JPS6013583B2 - D−a変換装置 - Google Patents

D−a変換装置

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JPS6013583B2
JPS6013583B2 JP52117484A JP11748477A JPS6013583B2 JP S6013583 B2 JPS6013583 B2 JP S6013583B2 JP 52117484 A JP52117484 A JP 52117484A JP 11748477 A JP11748477 A JP 11748477A JP S6013583 B2 JPS6013583 B2 JP S6013583B2
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pulse
signal
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basic
auxiliary
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和美 河島
裕喜生 小柳
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/50Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval
    • H03M1/504Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval using pulse width modulation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/06Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
    • H03M1/0617Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters characterised by the use of methods or means not specific to a particular type of detrimental influence
    • H03M1/0626Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters characterised by the use of methods or means not specific to a particular type of detrimental influence by filtering
    • H03M1/0631Smoothing

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ディジタル信号をパルス幅に変換しかつロー
パスフィルタで平均値化することによつてアナログ信号
に変換するようにしたD−A変換装置に関し、変換精度
を向上するとができ、あるいは構成を簡易にすることの
できる装置を提供するものである。
一般に、この種の方式の○一A変換装置に於ては、カウ
ンタ駆動用のクロックパルスの周波数を一定とするとア
ナログ出力の精度すなわち分解能を上げるためにはビッ
ト数を多くする必要がある。
ところが、そのようにビット数を多くするとそれをパル
ス幅に変換したときにそのパルスの繰り返し周期が長く
なってしまうのでこれをアナログ信号に変換する際にリ
ップルを小さくするようにフィル夕の時定数を大きくす
る必要があり、そのためにそのフィル夕の応答速度が遅
くなってしまうという問題が生じる。たとえばテレビジ
ョン受像機においてその電子チューナのチューニング電
圧を供給するのにこの方式のD−A変換装置を用いたと
すると、そのフィル夕での応答速度が遅い場合にはある
チャンネルから他のチャンネルを選局するように切換え
るときに画面が安定するまでに時間がかかってその途中
での不安定な状態が目ざわりになるという欠点が生じる
。そこで、本発明ではクロックの周波数を高くすること
なく変換精度すなわち分解館を向上するこ夕とができて
前記の様な問題を解決した装置を提供することを目的と
するものである。
以下、図面を参照して詳細に説明する。
まず、第1図に従釆から用いられている装置を示して説
明する。これは、5桁の入力ディジタル信号A〜EをD
−A変換する例であり、図に示すように相互に位相が異
なったクロツクパルスでNO.,N?2によって動作す
るものである。この回路はPチャンネルMOSで構成さ
れており、フリップフロップIA〜IEで5ビットカウ
ンタが構成されている。フリップフロップIAは第2図
に、フリップフロップIB〜18は第3図に示すような
ものである。また、2は第4図中に示すようなフリップ
フロップである。第2〜4図中において使用されている
D型フリップフロツプは従来からよく用いられているダ
イナミックメモリ型のものでその構成は第5図のようで
あり、その動作内容についてはよく知られているので省
略する。IB〜IBはD型フリツプフロップを用いて構
成したT型フリップフロツプ、2はD型フリツプフロツ
プを用いて構成したS−Rフリツプフロツプである。3
はその制御用のゲート回路、4はローパスフィルタであ
る。
5ビットのカウンタ1ではクロツクパルスN◇,,N?
2に同期してクロツクパルスN?2を分周した出力が発
生される。
そのフリツプフロツプIA〜IEの出力はそれぞれ第6
図中のQA,QB,QC,QD,QEのようになり、各
々クロックパルスN?2の立下りに同期している。QA
,QB,QC,QD,QDはそれぞれQA,QB,QC
,QD,QEの反転出力である。また、フリップフロッ
プIB〜IEの出力Qb,Qc,Qd,Qeは第6図に
示すようにクロックパルスN02の1周期分のパルス幅
をもつ信号で、各々QB,QC,QD,QEの1周期に
1個づつ出力され、次段のT型フリップフ。ップの駆動
用に用いられる。カウンタ1の最終段のフリップフロッ
プIEの出力QEでS一Rフリツプフロツプ2をセット
し、ゲート回路3の出力Gでリセットすると、第6図に
示すQFのような出力が発生される。
ここで、ゲート回路3の出力Gは、入力ディジタル信号
A〜Eとカウンタ1の出力との比較出力であり、第5図
に図示したものは入力ディジタル信号がA=1、B=0
、C=0、D=1、E=0の場合を示している。この出
力QFのパルス幅が入力ディジタル信号A〜Eに応じて
変化するものである。S−Rフリツプフロツプ2の出力
ねFをローパスフイルタ4のドライブトランジスタのベ
ースに入力するとコレクタに日のような出力が得られ、
それをCRの時定数回路に加えると、出力アナログ信号
1が得られる。
このようにして、D−A変換がなされる。ここで問題と
なるのが第6図に示される出力アナログ信号1中にリッ
ブル成分が含まれていることで(ただし、第6図1では
わかりやすくするために誇張して示している)、このリ
ップル成分を小さくすることがD−A変換の精度の向上
すなわち分解能の向上に必要なことである。
しかしながら、第1図のような従釆の装置においてクロ
ック周波数を一定にしたままでこのリツプル成分を少な
くしようとすれば、どうしてもローパスフイル夕41こ
おける時定数を大きくする必要があり、そのために応答
速度が遅くなってしまうという問題を生じている。この
ことは、このようなD−A変換装置をテレビジョン受像
機の電子チューナに印放する選局用電圧を切換えるよう
な目的で使用した場合に、チャンネル切換等の切襖時に
実際の電圧切換が遅れて過渡時間が長いという不都合と
なる。一方、ロ−パスフィルタ4の時定数をそのままに
してリップル成分を少なくしようとすればクロック周波
数を高くしなければならないが、その場合には回路素子
に高速動作が可能なものを用いなければならなくてコス
ト高になったり、高周波の妨害信号を発生するという問
題があった。そこで本発明はかかる従来の欠点を解消し
て、ローパスフイルタの時定数を大きくしたりクロツク
周波数を高くしなくても出力のリップ成分を少なくする
ことができ、高精度のD−A変換を実現することのでき
る装置を提供することを目的とするものである。このた
め本発明においては、ディジタル信号に応じて選択する
ための複数個の基礎となるパルスを、分周によって得た
それぞれパルス幅が異なる複数個の基礎パルスと、この
基礎パルスの群のくり返し周期の2倍以上の周期で発生
する補助基礎パルスとによって構成し、ディジタル信号
の高位桁の信号によって上記の基礎パルスを選択し、デ
ィジタル信号の下位桁の信号によって上記の補助基礎パ
ルスを選択するようにして、ディジタル信号に応じてパ
ルス幅が変化する出力パルス信号を得、これをローパス
フィルタによって平均化してアナログ信号に変換するよ
うにしたことを特徴とするものである。
このようにすると、補助基礎パルスのくり返し タ周期
が基礎パルス群のくり返し周期のn倍(nは2以上の正
整数)であればその重みづけ比率は基礎パルスに対して
n分の1となり、ディジタル信号の下位桁の信号によっ
てこれを選択することによりその下位桁に相当する重み
づけをした出力をZ得ることができることになってD−
A変換を行なうことができる。
そして、このような補助基礎パルスを用いるようにする
と、上位桁に相当する基礎パルスのパルス幅をn分の1
に小さくすることができ、デイジZタル信号に応じてパ
ルス幅を制御した出力パルス信号のくり返し周期も小さ
くすることができる。
このため、従来と同じクロックパルスを用いかつ同じ時
定数のローバスフイルタを用いてこの世力パルス信号を
平均化するようにしても出力パルス2信号のくり返し周
期が短かくなっていることによってアナログ出力のリッ
プル成分を少なくして精度を向上することができるもの
である。一例として5桁のディジタル信号をアナログ信
号に変換する場合について具体的に例示すると、まずク
ロツクパルスを分周して〆:〆:汐:がの比のパルス幅
を有する4種類の基礎パルスを作成し、これらをディジ
タル信号の上位4桁の信号によってそれぞれ選択する。
これらの基礎パルス群のくり返し周期はずのパルス幅の
基礎パルスのくり返し周期となるb一方、これとは別に
?のパルス幅を有する補助基礎パルスを上記の〆のパル
ス幅の基礎パルスのくり返し周期の2倍の周期で発生し
、これをディジタル信号の最下位桁の信号によって選択
する。そして上記の基礎パルスを選択した出力と、この
補助基礎パルスの選択出力とによって入力ディジタル信
号に応じてパルス幅が変化する出力パルス信号を発生す
る。従ってこの場合にはこの補助基礎パルスは2周期に
1回の割合で発生するのでその重みづけは1′2となり
、上記基礎パルスを合わせてパルス幅の比は実質的に1
/2:?:?:汐:ぞとなり、従来の〆:〆:汐:〆:
その比の5種類の基礎パルスを用いたものと等価のD−
A変換を行なうことができる。しかも、従来には基礎パ
ルスのパルス幅が最大のものでそであったので出力パル
ス信号のくり返し周期が最低でも2×2必要であったが
、本例のものであれば基礎パルスのパルス幅は最大のも
のでも夕でありこれに補助基礎パルスのパルス幅〆を加
えても出力パルス信号のくり返し周期は(夕+〆)×2
となって従来のほぼ半分にすることができる。従って、
このように出力パルス信号のくり返し周期を短くするこ
とによってローパスフィルタにおける平均化効果を向上
することができ、クロツクパルスの周波数を高くしたり
ローパスフィルタの時定数を大きくしなくてもアナログ
信号出力のリップル成分を約半分にすることができて精
度の大幅な向上を図ることができるものである。ただし
、この下位桁用の補助基礎パルスは上位桁用の出力パル
ス信号のくり返し周期のn倍の周期毎にあうわれるので
アナログ出力中にはそのn倍の周期で補助基礎パルスに
よるリップル成分が加わることになるが、この補助基礎
パルスはパルス幅が狭いのでこれによるリツプル成分は
小さく、それに比して上述したパルス幅の大きい(すな
わちアナログ出力の振幅に対する影響の大きい)上位桁
用の出力パルス信号のくり返し周期を短くしたことによ
るアナログ出力のリップル成分の減少効果の方がきわめ
て大きいので、結果として、全体のリップル成分の少な
いアナログ出力を得ることができる。以下、本発明につ
いてその一実施例を示す図面第7〜9図を参照して詳細
に説明する。
この実施0例は上記のような5桁のディジタル信号をア
ナログ信号に変換する場合の具体例である。第7図はそ
の構成を示す回路図であり、ここで、5は4種類の基礎
パルスを作成する基礎パルス発生回路、6は補助基礎パ
ルスを作成する補助タ基礎パルス発生回路、7はこれら
の基礎パルスと補助基礎パルスとを5桁の入力ディジタ
ル信号“EDCBA●に応じて選択するゲート回路、7
はこの選択された基礎パルスと補助基礎パルスとに基づ
いて入力ディジタル信号に応じてパルス幅が0変化する
出力パルス信号を発生する出力パルス発生回路、8はそ
の出力パルス信号を平均化してアナログ信号を出力する
ローパスフイルタである。
まず、基礎パルス発生回路5は縦続接続した4個のフリ
ツプフロップ5A〜5Dを有している。フリップフロッ
プ5AはD形フリツプフロツプであるが、第8図のよう
にゲートを付加してリセット可能に構成している。フリ
ップフロップ5B〜5Dは第3図のものと同様なT形フ
リップフロップである。これらは、フリツプフロツプ5
Aがリセット可能である点を除けば従来のものと全く同
種のものであり、第9図のように加えられているクロッ
クパルスN?・,N?2によりN?2を分周して分周出
力QA,QB,Qb,QC,QC,QD,Qdを発生す
る。このうち、QA,QB,QC,QDはそれぞれパル
ス幅が〆、亥、多、才であり相互に位相が異なっている
ので、これらを4種類の基礎パルスとして用いる。一方
、補助基礎パルス発生回路6にはフリップフロップ6E
,6Fとゲート6日とを有している。
フリップフロップ6Eは第3図のようなT形フリツプフ
ロツプであり、フリツプフロツプ6Fは第2図のような
D形フリツプフロップである。フリツプフロツプ6E,
6Fにはフリツプフロツプ5Dの出力を加えているので
その出力はそれぞれ第9図ねE,QFのようになる。つ
まり、QFはフリップフロップ5Dの出力の1周期毎に
反転するパルスとなり、QFはフリツプフロツプ5Dの
出力から1ビット遅れた時に発生するパルス幅が〆のパ
ルスである。そこでこれらQEとQFとの論理積をゲー
ト6日で作成するとその出力は第9図日のようになり、
基礎パルス群のくり返し周期の2周期毎に1回の割合で
少のパルス幅で発生する補助基礎パルスになる。ただし
、この実施例では最終的にはパルスを反転してから平均
化するようにしているため、L,L′,M,M′を除い
てはでのパルスにおいても低レベル側が情報をあらわす
ことになる。従って、日においても斜線を施した部分が
実質的に補助基礎パルスとなる。第9図中、Tが基礎パ
ルス群のくり返し周期を示す。このくり返し周期Tは基
礎パルス中のパルス幅の最も大きいものすなわちQDの
くり返し周期によって決定される。このように補助基礎
パルス日は他の基礎パルスよりも発生頻度が半分である
ので、その重みづけは2分の1となり、結果日ごQA:
QB:QC:QDのパルス幅による重みづけ比率は1′
2:?:ぞ:〆:夕=〆:〆:亥:汐:〆となる。なお
、この補助基礎パルス日が基礎パルスと蚤なり合わない
ようにするために、フリップフロツプ6Fの出力QFを
ィンバータで反転して初段のフリップフロツプ5Aを1
ビット期間リセツトするようにしている。
従って、このリセット動差により基礎パルス群のくり返
し周期Tは1ビット増加して(夕×2十1)ビットにな
るが、従来の(亥×2)ビットに比較するとほぼ半分に
なる。
ただし、最下位桁用の補助基礎パルスはそのくり返し周
期Tの倍の汀毎にあらわれ、両者をあわせた全体のくり
返し周期は従来とほぼ同じになる。そして、基礎パルス
発生回路5からの基礎パルスQD,QC,QB,QAを
ゲート回路7のゲート群7E,7D,7C,7Bにそれ
ぞれ加え、入力ディジタル信号の上位4桁の信号E,D
,C,Bによって選択して、第9図1のようにこの上位
4桁の内容に応じて位置が変化するゲート出力を得る。
このゲート出力1は出力パルス発生回路8のS−Rフリ
ツプフロツプ8Gに加え、フリツプフロツプ8Dの出力
QDとこのゲート出力1とによってセット・リセットし
て第9図QGのように入力ディジタル信号の上位4桁に
応じてパルス幅が変化するパルスを発生する。このフリ
ップフロップ8Gも第4図のようなものである。このよ
うにしてフリップフロップ8GからパルスQGを発生す
る方法は従来と全く同じである。一方、補助パルス発生
回路6からの補助パルス日はゲート回路7中のゲート群
7Aに加え、入力ディジタル信号の最下位桁Aによって
選択して取り出す。
つまり、入力ディジタル信号の最下位桁Aが“1”のと
きには第9図Jのようにこの補助パルスをそのまま取り
出して出力し、“0”のときにはJ′のように出力して
いないようにする。J′では補助基礎パルスに相当する
部分が高レベルになっていて除去されていることに注目
されたい。このとき、ゲート群7Aの他方の入力には補
助基礎パルスの成分の含まれていないQFを加えておき
、最下位桁Aが“1”のときには日をJとして出力し、
‘‘0”のときにはQFをJ′として出力するようにす
れば、上記条件が満足される。そして、上記フリップフ
ロップ8Gから取り出した出力QGとゲート群7Aから
取り出した出力J,J′とをゲート8Kで合成して、入
力ディジタル信号の全ての桁の内容に応じてパルス幅が
変化する出力パルス信号K,K′を得る。これをローパ
スフィルタ9のトランジスタ9Lによって反転してL,
L′とし、さらに時定数回路9Mで平均化してアナログ
出力M,M′を出力する。このようにして、この装置で
は、ローパスフィルタ9に加える出力パルス信号K,K
′は補助基礎パルスまで含めたくり返し周期が幻でこれ
は従来とほぼ同じであるが、その出力パルス信号K,K
′のうちでもパルス幅が広くてアナログ出力の振幅に与
える影響の大きい上位4桁分のパルス信号のくり返し周
期をTにして従来のほぼ半分にまで短かくすることがで
きているので、従釆と同じ時定数のローパスフイルタ9
を用いた場合にはアナログ出力中のIJップル成分を従
来のほぼ半分にまで少なくすることができている。
もちろん、最下位桁用の補助基礎パルスは2倍のくり返
し周期汀で発生されるのでこの補助基礎パルスによるリ
ップル成分は従釆と同等の量だけ発生するが、そのリッ
プル成分の振幅は上位4桁用の幅の広いパルス信号によ
るリップル成分の振幅に比して充分に小さいものである
から、アナログ出力全体としてみればリップル成分の振
幅を従来のほぼ半分にまで減少させることができる。従
って、アナログ出力は、従来のほぼ半分の振幅で周期T
のリップル成分とそれに比して充分に小さい振幅で周期
ののりップル成分との合成されたりップル成分を含むも
のとなる。かくして、この装置によれば、クロックパル
スの周波数を高くしたりローパスフィル夕9における時
定数を大きくしたりしなくてもリップル成分の少ないア
ナログ出力を発生することができて変換精度を大幅に向
上することが実現されているものである。また、変換精
度が従来と同程度でよい場合には、クロックパルスの周
波数を低くすることができて回路を簡単なものとするこ
とができ、あるいは、ローパスフィルタ9における時定
数を小さくすることができて切換時の変化速度を速くす
ることができるという効果を奏するものである。
なお、以上の実施例においては5桁の入力ディジタル信
号をD−A変換する場合に最下位桁についてのみ補助基
礎パルスを用いるようにしたが、下位2桁以上について
補助基礎パルスを用いるようにしてもよく、一般に補助
基礎パルスのパルス幅が基礎パルスのうちの最大パルス
幅のもののパルス幅つりも狭くできる範囲であれば下位
桁の任意の桁数について補助基礎パルスを用いて効果を
得ることができるものである。以上詳述したように本発
明は、入力ディジタル信号を出力パルス信号のパルス幅
に変換してから平均化してアナログ信号にD−A変換す
る装置において、相互にパルス幅が異なる複数種類の基
礎パルスと、この基礎パルスの群のくり返し周期の2倍
以上の周期で発生する補助基礎パルスとを用い、基礎パ
ルスを入力ディジタル信号の高位桁の信号によって選択
し、補助基礎パルスを入力ディジタル信号の低位桁の信
号によって選択し、それらの選択出力によって入力ディ
ジタル信号の内容に応じてパルス幅が変化する出力パル
ス信号を発生し、この世力パルス信号をローパスフィル
タで平均化してアナログ信号に変換するようにしたもの
であるので、この補助基礎パルスを導入したことによっ
て出力パルス信号のくり返し周期を小さくすることがで
き、クロツクパルスの周波数を高くしたりローバスフィ
ルタの時定数を大きくしたりしなくても変換精度を大幅
に向上することができているものである。
また、同年度の変換精度を得る場合にはクロックパルス
の周波数を低くすることができ、あるいはローパスフイ
ルタの時定数を小さくすることができて、構成の簡易化
を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の○‐A変換装置の回路図、第2図、第3
図、第4図および第5図は同装置に用いるフリツプフロ
ツプの回路図、第6図は同装置の動作を示すタイムチャ
ート、第7図は本発明の一実施例におけ.るD−A変換
装置の回路図、第8図は同装置に用いるフリツプフロッ
プの回路図、第9図は同装置の動作を示すタイムチャー
トである。 5・・・・・・基礎パルス発生回路、6・・・・・・補
助基礎パルス発生回路、7・・・・・・ゲート回路、8
・・・・・・出力パルス発生回路、9・・・・・・ロー
パスフィルタ。 第1図第2図 第3図 第4図 第6図 第8図 第7図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロツクパルスを分周して相互にパルス幅が異なる
    複数種類の基礎パルスを発生する基礎パルス発生回路と
    、上記基礎パルスのうちのくり返し周期の最も長いもの
    のくり返し周期の2倍以上の周期で補助基礎パルスを発
    生する補助基礎パルス発生回路と、上記基礎パルスを入
    力デイジタル信号の上位桁の信号によつて選択しかつ上
    記補助基礎パルスを上記入力デイジタル信号の下位桁の
    信号によつて選択するゲート回路と、このゲート回路に
    おける選択出力によつて制御され上記入力デイジタル信
    号の内容に応じてパルス幅が変化する出力パルス信号を
    発生する出力パルス信号発生回路と、この出力パルス信
    号を平均化してアナログ信号に変換するローパスフイル
    タとを備えたことを特徴とするD−A変換装置。 2 基礎パルスの群の2くり返し周期毎に1ビツト幅の
    補助基礎パルスを発生し、基礎パルスを入力デイジタル
    信号の最下位桁を除いた他の上位桁の信号によつて選択
    し、補助基礎パルスを上記入力デイジタル信号の最下位
    桁の信号によつて選択するようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のD−A変換装置。
JP52117484A 1977-09-29 1977-09-29 D−a変換装置 Expired JPS6013583B2 (ja)

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GB7838196A GB2005097B (en) 1977-09-29 1978-09-26 Converter
CA312,294A CA1127312A (en) 1977-09-29 1978-09-28 D-a converter
FR7827752A FR2404958A1 (fr) 1977-09-29 1978-09-28 Convertisseur numerique analogique a traitement selectif
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