JPH0713434Y2 - フライバックトランス - Google Patents

フライバックトランス

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JPH0713434Y2
JPH0713434Y2 JP3009488U JP3009488U JPH0713434Y2 JP H0713434 Y2 JPH0713434 Y2 JP H0713434Y2 JP 3009488 U JP3009488 U JP 3009488U JP 3009488 U JP3009488 U JP 3009488U JP H0713434 Y2 JPH0713434 Y2 JP H0713434Y2
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JP
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capacitor
flyback transformer
terminal board
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JP3009488U
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JPH01134994U (ja
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正紀 西條
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はテレビジョン受像機等に使用されるフライバッ
クトランスに係り、特に多倍圧整流回路が装着されるタ
ーミナルボードに関する。
(ロ)従来の技術 従来の多倍圧整流回路を内蔵するフライバックトランス
については実開昭59−14318号公報(H01J19/04)に記載
されたものがある。この公報に記載のフライバックトラ
ンスの回路構成図を第5図に示し、この第5図を参照し
つつ説明する。(1)は一次巻線としての低圧コイル、
(2)は二次巻線としての高圧コイル、(3)は前記高
圧コイル(2)に発生する高圧パルスを多倍圧整流すべ
くダイオード(D1)(D2)(D3)及び倍圧用コンデンサ
(C1)(C2)から構成される多倍圧整流回路であって、
これら低圧および高圧コイル(1)(2)と多倍圧整流
回路(3)とから高圧発生部(4)が形成される。
(5)は摺動子(6)(7)によって調整されたフォー
カス電圧及びスクリーン電圧を出力する高圧可変抵抗器
であって、この抵抗器(5)の入力端子(5a)には入力
リード線(8)を介してA点から入力電圧が供給され、
アース端子(5b)はアースリード線(9)を介してB点
(アース点)に接続される。
次に、上記回路構成のフライバックトランスの構造を第
4図及び第6図乃至第10図に示しつつ説明する。(10)
は上記高圧コイル(2)及び低圧コイル(1)が所定の
ボビンに巻装されてなるコイル部品であって、該コイル
部品(10)に設けられた複数の脚部(11)(11)…には
それぞれの外部接続端子ピン(12)(12)…が植設され
ている。(13)は絶縁性の高い合成樹脂から形成された
ターミナルボードであって、該ターミナルボード(13)
には第9図にも示されるように上記多倍圧整流回路
(3)を構成するダイオード(D1)(D2)(D3)及び倍
圧用コンデンサ(C1)(C2)が組み込まれるとともに上
記第5図のA点に得られる電圧を出力する整流電圧出力
端子(14)と、B点に接続されたアース端子(15)、高
圧出力端子(16)及び接続端子(17)(18)(19)が圧
入固定されて設けられている。
そして、上記ターミナルボード(13)は、その整流電圧
出力端子(14)に高圧可変抵抗器(5)から引き出され
たスズメッキ軟銅線からなる入力リード線(20)と、半
田接続された状態で前記コイル部品(10)に係合、或は
溶着等の手段で取付けられる。この後、前記アース端子
(15)とアース用外部接続端子(22)とがスズメッキ軟
銅線からなるアースリード線(21)によって半田接続さ
れる。
第7図は一端開口状の絶縁ケース(23)を示しており、
その一側面には上記高圧可変抵抗器(5)のケースのコ
字型リブ(24)が嵌合するコ字型嵌合溝(25)が形成さ
れると共にリード線挿通用の長欠(26)が設けられてい
る。
そして、上記のようにしてコイル部品(10)と高圧可変
抵抗器(5)を入力リード線(20)で接続した状態で、
該入力リード線(20)を前記絶縁ケース(23)の一側面
に設けた長欠(26)内に通し、絶縁ケース(23)内にコ
イル部品(10)を収納すると共に前記一側面に設けたコ
字型嵌合溝(25)にコ字型リブ(24)を嵌合することに
より、高圧可変抵抗器(5)を絶縁ケース(23)に取付
ける。
ところで、前記ターミナルボード(13)の一対の腕部
(13a)(13b)に取付けられる前記多倍圧整流回路
(3)の一部品であるコンデンサ(C1)の形状は両側部
に夫々電極(C1c)を備え、該電極(C1c)(C1c)から
端子ピン(C1a)(C1b)が底面側からみて対角状に突出
して設けられている、前記一対の腕部(13a)(13b)は
第4図に示すように同一の角度で折曲しているために上
方の腕部(13a)だけしか見えない。
そこで、前記コンデンサ(C1)を前記腕部(13a)(13
b)に取付けると、前記コンデンサ(C1)の端子ピン(C
1a)(C1b)が両側から突出して形成されているため、
前記1対の腕部(13a)(13b)がつくる平面に対して、
第10図(イ)の断面図の如く、コンデンサ(C1)が傾い
て取付けられる。
このため、コンデンサ(C1)と絶縁ケース(23)との距
離は第10図(ロ)の如く、(d1>d1′、d2<d2′)とい
うように不均一になり、絶縁ケース(23)に充てんされ
る絶縁樹脂(27)とコンデンサ(C1)の熱膨張率が違う
ために絶縁樹脂硬化時に前記絶縁ケース(23)とコンデ
ンサとの間に介在する絶縁樹脂(27)の厚みの大きい部
分が膨張によって、前記コンデンサ(C1)にクラックが
生じたり、前記絶縁ケース(23)とコンデンサ(C1)の
肉厚の薄くなった部分で高圧が外部へスパークするとい
う欠点があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、信頼性の高い
フライバックトランスを提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は高圧コイル及び低圧コイルを備えるコイル部品
に多倍圧整流回路が組み込まれたターミナルボードを取
付け、絶縁ケース内に収納するフライバックトランスに
おいて、前記多倍圧整流回路の一部品であって、両側部
に夫々電極が設けられたコンデンサを取付けるための前
記ターミナルボードの一対の腕部の一方を該腕部の突出
方向と垂直な前記コンデンサの厚み方向にずらした構成
とした。
(ホ)作用 上記の様に両側部に夫々電極が設けられたコンデンサを
取付ける前記ターミナルボードの一対の腕部の一方をず
らしたので、前記コンデンサ取付時に該コンデンサの回
りの絶縁樹脂の厚みが均一になる。
(ヘ)実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図を参照しつ
つ説明するが第4図乃至第10図と同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。
すなわち、本考案では多倍圧整流回路(3)を組み込ん
だターミナルボード(13)に於いて、第1図(イ)の平
面図の如く、上方の腕部(30a)と下方の腕部(30b)と
の位置をずらして形成したことを特徴としている。
斯かる構成にすると、第2図(イ)(ロ)の如く、前記
多倍圧整流回路(3)の一部品であり、第3図(イ)
(ロ)に示す如き形状のコンデンサ(C1)の端子ピン
(C1a)(C1b)を前記両腕部(30a)(30b)の先端の端
子(14)(15)に接続すると、前記両腕部(30a)(30
b)の位置がずれているため前記コンデンサ(C1)の両
電極(C1c)(C1c)が絶縁ケース(23)の側壁(23a)
の一部とほぼ平行になり、該側壁(23a)とコンデンサ
(C1)との間に充てんされる絶縁樹脂(27)の厚みがほ
ぼ均一(d1=d1′,d2=d2′)になるので、前記絶縁樹
脂(27)によって前記コンデンサ(C1)にクラックが生
じることがなく前記エポキシ樹脂の肉厚の薄くなった部
分ができないので高圧が外部へスパークしたりする恐れ
がなくなり、信頼性の高いフライバックトランスが得ら
れる。
(ト)考案の効果 以上のように、本考案によると簡単な構成で信頼性の高
いフライバックトランスを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例に係り、第1図
(イ),(ロ)はフライバックトランスに使用されるタ
ーミナルボードを示す平面図及び正面図、第2図(イ)
はフライバックトランスの要部断面図、第2図(ロ)は
第2図(イ)のE−E′断面図でコンデンサと絶縁ケー
スの配置関係を示す図、第3図(イ)(ロ)はフライバ
ックトランスに使用されるコンデンサの正面図及び底面
図である。第4図乃至第10図は従来例に係り、第4図
(イ)(ロ)はフライバックトランスに使用されるター
ミナルボードを示す平面図及び正面図、第5図はフライ
バックトランスの回路構成図、第6図はフライバックト
ランスの要部の構造を示す図、第7図は絶縁ケースの正
面図、第8図はフライバックトランスの透視図、第9図
(イ)(ロ)はフライバックトランスに使用されるター
ミナルボード上に電気部品を配置した正面図及び側面
図、第10図(イ)はフライバックトランスの要部断面
図、第10図(ロ)は第10図(イ)のB−B′断面図でコ
ンデンサと絶縁ケースの配置関係を示す図である。 (13)…ターミナルボード、(23)…絶縁ケース、(2
7)…絶縁樹脂、(C1)…コンデンサ、(C1a)(C1b
…端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧コイル及び低圧コイルを備えるコイル
    部品に多倍圧整流回路が組み込まれたターミナルボード
    を取付け、絶縁ケース内に収納するフライバックトラン
    スに於いて、前記多倍圧整流回路の一部品であって、両
    側部に夫々電極が設けられたコンデンサを取付けるため
    の前記ターミナルボードの一対の腕部の一方を該腕部の
    突出方向と垂直な前記コンデンサの厚み方向にずらした
    ことを特徴とするフライバックトランス。
JP3009488U 1988-03-07 1988-03-07 フライバックトランス Expired - Lifetime JPH0713434Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3009488U JPH0713434Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 フライバックトランス

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JP3009488U JPH0713434Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 フライバックトランス

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Publication Number Publication Date
JPH01134994U JPH01134994U (ja) 1989-09-14
JPH0713434Y2 true JPH0713434Y2 (ja) 1995-03-29

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