JPS6138395Y2 - - Google Patents

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JPS6138395Y2
JPS6138395Y2 JP1980001625U JP162580U JPS6138395Y2 JP S6138395 Y2 JPS6138395 Y2 JP S6138395Y2 JP 1980001625 U JP1980001625 U JP 1980001625U JP 162580 U JP162580 U JP 162580U JP S6138395 Y2 JPS6138395 Y2 JP S6138395Y2
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JP
Japan
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lead wire
high voltage
voltage rectifier
case
voltage lead
Prior art date
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JP1980001625U
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JPS56102994U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジヨン受像機等に用いる高圧
整流装置に係り、特にフライバツクトランスと共
に絶縁ケース中にモールドするのに適した高圧整
流装置に関する。
以下の説明からより具体的に把握されるように
本考案の目的は、高圧整流装置の絶縁モールドケ
ースの形状及び高圧リード線と内部回路部品との
接続金具に十分な工夫を凝らすことによつてその
作業性と信頼性の向上を計らんとするものであ
る。
以下まず、本考案の従来例につき、一例として
テレビジヨン受像機のフライバツクトランスの高
圧出力を整流し、ブラウン管のアノードに直流高
電圧を印加する多倍圧整流装置を例にとつて説明
する。この装置1は、回路的には第1図に図示せ
る如くダイオードD1,D2及びD3とコンデンサ
C1,C2とで形成されており、その出力は電流制
御抵抗2を介して高圧リード線3に接続される。
そしてこの回路部品は、フライバツクトランスコ
イル(図示せず)と共に第2図に図示せる如き絶
縁モールドケース4中のそれぞれ別個の収納室
5,6中で絶縁モールドし信頼性の向上を計つて
いる。
第2図において、5はフライバツクトランスコ
イル収納室を、6は多倍圧整流回路部品収納室を
夫々示している。
このような従来装置において、前記電流制限抵
抗2と高圧リード線3との接続は、第3図に斜視
図で表わす如く、ダイオードD3と電流制限抵抗
2を各々のリード線の剛性を利用して図示の如く
L字状となるように半田付して中吊となし、前記
抵抗2のリード線の遊端を別途絶縁モールドケー
ス4内に底部透孔7を貫通して仮保持してなる高
圧リード線3の裸芯線にろう着することによつて
仮保持したまゝで全体を樹脂モールドすることに
よつて行つている。しかし乍ら、このような従来
例においては、各部品の位置、特に前記抵抗2と
高圧リード線3との接続部8、或は前記抵抗2と
ダイオードD3とのろう着部9の仮固定がそれぞ
れの部品等のリード線の剛性等に依存するため
に、モールド樹脂の流入圧を受けて移動し易す
く、前記接続部8或はろう着部9が多倍圧整流回
路ブロツクに接近し、或は接触することによつて
電気的破壊を招来するばかりでなく、部品中吊の
作業を不可避とするため、作業性及び信頼性の悪
化を来たす等の欠点を免れ得ない。
本考案は、このような従来例の諸欠点に鑑みな
されたものである。
以下、本考案装置の詳細を第4図乃至第7図を
参照しつつ説明する。以下の説明において、第1
乃至第3図図示の構成と同じ要素には、同じ符号
を付し、その説明を流用する。
第4図は、第2図の如き絶縁モールドケース4
の多倍圧整流回路部品収納室6に本考案を実施し
た一実施例の斜視図、第5図はその要部断面図を
表わすものである。
11は、その中空部12に高圧リード線を保持
固定し底部13に接続用の鍔付ピン20を貫通固
定する截頭円錐筒を示し、該円錐筒は絶縁ケース
4と一体に成型される。
前記中空部12の底部13側には、第4図、第
5図に図示せる如き肉厚片14,14及び14を
一体に成型し漸次その内径が小さくなるように設
定し、底部13の近傍においては、高圧リード線
3を挾持し得るようにその内径が高圧リード線3
の外径よりも極く僅かに短くなるように設定す
る。
前記円錐筒11は、その開放端側で高圧リード
線と密着せず、高圧リード線を任意の方向に相当
の裕度を持つて曲げ得るように配慮してあるが、
実用上有底円筒に置換し、その内径のみを底部方
向(第4図で上方)に向つて漸減する構成をとつ
ても差支えない。第7図は、前記鍔付ピン20の
斜視図を表わすものである。この鍔付ピン20
は、鍔21を境として一側に棒状の接続端子22
を、他側に尖頭針状の尖頭端子23を備え、前記
尖頭端子23をして上記絶縁モールドケース4の
截頭円錐筒11の底部13を貫通せしめ、鍔21
の下面が、底部13に密着した状態で固定する。
次に固定した接続端子22に上記電流制限抵抗2
の遊端リード線15をろう付すると共に、截頭円
錐筒11の外方の開口からダイアケーブル、芯線
を軸方向に直角の面で切断した高圧ケーブル3を
挿入して行き、その芯線が尖頭端子23に当接し
た状態で更に20〜50Kgの加重をかけて圧入し、上
記尖頭端子23が芯線の略中央に圧入固定される
ようにする。
その後、多倍圧整流回路部品、電流制限抵抗及
び上記鍔付ピン20の接続端子22とを共にモー
ルド樹脂にて絶縁モールドし、各部品及び高圧リ
ード線と電流制限抵抗との接続点等を固定したま
まで一体に封入モールドする。
前記接続端子22は、角棒状であつてもよい
が、いずれの場合であつてもその先端をY字状に
整形し半田付し易い形状としておく。なお、高圧
リード線3の芯線に尖頭端子23を圧入した後、
両者間に高圧をかけ両者の放電熔着を計り、接続
をより強固にしてから樹脂モールド処理を施して
もよい。
本考案は上述の如き構成であるから、電流制限
抵抗と高圧リード線との接続が所定の位置で確実
に行なわれるので、作業性がよく、又、接続が強
固で且つ樹脂モールド時にも流入樹脂等によつて
高圧出力端部の位置が不特定に移動することもな
く、高圧出力端部がモールド中に不用意に整流ブ
ロツク側に移動し絶縁不良或は電気的破壊を招来
する等、従来例の諸欠点が一掃されるので信頼性
のよい高圧整流装置を実現することが出来る。ま
た、截頭円錐筒11は絶縁モールドケース4の内
方に位置するので、スペース的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来装置に係り、第1図は
多倍圧整流回路、第2図は絶縁モールドケースの
斜視図、第3図は高圧整流装置の斜視図である。
第4図乃至第7図はいずれも本考案の高圧整流装
置に係り、第4図は装置要部の斜視図、第5図は
要部断面図、第6図は要部底面図、第7図は鍔付
ピンの斜視図である。 4……絶縁モールドケース、2……電流制限抵
抗、11……截頭円錐筒、20……鍔付ピン、3
……高圧リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内部に底部を、ケース面上に開口を夫々
    備え、中空部の開口側の内径が前記中空部に圧入
    される高圧リード線の外径よりも大きく、前記中
    空部の底部側の内径が漸次小さくなる円筒が一体
    成型された、高圧整流回路部品を収納しモールド
    する絶縁ケースと、前記底部に密着する鍔の一側
    に前記高圧整流部品と接続した接続端子を、他側
    に前記高圧リード線の芯線に圧入した尖頭端子を
    夫々有する鍔付ピンとを備える高圧整流装置。
JP1980001625U 1980-01-10 1980-01-10 Expired JPS6138395Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980001625U JPS6138395Y2 (ja) 1980-01-10 1980-01-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980001625U JPS6138395Y2 (ja) 1980-01-10 1980-01-10

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Publication Number Publication Date
JPS56102994U JPS56102994U (ja) 1981-08-12
JPS6138395Y2 true JPS6138395Y2 (ja) 1986-11-06

Family

ID=29598505

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JP1980001625U Expired JPS6138395Y2 (ja) 1980-01-10 1980-01-10

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JP (1) JPS6138395Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148626U (ja) * 1974-10-09 1976-04-12

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JPS56102994U (ja) 1981-08-12

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