JPS6133613Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6133613Y2
JPS6133613Y2 JP1980055884U JP5588480U JPS6133613Y2 JP S6133613 Y2 JPS6133613 Y2 JP S6133613Y2 JP 1980055884 U JP1980055884 U JP 1980055884U JP 5588480 U JP5588480 U JP 5588480U JP S6133613 Y2 JPS6133613 Y2 JP S6133613Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
plate
holding plate
terminal holding
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980055884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56157716U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980055884U priority Critical patent/JPS6133613Y2/ja
Publication of JPS56157716U publication Critical patent/JPS56157716U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6133613Y2 publication Critical patent/JPS6133613Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数の回路素子を所定の回路構成に接
続し筐体に収納した電子部品に関し、特に外部回
路との電気的接続のための外部接続用端子の取付
構造及びこの外部接続用端子と回路素子のリード
線の接続構造に関する。
この種の電子部品の一例として、インダクタと
コンデンサとで構成したノイズフイルタを円筒形
筐体に収納したものがある。この筐体には外部接
続用の板状端子が、第1図に示したような絶縁体
による端子保持板を用いて設けられる。
端子保持板1は、その板面を貫通して入力及び
出力用の板状端子2が挿着され、円筒形筐体と組
合される場合円板形にされて蓋体ともなる。板状
端子2は、筐体内において端子保持板1より下方
のスペースを大きくとるためにリード線との接続
端部が直角に折曲げられる。
しかし、このようにすると板状端子2の折曲部
21と端子保持板1との間隔が小さくなつて、折
曲部21へのリード線のからげや半田付作業が難
しくなるので、折曲部21に対応する端子保持板
1の周縁には切欠き11を設けなければならな
い。
本考案はこのように回路素子が筐体に収納され
る電子部品における回路素子と外部接続用端子と
の電気的接続の信頼性と作業性を向上させようと
するものである。
本考案によれば、外部接続用の板状端子は筐体
内において端子保持板の下方に配されるべき端子
保持板にはとめにて固着され、この固着された板
状端子へ前記はとめの透孔を利用して回路素子の
リード線を接続してから端子保持板を挿着するよ
うにしたことを特徴とする。
以下に本考案の実施例を説明する。
第2図及び第3図はそれぞれ、本考案による外
部接続用板状端子の取付構造及びリード線との接
続構造を示した図である。
第2図において、本考案では外部接続用の板状
端子を取付けるのに絶縁体による端子保持板3を
使用し、取付けは端子保持板3に設けられた透孔
31と板状端子2の直角折曲部21に設けた孔2
2とを合せるようにして板状端子2を端子保持板
3上に置き、合さつた孔31と孔22とにはとめ
4を挿通する。端子保持板3の形状は通常、筐体
の断面形状に合せてつくられる。
次に、第3図に示したように、はとめ4をかし
めて端子取付板3に板状端子2を固着した後、は
とめ4の透孔41を通して回路素子のリード線5
を板状端子2の折曲部21に半田付接続する。こ
の作業の時にはまだ端子保持板が挿着されないの
でじやまになるものが無く作業は非常に容易であ
り、リード線5の先端部を板状端子2の主面に沿
うように折曲げれば、半田付作業は更に容易とな
る。こうして端子取付板3にすべての板状端子2
を固着するとともにリード線5を接続した後、第
3図に一点鎖線で示したように、板状端子2を端
子保持板1へ挿着する。ここで、板状端子2の端
子保持板1からの突出長が従来に比してリード線
5の太さ分だけ短くなるが実用上支障は無い。
第4図は本考案をノイズフイルタとしての電子
部品に適用し、これを筐体に収納する前の状態を
端子保持板1を分離して示す。
中央部に穴33を有する円形の端子保持板3
へ、入力及び出力用の板状端子2が折曲部21を
外方に向け、且つ端子保持板1の端子挿着孔12
に対応し合うようにはとめ4で固着されている。
また、回路素子としてのインダクタ6及びコンデ
ンサ7のリード線5がはとめ4の透孔を通して所
定の回路構成になるように板状端子2の折曲部2
1へ半田付接続されている。半田付作業は、接続
すべき箇所がすべて一枚の端子取付板3上にある
ので迅速且つ確実に行なうことができ、その良し
悪しを容易に確かめることができる。
この後、端子保持板1の挿通孔12へ板状端子
2を挿着し、端子保持板1を蓋体として絶縁処理
された円筒形筐体へ全体を収納する。更に、端子
保持板1の穴13から筐体内に絶縁体による充填
材を注入固化させノイズフイルタができあがる。
第5図はこのようにしてつくられたノイズフイ
ルタの内部構造を示し、筐体8内にて固化した充
填材9が端子取付板3及び各回路素子を固定して
いる。
また、端子保持板1は、筐体8内への充填材9
の充填時に充填材9があふれ出ることを防ぐと共
に、板状端子2の回動を阻止する。すなわち、は
とめ4は板状端子2に作用する回動力(はとめ4
を中心に回動させようとする外力)に対してはそ
れほど阻止力を期待できない。これに対して、板
状端子2は端子保持板1の挿着孔12に挿着され
ているので、回動は確実に阻止される。このこと
により、板状端子2に半田付け接続されるリード
線が板状端子2の回動に起因して外れてしまうよ
うなおそれを解消できる。
以上説明したように、本考案では端子取付板を
使用して筐体に収納される回路素子のリード線と
外部接続用端子との接続を遮蔽物無しに行なうこ
とができるので、極めて能率良く確実に半田主接
続がなされ、信頼性の高い電子部品を安価で提供
することができる。
勿論、本考案は実施例に示されたノイズフイル
タに限定されるものではなく、回路素子を筐体に
収納して外部接続用端子を持つ電子部品を構成す
る場合全般に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の外部接続用端子の取付構造を示
し、第2図及び第3図はそれぞれ、本考案による
外部接続用端子の取付構造及びリード線との接続
構造を一部破断した側面図で示し、第4図は本考
案をノイズフイルタに適用しこれを筐体に収納す
る前の状態を端子保持板を分離して示し、第5図
はその完成後の内部構造を示した図である。 図中、1は端子保持板、2は外部接続用板状端
子、3は端子取付板、4ははとめ、5はリード
線、6はインダクタンス、7はコンデンサ、8は
筐体、9は充填材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端子保持板に挿着した外部接続用の板状端子に
    回路素子のリード線を接続して回路部品を構成
    し、前記端子保持板を蓋体として筐体に収納する
    ようにした電子部品において、前記板状端子にお
    ける前記リード線接続用の折曲部を、前記筐体内
    において前記端子保持板の下方に配されるべき端
    子取付板にはとめにて固着し、該はとめの透孔に
    前記リード線を挿通して前記板状端子と接続する
    とともに、該板状端子を前記端子保持板へ挿着す
    るようにしたことを特徴とする電子部品。
JP1980055884U 1980-04-25 1980-04-25 Expired JPS6133613Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980055884U JPS6133613Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980055884U JPS6133613Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56157716U JPS56157716U (ja) 1981-11-25
JPS6133613Y2 true JPS6133613Y2 (ja) 1986-10-01

Family

ID=29650514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980055884U Expired JPS6133613Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6133613Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6015019B2 (ja) * 2012-02-09 2016-10-26 Fdk株式会社 巻線部品
JP6018763B2 (ja) * 2012-02-21 2016-11-02 Necトーキン株式会社 リアクトル
JP6241710B2 (ja) * 2013-05-22 2017-12-06 Fdk株式会社 実装端子の固定構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918662Y2 (ja) * 1977-01-24 1984-05-30 マルコン電子株式会社 コンデンサ用端子板

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56157716U (ja) 1981-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6133613Y2 (ja)
JPH0750618B2 (ja) 樹脂封止プリント配線基板
JPH0562805B2 (ja)
JPH0142396Y2 (ja)
JPS642377Y2 (ja)
JP2553752Y2 (ja) ノイズフィルタ
JPH0514492Y2 (ja)
JPH0419767Y2 (ja)
JPS6331487Y2 (ja)
JPH0230874Y2 (ja)
JPS5934111Y2 (ja) リ−ドレス電子部品の接続構造
JPS6041744Y2 (ja) リ−ドレス電子部品用回路基板
JPS5821348Y2 (ja) 小型モ−タ−用雑音防止器取付構造
JPH0130785Y2 (ja)
JPH0230823Y2 (ja)
JPS623900Y2 (ja)
JPH0441621Y2 (ja)
JPS6224888Y2 (ja)
JPH0412665Y2 (ja)
JPH0513058Y2 (ja)
JPH054295Y2 (ja)
JPH0654262U (ja) フィルタコネクタ
JPH0132377Y2 (ja)
JPH0545096Y2 (ja)
JPS6330130Y2 (ja)