JP3122586B2 - 原稿搬送装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置を備えた画像形成装置

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JP3122586B2
JP3122586B2 JP06313083A JP31308394A JP3122586B2 JP 3122586 B2 JP3122586 B2 JP 3122586B2 JP 06313083 A JP06313083 A JP 06313083A JP 31308394 A JP31308394 A JP 31308394A JP 3122586 B2 JP3122586 B2 JP 3122586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置に装着して好適な原稿搬送装置に関し、外部から挿入
された原稿を画像形成装置の画像形成位置へと自動的に
搬入し、画像形成装置で所定の処理を実行した後に再び
外部に自動的に排出する原稿搬送装置を備えた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、複
写原稿を透明な原稿台上に載置した後、原稿カバーを閉
成し、コピースイッチを操作することで、載置された原
稿の複写画像を、適宜搬送される用紙上に形成してい
る。
【0003】この場合、特に複写原稿がシート状であれ
ば手動で原稿台に載置する作業が面倒なため、該シート
原稿を載置トレイ上に載置し、この載置されたシート原
稿を給紙手段を用いて自動給紙する原稿搬送装置が原稿
台上に備えられている。この原稿搬送装置は、原稿載置
トレイ上の原稿を最上部または最下部のものから複写装
置本体からの給紙指令に従って、順次原稿露光部へと1
枚づつ給送し、露光終了後に、該原稿を排紙トレイへと
排出するように構成されており、装置が非常に大掛かり
なものとなり、コストが非常に高くなっている。
【0004】そのため、該原稿自動搬送装置を複写装置
本体に装着すれば、当然コスト高になる。また、複写す
る原稿が1枚または数枚程度である場合、原稿自動搬送
装置を利用すると、原稿の載置トレイにセットすると共
に複写装置との同期との関係で両者が準備完了であるこ
とを待って動作が開始されるため、1枚目の原稿の複写
時間がかえって長くなり、手動で原稿を載置しても、複
写時間には差がなくなることもある。
【0005】そこで、コスト低減等を行う目的で、図8
に示すように原稿を載置し画像形成する露光部である原
稿台とは別に、シート原稿を他の露光位置へと1枚づつ
挿入し搬送する原稿搬送装置が提案されている。この原
稿自動搬送装置は、特開平6−67497号公報として
提案されたものである。同図において、原稿搬送装置1
02は軸125を中心として開閉自在に支持された原稿
カバー126に装着されており、原稿カバー126の上
面を利用した原稿トレイ130、この原稿トレイ130
から原稿Dを給紙する呼び込みローラ131、給紙ロー
ラ132、原稿Dを露光ガラス120の一側にある露光
部Aまで導くガイド板133露光部A上で原稿Dを搬送
する排紙ローラ136等を備えている。
【0006】この構成において、原稿搬送装置102が
作動すると、原稿トレイ130から原稿Dが、給紙さ
れ、この原稿Dがプラテンローラ134および従動ロー
ラ137にかみ込まれる状態で搬送され、排紙ローラ1
36を経て排紙トレイ135に排出される。このとき、
光学系121はコピーランプ122をプラテンローラ1
34の真下に移動させ、光学系121を固定したまま原
稿Dを露光ガラス120の露光領域Aを通過させながら
コピーする。
【0007】尚、画像露光のための透明な原稿台120
の上に原稿Dを載置し、光学系121を露光ガラス12
0に沿って走査させてコピーを行う通常の複写プロセス
では、コピー開始信号で露光の対象となる位置までコピ
ーランプ122等を移動させ、露光領域Bを図中左から
右にスキャンしてコピーを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平6−67
497号公報に記載の原稿搬送装置は、原稿台である露
光ガラス上の原稿カバー上を利用して、原稿を順次露光
位置へと搬送するため、コスト的には多少軽減できる。
【0009】しかしながら、通常の露光領域Aとは、別
の露光領域Bを設けることと、該露光領域Bでも露光す
るように構成されているので、光学系をその都度、原稿
搬送による露光位置と、原稿台120に載置する露光位
置とを区別して移動制御する必要があり、従来自明の原
稿自動搬送装置同様、構造が複雑で規模が大きくなる。
そのため、原稿を原稿トレイから排紙トレイへ搬送して
おり、この点では従来の原稿自動搬送装置と変わりがな
く、この分コスト高になるという不都合があった。
【0010】本発明の目的は、簡易な構成で規模も小さ
く、コスト的に安価な、しかも操作性のよい原稿搬送装
置を提供することにある。本発明はシート原稿の枚数
が、1枚あるいは数枚程度のものの複写を行う場合にお
いて、特に好都合であって、さらに原稿を載置する露光
部へと原稿を搬送する原稿搬送装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置に備わる原稿搬送装置は、例えば図4に示すように原
稿カバー(3)上に装着された回動部材である原稿スト
ッカ(35)を回動可能に設け、該原稿ストッカを開く
ことによって原稿搬送装置の原稿ガイド用のトレーとす
るとともに、その原稿ストッカを開く操作によって、原
稿カバーを画像形成装置本体の原稿台(2)から図1及
び図2に示すように押し上げ、原稿カバーと原稿台ガラ
スとに用紙の搬送できる隙間(d)を設け、挿入される
原稿を形成された隙間を通して原稿台へと搬送するため
の原稿搬送手段である搬送ローラ(34)を原稿台の手
前に配置している。
【0012】この場合、原稿ストッカは原稿カバーに対
し回動可能に設けているため、原稿ストッカが原稿カバ
ー上に位置してる状態では原稿等の収納部を形成し、原
稿カバーを原稿台より浮上させる位置への回動時には原
稿の挿入用の台として兼用させることが有用である。
【0013】また、搬送ローラへと挿入される側には、
原稿の挿入時に原稿を検知する検知手段(33)を配置
し、この検知手段によって原稿が通過したことを検知す
ることで原稿の搬送を制御する制御手段を設けることが
望ましい。
【0014】特に制御手段は、原稿の先端が検知手段に
て検知された時に搬送ローラを駆動し、原稿の後端の通
過が検知されると搬送ローラの駆動を停止し、原稿後端
を搬送ローラで挟持した状態で停止させておき、画像の
形成が完了した時に原稿台面より排出するために搬送ロ
ーラを逆転駆動する。そして、搬送ローラの逆回転によ
る原稿の排出距離を搬入時よりも短くし、原稿前端を搬
送ローラで挟持した状態で停止させておき、一定時間内
に印刷要求があれば、搬送ローラを駆動し、原稿を原稿
台へ搬送し再度画像形成を行い、一定時間内に印刷要求
が無い場合は、搬送ローラを逆方向に駆動し原稿を排紙
する。
【0015】
【作用】本発明の上述のように構成された画像形成装置
によれば、原稿カバー(3)上の原稿ストッカ(35)
が開くと、原稿カバー(3)を押し上げて原稿台(2)
との間に隙間(d)を作る。原稿カバーの取手部下方に
形成された原稿の挿入部分に原稿が挿入されると、搬送
手段である搬送ローラ(34)の駆動により挿入された
原稿が原稿台へと搬送されることになる。
【0016】この場合、特に原稿挿入部分に配置されて
いる原稿検知手段(32)が、挿入される原稿を検知す
ることで、搬送ローラが駆動を開始する。これにより、
挿入された原稿は原稿カバーと原稿台との間の隙間を通
り、特に原稿カバーにてガイドされて原稿台へと搬送さ
れる。
【0017】そこで、原稿の後端が原稿検知手段にて検
知されると、搬送ローラの駆動が停止され、搬送ローラ
は原稿の後端部分を挟持した状態で停止している。そし
て、該原稿の画像が形成されれば、該搬送ローラを逆転
することによって原稿を自動的に排出することができ
る。そして、搬送ローラの逆回転による原稿の排出距離
を搬入時よりも短く設定すれば、搬送ローラが原稿の前
端部を噛んだ状態で停止する。この原稿のコピーをさら
に要求するために繰り返しコピーの要求を受付、繰り返
しコピーが可能となる。
【0018】この場合、一定時間に繰り返しコピーの要
望が無ければ、原稿を排出し、次に挿入される原稿のコ
ピーを行うために準備する。なお、複数部のコピーを必
要とするならば、予めその枚数を入力しておき、該コピ
ーが完了すれば、その原稿を排出するようにしてもよ
い。ここで、回動部材が原稿下面のガイドの役割を果た
さない場合には、上述のように原稿の挿入端部を挟持し
た状態で停止させ、原稿の複写装置上部より落下するの
を阻止する手段として非常に効果的である。
【0019】
【実施例】図1及び図2は、本発明による原稿搬送装置
を利用する状態を示すそれぞれの断面図である。図3及
び図4は本発明の原稿搬送装置を備えた画像形成装置、
特に複写装置の内部構造の概要を示す断面図及びを外観
を示す斜視図である。
【0020】まず、図3及び図4において、複写装置本
体1の上部には、画像露光のための透明ガラスからなる
原稿台2が設けられ、該原稿台2の上方には、図中奥側
の一側部が軸支され開閉可能に原稿カバー3が配置され
ている。この原稿台2の下方の複写装置本体1内部に
は、光学系4が配置されている。原稿カバー3は、原稿
台ガラス2に載置される原稿を原稿台面に押さえるため
のもので、原稿カバーを構成する比較的硬質のプラスチ
ック樹脂にて形成された外装3a内部に、原稿台と対向
する面に、比較的軟質の部材から形成されなる原稿押さ
えマット3bが取り付けられている。
【0021】上記光学系4は、原稿台ガラス2上に置か
れた原稿に対して光走査を行う光源ランプ4aと、原稿
からの反射光を導くミラー4b,4c,4dと、ミラー
4b〜4dを通過した反射光を集光するレンズ4eと、
この集光した反射光を本体中央部に設置されたドラム形
状の感光体5の表面の露光ポイントに導くミラー4f,
4g,4hとからなる。特に露光ランプ4aと反射ミラ
ー4bは、図示していない第1移動部材上に支持され、
またミラー4cおよび4dは、図示していない第2移動
部材に支持されており、この両者は原稿台2に対し平行
に図中左右方向に移動される。特に第1移動部材の移動
速度に対し、第2移動部材の速度は1/2の速度で駆動
される。これにより、原稿台2上の原稿の画像を感光体
5へと目的の倍率で光の像を導き結像することができ
る。
【0022】上記感光体5は、上記原稿台2に載置され
た原稿の画像を形成するためのもので、該感光体の周囲
には、感光体表面を均一に帯電する帯電器6、露光後の
静電潜像を着色トナーにて現像する現像装置7、適宜搬
送されてくるシート状の用紙に形成されたトナー画像を
転写する転写器8、転写後に残留するトナーを除去する
クリーニング装置9、感光体を繰り返し利用するために
感光体表面の電位を均一にする除電ランプ10が、上記
説明した順に配置されている。以上が画像形成のための
画像プロセス系である。
【0023】また、上記の画像形成にかかる画像プロセ
ス系とは別に、用紙を転写器9のトナー画像の転写位置
へと用紙を搬送し、画像が転写された後に該用紙を剥離
し複写装置本体外へと排出するための用紙の搬送系が複
写装置内に設けられている。この搬送系は、用紙を給紙
してなる給紙部と、給紙された用紙を上述した転写位置
へと搬送する搬送部、転写後の用紙を複写装置本体外部
へと搬出する搬出部とを備える。
【0024】上記給紙部は、複写装置本体1内の最下部
に、着脱可能に設けられた用紙収納部(給紙カセット)
11及び、複写装置本体1より外部に突出してなる手差
し挿入用の給紙トレイ12が設けられている。
【0025】上記用紙収納部11の上方前端部(図の右
方)には、ほぼ半月形状の給紙ローラ13が配置されて
おり、該給紙ローラ13は用紙収納部11に収納された
コピー用紙Pを上から1枚ずつ給送する。特に用紙収納
部11は、用紙Pをその上面に載置する回転部材11a
を回動可能に設け、図示していないスプリングを付勢力
により押し上げ、1枚給紙を可能にする分離爪11bに
て一定の高さに収納された最上部の用紙を位置決めする
構成である。
【0026】また、給紙トレイ12にも、1枚または複
数枚載置された用紙を呼び込む給紙ローラ14と、呼び
込んだ用紙を2枚送り防止のため給送ローラ15と分離
部材16とからなる給送手段にて給紙指令に従って順次
1枚づつ送る給紙手段が設けられている。
【0027】以上の構成の給紙部を介して給送された用
紙を、次に転写位置へと搬送する搬送部は、一対の搬送
ローラ17および18を有している。搬送ローラ17の
用紙搬送方向下流側にはペーパストップ板19が設けら
れており、該ペーパストップ板19にて、搬送ローラ1
7を介して搬送されてくる用紙を一旦停止する。ペーパ
ストップ板19は、感光体5に形成された画像先端を、
搬送される用紙先端に一致させて搬送を開始させるため
のもので、感光体5の回転位置に応じて搬送路を開放す
るように駆動され、よって搬送ローラ17及び転写位置
の直前に配置された搬送ローラ18により転写位置へと
用紙を搬送する。これらの手段にて、コピー用紙Pを感
光体5と対向する転写位置まで搬送する用紙搬送部を構
成している。
【0028】そして、転写位置を通過する用紙Pは、感
光体5表面より剥離された後、複写装置外部へと搬出す
るための通路途中に配置された加熱定着装置20を通過
する。この加熱定着装置20は一対のローラにて構成さ
れ、一方をヒートローラ、他方をヒートローラに圧接さ
せる加圧ローラとから構成され、用紙Pを加圧しながら
搬送し、熱により用紙上の未定着トナー画像を加熱定着
する。該加熱定着装置20を通過する用紙は、複写装置
本体1の形成された排出開口に対応して着脱可能に設け
られた排出トレイ21へと排出される。以上が、転写後
の用紙の搬出部である。
【0029】この図3に示す複写装置は、感光体5に原
稿台2に載置された原稿の画像が、光学系4により投影
されることで、事前に帯電器6にて均一帯電された感光
体5表面に静電潜像が形成され、該静電潜像は現像装置
7でトナー像として現像される。このトナー像は、転写
器8の作用により、上述したように用紙搬送系により適
宜搬送されてくるコピー用紙Pに静電的に転写され、さ
らに加熱定着装置20にて搬送されると同時に用紙上に
定着される。このコピー用紙Pは、最終的に排出トレイ
21へと搬出される。
【0030】上述のように構成されてなる複写装置本体
1の原稿カバー3の下方で、複写装置本体の前面上部に
は、図4に示すように操作パネル22が配置されてい
る。操作パネル22は、その詳細を図5に示すように、
コピーボタン23、クリアキー24、コピー枚数設定キ
ー25、コピー枚数表示部26、コピーの明るさを調整
する露光量調整キー27等が配置されている。
【0031】一方、本発明による原稿搬送装置は、上記
原稿カバー3、該原稿カバーの一部と、操作パネル22
と原稿カバー3との間に配置される原稿搬送ローラ等に
て構成される。例えば、原稿搬送装置30は、原稿が挿
入される原稿挿入口32、挿入された原稿によって押し
上げられて原稿検知スイッチをオンする原稿検知レバー
33、挿入された原稿を原稿台2の上に搬送する搬送ロ
ーラ34等を備えている。
【0032】上記原稿挿入口32は、複写装置本体1の
原稿台2を上部に設けるための複写装置本体1の上部外
装1aの平面部と原稿カバー3の取手部31との間に形
成されている。そして、搬送ローラ34は、原稿台2と
操作パネル21との間の複写装置本体1の上述した上部
外装1aの平面部に配置される。該搬送ローラ34は、
例えば下側のローラ34bを上側の駆動ローラ34aに
対し圧接するように、外装1a下部に設けられている複
写装置本体の上部フレーム等に、一端が固定された板バ
ネ28の自由端側に回転可能に設けられている。この下
ローラ34bは、板バネ28の先端に支持されることな
く、その軸を上方向に付勢するスプリング等を設けて、
駆動ローラ34a側を圧接させるように複写装置本体側
に設けてもよい。
【0033】上記搬送ローラ34の駆動ローラ34a
は、原稿カバー3側にその回転軸が回転可能に軸支され
ており、原稿カバー3の一部に配置されている図示しな
い駆動モータからの回転力が伝達される構成である。
【0034】また、搬送ローラ34の搬送領域へと、原
稿が挿入されることを検知する検知手段が構成される検
知スイッチ及びその検知レバー33は、同様に原稿カバ
ー3側に配置されている。そして、検知レバー33は原
稿台2上を原稿カバー3が閉成(押圧)した状態では、
複写装置本体の上部外装1aに形成されている凹部(図
示せず)に入り込み、挿入される原稿により外装1a上
に上昇される。これにより原稿検知スイッチを動作(O
N)させ、原稿検知を行う。
【0035】特に下ローラ34bをも原稿カバー3側に
配置するように構成すれば、原稿搬送装置を備えない複
写装置においても、原稿カバー3を原稿搬送機能を備え
る上述に説明したものと交換することで、簡単に原稿搬
送装置を備えることができる。
【0036】なお、搬送ローラ34は、特に駆動ローラ
34aを原稿カバー3側に配置しているが、下ローラ3
4bと同様に複写装置本体側に設け、原稿カバー3の開
閉により手動による原稿の原稿台2への載置作業時に邪
魔にならないように、その上部を別形成のカバー部材に
て覆い、該カバー部材の原稿の挿入口側に、原稿が挿入
できる開口を形成する構成であってもよい。このように
形成することで、原稿台2の前面部分が多少上部にカバ
ー部材にて突出するものの、搬送ローラ34が内部に配
置されたことになり、安全に原稿の載置作業を行える。
この構成であれば、原稿検知のためのスイッチ及び検知
レバー33もカバー部材の内部に配置され、原稿カバー
3の構成を簡単にできる。
【0037】一方、原稿カバー3は、通常では原稿台2
面にその原稿押さえマット3bが例えば自重により密接
している。そのため、挿入されてくる原稿が上記搬送ロ
ーラ34にて搬送されてきても、原稿押さえマット3b
と原稿台2との間を搬送されることなく、その搬送が阻
止され原稿ジャムが生じる。そのため、原稿カバー3を
浮上させ、原稿台2と原稿押さえマット3bとの間に原
稿が通過する程度の隙間を形成する必要がある。
【0038】上記原稿カバー3を浮上させるための構成
としては、原稿カバー3上に設けられる回動部材である
原稿ストッカ35を、原稿カバー3の外装の前面の取手
31の部分に設けた軸支部36に回転自在に設ける。こ
の原稿ストッカ35は、その両側および奥側に、原稿カ
バー3の上面との間に原稿等を収納するのためスペース
を形成するための折り曲げ部35aを形成しており、前
面部より原稿等を原稿カバー3上面へと挿入するための
開口35cが形成されている。
【0039】この原稿ストッカ35の折り曲げ部35a
の前面部分に、該原稿ストッカ35を回動可能にするた
めの軸部35bが形成されている。この軸部35bに対
応して原稿カバー3の外装3aの前面に設けた軸支部3
6の凹部36aに上記軸部35bが嵌め込まれている。
特に原稿カバー3はその外装を樹脂等の弾性部材にて形
成しておけば、その弾性変形を利用して変形させ、両軸
支部36間より軸部35bの距離が短くなるように撓ま
せた状態で両者を一致させ、その状態で変形状態を解け
ば、凹部36aに軸部35bが嵌め込まれ、原稿ストッ
カ35が原稿カバー2に対し回動可能に設けられる。
【0040】以上の構成により原稿ストッカ35は軸支
され、原稿カバー3上に載置するように維持している状
態では、原稿カバー3上面と原稿ストッカ35とは折り
曲げ部35aにてスペースが形成され、その内部に原稿
等必要な物が収納できる。この原稿ストッカ35は、複
写できる最大サイズの原稿を充分に収納できる大きさ、
特に図3において収納できる幅を有する大きさで構成さ
れている。
【0041】そして、原稿ストッカ35にて、原稿カバ
ー3を浮上させ、原稿押さえマット3bと原稿台2との
間に隙間を形成するために、複写装置本体側の外装1a
上部には、軸部35bに対応した位置に図2に示すよう
に浮上部材37が設けられている。この浮上部材37
は、操作パネル22側に多少突出し、その突出した端部
が多少下方向に湾曲形状に形成された湾曲部37aが形
成されている。
【0042】この浮上部材37に対応して、原稿ストッ
カ35側には、浮上部材37と係合する係合部35dが
形成されている。その係合部35dは、原稿ストッカ3
5の開口35cの前面端部、特に軸部35b近傍に形成
されており、浮上部材37の湾曲部37aに嵌まり込む
ような凸部形状に形成されている。上記浮上部材37と
係合部35dとで浮上機構を構成している。
【0043】従って、図3及び図4に示すように原稿カ
バー3上に載置された状態にある原稿ストッカ35を、
手前に回動させ、該原稿ストッカ35が操作パネル22
上を覆うような位置まで回動させれば、原稿ストッカ3
5の一端部が外装1a平面上に支持され、それ以上の回
動が規制される。これにより、上述した浮上部材37の
湾曲部37aに原稿ストッカ35の係合部35dの凸部
が係合する。この時、原稿ストッカ35の開口35cを
形成する周縁の一端部が、複写装置本体1の外装1a上
に支持され、浮上部材37の湾曲部37aと係合部35
dとの係合により、軸部35bを介して原稿カバー3が
上方向に持ち上がる。つまり、原稿カバー3の奥側の回
転可能な軸支部と反対側の取手部31が、原稿ストッカ
35の回動により、特に軸部35bが上昇するために、
原稿カバー3が原稿カバー3の軸支部(図示しない図3
及び図4の複写装置の奥側)を中心に上方向に回動し持
ち上げられる。そのため、原稿台2と原稿押さえマット
3bとの間に隙間dが形成される。
【0044】以上のことから、回動された原稿ストッカ
35の上面に沿ってシート原稿を挿入し、搬送ローラ3
5の駆動により、挿入された原稿は上記隙間を原稿台2
と原稿マット3bにて案内され原稿台2へと搬送するこ
とができる。
【0045】ここで、隙間dは、浮上部材37と係合部
35cとの係合部と、軸部35bとの間の距離、および
角度(軸部35bと係合部との直線と原稿台3の水平面
とで作られる角度)により決まり、これらを適宜設定す
ることで必要な隙間dを形成することができる。
【0046】また、原稿ストッカ35の折り曲げ部35
aの一方の側面は、挿入される原稿の一側縁を案内する
ガイドとして作用する。つまり、原稿の一端部は原稿台
2の上述した基準端2aと直交するもう一方の基準端が
存在しており、該基準端に一致するように原稿ストッカ
35の折り曲げ部35aの一側面が形成されている。こ
の基準端に一致する折り曲げ部35aと対向する側面は
最大サイズの原稿が収納できる大きさの間隔を隔てて形
成されている。
【0047】次に、図6に示すフローチャートを参照し
ながら、本発明の原稿搬送装置30および複写装置本体
の動作について説明する。そこで、図3及び図4によう
に原稿カバー3を閉じ、図に示す状態にある原稿ストッ
カ35を手前側に回動させて開く。これにより、図1及
び図2に示すように、浮上部材37の湾曲部37aと係
合部35cとが係合することで、原稿カバー3が上方向
に持ち上げられ、原稿押さえマット3bが原稿台2より
隙間dを隔てて離間する。この状態で、原稿挿入口32
から原稿Dを、原稿ストッカ35の上面に沿って挿入す
ると、検知レバー33が原稿Dにて押し上げられ、原稿
検知スイッチがオンとなる(ステップS1)。
【0048】この原稿の挿入時に、例えば図1において
原稿台1の左端部が原稿の載置の基準位置であれば、該
原稿ストッカ35の折り曲げ部35aの左側をその基準
位置に一致させ、該折り曲げ部35aを原稿先端のガイ
ドとすることができる。このように構成することで、原
稿先端を原稿台2の基準位置に沿って搬送することが可
能になる。
【0049】次に、挿入される原稿にて、原稿検知スイ
ッチがオンとなると、搬送ローラ34が正回転、つまり
原稿を搬送する方向(図1において時計方向)に回転を
開始し(ステップS2)、原稿ガラス台2と原稿押さえ
マット3aとの隙間dに原稿Dが挿入され、原稿押さえ
マット3aの原稿台2との対向面が原稿ガイドとしての
機能を果たす。この隙間は、通常の用紙が0.08mm
程度の厚みであることを考慮すると0.1mm以上が望
ましい。この隙間dは先に説明したように簡単に調整で
きる。
【0050】その後、原稿Dの後端が検知レバー33を
通過して原稿検知スイッチをオフにすると(ステップS
3)、搬送ローラ34が停止し(ステップS4)、原稿
Dの後端部が搬送ローラ34に挟持された状態で停止す
る。
【0051】こうして原稿Dが原稿台2の上に自動搬入
されると、複写装置本体はコピーボタン10aが押され
たと、同様のコピー動作に入り、露光から始まりコピー
用紙排出までの複写処理を行う(ステップS6)。この
場合、原稿Dの後端が搬送ローラ23に挟持された状態
で複写処理が実行されるため、原稿搬送装置30を使用
しない通常の使用状態に比較して、図1に示すように、
例えば約10mm程度の原稿置き位置の差が生じる。こ
れは、原稿の後端を搬送ローラ34で挟持した状態であ
ることから、その端部と原稿台2の基準となる一端部と
の距離である。これを解消するため、本実施例では、光
学系のレンズ4e位置を基準位置からシフトすることで
原稿Dと用紙Pのセンターを一致させるようにしてい
る。
【0052】具体的には、原稿検知スイッチがオンする
と、複写装置はコピーボタン10aが操作された状態と
同様の処理を行うように構成される。そのため、コピー
ボタン10aが操作されることなく、原稿の挿入が原稿
検知スイッチのオンにより複写動作を開始する。この前
に、レンズ4eがレンズ移動用ソレノイドまたはモータ
(図示せず)によって、約5mm移動し、挟持された原
稿Dの端部の結像を10mm寄せて、感光体5上に結像
させる。これにより、正規に搬送されてくるコピー用紙
の搬送基準とを一致(ステップS5)させることができ
る。そのため、レンズ4eは、光軸と直交する方向に移
動可能(図1では前後方向)に設けられており、原稿搬
送による複写を行う場合に、図3では手前側に図1およ
び図2では右側に約5mm程度移動させて待機させる。
この場合、原稿台2を支持する裏面、特に原稿を挟持し
た領域の光学系の照射面は、感光体5に結像されるため
に白色面であることが望ましい。これは、黒っぽい場合
にはトナーが付着し、これが用紙に転写されるため、1
0mm程度の黒い筋が形成されるためである。
【0053】この状態で、ステップS6の複写処理を行
い、この処理が完了すれば、搬送ローラ34が駆動モー
タの逆転駆動により逆回転し(ステップS7)、原稿D
を原稿挿入口32ヘと搬出する。この搬出は原稿Dの挿
入時の搬送ローラ34の回転時間を記憶しておき、この
記憶時間に対して短め(例えば、搬送距離にして10m
m程度)に設定した所定時間の経過を検知して(ステッ
プS8)、搬送ローラ23の逆回転を停止する(ステッ
プS9)。
【0054】そのため原稿Dは、搬送ローラ34に若干
挟持された状態で停止するので、再度、もう1枚コピー
がほしいとき、搬送ローラの停止後、一定時間内(例え
ば2秒以内)にコピーボタンを押せば搬送ローラ34
が、正回転し再度複写状態に入る。
【0055】これにより複数枚コピーをとることができ
る。また一定時間以上経過すれば搬送ローラ23は再度
逆回転し、原稿Dを原稿ストッカー24に排出する。な
お、予め原稿の複写枚数を事前に設定しておけば、必要
枚数を一度の動作により簡単に得ることができる。
【0056】以上のようにして1枚の原稿の複写を、原
稿搬送装置30を利用して実行しているが、2枚以上の
原稿の複写を行う場合には、複写を完了した原稿を原稿
カバー3上の平面に載置し、次のシート状の原稿を同様
にして原稿挿入口32より挿入することで同様にして所
望の複写を行える。
【0057】本発明の実施例によれば、原稿を用紙の搬
送方向と直交する方向に搬送して、原稿台2へと載置す
るようにしている。そのため、原稿の一端部を挟持して
複写を行うことから、用紙のセンタと原稿のセンタとが
一致しないため、結像レンズを光軸方向と直交する方向
へ移動させて、原稿と用紙のセンタを一致させるように
している。
【0058】しかし、原稿を用紙の給紙方向と同方向に
搬送することもできる。これは、例えば図3において原
稿カバー3の右側を軸支して回動可能に設け、この軸支
部分と反対側より原稿を挿入するように挿入口を設け、
後は先に説明した構成のものをそのまま適用すればよ
い。この場合、原稿の後端を例えば10mm程度挟持し
て原稿の画像露光を行うと、搬送される用紙先端と感光
体に形成された画像先端とが10mmずれる。このずれ
を解消するために、用紙の搬送タイミングを10mm速
くするように駆動制御することで簡単に実施できる。つ
まり、図3に示すストップ板19の開放時点を、10m
m分に相当する時間速めることで簡単に実施できる。
【0059】なお、以上説明したように原稿をそのまま
感光体に画像露光するものでは、原稿と用紙とのセンタ
ずれや、用紙と形成画像との先端ずれが生じる。しか
し、載置原稿をデジタル的に読み取り、これをレーザに
て感光体上に書き込む画像形成装置においては、上述し
たように原稿と用紙とのセンタずれや、用紙と形成画像
との位置ずれについては、レーザ照射時に補修するとが
できる。つまり原稿台2上に載置されない原稿の画像が
ない、無地として処理し(読み込み)、この無地の領域
を含めて感光体5にレーザ照射すればよい。デジタル的
に画像を読み取るためには、例えば結像レンズ4eの後
方にCCD等のイメージセンサを配置し、原稿の画像を
A/D変換して記憶し、この記憶したデジタル画像のデ
ータに基づいてレーザを変調制御することで、感光体5
にドットによる原稿の画像と対応した静電潜像を形成す
ることができる。
【0060】以上説明したように、原稿搬送装置30
は、簡易な手段で構成されたものであって、コスト低減
に大きく貢献できる。この場合、原稿カバー3と原稿台
3との間に隙間dを構成するための原稿ストッカ35
は、原稿等を収納するように形成されているものを例に
説明したが、該原稿ストッカ35とは別に、単なる回動
部材にて形成すればよいことである。特に原稿ストッカ
35とすることで、原稿搬送装置を利用しない場合、こ
の部分を収納部として利用できる点で有用なものとな
る。また、原稿搬送装置として利用する場合には、該原
稿ストッカ35が原稿の挿入のための下面のガイドとし
ての役割を果たすだけでなく、原稿排出時の排出トレイ
としても兼用できる。
【0061】図7は、他の実施例を示すもので原稿等の
収納部を構成するために、原稿カバー3に凹部3cを形
成し、該凹部3cに対応して回動する回動部材350を
設ける構成としてもよい。これであれば、回動部材35
0を原稿カバー3の凹部3cに位置付ければ、原稿カバ
ー3面が突出することがないため、その上部に原稿等を
載置することもできる。また、回動部材350には、少
なくとも原稿台3の基準位置に対応した側にガイド片3
51を形成しておけばよく、該ガイド片351を凹部3
cに収納する構成にしておくこともできる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像形成装置に
よれば、閉じられた原稿カバーと原稿台との間に原稿を
搬送する搬送ローラを原稿台の一端縁に配置して原稿を
搬送する手段を構成した簡単な原稿搬送装置を備えるも
のであるから、原稿搬送装置を備えるものとしてはコス
トの低減を図ることができる。
【0063】特に原稿台と原稿カバーとの間に隙間を形
成するために、原稿等を収容するための部材を利用で
き、隙間を形成するための手段を簡単で、かつコストの
低減により寄与できる。
【0064】また、原稿を収納する部材をそのまま原稿
挿入のためのガイドとしての役割を持たすこともでき
る。
【0065】さらに、原稿を搬送した時に原稿の後端を
挟持した状態で複写動作を実行し、複写が完了すること
で挟持した原稿の後端より排出させ、必要に応じて次の
原稿の挿入を、原稿カバーを開くことなく行えるため、
従来の原稿自動搬送装置により1枚ずつ手差し挿入する
ものと同様の作業性をえることができる。さらにまた、
原稿を排出する時に原稿の前端を挟持した状態に一定時
間しておくことで、複写要求を受付、繰り返しの複写動
作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置に備わる原稿搬送装置を
構成する要部を示す断面図。
【図2】本発明の画像形成装置に備わる原稿搬送装置に
おいて原稿の搬送を可能にするために原稿カバーを原稿
台より浮上させる機構及びその状態を示す断面図。
【図3】本発明による原稿搬送装置を備えた画像形成装
置である複写装置の内部構造を示す概略断面図。
【図4】本発明による原稿搬送装置を備える画像形成装
置である複写装置の外観を示す斜視図。
【図5】本発明の画像形成装置の操作パネルの一例を示
す平面図。
【図6】本発明の原稿搬送装置の動作制御および画像形
成にかかる制御動作を示すフローチャート。
【図7】本発明の原稿搬送装置を備える画像形成装置の
他の実施例を示す斜視図。
【図8】従来の原稿搬送装置を備える画像形成装置の一
例を示す断面図。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 原稿台ガラス 3 原稿カバー 3a 原稿押さえマット 4 光学系 5 感光体 21 操作パネル 30 原稿搬送装置 32 原稿挿入口 33 原稿検知レバー 34 搬送ローラ 35(350) 原稿ストッカー(回動部材) 35b 軸部 35d 係合部 37 浮上部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 107 G03G 15/00 550 G03G 21/00 370 - 384 H04N 1/00 108 G03B 27/62

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置し原稿の画像を露光するための
    原稿台と、一側端部が軸支され上記原稿台上に開閉可能
    に設けられた原稿を原稿台へと押圧する原稿カバーとを
    備えた画像形成装置において、 上記原稿カバーの軸支部分と反対側で軸支され、原稿カ
    バー上と、上記原稿台が設けられた画像形成装置本体上
    の板面との間を回転可能となした回動部材と、上記原稿カバーを閉じた時の原稿カバー取手部下方と上
    記板面との間に形成された原稿挿入部に配置され、挿入
    される原稿を原稿台側へと搬送する搬送手段と上記回動部材を上記画像形成装置本体の板面へ回動する
    ことにより上記原稿カバーを上記原稿カバーの軸支部分
    を中心に回動し原稿台より離間させる浮上機構とから構
    成される原稿搬送装置を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記回動部材は、上記原稿カバー上に閉じ
    られている状態で、原稿カバーとの間で収納スペースを
    形成する形状に形成され、かつ上記板面上への回動によ
    り挿入される原稿ガイドとして兼用されることを特徴と
    する請求項1記載の原稿装置を備えた画像形成装置。
  3. 【請求項3】原稿を載置し原稿の画像を露光するための
    原稿台と、一側端部が軸支され上記原稿台上に開閉可能
    に設けられた原稿を原稿台へと押圧する原稿カバーとを
    備えた画像形成装置において、 上記原稿カバーの軸支部分と反対側で軸支され、原稿カ
    バー上と、上記原稿台が設けられた画像形成装置本体上
    の板面との間を回転可能となした回動部材と、 上記原稿カバーを閉じた時の原稿カバー取手部下方と上
    記板面との間に形成された原稿挿入部に配置され、挿入
    される原稿を原稿台側へと搬送する搬送手段と、 上記回動部材を上記画像形成装置本体の板面へ回動する
    ことにより上記原稿カバーを上記原稿カバーの軸支部分
    を中心に回動し原稿台より離間させる浮上機構 と、 該搬送手段の原稿挿入側に配置され挿入される原稿を検
    知する検知手段と、 該検知手段による原稿検知に応じて上記搬送手段の駆動
    を制御する制御手段とからなる原稿搬送装置を備え、 上記制御手段は、挿入原稿の先端検知により上記搬送手
    段を駆動し、原稿の後端検知により上記搬送手段の駆動
    を停止させることで原稿の後端を搬送手段にて保持した
    状態で維持させ、該原稿の画像形成が完了することで上
    記搬送手段を逆方向に駆動制御する構成を特徴とする原
    稿搬送装置を備えた画像形成装置。
  4. 【請求項4】原稿を載置し原稿の画像を露光するための
    原稿台と、一側端部が軸支され上記原稿台上に開閉可能
    に設けられた原稿を原稿台へと押圧する原稿カバーとを
    備えた画像形成装置において、 上記原稿カバーの軸支部分と反対側で軸支され、原稿カ
    バー上と、上記原稿台が設けられた画像形成装置本体上
    の板面との間を回転可能となした回動部材と、 上記原稿カバーを閉じた時に形成される原稿カバーと上
    記板面との間に形成された原稿挿入部に配置され、挿入
    される原稿を原稿台側へと搬送する搬送手段と、 上記回動部材を上記画像形成装置本体の板面へ回動する
    ことにより上記原稿カバーを上記原稿カバーの軸支部分
    を中心に回動し原稿台より離間させる浮上機構と、 該搬送手段の原稿挿入側に配置され挿入される原稿を検
    知する検知手段と、 該検知手段による原稿検知に応じて上記搬送手段の駆動
    を制御する制御手段とからなる原稿搬送装置を備え、 上記制御手段は、挿入原稿の先端検知により上記搬送手
    段を駆動し、原稿の後端検知により上記搬送手段の駆動
    を停止させることで原稿の後端を搬送手段にて保持した
    状態で維持させ、該原稿の画像形成が完了すると上記搬
    送手段を搬入時よりも短い距離だけ逆方向に駆動制御す
    ることで該原稿の先端を搬送手段にて保持した状態で維
    持させ、一定時間内に印刷要求があれば、上記搬送手段
    を駆動し該原稿を原稿台へ搬送し再度画像形成を行い、
    一定時間内に印刷要求が無い場合 は、上記搬送手段を逆
    方向に駆動し該原稿を排紙する構成を特徴とする原稿搬
    送装置を備えた画像形成装置。
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