JP3292188B2 - Pll回路 - Google Patents
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
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Description
se Locked Loop)に関し、特にクロック
の生成やデータの再生を行うPLL回路に関する。
らクロック成分を取り出すのに、PLL回路が広く使わ
れている。このようなクロック及びデータ再生PLL回
路ではデータからクロック成分を取り出す際、データの
遷移する位相とPLL回路内で生成したクロックの位相
とを比較し、その位相差を検出する回路として位相比較
回路が用いられる。この位相比較回路は、入力される2
信号の位相差を出力する方法によって2つの型に分類さ
れる。すなわち、1つは位相差をアナログ的に出力する
リニア方式で、もう1つは位相差を2値のみで記述する
バイナリ方式である。
に伴って変化させることで、比較回路の出力にどのくら
い位相が異なっているかという情報を含んで出力するこ
とができる。一方、バイナリ方式では、入力される2信
号の位相のどちらが早いかだけ判別し、比較結果を出力
するので、2信号の位相差がどのくらいなのかという情
報は含んでいない。従って、精密に位相を比較したい場
合はリニア方式の位相比較回路を用いることが多い。ま
た、バイナリ方式の位相比較回路はリニア方式に比べ位
相差を正確に出力しない分、高速に動作する特徴を持っ
ている。
ック及びデータ抽出PLL回路で取り扱うデータ、クロ
ック速度は高速化している。それに伴い、位相比較回路
の動作速度も高速化が要求される。これは、クロック及
びデータ再生PLL回路に用いられる位相比較回路は入
力される伝送データとPLL回路内のクロックを比較す
るため、位相比較回路が入力データの速度で動作する必
要があるからである。従って高速通信に用いられるクロ
ック及びデータ再生PLL回路には、高速動作が可能な
バイナリ方式の位相比較回路が用いられることが多い。
した、外部クロック周波数よりも高速なクロックを作製
する逓倍PLL回路においても、取扱うクロック周波数
が高速になっている。従って、逓倍PLL回路に用いる
比較回路においても高速化する必要がある。
路を用いたクロック及びデータ再生PLL回路の一構成
例を示すブロック図である。同図に示されているPLL
回路は、位相比較回路11と、アップ・ダウンカウンタ
13と、チャージポンプ14と、ループフィルタ15
と、電圧制御発振器(以下、VCOと呼ぶ)16とを含
んで構成されている。
6の発振出力信号とが位相比較回路11に入力され、位
相比較が行われる。この位相比較結果はup信号11u
又はdown信号11dとして出力され、これらの信号
によってアップ・ダウンカウンタ13をカウントアップ
動作又はカウントダウン動作させる。
信号S又は遅相信号Tが送出され、チャージポンプ14
を動作させる。チャージポンプ14は、進相信号S及び
遅相信号Tによってそれぞれ動作する1対のトランジス
タを、電源とグランドとの間に接続した構成であり、そ
れらトランジスタの接続点から出力を導出する。
フィルタ15に入力され、ループフィルタ15内のコン
デンサを充電又は放電する。このコンデンサに蓄えられ
ている電荷は制御電圧としてVCO16に入力される。
これによってVCO16の発振周波数が制御される。す
なわち、進相信号Sによってループフィルタ15内のコ
ンデンサが充電されると、制御電圧が上昇してVCO1
6の発振周波数を高くする。一方、遅相信号Tによって
ループフィルタ15内のコンデンサが放電されると、制
御電圧が下降してVCO16の発振周波数を低くする。
れの状態に応じてVCO16の発振周波数を制御するこ
とによって、入力信号と周波数が同一でかつ同じ位相の
発振出力信号が得られるのである。
比較する回路や位相及び周波数を共に比較する回路を用
いてもPLL回路を構成することができる。
出力は、例えばデータ1つ分の幅をもつ位相差信号のよ
うに、早いか遅いかだけをある一定の幅を持つup信号
11u又はdown信号11dであるため、バイナリ方
式の位相比較回路を用いたPLL回路では、PLL回路
が安定状態になった場合でも位相比較回路11はup信
号11u又はdown信号11dを出力してしまう。そ
のため、PLL回路のクロック信号は安定状態を境に早
くなったり遅くなったりする動作(以下、バンバン動作
と呼ぶ)をすることになる。
路のバンバン動作によるクロック周波数の変化量を小さ
くすることを目的に、位相比較回路11の出力を直接チ
ャージポンプ14に入力するのではなく、一度up信号
11uとdown信号11dとをアップ・ダウンカウン
タ13に入力し、バンバン動作を抑制することが行われ
ている。アップ・ダウンカウンタ13は加減算回路から
構成されており、up及びdown信号11dの2つの
信号を入力とし、入力されるup信号11u又はdow
n信号11dの合計がある値以上になった場合に遅相信
号T又は進相信号Sをチャージポンプ14に対して出力
する構成となっている。
p信号を+1、down信号を−1として、初めは0に
位置しているとする。そして例えばアップ・ダウンカウ
ンタ13のカウンタ値が+8になったら進相信号Sをチ
ャージポンプ14に出力し、−8となったら遅相信号T
をチャージポンプ14に出力する。こうすることで、P
LL回路が安定状態になったときのバンバン動作をアッ
プ・ダウンカウンタ13が吸収することになり、結果と
してPLL回路の安定度が増すこととなる。
号の速度が更に高速になると、加減算回路で構成される
アップ・ダウンカウンタは動作できなくなる。すると、
PLL回路の動作速度をアップ・ダウンカウンタが制限
することになる。
アップ・ダウンカウンタは、入力されるup信号又はd
own信号と同じ周波数のクロックで動作する同期回路
を用いて構成される。また、バイナリ位相比較器を用い
た場合、up信号及びdown信号は伝送データ速度に
応じた速度で出力される。例えば、伝送データが1Gb
/s(「b/s」は、1秒当りの伝送ビット数)の場
合、up信号又はdown信号は1Gb/sで出力され
る。したがって、アップ・ダウンカウンタのカウント動
作は、1GHzの周期で行われることになる。
って構成される。この加減算回路がクロックに同期して
動作する同期回路で構成される場合、加減算回路はフリ
ップフロップ及びセレクタによって構成されることにな
る。したがって、加減算回路の動作速度を越えた周期で
up信号及びdown信号が入力された場合、アップ・
ダウンカウンタは動作できなくなる。そして、up信号
及びdown信号の速度は伝送データ速度に比例して変
化する。
と、アップ・ダウンカウンタは動作できなくなるのであ
る。よって、アップ・ダウンカウンタが、PLL回路の
動作速度を制限することになり、動作速度の高速化を妨
げるという欠点がある。
るためになされたものであり、その目的は動作速度をよ
り高速化することのできるPLL回路を提供することで
ある。
は、入力信号と発振信号との位相を比較する位相比較手
段と、この位相比較手段の位相比較結果に応じてカウン
ト値がアップ・ダウンするアップ・ダウンカウンタと、
このカウンタのカウント値に応じて発振周波数が制御さ
れる発振手段とを含み、前記発振手段の出力を前記発振
信号として動作するPLL回路であって、前記位相比較
結果はシリアル信号であり、このシリアル信号をパラレ
ル信号に変換するシリアル−パラレル変換手段を更に含
み、この変換後のパラレル信号で前記アップ・ダウンカ
ウンタのカウント値をアップ・ダウンするようにしたこ
とを特徴とする。なお、前記シリアル信号は前記位相比
較結果を示す一定幅の信号であることを特徴とする。
は、1:2DEMUX回路や1:4DEMUX回路等、
シリアルデータをnビット(nは自然数)のパラレルデ
ータに変換する1:nDEMUX回路によって構成され
る。
このNRZ信号から同期クロックを再生する。さらに、
前記入力信号は外部から入力される信号であり、この信
号に同期したクロックを生成する逓倍PLL回路として
PLL回路を動作させても良い。なお、前記シリアル−
パラレル変換手段は、前記位相比較手段と前記アップ・
ダウンカウンタ回路との間に設ける。
相差を比較する比較回路から出力される比較結果をシリ
アル−パラレル変換する回路を有しているのである。そ
して、このシリアル−パラレル変換回路は、シリアルデ
ータをnビット(nは自然数)のデータに変換する1:
nDEMUX回路によって構成される。また、そのシリ
アル−パラレル変換回路は、位相比較回路と比較結果を
演算するアップ・ダウンカウンタ回路との間に接続され
るのである。
いて図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て参照する各図においては、他の図と同等部分には同一
符号が付されている。
形態を示すブロック図である。同図にはクロック及びデ
ータを再生するためのPLL回路が示されている。同図
に示されているPLL回路は、位相比較回路11と、シ
リアル−パラレル変換回路(DEMUX回路(デマルチ
プレクサ回路))12と、アップ・ダウンカウンタ13
と、チャージポンプ14と、ループフィルタ15と、V
CO16とを含んで構成されている。なお、位相比較回
路11に入力される信号は、例えば周知のNRZ(No
Return to Zero)信号であるものと
し、この信号と位相が同一で周波数が等しい信号をVC
O16において生成するのである。
0)とは異なり、位相比較回路11とアップ・ダウンカ
ウンタ13との間に位相比較回路11から出力されるu
p信号11uとdown信号11dの速度を低下させる
ためのDEMUX回路12を設けている。この結果、D
EMUX回路12より出力される低速up信号12u及
び低速down信号12dは、位相比較回路11から出
力されるup信号11u及びdown信号11uに比べ
て低速となる。従って、アップ・ダウンカウンタ13の
動作速度は、DEMUX回路12を用いない従来の回路
の場合と比較して、緩和されることになる。
成例について図2を参照して説明する。同図を参照する
と、DEMUX回路12はDEMUX12aと、DEM
UX12bとを含んで構成されている。
マスタ(MSM)型フリップフロップ(F/F)121
と、D型F/F122とを含んで構成されている。
れたラッチ(Latch)回路によって構成されてい
る。そして、クロックの立上りタイミングで1段目のラ
ッチ、そのクロックの立下りタイミングで2段目のラッ
チ、さらに次のクロックの立上りタイミングで3段目の
ラッチに、順次up信号11uが保持される。
されたラッチ(Latch)回路によって構成されてい
る。そして、クロックの立下りタイミングで1段目のラ
ッチ、次のクロックの立上りタイミングで2段目のラッ
チに、順次up信号11uが保持される。
aは、MSM型F/F121内の3段目のラッチの出力
及びD型F/F122内の2段目のラッチの出力を低速
up信号として送出することになる。なお、DEMUX
12bもDEMUX12aと同様の構成であり、dow
n信号11d及びクロックを入力とし、低速down信
号12dを出力する。
3の構成例について図3を参照して説明する。同図を参
照すると、up信号11u及びdown信号11dによ
って制御される5:1セレクタ(Sel)131a〜1
31n及びその出力を保持するF/F132a〜132
nがn個(nは自然数)縦属接続されることによってア
ップ・ダウンカウンタ13が構成されている。各セレク
タには、2段前及び1段前のF/Fの各出力、自段のF
/Fの出力、並びに、1段後及び2段後のF/Fの各出
力の合計5つの信号が入力されるものとし、これら5つ
の信号を合計4ビットのup信号12u及びdown信
号12dで選択するものとする。そして、初段のF/F
132aの出力が遅相信号Tとなり、最終段のF/F1
32nの出力が進相信号Sとなる。このカウンタ13の
動作については後に詳述する。
路の構成を示すブロック図である。本PLL回路は、位
相比較回路11と、DEMUX回路12と、アップ・ダ
ウンカウンタ13と、チャージポンプ14と、ループフ
ィルタ15と、VCO16とを含んで構成されている。
回路11より出力されるup信号11u及びdown信
号11dの速度を緩和するためのDEMUX回路12に
1:2DEMUX回路を用いている。従って、位相比較
回路11の出力であるup信号11u及びdown信号
11d(共にシリアル信号)に応じて、DEMUX回路
12は図5に示されているように、パラレル信号を構成
する2つの低速up信号(低速up信号(1)、低速u
p信号(2))、パラレル信号を構成する2つの低速d
own信号(低速down信号(1)、低速down信
号(2))の合計4つの信号を出力する。この結果、D
EMUX回路12の出力信号は、DEMUX回路12の
入力信号の半分の速度となる。この低速化された4つの
信号は次のアップ・ダウンカウンタ13に入力される。
4つの信号により、図6に示されているように、カウン
タの位置を変化させる。例えば、2つの低速up信号が
入力され2つの低速down信号が入力されない場合、
カウンタ値は+2される。また、2つの低速up信号が
入力されずに2つのdown信号が入力された場合、カ
ウンタ値は−2される。低速up信号と低速down信
号が共に入力された場合は、低速up信号と低速dow
n信号との数を加減算してカウンタ値を決定する。
down信号が2つ入力された場合、カウンタ値は
「0」となる。低速up信号が2つ入力され低速dow
n信号が1つ入力された場合、カウンタ値は「+1」と
なる。低速up信号が1つ入力され低速down信号が
2つ入力された場合、カウンタ値は「−1」となる。ま
た、低速up信号と低速down信号とが共に入力され
ない場合は、カウンタ値は「0」となる。
プ・ダウンカウンタ13の構成は複雑になるが、アップ
・ダウンカウンタ13に入力される信号の低速up信号
と低速down信号との速度が半分になるため、アップ
・ダウンカウンタ13の動作速度も半分となる。
回路の構成を示すブロック図である。本例のPLL回路
は、図4に示されている実施例と同様に、位相比較回路
11と、DEMUX回路12と、アップ・ダウンカウン
タ13と、チャージポンプ14と、ループフィルタ15
と、VCO16とを含んで構成されている。なお、図7
中のアップ・ダウンカウンタ13は、図3中の5:1セ
レクタを9:1セレクタに変更したものであるものとす
る。
構成例について図8を参照して説明する。同図を参照す
ると、up信号11uから低速up信号12uを生成す
るために、1:2DEMUX81aと、このDEMUX
81aの2つの出力をそれぞれ入力とするDEMUX8
1b及び81cとを含んで構成されている。また、do
wn信号11dから低速down信号12dを生成する
ために、1:2DEMUX82aと、このDEMUX8
2aの2つの出力をそれぞれ入力とするDEMUX82
b及び82cとを含んで構成されている。同図中の各D
EMUXは図2中の各DEMUXと同様の構成であるも
のとする。このような構成により、1:4DEMUX回
路を実現することができるのである。
回路11より出力されるup信号11u及びdown1
1d信号の速度を緩和するためのDEMUX回路12
に、1:4DEMUX回路を用いている。従って、位相
比較回路11の出力に応じて、DEMUX回路12は、
4つの低速up信号12u、4つの低速down信号1
2dの合計8つの信号を出力する。この8つの信号、低
速up信号12u及び低速down信号12dは次のア
ップ・ダウンカウンタ13に入力される。アップ・ダウ
ンカウンタ13は入力される8つの信号を加減算するこ
とでカウンタの位置を変化させる。
2を挿入しているのでアップ・ダウンカウンタ13の構
成が複雑になる。しかし、アップ・ダウンカウンタ13
に入力される信号の低速up信号12u及び低速dow
n信号12dの速度が4分の1になるため、アップ・ダ
ウンカウンタ13の動作速度も4分の1となる。
路11とアップ・ダウンカウンタ13との間に位相比較
回路11の出力であるup信号11u及びdown信号
11dをシリアル−パラレル変換するDEMUX回路1
2を挿入することで、DEMUX回路12のシリアル−
パラレル変換の数に応じて、アップ・ダウンカウンタの
動作速度を緩和することができる。すなわち、1:nD
EMUX回路(nを自然数とする)を用いた場合は、ア
ップ・ダウンカウンタの動作速度は1/nに緩和される
こととなる。
回路の構成を示すブロック図である。同図に示されてい
るPLL回路は逓倍PLL回路であり、図1に示されて
いるPLL回路に分周器17を追加した構成である。こ
のため、同図のPLL回路は、位相比較回路11と、シ
リアル−パラレル変換回路(DEMUX)12と、アッ
プ・ダウンカウンタ13と、チャージポンプ14と、ル
ープフィルタ15と、VCO16と、分周器17とを含
んで構成されている。
LL回路であり、リファレンス信号の2,3,4…とい
った整数倍の周波数のクロックを得るためのPLL回路
である。このPLL回路は、VCO16の出力を分周し
た信号とリファレンス信号との位相及び周波数を同一に
するように動作する。したがって、分周比が「2」の場
合はVCO16の発振周波数はリファレンス信号の2倍
となり、分周比が「3」の場合はVCO16の発振周波
数はリファレンス信号の3倍となる。すなわち、分周器
の分周比に比例した周波数を得ることができるのであ
る。このようなクロックの逓倍機能を持たせるために本
例では分周器を挿入しているのである。
較回路11とアップ・ダウンカウンタ13との間に位相
比較回路11から出力されるup信号11u及びdow
n信号11dの速度を下げるためのDEMUX回路12
を設けている。この結果、アップ・ダウンカウンタ13
に入力される低速up信号12u及び低速down信号
12dは、位相比較回路11から出力されるup信号1
1u及びdown信号11dに比べて低速となる。よっ
て、アップ・ダウンカウンタ13の動作速度はDEMU
X回路12を用いない場合と比較して、緩和されること
になる。
EMUX回路12のシリアル−パラレル変換の変換割合
に応じて高速動作する。例えば、1:2DEMUX回路
をDEMUX回路12に用いた場合は、アップ・ダウン
カウンタ13の動作速度は半分となる。また、1:4D
EMUX回路を用いた場合にはアップ・ダウンカウンタ
13の動作速度は4分の1となる。
も、上述したクロック及びデータ再生PLL回路の場合
と同様に、位相比較回路11とアップ・ダウンカウンタ
13との間に位相比較回路11の出力であるup信号1
1u及びdown信号11dをシリアル−パラレル変換
するDEMUX回路12を挿入することで、DEMUX
回路12のシリアル−パラレル変換の変換割合に応じ
て、アップ・ダウンカウンタ12の動作速度を緩和する
ことができる。すなわち、1:nDEMUX回路(nは
自然数とする)を用いた場合は、アップ・ダウンカウン
タの動作速度は1/nに緩和されることとなる。
態様をとりうる。
入力信号と前記発振信号との周波数を比較する周波数比
較手段を含み、この比較結果に応じて前記アップ・ダウ
ンカウンタのカウント値をアップ・ダウンさせるように
したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
PLL回路。
入力信号と前記発振信号との位相及び周波数を比較する
周波数比較手段を含み、この比較結果に応じて前記アッ
プ・ダウンカウンタのカウント値をアップ・ダウンさせ
るようにしたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか
に記載のPLL回路。
と発振信号との位相比較結果に応じてカウント値がアッ
プ・ダウンするアップ・ダウンカウンタのカウント値に
応じてVCOの発振周波数を制御するように動作するP
LL回路において、位相比較結果であるシリアル信号を
パラレル信号に変換するシリアル−パラレル変換手段を
設け、この変換後のパラレル信号でアップ・ダウンカウ
ンタのカウント値をアップ・ダウンすることにより、従
来PLL回路の速度を制限していたアップ・ダウンカウ
ンタの動作速度を緩和させ、PLL回路の動作速度を向
上させることができるという効果がある。
を示すブロック図である。
ク図である。
すブロック図である。
を示すブロック図である。
ートである。
ある。
を示すブロック図である。
ク図である。
を示すブロック図である。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 入力信号と発振信号との位相を比較する
位相比較手段と、この位相比較手段の位相比較結果に応
じてカウント値がアップ・ダウンするアップ・ダウンカ
ウンタと、このカウンタのカウント値に応じて発振周波
数が制御される発振手段とを含み、前記発振手段の出力
を前記発振信号として動作するPLL回路であって、前
記位相比較結果はシリアル信号であり、このシリアル信
号をパラレル信号に変換するシリアル−パラレル変換手
段を更に含み、この変換後のパラレル信号で前記アップ
・ダウンカウンタのカウント値をアップ・ダウンするよ
うにしたことを特徴とするPLL回路。 - 【請求項2】 前記シリアル信号は前記位相比較結果を
示す一定幅の信号であることを特徴とする請求項1記載
のPLL回路。 - 【請求項3】 前記シリアル−パラレル変換手段は、シ
リアルデータをnビット(nは自然数)のパラレルデー
タに変換する1:nDEMUX回路によって構成される
ことを特徴とする請求項1又は2記載のPLL回路。 - 【請求項4】 前記シリアル−パラレル変換手段は、
1:2DEMUX回路によって構成されることを特徴と
する請求項1又は2記載のPLL回路。 - 【請求項5】 前記シリアル−パラレル変換手段は、
1:4DEMUX回路によって構成されることを特徴と
する請求項1又は2記載のPLL回路。 - 【請求項6】 前記入力信号はNRZ信号であり、この
NRZ信号から同期クロックを再生することを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載のPLL回路。 - 【請求項7】 前記入力信号は外部から入力される信号
であり、この信号に同期したクロックを生成する逓倍P
LL回路として動作することを特徴とする請求項1〜5
のいずれかに記載のPLL回路。 - 【請求項8】 前記シリアル−パラレル変換手段は、前
記位相比較手段と前記アップ・ダウンカウンタ回路との
間に設けられていることを特徴とする請求項1〜7のい
ずれかに記載のPLL回路。
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