JPH0127321Y2 - - Google Patents

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JPH0127321Y2
JPH0127321Y2 JP14467683U JP14467683U JPH0127321Y2 JP H0127321 Y2 JPH0127321 Y2 JP H0127321Y2 JP 14467683 U JP14467683 U JP 14467683U JP 14467683 U JP14467683 U JP 14467683U JP H0127321 Y2 JPH0127321 Y2 JP H0127321Y2
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focus
case
focus pack
flyback transformer
voltage
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JP14467683U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機等に使用される高
圧発生装置に関する。
近年、高圧発生装置をテレビジヨン受像機等に
取り付ける際の自由度、作業性等の面から、或
は、価格の面から、フオーカス電圧調整用可変抵
抗および必要に応じてスクリーン電圧調整用可変
抵抗を含むいわゆるフオーカスパツクをフライバ
ツクトランスと一体化した高圧発生装置が提案さ
れている。
第1図はこの種の従来の高圧発生装置の一例を
示す外観図、第2図はその電気回路図を示す。第
1図、第2図において、1はフライバツクトラン
スを示し、フライバツクトランス1は、コア2、
コア2に巻装された低圧コイル3、低圧コイル3
上に同軸的に分割巻きされた3つの高圧コイル4
a,4b,4c、ならびに、第1の高圧コイル4
aの終端と第2の高圧コイル4bの始端間、第2
の高圧コイル4bの終端と第3の高圧コイル4c
の始端間、および、第3の高圧コイル4cの終端
と高圧出力端子5間に挿入接続されたダイオード
6a,6b,6cを含む。7はフオーカスパツク
を示し、フオーカス電圧調整用可変抵抗8、第1
の固定抵抗9、スクリーン電圧調整用可変抵抗1
0、および第2の固定抵抗11の直列回路を含
む。第1の高圧コイル4aの始端は端子12に接
続されており、端子21は固定抵抗13を介して
接地されている。フオーカスパツク7の直列回路
はダイオード6aと第2の高圧コイル4bとの接
続点と端子14間に接続されており、端子14は
接地される。第1の高圧コイル4aとダイオード
6aの直列回路の両端間には必要に応じてコンデ
ンサ15が接続される。16は陰極線管を示し、
陰極線管16のアノード17には高圧出力端子5
から高圧リード18を介して所定の直流高電圧が
印加され、フオーカス用電極19にはフオーカス
電圧出力端子20からフオーカス出力リード線2
1を介してフオーカス電圧が供給され、また、ス
クリーン電極22にはスクリーン電圧出力端子2
3からスクリーン出力リード線24を介してスク
リーン電圧が供給される。尚、フオーカス電圧調
整用可変抵抗8の摺動子とフオーカス電圧出力端
子20間には保護抵抗25が接続されている。ま
た、第1図において、26はフオーカス電圧調整
用つまみ、27はスクリーン電圧調整用つまみ、
28は第2図の端子12,14等に対応する端子
ピンを示す。
斯かる構成の従来の高圧発生装置において、フ
ライバツクトランス1に対するフオーカスパツク
7の固定は、第3図に示す如く、フライバツクト
ランス1のケース29の側面に形成した嵌合部3
0の溝31内に、フオーカスパツク7のケース3
2に形成したスカート状の嵌合辺33を嵌合する
ことにより行なうもので、フオーカスパツク7の
ケース32の上面には、第4図に示す如く、嵌合
片33と離隔した位置に、フオーカス出力リード
線21、スクリーン出力リード線24をフオーカ
スパツク7の上部から外部へ導出するための透孔
34を有する円筒片35,36が形成されるもの
である。尚、フオーカスパツク7のケース32の
内部の所定位置には、フオーカス電圧出力端子2
0、スクリーン電圧出力端子23を有する抵抗基
板37と、抵抗基板37を保護するための樹脂3
8が設けられている。
しかしながら、斯かる構成では、フオーカスパ
ツク7のケース32は嵌合辺33、円筒片35,
36の分だけ厚みを必要とするもので、フオーカ
スパツク7自体の薄形化を阻害し、また、フオー
カスパツク7をフライバツクトランス1に嵌合固
定して一体化する際に両者間の距離を短縮するこ
とができず、高圧発生装置全体の小型化も難しい
上、フオーカスパツク7のケース32の厚み分だ
け内部に充填されるモールド樹脂(図示せず)を
必要とし、樹脂使用量の増加、コストアツプ、装
置全体の重量の増加をもたらす、等の欠点を有す
るものである。
本考案は上記欠点を除去することを目的とした
高圧発生装置に関し、特に、フライバツクトラン
スに対しフオーカスパツクを効率良く嵌合固定し
てなる構成を備えた高圧発生装置に関するもので
ある。
以下、本考案高圧発生装置の一実施例を図面を
用いて詳細に説明する。ここで、従来と同一部分
については同一番号を付しその説明を省略する。
本考案の高圧発生装置は、第5図、第6図に示す
如く、フオーカスパツク7のケース32の嵌合片
33の上部嵌合片33aの周縁に透孔40を有す
る円筒部41を備えた突出片42を突設し、一
方、フライバツクトランス1のケース29の側面
に形成した嵌合部30の上部に、フオーカスパツ
ク7のケース32に設けた突出片42の一部を収
納する凹部43を設けてなるもので、フオーカス
パツク7のケース32に設けた突出片42の一部
をフライバツクトランス1のケース29の嵌合部
30に設けた凹部43内に収納して、フオーカス
パツク7をフライバツクトランス1に対して一体
化して固定してなるものである。この際、フオー
カス出力リード線21をフオーカスパツク7の上
部嵌合片33aの周縁に設けた円筒部41に挿通
係止して上方へ向けて導出し、スクリーン出力リ
ード線24をフオーカスパツク7の下部から横方
向へ導出してなるもので、このうち、スクリーン
出力リード線24は、フオーカスパツク7のケー
ス32の下部に形成されたスカート部S表面上を
突起T、壁Kにより形成された溝M内を通つて横
方向に配線され、スカート部Sの端部表面に形成
された係止手段44に係止されて配線位置が規定
されるものである。
尚、本考案高圧発生装置の一実施例において
は、フオーカス電圧調整用可変抵抗とスクリーン
電圧調整用可変抵抗を有するフオーカスパツクを
フライバツクトランスに一体化して固定するもの
について述べたが、フオーカス電圧調整用可変抵
抗のみを有するフオーカスパツクに対しても本考
案の構成が適用できることは勿論である。また、
スクリーン電圧調整用可変抵抗を含む場合、スク
リーン出力リード線のフオーカスパツクから外部
への導出位置も実施例に何等限定されることはな
い。さらに、回路構成、各部品の形状、構造等は
図示の例に限定されることはなく、必要に応じて
適宜変更できるものである。
以上述べた如く、本考案の高圧発生装置によれ
ば、少なくともフオーカス電圧調整用可変抵抗を
含むフオーカスパツクのケースのフライバツクト
ランスのケースの側面に形成した嵌合部に嵌合固
定してフオーカスパツクとフライバツクトランス
とを一体化してなる高圧発生装置において、フオ
ーカスパツクのケースの上部嵌合辺の周縁に透孔
を有する突出片を突設し、突出片に一端がフオー
カス電圧調整用可変抵抗に接続されたフオーカス
出力リード線を挿通係止すると共に、フライバツ
クトランスのケースの嵌合部上部に突出片の一部
を収納する凹部を形成してなるものであり、以下
に示す効果を生じるものである。つまり、フオー
カスパツクのケースの上部嵌合片の周縁にフオー
カス出力リード線導出用の突出片を突設したこと
で、フオーカスパツク自体の構造を薄形化するこ
とができ、フオーカスパツクをフライバツクトラ
ンスに嵌合固定して一体化する際に両者間の距離
を短縮することができ、高圧発生装置全体の小型
化も実現できるものである。また、フオーカスパ
ツクの薄形化に伴い、フオーカスパツクのケース
内に充填されるモールド樹脂の使用量を削減する
ことができ、コストダウン、樹脂の削減による装
置全体の軽量化が実現できるものである。さら
に、フオーカス出力リード線をフオーカスパツク
の上部から直接外部に導出するもので、フオーカ
ス出力リード線がフオーカスパツク内で高圧コイ
ルの側面に直面対向して配線されることはなくな
り、高調波成分の影響を受けることはなく、フオ
ーカスおよびスクリーン電圧に対するリンギング
成分を押えることができ、その結果、受像機の画
面縞を減少させることができるものである。
このように、本考案によれば、小型・軽量で、
信頼性、画面特性の向上した高圧発生装置が得ら
れるもので、テレビジヨン受像機その他の陰極線
管装置に使用してその実用的価値は大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高圧発生装置の一例を示す外観
図、第2図は第1図の電気回路図、第3図は従来
の高圧発生装置のフライバツクトランスとフオー
カスパツクの嵌合状態を示す分解断面側面図、第
4図は同じくフオーカスパツクの上面図、第5図
は本考案高圧発生装置の一実施例における外観
図、第6図は同じくフライバツクトランスとフオ
ーカスパツクの分解上面図である。 1……フライバツクトランス、7……フオーカ
スパツク、8……フオーカス電圧調整用可変抵
抗、21……フオーカス出力リード線、29……
フライバツクトランスケース、30……嵌合部、
32……フオーカスパツクケース、33……嵌合
片、33a……上部嵌合片、40……透孔、42
……突出片、43……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくともフオーカス電圧調整用可変抵抗を含
    むフオーカスパツクのケースをフライバツクトラ
    ンスのケースの側面に形成した嵌合部に嵌合固定
    して前記フオーカスパツクとフライバツクトラン
    スとを一体化してなる高圧発生装置において、前
    記フオーカスパツクのケースの上部嵌合辺の周縁
    に透孔を有する突出片を突設し、該突出片に一端
    が前記フオーカス電圧調整用可変抵抗に接続され
    たフオーカス出力リード線を挿通係止すると共
    に、前記フライバツクトランスのケースの嵌合部
    上部に前記突出片の一部を収納する凹部を形成し
    たことを特徴とする高圧発生装置。
JP14467683U 1983-09-19 1983-09-19 高圧発生装置 Granted JPS6052762U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14467683U JPS6052762U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 高圧発生装置

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JP14467683U JPS6052762U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 高圧発生装置

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Publication Number Publication Date
JPS6052762U JPS6052762U (ja) 1985-04-13
JPH0127321Y2 true JPH0127321Y2 (ja) 1989-08-15

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JP14467683U Granted JPS6052762U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 高圧発生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631681Y2 (ja) * 1986-05-28 1994-08-22 北陸電気工業株式会社 高圧用可変抵抗器
JP2738829B2 (ja) * 1996-06-12 1998-04-08 北陸電気工業株式会社 高圧用可変抵抗器

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JPS6052762U (ja) 1985-04-13

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