JPH0530321Y2 - - Google Patents

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JPH0530321Y2
JPH0530321Y2 JP1989057435U JP5743589U JPH0530321Y2 JP H0530321 Y2 JPH0530321 Y2 JP H0530321Y2 JP 1989057435 U JP1989057435 U JP 1989057435U JP 5743589 U JP5743589 U JP 5743589U JP H0530321 Y2 JPH0530321 Y2 JP H0530321Y2
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terminal
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JP1989057435U
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JPH037U (ja
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  • Details Of Resistors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、CRT(Cathode Ray Tube 陰極
線管)のフオーカス電圧調整用の可変抵抗器を絶
縁性のケース内に収容した高電圧抵抗パツクに関
する。
[従来の技術] 従来、CRTのフオーカス電圧調整用の可変抵
抗器が設けられた高電圧抵抗パツクいわゆるフオ
ーカスパツクには、コンデンサーもケース内に収
容しているものがあり、その場合、第6図に示す
ように、コンデンサーの接地側のリード7は、フ
オーカス電圧調整用の可変抵抗器と接続している
接地端子3に取り付けられていた。その接属方法
は、抵抗体基板から突出した接地端子3の本体部
3aのうちの絶縁樹脂層6から出ている部分と、
ケースの端縁1aに固定された部分との間に、コ
ンデンサーから伸びたリード7を、巻き付けてハ
ンダ付けするというものであつた。リード7を端
子3に巻き付けるのは、高電圧がかかるため外力
に対して容易に外れず電気的接続を確実にするた
めである。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の技術の場合、コンデンサーから伸び
たリード7を端子3に巻き付けるには、端子3と
ケース1等に囲まれた隙間にリード7を通さなけ
ればならず、その作業がきわめて面倒である。し
かも、ハンダ付けは端子本体部3aの上側の面に
ハンダが乗るだけであり、端子3の長軸方向の力
に対しては取り付け強度が弱いという欠点があつ
た。
この考案は、上記従来の技術に鑑みてなされた
もので、取り付け強度が高く、装置の組立作業も
容易な高電圧抵抗パツクを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この考案は、CRTのフオーカス電圧調整に用
いる可変抵抗器が設けられた回路基板をケース内
に収用し、ケース端面に端子を固定して、その端
子のケース内側に位置する端子本体部に突出片を
設け、この突出片に係合部を形成し、上記ケース
内に収容された電子部品のリードを上記突出片に
係合して成る高電圧抵抗パツクである。
[作用] この考案の高電圧抵抗パツクは、ケースに取り
付けられた端子に突出片を設けることによつて、
この突出片にリードを強固に取り付けることが出
来るとともに、その取り付け作業も容易なもので
ある。
[実施例] 以下この考案の実施例について図面に基づいて
説明する。
第1図ないし第4図は、この考案の第一実施例
を示すもので、この実施例の高電圧抵抗パツクは
CRTのフオーカス電圧およびスクリーン電圧を
調整するためのいわゆるフオーカスパツクであ
り、ケース1にコンデンサー2および抵抗体基板
15が収容されている。抵抗体基板15には、接
地端子3、コンデンサー入力端子4、フオーカス
およびスクリーン電圧出力端子5が突設されてい
る。これら各端子3〜5は、図示するように、扁
平状に形成されている。
そして、抵抗体基板15の各端子3〜5から突
出している側は、ケース1内に取り付けられてケ
ース1の開口部側からエポキシ樹脂が流し込ま
れ、内部を完全に密閉した絶縁樹脂層6が形成さ
れて、内外の絶縁が確保されている。また、その
反対側は、空間部が形成され、後述する抵抗値調
整用のブラシ16が抵抗上を摺動可能になつてい
る。
ここで、絶縁樹脂層6に埋まつている部分の端
子は、第4図に示すように、比較的細く形成され
るか、幅広の場合は二股状に中間部を打ち抜いた
ものが好ましい。これは絶縁樹脂層6が端子によ
つて分断され、その接触面から絶縁樹脂層6にク
ラツクが入りやすいからであり、出来るだけ絶縁
樹脂層6の連続性を保つてクラツクを防ぐためで
ある。
そして、コンデンサー2のリード7がリード係
止部8に係止され、各端子3,4に接続してハン
ダ付けされている。ここで、端子4には、その図
示しない透孔にリード7が挿通されて接続され、
端子3には後述する突出片10にリード7が接続
されている。
また、ケース1にはフオーカス電圧およびスク
リーン電圧の各調節つまみ9が設けられ、調節つ
まみ9の下端部には、抵抗体基板15上の抵抗体
に摺接するブラシ16が取り付けられ、フオーカ
スおよびスクリーン電圧の調整を可能にしてい
る。
接地端子3は、第4図に示すように、抵抗体基
板15から突出している端子3の中間部である端
子本体部3aから、直角に折り曲げられて突出し
た突出片10を有し、突出片10には、L字状に
係合部11が形成されている。そして、リード7
が突出片10に巻き付けられ、係合部11にかか
つて外れないようになつており、さらにハンダ付
けされている。また、端子本体部3aは、ケース
1の端縁1aに形成された保持部1bの間にその
中間部が挾持され、保持部1bの一部が溶融され
て固定され、端子の先端部がケース1から突出し
ている。
この実施例のフオーカスパツクは、コンデンサ
ー2のリード7を接続する接地端子3に、係合部
11を有する突出片10を設けたので、リード7
の取り付けがきわめて容易になり、取り付け強度
も高くすることができる。
次にこの考案の他の実施例について、第5図を
基にして説明する。ここで、上述の実施例と同様
の部材については同一の符号を付して説明を省略
する。
この実施例は、突出片13が端子本体部3aの
折り曲げ部から突出して形成されているものであ
る。この突出片13は、端子本体部3aの中央部
を打ち抜いて形成したもので、端子の折り曲げ加
工が容易であり端子強度も高い。また、端子本体
部3aの打ち抜いた中央部が絶縁樹脂層にまでは
いるようにすると、上述したように、絶縁樹脂層
が端子によつて分断される部分が少なくなり、絶
縁樹脂層にクラツクが入りにくくなる。
なお、この考案の高電圧抵抗パツクは、コンデ
ンサーを有するものの外、その他の電子部品を内
蔵するものでも良い。また、フオーカス調整以外
の調整装置を有するものでも良く、フライバツク
トランスと一体になつたものでも良い。
[考案の効果] この考案の高電圧抵抗パツクは、ケースの端縁
に固定された端子に突出片を設け、この突出片に
係合部を形成して、電子部品からのリードを突出
片に接続したので、リードと端子の取り付け強度
が高く、リードの取り付け作業もきわめて容易に
することができるものである。
したがつて、高電圧がかかるリードの端子接続
部においても、確実な接続が可能であり、接続部
を樹脂中に埋設した後の樹脂の膨張収縮力に対し
ても十分に耐え、高い信頼性を維持することがで
きる。
また、端子本体部の中央部を打ち抜いて突出片
を形成し、これを折り曲げて突出させるととも
に、この打ち抜き部を絶縁樹脂中に一部埋設する
ことにより、上記の効果に加えて、絶縁樹脂層の
連続性が保たれ、絶縁樹脂にクラツクが入りにく
く、高圧による放電が生じず、しかも、端子本体
部は絶縁樹脂中に二又になつて固定されているの
で取り付け強度も高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の高電圧抵抗パツクの一実施
例の正面図、第2図はこの実施例の部分破断右側
面図、第3図はこの実施例の底面図、第4図はこ
の実施例の端子の斜視図、第5図は他の実施例の
端子の斜視図、第6図は従来の技術を示す斜視図
である。 1……ケース、1a……ケース端縁、3,4,
5……端子、7……リード、10……突出片、1
1……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 CRTのフオーカス電圧調整に用いる可変抵
    抗器が設けられた回路基板をケース内に収容
    し、そのケース内に他の電子部品も収容し、上
    記回路基板に一端が接続され他端近傍が上記ケ
    ースの端縁に溶着された扁平状の端子を有し、
    上記回路基板および電子部品が絶縁樹脂中に埋
    設された高電圧抵抗パツクにおいて、上記端子
    のケース内側に位置する端子本体部にその端子
    本体部から折り曲げられて突出した突出片を設
    けるとともに、この突出片に係合部を形成し、
    上記ケース内に収容された電子部品のリードが
    上記突出片に巻き付けられていることを特徴と
    する高電圧抵抗パツク。 2 CRTのフオーカス電圧調整に用いる可変抵
    抗器が設けられた回路基板をケース内に収容
    し、そのケース内に他の電子部品も収容し、上
    記回路基板に一端が接続され他端近傍が上記ケ
    ースの端縁に溶着された扁平状の端子を有し、
    上記回路基板および電子部品が絶縁樹脂中に埋
    設された高電圧抵抗パツクにおいて、上記端子
    のケース内側に位置する端子本体部にその端子
    本体部の中央部を打ち抜いて突出片を形成し、
    この突出片を折り曲げて外方に突出させ、上記
    ケース内に収容された電子部品のリードが上記
    突出片に巻き付けられ、上記打ち抜かれた端子
    本体部の二又に形成された部分の一部が上記絶
    縁樹脂中に埋設された状態で端子が突出してい
    るいることを特徴とする高電圧抵抗パツク。
JP1989057435U 1989-05-18 1989-05-18 Expired - Lifetime JPH0530321Y2 (ja)

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JP1989057435U JPH0530321Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18

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Publication Number Publication Date
JPH037U JPH037U (ja) 1991-01-07
JPH0530321Y2 true JPH0530321Y2 (ja) 1993-08-03

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ID=31582136

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350106B2 (ja) * 1979-02-27 1988-10-06 Hitachi Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127094U (ja) * 1974-08-20 1976-02-27
JPS6350106U (ja) * 1986-09-19 1988-04-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350106B2 (ja) * 1979-02-27 1988-10-06 Hitachi Ltd

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JPH037U (ja) 1991-01-07

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