JPS60131711A - 透明導電性積層体 - Google Patents

透明導電性積層体

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JPS60131711A
JPS60131711A JP58238987A JP23898783A JPS60131711A JP S60131711 A JPS60131711 A JP S60131711A JP 58238987 A JP58238987 A JP 58238987A JP 23898783 A JP23898783 A JP 23898783A JP S60131711 A JPS60131711 A JP S60131711A
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transparent
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hydrolysis
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潔 千葉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、利用分野 本発明は透明導電性積層体に関し、更に詳しくは透明有
機高分子成型物(A)、中間層(B)及び金属酸化物よ
りなる透明導電性層(C)とから主として構成される該
積層体に関する。
b、従来技術 高度情報化社会の到来と共に、光とエレクトロニクスの
両方の特徴を利用した部品、機器の進歩は著しい。また
マイクロコンピータの飛躍的普及にともない、コンピー
タ周辺機器の革新はめざましい。これらのコンピータ入
力装置として透明タブレットの開発が進んでいる。この
構成部品の一形態として高分子基板を用いた透明電極が
用いられるが、該目的には、キーボードとしての使用形
態より高度の耐摩擦性及び透明性が要求される。
更に、出力装置としての液晶ディスプレイ、エレクトロ
ルミネッセンスディスプレイ等にも該透明電極が用いら
れるが、該目的にも同様に透明電極の耐摩擦性及び透明
性が要求される。
しかるに、有機高分子成型物の表面に金属酸化物の透明
導電性層を設けた透明導電性積層体は、高分子成型物(
多くはフィルム)の持つ侵れた透明性、可撓性、加工性
の故に多くの特徴を有する反面、透明導電性ガラスと比
較した場合、透明導電性層の耐摩擦性及び該透明S電性
積層体の透明性が劣っていた。
これはおそらく透明有機高分子成型物と金属酸化物層間
に化学結合ができにくい、或いは有機成型物の耐熱性に
限界があり金属酸化物被膜の形成時、或いは形成後に十
分な熱処理を施す事ができず、金属酸化物の結晶化が進
行しない、また光学的には基板として用いられるポリエ
ステルフィルム等の有機高分子成型物の反射がガラスと
比較して大きい等の理由によるものと思われる。
従来、特開昭52−67647号公報、特開昭52−1
16896号公報に示されるごとく、基板と透明導電膜
又は光□学薄膜の付着強度や導電性を向上させる手段″
と旨で、 Si 、SjO,Ti 02 、Sjs R
4等の中、間層を設ける事が提案されている。しかし、
ながら、かかる方法では、導電性及び付着強度が若干向
上するものの1.まだ十分でなく、しかも、光学、特性
が低下するという欠点があった。−C0発明の目的 本発明はかかる現状に鑑みなされたもので、耐久性及び
光学特性共に優れた透、引導電性積層体を目的どしたも
ので:あ、る。 、、 、d、 発、明の禍、戒 、。
本発明者らは、上述のり的、を達。感する手段と5して
、透明有機高分子成型物と透明導電層との間に設ける中
間層に着目した。。、そ5して、中間層を鋭意研究した
結果、特定の有機ケイ、素化物合物からなる新規な構成
の中間層が透明タブレツ、ト用、電極として、の使用に
耐える十分な耐久性を有し、しかも光栄特性を向上せ、
しめる効、果1が1!やごとを見出し、本発明に到達し
た。
すなわち、本発明は、透明有機高分子成型物(A)上に
中間層(8)を介して金属酸化物よりなる透明導電性層
(C)を積層した透明導電性積層体において、前記中間
層(B)が主として上式で表わされる化合物及びこれら
の加水分解により生成したオリゴマーからなる群から選
ばれた1種又は?種曇上の有機ケイ素化合物の加水分解
により生成された層(B1)を少なくとも有し、該層(
B1)が透明導電性層C)と接している。ことを特徴と
する透、明l電性積層体である。 。
(但、し、R1は水素原子又は、炭素数1〜12のアル
キル基、又は、(CH2’ ) X −N Rs T:
表わされる基を:R2は、水素原子又は炭素原子数1〜
12.のアルキル基を:R3及びR4はそれぞれ独立に
炭素原子数1〜4のアルキル基を:X及びyはそれぞれ
独立に1〜12の整数を;Wは0又は1〜2の整数を:
2は1〜3の整数をそれぞれ表わし、w+z=3である
。又、式中Rs 、Reは′それぞれ独立に水素原子、
または炭素原子数1〜4のアルキル基からなる群から選
ばれる基である。
) 本発明における透明有機高分子成型物(A)を構成する
有機高分子化合物としては、耐熱性に優れた透明な有機
高分子化合物であれば特に限定しないが、通常耐熱性と
して80℃以上、好ましくは100℃以上、特に好まし
くは120℃以上のものであって、例えば、ポリイミド
、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリパラバン
酸、ポリヒダントインを始めとし、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボ
キシレート、ポリジアリルフタレート、ポリカーボネー
ト等のポリエステル系樹脂及び芳香族ポリアミド、ポリ
アミド、ポリプロピレン、セルローストリアセテート等
が挙げられる。もちろんこれらはホモポリマー、コポリ
マーとして、又、単独又はブレンドとしても使用しうる
かかる有機高分子化合物の成型物の形状は特に限定され
るものではないが、通常シート状、フィルム状のものが
好ましく、中でもフィルム状のものは巻取り可能であり
、又連続生産が可能である為、特に好ましい。更にフィ
ルム状のものが使用される場合においては、フィルムの
厚さは6〜500μが好ましく、更には12〜125μ
が好ましい。
又、これらフィルムは本発明の特徴である透明性を損わ
ない程度において顔料を添加したり、又、表面加工例え
ばサンドマット加工等をほどこしてもよい。
本発明に用いられる金属酸化物よりなる透明導電性1(
C)としてはインジウム、錫、カドミ、ウム、ジルコニ
ウム及びチタンよりなる群から選ばれた1種以上の金属
の酸化物があげられる。これらの金属酸化物は、本来透
明な電気絶縁体であるが、■微量の不純物を含有する場
合、■わずかに酸素不足になっている場合、02種以上
の金属の酸化物である場合等に半導体になる。本発明透
明導電性被膜を構成する金属酸化物は、半導体でなけれ
ばならない−好ましい半導体金属酸化物としては、例え
ば錫をドープした酸化イ°ンジウム[(In )2−X
 (Sn )![03−y ]、アンチモンをドープし
た酸化錫[(Sn ) +=m (Sb ) m等をあ
げる事ができる。十分な導電性を得るために、゛これら
の金属酸化物被膜□の膜厚は10Å以上であることが好
ましく、30A以上であれば更に好□ましい゛。また、
十分に透明度の高い被膜を“得るためには、500A以
下である事が好ま゛しく、3□06Å以下が□より好ま
しく(。これらの半導体金属酸化物被膜をJ有機金属化
合物の少なくとも1種からなる層上に設ける方法ど□し
て、は、5■5スバッタリシグ、法。
■真、空、蒸着沫、■イ、オンプレーテ゛ごフグ法等、
の方スパッタリングは、通常の各種の、方式が用いられ
る□が、マグネトロンに□より、テラズマをターゲット
□゛盲周りに閉じ込め□て、成゛□型物基板をプ′ラズ
マムCm<4JX、m:xt<y9vアワas’u*t
、、<mいり一:−;・=■魁−tl!を一常の各−の
方λが用いられる。
例えば抵抗加熱方式、高周波、誘導加熱方式、エレクト
ロンビームによる加熱方式がある。また、金属を酸素ガ
ス雰囲気中で蒸着する反応性蒸着法もある。
イオンブレーティングは通常の各種の方式が用いられる
が、13.56 M HZの高周波電場による放電及び
直碑電場によるイ町ンの加速を行なう高周波イオンブレ
ーティング法が好まいく用いられる。
これらの方法、で得られた金属酸化物被膜の機械的特性
、或、いは化学的耐久性を向上させるために、被膜形成
時或いは形成後、に熱処理(アニーリング)を障す事が
できる。特;に、真空蒸着法では、被膜形成時、、に1
ヨとんど、形、或、物、基板表4面p加熱が行なわれな
、いため1.金属竺化物0.被膜形成後に熱処理を特徴
とする特に空気中等、酸素雰囲気中での熱処理を行なう
と、金属酸化物!&ツの酸化及び結晶化、が、進行し該
被膜8の透明性、ell械的声性、化学的耐久性が著し
く向上する、。
本発明にお番プる中間層(B、)の層(B1)を形成す
る有機ケイ素化合物は、次の式(1)で表わされる化合
物及び/又はこれらの加水分解により生成したオリゴマ
ーからなる群から選ばれる1種又は2f1の化合物であ
る。
・・・・・・・・・(1) 但し、上式において、R1は水素原子、又は炭素数1〜
12のアルキル基、 又は、下記の式(2) %式%(2) で表わされる基である。また、R2は水素原子、又は炭
素原子数1〜12のアルキル基を、R3及びR4はそれ
ぞれ独立に炭素原子数1〜4のアルキル基を、X及びy
はそれぞれ独立に1〜12の整数を、WはO又は1〜2
の整数を、2は1〜3の整−数をそれぞれ表わし、w 
+z =3である。また(2)式中Rs 、R6はそれ
ぞれ独立に水素原子、または炭素原子数1〜4のアルキ
ル基からなる群から選ばれる基である。
この中で本発明の積層体とした場合にすぐれた耐久性を
示すものとしては、官能基としてアミノ基(−NR2)
を含むものが好ましく、例えばNR2(CH2)3 5
i−(QC)−13)a 。
及び/又はNR2(CH2)s −8i −(QC2H
s )a 、− 及びまたは、NR2−(R2)2−NH−(CH2) 
3−8i −(OCI−i3) a 。
及びまたは、NR2−(CH2)2 NH−(CHz 
) a −8i (QC2Hs ) a 。
及びまたは、NR2(CH2)2−NH−(CH2)3
 Si (C卜h ) −(OCH3) 2 。
及びまたは、NR2(CH2) 2−NH(CH2)s
 Sf (CHa )−(QC2Hs )2 。
の11体及びまたはこれらの加水分解により生成した会
合度10以下のオリゴマーから成る群から選ばれる1g
!または2種以上の化合物であることが特に好ましい。
本発明に於けるit体としては該中間層(B)が前述の
中間層(B1)のみよりなる棋成に於゛Cも優れた特性
を承りが、さらに下記の中間層(B2)を中間層(B1
)と透明有tll高分子成型物(A)との間に積層する
ことにより驚くべきことに高次に透明性にすぐれた積層
体を得ることができる。 本発明における中間層(B2
)は主として高屈折率を有する酸化物を含む層であり、
好ましい酸化物としては酸化チタン又は酸化ジルコニウ
ムがあり、これらはスパッタリング法、真空蒸着法、イ
オンブレーティング法等のPVD法で形成するか、又は
主としてTi及び又はZ「を含むアルキル1ステルの加
水分解により形成することができるが、T1及び又は’
Zrを含むアルキルエステルの加水分解による方法が透
明有機高分子成型物(A)との接着性及び製膜の容易さ
の点で好ましい。
Ti及び又はzrを含むアルキルエステルとは一般式T
i a 0111 (R7)n (但しR7はアルキ゛
ル基、n、m、nは正の整数)で表わされるアルキルチ
タネート、呼びまたはZr xp (ORs )4−p
で表わされるアルキル1ルコネ」トである。
上記の一般式で表わされるアルギルチタネートのうち、
とりわけ議=・4+(旦−1)X3.n=4+(リ−:
1)X2.皇−1〜30のものが膜形成(1例えば塗工
)の容易さや得られた中間層の特性の点から好ましく用
、いられる。文の値は、単一でなく分布をもっていても
よいが、特に皇の値の分布が15以下に最大値を、有す
、るアルキルチタネート。
は塗工溶液粘度およY加水分解性におむ゛て好ましい。
上記の一般、式において、アルキル置竺基R7に炭素数
が2〜11のアルキル置換基のものは被膜形成操作、例
えば塗工の容易さ、更には加水分解速度、得られた膜の
機械的特性および透明性の点で好ましく用いられる。な
お、上記アルキルチタネートの二種以上の混合物を用い
てもよい。該ア液となし、成型−表面に塗布されると加
水分解され、それに続く縮合反応により説アルキルハイ
ド0オキサイド化し、網目構造を形成する。塗工の条件
を選ぶことにより、アルキルチタネートは酸化チタンに
近づく。
本発明の積層体を構成する有機物質を含有する酸化チタ
ン薄11ffiは、本発明の目的とする効果を発揮する
ために50重二%以上の酸化チタンが含まれていること
が好ましい。前記の如く所望とする有機成分の存在によ
る効果、を発揮するためには、有機成分が0.1重量%
以上、好ましくは0.5重最%以上含まれることが要求
される。
本発明の1611体に用いられるアルキルチタネートと
しては、例えばテトテプチルヂタネ−ト、テトラエヂル
チタネート、テトラプロビルチタネート、テトラステア
リルチタネート、テトラ−2−エチルへキシルチタネー
ト、ジイソプロボキシチタニウムビスアセヂルアセトネ
−ト等があげられ、とりわけテトラプヂルチタネート、
テトラプロピルチタネートが好ましく用いられる。これ
らのフルキルチタネートはそのまま用いてもよく、また
2重体、4重体、10重体などの予備縮合をしたものも
好ましく使用できる。
更に又これらアルキルチタネートを7セチルア七トンの
様なもので安定化させて使用してもよい。
また、上記の一般式で表わされるアルキルジルコネート
に於て、Xは炭素数1〜6のアルキル基、もしくは、ハ
ロゲン化アルキル基、フェニル基。
ビニル基、あるいは、β−ジケトン系化合物もしくはβ
−ケトエステル系化合物の残基である。また、R8は炭
素数1〜6のアルキル基であり、pは0〜4の整数であ
る。
ジルコニウム化合物としては、例えば、アセプルアセト
ンジルコニウム塩(トリブトキシジルコニウムアセチル
アセトネート、ジ、ブトキシジルコニウムジアセチルア
セトネート、モノブトキシジルコニウムドリアセチルア
セトネートなど)、ジルコニウムテトラアルコキシド(
テトラブチルジルコネート、テトラプロピルジルコネー
トなど)。
ジルコニウム−トリアルコキシ−モノアルキルアセトア
セテート(ジルコニウムートリプトキシーモノエチルア
セトアセテートなど)、ジルコニウム−ジアルコキシ−
ジアルキルアセトアセテート(ジルコニウム−ジブトキ
シ−ジエチルアセトアセテートなど)、ジルコニウム−
モノアルコキシ−トリアルキル′アセトアセテート(ジ
ルコニウム−モノブトキシ−トリエチルアセトアセテー
トなど)などがある。
これらの■i及び又はZ「のアルキルチタネートは有機
ケイ素化合物の1種又は2種以上との混合物よりなって
もよい。
これらの有機ケイ素化合物としては、例えば、ブチルシ
リケート、エチルシリケート、ブチルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリメトキシシラン。
ビニルトリ1トキシシラン、ビニルトリスβ−メトキシ
エトキシシラン、γ−メタクリロキシプ0ピルトリメト
キシシラン、フェニルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロビルトリメトキシシラン、γ−メルカプドブ
O,ピルトリメトキシシラン、N−βアミノエチルγ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プOビルメチルジェトキシシラン、ビニルトリクロルシ
ラン。
β−(3,4エボキシシクOへキシル)エチルトリメト
キシシラン、N−β(アミノエチル)−γ−アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、γ−り00プロピルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロビルトリエI−キシシ
ラン、γ−ウレイド□プロピルトリエトキシシランなど
がある。
又、これらの七ツマ−及び又はこれらの加水分解より生
成したオリゴマーからなる群から選ばれる1種又は2種
以上の有機ケイ素化合物の加水分・解により生′成され
た層←B 3)を本発明の効果を妨げない範囲で中間層
(B1)と(B2)の間に設けても良い。
又、中間B(81)を形成するに際し、(1)式の有機
ケイ素化合物に上記有機ケイ素化合物の1種以上のモノ
マー及び又はこれらの加水分解より生成したオリゴマー
からなる群から選ばれる1種又は2種以上の・有機ケイ
素化合物を本発明の効果を妨げない範囲で混合して用い
ることができる。
かかる有、”機金属化合物は、必要に応じて硬化触媒、
接着促進剤、ぬれ性□改良剤、可塑剤、各種安定剤、a
燃剤、酸化防止剤、WI剤、消泡剤及び/又、は増粘、
剤等と混合して用いることもできる。
践有機金属化合物は、そのままでも、又溶媒にとかして
使用してもよい。
かかる有機溶剤としては、例えばへキサン、シクロヘキ
サン、へブタン、オクタン、メチルシフ口ヘキサン、ト
ルエン、ベンゼン、キシレン、オクテン、ノネン、ソル
ベントナフサ、メタノール。
エタノール、イソプロパツール、ブタノール、ペンタノ
ール、シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノール
、フェノール、クレゾール、エチルエーテル、ブロービ
ルエーテル ン、ジオキザン,アセトン、シクロヘキサノン。
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン。
メチルアセテ−(・、エチルアセテート、プロピルアセ
テート、ブチルアセテート、エチルプロピオネート、メ
チルベンゾエート、氷酢酸,クロロホルム、四塩化炭素
,トリクレン、トリクロルエタン、クロルベンゼン、ジ
ブロモエタン、メチルセロソルブ、セロソルブ、セロソ
ルブアセテ−1〜等の炭化水素系,アルコール系,エー
テル系,エステル系.カルボン酸系およびハロゲン置換
炭化水素系等の有機溶剤があげられる。とりわけ、イソ
プロパツール、ブタノール、ノルマル−へキサン。
トルエン等が好ましく用いられる。これらの有機溶剤は
、単独で又は必要に応じて2種以上を混合して使用する
ことができる。更に場合によっては、含水溶剤を用いて
もよい。
該中間層は、透明有機高分子成型物上に塗布後乾燥し、
加熱,イオンボンバード或いは紫外線。
β線,γ線などの放射線により硬化させる。
また該中間層の塗布には、透明有機高分子成型物や塗工
液の形状,性質に応じてドクターナイフ。
バーコーダ−、グラビアロールツーター、カーテンコー
ター、ナイフコーターなどの公知の塗工機械を.用いる
塗工法,スプレー法,浸漬法などが用いられる。
該有機ケイ素化合物より形成される中間層(B1)の厚
さとしては、100〜1000Aが好ましく、特に20
0〜900Åが好ましい。100人未満の場合には、連
続層を形成しないため本発明・の効.果が発現されない
。又、1000人をこえると、光学特性が低下して好ま
しくない。
中間層が(B1)層と(B2)層より構成される場合の
好ましい膜厚範囲は、 中間層(B1)は、200〜1000人および中間層(
B2)は、、200〜1O00Å、特に好ましくは、中
間層(B 1)は、200〜900人および中間層(B
2)、F 300〜900人である。
又、本発明に・よる積層体は.金属酸化°物よりなる透
・明答電性層(C)上に耐スクラッチ性を向上させると
いういわゆる表面保護の目的のために保護層(D)を積
層させてもよい。
か、から保1ti(D>としては、T iO 2 # 
S n02 、S! 02 、Zr 02 、Zr 0
等や透明酸化物あるいはアクリロニトリル樹脂.スチレ
ン樹脂。
アク、リレート樹脂,ポリエステル樹脂,等の透明な有
機化合物重合体等を用いる:事ができるiかかる保護膜
(D)の厚さは透明w#電性層の特性.を・低下させな
い範囲で任意に設ける事が可能である.l :゛ □ 
“ また本発明による透明導電性積層体は、有機高分子成型
物(A)の両面に中間層(B)を介して透明導電層(C
)を積□層した構成において、他面に透明性を.損わな
い1範囲で接着性,表面硬度,光学特性等を改善する目
的で、例えば前述した中間層(B1)と同種の層や、酸
化物層,窒素物層。
硫化物層,炭化物層や有機物層を設けても良い。
e.作用 本発明の積層体は従来得られなかった優れた特性□を有
する。即ち、本発明による中間層(B1)中のアミノ基
と透明導電性117(C)を形成する金属酸化物との相
互作用により、極めて優れた耐摩耗性を有し、透明タブ
レット用途に十分利用できるものである。
黄に、従来技術においては、中IQ豹の存在により、光
学特性が低下していたが、本発明による中間層(B 1
)′では、逆に光学特性が向上し、中間層(B1)及び
(B2)の二層構成の中間層とすることにより、極めて
優れた光学特性を有する透明導電性積層体を得ることが
できるものである。
本発明の透明導電性積層体は、透明キーボード用電極と
して適しているだけでなく、得られた製品は例えば、電
子写真、帯電防止材料9面発熱体。
固体ディスプレイ、光メモリ−、光電変換素子。
光通信、光情報処理、太陽エネルギー利用材料等と広い
用途を有する。
以下、実施例をあげて本発明の効果を更に具体的に説明
ず゛る。なお、例中の部は重量部である。
実施例1及び比較例1 100μTrL厚のポリエチレンテレフタレートフィル
ムの片面に、 NH2で表わされる化合物の加水分解により生成した3
量体会合物の゛ブタノール、イソプロパツール混合アル
コール系溶液(8度0.6重量%)をバーコーターで2
塗布し、120℃ぐ1分□間乾燥した。
乾燥後の薄膜は500人であった。 ゛ ・該サンプル
を直流マグネトロンスバツ゛り装置内の基板保持台に固
定し、真空度2 ’X 10’5 ’T Orrに真空
槽を排気した。その後、A’r10z’混合1”ガス(
0225%)を槽内に導入し、真空度を5X10−37
0rr[保った後、In/Sn合金(Sn 5重■%)
よりなるターゲットを用い反応性スパッタリングでIn
 2O3”/Sn”O2(ITO)膜を形成した。膜形
成速度は約15人/ secであり、膜厚は200A−
t’あった。該サンプルの特性は、波長550厘におけ
る透過率87%、抵抗490Ω/口であった。
又、上述の実施例1に対し比較例1として同じ厚さのポ
リエチレンテレフタレートフィルムに塗工膜を形成せず
に直接1TO膜を厚さ一200Åに最成した。そ゛のサ
ンプル特性は、前記透過率83%、抵抗570Ω/口で
あった。□ 各サンプルについて、ITOWA面同志をスペーサーに
より100μTrL間隔になる様に対向させた透゛ 先
端が7Rのシリコンゴム、製のロッド(重仝20Gg)
を連続的にソレノイ下で透明スイッチ上に一自由落下さ
往た(ストローク0.5m+)。0ツドが落下する毎に
スイッチが押され、定電−電゛源により1yaAがスイ
ッチに流れる。透明スイッチが押された時のパルス上の
波形をシンクロスコープにより観測しながら、スイッチ
寿命を調べた。波形が観測されなくなパたiをスイッチ
の寿命とした塗工液を塗布した実施例1は、’ioo万
回押した後も波形には大き゛な層化はみられなかった(
寿命゛は100万回以上)。しかし−工iのない比較例
1は、5万回で波形が乱れ、2O万で波形が観測されな
くなった(寿命20万回)。
、・ 実施例2及び比較例2.3.4 75μTrL厚のポリエチレンテレフタレートフィルム
上に分子式(C2H5O) 3−8i −Ca I」5
NH2で表わされる化合物の加水分解により生成した会
合度5のオリゴマーの0.31g1%含有のメタノール
、エタノール、イソプロパツール混合アルコール系溶液
をグラビアロールコータ−で両面塗布し、150℃で1
分間乾燥した。乾燥後の膜厚は約200八であった。
該サンプルを真空蒸着装置内に設置し、Arガスのグロ
ー放電によるイオンボンバード処理後、Inz0395
部、3n 025部によりなる混合物を5 x 10’
i T orr下で120八/ seaの析出速度で蒸
着した。金属酸化物の膜厚は220八であった。
、 該、膜は波長55.0.nmでの光透過率が38%
、抵抗20′にΩ/口であり、150℃で熱処理した所
、該光透、過率、が85%、抵抗が480にΩ/口でな
った。
以上の惠施例2に対−1以下のように比較例2゜3.4
のサンプルを作晟評価した。
、 比較例2として同じ75μm厚のポリエチレンテレ
フタレートフィルム上にモノメチルポリシロキサン0.
2ffi1%含有のエタノール・イソプロパツール溶液
をグラビア口、−1ルコーターで塗布し、150℃で1
分l乾燥した。□乾燥後の膜厚は150人である。
比較例3として同じ75μm厚さのポリエチレンテレフ
タレートフィルム上に、1m’(B’ 2)の一つであ
るテトラブチルチタネート(日本1曹達株式会社製)1
重量%含有のイソプロパツール溶液をグラビアロールコ
ータ−で塗布し、150℃で1分間乾燥した。乾燥後の
膜厚は約200人である。
前記比較例2.3のサンプル及び比較例4として塗工液
を塗布しないポリエチレンテレフタレートフィルム上に
、実施例2と同じ条件でITO膜を・形成した。モノメ
チルポリシロキサン塗工液を塗布した比較例2は波長5
50mg+での透過率84%、抵抗480Ω/口、テト
ラブチルチタネート塗工液を塗布した比較例3は該透過
率82%、抵抗4JIOΩ/口、また塗工液無しの比較
例4は該透過率83%、抵抗550Ω/口でありた。
これらのサンプルをり0ツクメーターCTOYO8EI
KI製)にて1009/jの荷重下で摩擦した時の抵抗
変化を第1表に示す。なお、評価は、rf111I前の
抵抗R0に対する10回摩擦後の抵抗R10及び100
回mmmの抵抗R100の比1(1G/RO。
R100/ Roで行なった。
実施例2から!!(81)を設けることにより極めて耐
摩擦性が優れた透明導電性積層体が得られることがわか
る。
実施例3〜13.比較例5〜12 75μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムLに
(B1)層のみ、(82)層のみ、(B i)層および
(82)iiの2層の各構成の中m層を下記の方法で形
成した。(B1)層は(0211SO)3−8i Ca
 Ha NHCH2CH2NH2で表わされる化合物の
加水分解により生成した3量体会合物のブタノール、イ
ソプロパツール混合アルコール系溶液をグラビアロール
コータ−で塗布し、150℃で1分間乾燥することによ
り形成した。
(B2)層は、塗工液のII痕を変えた以外は比較例3
と同様な方法で形成した。(B1)層および(82)層
の膜厚は、塗工液の11度を変えることにより変化させ
た。各サンプルの(81)Iiおよび(B2)IIの膜
厚条件および波長550n−での光透過率の測定結果を
第2表に示す。
本発明による(81)層を設けることにより、第2表 透過率は、最高81%まで上がり更に(81)[5及び
(82)層の211構成とすることにより、最高90%
まで向上した透明導電性積層体体が得られた。
(Bl)I及び(82)Illを設番ノたものの耐久性
は、(81)層のみを設けたものの耐久性と比較して、
はとんど差がなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、゛ 透明有m高分子成型物(A)上に中間層(B)
    を−介して金属酸化物よりなる透明導電性層′(C)を
    ′■した透明等電性積層体において□、前記11111
    !(B)が主として□下式1表わされる化合物及びこれ
    らの加水分解により生成したオリゴマ機り°イ素化合物
    の加水分解により生成された層(B1)を少なくとも有
    し、該[5(81)が透明導電性層(C)と接している
    ことを特徴とする透明等電性積層体。 (但し、R1は水素原子又は゛、炭素数1〜12のアル
    キル基、又は、−(CH2)X−N−Rsで表わされる
    基を:R2は、水素原子又は炭素原子数1〜12のアル
    隷ル基を:R3及びR・はそれでれ独立に炭素原子数1
    〜4のアルキル基を;X及び■はそれぞれ独立に1〜1
    2メ整数を:、は0又′iマ1〜2の整数を:lは1〜
    3の整数をそれぞれ表わし、W+Z=3である。又、式
    中Rs 、Reはそれぞれ独立に水素原子、または炭素
    原子数′1〜4のアルキル基からなる群から選ばれる基
    である。 ) 2、−2中間層([3)が前記1!i(B+)と主とし
    て酸化チタン及び/又は酸化ジルコニウムを含む層(B
    2)の2層からなる特許請求の範囲第1項記載の透明導
    電性8に鰭体。 j、前記−(’Bs)が、官能基としてアミノ基(−N
    H2’)を含む有機ケイ素化合物め単量体及び/又はこ
    れらの加水分□解により生成した会合度10以□下のオ
    リゴマ□−f’sらなる群から選ばれた1種又は2種以
    、Eの有機ケイ素化合物の加水分解により□生成酸され
    た待am−の範囲第11項又は第2項記載の透明導電性
    積層体。 4、 該In(Bz)が、主としてTi及び又はZ「を
    含むアルギルエステルの加水分解により生成された特許
    請求の範囲第2項又は第3項記載の透明導電性積層体。
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