JPS60155108A - 染毛剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、毛髪等を脱色６″：るいぽ染色する□ための
染毛剤組成物、更に詳細にはへ特定の塩とプン□モニア
・を含有し、比較的低い１９Ｈで、脱色゛あるいは深み
のめ不染色倉行・うこセがで、きる二液式酸化　・型染
毛剤組球物に関する。、、、、１ 染毛剤には、広義には、勢髪等を染色するため５の所謂
・「、染毛、剤」と、毛髪等を脱色するための「プリ〒
チ剤」とがある。そこ−ｔ’、本明細書では両者を含め
て染毛剤と呼称する。

染毛剤Ｋ　ｊ亭、白髪を黒ないし黒褐、色の色調に染色
する所謂「白髪染め」、黒、な、℃ＬＪ％褐色の髪をよ
り明るい色調に染色する所謂「おしやれ染、め」、更に
この両方の４！微を備えた所謂１．「白髪お、しやれ　
□染め」があり、倒れも美容の目、的で使用されている
も、のでめ仝・、そして、これらの染毛、剤は、！ある
いは髪の被染毛部位の色を、ｍ害に隠蔽、し、しかも異
和感のなりように仕上げ否ことが要求、されている。。

′このよ・、うな目的、で使用される染毛剤には、酸化
型の・永久染毛５剤、非酸化型の永久、半永久もしくは
一時染毛剤、（毛髪着色料、）等があるが、このう　・
ち特に−染料中間体、アルカリ剤を含む・第１剤、と、
　：酸化剤を含む第２剤とからなる二液式の酸化型永　
□久染毛剤は、他の染毛剤に比べ色調が豊富であると共
に、上記条件を具備しているため、現在量も広く使用さ
れている。

二液式酸化型染毛剤は、アルカリ剤によって酸化剤の過
酸化水素等を分解して酸素を発生せしめ、この酸素によ
ってメラニンの分解脱色と染料中間体の酸化重合による
酸化染料の生成を行って、毛髪等を染色するものでめる
。従って、この酸化重合とメラニンの分解が充分に行わ
れないと、染色後の毛髪に深みのある自然な色調を与え
ることができず、異和感を生ずる。この２つの反応は・
ｐＨ依存性が強く、酸性ないし中性付近では満足な結果
は得られず、一般にはｐＩ（１０６るいはそれ以上に設
定されている。

しかしながら、高い、ｐＨ領域で毛髪等を染−色処理す
ると、毛髪、皮膚等にかなりの損傷を与える欠点がおり
、また一方、ｐＨを下げると染色性が劣化するため、両
者を満足させることは不可能であった。

斯かる実情において、本発明者らは上記欠点を解決せん
と鋭意研究を行った結果、アルカリ剤としてアンモニア
を使用し、かつ水溶性アンモニウム塩を配合することに
より、低いｐＨにおいて優れた染色性を示し、その結果
毛髪、皮膚等に損傷を与えない染毛剤を得ることができ
ることを見出し、本発明を完成した。

すなわち、本発明は、二液式酸化型染毛剤において、ア
ルカリ剤としてアンモニアを含有し、かつ水溶性アンモ
ニウム塩を配合した染毛剤組成物を提供するものである
。

本発明で用いられる水溶性アンモニウム塩としては、例
えば塩化アンモニウム、クエン酸アンモニウム、酢酸ア
ンモニウム、蓚酸アンモニウム、酒石酸アンモニウム、
重炭酸アンモニウム、重硫酸アンモニウム、硝酸アンモ
ニウム、炭酸アンモニウム、硫酸７ンモニウム、リン酸
アンモニウム等があげられるが、これらのうちでも塩化
アンモニウム、硝酸アンモニウムが特に好ましい。これ
らの水溶性アンモニウム塩は第１剤及び第２剤の何れか
一方に配合しても、また両方に配合してもよい。その配
合量は、使用時第１剤と第２剤を混合して得られる染毛
剤混合液中の濃度が１〜５重量％（以下−と表示する）
になるようにするのが好ましく、１チ未満では充分な効
果が得られず、また５％を超えて配合してもそれ以上の
効果は得られない。

第１剤中に配合されるアンそニアの量は、上記染毛剤混
合液のｐＨが７〜９．５になるように調節される。

更Ｋまた第１剤及び第２剤中には従来一般に使用されて
いる酸化型染毛剤基剤が配合される。酸化型染毛剤基剤
としては、染料中間体、酸化剤及−び必要に応じ併用さ
れるカップラー（モディファイア−）としての反応性化
合物が挙げられる。このうち、−料中間体としては、ｐ
−フェニレンジアミン、トルエン−Ｚ、Ｓ−ジアミン、
Ｎ−フェニル−ｐ−フェニレンジアミン、４，４／−ジ
アミノジフェニルアミン、ｐ−アミンフェノール、ｐ−
メチルアミンフェノール、０−フェニレンジアミン、ト
ルエン−３，４−ジアミン、Ｏ−アミンフェノール、ｐ
−クロル−０−フェニレンジアミン、ｐ−アミノ−０−
クレゾール、０−クロル−ｐ−フェニレンジアミン、フ
ロログルシン、ビロカロール、３　、３’−イミノジフ
ェニール、ジフェニルアミン、２，６−ジアミツビリジ
ン、ｐ−アミノフェニルスルファミン酸等のパラ成分、
オルト成分が；カップラー（モディファイア−）として
Ｇ；Ｊ、ｍ−フェニレンジアミン、トルエン−２゜４−
ジアミン、ｐ−メトキシ−Ｉｎ−フェニレンジアミン、
ｍ−アミノフェノール、ａ−ナフトール、レゾルシン、
ハイドロキノン、カテコール等のメタ成分、フェノール
類が一般に使用される。また、酸化剤としては、過酸化
水素、過ホウ戯ナトリウム、過酸化尿素、過炭酸ナトＩ
Ｊウム、過酸化トリポリリン酸す）　ＪＪウム、過酸化
ビロリン酸ナトリウム、過酸化オルソリン酸ナトリウム
、ケイ酸ナトリウム過酸化水素付加体、硫酸ナトリウム
塩化ナトリウム過酸化水素付加体等が挙げられる。更に
、酸化型染毛剤基剤中には、上記成分のほか、製品の品
質を保持し、その有用性を高めるために色素生成反応に
は関与しないが毛髪の色調に影響を与える染料としての
、例えばニトロ−ｐ−フェニレンジアミン、ｐ−ニトロ
−〇−フェニレンジアミン、２−アミノ−４−ニトロフ
ェノール、２−７ミノー５−二トロフェノール、４−ア
きノー２−二トロフェノール等のニトロ染料及ヒヒクラ
ミン酸、ピクリン酸、１．４−ジアミノアントラキノン
等の直接染料；非イオン性界面活性剤、アニオン性界面
活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤等の界
面活性剤：プロピレングリコール、グリセリン、尿素等
の溶解剤；エチルアルコール、イソプロピルアルコール
等の低級アルコール；ヒドロキシエチルセルロース、メ
チルセルロース、カチオン性高分子化合物、高級アルコ
ール等の粘度調整剤；色素、紫外線吸収剤、酸化−防止
剤、防腐剤、パール化剤、ローション化剤、安定剤、浸
透剤、湿潤剤、養毛剤、香料、ワセリン、流動パラフィ
ン尋の溶剤、その他物質を添加配合することができる。

次に実施例を挙げて説明する。

実施例１ 下記組成の二液式脱牢剤を調製し、これを用いて脱１色
処理を行い、毛髪の脱色度及び櫛通り力（毛髪の損傷の
度合）を測定した。

（１）脱色剤 第１剤：第１表のとおり。

第２剤：過酸化水素　６チ リン＠ｐＨ４に調整 精製水　バランス ■　毛髪処理法 長さ２０ｍの黒色バージンへアを０．５％ラウリル硫酸
ナトリウム水溶液で洗浄後風乾し、被検毛髪とした。こ
の被検毛髪２０１を毛束とし、これに、第１剤と第２剤
の尋量混合液（ｐＨ８，８）を脱色剤として、浴比１：
１で塗布し、３０℃で３０分間放置した。処理毛を４０
℃の流水ですすぎ、０．５％２ウリル硫酸ナトリウム水
溶液で洗浄後、再び流水ですすぎ、風乾した。

（３）　脱色度の測定 脱色処理後の毛髪の明度を、測色色差コンピューターＮ
Ｄ−１０１００型（日本電色工業−社製）で測定した。

第２表中のＬ値は明度を示し、この数値が大きい程毛髪
は脱色されて明るい色になったことを示す。

（２）　櫛通り力の測定 脱色処理を行なった毛束を、テンシロンテスター〔東洋
測器物製ＵＴ・Ｍ−ｎ型〕の可動部に固定した櫛で梳き
、その時毛束にかかる力、を測定し、これを櫛通り力と
した。第２表中の櫛通り力は２０回行なったときの平均
値とその偏差である。

（５）結果 第２表 実施例２ 下記組成の二液式酸化型染毛剤を調製し、これを°用い
て染毛処理を行い、白色入毛の染色度及び櫛通９カを測
定した。

ω　染毛剤 第１剤：第３表のとおり。

第３表 第２剤：過酸化水素　６チ リン酸　ｐＨ４に調整 精製水　バランス ■　毛髪処理法 被検毛髪として長さ２０−の白色入毛を使用する以外は
実施例１の■と同じ。

（３）染色度の測定 実施ｆ！Ｉ　１の（３）と同じ。但し、第４表中のＬ値
はその数値が小さい程濃く深みのある色に染っているこ
とを示す。

（（１）　櫛通り力の測定 実施例１の（滲と同じ。

（５）結果 第４表 実施例３ 実施例２の０）の二液式酸化型染毛剤を用いて毛髪を染
色し、２０人の女性パネラ−により、染色毛の色調及び
感触を評価した。

■　毛髪処理法 実施例２の■と同じ。

■　染色毛の色調の評価 ２０人の女性パネラ−により、第５表中の染毛剤で染色
した毛髪について一対比較し、どちらが黒色の深みを感
するか評価した。

（３）　染色毛の感触評価 下記項目について、２０人の女性パネラ−により、一対
比較を行った。

■ゴワゴワ感の無さ。

■すべりの良さ。

■櫛通りの良さ。

（４）結果 県下余白 第５表 （注）本評価はＮ−２０で行った。

以上 出願人　花王石鹸株式会社 （：、　］ １ｊ−゛、ニ〕 弁理士　高　封　登志雄、　・　 ；、−二： 弁理士　φ　封　偏　夫ｒ−゛へ （カ ー八−一 手続補正書（自発） 昭和６０年　２月２１日 特許庁長官　志賀　学　殿 ２　発明の名称 染毛剤組成物 ３　補正をする者 事件との関係　出願人 住　所　東京都中央区日本橋茅場町１丁目１４番１０号
名　称　（０９１）花王石鹸株式会社 代表者　九　出　芳　部 ４代理人 ６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ７、　補正の内容 Ｕ）　明細書中、第４頁第１７行 「これらのうちでも」とある次に「染色性の点で特に優
れた染毛剤が得られ、かつ基本的に使用される染料中間
体等の間で発熱等の問題を生じない点で、」を挿入する
。

（２）同第６頁第１２行 「使用される。」とある次に「このうち、ｐ−フェニレ
ンシアミン、トルエン−２，５−シアミンは黒色、褐色
、栗色、ブロンド等の色に染色する場合に基本的に使用
される染料中間体である。」を挿入する。

手続補正書（自発） 昭和６０年３　月　８日 １、　事件の表示 昭和５８年　特　許　願第２４３４９３　号２、発明の
名称 染毛剤組成物 ３　補正をする者 事件との関係　出願人 住　所　東京都中央区日本橋茅場町１丁目１４番ｌＯ号
名　称　（０９１）花王石鹸株式会社 代表者　丸　出　芳　部 ４、代理人 ６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ７、　補正の内容 （１）　昭和６０年２月２１日付提比の手続補正書中、
第２頁、第７行 「染料中間体等の間で」とあるを、 「染料中間体等との間で」と訂正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、二液式酸化型染毛剤において、アルカリ剤としてア
   ンモニアを含有し、かつ水溶性アンモニウム塩を配合し
   たことを特徴とする染毛剤組成物。 ２、　水溶性アンモニウム塩が硝酸アンモニウム又は塩
   化アンモニウムである特許請求の範囲第１項記載の染毛
   剤組成物。 ３、二液式酸化型染毛剤の第１剤と第２剤の混合液中に
   、水溶性アンモニラ１塩を１〜５重量膚・含有し、かつ
   該混合液の＋ｐＨが７〜゛９．５であ・るｉ許請求の範
   囲第１項又は第２項記載の染毛剤組成物゛。　□　・　
   □