JPS5818257Y2 - フライバツクトランス - Google Patents
フライバツクトランスInfo
- Publication number
- JPS5818257Y2 JPS5818257Y2 JP1978119573U JP11957378U JPS5818257Y2 JP S5818257 Y2 JPS5818257 Y2 JP S5818257Y2 JP 1978119573 U JP1978119573 U JP 1978119573U JP 11957378 U JP11957378 U JP 11957378U JP S5818257 Y2 JPS5818257 Y2 JP S5818257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- flyback transformer
- hole
- mounting base
- metal terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジョン受像機等に用いられるフライバッ
クトランスの改良に関するものである。
クトランスの改良に関するものである。
従来からフライバックトランスの小型化等を目的として
高圧コイルを複数個に分割して巻回し、各分割コイル間
にダイオードを直列に挿入してなるフライバックトラン
スが特公昭５２−３６２４６号公報等で公知である。
高圧コイルを複数個に分割して巻回し、各分割コイル間
にダイオードを直列に挿入してなるフライバックトラン
スが特公昭５２−３６２４６号公報等で公知である。
ところで斯種のフライバックトランスでは、高圧ボビン
に設けた端子取付台に金属端子を差込挿入し、この金属
端子に分割コイル及びダイオードのリード線をそれぞれ
巻付けるとともに半田付けして両者の電気的接続をなし
、さらにこの外周に絶縁性樹脂をモールドしているが、
この場合端子取付台に予め穿設された端子挿入孔が金属
端子の挿入時に完全に塞がれず、この端子挿入孔の底部
に空隙ができ、しかもこの端子挿入孔の開口部は金属端
子で密閉されているため樹脂モールド時に端子挿入孔底
部の空隙にまで絶縁性樹脂が充填されないことがあり、
このため空隙内でコロナ放電を生じ受像機画面にノイズ
が現われることがあった。
に設けた端子取付台に金属端子を差込挿入し、この金属
端子に分割コイル及びダイオードのリード線をそれぞれ
巻付けるとともに半田付けして両者の電気的接続をなし
、さらにこの外周に絶縁性樹脂をモールドしているが、
この場合端子取付台に予め穿設された端子挿入孔が金属
端子の挿入時に完全に塞がれず、この端子挿入孔の底部
に空隙ができ、しかもこの端子挿入孔の開口部は金属端
子で密閉されているため樹脂モールド時に端子挿入孔底
部の空隙にまで絶縁性樹脂が充填されないことがあり、
このため空隙内でコロナ放電を生じ受像機画面にノイズ
が現われることがあった。
本考案はこのような点に鑑みなされたものであり、樹脂
モールド時に端子取付孔の内部まで確実に樹脂が充填さ
れ空隙を生じないフライバックトランスを提供するもの
である。
モールド時に端子取付孔の内部まで確実に樹脂が充填さ
れ空隙を生じないフライバックトランスを提供するもの
である。
以下図面に示す実施例に従って本考案を説明する。
第１図及び第２図は本考案のフライバックトランスに用
いられる高圧ボビンの一例を示し、ここで１は円筒状の
高圧ボビン本体であり、このボビン本体１の外周には分
割コイル巻回用の巻溝を形成する鍔２と端子取付用の端
子取付台３が一体に設けられ、さらにこの端子取付台３
には端子挿入用の貫通孔４が穿設されている。
いられる高圧ボビンの一例を示し、ここで１は円筒状の
高圧ボビン本体であり、このボビン本体１の外周には分
割コイル巻回用の巻溝を形成する鍔２と端子取付用の端
子取付台３が一体に設けられ、さらにこの端子取付台３
には端子挿入用の貫通孔４が穿設されている。
この場合端子挿入用貫通孔４の内径は金属端子５の外径
にほぼ等しく形成され、従って端子挿入時には金属端子
５は端子取付台３に強固に保持され容易には脱落しない
。
にほぼ等しく形成され、従って端子挿入時には金属端子
５は端子取付台３に強固に保持され容易には脱落しない
。
またこのような高圧ボビンに分割コイルを巻回しこのコ
イルのリード線をダイオードのリード線とともに金属端
子５に巻付は接続した後にその外周を絶縁性樹脂でモー
ルドした際に、この絶縁性樹脂がボビン本体１の内面か
ら貫通孔４に注入されて金属端子６の底面まで充填され
空隙は生じない。
イルのリード線をダイオードのリード線とともに金属端
子５に巻付は接続した後にその外周を絶縁性樹脂でモー
ルドした際に、この絶縁性樹脂がボビン本体１の内面か
ら貫通孔４に注入されて金属端子６の底面まで充填され
空隙は生じない。
本考案のフライバックトランスによれば、上記のように
高圧ボビン本体の端子取付台に端子挿入用の貫通孔を設
けているため、樹脂モールド時にはボビンの内面から絶
縁性樹脂が確実に充填され、金属端子の周辺に空隙が形
成されることなく、それ放下所望なノイズを発生するこ
ともなくなる。
高圧ボビン本体の端子取付台に端子挿入用の貫通孔を設
けているため、樹脂モールド時にはボビンの内面から絶
縁性樹脂が確実に充填され、金属端子の周辺に空隙が形
成されることなく、それ放下所望なノイズを発生するこ
ともなくなる。
第１図は本考案のフライバックトランスに使用される高
圧コイルボビンの正面図、第２図は第１図におけるＡ−
Ａ’線断面図である。 １・・・・・・高圧ボビン本体、 ３・・・・・・端子取付台、 ・・・・・・端子挿入用貫通子し
圧コイルボビンの正面図、第２図は第１図におけるＡ−
Ａ’線断面図である。 １・・・・・・高圧ボビン本体、 ３・・・・・・端子取付台、 ・・・・・・端子挿入用貫通子し
Claims (1)
- 外周を絶縁性樹脂にてモールドしてなるフライバックト
ランスにおいて、高圧ボビン本体に形成した端子取付台
に端子挿入用の貫通孔を設けたことを特徴とするフライ
バックトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978119573U JPS5818257Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | フライバツクトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978119573U JPS5818257Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | フライバツクトランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5537241U JPS5537241U (ja) | 1980-03-10 |
| JPS5818257Y2 true JPS5818257Y2 (ja) | 1983-04-13 |
Family
ID=29074972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978119573U Expired JPS5818257Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | フライバツクトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818257Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5629928Y2 (ja) * | 1977-04-08 | 1981-07-16 |
-
1978
- 1978-08-30 JP JP1978119573U patent/JPS5818257Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5537241U (ja) | 1980-03-10 |
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