JPH0536258Y2 - - Google Patents

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JPH0536258Y2
JPH0536258Y2 JP1985014590U JP1459085U JPH0536258Y2 JP H0536258 Y2 JPH0536258 Y2 JP H0536258Y2 JP 1985014590 U JP1985014590 U JP 1985014590U JP 1459085 U JP1459085 U JP 1459085U JP H0536258 Y2 JPH0536258 Y2 JP H0536258Y2
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lead wire
metal cap
notch
voltage
output lead
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機に使用されるフラ
イバツクトランスの如き、高圧発生装置に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術 第3図は多倍圧整流回路が内蔵されたフライバ
ツクトランスの断面図を示しており、1は低圧コ
イル2が巻装される円筒状部3と端子ピン4が植
設される端子板部5を備える低圧コイルボビン、
6は前記円筒状部3が内部に配置されるように前
記低圧コイルボビン1と合体されるとともに複数
の溝7,7…に高圧コイル8が分割巻装された高
圧コイルボビン、9は前記高圧コイルボビン6に
取付けられるとともに多倍圧整流回路を構成する
部品が組込まれたターミナルボード、10は高圧
リード線11を外部に引出すための筒状壁部12
が設けられた絶縁ケース、13は前記筒状壁部1
2に取付けられ前記絶縁ケース10内に注入され
るエポキシ樹脂等の絶縁樹脂14が筒状壁部12
から流出しないようにするためのゴムキヤツプ、
15は前記低圧コイルボビン1の中空部内に挿通
されるフエライトコアである。
第4図は多倍圧整流回路を構成する電流制限抵
抗R、整流ダイオードD1,D2,D3、倍圧用コン
デンサC1,C2が組込まれたターミナルボード9
の詳細を示しており、コツプ状の金属端子16a
〜16eをターミナルボード9の保持孔17〜2
1に圧入するとともに電流制限抵抗Rの出力側リ
ード線22aを除いて電流制限抵抗Rの他方のリ
ード線22b,整流ダイオードD1,D2,D3のリ
ード線、倍圧用コンデンサC1,C2のリード線が
適宜金属端子16a〜16eにターミナルボード
9の一方の面から挿入され、前記電流制限抵抗R
の出力側リード線22aが筒状部23に取付けら
れた有底の金属キヤツプ端子24に巻着され、各
リード線と金属端子とが半田付けされることによ
つて、多倍圧整流回路を構成する部品群が取付け
られている。
前記円筒部23は第5図及び第6図に示される
ように一端開口状の中空円筒形状をなすとともに
その底部23aに透孔23bが設けられ、この透
孔23bに前記金属キヤツプ端子24が緊密に挿
着される。そして、高圧出力リード線11が前記
筒状部23内に嵌入されるが、このとき前記高圧
出力リード線11の芯線11aが前記金属キヤツ
プ端子24内に挿入され、これによつて、多倍圧
整流回路との電気的接続が成就される。このよう
にして組み立てられたターミナルボードは高圧コ
イルボビン6に取付けられた後、絶縁ケース10
内に収納され、前記低圧コイル2及び高圧コイル
8とともにケース10内に注入される絶縁樹脂1
4でモールドされる訳である。ところで、前記筒
状部23は高圧リード線11の保持の役割を果し
ているが、高圧出力リード線11が嵌入されるた
めに絶縁樹脂14が筒状部23内に流入しにく
く、金属キヤツプ端子24内にボイドが発生し易
いという欠点がある。また、このような形状の筒
状部23に高圧出力リード線11を嵌入する場
合、高圧出力リード線11の先端部に露出する芯
線11aと金属キヤツプ端子24の位置関係を見
ることができないため、例えば前記芯線11aが
曲がつている場合などは前記金属キヤツプ端子2
4内に芯線11aを確実に挿入することが難し
く、組立て作業の面からも良くないという欠点が
ある。尚、上述のように高圧出力リード線を接続
する構造については、例えば実開昭55−103917号
公報にも記載されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、高圧出力リード線の芯線が挿入され
る金属キヤツプ端子内にボイドが生じないように
なすとともに、高圧出力リード線の接続作業を容
易にならしめようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 高圧リード線が嵌入される筒状部の側面の少な
くとも底部側を切り欠いて樹脂流入用切欠部を形
成した。
(ホ) 作用 上記のように構成すれば、金属キヤツプ端子内
に高圧出力リード線を挿入する際に両者の位置関
係を切欠部を介して覗くことができ、また樹脂モ
ールド時においては、切欠部から金属キヤツプ端
子内に絶縁樹脂が流入する。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の一実施例をその要部を示す第1
図及び第2図を参照しつつ説明するが、従来と同
一部分には同一符号を付してその説明は省略す
る。
すなわち、本考案おいては、図に示すように筒
状部23の側面23cのうち底部23a側を円周
方向に一部切り欠いて幅3mm程度の樹脂流入用切
欠部23dを形成している。
斯る構成にすると、金属キヤツプ端子24内に
高圧出力リード線11を挿入する際に切欠部23
dを介して覗きながら接続作業ができ、また樹脂
モールド時においては、切欠部23dから筒状部
23内に絶縁樹脂14が流入し、金属キヤツプ端
子24内に絶縁樹脂が充てんされ、ボイドが生じ
ることがなくなる。また、高圧出力リード線11
は切欠部23dが形成されない保持部23eで保
持されるが、第1図に示す如く筒状部23内面に
複数の突条リブ23fを設けて、高圧出力リード
線11の被覆に前記突条リブ23fを喰い込ませ
るようにすれば、高圧出力リード線11の保持が
更に堅固なものとなる。尚、第1図及び第2図以
外の部分は第3図及び第4図と同様であるのでそ
の説明は省略している。
また、本実施例ではターミナルボードに筒状部
を設けた場合につき説明したが、高圧コイルボビ
ンの高圧側端部の鍔に筒状部を設けるようにした
場合にも適用可能であることは言うまでもない。
更に、本実施例では筒状部の円周方向に一部切り
欠いて切欠部を設けているが、全周に亘つて切り
欠いてもよく、また筒状部の軸方向に切欠部を設
けるようにしてもよい。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、高圧出力リード線が挿入され
る金属キヤツプ端子内にボイドが生じることがな
く、また、高圧出力リード線の接続が容易に行な
え、信頼性及び作業性に優れた高圧発生装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の高圧発生装置の要部を示す
図、第2図はその要部を示す斜視図である。第3
図はフライバツクトランスの側断面図である。第
4図はターミナルボードの詳細を示す図であつ
て、同図イは側面図、同図ロは正面図である。第
5図は従来の高圧発生装置の要部を示す図、第6
図はその要部を示す斜視図である。 11……高圧出力リード線、11a……芯線、
14……絶縁樹脂、23……筒状部、23a……
底部、23b……透孔、23d……切欠部、24
……金属キヤツプ端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧発生部に設けられた一端開口状の筒状部の
    底部に透孔を設け、この透孔に前記高圧発生部の
    出力端が接続される有底の金属キヤツプ端子を挿
    着するとともに、芯線が前記金属キヤツプ端子内
    に挿入されるように高圧出力リード線を前記筒状
    部内に嵌入し、絶縁樹脂でモールドするようにし
    た高圧発生装置において、前記筒状部の側面の少
    なくとも底部側を切り欠いて、樹脂流入用切欠部
    を設け、絶縁樹脂をモールドする際に、前記切欠
    部を通じて金属キヤツプ端子内への絶縁樹脂の流
    入を促すようにしたことを特徴とする高圧発生装
    置。
JP1985014590U 1985-02-04 1985-02-04 Expired - Lifetime JPH0536258Y2 (ja)

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JPS61131814U JPS61131814U (ja) 1986-08-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120008B2 (ja) * 1981-06-16 1986-05-20 Intaanashonaru Bijinesu Mashiinzu Corp

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120008U (ja) * 1984-07-09 1986-02-05 電気音響株式会社 フライバツクトランス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120008B2 (ja) * 1981-06-16 1986-05-20 Intaanashonaru Bijinesu Mashiinzu Corp

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JPS61131814U (ja) 1986-08-18

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