JPH0661993A - クロック抽出回路とクロック抽出方法 - Google Patents

クロック抽出回路とクロック抽出方法

Info

Publication number
JPH0661993A
JPH0661993A JP4229133A JP22913392A JPH0661993A JP H0661993 A JPH0661993 A JP H0661993A JP 4229133 A JP4229133 A JP 4229133A JP 22913392 A JP22913392 A JP 22913392A JP H0661993 A JPH0661993 A JP H0661993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
output
frequency
pulse
vco
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4229133A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Yamagata
昭彦 山形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4229133A priority Critical patent/JPH0661993A/ja
Publication of JPH0661993A publication Critical patent/JPH0661993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイオレーションの影響を受けず,高速の論
理回路を用いる必要のないクロック抽出回路を提供す
る。 【構成】 クロック抽出回路は,エッジ検出回路50,
および,複数の位相比較回路61〜6n:511〜51
nとこれら位相比較回路の後段に設けられた複数のルー
プフィルタ521〜52nとこれらループフィルタの出
力のうち最小の位相差の信号を選択するセレクタ8とこ
のセレクタの選択出力電圧に応答して発振するVCO5
3とこのVCOの出力を所定の分周率で分周する分周回
路5とで構成される位相同期回路を有し,エッジ検出回
路はバイフェーズ符号化信号の立ち上がり立ち下がりを
パルス列として出力し,複数の位相比較回路はそれぞれ
パルス列と分周回路の出力との一致する期間を検出しこ
の検出信号と分周回路の出力をそれぞれ所定時間遅延し
た信号との位相を比較し,この位相差の最小なものの電
圧に応じてVCOが発振してクロックを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ディジタルデ
ータ通信の技術分野で用いられるクロック抽出回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6の(A)に示すバイフェーズ符号化
されている入力信号INから,図6(C)に示すクロッ
クCLKを抽出する回路としては、図7に示す構成のも
のが知られている。図7において、符号50は入力信号
の立ち上がり及び立ち下がりエッジを検出して図6
(B)に示すパルス列S50に変換するエッジ検出器を
示し、符号2はエッジ検出器50からのパルス列と図6
(E)に示す電圧制御形発振器(VCO)53の出力を
2分周した繰り返しパルスとの論理積をとって図6
(F)に示すジッタを含んだ繰り返しパルスを出力する
ANDゲート、51は前記のジッタを含んだ繰り返しパ
ルスS2と図6(D)に示す90度移相器3からの繰り
返しパルスとの位相差を電圧レベルに変換して出力する
位相比較器を示し、符号52は位相比較器51の信号か
ら高調波成分を除去するループフィルタを示し、符号5
3は入力電圧レベルによって発振周波数を制御するVC
Oを示し、符号1はVCO53から出力される正確なク
ロックを2分周して図6(E)に示す繰り返しパルスを
出力する分周器を示し、符号3は分周器1の出力の位相
を90度遅らせて位相比較器51に出力する移相器を示
す。一点鎖線内は位相同期ループ回路(PLL)4を構
成している。抽出されたクロックCLKはVCO53か
ら出力される。
【0003】図7に示した回路の動作について述べる。
図6(A)に示したデータ転送速度がf/2のバイフェ
ーズ符号化された入力信号INは、エッジ検出器50に
よって図6(B)に示すパルス列S50に変換される。
一方、図6(C)に示す周波数fのVCO53の出力C
LKは分周器1によって図6(E)に示す2分周された
周波数f/2の繰り返しパルスS1に変換される。エッ
ジ検出器50からのパルス列S50は分周器1からの繰
り返しパルスS1との論理積を取られ、図6(F)に示
す繰り返しパルスS2に変換される。一般に元の入力信
号INにはジッタが含まれているため、図6(F)に示
す繰り返しパルスS2の周波数はほぼf/2であるがジ
ッタが含まれている。そのため,下記に述べるようにP
LL4によってこのジッタを除去する。
【0004】位相比較器51は図6(F)に示す繰り返
しパルスS2と移相器3によって分周器1からの周波数
f/2の繰り返しパルスS1の位相を90度遅らせた図
6(D)に示す繰り返しパルスとの位相差に応じて出力
電圧レベルを変化させる。この出力には高調波成分が含
まれるのでループフィルタ52で除去する。VCO53
はその入力電圧レベルに応じて出力の発振周波数を変化
させる。つまり、90度移相器3からの繰り返しパルス
の位相が入力信号からの繰り返しパルスよりも進んでい
る場合はVCO53の出力周波数が低くなるように制御
され,位相が遅れている場合は高くなるように制御さ
れ、最終的に入力信号INとVCO53の出力CLKの
位相が合うようにPLL4が動作する。PLL4がロッ
クしたときはVCO53の出力はジッタがなくなった正
確なクロックとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のクロック抽出回路には以下のような問題点があっ
た。 (1)ディジタルデータをバイフェーズ符号化すると
き、メッセージの始まりを表すためにバイフェーズ符号
ではあり得ないようなパターン(バイオレーション)を
挿入して、他の通常のデータと区別することが多いが、
図7の様な回路構成では、ANDゲート2の出力が図6
(F)に示す繰り返しパルスS2にならずにバイオレー
ションのところで周期が乱れてしまうので、バイオレー
ションを検出する度にVCO53の発振周波数が乱れ
る。 (2)入力信号INのデータ転送速度が高速である場
合、位相比較器51をディジタル論理回路で構成するた
めにはECLなどの高速の論理回路を用いる必要があ
り、回路の消費電力が増大する。
【0006】したがって,本発明の目的は、上記問題点
を全て解消することができるクロック抽出回路を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するために、たとえば,図1に示すように,VCO
53から出力される周波数fのクロックCLKを1/N
に分周してパルス幅がT(=1/f)で位相が180/
N度ずつずれた周波数f/NのN個の繰り返しパルスを
出力する分周・移相器5と、この分周・移相器から出力
されるN個の周波数f/Nの繰り返しパルスをそれぞれ
T/2だけ遅らせて出力するN個の遅延線路7と、入力
信号と前記のN個の繰り返しパルスからN個のジッタを
含んだ周波数f/Nの繰り返しパルスを取り出す2つの
ANDゲートからなるパルス抽出器6と、前記のN個の
ジッタを含んだ繰り返しパルスと遅延線路から出力され
てT/2遅れたN個の繰り返しパルスとの位相差をそれ
ぞれ電圧レベルに変換して出力するn個の位相比較器5
11〜51nと、これらの位相比較器の出力から高調波
成分を除去してセレクタに出力するn個のループフィル
タ521〜52nと、N個の電圧レベルから最も0に近
いものを選択して出力するセレクタ8と、入力電圧レベ
ルによって発振周波数を制御するVCO53と、入力信
号INの立ち上がり及び立ち下がりエッジを検出してパ
ルスに変換するエッジ検出器50とを設けている。一点
鎖線内はPLL9を構成している。抽出されたクロック
はVCOから出力される。
【0008】
【作用】以下,N=4の場合について説明する。図1の
回路構成によれば、エッジ検出器50は図2(A)に示
すデータ転送速度がf/2のバイフェーズ符号化された
入力信号INを図2(B)に示すパルス列に変換し、4
つに分割してパルス抽出器6に出力する。一方、分周・
移相器5は図2(C)に示すVCO53の出力を図2
(D)〜(G)に示す周波数f/4でパルス幅Tの4つ
の繰り返しパルスに分周してそれぞれパルス抽出器6と
n個の遅延線路71〜7nに出力する。遅延線路7の各
遅延線路71〜7nは図2(D)〜(G)に示す繰り返
しパルスをT/2だけ遅らせて図2(H)〜(K)に示
す繰り返しパルスにして出力する。パルス抽出器6はエ
ッジ検出器50からの4つのパルス列と分周・移相器5
からの4つの繰り返しパルスとの論理積をそれぞれとっ
て,図2(L)〜(O)に示すパルス列をn個の位相比
較器511〜51nにそれぞれ出力する。一般に元の入
力信号INにはジッタが含まれているため、この図2
(L)〜(O)に示す繰り返しパルスにもジッタが含ま
れている。また、この場合では入力信号INを4相に分
けているため、図2(L)〜(O)に示す4つのパルス
列のうち2つがほぼ周波数f/4の繰り返しパルスとな
る。図2(L)〜(O)ではそのようになっている。周
波数がf/4というように,図6(F)に示したパルス
に比べて遅くなっているので、従来の方法に比べて位相
比較器にTTLなどの遅いものを用いることが出来る。
【0009】パルス幅が小さいときには単安定マルチバ
イブレータなどでパルス幅を広げることも出来る。ここ
で、図2(M)に示したパルスがジッタが少ないとす
る。ところで、各位相比較器511〜51nはパルス抽
出器6からの繰り返しパルスと分周・移相器5と遅延線
路71〜7nから出力された繰り返しパルスとの位相差
を比較して、その位相差に応じて出力電圧レベルを変化
させる。この場合、位相比較の対象となる図2(L)〜
(O)に示したパルスと図2(H)〜(K)に示した4
つのパルスの組合せのうち図2(M)に示すパルスと図
2(I)に示すパルスとの4つの組の位相差のうちで最
も小さくなるので、この組の位相比較を行なう位相比較
器511〜51nから最も0に近い電圧が出力される。
各ループフィルタ521〜52nはそれぞれの位相比較
器511〜51nの出力から高調波成分を除去してセレ
クタ8に出力し、セレクタ8は4つの電圧レベルのうち
最も0に近いものを選択してVCO53に出力する。つ
まりこの場合では、図2(M)に示すパルスと図2
(I)に示すパルスとの位相差から得られた電圧レベル
がセレクタ8によって選択されてVCO53に出力され
る。
【0010】VCO53は入力電圧レベルに応じて出力
発振周波数を変化させるので、この場合には図2(M)
に示すパルスと図2(I)に示すパルスとの位相が合う
ようにVCO53の出力発振周波数が変化する。完全に
位相が合ってPLL9がロックしたときは、VCO53
の出力はジッタがない正確なクロックとなる。
【0011】次に,図3に示すようにデータ転送速度が
f/2のバイフェーズ符号化された入力信号INの中に
バイオレーションが含まれている場合を考える。この場
合もN=4とする。この場合、パルス抽出器6からの4
つのパルス列は図3(L)〜(O)に示したパルスにな
るが、バイオレーションのためにこのうち図3(O)に
示すパルスだけがほぼ周波数f/4の繰り返しパルスと
なる。したがって、図3(O)に示すパルスと図3
(K)に示すパルスとの位相差が4つの組の位相差のう
ちで最も小さくなるので、この組の位相比較を行なう位
相比較器511〜51nの対応するものから最も0に近
い電圧が出力される。よって、位相比較器とループフィ
ルタから得られた4つの電圧レベルのうち、図3(O)
に示すパルスと図3(K)に示すパルスとから得られた
電圧レベルがセレクタ8によって選択されてVCO53
に出力され、従って,VCO53は図3(O)に示すパ
ルスと図3(K)に示すパルスとの位相が合うようにそ
の出力発振周波数を変化させる。このように、バイオレ
ーションが入力に含まれている場合でも、位相が合うよ
うにVCOを動作させることが出来る。
【0012】
【実施例】図4は本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。なお、N=4としている。図4において、符号10
は入力信号INを遅らせる遅延線路を示し、排他的論理
和ゲート11において遅延線路10の出力と入力信号I
Nとの排他的論理和をとることによって入力信号INの
エッジを検出する。符号17は2ビットのカウンタを示
し,キャリから周波数f/4でパルス幅Tの繰り返しパ
ルスを出力する。符号16は4ビットのシフトレジスタ
を示し,2ビットのカウンタ17から得られた繰り返し
パルスをTずつ遅らせていってパルス抽出器内のAND
ゲート12と遅延線路14に出力する。ANDゲート1
2はパルスの抽出を行なう。遅延線路14はDフリッブ
フロップで、インバータ18によって位相が反転した周
波数fのクロックで4ビットのシフトレジスタ16から
の繰り返しパルスをサンプルすることによってこの繰り
返しパルスをT/2だけ遅らせる。符号13は位相比較
器とループフィルタをまとめた回路を示し,例えばモト
ローラ社のMC4044または同様の回路を用いること
が出来る。符号15は図4および図5(A)に示したよ
うな2入力のセレクタ(SL)を示し,これを図4に示
すように3つ組み合わせて用いることによって4入力の
セレクタを実現できる。
【0013】図5(B)に示す回路は図4および図5
(A)に示したセレクタの詳細回路図であり,比較増幅
回路151,アナログスイッチ152,153,インバ
ータ154を図示のごとく接続して構成されている。こ
の回路はFETなどを用いて実現できる。符号53はV
COを示す。出力クロックCLKはVCO53の出力か
ら得られる。
【0014】この実施例のほか、分周・移相器はDフリ
ップフロップとインバータを組み合わせて構成してもよ
い。またセレクタは位相比較器とループフィルタの各出
力をA/D変換してその値の大小によって出力を選択す
るような構成でもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バイフェーズ符号化された入力信号にバイオレーション
が含まれていても、バイオレーションのところでVCO
の発振周波数が乱れることがない。また本発明によれ
ば,位相比較器にECLなどの高速な論理回路を用いな
くてもよいので消費電力が少なくて済むなどの効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるクロック抽出回路の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例によるクロック抽出回路の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】本発明の実施例によるクロック抽出回路のバイ
フェーズ符号化された入力信号にバイオレーションが含
まれているときの動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図4】本発明の実施例を示す回路図である。
【図5】図4に示したセレクタの構成例を示す回路図で
ある。
【図6】従来のクロック抽出回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図7】従来のクロック抽出回路の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
50 エッジ検出器 51 位相比較器 52 ループフィルタ 53 VCO

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧制御形発振器(VCO)から出力され
    る周波数fのクロックを1/Nに分周して、パルス幅が
    T(=1/f)で位相が180/N度ずつずれた周波数
    f/NのN個の繰り返しパルスを出力する分周・移相器
    と、 前記の分周・移相器から出力される周波数f/NのN個
    の繰り返しパルスのそれぞれをT/2だけ遅らせて出力
    するN個の遅延線路と、 入力パルス列と前記のN個の繰り返しパルスから、N個
    のジッタを含んだ周波数f/Nの繰り返しパルスを取り
    出すパルス抽出器と、 前記のN個のジッタを含んだ繰り返しパルスと分周・移
    相器から出力されるN個の繰り返しパルスとの位相差を
    電圧レベルに変換して出力するN個の位相比較器と、 位相比較器の出力から高調波成分を除去してセレクタに
    出力するループフィルタと、 N個の電圧レベルから最も0に近いものを選択して出力
    するセレクタと、 入力電圧レベルによって発振周波数を制御するVCO
    と、 入力信号の立ち上がりおよび立ち下がりエッジを検出し
    てパルス列に変換するエッジ検出器とを有することを特
    徴とするクロック抽出回路。
  2. 【請求項2】前記パルス抽出器,前記位相比較器,前記
    ループフィルタ,前記セレクタ,前記VCO,前記分周
    ・移相回路,および,遅延線路が位相同期回路(PL
    L)を構成し,前記入力信号の立ち上がりおよび立ち下
    がりエッジを検出したパルス列に基づいて前記VCOか
    ら前記クロックを出力する請求項1記載のクロック抽出
    回路。
  3. 【請求項3】前記入力信号はバイフェーズ符号化信号で
    あり, 前記エッジ検出器はこの符号化信号の立ち上がり,立ち
    下がりをパルス列として検出して上記パルス抽出器に印
    加する請求項1または2記載のクロック抽出回路。
  4. 【請求項4】エッジ検出回路と, 構成される複数の位相比較回路と,これらの位相比較回
    路の後段に設けられた複数のループフィルタと,これら
    の複数のループフィルタの出力のうち最小の位相差の信
    号を選択するセレクタと,このセレクタの出力電圧に応
    答して発振する電圧制御形発振回路(VCO)と,この
    VCOの出力を所定の分周率で分周する分周回路とで構
    成される位相同期回路とを有し前記エッジ検出回路はバ
    イフェーズ符号化信号の立ち上がり,立ち下がりをパル
    ス列として出力し, 前記複数の位相比較回路はそれぞれ,該パルス列と前記
    分周回路の出力との一致する期間を検出し,この検出信
    号と前記分周回路の出力をそれぞれ所定時間遅延した信
    号との位相を比較し, この位相差の最小なものに応じて前記VCOが発振して
    クロックを出力するクロック抽出回路。
  5. 【請求項5】バイフェーズ符号化信号の立ち上がり,立
    ち下がりをパルス列として出力し, 複数の位相比較回路と,これらの位相比較回路の後段に
    設けられた複数のループフィルタと,これらの複数のル
    ープフィルタの出力のうち最小の位相差の信号を選択す
    るセレクタと,このセレクタの出力電圧に応答して発振
    する電圧制御形発振回路(VCO)と,このVCOの出
    力を所定の分周率で分周する分周回路とで構成される位
    相同期回路において,前記パルス列と前記分周回路の出
    力との一致する期間を検出し,この検出信号と前記分周
    回路の出力をそれぞれ所定時間遅延した信号との位相を
    比較し,この位相差の最小なものに応じて前記VCOが
    発振してクロックを出力するクロック抽出方法。
  6. 【請求項6】電圧制御形発振器(VCO)から出力され
    る周波数fのクロックを1/Nに分周し,パルス幅がT
    (=1/f)で位相が180/N度ずつずれた周波数f
    /NのN個の繰り返しパルスを出力し, 前記の分周・移相された信号の周波数f/NのN個の繰
    り返しパルスのそれぞれをT/2だけ遅らせ, 入力パルス列と前記のN個の繰り返しパルスから、N個
    のジッタを含んだ周波数f/Nの繰り返しパルスを取り
    出し, 前記のN個のジッタを含んだ繰り返しパルスと前記分周
    ・移相させた出力されるN個の繰り返しパルスとの位相
    差を電圧レベルに変換し, 該位相比較結果から高調波成分を除去し, N個の電圧レベルから最も0に近いものを選択して出力
    し, 入力電圧レベルによって発振周波数を制御し, 入力信号の立ち上がりおよびび立ち下がりエッジを検出
    してパルス列に変換することを特徴とするクロック抽出
    方法。
JP4229133A 1992-08-05 1992-08-05 クロック抽出回路とクロック抽出方法 Pending JPH0661993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4229133A JPH0661993A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 クロック抽出回路とクロック抽出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4229133A JPH0661993A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 クロック抽出回路とクロック抽出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661993A true JPH0661993A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16887277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4229133A Pending JPH0661993A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 クロック抽出回路とクロック抽出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0661993A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002071325A1 (fr) * 2001-03-02 2002-09-12 Sony Corporation Puce pour lecteur/scripteur sans contact ayant une fonction pour gerer l'alimentation electrique
CN112311391A (zh) * 2020-10-23 2021-02-02 海光信息技术股份有限公司 一种时间数字转换器、锁相环及电子设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002071325A1 (fr) * 2001-03-02 2002-09-12 Sony Corporation Puce pour lecteur/scripteur sans contact ayant une fonction pour gerer l'alimentation electrique
US7554383B2 (en) 2001-03-02 2009-06-30 Sony Corporation Chip for non-contact reader/writer having power-supply management function
US7821322B2 (en) 2001-03-02 2010-10-26 Sony Corporation Chip for non-contact reader/writer having power-supply management function
CN112311391A (zh) * 2020-10-23 2021-02-02 海光信息技术股份有限公司 一种时间数字转换器、锁相环及电子设备
CN112311391B (zh) * 2020-10-23 2024-01-23 海光信息技术股份有限公司 一种时间数字转换器、锁相环及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6002279A (en) Clock recovery circuit
JPS60227541A (ja) ディジタルpll回路
US8315349B2 (en) Bang-bang phase detector with sub-rate clock
JP2000506328A (ja) デジタルクロック回復用のデジタル位相同期ループおよびシステム
JP3292188B2 (ja) Pll回路
US5550878A (en) Phase comparator
US5197086A (en) High speed digital clock synchronizer
US6104326A (en) Bit synchronization apparatus for recovering high speed NRZ data
JP2000323984A (ja) Pll回路
JP2550985B2 (ja) Cmi符号復号器
KR880000676B1 (ko) 입력신호와 발진기의 출력신호의 위상을 동기화시키는 방법 및 장치
JPH0661993A (ja) クロック抽出回路とクロック抽出方法
JPS5957530A (ja) 位相同期回路
US6218907B1 (en) Frequency comparator and PLL circuit using the same
KR100212551B1 (ko) 개선된 동기 클럭 발생장치
JP2737607B2 (ja) クロック切替回路
US5235290A (en) Method and apparatus for smoothing out phase fluctuations in a monitored signal
KR100460763B1 (ko) 클럭스위칭회로
KR100189773B1 (ko) 디지털 위상 동기 회로
JPH11266154A (ja) Pll回路及び同回路を利用したfsk復調装置
JP4000472B2 (ja) 位相比較器
JP2715550B2 (ja) 位相同期回路
JP3082727B2 (ja) 同期化方法及び同期化回路
KR970004794B1 (ko) 고속 비트 데이타 다중화장치
KR950008462B1 (ko) 디지틀 비트 동기 장치