JPS60151579A - 電子腕時計用バンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電子腕時計のバンドに閂し、特に可撓性を有
する樹脂中にフレキシブル基板を埋め込んだバンドに関
する。

〔従来技術〕

従来の電子腕時計は、第１図に示す如く、ケース１、う
らぶた２内に全ての時計用回路部品及び時計用構成部品
を内蔵し、その両サイドにバンド８を取付けてした。

特に計算機付腕時」等はさらにスイッチキー４をケース
内に士数個配置していた。

そのために１時計用構成部品と部品の重な力、あるいは
スイッチキーによって腕時計ケースが浮型、大型化し、
装着時にフィツト感が得られず、余分なものが腕にっｈ
ているという感じがぬぐえず、非常にわずられしかった
。

〔目的〕

そこで本発明Ｆｉ、このような問題点を解決するもので
、その目的とするところは、電子腕時計の小型化、薄型
化を計るとともに１腕にフィツトする電子腕時計を提゛
供することＫある。

〔概要〕

本発明の電子腕時計用バント：は、可撓性を有する樹脂
と、樹脂中に埋め込まれたパターンを施むしたフレキシ
ブル基板からなるバンドに於て、フレキシブル基板は、
切シ込み、長穴あるいは波形状を有していることを特徴
とする。

〔実施例〕

以下、本発明について実施例に基づき詳細に説明する。

第２図は、本発明の一実施例を示す断面図である。第８
図は、第２図の平面図である。

図に於て、５はケースとバンドが一体になった可撓性樹
脂で形成されたバンド、６は樹脂あるいはガラスで形成
されたカバーガラス、７は液晶表示素子、８はパターン
９を施こし時計用回路素子が搭載されたフレキシブル基
板である。ｌＯは電源でフレキシブル基板上のパターン
９と接続して導通をとっている。　１１は集積回路ＭＯ
８−ＩＣ１１２はＭＯＳ−ＩＣを保護する硬化型モール
ド剤、　１３は時間基準源である水晶振動子、１４はコ
ンデンサ、抵抗、トランジスタ等の回路素子である。こ
れら時計用構成部品はフレキシブル基板上に分散配置さ
れ、可撓性を有する樹脂バンド５に組込み、裏バンド１
５をバンド５にねじ、接着、溶着等で取付け、フレキシ
ブル基板８及び時計用構成部品を固定し、バンド全体で
電子腕時計を構成している。

かかる構成にお旨で、腕時計を腕に装着してとき、バン
ド全体が曲がるとともに、手首の動きによって手首の太
さが変化するため、それに追随した動きが、バンド及び
フレキシブル基板に必要である。この動きに対してフレ
キシブル基板は、パターンが銅箔で形成されているため
、伸縮性が十分でなく、フレキシブル基板−ヒに搭載さ
れた時計用構成部品に力が加わったり、時計用構成部と
の接続部に力が加わって取れたりする不安及び、フレキ
シブル基板上に取付いている液晶表示素子７とカバーガ
ラス表示見切部１６とのズレによる表示ズレ、あるいは
スイッチキ一部とスイッチ電極パターンのズレによるス
イッチ誤動作等バンド５とフレキシブル基板８のズレに
よる不具合が生じる。

そこで本発明の一実施例である第８図の如く、フレキシ
ブル基板８に時計構成部品を、搭載しそれらを連結する
部分に、波形状８Ａ。あるいは切フ込み部８Ｂを設け、
これらの波形状８Ａ、切り込み部８Ｂで伸縮に対して自
由度をもたせている。また時計用構成部品が搭載されて
いる近傍においてはフレキシブル基板８をうらバンド１
５から凸１５Ａを設け、それによって案内位置決めし、
液晶表示素子７は、バンドの表示案内部５Ａで案内して
いる。さらにうらバンド１５の凸１５　Ａ　Ｆｉ反対側
のバンド５に設けられた凹部に挿入しバンド５と裏バン
ド１５を案内位置決めし、フレキシブル基板８．及びバ
ンド５Ｊ裏バンド１５のズレを防止している。

第４図は本発明の他の実施例である。

第２．８図と同構成部品は図に番号を付し本文中の説明
は省略する。

第４図に於て、フレキシブル基板８上にはスイッチの入
力側、出力側の電極パターンを有し、一方をスイッチ部
に配線して、フレキシブル基板スイッチ電極１７を形成
する。もう一方のスイッチ電極パターンはスイッチ基板
１８に接続配線し、スイッチ基板スイッチ電極１９を形
成している。フレキシブル基板スイッチ電極１７とスイ
ッチ基板電極１９が接触することによってスイッチが有
効となる。通常２枚の基板間にはスイッチ電極部に穴の
あいたスペーサー邪をはさみ込んで二枚の基板上の配線
パターンのショート、スイッチ電極の誤接触を防すでい
る。ｔた腕装着バンド５のスイッチキ一部とスイッチ基
板１８、フレキシブル基板８がズしてスイッチ誤動作が
生じないように、第５図及び第６図の如く構成している
。

第５図に於て、うらバンド１５部に形成された凸部１５
Ａに案内されたフレキシブル基板８．スイッチ基板１８
．スペーサーかは各々切カ込み部８Ｂ。

１８Ａ、２ＯＡを有し、バンドの伸縮に追随して各々の
切９込み部が伸縮するため、フレキシブル基板スイッチ
電極１７　、スペーサー穴２１．スイッチ基板Ｔ＆＠Ｉ
Ｂ、ハンド５．うらバンド１５はズレるコトカない、（
長大についても同じ、） 第６図は別の実施例で、フレキシブル基板８、バンド５
等は裏バンド１５の凸１５Ａに挿入案内位置決めされ、
腕時計装着時の伸縮をフレキシブル基板８に設けた上下
方向のたるみ（波形状）８Ｃによって吸収させる構造で
ある。さらに図に於ては、フレキシブル基板スイッチ電
極１７は波形状からはずれた平な面でかつ、裏バンド１
５の凸１５Ａとほぼ横−線上に配置しであるため、波形
状８Ｇの動きに影響されることなく、バンドスイッチキ
一部ト位置ズレを生じない。

かかる構造は、本実施例のようにケースとバンドが一体
な腕時計の構造Ｋかぎるわけではなく、ケースとバンド
が別体であってもバンド内にフレキシブル基板を配すも
のにおいて有効であり、例えばフレキシブル性を有する
卓上計算機のキーボード部等に利用可能である。

〔効果〕

従来のように、ケース内に全ての時計用構成部品を収め
るのでなく、バンドも有効に使うことによって、腕時計
の薄型、小型化が計れる。

具体的には本発明の如く、“バンド内にフレキシブル基
板を配設し、液晶表示素子、ＭＯＢ−ＩＣ。

水晶振動子、コンデンサ、抵抗、スイッチ部等を分散配
置させることＫよって、時計用構成部品どうしの重なシ
は少なくなり腕時計の薄型化が可能である。さらに、時
計用構成部品の配置に自由度が増し、バンドをふくめた
トータルで見た場合、小型化も可能となる。

また、可撓性を有する樹脂で構成されたケースあるいは
バンドとフレキシブル基板の伸縮性のちがいをフレキシ
ブル基板に設けた切）込み部、長大あるいは波形状によ
って吸収し、それによって時Ａ用構成部品に加わる力を
吸収し、部品の割れ、破壊、導通不良を防ぐとともに、
液晶表示素子の見切りとのズレを防止し、さらには、ス
イッチ部の誤動作も防止している。

特にバンドおるいは裏バンドに凸部を設け、バンド凸部
にフレキシブル基板を挿入案内位置決めすることによっ
て時計用構成部品搭載部処外力が加６ることが防止でき
、部品を保護する役目をはたすとともに１液晶表示素子
の見切とのズレ及び、スイッチ部のズレによる誤動作も
防止できる。

このように本発明による効果は大きく、電子腕時Ｎ１を
さらに発表させ、さらに多機化、高密度化の方向を広げ
るものである。

本発明の応用としては、フレキシブル性を有する、卓上
計算機等の小型携帯機器に有効である。

【図面の簡単な説明】

ｍ１図（α）　、　（ｂ）は従来の電子腕時計の外観で
ある。 第２図は、本発明の一実施例を示す断面図でおる。 第３図は第２図の平面図である。第４図は本発明の他の
実施例である。第５，６図は第４図のスイッチ部の詳細
を示す図である。 図において、５・パパンド　７・・液晶表示素子　８・
・フレキシブル基板　１１・＠Ｍ　Ｏ８−工Ｃ１５・ａ
班バンド、を示す。 以　上 出願人　株式会社諏訪精工舎 代理人　弁理士最　上　務

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）可撓性を有する樹脂と樹脂中に埋め込まれたパタ
   ーンを施こしたフレキシブル基板からなるバンドに於て
   、前記フレキシブル基板は切ル込みあるいは長大、波形
   状を有したことを特徴とする、電子腕時計用バンド。
2. （２）可撓性を有する樹脂と樹脂中に埋めこまれたパタ
   ーンを施こしたフレキシブル基板からなるバンドに於て
   、バンドに形成されたダボにフレキシブル基板を挿入し
   たことを特徴とする電子時計用バンド。