角が大きくなるようにブラケットを起こして原稿の先端が分離ベルトに突き当るようにして重送を防止するようにしている。
一方、原稿の分離性能を向上させるためには分離ベルトの角度を可変することに加えて、原稿の先端を分離コロと分離ベルトの接触面にスムーズに進入させることが重要となっており、従来では、分離コロに対して原稿の搬送方向上流側に摩擦係数の低い柔軟性部材を設け、この柔軟性部材によって原稿の先端を分離コロと分離ベルトの接触面に案内している。
【0005】
そして、分離ベルトは原稿を搬送する方向に周回移動するとともに分離コロは原稿の分離を阻止する方向に回転するため、柔軟性部材の先端を分離コロと分離ベルトの接触面にどの程度進入させるかにより原稿の分離性能が大きく影響される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のADFによっては、柔軟性部材が固定されていたため、厚紙原稿やフェースカール原稿に合わせて柔軟性部材を固定した場合には、薄紙原稿やバックカール原稿の分離時に重送が発生し易く、また、薄紙原稿やバックカール原稿に合わせて柔軟性部材を固定した場合には、厚紙原稿やフェースカール原稿の分離時に不送りが発生し易くなってしまい、原稿の分離性能が不安定となってしまうという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、厚紙原稿やフェースカール原稿の分離時に不送りが発生するのを防止することができるとともに薄紙原稿やバックカール原稿の分離時には不送りが発生するのを防止することができるようにして、多種類の原稿の分離を安定して行なうことができる分離性能の高い自動原稿搬送装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するために、給紙された原稿束を分離コロおよび分離ベルトユニットによって1枚ずつ分離して読取位置に搬送するようにした自動原稿搬送装置であって、前記分離ベルトユニットが、前記分離コロに接触する分離ベルトと、該分離ベルトを周回移動自在に支持するブラケットと、前記ブラケットに支持され、給紙する原稿束を分離コロと分離ベルトの接触面に案内する摩擦係数の低い柔軟性部材と、を備え、前記柔軟性部材の先端が前記分離コロと分離ベルトの接触面に進入する位置と該接触面から退避する位置との間で移動自在に設けられるとともに、前記柔軟性部材を、給紙する原稿束を分離コロと分離ベルトの接触面に案内する原稿押え板に固定し、該原稿押え板が、柔軟性部材に対して原稿の搬送方向上流側に位置するように前記ブラケットに移動自在に支持されるとともに、該原稿押え板の両端部を前記ブラケットに係合したことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、上記課題を解決するために、給紙された原稿束を分離コロおよび分離ベルトユニットによって一枚ずつ分離して読取位置に搬送するようにした自動原稿搬送装置であって、前記分離ベルトユニットが、前記分離コロに接触する分離ベルトと、該分離ベルトを周回移動自在に支持するブラケットと、前記ブラケットに支持され、給紙する原稿束を分離コロと分離ベルトの接触面に案内する摩擦係数の低い柔軟性部材と、を備え、前記柔軟性部材の先端が前記分離コロと分離ベルトの接触面に進入する位置と該接触面から退避する位置との間で移動自在に設けられるとともに、前記柔軟性部材を、給紙する原稿束を分離コロと分離ベルトの接触面に案内する原稿押え板に固定し、該原稿押え板が、柔軟性部材に対して原稿の搬送方向上流側に位置するように前記ブラケットに移動自在に支持されるとともに、該原稿押え板に原稿の搬送方向に沿って延在する長孔を形成し、前記ブラケットに前記長孔に挿通されるとともに前記原稿押え板をブラケットに固定する固定部材を設けたことを特徴としている。
【0009】
請求項1または2記載の発明の場合、厚紙原稿やフェースカール原稿の分離時には、柔軟性部材の先端を分離コロと分離ベルトの接触面に進入させることにより、原稿束の先端を分離コロと分離ベルトの接触面にスムーズ、かつ確実に進入させることができ、原稿の不送りが発生するのを防止することができる。
また、薄紙原稿やバックカール原稿の分離時には、柔軟性部材の先端を分離コロと分離ベルトの接触面から退避させることにより、原稿束の先端を分離ベルトに突き当て易くして原稿の重送が発生するのを防止することができる。
また、原稿押え板を有するため、高さのある(厚みのある)原稿束を原稿押え板によって分離コロと分離ベルトの接触面にスムーズに案内することができる。
また、原稿押え板をブラケットに対して移動させることにより、柔軟性部材の先端を分離コロと分離ベルトの接触面に進入する位置と該接触面から退避する位置との間で移動させることができる。
【0010】
この結果、多種類の原稿の分離を安定して行なうことができ、原稿を分離性能を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜8は本発明に係る自動原稿搬送装置の一実施形態を示す図である。なお、本実施形態では、自動原稿搬送装置を画像読取装置としての複写機に適用した例を示しているが、画像読取装置としてファクシミリ装置やスキャナー装置にも適用することができる。
【0014】
まず、構成を説明する。図1、2において、1は自動原稿搬送装置(以下、ADFという)であり、該ADF1は画像読取装置としての図示しない複写機の上部に設けられ読取位置の一部を構成するコンタクトガラス2を覆っている。
このADF1は、複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台3と、原稿載置台3上の原稿束から最下位に位置する原稿を1枚ずつ分離して給紙した後、コンタクトガラス2に向かって搬送する分離・搬送手段4と、該分離・搬送手段4から分離・搬送された原稿をコンタクトガラス2上の原稿読取位置に搬送する搬送手段5と、コンタクトガラス2上で露光された原稿を原稿排紙部6上に排紙する排紙経路および両面原稿コピー時に原稿を反転して再びコンタクトガラス2上に返送するターン経路を有する排紙手段7と、を備えている。
【0015】
分離・搬送手段4は、原稿載置台3上に原稿束がセットされるとこの原稿束の先端部に当接して原稿束が内方に進入するのを防止する原稿ストッパ8と、原稿載置台3上にセットされた原稿束の先端部に当接して上方に移動する原稿セット検知フィラー9と、この検知フィラー9に近接離隔して検知フィラー9を検知する原稿セットセンサ10と、検知フィラー9がセットセンサ10から離隔したことを該センサ10によって検知すると呼出しコロ11に近接し、呼出しコロ11に原稿束を押圧して呼出しコロ11と共に原稿束を給紙する押えレバー12と、を備えている。
【0016】
原稿ストッパ8および押えレバーは駆動軸13に固定されており、この駆動軸13によって揺動可能になっている。駆動軸13は呼出しソレノイド17に連結されており、このソレノイド17はメイン制御部18によって駆動されるようになっている。このメイン制御部18はCPU(Central Processing Unit)18a、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えており、本ADF1の基本的な動作を実行するものである。
【0017】
呼出しソレノイド17は常時レバー17aがスプリング17bによって付勢されることにより、回動軸13を所定位置に回動位置決めし、この状態では、原稿ストッパ8が原稿束の進入を防止するとともに、押えレバー12が呼出しコロ11から離隔している。すなわち、呼出しソレノイド17はキープソレノイドから構成され、一度引かれたプランジャはキープソレノイドの磁力によってそのままの状態が保たれる。
【0018】
そして、この呼出しソレノイド17は原稿セットセンサ10が原稿束がセットされたことを検知し、該セットセンサ10からメイン制御部18に信号が出力されるとともにスタートスイッチが押下されると、メイン制御部18からの信号に基づいてONすることにより、スプリング17bの付勢力に抗して回動軸13を所定方向と反対方向に回動させ、原稿ストッパ8を原稿束の先端部から離隔させるとともに、押えレバー12を原稿束を介して呼出しコロ11に当接させるようになっている。
【0019】
また、押えレバー12は図示しない圧縮スプリングに押圧されることにより原稿束を介して呼出しコロ11に当接したときに十分な加圧力で原稿束を押圧するようになっている。
また、呼出しコロ11に対して原稿の搬送方向下流側には分離コロ19、分離ベルト20、プルアウト駆動コロ21およびプルアウト駆動コロ21に図示しないスプリングによって当接されるプルアウト従動コロ21aが配設されている。分離ベルト20は無端状のベルトから構成されており、分離ベルト駆動コロ22によって駆動されるようになっている。
【0020】
そして、呼出しコロ11によって給紙される原稿束は一旦分離コロ19と分離ベルト20の間に停止された後、最下位に位置する原稿が分離コロ19と分離ベルト20の摩擦力によって分離された後、分離コロ19とプルアウト駆動コロ21によってコンタクトガラス2に向かって搬送されるようになっている。
そして、コンタクトガラス2に向かって搬送される原稿束の先端部がレジストセンサ100によって検知されると、呼出しコロ11および分離コロ19の駆動が停止され、分離ベルト20およびプルアウト駆動コロ21によって原稿がコンタクトガラス2に向かって搬送されるようになっている。
【0021】
上述した呼出しコロ11、分離コロ19、分離ベルト20およびプルアウト駆動コロ21は本発明のステッピングモータである給紙モータ23により伝達機構24を介して駆動されるようになっている。
すなわち、給紙モータ23の駆動力はタイミングベルト25を介して従動プーリ26に伝達されるようになっており、この従動プーリ26は連結軸27を介してプーリ28に駆動力を伝達するようになっている。プーリ28はタイミングベルト29を介してプーリ30に駆動力を伝達するようになっており、このプーリ30は回転軸31を介してギヤ32、33に駆動力を伝達するようになっている。ギヤ32はギヤ群34および回転軸35を介して分離ベルト駆動コロ22に連結されており、ギヤ32はワンウエイクラッチによって反時計方向にのみ回転可能になっている。また、ギヤ32はアイドラギヤ36を介してワンウェイクラッチによって反時計方向にのみ回転可能なギヤ37に連結されており、ギヤ37は回転軸38によってワンウェイクラッチによって反時計方向のみに回転可能なギヤ39とプルアウト駆動コロ21に連結されている。
【0022】
一方、ギヤ33はワンウェイクラッチによって時計方向のみに回転可能になっているとともにギヤ40に噛合されており、このギヤ40は回転軸41を介して分離コロ19に連結されている。また、ギヤ33はギヤ39にも噛合しており、このギヤ39はアイドラギヤ42を介してワンウェイクラッチによって反時計方向のみ回転可能なギヤ43に噛合し、このギヤ43は回転軸44を介して呼出しコロ11に連結されている。
【0023】
したがって、給紙モータ23が図2中、時計方向に回転されると、分離ベルト20が停止した状態で呼出しコロ11、分離コロ19およびプルアウト駆動コロ21が反時計方向に回転し、原稿束の給紙分離が行なわれ、分離された原稿の先端部がレジストセンサ100によって検知されるとメイン制御部18からの指令により給紙モータ23が停止した後、給紙モータ23が図2中、反時計方向に回転することにより、呼出しコロ11および分離コロ19の回転が停止するとともに分離ベルト20およびプルアウト駆動コロ21が回転して後続する原稿が分離するのを防止しつつ分離された原稿がコンタクトガラス2に向かって搬送される。
【0024】
給紙モータ23は4相のステッピングモータから構成されており、この給紙モータ23は図示しないモータドライバによってトルクおよび回転速度が制御され、このモータドライバはメイン制御部18によって制御されるようになっている。
モータドライバはメイン制御部18から入力される4相入力信号に基づいて給紙モータの各コイルに供給される信号のパルス幅を可変して、給紙モータ23の回転速度を可変するようになっている。
【0025】
レジストセンサ100は原稿の前後端を検知してメイン制御部18に信号を出力するようになっている。また、102は原稿幅検知センサであり、このセンサ102は原稿の幅方向長さを検知してメイン制御部18に原稿サイズ情報を出力するようになっている。
また、プルアウト従動コロ21aの回転軸には図示しないパルスジェネレータが設けられており、このパルスジェネレータによって発生するパルスは原稿長さ検知センサ103によって検知されるようになっている。このセンサ103からの検知信号はメイン制御部18に出力されるようになっている。
【0026】
また、メイン制御部18はレジストセンサ100によって原稿の前後端の検知情報が入力されると、この前後端通過時に給紙モータ23を駆動するモータドライバのパルス信号をカウントするとともに、1パルス当りの原稿の送り量によって原稿長さを演算・決定するようになっている。
そして、メイン制御部18はレジストセンサ100からの検知情報と給紙モータ23のパルス信号に基づいて最終的に原稿長さを検知する。なお、給紙モータ23のパルス数をカウントしてプルアウト駆動コロ21の回転量を検知する代わりに、プルアウト駆動コロ21の回転軸の回転量をパルスジェネレータおよびセンサによって検知するようにしても良い。
【0027】
一方、搬送手段5は、駆動ローラ51および従動ローラ52と、該ローラ51、52に巻き掛けられるとともに無端状の搬送ベルト53と、搬送ベルト53およびコンタクトガラス2の間に原稿を挿入する位置を決定する固定コロ54と、コンタクトガラス2の延在方向に所定距離だけ離隔するように設けられ、搬送ベルト53をコンタクトガラス2に押圧する複数列の押えコロ55と、から構成されている。
【0028】
この搬送手段5は、搬送ベルト53により原稿を読取位置に搬入するとともに、露光された後の原稿をコンタクトガラス2から排紙手段7に搬出するものである。駆動ローラ51は伝達機構57を介して搬送ベルトモータ58に連結されており、搬送ベルトモータ58によって駆動されるようになっている。搬送ベルトモータ58はタイミングベルト59を介して従動プーリ60に連結されており、従動プーリ60は搬送ベルトモータ58の駆動力をタイミングベルト61を介してプーリ62に伝達している。このプーリ62は回転軸63を介して駆動ローラ51に連結されており、搬送ベルトモータ58からの駆動力を上述した各部材によって伝達するようになっている。
【0029】
搬送ベルトモータ58はメイン制御部18により図2中、反時計回転方向に駆動され、分離ベルト20およびプルアウト駆動コロ21と共に原稿をコンタクトガラス2の原稿読取位置に向かって搬送するようになっており、メイン制御部18にレジストセンサ100から分離された原稿の後端部を検知した旨の信号が入力すると、メイン制御部18によって給紙モータ23の駆動を停止された後に設定パルス数分だけ駆動された後停止され、原稿を読取位置に停止させるようになっている。
【0030】
ここで、読取位置は、例えば原稿の搬送方向後端位置がコンタクトガラス2の基準位置である左側の基準スケール56の先端に一致する位置であり、上述した設定パルスはレジストセンサ100によって原稿の後端が検知された後にこの基準スケール56に原稿の後端が当接するまでの距離だけカウントされるものである。そして、原稿はこの読取位置でコンタクトガラス2の下方に設けられた光源、ミラー、レンズ、感光体ドラム等からなる公知の露光手段によって露光される。
【0031】
排紙手段7は、コンタクトガラス2上の従動ローラ52側から上方に湾曲して延在する反転ガイド71と、このガイド71に沿って設けられ、反転・排紙モータ72によって作動される反転駆動コロ73および排紙駆動コロ75と、反転駆動コロ73の下流側に設けられ、ADF1本体に回転自在に支持されたガイドコロ74と、このガイドコロ74の下流側に設けられ、反転駆動コロ73によって搬送された原稿を排紙駆動コロ75によってそのまま原稿排紙部6に排紙する第1切換位置と原稿の上下面を反転させた後、原稿を反転駆動コロ73および反転出口従動コロ76によって挟持しながらターン通路77を介してコンタクトガラス2に返送する第2切換位置とに切換可能な切換爪78と、から構成されている。
【0032】
反転・排紙モータ72はメイン制御部18によって駆動されるようになっており、タイミングベルト79を介して従動プーリ80に連結されている。この従動プーリ80は回転軸81を介してプーリ82に連結されており、プーリ82はタイミングベルト83を介してプーリ84、85にモータ72からの駆動力を伝達するようになっている。プーリ84は回転軸86を介して排紙コロ75に連結されているとともに、プーリ85は回転軸87を介して反転駆動コロ73に連結されており、排紙コロ75および反転駆動コロ73はこれら各部材を介して反転・排紙モータ72からの駆動力が伝達される。
【0033】
一方、切換爪78は駆動軸88を介して反転ソレノイド89に連結されており、この反転ソレノイド89はメイン制御部18によってON/OFF駆動されるようになっている。この反転ソレノイド89はOFF時に戻しスプリング90によって駆動軸88が矢印B方向に引っ張られることにより切換爪78を第1切換位置に切換るようになっており、このときに原稿は原稿排紙部6に排紙される。また、反転ソレノイド89は両面モード時にメイン制御部18からの出力信号に基づいてONされるようになっており、このときには戻しスプリング90の引っ張り力に抗して駆動軸88を矢印A方向に引っ張ることにより切換爪78を第2切換位置に切換えて原稿をコンタクトガラス2に返送するようになっている。
【0034】
また、反転駆動コロ73とガイドコロ74の間には排紙センサ104が設けられ、この排紙センサ104は原稿を検知してこの検知情報をメイン制御部18に出力するようになっている。そして、メイン制御部18はこの検知情報に基づいて反転ソレノイド89を駆動して原稿の排紙位置を可変させるようになっている。
一方、分離ベルト20は図3〜5に示すように、分離ベルトユニット110の一部を構成している。すなわち、分離ベルトユニット110は、原稿の反転経路の一部を構成するとともに内部で分離ベルト20を収納するブラケット111と、このブラケット111の上下端部に設けられるとともに分離ベルト20が巻回された分離ベルト駆動コロ22および分離ベルト従動コロ112と、を備えている。
【0035】
また、上端には一対の切欠き部113が設けられており、この切欠き部113にはロッド114が設けられ、このロッド114にはスプリング115が挿入されている。また、この切欠き113内には分離ベルト従動コロ112を回転自在に支持する従動軸116の両端部が挿入されており、この従動軸116はスプリング115に付勢されることにより、従動コロ112を介して分離ベルト20を押圧している。このため、分離ベルト20には一定の張力が付与される。
【0036】
また、ブラケット111の下端部は分離ベルト駆動コロ22に係合されており、このブラケット111は分離ベルト駆動コロ22を支点にして揺動可能になっている。また、分離ベルト駆動コロ22は軸受22aを介して本体ブラケット120に摺動自在に取付けられている。このため、原稿のジャム時等には、分離ベルト20を分離コロ19から離隔させて分離ベルト20と分離コロ19の接触面から原稿を除去可能である。
【0037】
また、ブラケット111には原稿押え板118が設けられており、この原稿押え板118は両端部がブラケット111の上端部に移動自在に係合されている。また、原稿押え板118は分離コロ19に対して原稿の搬送方向上流側に配設されており、給紙された原稿束を分離ベルト20と分離コロ19の接触面に向って案内するようになっている。
【0038】
また、この原稿押え板118には摩擦係数の低い柔軟性部材119が固定されており、この柔軟性部材119は原稿押え板118と共に移動可能になっており、その移動範囲としてその先端が分離コロ19と分離ベルト20の接触面に進入する位置とこの接触面から退避する位置との間に設定されている。
次に、図6、7に示すフローチャートに基づいて、本ADF1による原稿の搬送方法を説明する。なお、本フローチャートはメイン制御部18のROM内に格納され、CPU18aによって実行されるプログラムを示すものであり、コンタクトガラス2まで原稿を搬送する処理を示している。
【0039】
本実施形態では、原稿の搬送を行なうのに先立って柔軟性部材119の取付け位置をサービスマン等によって設定するようになっている。すなわち、厚紙原稿やフェースカール原稿の使用頻度の高いユーザの場合には、分離ベルト駆動コロ22を支点にして分離ベルト20を分離コロ19から離隔する方向に揺動させ、原稿押え板118をブラケット111に沿って原稿の搬送方向下流側に移動させる。この移動位置は分離ベルト駆動コロ22を支点にして分離ベルト20を分離コロ19に接触する方向に揺動させたときに柔軟性部材119の先端が分離コロ19と分離ベルト20の接触面に進入する位置に設定される。
【0040】
この状態で原稿の搬送を開始するには、まず、原稿の画像面が上向きになるようにして原稿束を原稿載置台3上に載せ、給紙部入り口の原稿ストッパ8に原稿の先端が突き当たる位置にセットする。原稿ストッパ8に突き当たる位置までセットされた原稿束は、検知フィラー9を持ち上げ、原稿束が原稿載置台3の上にセットされたことが、原稿セットセンサ10により検知されたか否かを判別し(ステップS1)、原稿セットセンサ10がONしたときに、モード信号(両面モードか片面モードであるか)が入力したか否かを判別する(ステップS2)。
【0041】
次いで、このモード信号が片面モード信号であるか否かを判別し(ステップS3)、片面モード信号であるものと判別されたときには該モードに設定された状態でスタートスイッチが押されたか否か、すなわち、給紙信号が入力したか否かを判別する(ステップS4)。
一方、片面モード信号でない場合には両面モードであるものと判断し、該モードに設定された状態でスタートスイッチが押されたか否か、すなわち、給紙反転信号が入力したか否かを判別する(ステップS5)。
【0042】
ステップS4あるいはステップS5で給紙信号あるいは給紙反転信号の何れか一方が入力した場合に、呼出しソレノイド17をONするとともに、給紙モータ23を時計回転方向に正転駆動、搬送ベルトモータ58を反時計方向に正転駆動、反転・排紙モータ72を反時計方向に正転駆動する。なお、このとき各モータ23、58、72はスローアップスタートさせるとともに、各モータのパルス数がカウントされる(ステップS6)。
【0043】
すなわち、呼出しソレノイド17がONすると、スプリング17bの付勢力に抗して回転軸13が回動され、原稿ストッパ8が原稿束Sから上方に移動するとともに、押えレバー12が原稿束Sを介して呼出しコロ11に当接した状態となるため、原稿束が呼出しコロ11によって給紙されて分離コロ19と分離ベルト20の間に搬送される。このとき、分離ベルト20はギヤ32がワンウェイクラッチによって反時計方向に回転されることが規制されているため停止されているので、分離コロ19および分離ベルト20による摩擦分離によって原稿束の最下位に位置する原稿が分離され、この原稿のみが分離コロ19、プルアウト駆動コロ21およびプルアウト従動コロ21aによって搬送される。
【0044】
また、原稿束の先端は原稿押え板118および柔軟性部材119に案内されて分離コロ19と分離ベルト20の接触面にスムーズに進入して上述したように最下位に位置する原稿が確実に分離され、原稿の不送りが発生することがない。
また、このとき、メイン制御部18はモータドライバに徐々に短くなるパルス幅で4相信号を入力することにより、モータドライバによってコイルが励磁される際のパルス幅を徐々に短くすることにより給紙モータ23がスローアップでスタートされる。
【0045】
そして、原稿の分離が開始されてから各モータ23、58のスローアップが終了したか否かを判別し(ステップS7)、終了したものと判断したときには、レジストセンサ100からの検知情報に基づいて原稿の先端が検知されたか否かを判別する(ステップS8)。
レジストセンサ100がONしていない場合には、給紙モータ23のパルスカウントが設定値Aに達したか否かを判別する(ステップS9)。この設定値Aは、原稿載置台3上にセットされた状態の原稿の先端部からレジストセンサ100まで間の距離にジャム検知余裕距離を加えたパルス数である。したがって、ステップS9でレジストセンサ100がONせずに給紙モータ23のパルス数がパルスカウントAに達したものと判断した場合には、ジャムが発生したものと判断してジャム処理を実行する。
【0046】
このジャム処理は、各モータ23、58、72をスローダウンさせた後、各モータ23、58、72を全て停止させる。通常、この状態でユーザがADF1からジャム紙を取り除く作業を行なうので、レジストセンサ100や幅検知センサ102からの検知情報に基づいてジャム紙が解除されたか否かを判別し、ジャム紙が解除されたものと判断したときには図7の処理をスタートから実行する。
【0047】
一方、ステップS8でレジストセンサ100がONしたものと判断したときには、給紙モータ23および搬送ベルトモータ58をスローダウンでスタートさせる(ステップS10)。なお、給紙モータ23をスローダウンでスタートさせるには、メイン制御部18がモータドライバに徐々に長くなるパルス幅で4相信号を入力することにより、モータドライバによってコイルが励磁される際のパルス幅を徐々に長くすることにより給紙モータ23をスローダウンでスタートさせる。
【0048】
次いで、給紙モータ23および搬送ベルトモータ58のスローダウンスタートが終了したか否かを判別し(ステップS11)、終了した場合には給紙モータ23および搬送ベルトモータ58の駆動を停止した後(ステップS12)、図2に示すように給紙モータ23を反時計方向に逆転駆動するとともに搬送ベルトモータ58を反時計方向に正転駆動し、給紙モータ23および搬送ベルトモータ58のパルス数をカウントする(ステップS13)。
【0049】
このとき、給紙モータ23の逆転駆動により、ギヤ33がワンウェイクラッチによって回転することが規制されて呼出しコロ11と分離コロ19が停止され、プルアウト駆動コロ21のみが反時計方向に回転する。
また、ギヤ32に入っていたワンウェイクラッチが切れて分離ベルト駆動コロ22が回転され、分離時停止していた分離ベルト20が時計方向、すなわち、原稿搬送とは逆方向に回転するため、呼出コロ11、分離コロ19の停止および分離ベルト20の回転により、次原稿の分離接触面への進入が防止されるとともに、先に分離搬送された原稿がプルアウト駆動コロ21および従動コロ21aと搬送モータ58の駆動による搬送ベルト53の反時計方向の回転により、分離・搬送手段4から搬送手段5に搬送される。
【0050】
次いで、モータ23、58のスローアップが終了したか否かを判別し(ステップS14)、終了した場合にはレジストセンサ100からの検知情報に基づき該センサ100がOFFしたか否か、すなわち、分離原稿の後端が検知されたか否かを判別し(ステップS15)、レジストセンサがOFFしていない場合には、給紙モータ23のパルス数が設定値Cに達したか否かを判別する(ステップS16)。この設定値Cは最大原稿の送り方向長さにジャム検知余裕距離を加えた長さに設定される。 ステップS16でレジストセンサがOFFの状態で給紙モータ23のパルス数が設定値Cに達した場合には、上述したジャム処理を実行する。また、ステップS15でレジストセンサ100がOFFしたものと判断した場合には、給紙モータ23をOFFして分離ベルト20およびプルアウト駆動コロ21を停止させるととも搬送ベルトモータ58のみを駆動させて原稿をコンタクトガラス2上に搬送した後(ステップS17)、片面非突当モードであるか否かを判別する(ステップS18)。
【0051】
ステップS18で片面非突当モードであるものと判断した場合には、搬送ベルトモータ58のパルスカウント値がパルス設定値Bに達したか否かを判別する。この設定値Bはレジストセンサ100から原稿停止位置(基準スケール56に原稿の後端が当接する位置)までの距離から給紙モータ23および搬送ベルトモータ58のスローダウンに要する距離を引いた値に設定される。
【0052】
ステップS19で搬送ベルトモータ58のパルスカウント値が設定値Bに達したものと判断した場合には、給紙モータ23および搬送ベルトモータ58をスローダウンスタートさせた後(ステップS20)、給紙モータ23および搬送ベルトモータ58のスローダウンが終了したか否かを判別し(ステップS21)、スローダウンが終了したものと判断したときには、給紙モータ23および搬送ベルトモータ58の駆動を停止する(ステップS22)。このため、原稿がコンタクトガラス2上の原稿読取位置に停止した状態で原稿が露光される。なお、ステップS22以降の処理は説明を省略する。
【0053】
また、薄紙原稿やバックカール原稿の使用頻度の高いユーザの場合には、分離ベルト駆動コロ22を支点にして分離ベルト20を分離コロ19から離隔する方向に揺動させ、原稿押え板118をブラケット111に沿って原稿の搬送方向上流側に移動させる。この移動位置は分離ベルト駆動コロ22を支点にして分離ベルト20を分離コロ19に接触する方向に揺動させたときに柔軟性部材119の先端が分離コロ19と分離ベルト20の接触面から退避する位置に設定される。
【0054】
この状態で原稿の搬送を開始すると、上述したような動作で原稿束が分離されるが、このときには原稿束の先端が分離ベルト20に突き当てられて原稿の重送が発生することがない。
このように本実施形態では、柔軟性部材119の先端を分離コロ19と分離ベルト20の接触面に進入する位置とこの接触面から退避する位置との間で移動自在にしたため、厚紙原稿やフェースカール原稿の分離時には、柔軟性部材119の先端を分離コロ19と分離ベルト20の接触面に進入させることにより、原稿束の先端を分離コロ19と分離ベルト20の接触面にスムーズ、かつ確実に進入させることができ、原稿の不送りが発生するのを防止することができる。
【0055】
また、薄紙原稿やバックカール原稿の分離時には、柔軟性部材119の先端を分離コロ19と分離ベルト20の接触面から退避させることにより、原稿束の先端を分離ベルト20に突き当て易くして原稿の重送が発生するのを防止することができる。
この結果、多種類の原稿の分離を安定して行なうことができ、原稿を分離性能を向上させることができる。
【0056】
また、柔軟性部材119を、給紙する原稿束を分離コロ19と分離ベルト20の接触面に案内する原稿押え板118に固定するとともに、この原稿押え板118を、柔軟性部材119に対して原稿の搬送方向上流側に位置するようにブラケット119に移動自在に支持したため、高さのある(厚みのある)原稿束を原稿押え板118によって分離コロ19と分離ベルト20の接触面にスムーズに案内することができる。
【0057】
また、原稿押え板118の両端部をブラケット111に係合したため、原稿押え板118をブラケット111に対して移動させることにより、柔軟性部材119の先端を分離コロ19と分離ベルト20の接触面に進入する位置とこの接触面から退避する位置との間で移動させることができる。
なお、本実施形態では、原稿押え板118の両端部をブラケット111に係合させるようにしているが、これに限らず図8に示すように構成しても良い。
【0058】
すなわち、図8に示すように、原稿押え板121に両側面に原稿の搬送方向に沿って延在する長孔121aを形成するとともに、ブラケット111に長孔121aに挿通されるとともに押え板121をブラケット111に固定するボルト(固定部材)122を設け、柔軟性部材119の移動時にボルト122を緩めて原稿押え板121をブラケット111に沿って移動させ、移動が終了したときにボルト122によって原稿押え板121をブラケット111に固定するようにしても良い。このようにしても、柔軟性部材119の先端を分離コロ19と分離ベルト20の接触面に進入する位置とこの接触面から退避する位置との間で移動させることができる。
【0059】
【発明の効果】
請求項1または2記載の発明によれば、厚紙原稿やフェースカール原稿の分離時には、柔軟性部材の先端を分離コロと分離ベルトの接触面に進入させることにより、原稿束の先端を分離コロと分離ベルトの接触面にスムーズ、かつ確実に進入させることができ、原稿の不送りが発生するのを防止することができる。
【0060】
また、薄紙原稿やバックカール原稿の分離時には、柔軟性部材の先端を分離コロと分離ベルトの接触面から退避させることにより、原稿束の先端を分離ベルトに突き当て易くして原稿の重送が発生するのを防止することができる。
この結果、多種類の原稿の分離を安定して行なうことができ、原稿を分離性能を向上させることができる。
【0061】
また、原稿押え板を有するため、高さのある(厚みのある)原稿束を原稿押え板によって分離コロと分離ベルトの接触面にスムーズに案内することができる。
また、原稿押え板をブラケットに対して移動させることにより、柔軟性部材の先端を分離コロと分離ベルトの接触面に進入する位置と該接触面から退避する位置との間で移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿搬送装置の一実施形態の概略図である。
【図2】一実施形態の自動原稿搬送装置の駆動機構の概略図である。
【図3】一実施形態の分離ベルトユニットの斜視図である。
【図4】一実施形態の分離ベルトユニットの要部分解図である。
【図5】一実施形態の分離ベルトユニットのブラケット、原稿押え板および柔軟性部材の構成図である。
【図6】一実施形態の原稿の搬送手順を示すフローチャートである。
【図7】図6に後続する原稿の搬送手順を示すフローチャートである。
【図8】一実施形態の分離ベルトユニットのブラケット、原稿押え板および柔軟性部材の他の態様を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ADF(自動原稿搬送装置)
2 コンタクトガラス(読取位置)
19 分離コロ
20 分離ベルト
110 分離ベルトユニット
111 ブラケット
118、121 原稿押え板
119 柔軟性部材
121a 長孔
122 ボルト(固定部材)
Claims (2)
- 給紙された原稿束を分離コロおよび分離ベルトユニットによって一枚ずつ分離して読取位置に搬送するようにした自動原稿搬送装置であって、
前記分離ベルトユニットが、前記分離コロに接触する分離ベルトと、該分離ベルトを周回移動自在に支持するブラケットと、前記ブラケットに支持され、給紙する原稿束を分離コロと分離ベルトの接触面に案内する摩擦係数の低い柔軟性部材と、を備え、前記柔軟性部材の先端が前記分離コロと分離ベルトの接触面に進入する位置と該接触面から退避する位置との間で移動自在に設けられるとともに、前記柔軟性部材を、給紙する原稿束を分離コロと分離ベルトの接触面に案内する原稿押え板に固定し、
該原稿押え板が、柔軟性部材に対して原稿の搬送方向上流側に位置するように前記ブラケットに移動自在に支持されるとともに、該原稿押え板の両端部を前記ブラケットに係合したことを特徴とする自動原稿搬送装置。 - 給紙された原稿束を分離コロおよび分離ベルトユニットによって一枚ずつ分離して読取位置に搬送するようにした自動原稿搬送装置であって、
前記分離ベルトユニットが、前記分離コロに接触する分離ベルトと、該分離ベルトを周回移動自在に支持するブラケットと、前記ブラケットに支持され、給紙する原稿束を分離コロと分離ベルトの接触面に案内する摩擦係数の低い柔軟性部材と、を備え、前記柔軟性部材の先端が前記分離コロと分離ベルトの接触面に進入する位置と該接触面から退避する位置との間で移動自在に設けられるとともに、前記柔軟性部材を、給紙する原稿束を分離コロと分離ベルトの接触面に案内する原稿押え板に固定し、
該原稿押え板が、柔軟性部材に対して原稿の搬送方向上流側に位置するように前記ブラケットに移動自在に支持されるとともに、該原稿押え板に原稿の搬送方向に沿って延在する長孔を形成し、
前記ブラケットに前記長孔に挿通されるとともに前記原稿押え板をブラケットに固定する固定部材を設けたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
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JPH10250865A JPH10250865A (ja) | 1998-09-22 |
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JP (1) | JP3560757B2 (ja) |
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