JPH066716Y2 - フライバックトランス - Google Patents

フライバックトランス

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JPH066716Y2
JPH066716Y2 JP1984057015U JP5701584U JPH066716Y2 JP H066716 Y2 JPH066716 Y2 JP H066716Y2 JP 1984057015 U JP1984057015 U JP 1984057015U JP 5701584 U JP5701584 U JP 5701584U JP H066716 Y2 JPH066716 Y2 JP H066716Y2
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JP
Japan
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terminal board
voltage
capacitors
flyback transformer
main body
Prior art date
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JP1984057015U
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JPS60171088U (ja
Inventor
孝 藤原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はテレビジョン受像機等に使用されるフライバッ
クトランスに関し、特に多倍圧整流ブロックを備えたフ
ライバックトランスに関するものである。
(ロ)従来技術 第4図は多倍圧整流回路を備えたフライバックトランス
の回路構成図を示している。第4図において(1)は低圧
コイル(2)及び高圧コイル(3)から構成されるフライバッ
クトランスコイル、(4)は高圧整流ダイオード(5)(6)(7)
及び倍圧用コンデンサ(8)(9)及び保護用抵抗(10)から構
成される多倍圧整流ブロックである。
このような多倍圧整流ブロックを備えたフライバックト
ランスは例えば実開昭58−193890号公報に記載
されており、第5図及び第6図はその要部の構造を示し
ている。
第5図において(11)はターミナルボードであり、該ター
ミナルボード(11)に取付けられた金属端子(12)〜(16)に
ダイオード(5)〜(7)、コンデンサ(8)(9)及び抵抗(10)を
第4図に示すような接続関係になるように半田接続して
いる。このとき、ダイオード(5)〜(7)はターミナルボー
ド(11)上に該ターミナルボード(11)と近接して配置され
るが、コンデンサ(8)(9)はその形状がダイオード(5)(6)
(7)に比べて大きいのでターミナルボード(11)上に配置
すると整流ブロック(4)の全体としての厚みが大きくな
り、第6図の如くコイル部品(17)の軸方向に併設される
よう該コイル部品(17)と合体して絶縁ケース(18)に収納
する場合絶縁ケース(18)の形状が大きくなって、フライ
バックトランスの大型化を招く。このため、前記コンデ
ンサ(8)(9)はその本体(8a)(9a)がターミナルボード(11)
の面と交差するように配置されるのが好ましく、通常第
5図の如くコンデンサ(8)(9)の脚部(8b)(9b)の先端から
突出するリード線(8c)(9c)だけターミナルボード(11)の
金属端子に固定し、本体(8a)(9a)及び脚部(8b)(9b)はタ
ーミナルボード(11)外に配置される。
ところで、コンデンサ(8)を例にとってみると該コンデ
ンサ(8)はそのリード線(8c)(8c)が固定された場合、第
7図に示す如く該一対のリード線(8c)(8c)を結ぶ線
(l)を軸にして矢印A方向に回転し易くなっている。
従って、コンデンサ(8)の本体は常に一定の位置に保持
されているとは限らずこのため第6図の如く、コイル部
品(17)に整流ブロック(4)を合体し、それを絶縁ケース
(18)に収納し該ケース内(18)で絶縁樹脂(19)によってモ
ールドした場合コンデンサ(8)の本体(8a)がコイル
部品(17)や絶縁ケース(18)に接近し、その部分での絶縁
樹脂の厚みが十分に確保されず絶縁破壊が生じる虞れが
あり、信頼性の面で好ましくなかった。尚、第6図に示
されたコイル部品(17)において、(20)は複数の鍔を有す
る分割型高圧コイルボビンであって、高圧コイル(3)は
このコイルボビン(20)の各鍔間に分割巻装されている。
また、低圧コイル(2)は前記高圧コイルボビン(20)の内
部に配された低圧コイルボビン(21)に巻装されており、
この低圧コイルボビン(21)内にロ字型に組立てられたフ
ェライトコア(22)が挿通されるようになっている。
前述の如く、従来では、コンデンサ(8)(9)の本体(8a)(8
b)部分はターミナルボード(11)の外に位置しているの
で、線(l)を中心に回転しやすい。この回転により、こ
のコンデンサの本体がコイル部品や絶縁ケースに接近
し、その部分での絶縁樹脂の厚みは薄くなる。
このため、例えば、ターミナルボード(11)で生成する高
圧が、このコンデンサと絶縁樹脂との隙間及び、前記絶
縁樹脂の厚みが薄い部分及び、絶縁ケース内面と絶縁樹
脂との隙間を介して、放電し、絶縁破壊が生じる。
(ハ)考案の目的 本考案は、絶縁破壊が生じる虞れを少なくした信頼性の
高いフライバックトランスを提供することを目的とす
る。
(ニ)考案の構成 本考案は、多倍圧整流回路を組み込んだターミナルボー
ド(11′)をコイル部品(17′)と合体し、これらを絶縁
ケース内で樹脂モールドするようにしたフライバックト
ランスにおいて、 前記多倍圧整流回路を構成すると共に、一対の脚部(8b,
8b)(9b,9b)の先端から突出するリード線(8c,8c)(9c,9c)
が、前記ターミナルボード(11′)に固定され、本体(8
a)(9a)が前記ターミナルボード(11′)外に配置され、
且つこの本体(8a)(9a)の面がターミナルボード(11′)
の面に対して傾いて配置された倍圧用コンデンサ(8)(9)
と、 前記ターミナルボード(11′)に設けられ、前記倍圧用
コンデンサ(8)(9)本体(8a)(9a)の面に当接するテーパ状
の舌片(23)と、 を設けたことを特徴とする。
(ホ)実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図を参照しつ
つ説明するが、従来と同一部分には同一符号を付してそ
の説明は省略する。
第1図は本考案で使用される高圧整流ブロック(4′)を
示し、第2図はそのA−A′線で断面した要部を示して
おり、また第3図は前記高圧整流ブロック(4′)をコイ
ル部品(17′)に取付けるとともに絶縁ケース(18′)内
に収納し絶縁樹脂(19)でモールドした状態を示してい
る。
第1図に示されるターミナルボード(11′)は従来と異
なり、倍圧用コンデンサ(8)(9)の脚部(8b)(9b)若しくは
本体(8a)(9a)の一部に当接する舌片(23)(斜線で示す部
分)が設けられている。前記コンデンサ(8)(9)は、その
脚部(8b)(9b)が円柱状をした本体の上底面及び下底面の
端部からそれぞれ同一方向に突出した形状となっている
のでコンデンサ本体(8a)(9a)の面がターミナルボード(1
1″)の面に対して傾いて配置される。このため、前記
コンデンサ(8)(9)に当接するターミナルボード(11′)
の舌片(23)も第2図に示すようにテーパ状に形成されて
いる。
従って、コンデンサ(8)(9)をターミナルボード(11′)
の舌片(23)に当接するように取付ければ、前記ターミナ
ルボード(11′)に対するコンデンサ(8)(9)の位置決め
が為されるので、このように構成された多倍圧整流ブロ
ック(4′)を第3図のように組込んでもコンデンサ(8)
(9)と分割型高圧コイルボビン(20′)に分割巻装された
高圧コイル(3)と近接したり、絶縁ケース(18′)に近接
したりする虞れがなくコンデンサ(8)(9)が所定位置に配
置される。尚、前記高圧整流ブロック(4′)はターミナ
ルボード(11′)に形成された係合部(24)(25)(26)に高
圧コイルボビン(20′)に設けられた係合片を係合させ
ることによりコイル部品(17′)に取付けられるように
なっており、低圧コイル(2)は低圧コイルボビン(21′)
に巻装されて、高圧コイルボビン(20′)内に配置され
る。
(ヘ)考案の効果 本考案によれば、多倍圧整流ブロックを備えるフライバ
ックトランスにおいて、倍圧用コンデンサ(8)(9)の位置
決めがされ、倍圧用コンデンサが回転して、絶縁破壊が
生じる恐れが少なくなり、信頼性の向上が図れる。
つまり、本考案では、舌片(23)により、倍圧用コンデン
サ(8)(9)の回転が規制される。このため、コンデンサ
(8)(9)が、高圧コイル(3)または絶縁ケース(18′)に近
接したりする虞れが減少する。
また、本考案では、舌片(23)は、ターミナルボード(1
1′)に設けられているので、この舌片(23)を介して、
ターミナルボード(11′)で発生した高圧が放電する恐
れは少ない。
また、本考案では、舌片(23)をテーパ状とし、且つ、コ
ンデンサ(8)(9)の本体(8a)(9a)の面をターミナルボード
(11′)の面に対して傾いて配置しているので、ターミ
ナルボード(11′)外において、安定して、コンデンサ
(8)(9)を位置決めできる。
さらに、コンデンサ(8)(9)の取付け時に、このコンデン
サ(8)(9)が舌片(23)に当接するように、このコンデンサ
(8)(9)をターミナルボード(11′)に取付けるので、こ
のコンデンサ(8)(9)の位置決めがさらに為される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフライバックトランスに使用される部
品を示す図、第2図は第1図のA−A′線断面を示す
図、第3図は本考案のフライバックトランスの要部の構
造を示す断面図である。第4図は多倍圧整流ブロックを
備えるフライバックトランスの回路構成図である。第5
図は従来のフライバックトランスに使用される部品を示
す図、第6図は本考案のフライバックトランスの要部の
構造を示す断面図、第7図は従来の欠点を説明する為の
図である。 (5)(6)(7)……ダイオード、(8)(9)……倍圧用コンデン
サ、(11′)……ターミナルボード、(17′)……コイル
部品、(18′)……絶縁ケース、(19)……絶縁樹脂、(2
3)……舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多倍圧整流回路を組み込んだターミナルボ
    ード(11′)をコイル部品(17′)と合体し、これらを絶
    縁ケース内で樹脂モールドするようにしたフライバック
    トランスにおいて、 前記多倍圧整流回路を構成すると共に、一対の脚部(8b,
    8b)(9b,9b)の先端から突出するリード線(8c,8c)(9c,9c)
    が、前記ターミナルボード(11′)に固定され、本体(8
    a)(9a)が前記ターミナルボード(11′)外に配置され、
    且つこの本体(8a)(9a)の面がターミナルボード(11′)
    の面に対して傾いて配置された倍圧用コンデンサ(8)(9)
    と、 前記ターミナルボード(11′)に設けられ、前記倍圧用
    コンデンサ(8)(9)の本体(8a)(9a)の面に当接するテーパ
    状の舌片(23)と、 を設けたことを特徴とするフライバックトランス。
JP1984057015U 1984-04-18 1984-04-18 フライバックトランス Expired - Lifetime JPH066716Y2 (ja)

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JP1984057015U JPH066716Y2 (ja) 1984-04-18 1984-04-18 フライバックトランス

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JP1984057015U JPH066716Y2 (ja) 1984-04-18 1984-04-18 フライバックトランス

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Publication Number Publication Date
JPS60171088U JPS60171088U (ja) 1985-11-13
JPH066716Y2 true JPH066716Y2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=30581152

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JP1984057015U Expired - Lifetime JPH066716Y2 (ja) 1984-04-18 1984-04-18 フライバックトランス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508736U (ja) * 1973-05-22 1975-01-29

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JPS60171088U (ja) 1985-11-13

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