JPS60132033A - エンジンのフアンハウジング - Google Patents

エンジンのフアンハウジング

Info

Publication number
JPS60132033A
JPS60132033A JP58241707A JP24170783A JPS60132033A JP S60132033 A JPS60132033 A JP S60132033A JP 58241707 A JP58241707 A JP 58241707A JP 24170783 A JP24170783 A JP 24170783A JP S60132033 A JPS60132033 A JP S60132033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan housing
engine
engine cooling
cooling air
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58241707A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0238772B2 (ja
Inventor
Shinichi Tanba
丹波 晨一
Noboru Fukui
昇 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd, Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP58241707A priority Critical patent/JPS60132033A/ja
Priority to US06/683,504 priority patent/US4561386A/en
Priority to US06/683,506 priority patent/US4590890A/en
Publication of JPS60132033A publication Critical patent/JPS60132033A/ja
Publication of JPH0238772B2 publication Critical patent/JPH0238772B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P5/00Pumping cooling-air or liquid coolants
    • F01P5/02Pumping cooling-air; Arrangements of cooling-air pumps, e.g. fans or blowers
    • F01P5/06Guiding or ducting air to, or from, ducted fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P1/00Air cooling
    • F01P1/02Arrangements for cooling cylinders or cylinder heads, e.g. ducting cooling-air from its pressure source to cylinders or along cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/007Other engines having vertical crankshafts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はファンハウジングの内部に燃料タンクを形成
した汎用エンジンに関するものである。
(従来技術) 汎用エンジンのエンジン冷却ファンを覆ったファンハウ
ジングは板金酸または薄肉の合成樹脂製であり、このた
め、ファンハウジングからは耳ざわりなびびり音が発生
した。さらに、燃料タンクはエンジン本体の外部に露出
するため、エンジンの外観を低下させる要因があり1部
品数も多いためコスト高である。
なお、このようなファンハウジングは、たとえば、特開
昭56−2425号公報に記載されている。
(発明の目的) この発明は上記欠点を解消するためになされたもので、
ファンハウジングからのびびり音の発生を防止するとと
もに、部品数を削減し、かつ外観を改善できるファンハ
ウジングを提供することを目的としている。
(発明の構成) この発明はエンジン冷却ファンを覆ったファンハウジン
グを2重壁構造として、その2重壁間の中空部を燃料タ
ンクとした構成としている。
(発明の効果) 上記のように構成されたこの考案では、ファンハウジン
グが2重壁構造となって剛性が高くなるうえに、ファン
ハウジング内に注入された燃料によりエンジンの振動が
吸収されるので、ファンハウジングからのびびり音の発
生が防止される。また、燃料タンクがファンハウジング
内に形成されることにより、部品数が減少し、エンジン
の外観が改善される。さらに、ファンハウジングを通る
ときのエンジン冷却風により、燃料タンク内の燃料が積
極的に冷却されるため、燃料の加熱を防止することがで
きる。
(実施例) 以1゛、この発明の実施例を[:A面にもとづいて説明
する。
第1図はこの発明の一実施例にかかるバーチカル式汎用
エンジンの一部切欠止面図である。この図において、1
はエンジン本体、2はクランク軸であり、このクランク
軸2のエンジン本体を上に突出した部分にはエンジン冷
却ファン3と被駆動プーリ4とが固定されている。5は
点火用コイルであり、エンジン冷却ファン3の外周部に
設けられた永久磁石6に対向して配置されている。
7は合成樹脂製のファンハウジングであり、上記被駆動
プーリ4、点火用コイル5とともにエンジン冷却ファン
3を覆っている。ファンハウジング7は2重壁構造で、
その2重壁間の一部中空部はエアクリーナ室8、残部中
空部は燃料タンク9とされている。ファンハウジング7
の中央内面には、上記被駆動プーリ4を駆動するりコイ
ルスタータ10が装着され、さらに、−に記中央には多
 1数のエンジン冷却風取入孔12が設けられ、その周
囲を上記燃料タンク9で囲む形になっている。
13はタンクキャップである。
第2図〜第4図により」−記フアンハウジング7の組立
工程を述べる。第2図において、15は」−面部に給油
口(図示せず)を有するハウジング外側壁、16はハウ
ジング内側壁であり、上記内側壁16の下部周縁17は
外側上方に折り返され、上記外側壁15の下部周縁18
と接合面同士で対向している。第3図のように、一方の
下部周縁18の接合面には、溝19が形成されている。
この溝19には、その全周にわたって第4図の破線20
のように閉ループを形成する導電性ワイヤ21が挿入さ
れたうえで、第3図の他方の下部周縁17に形成された
突起22が嵌入されて、外側壁15と内側壁16の位置
決めがなされている。これより、上記導電性ワイヤ21
の高周波加熱により、上記溝19と突起22の樹脂が溶
融し、第4図の破線2Oで示すように、」ニ記両下部周
縁17.18の端面同士が全周溶着される。勿論、−1
=記とは逆に、下部周縁17に溝19を、下部周縁18
に突起22を形成してもよい。
こうして、第2図に示す外側壁15の内面に一体形成さ
れたエアクリーナ室用上部隔壁24aの下端接合面と、
内側壁16に一体形成された下部隔壁24bの上端接合
面との接合も、上記高周波加熱により同時になされる。
他方、外側壁15に一体形成されてエンジン冷却風取入
孔12の外周を取り囲むスタータケース用上部隔壁23
aの下端接合面と、内側壁16に一体形成された下部隔
壁23bの上端接合面との接合は、上記と同様な導電性
ワイヤを用いる高周波加熱によりなされ、84図の1点
鎖線25で示すように全周溶着される。こうして、エン
ジン冷却風取入孔12の周囲を囲む第1の接合部27と
、第1の接合部27を取り囲む第2の接合部28が形成
され、再接合部27.28間の密閉中空部が燃料タンク
9となる。このとき、再接合部27.28のそれぞれを
形成する閉ループ20.25は、第2図から明らかなよ
うに、高さが異なる。すなわち、互いに異なる平面上に
存在しているから、1回の高周波加熱で再接合部27.
28をともに溶着することもできるので、作業能率が高
い。
第2図〜第4図で述べた方法により、第1図に示すよう
なファンハウジング7が容易に製造されるが、ここで、
上述したような製造方法に対する従来方法を簡単に説明
する。
従来、2つの樹脂部品を相互に溶接させる方法として、
その2つの樹脂部品を鉄板に対向状に押圧するとともに
、その鉄板を加熱して、上記2つの樹脂部品の接着面が
溶融した状態で、上記鉄板を素早く抜取る方法がある。
しかし、この方法は、第2図で述べたように、内側の第
1の接合部27の外側に、これとの間で高さの異なる第
2の接合部28がある場合には、適用不可能である。ま
た仮に高さを揃えても抜取る距離が長くなって溶着が不
揃いとなる。
これに対し、この発明の方法によれば、高さの異なる接
合部27.28の溶着を、第3図のようないわゆるイン
ロー内で行って、仕上りのきれいな接合部を容易に得る
ことができる。
もちろん、上記ワイヤによる高周波加熱に代えて、上記
ワイヤに直接電流を流して加熱してもよい。
第5図のように、ファンハウジング7内の冷却風通路3
Oには、エアクリーナ室8の入口31が設けられ、かつ
エアクリーナ室8の出口32は気化器33を通してエン
ジン本体1の燃焼室(図示せず)に導かれている。また
、上記エアクリーナ室8の入口31はこの部分を流れる
エンジン冷却風34の流れと直角状になるよう形成され
ている。35はエアクリーナ室8に配置されたクリーナ
エレメントである。
第1図において、リコイルスタータ10により被駆動プ
ーリ4が駆動され、エンジンが始動すると、エンジン冷
却ファン3により、各エンジン冷却風取入孔12からス
タータ10の外周を通り、エンジン本体1のシリンダ部
36に流れるエンジン冷却風34が発生し、そのシリン
ダ部36が冷却される。また、このとき、第5図のよう
に、エンジン冷却風34の一郡が燃焼用空気37として
、エアクリーナ室8に吸入され、気化器33を通る。
ところで1.]ニ記構成では、第1図のように、ファン
ハウジング7が2重構造となって剛性が高くなるうえに
、ファンハウジング7内の燃料38によりエンジンの振
動が吸収されるので、ファンハウジング7からのびびり
音の発生が防止される。
また、燃料タンク9はファンハウジング7内に収納され
るので、エンジンの外観は良好である。さらに、ファン
ハウジング7の中央のエンジン冷却風取入孔12から吸
い込まれるエンジン冷却風34により、燃料タンク9内
の燃料38が積極的に冷却され、燃料38の加熱が防止
される。
また、リコイルスタータ10がファンハウジング7に装
着されているから、スタータケースが不要になる利点が
ある。
さらに、第1図において、ハウジング外側壁15は耐候
性を得るため、合成樹脂にカーボンなどを混入したもの
、または着色したもので形成される。この場合、ハウジ
ング外側壁15は不透明となる。これに対し、第1図で
は、ハウジング内側壁16を透明樹脂として、その下部
周縁17をタンク外面側に露出させることにより、燃料
タンク底部となるその部分から、燃料タンク9内の燃料
38の残量を透視可能とした。したがって、燃料ゲージ
は不要である。また、第1図のバーチカル型エンジンを
90°回転したようなホリゾフタル型エンジンとして使
用した場合も、上記内側壁16を透明にしておけば、燃
料タンク9内の燃料38の残量は透視可能である。
また、第5図のように、エアクリーナ室8をファンハウ
ジング7内に形成することにより、ファンハウジング7
が消音ダクトとなり、エンジン吸気音が減少する。また
、エアクリーナ室8および燃料タンク9をファンハウジ
ング7と一体形成することにより、部品点数も減少する
さらに、第5図のように、エアクリーナ室8の入口31
はエンジン冷却風34の流れと直角状に形成されている
ので、エアクリーナ室8に吸入される燃焼用空気37の
流れは、上記人口31においてエンジン冷却風34と直
角状に向きを変えることになる。すなわち、燃焼用空気
37中に含まれる塵埃はその変向作用により分離され、
もってエンジン燃焼室(図示せず)への塵埃の流入が極
力防止される。
第6図はこの発明の他の実施例である。この例に示され
たファンハウジング7も2重壁構造である。ただし、ハ
ウジング外側壁15、ハウジング内側壁16は板金部で
あり、それぞれの外鍔部39と内鍔部4Oとの全周なシ
ーム溶接により、気密に接合し、その間の中空部を燃料
タンク9としている。41はリコイルスタータ10のベ
ースであり、スタータケース11の外側開口部つまり」
−配向鍔部4Oに着脱自在にねじ止め(図示せず)され
ている。なお、第6図において、第1図と同じものには
同一符号がつけられている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかるファンハウジング
の一部切欠側面図、第2図は同ファンハウジングの分解
図、第3図は同ファンハウジングの溶着部の拡大図、第
4図は同ファンハウジング1 の溶着部の模式平面図、第5図は第1図のV−V線断面
図、第6図はこの発明の他の実施例にががる要部断面図
である。 3・・・エンジン冷却ファン、7・・・ファンハウジン
グ、8・・・エアクリーナ室、9・・・燃料タンク、1
゜・・・リコイルスタータ、12・・・エンジン冷却風
取入孔、15・・・外側壁、16・・・内側壁、19・
・・溝、21・・・導電性ワイヤ、20.25・・・閉
ループ、22・・・突起、27・・・第1の接合部、2
8・・・第2の接合部。 2 手続補正書 昭和59年12 月278 1、事件の表示 特 願昭58−241707号 2、発明 の名称 エンジンのファンハウジング 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県神戸市中央区東用崎町3丁目1番1号名
 称 (097)川崎重工業株式会社4、代理人 郵便番号 550 明細書の全文ならひに図面。 7、補1Fの内容 A、明細書: (1)ファン/・ウジング7の中央11に冷却風ダクト
23が形成され、かつ、−ヒ記中央11にリコイル7タ
ータ10が装着されている構成を 特許請求の範囲第1
項に加入するとともに、これに対応17て、発明の目的
、構成、作用および効果を補充するために、訂正した明
細書の全文を別紙のとおり提出します。 B1図面: (1)第1図を別紙に朱記で示す通り加筆補正していた
だきますようお願いいたします。 (2)第6図を別紙に朱記で示す通り加筆補+E L。 ていただきますようお願いいたします。 以j− 訂 正 明 細 書 1、発明の名称 エンジンのファンハウジング 2、特許請求の範囲 (1)クランク軸に装着されたエンジン冷却ファン金種
うファンハウジングであって、中央にエンジン冷却風取
入孔を有し、このエンジン冷却風取入孔の周囲音2重構
造として、その2重壁間の中−タを装着したエンジンの
ファンハウジング。 (2) クリーナエレメントを収納するエアクリーナ室
が2重壁間に形成されている特許請求の範囲第1項記載
のエンジンのファンハウジング。 (3)バーチカル型エンジンの上部に装着され、上半M
S全形成する外側壁が耐候性を有する合成樹脂からなり
、下半部全形成する内側壁が透明な合成樹脂からなる特
許請求の範囲第1小または第2項記載のエンジンのファ
ンハウジング。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明はファンハウジングの内部に燃料タンクを形成
した汎用エンジンに関するものである。 (従来技術) 汎用エンジンのエンジン冷却ファン金覆ったファンハウ
ジングは板金製または薄肉の合成樹脂製であり、このた
め、ファンハウジングからは耳ざわ9なびびり音が発生
した。さらに、燃料タンクはエンジン本体の外部に露出
するため、エンジンの外観を低下させる要因があや、部
品数も多いためコスト高である。 なお、このようなファンハウジングは、たとえば、特開
昭56−2425号公報に記載されている。 (発明の目的) この発明は上記欠点全解消するためになされたもので、
ファンハウジングからのびびシ音の発生を防止するとと
もに、部品数全削減し、かつ外観を改善、さらに、リコ
イルスタータの取付けも強固にできるファンハウジング
を提供することを目的としている。 (発明の構成) この発明は、エンジン冷却ファン金覆ったファンハウジ
ングを2重壁構造として、その2重壁間の中窒部を燃料
タンクとするとともに、中央のエンジン冷却風取入孔の
周1143全、クランク軸方向に沿うほぼ円筒状の冷却
風ダクトとし、この冷却風ダクト内に位置して上記中央
の内面に、リコイルスタータを装着した構成としている
。 (発明の効果) 上記のように構成されたこの考案では、ファンハウジン
グが2重壁構造となって剛性が高くなるうえに、ファン
ハウジング内に注入された燃料によジエンジンの振動が
吸収されるので、ファンハウジングからのびび9音の発
生が防止される。また、燃料タンクがファンハウジング
内に形成されることにより、部品数が減少し、エンジン
の外観が改善される。さらに、ファンハウジング全通る
ときのエンジン冷却風によυ、燃料タンク内の燃料が積
極的に綿却されるため、燃料の加熱を防止することがで
きる。また、ファンハウジングの中央はほぼ円筒状の冷
却風ダクトにより補強されるので、始動操作時に大きな
外力がかかるリコイルスタータを、上記中央の内面に強
固に支持できる。 (実施例) 以J、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。 第1図はこの発明の一実施例にかかるバーチカル式汎用
エンジンの一部切欠正面図である。この図において、1
はエンジン本体、2はクランク軸であシ、このクランク
軸2のエンジン本体1上に突出した部分にはエンジン冷
却ファン3と被駆動プーリ4とが固定されている。5は
点火用コイルであり、エンジン冷却ファン3の外周部に
設けられた永久磁石6に対向して配置されている。 7は合成樹脂製のファンハウジングであり、上記被駆動
プーリ4、点火用コイル5とともにエンジン冷却ファン
3を覆っている。ファンハウジングアは2重壁構造で、
その2重壁間の一部中空部はエアクリーナ室8、残部中
空部は燃料タンク9とされている。ファンハウジング7
の中央11の内面には、上記被駆動プーリ4を駆動する
りコイルスタータ10が装着され、さらに、上記中央1
1には多数のエンジン冷却風l■入孔12が設けられ、
その周囲を上記燃料タンク9で囲む形になっている。上
記エンジン冷却風取入孔12の周囲は、クランク軸方向
(上下方向)に沿った円筒状に形成されて、冷却風ダク
ト23となっている。13はタンクキャップである。 第2図〜第4図により上記ファンハウジング7の組立工
程を述べる。第2図において、15は上面部に給油口(
図示せず)を有するハウジング外側壁、16はハウジン
グ内側壁であり、上記内側壁16の下部周縁17は外側
上方に折り返され、上記外側壁15の下部周縁18と接
合部同士で対向している。第3図のように、一方の下部
周縁18の接合面には、濤19が形成されている。この
溝19には、その全周にわたって第4図の破線2(5) 0のように閉ループを形成する導電性ワイヤ21が挿入
されたうえで、第3図の他方の下部周縁17に形成され
た突起22が嵌入されて、外側壁15と内側壁16の位
置決めがなされている。これより、上記導電性ワイヤ2
1の高周波加熱により、上記溝19と突起22の樹脂が
溶融し、第4図の破称20で示すように、上記内下部周
縁17,18の端面同士が全周溶着される。勿論、上記
とは逆に、下部周縁17に溝19を、下部周縁181C
突起22を形成してもよい。 こうして、第2図に示す外側壁15の内面に一体形成さ
れたエアクリーナ室用上部隅壁24aの下端接合面と、
内側壁16に一体形成された下部隔壁24bの上端接合
面との接合も、上記高周波加熱により同時になさnる。 他方、外側壁15に一体形成さnでエンジン冷却風収入
孔12の外周を取9囲む円筒状の冷却風ダクト(スター
タケース兼用)用上部隔壁23aの下端接合面と、内側
壁16に一体形成された下部隔壁23bの上端接合面と
の接置は、上記と同(42な導電性ワイヤを用(6) いる高周波加熱によシなされ、第4図の1点鎖線25で
示すように全周溶着される。こうして、エンジン冷却風
取入孔12の周囲を囲む第1の接合部27と、第1の接
合部27を取シ囲む第2の接合部28が形成され、内接
合部27.28間の密閉中空部が燃料タンク9となる。 このとき、両接合@l527.28のそれぞれを形成す
る閉ループ20.25は、第2図から明らかなように、
高さが異なる。すなわち、互いに興なる平面上に存在し
ているから、1回の尚周波加熱で内接合部27゜2B”
eともに溶着することもできるので、作業能率が高い。 第2図〜第4図で述べた方法によシ、第1図に示すよう
なファンハウジング7が容易に製造されるが、ここで、
上述したような製造方法に対する従来方法を簡単に説明
する。 従来、2つの樹脂部品全相互に溶接させる方法として、
その2つの樹脂部品を鉄板に対向状に押圧するとともに
、その鉄板を加熱して、上記2つの樹脂部品の接着面が
溶融しfCA−に態で、上記鉄板を素早く抜取る方法が
ある。しかし、この方法は、鎖2図で述べたように、内
側の第1の接合部27の外側に、これとの間で高さの異
なる第2の接合部28がある場合には、適用不可能であ
る。また仮に烏さ金揄えても抜取る距離が長くなって溶
着か不揃いとなる。 これに対し、この弁明の方法によれば、高さの異なる接
合部27,28の溶着會、第3図のようないわゆるイン
ロー内で行って、仕上シのきれいな接@部を容易に得る
ことができる。 もちろん、上記ワイヤによる高周波加熱に代えて、上記
ワイヤに直接電流を流して加熱してもよい。 第5図のように、ファンハウジング7内の冷却風通路3
0には、エアクリーナ室8の入口31が設けられ、かつ
エアクリーナ室8の出口32は気化器33全畑してエン
ジン本体lの燃焼室(図示せず)に導かれている。また
、上記エアクリーナ室8の入口31はこの部分を流れる
エンジン冷却風34の流nと直角状になるように形成さ
れている。35はエアクリーナ室8に配置されたクリー
ナエレメントである。 第1図において、リコイルスタータ1Oによシ被駆動プ
ーリ4が駆動され、エンジンが始動すると、エンジン冷
却ファン3により、各エンジン冷却風取入孔12から冷
却風ダクト23内のスタータ10の外周を通p、エンジ
ン本体1のシリンダ部36に流れるエンジン冷却風34
が発生し、そのシリンダ部36が冷却される。また、こ
のとき、第5図のように、エンジン冷却風34の一部が
燃焼用空気37として、エアクリーナ室8Vc吸入され
、気化器33を通る。 ところで、上記構成では、第1図のように、ファンハウ
ジング7が2重構造となって剛性が高くなるうえに、フ
ァンハウジング7内の燃料38によりエンジンの振動が
吸収されるので、ファンハウジング7からのひびり音の
発生が防止される。 また、燃料タンク9はファンハウジング7内に収納さn
るので、エンジンの外観は良好である。さらに、ファン
ハウジング7の中央のエンジン冷却(9) 風取入孔12から吸い込まれるエンジン冷却風34によ
り、燃料タンク9内の燃料38が積極的に冷却され、燃
料38の加熱が防止される。・ここで、エンジン冷却風
34は、燃料タンク9の内周壁全形成する円筒状の冷却
風ダクト23によシ円滑に導入されるので、燃料タンク
9の冷却効果が向上する。 また、リコイルスタータ10がファンハウジング7に装
着されているから、スタータケースが不要になる利点が
ある。しかも、ファンハウジング7の中央11は上記円
筒状の冷却風ダクト23PCより補強されるので、始動
操作時に大きな外力がかかるリコイルスタータ1Oが、
上記中央11の内面に強固に支持される。上記ファンハ
ウジング7の中央110強度が低いと、リコイルスター
タ10にかかる上記外力によりファンハウジング7内の
燃料タンク9にクラックや変形が生じて、燃料側れのお
それがあるので、上記補強効果は極めて重要である。な
お、冷却風ダクト23の形状は、円筒状に限定されるも
のではなく、円筒に近い円αQ 錐台状やこれに類似する形状であってもよいことは言う
までもない。 さらに、第1図において、ハウジング外側壁15は耐候
性を得るため、合成樹脂にカーボンなどを混入したもの
、または着色したもので形成される。この場合、ハウジ
ング外側壁15は不透明となる。これに対し、第1図で
は、ハウジング内側壁16を透明樹脂として、その下部
周縁17をタンク外向側に露出させることにより、燃料
タンク底部となるその部分から、燃料タンク9内の燃料
38の残量を透視可能とした。したがって、燃料ゲージ
は不要である。また、第1図のバーチカル型エンジンヲ
90°回転したようなホリゾンタル型エンジンとして使
用した場合も、上記内側壁16を透明にしておけば、燃
料タンク9内の燃料38の残量は透視可能である。 また、第5図のように、エアクリーナ室8をファンハウ
ジング7内に形成することにより、ファンハウジング7
が消音ダクトとなり、エンジン吸気音が減少する。また
、エアクリーナ室8および燃料タンク9をファンハウジ
ング7と一体形成することにより、部品点数も減少する
。 さらに、第5(3)のように、エアクリーナ室8の入口
31はエンジン冷却風34の流れと直角状に形成されて
いるので、エアクリーナ室8に吸入される燃焼用空気3
7の流れは、上記人口31V?−お、いてエンジン冷却
風34と直角状に向きを変えることになる。すなわち、
燃焼用空気37中に含まれる塵埃はその変向作用によυ
分離され、もってエンジン燃焼室(図示せず)への塵埃
の流入が極力防止される。 第6図はこの発明の他の実施例である。この例に示さn
たファンハウジング7も2重壁構造である。ただし、ハ
ウジング外側壁】5、ハウジング内側壁16は板金製で
あり、それぞれの外鍔部39と内鍔部40との全周をシ
ーム溶接により、気密に桜会し、その間の中空部を燃料
タンク9としている。41はファンハウジング7の中央
11鵞形成するりコイルスタータ10のベースであり、
冷却風ダクト23の外側開口部、つまり上記内鍔部40
に着脱自在にねじ止め(図示せず)されている。なお、
第6図において、第1図と同じものには同一符号がつけ
られている。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の一実施例にかかるファンハウジング
の一部切欠側面区I、第2図は同ファンハウジングの分
解図、第3図は同ファンハウジングの溶着部の拡大図、
第4図は同ファンハウジングの溶着部の模式平面図、第
5図は第1図のV−■線断面図、第6図はこの発明の他
の実施例にかかる要部断面図である。 2・・・クランク軸、エンジン冷却ファン、7・・・フ
ァンハウジング、8・・・エアクリーナ室、9・・・燃
料タンク、10・・・リコイルスタータ、11・・・中
央、12・・・エンジン冷却風取入孔、15・・・外側
壁、16・・・内側壁、19・・・溝、2】・・・導電
性ワイヤ、20.25・・・閉ループ、22・・・突起
、23・・・冷却風ダクト、27・・・第1の接合部、
28・・・第2の接費部。 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジン冷却ファンを覆うファンハウジングであ
    って、中央にエンジン冷却風取入孔を有し、このエンジ
    ン冷却風取入孔の周囲を2重構造として、その2重壁間
    の中空部を燃料タンクとしたエンジンのファンハウジン
    グ。
  2. (2)クリーナエレメントを収納するエアクリーナ室が
    2重壁間に形成されている特許請求の範囲第1項記載の
    エンジンのファンハウジング。
  3. (3)中央の内面にリコイルスタータが装着されている
    特許請求の範囲第1項または第2項記載のエンジンのフ
    ァンハウジング。
  4. (4)バーチカル型エンジンの上部に装着され、L半部
    を形成する外側壁が耐候性を有する合成樹脂からなり、
    下半部を形成する内側壁が透明な合成樹脂からなる特許
    請求の範囲第1項、第2項または第3項記載のエンジン
    のファンハウジング。
JP58241707A 1983-12-20 1983-12-20 エンジンのフアンハウジング Granted JPS60132033A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58241707A JPS60132033A (ja) 1983-12-20 1983-12-20 エンジンのフアンハウジング
US06/683,504 US4561386A (en) 1983-12-20 1984-12-19 Fan housing for engine
US06/683,506 US4590890A (en) 1983-12-20 1984-12-19 Fan housing for engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58241707A JPS60132033A (ja) 1983-12-20 1983-12-20 エンジンのフアンハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60132033A true JPS60132033A (ja) 1985-07-13
JPH0238772B2 JPH0238772B2 (ja) 1990-08-31

Family

ID=17078331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58241707A Granted JPS60132033A (ja) 1983-12-20 1983-12-20 エンジンのフアンハウジング

Country Status (2)

Country Link
US (2) US4590890A (ja)
JP (1) JPS60132033A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216735U (ja) * 1985-07-15 1987-01-31
JPH01149526U (ja) * 1988-04-05 1989-10-17

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6181572A (ja) * 1984-09-28 1986-04-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd 縦軸v型エンジン
US4982705A (en) * 1990-02-21 1991-01-08 Tecumseh Products Company Cam pulley and cylinder head arrangement for an overhead cam engine
US4995356A (en) * 1990-06-04 1991-02-26 Tecumseh Products Company Engine fuel tank shroud having dampened spring retainers
JPH0485986A (ja) * 1990-07-30 1992-03-18 Rohm Co Ltd 印刷回路基板
JPH0493181U (ja) * 1990-12-26 1992-08-13
US5275249A (en) * 1991-11-27 1994-01-04 Nelson Richard L Raisable hood plate mechanism
DE19635534C2 (de) * 1996-03-28 1998-07-02 Daimler Benz Ag Steuergehäusedeckel für eine Brennkraftmaschine
JP3205707B2 (ja) * 1996-10-09 2001-09-04 本田技研工業株式会社 空冷エンジン
DE29720866U1 (de) * 1997-11-25 1998-01-08 Stihl Maschf Andreas Handgeführtes Arbeitsgerät, insbesondere Motorkettensäge o.dgl.
US6247442B1 (en) * 1999-11-19 2001-06-19 Polaris Industries Inc. Combined air box, coolant reservoir and oil tank for snowmobiles
FR2934648A3 (fr) * 2008-08-04 2010-02-05 Renault Sas Assemblage sur un moteur de vehicule automobile.
US8424498B2 (en) 2009-07-23 2013-04-23 Briggs & Stratton Corporation Engine blower scroll
US8656883B2 (en) * 2011-07-20 2014-02-25 Briggs & Stratton Corporation Recoil starter assembly for an engine

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54137604U (ja) * 1978-03-13 1979-09-25
JPS5534276U (ja) * 1978-08-29 1980-03-05

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2676559A (en) * 1951-12-11 1954-04-27 Victor N Davies Outboard motor for watercraft
GB986740A (en) * 1962-10-24 1965-03-24 Honda Gijutsu Kenkyusho Kk Improvements in or relating to portable internal combustion engines
US3514930A (en) * 1966-04-07 1970-06-02 Thomas M Griffiths Mowers
DE2519842A1 (de) * 1975-05-03 1976-11-11 Fichtel & Sachs Ag Brennkraftmaschine mit geraeuschdaempfung
GB1574608A (en) * 1976-06-24 1980-09-10 Girling Ltd Reservoirs for vehicle hydraulic systems
DE8221022U1 (de) * 1982-07-23 1982-11-25 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Gehaeuse fuer brennkraftmaschine zum antrieb eines rasenmaehers

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54137604U (ja) * 1978-03-13 1979-09-25
JPS5534276U (ja) * 1978-08-29 1980-03-05

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216735U (ja) * 1985-07-15 1987-01-31
JPH036832Y2 (ja) * 1985-07-15 1991-02-20
JPH01149526U (ja) * 1988-04-05 1989-10-17

Also Published As

Publication number Publication date
US4590890A (en) 1986-05-27
US4561386A (en) 1985-12-31
JPH0238772B2 (ja) 1990-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60132033A (ja) エンジンのフアンハウジング
JP2006342684A (ja) エアクリーナ
JP2001090622A (ja) 車両用エンジンの吸気装置
US6321708B1 (en) Inlet manifold
EP1602468A2 (en) Bonding structure for surge tank, surge tank and intake manifold
JP6446199B2 (ja) フロート弁装置
JP2004156553A (ja) タンク一体型シュラウド、その製造方法およびその製造治具
JPH0254777B2 (ja)
JPH0556424U (ja) プラスチック部品端縁部接合構造
JP2004197971A (ja) ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器
JP2003035227A (ja) 内燃機関の吸気系における樹脂製容器とその製造方法
US20040256046A1 (en) Welding structure of three members
JPS63277851A (ja) 樹脂製インテ−クマニホ−ルドの製法
US7695142B2 (en) Projector having a metal plate between a bottom surface of a projector main body and a lamp unit
JPH05131964A (ja) 自動二輪車の車体フレーム構造
JPH10193966A (ja) 車両用防弾ガラス窓
JP2849774B2 (ja) 自動二輪車のポジションランプ配置構造
JPS59119055A (ja) 自動二輪車等のエアクリ−ナ−・ケ−ス製造方法
JP3330012B2 (ja) 車両用燃料タンク
JPH0229237Y2 (ja)
JPS5943133Y2 (ja) 車両用燃料タンク
JP2002326592A (ja) 自動二輪車
JPH059220Y2 (ja)
US20220090536A1 (en) Power generation device
JPS621438Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees