JPS6012249Y2 - フライバツクトランス - Google Patents
フライバツクトランスInfo
- Publication number
- JPS6012249Y2 JPS6012249Y2 JP4516980U JP4516980U JPS6012249Y2 JP S6012249 Y2 JPS6012249 Y2 JP S6012249Y2 JP 4516980 U JP4516980 U JP 4516980U JP 4516980 U JP4516980 U JP 4516980U JP S6012249 Y2 JPS6012249 Y2 JP S6012249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- mounting body
- high voltage
- coil
- rectifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は整流器内蔵形のフライバックトランスに係り、
品質の安定化を計り、修理の容易なしかも生産性に優れ
たものを提供しようとするものである。
品質の安定化を計り、修理の容易なしかも生産性に優れ
たものを提供しようとするものである。
従来のこの種のフライバックトランスとしては第1図〜
第4図に示すように構成されていた。
第4図に示すように構成されていた。
すなわち、下端に端子ピン1を植設したコイルボビン2
に低圧コイル3と高圧コイル4を巻装し、このコイルボ
ビン2に整流器5や抵抗器6を組込んだ部品取付体7を
下部に突出した筒状部8を用いて組込み、このコイルボ
ビン2および部品取付体7にコア9を組込んで締付金具
10により固定し、上記高圧コイル4の高圧リードと整
流器5を接続し、整流器5と抵抗器6を接続し、抵抗器
6と高圧出力リード線11とを半田付けなどで接続して
絶縁ケース12に収納し、この絶縁ケース12に底板1
3を取付け、この底板13の注入口14から絶縁充填材
15を充填して構成されていた。
に低圧コイル3と高圧コイル4を巻装し、このコイルボ
ビン2に整流器5や抵抗器6を組込んだ部品取付体7を
下部に突出した筒状部8を用いて組込み、このコイルボ
ビン2および部品取付体7にコア9を組込んで締付金具
10により固定し、上記高圧コイル4の高圧リードと整
流器5を接続し、整流器5と抵抗器6を接続し、抵抗器
6と高圧出力リード線11とを半田付けなどで接続して
絶縁ケース12に収納し、この絶縁ケース12に底板1
3を取付け、この底板13の注入口14から絶縁充填材
15を充填して構成されていた。
この構成によれば、コイルボビン2と部品取付体7との
結合やコア9と締付金具10の組込みなど手作業に負う
ところが多く、作業性の悪いものとなっていた。
結合やコア9と締付金具10の組込みなど手作業に負う
ところが多く、作業性の悪いものとなっていた。
また、高圧コイル4の高圧リードと整流器5との配線、
半田付後、絶縁ケース12に収納するため組立作業中に
断線不良を引き起すことが多く、製品歩留りの悪いもの
となっていた。
半田付後、絶縁ケース12に収納するため組立作業中に
断線不良を引き起すことが多く、製品歩留りの悪いもの
となっていた。
さらに、整流器5などの回路部品が絶縁ケース12に収
納されているため、絶縁充填材15が充填された最終検
査において不良が発見されたり、ユーザに納入した後の
工程で故障が生じたとしてもその修理ができず、不良品
として廃棄処分しなければならないといった欠点があっ
た。
納されているため、絶縁充填材15が充填された最終検
査において不良が発見されたり、ユーザに納入した後の
工程で故障が生じたとしてもその修理ができず、不良品
として廃棄処分しなければならないといった欠点があっ
た。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以下、本考案の実施例を図面第5図〜第7図により説明
する。
する。
16は上下端の肉厚の鍔17.18に端子ピン19.1
9’を植設し、この両鍔17,18間に多数の肉薄の鍔
20を設けて構成したコイルボビンで、このコイルボビ
ン16には低圧コイル21と、分割巻きされた高圧コイ
ル22が巻装されている。
9’を植設し、この両鍔17,18間に多数の肉薄の鍔
20を設けて構成したコイルボビンで、このコイルボビ
ン16には低圧コイル21と、分割巻きされた高圧コイ
ル22が巻装されている。
そして低圧コイル21の引出リードと高圧コイル22の
低圧リードは下端の鍔17の複数の端子ピン19に接続
され、高圧コイル22の高圧リードは上端の鍔18の端
子ピン19に接続されている。
低圧リードは下端の鍔17の複数の端子ピン19に接続
され、高圧コイル22の高圧リードは上端の鍔18の端
子ピン19に接続されている。
このコイルボビン16にコ字状に形成された2個のコア
23を組込み、締付金具24によって固定したものを絶
縁ケース25に収納し、この絶縁ケース25の開口部に
底板26を組込みこの底板26に設けた注入口27より
絶縁充填物28を注入し、硬化させてトランス部29を
構成している。
23を組込み、締付金具24によって固定したものを絶
縁ケース25に収納し、この絶縁ケース25の開口部に
底板26を組込みこの底板26に設けた注入口27より
絶縁充填物28を注入し、硬化させてトランス部29を
構成している。
なお、端子ピン19.19’は底板26や絶縁ケース2
5より突出して外部に引出されている。
5より突出して外部に引出されている。
上記トランス部29の上部にはキャップ状の部品取付体
30が結合されている。
30が結合されている。
この部品取付体30は弾性を有する合成樹脂によって成
形され、下部内壁に絶縁ケースに嵌合し、この絶縁ケー
ス25の外周壁に設けた突部31とまはり合う凹部32
をもった嵌合筒部33をもち、その上部に部品収納部3
4を備えている。
形され、下部内壁に絶縁ケースに嵌合し、この絶縁ケー
ス25の外周壁に設けた突部31とまはり合う凹部32
をもった嵌合筒部33をもち、その上部に部品収納部3
4を備えている。
この部品収納部34には端子ピン19′がはまりこんで
電気的に導通されるソケットピン35と、整流器36、
抵抗器37を固定する固定リブ38.39が設けられて
おり、この固定リブ38.39によって弾力的に保持さ
れるように整流器36、抵抗器37を取付けている。
電気的に導通されるソケットピン35と、整流器36、
抵抗器37を固定する固定リブ38.39が設けられて
おり、この固定リブ38.39によって弾力的に保持さ
れるように整流器36、抵抗器37を取付けている。
そしてソケットピン35と整流器36、整流器36と抵
抗器37、抵抗器37とアノードキャップに接続される
高圧リード線40を電気的に接続していた。
抗器37、抵抗器37とアノードキャップに接続される
高圧リード線40を電気的に接続していた。
この高圧リード線40は部品取付体30の部品収納部3
4の一部に一端をはめこんで配線されている。
4の一部に一端をはめこんで配線されている。
この部品取付体30、ソケットピン35、整流器36、
抵抗器37、高圧リード線40によって回路部41を構
成している。
抵抗器37、高圧リード線40によって回路部41を構
成している。
以上のように本考案のフライバックトランスは、トラン
ス部と回路部を分離した構成としたため、トランス部の
組立が簡単で自動組立てを計ることも可能となって組立
てにおける作業性の向上が計れ、高圧コイルのリードの
断線の発生も著しく減少でき、信頼性に富み製品歩留り
の大幅な向上が計れる。
ス部と回路部を分離した構成としたため、トランス部の
組立が簡単で自動組立てを計ることも可能となって組立
てにおける作業性の向上が計れ、高圧コイルのリードの
断線の発生も著しく減少でき、信頼性に富み製品歩留り
の大幅な向上が計れる。
しかも、回路部も部品取付体に整流器や抵抗器などを組
込んで配線できるため、作業性の向上が計れ、また、回
路部品の不良発生やコープに納入した後の工程で故障が
生じたとしてもその部分の修理が部品取付体をトランス
部から分離することで行なえるため容易となり、再生利
用が計れて資源の有効利用が計れることになり、実用的
価値の大なるものである。
込んで配線できるため、作業性の向上が計れ、また、回
路部品の不良発生やコープに納入した後の工程で故障が
生じたとしてもその部分の修理が部品取付体をトランス
部から分離することで行なえるため容易となり、再生利
用が計れて資源の有効利用が計れることになり、実用的
価値の大なるものである。
第1図は従来のフライバックトランスを示す上面図、第
2図は同断面図、第3図は同フライバックトランスに用
いる部品取付体の下面図、第4図は同部品取付体とコイ
ルボビンの分解正面図、第5図は本考案のフライバック
トランスの一実施例を示す上面図、第6図は同断面図、
第7図は同要部の拡大断面図である。 16・・・・・・コイルボビン、17,18・・・・・
・鍔、19.19’・・・・・・端子ピン、20・・・
・・・鍔、21・・・・・・低圧コイル、22・・・・
・・高圧コイル、23・・・・・・コア、24・・・・
・・締付金具、25・・・・・・絶縁ケース、26・・
・・・・底板、27・・・・・・注入口、28・・・・
・・絶縁充填物、29・・・・・・トランス部、30・
・・・・・部品取付体、31・・・・・・突部、32・
・・・・・凹部、33・・・・・・嵌合筒部、34・・
・・・・部品収納部、35・・・・・・ソケットピン、
36・・・・・・整流器、37・・・・・・抵抗器、3
8,39・・・・・・固定リブ、40・・・・・・高圧
リード線、41・・・・・・回路部。
2図は同断面図、第3図は同フライバックトランスに用
いる部品取付体の下面図、第4図は同部品取付体とコイ
ルボビンの分解正面図、第5図は本考案のフライバック
トランスの一実施例を示す上面図、第6図は同断面図、
第7図は同要部の拡大断面図である。 16・・・・・・コイルボビン、17,18・・・・・
・鍔、19.19’・・・・・・端子ピン、20・・・
・・・鍔、21・・・・・・低圧コイル、22・・・・
・・高圧コイル、23・・・・・・コア、24・・・・
・・締付金具、25・・・・・・絶縁ケース、26・・
・・・・底板、27・・・・・・注入口、28・・・・
・・絶縁充填物、29・・・・・・トランス部、30・
・・・・・部品取付体、31・・・・・・突部、32・
・・・・・凹部、33・・・・・・嵌合筒部、34・・
・・・・部品収納部、35・・・・・・ソケットピン、
36・・・・・・整流器、37・・・・・・抵抗器、3
8,39・・・・・・固定リブ、40・・・・・・高圧
リード線、41・・・・・・回路部。
Claims (1)
- コアに低圧コイルと高圧コイルを巻装したコイルボビン
を組込んで絶縁ケースに絶縁充填物とともに収納したト
ランス部と、このトランス部の上部に嵌合され、内部に
整流器などの回路部品と高圧リード線を備えたキャップ
状の部品取付体よりなる回路部とより構成し、上記トラ
ンス部の上面に高圧コイルの高圧リードに接続される端
子ピンを設け、回路部の部品取付体に上記端子ピンとは
まり合って電気的導通を計るソケットピンを設けてなる
フライバックトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4516980U JPS6012249Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | フライバツクトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4516980U JPS6012249Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | フライバツクトランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56145820U JPS56145820U (ja) | 1981-11-04 |
JPS6012249Y2 true JPS6012249Y2 (ja) | 1985-04-20 |
Family
ID=29640327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4516980U Expired JPS6012249Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | フライバツクトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012249Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-02 JP JP4516980U patent/JPS6012249Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56145820U (ja) | 1981-11-04 |
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