JPH036832Y2 - - Google Patents

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JPH036832Y2
JPH036832Y2 JP1985106979U JP10697985U JPH036832Y2 JP H036832 Y2 JPH036832 Y2 JP H036832Y2 JP 1985106979 U JP1985106979 U JP 1985106979U JP 10697985 U JP10697985 U JP 10697985U JP H036832 Y2 JPH036832 Y2 JP H036832Y2
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engine
blower
fuel tank
fuel
fan case
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、たとえば野外の観覧席の床上に散
乱せる塵芥や庭園、街路等における落葉を所定個
所に吹寄せ、回収するのに、用いられ、しかして
浮子式の気化器に代えダイヤフラム式の気化器の
使用で燃料槽をエンジン側方に設定することで本
体の高さを従来の夫れに比し短小化し、運搬・保
管等の取扱に便利で、しかも運転中での保持態勢
を自由に選定でき、なお、部品点数の低減化を所
期し得て価格の高騰化を阻止可能な可搬式エンジ
ンブロアーに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、広汎に使用されているエンジンブロアー
は、たとえば第7図、第8図にみるように、燃料
槽1,2がエンジン3,4の夫々上方に設定され
ているため、高さが巾員よりも通常、長大なのが
実情であり、また第7図にみるように、吐出側に
球状接手5を設定するか、もしくは第8図にみる
ように、曲管6と噴管7との間に可撓性材質から
なる蛇腹管8を介在させ、エンジンフロアー全体
としての均衡を保持するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の従来の技術で述べた項にあつては、エン
ジン3もしくは4に付設せる気化器が浮子形式の
ものを採用しているため高さが巾員より長大とな
り、よつてエンジンブロアー自体を容易に傾倒し
難いため、作業者にとつてはその取扱に煩雑感を
覚え、また球状接手5もしくは直線状に連結され
た曲管6、蛇腹管8、噴管7が吐出口の一側に突
出しているため、エンジンブロアー全体としての
均衡を保持し得ても、不使用時における運搬もし
くは保管に際してはその取扱に苦慮する一方、エ
ンジンブロアー全体としての部品点数の増加によ
る価格の高謄を招来し、利用者にとつては不等な
出費を余儀なくされるという問題点がある。
この考案では、前述のような課題に鑑み提案さ
れたもので、その目的とする所は、従来の製品に
比し高さを低減し、また、加圧風のより有効な利
用を図ることで、その取扱をさらに簡易化すると
共に接手、曲管、蛇腹管のような部品の節減で製
品価格の高謄の回避と、作業能率のよりよい可搬
式エンジンブロアーを提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的達成のため、この考案における可
搬式エンジンブロアーは、後方に吸入口と、この
吸入口と直交下で水平方向に開口される吐出口と
を具え、かつ送風機を収納するフアンケースと、
該フアンケース前方に並置され、前記送風機を駆
動する一方、上部にダイヤフラム式の気化器を、
下部に排気口を夫々付設した横型式のエンジン
と、このエンジンとフアンケースとの間に介装さ
れ、かつ前記吐出口と反対側でエンジンの側縁を
囲繞する燃料槽と、前記吐出口と反対側で、気化
器の近傍側方に、かつ燃料槽上方で、之と一体に
形成された把手とからなるものである。
〔実施例〕
第1図ないし第6図を参照してこの考案の実施
例を説明する。
送風機11たとえば遠心送風機を収納した二つ
割り型(一体成型でも可)のフアンケースCの後
方(第2図において上部を後方、下部を前方とす
る。)に吸入口Sを、またこの吸入口Sに対し直
交下に、しかも吸入口Sより上方でしかも水平方
向に開口される吐出口qを夫々設け、該吐出口q
に吐出管12を嵌合し、前記送風機11で生成さ
れた加圧風をこの吐出管12から吐出させると共
に、前記吸入口Sに臨ませた円形にして中央に円
盤13を有する吸入口カバーAを、前記フアンケ
ースCの後方において着脱自在(もしくは固定で
も可)に突出・並置し、この吸入口カバーAの円
周方向に沿い、第5図にみるように、多数の誘導
口gを仕切片pを介し穿設し、これら誘導口gを
介し吸入口SからフアンケースC内に空気を吸入
可能となし、また前記フアンケースCの前方に前
記送風機11を駆動する横型式のエンジンEを並
置し、該エンジンEと略同一水平面で、かつエン
ジンEとフアンケースCとの間に介装れ、しかも
前記吐出口qと反対側に設定された燃料槽Fで、
エンジンEの一部を囲繞させ、これらフアンケー
スC、エンジンE、燃料槽Fとで本考案のエンジ
ンブロアーの主要部を構成してある。しかして前
記把手14は、第1図にみるように、燃料槽Fの
上方で、湾曲状に形成され、燃料槽Fと一体に形
成し、この把手14の把持により携行可能として
ある。
前記エンジンEの上方で、かつ把手14の折曲
片bに近接してダイヤフラム式の気化器Kを設置
し、エンジンEの駆動で燃料槽F内の燃料を一定
圧力下に吐出させ、気化器Kに流入可能としてあ
る。しかしてこのダイヤフラム式の気化器Kの使
用で従来のエンジンブロアー形式におけるエンジ
ン上方に設定した形態に比し、高さを低減可能と
してあり、またフアンケースC下方に設したステ
ツプ15を作業者(図示しない)が足で押圧する
ことでエンジンEブロアー自体を一定位置に保持
でき、リコイルスタータRの操作を容易になし得
る。
前記ダイヤフラム式の気化器Kはその構造とし
て第6図にみるように、断面が皿状の保持体16
の上面に載置されたダイヤフラムdに、燃料流入
管17と燃料吐出管18とが対向・設定された蓋
体19を載置し、該蓋体19とダイヤフラムdと
で貯留室Tを形成し、またこれら保持体16、ダ
イヤフラムd、蓋体19の外周縁をボルト、ナツ
トのような止着具jで止着し、一体的な構成とす
る一方、このダイヤフラム式dの略中央に取付片
20(もしくはなくとも可)を介し昇降桿21を
固定・直立し、該昇降桿21の上端に、断面が倒
U字形で中途に通孔hの穿設された調圧弁Vの上
端内側を固定する一方、この調圧弁Vの外周面と
少許の隙間を介し対向せる誘導内筒22の一部に
通孔iを穿設すると共に、この誘導内筒22と底
部において一体に連設された誘導外筒23の上端
を、前記燃料槽Fに連通させ、なお前記保持体1
6の底部中央の凹所uと、ダイヤフラムdとの間
に張設されたコイルばねZを、上方に弾発・付勢
し、(矢印で示す)燃料流入管17から貯留室T
に流入せる燃料の圧力を、常時、一定に保持可能
となし、この一定圧力下の燃料をベンチユリー管
Q内のメインノズルNに供給可能としてある。
図中、24は排気口、25は燃料キヤツプ、2
6はスロツトルレバー、27は絞り弁、28は点
火栓、29はエンジンカバー、30はエンジンス
トツパー、31は手動ポンプである。
〔作用〕
この考案において、ステツプ15を作業者が足
で押圧してエンジンブロアーを一定位置に保持
し、リコイルスタータRの操作でエンジンEを起
動すると、このエンジンEで駆動される送風機1
1の稼動で空気が吸入口カバーAから吸入口Sを
介しフアンケースC内に吸入され、圧縮されて高
圧となつた圧縮空気が吐出口qを経て吐出管12
から大気に吐出され、たとえば観覧席の床上にお
ける塵芥、もしくは庭園、街路等における落葉を
所定位置に吹寄せる。しかしてこのダイヤフラム
式の気化器Kにおいては、エンジンEの起動に際
し、予め手動ポンプ31で燃料を貯留室Tに供給
後、絞り弁27を少許、開放し、リコイルスター
タRを作動させると、エンジンEの吸入作用がメ
インノズルNから貯留室Tに作用し、燃料槽Fか
ら燃料流入管17を介し燃料を貯留室T内に吸入
する。そしてこの吸入された燃料の圧力が所定圧
力より高いと、コイルばねZが下方に押圧される
ので、ダイヤフラムdの下方への湾曲で昇降桿2
1、調圧弁Vも一体となつて下降し、通孔hが誘
導内筒22の通孔iに一付したとき、貯留室T内
の燃料は通孔h、iを通過し、誘導外筒23側に
流入するので、貯留室T内の圧力が低下し、よつ
て再びコイルばねZの弾発力でダイヤフラムd
は、第6図の実線位置に復帰する故、貯留室T内
に吸入された燃料は常時、一定圧力下に燃料吐出
管18を経てメインノズルN側に供給され、エン
ジンEの駆動を継続することになる。
〔効果〕
この考案によれば、横型式のエンジン上方にダ
イヤフラム式の気化器が付設されているので、燃
料槽の設定位置が拘束されず、また、フアンケー
ス前方にエンジンが並置されているので、エンジ
ンブロアーの高さを低減できる一方、エンジン下
方に排気口が付設されている故、作業者が、エン
ジンから排出される熱風による火傷のような災害
を蒙る惧れがない上に、把手が気化器の近傍側方
に成されているため、エンジンの駆動に必要な調
整部材を集中的に配置でき、操作が容易となり、
さらに吐出口は水平方向に開放されている故、従
来の縦型式のエンジンによる送風機の駆動で生成
される加圧風の取出個所は、フアンケースのスク
ロール後半の位置に設定していたのに対し、横型
式のエンジンの採用と相俟つて、当該エンジンの
駆動による送風機で生成される加圧風の取出個所
をフアンケースのスクロール前半の位置に設定可
能となり、吐出口から大気に吐出される加圧風の
圧力損失に対する影響が少ないので、加圧風とし
ての利用度を、従来の縦型式のエンジンブロアー
に比しさらに向上でき、塵芥、落葉等の所定位置
への吹寄せ作業を迅速かつ確実に行い得ると共
に、把手の把持で容易に所望個所への移動がで
き、さらに従来、既存のフアンケース、送風機、
横型式のエンジン等を利用可能にして利用者にと
つては製品価格の高騰化の回避で、不必要な出費
を要しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例の正面図、第
2図は仝上平面図、第3図は第1図の−線矢
視図、第4図は第1図の−線矢視図、第5図
は第1図の背面図、第6図はダイヤフラム式気化
器およびベンチユリー管の要部断面図、第7図は
従来形式のエンジンブロアーの一部切欠いた縦断
面図、第8図は従来形式の他のエンジンブロアー
の正面図である。 C……フアンケース、E……エンジン、F……
燃料槽、K……ダイヤフラム式の気化器、q……
吐出口、S……吸入口、11……送風機、14…
…把手、24……排気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後方に吸入口Sと、この吸入口Sと直交下で水
    平方向に開口される吐出口qとを具え、かつ送風
    機11を収納するフアンケースCと、該フアンケ
    ースC前方に並置され、前記送風機11を駆動す
    る一方、上部にダイヤフラム式の気化器kを、下
    部に排気口24を夫々付設した横型式のエンジン
    Eと、このエンジンEとフアンケースCとの間に
    介装され、かつ前記吐出口qと反対側でエンジン
    Eの側縁を囲繞する燃料槽Fと、前記吐出口qと
    反対側で、気化器kの近傍側方に、かつ、燃料槽
    F上方で之と一体に形成された把手14とからな
    る可搬式エンジンブロアー。
JP1985106979U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH036832Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS426648Y1 (ja) * 1964-05-25 1967-03-29
JPS60132033A (ja) * 1983-12-20 1985-07-13 Kawasaki Heavy Ind Ltd エンジンのフアンハウジング

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