JPH081327U - 高電圧抵抗パック - Google Patents

高電圧抵抗パック

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Publication number
JPH081327U
JPH081327U JP116396U JP116396U JPH081327U JP H081327 U JPH081327 U JP H081327U JP 116396 U JP116396 U JP 116396U JP 116396 U JP116396 U JP 116396U JP H081327 U JPH081327 U JP H081327U
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JP
Japan
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terminal
high voltage
lead wire
case
post
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Pending
Application number
JP116396U
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English (en)
Inventor
一郎 経沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hokuriku Electric Industry Co Ltd filed Critical Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH081327U publication Critical patent/JPH081327U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード線の取り付け強度が高く、組立作業も
容易な高電圧抵抗パックを提供すること。 【構成】 CRTのフォーカス電圧調整等に用いられ高
電圧がかけられる可変抵抗器を有し、この可変抵抗器が
設けられた回路基板15が収納されたケース1の端面に
後付け端子10を保持する一対の保持部1bを設ける。
一対の保持部1bに後付け端子10が挾持されていると
ともに、この保持部1bを溶融して後付け端子10を固
定する。後付け端子10から突出し係合部11aを有し
た係止突起11を設け、この係止突起11にこの高電圧
抵抗パックに設けられた電子部品2のリード線7が巻き
付けられて成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、CRT(Cathode Ray Tube 陰極線管)のフォーカス電圧調整用 の可変抵抗器を絶縁性のケース内に収容した高電圧抵抗パックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CRTのフォーカス電圧調整用の可変抵抗器が設けられた高電圧抵抗 パックいわゆるフォーカスパックには、コンデンサーもケース内に収容している ものがあり、そのコンデンサーの接地側のリード線が、後付け端子に取り付けら れる場合がある。その接属方法は、後付け端子に、コンデンサーから伸びたリー ド線を巻き付け、ハンダ付けするというものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、コンデンサーから伸びたリード線を後付け端子に巻き 付けてハンダ付けしても、巻き付けた部分にリード線が係合する箇所がないので 、ハンダ付けが十分でないと、外力により端子の長手方向にリード線が移動し易 く、取り付け強度が弱いという欠点があった。
【0004】 この考案は、上記従来の技術に鑑みてなされたもので、リード線の取り付け強 度が高く、組立作業も容易な高電圧抵抗パックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、CRTのフォーカス電圧調整等に用いられ高電圧がかけられる可 変抵抗器を有し、この可変抵抗器が設けられた回路基板が収納されたケースの端 面に後付け端子を保持する一対の保持部を設け、この一対の保持部に後付け端子 が挾持されているとともにこの保持部を溶融して後付け端子を固定した高電圧抵 抗パックであって、後付け端子から突出し係合部を有した係止突起を設け、この 係止突起にこの高電圧抵抗パックに設けられた電子部品のリード線が巻き付けら れてなる高電圧抵抗パックである。
【0006】
【作用】
この考案の高電圧抵抗パックは、ケース端縁の保持部に後付け端子を挾持する とともに、後付け端子の係止突起にリード線を巻き付け、リード線に外力が作用 しても、係合部にリード線の巻き付け部が当たりリード線が移動したり外れたり しないものである。
【0007】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面に基づいて説明する。図1ないし図8は、 この考案の一実施例を示すもので、この実施例の高電圧抵抗パックはCRTのフ ォーカス電圧およびスクリーン電圧を調整するためのいわゆるフォーカスパック であり、ケース1にコンデンサー2および抵抗体基板15が収容されている。抵 抗体基板15には、接地端子3、コンデンサー入力端子4、フォーカスおよびス クリーン電圧出力端子5が突設されている。そして、抵抗体基板15は、フライ バックトランス等のコイルに接続される各端子3〜5が突出している側をケース 1の開口部側にして、ケース1内に収納されている。そして、抵抗体基板1を収 納した状態で、このケース1の開口部には、エポキシ樹脂が流し込まれ、抵抗体 基板15を覆ってケース1の内部を密閉している絶縁樹脂層6が形成されている 。これによって内部の絶縁が確保されるが、抵抗体基板15の内側には樹脂が流 れず、抵抗体基板15の表面の抵抗体には、後述するブラシが摺接可能になって いる。
【0008】 そして、コンデンサー2の一方のリード線7は、ケース1の底部に設けられた リード線係止部8に係止され、端子4の先端部の図示しない透孔に挿通されてハ ンダ付けされている。また他方のリード線7は、ケース1の端縁1aに形成され た保持部1b間に挟まれて取り付けられた後付け端子10の係止突起11に巻き 付けられ、ハンダ付けされている。
【0009】 後付け端子10は、図4ないし図6に示すように、基端部にリード線7用の係 止突起11が形成されている。係止突起11はT字状に形成され、そのT字状の 頭部はリード線7が巻き付けられて抜けないように係合する係合部11aとなっ ている。又この後付け端子10には、係止突起11の突出方向と反対方向に一対 の凸片12が設けられており、この凸片12の側面には、わずかな膨出部13が 形成されている。さらに、後付け端子10の中央部には透孔13が形成されてい る。
【0010】 そして、この後付け端子10は、図7に示すケース1の端縁1aに形成された 係止部である溝部1cに、凸片12が嵌合し、透孔13にケース端縁1aから突 出した溶融突起1dが挿入され、両側部は保持部1bによって保持される。そし て、保持部1b及び溶融突起1dが溶融され、図8に示すように、後付け端子1 0を確実に保持している。
【0011】 また、ケース1にはフォーカス電圧およびスクリーン電圧の各調節つまみ9が 設けられ、調節つまみ9には、抵抗体基板15上の抵抗体に摺接するブラシ16 が取り付けられフォーカスおよびスクリーン電圧の調整を可能にしている。
【0012】 この実施例の高電圧抵抗パックは、コンデンサー2のリード線7を後付け端子 10の係止突起11に巻き付け、ハンダ付けしているので、係止突起11の係合 部11aにリード線7の巻き付け部分が係合して、リード線7が係止突起11か ら抜けたり移動したりすることがないものである。しかも、この巻き付け作業は 、係止突起11が、ケース1の開口部で外方に突出した状態で設けられているの で、作業し易いものである。また、後付け端子10に凸片12を設け、この凸片 12をケース端縁1aの溝部1cに嵌入して係止し、保持固定したので、保持部 1bによる保持と加えて確実に固定される。さらに、凸片12に膨出部13を形 成したので、溝部1cに嵌合した際確実に保持される。
【0013】 なお、この考案の高電圧抵抗パックは、後付け端子にリード線巻き付け用の係 止突起が形成されていれば良く、係止突起の形状も係合部を有していれば良いも のであり、係止手段は問わない。また、後付け端子は、コンデンサーその他の電 子部品のリード線が接続されるものであれば良く、電子部品の種類やリード線の 接続方法は問わない。まあ、フォーカスパック以外の高電圧パックにも利用出来 るものである。
【0014】
【考案の効果】
この考案の高電圧抵抗パックは、ケースの端縁に固定された後付け端子に係止 突起を設け、この係止突起の係合部にリード線を巻き付けるようにしたので、リ ード線の巻き付けが容易且つ確実になり、取り付け強度の高いものにすることが できる。さらに、後付け端子のケースに対する取り付け強度も非常に高く、リー ド線の巻き付け作業もやり易く、信頼性の高いリード線と端子の取り付け構造を 得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の高電圧抵抗パックの一実施例の正面
図である。
【図2】この実施例の高電圧抵抗パックの部分破断右側
面図である。
【図3】この実施例の高電圧抵抗パックの底面図である
【図4】この実施例の後付け端子の平面図である。
【図5】この実施例の後付け端子の正面図である
【図6】この実施例の後付け端子の右側面図である。
【図7】この実施例のケース端縁部を示す斜視図であ
る。
【図8】この実施例の後付け端子の使用状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a ケース端縁 1b 保持部 7 リード線 10 後付け端子 11 係止突起 11a 係合部 11c 溝部(係止部) 12 凸片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧がかけられる可変抵抗器を有し、
    この可変抵抗器が設けられた回路基板が収納されたケー
    スの端面に後付け端子を保持する保持部を設け、この保
    持部に後付け端子が保持されている高電圧抵抗パックに
    おいて、係合部を有した係止突起を上記後付け端子に一
    体的に設け、この係止突起にこの高電圧抵抗パックに設
    けられた電子部品のリード線が巻き付けられて成ること
    を特徴とする高電圧抵抗パック。
JP116396U 1996-02-05 1996-02-05 高電圧抵抗パック Pending JPH081327U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP116396U JPH081327U (ja) 1996-02-05 1996-02-05 高電圧抵抗パック

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JP116396U JPH081327U (ja) 1996-02-05 1996-02-05 高電圧抵抗パック

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JPH081327U true JPH081327U (ja) 1996-08-20

Family

ID=11493781

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JP116396U Pending JPH081327U (ja) 1996-02-05 1996-02-05 高電圧抵抗パック

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